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| このシリーズも三回目になった。第1回「MP嬢の裏事情」、第2回「続・MP嬢の裏事情」では様々な話題に触れた。内容によって、読む人によって、賛否両論だとは思う。もし、ある読者が異論を唱えるとすれば、個人の“遊びの哲学(ポリシー)”、経験、個人の生き方から滲み出てくるある種の人生観、世代(年齢?)、遊んでいる場所、相手にしている娘の職種、商売女に対する考え方、そういうものの違いからだとしか説明できない。特に商売女に対する考えは様々である。自分の遊びに利用するだけの人間だと思っている御仁は、それはそれで正しいとも思う。惚れてしまったゆえ、その娘に関わりあうハメになった御仁は、その娘とどういう時間を過ごしたかで意見が真っ二つに分かれるだろう。筆者はいずれの経験もあるが、精神が腐り果てて薄汚い淫売野郎と心底感じたこともあれば、情にほだされて深入りした娘もいる。我々日本人はタイの夜の商売に生きる人間の実人生を体験することはできないから、永遠に我々の理解の範疇の外にある世界だとも思う。それでも、同じ人間の営みの中で、日本では到底考えられないようなタイの精神に触れたとき、醜悪を超えて、主義主張を超越したような、“人間の真の姿”を垣間見る瞬間もあるにはある。“外道”と言いながら、日本に帰るとすぐに良き社会人、良きサラリーマン、良きパパ、良き夫に変身する偽外道者のお調子の良さに呆れることも多い。外道なぞ、カッコいいもんじゃない。タイ人の真の姿は日本人が安易に考えるようなものではない。商売女も同じであろう。だから、時に、読者のタイに関する(旅行者的発想に満ちた)常識に挑戦するような意見を吐くことも辞さなかった。念頭に置いたのは商売女の裏を描き出すことだったから、時には客にとってどうでもよい、知らなくてもよい(知らないほうがよい?)舞台裏を暴露する話になったかもしれないし、ある投稿者への当てつけに聞こえてくる部分もあるかもしれないが、筆者としては是非書いておきたかった。ある特定の投稿者への中傷を意図したことはないと予めお断りしておくが、もし、読者のどなたかが憤怒を感じることがあったら、どうか、「マイペンライ」とお許しいただきたい。 |
○日本人御用達の店: バンコク市内には多くのMPがあるが、日本人御用達と言って差し支えない店も何軒かある。その中で最も有名なのは、「ナタリー」だろうか。『外道』の投稿者がほとんど口を揃えて言う“日本人好みの娘が多い”ということもあってか、日本人旅行者が滞在中、必ず一度は立ち寄るMPにさえなっている。終日旅行者で溢れていても、在籍している娘の数が多いためか、いつ行ってもまだまだ娘がたくさんいるところも旅行者にはポイントが高い理由である。この店に在籍する娘は非タイ人も多いものの、立地の良さと交通の便利さが相まって、ラチャダー界隈のMPでは日本人にとってNO1の人気店である。(不思議なことに、他店で「元ナタリー嬢」という娘と知り合ったことがないし、あまり耳にもしない。他店に流出しないのにはワケがあるが)が、個人的に言えば筆者は完全にアンチ・ナタリーファンだと白状する。本日1ロープも仕事がなかったという娘が多数いても他店に流れもせず、経営が成り立っている店など他にない。他店ではなかなかそうはいかない。では、なぜこういう経営ができるのかと言えば、タイ人でない娘は、1ロープ仕事した報酬が極端に低いことと関係がある。非タイ人娘はエージェントが安くコキ使えるからで、彼女たちはほとんど人身売買の餌食になって働いているに等しい。また、タイ人のおババの娘は仕事量が少なくても、旅行者が多く訪れるMPではチップが多く貰えるからである。ナタリーの娘は、客が旅行者だと知るとチップを多く貰えるとフンで自ら乞うてくる娘とそうでない娘にはっきり分かれる。『外道』の投稿にもよくあるが、『B200のチップでも丁寧にワイして受け取ってくれた』と日本人が喜ぶのは娘が非タイ人であることに関係する。ミャンマーやラオス国境付近のタイの田舎で、娘がタイに非合法で入国して売春している例がある。かの地で遊べば、通常はB300である。チップはB50もやれば大喜びする。こういう娘がバンコクの「ナタリー」で働くとB2000近い値段がつき、客はB200~B500のチップをやる。外国人の娘はどんな値段の娘であっても1ロープB300以上はもらっていない。残りは全部店の取り分かエージェントが搾取する。色白なので区別がつかないことをよいことに、客に訊かれても“チェンマイ出身”とでも答えるように教育されているだけだ。タイ語は話すのは達者だが読み書きができない。(中にはタイ人並に読み書きできる娘もいるにはいるが)18歳未満の未成年が在籍しているのも確かで、タイで合法とされている年齢(18歳)まで店は待っていない。娘が15、16歳のうちから地方に行って買ってくるのだ。「ナタリー」は日本人から絶大な人気があり、日本人が主な客層なので日本語が達者なコンチアもいるし、日本人御用達の名に恥じないラインアップを揃え、あまりボリもせず、堅実な経営をしている店に思えるが、内実は、値段自体がもうすでにボリボリの店なのである。日本人はチップを派手にやらないことを見越して、B200のチップでも喜んでくれるような娘(つまり、本当はB50でも大喜びする非タイ人)を揃えているだけなのである。ここは数あるMPの中でも治外法権的地位(準日本人専用)にあるから、警察の取り締まりも甘い。何かと法令が厳しいタイでも、外国人が遊ぶところだけは警察も妙に文句をつけないのが当たり前のパッポンと同じで、「ナタリー」も何とか警察の目から逃れている。(外国人娘で溢れている「カトリーヌ」が、派手な警察の手入れによって何度も閉店の憂き身に遭っているのとは対照的である)こういう外国人専用MPにタイ人客が足を運ぶことは滅多にないが、それは、タイ人客はミャンマーやラオス娘にB2000払いたくないからで、本当の相場を知っているからであり、どんな美人の娘であっても、タイ人の金持ち客がそういう娘を愛人にしたいと通うこともないからである。従って、「ナタリー」を訪れてB2000払えるのは無知な外国人しかいないということになる。「ナタリー」から娘が流出しないのは、店ご指定のエージェントが徹底的に管理しているためで、他店ではこういう娘は働かせられないからである。日本から遊びに来る旅行者には恐縮だが、タイ人客で近隣のアジア諸国(タイ人がバカにして格下だと思っている国)の娘と遊ぶ男は金がないか田舎者で、遊び慣れたタイ人客はB2000も払ってそういう娘を抱きたいとは決して思わない。「ナタリー」ではそういう娘を日本人にB2000で提供しているわけである。日本人御用達の店にはそれなりに裏があるというお話だが、『それでも、ナタリーに行きたいですか?』と諸氏に問うてみよう。それでも行くというナタリーファンが多いだろうが、市内中にタケノコのごとくたくさんある「フジレストラン」でしか日本食を食ったことがないタイ人と同じようなものだ。タイ人御用達と言ってもよいあの店の日本料理を旨いと思える日本人は少ないはずである。こう書くと外道諸氏の賛同は決して得られないだろうと承知しているからこの辺でやめておこう。あとは各人ご勝手に。(ラチャダー界隈の外国人専用MPに在籍する年季が入ったおババMP嬢たちは、たとえペッブリーに求職しても報酬がしれていることをよ~く知っている。多くの旅行者が訪れるラチャダーのMPだからこそB2000弱の値札がつくので、本来はB1000でも売れない。また、旅行者の多い店にいる娘は、普通のタイ人客がいかにケチか知っているから、少しでもチップを多く貰えるラチャダー界隈の店で働きたがる。要するに、「ナタリー」はカモの対象を日本人に特化した店であるということである。パラム9にある「カトリーヌ」も同じように非タイ人で溢れている。未成年も多く在籍している。この店は他のエージェントが入り込む隙が全くない。娘は皆、カトリーヌの所属であるためである。エージェントは自分の抱えている娘が働いている店では普通遊ばないから、「カトリーヌ」はMPのコンチアやエージェントなどの“MP業界で働く男たちの御用達NO1の店”になっている。他店のコンチアが自腹を切って遊ぶ店は大抵ここである。業界人が「ナタリー」で遊ばないのは、自分の店の客と会いたくないからである)
○『外道』の常識: 筆者は常々、『外道』の多くの投稿者の“常識”に疑問を抱いてきた。筆者は旅行者でないから、日本人旅行者の“常識”に素直に肯けないことが多い。(そう感じているとすれば、ご自分の損になるのが分からないかな・・・この御仁)という投稿もあれば、(完全に履き違えてるな・・・・この御仁)と思う投稿もある。(知らないうちは、まだいいな)という投稿もあれば、(ハマったらとことんハマるな・・・この御仁)と思う投稿もあるし、(この御仁、たぶん、日本じゃ遊んだことないな)とはっきり分かる御仁もいる。旅行者の間だけで流布している“常識”にあえて異論を呈してみたい。例えば、MPで高い値段のランクのサイライ娘は外見だけで高いので中身(つまりサービス)は悪いという常識があるが、指摘すれば、“娘のサービスを良くさせるコツを怠ってきた旅行者の無知と怠慢”ゆえであると言いたい。また、MPの画一的なサービスに飽きたと嘆く御仁は、客として平凡なマナーを繰り返しているからそうなる。MP嬢がマンネリした画一的なサービスに陥らないように遊んでいないだけである。どんな形態で働く商売女も最終目的は金であることが明白なのに、金が絡むと妙に嫌がる御仁も多い。アマチュアリズム的なおつきあいを望む御仁が、なぜ商売女を相手にして遊ぶのかとツッコミたくなる。そういう御仁は最初から素人とつきあえばよい。(ただし、タイの素人は最終的には商売女よりも高くつくのもいる)素人臭い援助交際娘の方が好きだという御仁は、娘が仕事を忘れて個人的感情を入れてきて、客としては金を払わずにタダでヤレたりするのを密かに期待したり、面白い進展や事件が起こるのを期待しているのだろうが、タイで、素人と玄人の差はほとんどない。それゆえ、普段は堅気の仕事に従事する娘が寝てなんぼ儲かると客を探してウロついたら、その娘は素人ではありえない。特定の店で働いていないだけで立派に玄人である。経済的必要性からそういうことになるので玄人も素人も目的は金であり、出会いではない。『外道』用語になっている“擬似恋愛”というのも意味不明である。玄人を買ってきて、その過ぎ行く時間や発展を楽しみ、素人とデートしている気分に浸るのは男として分からないでもないが、所詮、寝てなんぼの女である。たとえ娘が少し関心を抱いたからと言って、それは娘がその客に慣れたというだけ、好奇心からいろいろ話をしたり聞くだけ、そして商売だからである。バックグラウンドを知らない旅行者の多くが、娘の言動を勘違いしているのではないか。タイの娘は日本人が思っているほど人間が素朴で純愛の心に満ち溢れているわけではない。人間の内面を観察する能力はほとんど欠如していると言ってよいくらいである。彼女たちが育ってきた環境を知るには、旅行者はあまりに経験と知識がなさ過ぎる。商売女に恋愛感情を抱く御仁は女の経験が足りないし、犬と同じように扱う御仁は、商売女を悪い意味で中途半端に知り過ぎている。さらに、日本人的発想で満ち溢れた感覚で気になるのは、“ロリ娘”という用語である。日本の常識では16歳の娘は両親の庇護の元にある未成年だが、タイで16歳の娘はすでに立派な大人である。明治時代以前の日本で20歳の娘はすでに年を食ったおババであるという感覚に近い。従って、タイで16歳の娘をロリ娘などと考えている大人は一人としていない。旦那がいて子供がいても全然おかしくない年齢である。殊更ありがたがるタイ人は皆無である。ありがたがるのは日本人のみ。旅行者が商売女と知り合って勝手に“オキニ”扱いしているのにも笑ってしまう。携帯番号を聞きだして、タイを訪れるたびに電話を入れると会いに来てデートしてくれる相手なのだろうが、正確にはその娘に“オキニ入られている”というべきである。あまり金銭にこだわらなくつきあってくれる娘であっても、『あたしは日本人のギックがいる』と外国人を手玉にとっている気分になりたいだけである。商売女にとって勲章みたいなものだ。男に会いたいと思わせ寝ればいくらか金にもなるのだから、完全に娘の勝ちである。主導権を握っていると勘違いしているのは男の方なのだ。男が期待するほど娘はおつきあいにこだわっているわけではない。あなたがタイにいない時間のほうが長いのだから。日本の国内で風俗遊びをすることを考えたら、B1500(日本円で4千円程度)で女を一晩中貸し切ってヤレるのだから確かに安い。B5000であっても日本円で1万4000円弱(日本の風俗だったら、安ソープでしか遊べない金額である)にすぎない。が、B1500で客と寝ている娘が自分で男遊びに行くと、チップだけでB5000もやる。日本のクラブに遊びに行ってチップだけで1万円やる御仁は限られてくるが、その程度の商売女でもこういう感覚で遊ぶ。日本だったらチップだけで3~4万円やるのと同じである。『外道』の投稿者で、日本のキャバクラに遊びに行き、会計の他にチップだけで娘に3万円やる御仁がいるだろうか。バーツで考えると、1万バーツ強である。娘にやるチップはB200と決め込んでいる御仁に、この感覚は理解できないにちがいない。旅行者の常識で計れないエピソードであろう。恰好なことに、日本人旅行者の中にはご自分よりも使える金がある商売女に対して、「身分相応というのを知らないんだよね」という御仁さえいることである。遊びに行く客より金がある商売女というのも時にはいるのだ。『あんた、B500もチップをくれたらサイフがカラになっちゃうでしょ?』と娘が同情するような旅行者がいるのだ、これも。金持ちのパトロンに貢がせて、月々に10万バーツ貰っている娘は実際にいる。勿論、彼女たちは所得税など払っていないから、丸々10万バーツ遊びに使える金である。日本のサラリーマンで月に30万円遊びに使える御仁はかなり限られてくる。尤も、こういう商売女が相手にする外国人は、かなりの金持ちだけだが。「美人度(=値段の高さ?)とサービスの質は反比例する」と思い込んでいる御仁も多い。フツーに遊んでいる限りでは確かにそうかもしれないが、筆者は例外を数多く知っている。そう決めてかからなくてもよいのではないか。(簡単に言えば、金と時間次第である。時間というのは長期戦になるということで、短期決戦する旅行者にはちと辛い)「摺れていない娘がいい」と誰もが言うが、素人娘はこの商売に足を踏み入れた瞬間から一週間も経たないうちに摺れ始めるものだ。摺れるか摺れないか、娘の持って生まれた気質にもよるし、商売女としてどれだけ浮き沈みの多い経験を舐めて来たかにもよる。素人時代(?)にだってさんざん男を食いちぎってきているのだから、素人・玄人に関係なく、女というのは男と知り合うごとに摺れていく。良い意味で摺れている娘もいれば、悪く摺れた娘もいるが、見た目に摺れていない娘の実生活が、実は手練手管に長けていて、呆れかえるほどのゲス女だという例を筆者は数多く見てきた。旅行者は、タイ娘の人生の歩みを知らないだけである。『外道』では、“最も安上がりで最大の快楽を得ることが外道者の王道である”といったような空気が支配的だが、これに真っ向から対立するような娘の本音をご披露して締めくくろう。商売女によれば「要求の多い客ほどチップが少ない」のだそうである。何となく頷ける。結局、ご自分の懐に応じて各自のこだわりを満足させるように楽しみ、たとえ他人にどんなに金のムダだと思われようと金を使って得られた成果を自分で納得できれば、女遊びとして十分ではないだろうか。筆者は最近そう考えている。
○旅行者の諸氏へ: 「タイに何十回通っていても、旅行者は所詮、旅行者に過ぎない」と知ろう。『外道』の投稿の多くは旅行者からだと思うが、たった一回限りの来店で、「タイでよく遊んでいるオレがせっかく行ってやったのに、大したことはない」というような投稿を見かけることがある。裏事情に精通しているならよいが、自己解釈や旅行者的発想(しばしば勘違いと無知)だけで結論づけるのは、ちと、早合点であるまいか。他諸氏にとってアテにならない情報を含んでいる場合もあり、慎重に裏をとらないといけないぞという気分になってくる。一年に数回だけタイに遊びに来る旅行者は、どこで遊ぼうが常連ではあり得ない。滞在している期間だけ毎日大金を使って上客扱いされても、一年中通してずっとやっているタイ人金持ちや常連には到底敵わない。「ここは旅行者でも安心して遊べる」というような情報のほうが親近感が持て、直接役に立つ。以前、『外道』に掲載されていた投稿の中で(既に投稿自体が古くて削除されてしまった)、『金がない男は、ここで遊べないだろう』という趣旨の投稿があった。こういう投稿もほとんど役に立たない。「フランスに行ってミシュランガイドに載ってる三ツ星レストランで飯を食ってきたが、大したことなかった」というのと同じで、知ったかぶりゆえの「裸の王様」的虚栄だという気がしてくる。逆に、まともなタイ人ですら引っかけないようなゲス女に執心して、「忘れられない思い出をくれた!」という御仁の投稿も、正直言って呆れる。哀れで苦笑すらできない。非日常的体験だからこそ、常軌を逸脱した女に夢中になるのだと言いたくなる。帰国して正道者に戻るのが億劫で、現実に耐え切れず、逃避したいゆえの悪い夢、勘違いだという気がする。タイにハマる『外道』諸氏の中には、自己の矛盾に気がつかず、タイに安住の地を見出したというような御仁もいると思うが、それは単にタイ人がいい加減ゆえ、他人の自己矛盾を追及せず、勝手にさせてくれるからで、自己を否定されないから居心地が良いのである。旅行者ゆえ、異邦人扱いされ相手にされていないのを、オレの存在を認めてくれたみたいに考えるのは非常に危険である。いったんタイに住み着くや甘い夢は現実の中に投げ込まれ、ご自分の無知ゆえの勘違いだということを痛切に思い知ることになるだろう。旅行者でいられることの無責任、「旅の恥は掻き捨て」的非常識、どこに住んでも通用しない。前文にも書いたが、外道なぞ、カッコいいものでは決してない。遊ぶときは“遊びのルール”があるが、そのルールは遊ぶときだけ通用するのである。このサイトの主催者である外道紘氏に憧れている御仁も多いと思うが、外道紘氏、面識がなく個人的には存じ上げないが、メールをいただいたりすると、それはそれは常識のある人物である。常識を知り、かつ、遊びを知っている御仁とみた。他の諸氏も大いに見習うべし。単なる非常識な人間は、ここタイでも生きてはいけないと知ろう。旅行者は、トラブルに遇ったときに国民気質がモロに出る。問題に直面した時、治外法権的発想しか浮かばない日本人の何と多いことよ・・・旅行者はいつまでたっても旅行者であって、タイを根本で理解していない。タイの男のマネ事をして遊んで、(オレもタイ人になってきたなあ)とご満悦しているような投稿をする御仁、何か履き違えしていると自省したほうがよろしい。いったい、いつから『外道』は、『オレはいかに安くあげ飛びっきりエロい体験ができたか』という自慢話に花を咲かせる場になってしまったか?というのが本音なのだが、開設当時、新鮮な情報に溢れていた頃の『外道』が懐かしく思える。現在、これまたどうしてか、大半の諸氏の投稿は外道紘風(?)の文体で書かれてあり、(ひょっとして、外道紘氏が別名で書いているのではないか?)と思うような投稿で溢れている。これに飽き飽きしているのは、他ならぬ外道紘氏本人ではないかと密かに疑っているのだが、マンネリを打破するのは、読者の新鮮な視点に立った投稿以外にない。『外道』ファンの一人としてそういう読者の投稿を切に待ち望んでいる。タイ在住の駐在員でも、守備範囲が狭い御仁も多い。第一、駐在員は『外道』になぞ投稿しないだろう。いちいち投稿していたらかったるい。また、駐在員は旅行者ほど遊ぶ時間がないから、旅行者の方がよっぽど詳しい。(自分で商売をしている男ではない)現地駐在員は、仕事以外のことではタイに関して(特に女遊び)無知な御仁もいる。そんなことに頭を使う余裕がないのだ。後になってから後悔する駐在員もいるはずである。タイにいたのにあまり遊ばなかったと。現地駐在員の中にはタイ語がペラペラという御仁もいるが、丸っきりダメというのも多い。女を口説けるほどタイ語がしゃべれないのだ。タイ語をしゃべることを生理的に嫌悪している御仁すらいる。まあ、女遊びに興味がない御仁は『外道』とは無縁の御仁だろうから心配する必要はない。が、商売女の一人や二人、扱いに困るような御仁に、仕事ができるはずがないとも思う。タイを相手にして商売してるんじゃないかと言いたくなる。風俗遊びに精通する必要はないかもしれないが、タイ人の物の考え方を学ぶ機会でもある。横の勉強をしておいて決して損にはならない。タイに興味がある人で、カオ・パンサーとオーグ・パンサーの意味を知らない人は少ないと思うが、知らなければ、この日はタイ全土で酒の販売が禁止されるから、店に行ってもスーパーに行っても酒が手に入らない。(外国人相手の特別風俗地域であまりお咎めがないところは関係ないが・・・もっと言えば、通常の酒の販売時間の終了である夜12時を超えても、遊び場の店以外で酒を売っているところはある。地元の人が利用するだけあって、外国人が知らないところだが)また、これも知らない人はいないと思うが、仏教に関連した祝日などは風俗は休業日であり、行っても店が閉まっている(風俗特別地区は別)。ところが必ずしも知っているとは限らないことは、娘が「シーロムのワット・ケーに行ってきた」と話せば、(ふふん、この娘、パトロンか恋人を探してるな・・・ということは、そういう男と別れたか別れそうなのだ=口説いて損はないぞ)と推測ができる。シーロムにあるワット・ケーはガイドブックにも載っているほど有名であるが、商売女に絶大な人気のある寺だということは書かれていない。市内どこに行っても手相を見て、将来のことを色々と話して聞かせてくれる占い師というのがいるが、ワット・ケー(というよりも、ワット・ケーの外で商売している占い師)は商売女がこれからどういう男と知り合うか(カモ男、上客、パトロンなど)を占う有名な場所なのだ。当たると有名なので一流の商売女は誰でも知っている。旅行者は娘がワット・ケーに何しに行ったか知らないから会話をやり過ごしてしまう。また、パラム4にあるワット・ファランポーンが24時間営業(?)していてタンブンできるワットだと知っていれば、娘が夜中に「タンブンしたいなあ・・・」と漏らしたら、外で会える口実になる。娘が首にタクット(ケースに収められた木の破片で、魔除けのお守りみたいなものである)をかけているのを見たら、「最近、幽霊にでも会ったか?」と会話が弾むきっかけになるが、全く知らない御仁は何であるかも分からない。『外道』を読んでいるだけでは、どこどこの店は云々という情報しか得られないだろう。女情報ではない一般常識も、時には遊びに使える情報になるのだ。こういうことは数年間滞在している駐在員すら知らない御仁がいる。スクムビット界隈しか知らない御仁、どこに日本食レストランがあるかしか知らないようでは、女遊びにも支障を来たす。『外道』だけでは学べない情報というのも時には大いに必要になる。旅行ガイドブックに書かれてあることしか知らないようではタイ通とは言えないし、タイ人とおつきあいするための常識がなければ、商売女とのおつきあいもチグハグになる。知らなければ損したり困ったり、騙されたりすることも出てくるだろう。何事も経験である。(“修行”とは書かない。修行と書く御仁が多いが、それは相手がプロの場合である。昨今の商売女はプロ意識が低く半ば素人だから、客にとって修行にはなりえない。その娘にとって商売女の修行だと言ったほうがより現実に近い、と思う)タイの有名歌手で日本でもコンサートを開いたことがある「タタヤン」という歌手がいる。この実父の話でもして締めくくろう。この初老の御仁、来タイ40年近くなる外国人であるが、有名歌手である娘のために会社を設立、自ら社長になり生計を得ているが、パッポン近くのコンドーに住んでいて、仕事が終わると毎朝5時近くまでパッポンのゴーゴーバーに繰り出す。エロ爺と有名で、この男を知らないバーガールはいないというくらいパッポンのVIPである。パッポンあたりで働いている娘でタタヤン爺と寝たことがない娘は皆無に近い。長年通っているから、給仕の娘などにも手を出しているし、引退した(?)娘にも顔が広い。来タイ40年近くになるのにこれを毎日だから呆れる。本当にパッポン以外は知らないのか、娘の仕事で海外や地方に出張しているとき以外は、毎晩飲んだくれている。パッポンのバーガールの父(てて)と呼ばれるに相応しい。飯が食えなかったり、金がなくなったバーガールはタタヤン爺に頼み込んで抱かれるというのが通例で、タタヤンの実の母親(つまり自分の妻)が数年前に亡くなったあとは、さらにのめり込んでいるという話である。パッポンのバーで初老のみすぼらしいヨレヨレの白人男が飲んだくれていたら、タタヤン爺だと疑ってよい。夜な夜な繰り出しているから、パッポンのバーで働く従業員で知らぬ者はいない。その姿は哀れで、決してああなりたくないものだと思わせる風情を漂わせ、醜悪の一言に尽きる。(彼は元々ベトナム戦争に従軍してタイに在住していた軍人である。タタヤンの実母も商売女であったことは明らかで、世界的に著名なプロゴルファーであるタイガーウッズの両親も、ほぼ、似たような境遇である)もう一人、社名を出せばタイ社会では有名なある台湾系企業の会長、この御仁は毎晩のようにカフェーに繰り出す。女と寝ることはすでに数年前から不可能になっており(つまり性的不能)、カフェーのナクローン相手に毎晩酒を飲みに来てそのうちテーブルで寝込んでしまうので有名で、彼が目を覚まして起きるまでコンチア、給仕、ナクローンは誰も近づかない。この人物もナクローンの父(てて)と呼ばれている。いったい何が楽しいのか、ナクローンに乞われるままにマライ(チップ)を贈り、誰一人として抱かず、相手にされず、閉店間際に独りで帰宅する。哀れである。そのうちタタヤン爺はパッポン界隈で倒れ、お陀仏状態で発見されるのがオチとみた。台湾の会長爺も、きっとカフェーのテーブルでポックリと落命するのが成れの果てであろうか。この御仁たち、外道中の外道を歩んできた末路の哀れさ、ひとしおである。外道者を自認する諸氏、外国で客死したり道端でのたれ死にする以上に己の末路として相応しいものがあろうかと覚悟できる御仁のみが、真の外道者であることをお忘れなきよう。家族に看取られながら自宅や病院で大往生したいものだと望んでいる御仁には、外道者の資格は初めからないのである。 |
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日本から『証言記録 兵士達の戦争 Vol1-6』を送ってもらった。
半年に一度のDVD便だ。
2次大戦は負け戦だったので、大抵はひどい話ばかりで、当時の精鋭兵士も今はすっかりよれよれの年寄りとなっており、基本は年寄りの泣き言集になっている。その中で印象的だったのが大陸打通作戦。南方から船で物資を運ぶと途中で沈められるので、中国大陸を通って陸送するためのルートを開く、と言うことだったが当時すでに退勢だった日本軍は進軍に使う鉄道も自動車もなく、すべて徒歩で踏破。途中でご飯猫ババや戦闘しながら進軍という素人目にも無茶な作戦で、旧軍お得意の敵よりも味方により多く殺される結果になったようだった。『グワーすげえな!こんなに歩いたのか』と印象に残った。番組では南中国まで踏破した時点で終わっていたが、実際に一部は終戦時までにマレー半島まで達して総踏破距離1万5千キロ!!
マジですか?歩きですよ??ドMですか???
その大陸打通作戦に参加した37師団が終戦を迎え、武装解除されたのがタイのナコンナヨクだった。知らないだろうけどバンコクの隣で、人口だけはあるけど他は何もないという埼玉みたいな県だ。当然、誰も埼玉なんかに遊びに行かない。天国には遠すぎ、バンコクに近すぎた不幸だ。その何もないナコンナヨクに37師団の石碑があると聞いて行ってみることにした。
かつて副都心計画があったランシットまでは、程度の差こそあれ都会でビルが建ち並ぶ。ランシットの立体交差をなんだかグルグル回されて右折するとナコンナヨクに向かう国道305号線だ。運河沿いにダルイ直線道路。まだ首都圏で渋滞もある。先に工業団地でもあるのか大型車両も多く栄えているのか殺伐としているのかわからない。
小一時間も進むとようやくあたりの風景は典型的なシャム平原の農村になった。日本の農村風景ではない。規模がでかすぎるのだ。しかもまったく平らで起伏一つない。こうした風景を見るたびに、タイの豊かさを実感する。同じ農業でも意味が違いすぎる。タイ人の持つ、そして日本人が決して持ち得ない心の余裕の源泉だ。
タルーーーンとした気分に浸っているとすぐにナコンナヨクに着いた。ランシットから1時間くらいかな。ナコンナヨクの街と言ってもそこはただの交差点にいくらかの役所と商店が集まっただけの集落。なるほど・・・ナコンナヨクのニュースを聞くことがないわけだ。信号2個過ぎるとナコンナヨクの街は後方に遠ざかった。国道305号線はいつの間にかに3049号線へと変わっていた。4桁道路になると急にすべてがショボクなり、風景もノンビリではなくグッタリする田舎になった。大きな国道から離れたところに真の田舎は存在する。日本と同じだな。
37師団の碑があるのは3049号線から脇道にそれて50メートルほど言ったところにあるプラムマニ寺だと言うことはわかっていた。オレのマイナー旅行の味方『タイの変なスポット』(http://maleangpo.blogspot.com/search/label/%E3%83%8A%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%A8%E3%83%83%E3%82%AFNakhon%20Nayok)で調べていた。
だが問題はそれがナコンナヨクの街からどれくらい離れたところに位置するのか、また左折なのか右折なのかサッパリ書いていなかった。まあ行けばわかるだろうとたかをくくり適当に行き過ぎたらそこらの百姓に聞いてみよう。田舎で寺は目印だ。
街から5キロほど過ぎてそろそろ人に尋ねようと思っていたところ、道ばたにでかい寺の広告看板があった。寺の広告、それも野立ての看板・・・みたいなのは日本にあまりないが、タイでは普通。しかし繁盛している寺のみ。繁盛している寺=商業主義的=金に汚い寺とも言えるので『タイの変なスポット』にはいたって普通の寺、とあったので違うかなと思いつつ看板を読む。オレのカタカナ読みタイ語読解では判読困難も・・・奇遇ですな、プラムマニ寺の看板だった。50Mおきに大きな看板が立っている。どうも有名な寺のようだ。看板を道しるべに寺を探す。最初の看板から1キロほどの所にプラムマニ寺はあった。門前道は人や車でごった返し、交通整理の兄ちゃんがラウドスピーカーでがなり立てる。一発でわかった。
誰も知らない静かな寺でひっそりと眠る英霊達の碑・・・をイメージしていたのでなんだかガックリ。まあいい。プラムマニ寺は周囲を堀で囲まれた大きな寺でツアーバス用の大きな駐車場まで完備。どうも金の匂いがプンプンする。
境内に入ってすぐその原因がわかった。これは・・・なんという罰当たりな寺であろうか。宝くじの寺だったのだ。参道の両脇にぎっしりと並ぶ宝くじ売り、所々に占い師というか宝くじのあたり番号を予想する予想屋まで開業している。金に弱いタイ人に大人気な訳が分かった。しかしまあ、いくらタイとは言え此処まで現世利益に徹底した寺は珍しい。大にぎわいの人出に比べあまりにも小さい本堂には住職・・・ではない、予想屋総代ともいうべきババアが鎮座ましまし、信者・・・と言うか金の亡者どもがお布施・・・と言うか見料を払うとデカイ竹筒振って出た竹籤の数字を読み上げ、本堂に詰めかけた人々は赤鉛筆でメモ、中には見料払わずに窓から覗いて聞いている奴までいる。本堂は熱気でむせかえり、予想屋総代のババアがいちいち蘊蓄をたれる。『ウン、この数字で去年100万当てたな・・・フッフッフ、今年も来るかなこいつは』などと言うと一気にどよめく観衆。中には急いで籤買うために境内にあるATMに走るババアまでいる。寺とATM・・・皆さん、こんな事があって良いのでしょうか?場外馬券売場とパドックを合わせたような寺だ。
オレはあまりの事にフラフラと本堂を出た。ショックで危うく本題を忘れるところだった。英霊は・・・英霊はどこなのだ?その時宝くじ売りのババアがオレの手を取り『あんた籤買いな!あたり間違いなしだよ!!』と営業を開始。違う、違うんだオバサン。オレは手に取ったプリントアウトの資料を見せ、この日本軍の碑はどこかと尋ねた。ババアは、ケッ!外したぜ、こいつは金にならねえ、と言う態度をあからさまに見せながらも『日本はあっちだよ』と駐車場の方を指さした。なんというギスギスした寺だ。
旧陸軍第37師団の慰霊碑は現世利益とまったく関係ないので駐車場の脇に追いやられ、顧みる人もいない寂しいものだった。一応掃除はしているようだが、場所が場所のためちょうどいいのだろう。半ば廃材置き場と化し、駐車場に使う赤いコーンなどが重ねて置いてある。オレはコーンをどけペンキのカンカラを碑の後ろにどけて線香に火をともした。
『すいません英霊の皆さん、罰当たりなタイ人どもがこんな仕打ちをして。戦友や遺族の皆さんもご高齢でしょっちゅうお参りにはこれないのです。皆さんとしても不本意でしょうが、代わりに外道者のオレが来ました。うるさいところですが、安らかにお眠りください』
オレは手を合わせ、こんな所まで歩いてきた英霊の冥福を祈った。

しかしまあ、人間大抵のことはやればやれるのであって、出来ないと言うのは言い訳に過ぎない、とはわかっていたがこれはあまりなことだ。37師団は日本陸軍最大の作戦、大陸打通作戦に参加し、中国山西省から縦に中国大陸を縦断。その後フランス領インドシナ(ベトナム・ラオス・カンボジア)を経てタイのナコンナヨクに至り、この地で終戦を迎えた。その距離1万4百余キロ・・・歩いてですよ・・・昔の日本人は我慢強かった。好きでやったわけじゃないだろうけど。
途中で倒れた将兵7930柱が此処に眠る。やっぱり根性だけでやって良いことではなかったようだ。また当然碑には書いていないが、途中で相当ひどいこともしたようで、途上の住民にとっては人災&怨恨の対象でもあったようだ。色々に悲しい時代だったんですね。
プランマニー寺はカオヤイ国立公園の麓にある。カオヤイはタイの軽井沢とも言うべき避暑地でタイ人には大人気。寺の先10キロほど行った。ダム湖まで行った。川下りボートやキャンプ場などタイ人の行楽の地だった。洒落たリゾートホテルなども建ち並ぶ。綺麗な所だが、旧軍の皆さんは景色を楽しむ余裕はなかっただろう。残酷な時の変化に、なんだか心に空白を感じだ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC37%E5%B8%AB%E5%9B%A3_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D)
第37師団(だいさんじゅうななしだん)は、大日本帝国陸軍の師団、盧溝橋事件後華北から華中・華南へと戦線が拡大し日中戦争が泥沼化するなかで、占領地の警備や治安維持を目的として、1939年(昭和14年)2月7日に新設された三単位編制の治安師団の一つである[1]。 大陸打通作戦で北京からバンコクまで踏破し、日本一歩いた軍隊と言われている[2]。
沿革
編成後ただちに中国戦線に投入、華北の第1軍戦闘序列に編入され八路軍の活動に対抗するため山西省晋南の警備に当たると同時に、ほかの治安師団と同様に1939年(昭和14年)夏以降に行われたさまざまな治安作戦に参加する。
太平洋戦争開戦後も第1軍隷下にあり山西省に駐屯していたが、1944年(昭和19年)3月31日に第12軍戦闘序列に編入され大陸打通作戦に参戦、4月17日に戦闘が始まった第一段の京漢作戦においては4月23日河南省密県、4月30日には許昌を占領する。続いて同年7月17日には第11軍戦闘序列に編入、第二段の湘桂作戦において9月29日に湖南省宝慶を占領、11月24日広西省南寧に至り、12月10日には綏禄にて仏印方面から北上してきた第21師団の部隊と連絡し大陸打通を達成、12月19日印度支那駐屯軍戦闘序列に編入される。印度支那駐屯軍(同年12月20日第38軍に改称)隷下タイ王国のナコーンナーヨック県バーンナー近郊に駐屯して対イギリス戦に備えていたが、当地で終戦を迎え1946年(昭和21年)に復員した[3]。
1.^ 同じく1939年(昭和14年)2月7日に第32・第33・第34・第35・第36師団が、同年6月30日には第38・第39・第40・第41師団が新設された。
2.^ 隷下の歩兵第227連隊の中隊長として大陸打通作戦に参戦し、中国大陸から仏印・英領マレーを転戦、マレーで終戦を迎えた太田武男大尉の著書に『歴戦1万5000キロ―大陸縦断一号作戦従軍記』がある。
3.^ 戦後、ナコーンナーヨック県の駐屯地は、タイ王国陸軍のジュラジョームクラオ士官候補生学校に転用された。また、ナコーンナーヨック県のプランマニー寺に慰霊碑奉賛会が納めた石碑がある。
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加藤は闘った。お前はどうだ?
俺は、加藤智弘氏が嫌いではない。あの爆発的なエネルギーには、感嘆するしかない。
彼のエネルギーを作り出したであろう、今の日本社会の病理については、もはや何も言うまい。腐ってやがる。希望がない国さ。
加藤の絶望は、有り余るエネルギーを、今の日本社会では全く活かせないことにあったのではないかと俺は感じている。
世の中の成功者は、ものすごい精神的なエネルギーを持ってる。凡人がコップ1杯だとしたら、成功者はドラム缶クラスだ。
加藤の不幸は、凡人では持ち合わせてはいけない、ドラム缶クラスの精神的エネルギーを持ってしまっていたことだ。
日本は生き辛い。自殺者毎年3万人。12年連続。孤独死も年間3万2千人という。
人間と人間とが切り離されたシステムが日本社会。飼い殺しさ、この社会は。奇妙な戒律に支配された国。
俺も、加藤と同じくどうしてもこの国のシステムから逃れられる人間になりたい。
加藤は、闘ったよ。間違いなく。その辺のクズなネットウヨクやニートたちと違って。エネルギーを爆発させて、底辺から奪い続ける社会に対して戦った。確かに7人死んだ。だが、お前のおかげで日雇い派遣法が改正され、多くの命を救ったんだ。マスコミは、この事実を糊塗するが、俺は忘れちゃいない。
常に、「権力に対する戦いは、記憶の忘却に対する戦いである」
俺も、本当に日本社会に嫌気がさしている。タイに行くやつ、フィリピンに行くやつみんなそうさ。俺は同類だから分かるんだ。
俺は、加藤ほどのエネルギーは持っていないが、その俺のエネルギーを会社の成功、そして日本脱出にかけたいと思う。
加藤は、たぶん死刑になるだろう。死刑が廃止されても、終身刑は避けられない。
ただ、お前のエネルギーの凄さは忘れないよ。ある意味では、お前の分まで生きてやるよ。
お前が事件を起こす前に知り合いたかったな。あの世で会おう。その貧弱な体で、海兵隊を超える戦闘をしたお前のエネルギーの秘密をその時、聴かせてくれよな! チャットじゃなくて、お前の口でよ!
お前は、誰も友達はいないといったけど、あの世では俺がいるから安心しろよ! じゃあな!! |
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| このシリーズも三回目になった。第1回「MP嬢の裏事情」、第2回「続・MP嬢の裏事情」では様々な話題に触れた。内容によって、読む人によって、賛否両論だとは思う。もし、ある読者が異論を唱えるとすれば、個人の“遊びの哲学(ポリシー)”、経験、個人の生き方から滲み出てくるある種の人生観、世代(年齢?)、遊んでいる場所、相手にしている娘の職種、商売女に対する考え方、そういうものの違いからだとしか説明できない。特に商売女に対する考えは様々である。自分の遊びに利用するだけの人間だと思っている御仁は、それはそれで正しいとも思う。惚れてしまったゆえ、その娘に関わりあうハメになった御仁は、その娘とどういう時間を過ごしたかで意見が真っ二つに分かれるだろう。筆者はいずれの経験もあるが、精神が腐り果てて薄汚い淫売野郎と心底感じたこともあれば、情にほだされて深入りした娘もいる。我々日本人はタイの夜の商売に生きる人間の実人生を体験することはできないから、永遠に我々の理解の範疇の外にある世界だとも思う。それでも、同じ人間の営みの中で、日本では到底考えられないようなタイの精神に触れたとき、醜悪を超えて、主義主張を超越したような、“人間の真の姿”を垣間見る瞬間もあるにはある。“外道”と言いながら、日本に帰るとすぐに良き社会人、良きサラリーマン、良きパパ、良き夫に変身する偽外道者のお調子の良さに呆れることも多い。外道なぞ、カッコいいもんじゃない。タイ人の真の姿は日本人が安易に考えるようなものではない。商売女も同じであろう。だから、時に、読者のタイに関する(旅行者的発想に満ちた)常識に挑戦するような意見を吐くことも辞さなかった。念頭に置いたのは商売女の裏を描き出すことだったから、時には客にとってどうでもよい、知らなくてもよい(知らないほうがよい?)舞台裏を暴露する話になったかもしれないし、ある投稿者への当てつけに聞こえてくる部分もあるかもしれないが、筆者としては是非書いておきたかった。ある特定の投稿者への中傷を意図したことはないと予めお断りしておくが、もし、読者のどなたかが憤怒を感じることがあったら、どうか、「マイペンライ」とお許しいただきたい。 |
○客ウォッチング: MPに遊びに行くと、時には訪れてくる客を眺めているほうが興味深いと思うことが多々ある。この客はこの店にどこまで精通しているか、娘とどういうおつきあいを求めているか、コンチアとの交渉はどうやっているか、etc。直接会話を聞くことはできないにしても、ウォッチングしていると、表情や態度から、この客はこの店とどの程度までおつきあいしているか、何となく分かるようになる。こういう事例を眺めているだけで大いに勉強にもなる。自分の遊びの肥やしになるからだ。だから、コンチアに娘のことよりも客の情報を訊くことも多い。自分の今夜のお相手をしてくれる娘の情報を聞き出すことが大半の客だと思うが、ある店に精通すると、マネージャーやコンチアなどと別の話題に興じるようになることもある。某MPにて、背広姿の日本人サラリーマンが数人、どやどやと店に入ってきた。コンチアがあれやこれや(英語で?)説明を始める。うんうんと頷き、ひとまず全員テーブルに座る。が、好みの娘が見つからなかったのだろう、5分も経たないうちに諦め顔になって、そそくさと店を後にする。コンチアも格別、気にもしない。あの客は二度とこの店には来ないだろうなと思いつつ、内心(この店は美人が多いと聞きつけてやって来たのだろうが、あんなことではよい娘に当たるはずがない・・・)と気の毒になってしまう。タイ語がしゃべれないこともネックになっているのだが、いったいこの店は何時頃に娘が最も集まっているか?、曜日は?、また、あとどのくらいしたらイイ娘が仕事が終わって降りてくるか?、今日、店に出勤している娘はどういう感じか?、などなど、コンチアに訊くことすらしない。雛壇やソファーに座っている娘だけでその店を判断するのは、ちと早合点ではないだろうか。その店は、メンバーになるかコンチアに知己がないと決して上玉の娘にめぐり逢えない店であるということを全く知らない故の早合点である。たまたま出かけて行ってイイ娘がいないのは、どこの店でも起こりうることだ。実はその店、上玉の娘になればなるほどメンバーの予約で埋まり、金持ちのご贔屓がいればいるほど娘を時間買いして独り占めしているので、一見客は上玉娘にお目にもかかれないだけかもしれない。高級な店になればなるほど、どうでもよい一見客に上玉は宛がわない。メンバーやご贔屓の金持ち客からクレームがついて来店してもらえなくなると差し支えあるからである。ケチな一見の日本人旅行者などに娘を紹介したところで、コンチアが貰えるチップもしれている。(これを見越して一見の客から金をむしるために、コンチアは適当な客からボルのだ。ボラれた金は店にも娘にも入らない。コンチアとキャッシャーが独り占めする。この裏をご存知だろうか?)だから、MPで遊ぶというのは、落とす金と“おつきあい”が物を言う。コネというのはどこの世界でも通用するが、タイの夜の商売に通じていないお客はどの店でもうまい汁は吸えないと知ろう。当たり外れが少なく、タイ人客の比率が低く、ほとんど旅行者のみに依存していて商売になる店、知名度と立地だけで売っている店は、逆にコネで融通してくれる余裕がなく隠し玉がいない店である。要するに自信がない店である。ご自分のサイズがなかったらもう売り切れましたと済ませるデパートのバーゲンセールに似ている。だから、いつ行ってもイイ娘に当たるなんていう店は、実は客のレベルが低い(つまり、そこそこの娘で満足できる)故の勘違いの投稿かもしれないと疑ってかかる必要もある。(実際、知人ご推薦のMPに足を運んでみたら、こいつ、こんなレベルですげえ美人だとぬかしているので驚いたことがある。知らない故のことだから苦笑して帰ってきたが、三流の料理しか食ったことがない御仁に、『ここは旨い!』と御推薦されて出かけても、出されたまずい料理に辟易するのと同じである)商売女を知れば知るほど本当にイイ女なんていうのは稀にしか出くわさないが、このイイ女の定義というのが人によって百人百様だから、厄介だ。旅行者の投稿の中で「オキニ」という言葉もよく目にする。裏を返せば、それは娘に気に入られているカモ客なのであって、ご自分が主導権を握っていると勘違いしないほうがよい。客は永遠に客なのであって、娘が何らかの理由で“利用価値ある男”と考えている、他大勢の客の一人に過ぎない。“おキニ入られている”と考えたほうがよさそうである。どうせ娘には他に男が複数いるのだからあなたは男の二号(三号?)なのだ。投稿の中で、“日本人好みの”と書く御仁も後を絶たない。いったい日本人の好みというのはどういうものかと読むたびにツッコミを入れたくなる。個人的な話で恐縮だが、以前、日本で勤務していた会社の元同僚がバンコクに遊びに来ることになり、連絡をもらい、お供することになったことがあった。若い頃韓国フリークで、日本にあるフィリピンパブにもよく通い、クラブ嬢やソープ嬢とつきあい、ひと通り風俗に精通していた。タイで遊ぶのは初めてだったので、こちらも初心者向けの無難な“旅行者専用特別地区”に連日連れて行った。私も最初はいわゆる“日本人好み”の娘を宛がおうと仕向けていたが、どうも彼は満足しない。どうしたものかと投げやりになっていたある晩、彼は独りでタニヤの隣にあるパッポンにでも行ったのか、嬉しそうな声で『極上の女を見つけたよ!』と連絡をもらった。一緒に飯を食うことになり、会った。当然その娘を同伴させていた。見た瞬間、私は即座に理解できた。彼の中で“タイの女”というのは、ポリネシア系の顔の女を指していたのだ。道理で満足しないはずである。『パッポンがバンコクで最も有名なのが分かったよ・・・一番美人が多いじゃないか!ははは!!』満足そうな彼の声に、私は偽りの相槌を打ちながら、その貧相で老けた(私はB300でさえ買う気になれそうにない)娘に呆れていた。彼はその娘をかなり気に入ったらしく、滞在の残りの全夜同じ娘を買っていた。さらに呆れたことに、毎晩オールナイトで貸切ることを交渉したのだろう、毎朝日本円で2万円やっていた。私自身の金じゃないからどうでもよかった。現地ガイド(?)としては失格かもしれないが、彼はとてつもなく満足して日本に帰国していった。多少金に余裕がある人だから、あまりボラれた、損をしたという気にもならなかったようである。私は反省と共に懲りた。金輪際、友人のガイドはご免だ。独りで遊びに来て、勝手にどこでも独りで行って欲しいと心から願う。『外道』サイトもあるわけだし。(とはいえ、タイ在住だからガイド役を当て込んで連絡してきて遊びにくる友人が後を絶たない。ご勘弁!)男によって“遊びの哲学”も“女の好み”も違うから、他人の情報というのは自分に当てはまるか分からない。アテにならない投稿もたくさんある(と、思う)。だからこそ、『外道』の投稿を全面的に信じるよりも、G何とかという雑誌に頼り切るよりも、ご自分の勘と経験で情報収集したほうがよい。特に後者の雑誌は製作するにあたって宣伝費をアテにして店を紹介しているから全く信用が置けない。取材費を出してもらって店を訪れる奴の情報なんて、どんなものか?・・・ご自分の金で遊んでみろと言いたくなる。『外道』の投稿は時に投稿する御仁の理解不足ゆえの情報があるにしても、ご自分の金で遊んでいる読者の声だから、どうであっても事実により近いだろうと思う。『外道』が多くの支持を得るのは網羅している内容量もさることながら、ご自分にとって一銭の儲けにもならない読者からの声で成り立っているからだと信じたい。(あえて苦言を呈するとすれば、間違った情報がそのまま訂正されずに掲載されている情報があることと、誰かが訂正するまでは、誰もそれが間違っていることに気がつかないということくらいだろうか。何となくそう思われる程度の情報は、鵜呑みにできない。働いている娘や従業員に聞いたから確かだというのも眉唾である。下っ端で働くただの駒に過ぎない従業員や娘などは、ご自分が手にする金しか気にしていないからである。水商売の人間たちが他人に聞かせる話というのは、誇張・水増しが当たり前だから、ほとんど信用が置けない。プライドばかり高いので、みみっちい話はしないのである。ご自分にとって都合が悪い話も割愛する。従って、ほとんどウソか作り話ということもありうる。客観的な情報でないことも多い)
○娘探し: MPのお仕事のひとつに、娘探しがある。自ら店を訪れて求職してくる娘を待っていても、いつになるか分からない。客も、店にいつ行っても同じラインアップでは飽きる。同種の他店から移籍してくる場合も勿論あるが、客の方もいろいろな店に顔を出して遊んでいるから、(あの娘、別の店で見かけたことがある)という具合になる。娘も同じ店で1~2年働いていると飽きてきたり、客とトラぶったり、問題が起きる。友だちと一緒に他の店に求職したりする。売れていない(または、滅多に仕事に来ないような)娘だったら店も格別困りもしないが、客の予約で埋まっている売れっ子だったら困る。マネージャーやコンチアに苦情が入ってくると、マネージャーから叱咤激励が飛ぶ。コンチア自身には非がなくてもつまらない思いをすることになる。店のラインアップを一新するには娘探ししかないが、これが一苦労どころか金と時間のかかる大変な仕事なのだ。(どうせ客と寝る仕事・・・そんな娘ならいくらでもいる・・・簡単に探せるではないか?)と考える御仁が多いと思うが、丸っきり大違い。これは専門職と言ってよいくらい、かなりの経験を要する仕事なのだ。あるMPなどは、自分のところに専任のスカウト隊を置いている店もあるくらいである。では、なぜ、MP嬢を探すのが大変であるか具体的に話を進めていこう。遊びに行く客の方は女の心理など考え及ばないから分からないだろうが、まず、一般的タイ娘のMPに対するフツーの感覚は①監禁されて売春を強制されるという恐れ、②雛壇に並ぶということ自体、人目に裸を晒すくらいに恥ずかしいことである、③何か下手をすると、男たちに殴る蹴るの暴行を加えられて自由を奪われるのではないかという恐れ、などである。こういう一般的なイメージは、昔のMPの話で、テレビのドラマや映画からの影響によるが、(昔のMPは、確かにそれが日常茶飯事だった)MPで働くのを怖がる娘の中には、こういう悪印象を抱いて絶対にMPで働かない娘もいるくらいである。身体を売るのは同じだからどこで働いていも所詮は客との肉体交渉があるのだが、大規模なMPに求職することは、同じようなことをやってきた商売女であっても、最初、相当な覚悟が必要らしい。また、MPというところはかなりの美人でないと働けないという先入観があるらしく、「自分は美人じゃないから・・・」と諦めている娘も多い。(逆に、スキンマガジンなどでヌードを披露するモデル、どんな男でもかぶりつきたくなるような“イイ女”はMPなんかでは働かない。もっと金になる手がたくさんあるからである。とはいえ、男に恵まれず、高級MPでたまにアルバイトしている元ヌードモデルも中にはいる。が、こういう娘はパトロンが見つかればすぐにMPからいなくなる)筆者は、MPのマネージャー、コンチア、エージェント、スカウトいずれにも知己が多い関係で、一度ならず、スカウトのお仕事に一緒に同行したことがあるから知っている。簡単に言えば、地方に娘を買いに出かけるのだ。(私のお目当ては、勿論、同行した地方で地元の女と遊ぶことと、スカウトが買ってきた娘をMPに並ぶ前にご賞味することである。この“お仕事”はたまらない。ふふふ・・・同行記は『外道』に投稿の予定)これはエージェントの仕事に属することでもあるが、各地方にも娘探しのプロがいて、ある一定の報酬を得ることを条件に、チームを組んで娘探しに出かけるのだ。この報酬は娘が働いて得る自分の取り分から何パーセントあげると最初に決める。娘探しに同行する最初だけ支払うのではなく、普通は60ロープごとにいくら払うと決める。一日3ロープの仕事をこなすと20日で60ロープになるから、約一ヶ月分の手当てとして地方のエージェントにも金を渡すことになるのだ。娘がMPで仕事をしている間は、逃れられない経費である。こんな苦労をしなくてもすでに商売女はバンコク市内に多数いるが、他種の商売女をMP嬢に転身させるのも意外と容易なことではない。なぜなら、身体を売ることは同じながら、まず上記のような感覚があり、MPは店というよりも組織みたいなものだから、“シンジケートの掟を破ったら?”みたいな世界に身を置きたくないのだ。第二に、店やエージェントにかなり搾取されるということ。(これはどこで働いても同じことであるがMPは搾取する率が大幅に高い)また、エージェントや店に自分の行動を束縛されるんじゃないだろうかと思っていること。実際はほとんど束縛は受けないが、精神的、肉体的に束縛を極端に嫌うタイ人の気質としては耐え難いものがあるようだ。第三に、MPで仕事をこなせばかなりの金になることを知りながらMPでは働きたくない理由は、あまりにも“交渉の回数”が多すぎるということがある。客が少なくて本日1ロープのみという日も多々あるが、通常、MP嬢は1日3ロープから5ロープ仕事をこなす。つまり最低でも三回はセックスするのだ。それも毎日である。男だったら到底不可能な仕事であるが、一日店で5ロープ仕事した上にアパートに帰り、若い恋人に抱かれて6ロープ目(?)をこなすこともあるのだから、セックスに飽きて当然ではある。時間内に2回ヌカせてくれと迫る客を嫌がるのも何となく分からないでもない。2回ヤルんだったら、チップをくれなくちゃというMP嬢が増えるのも当然かもしれない。(私見だが、時間内に2回戦こなすことに意義を見出す御仁を多く散見するが、同じ娘とどうして2回ヤリたいと思うかねえ。一度下りてきて、またもう一人選んで階上に消える手もあるし、河岸を変えてもう1回戦こなしてもいいだろう。どうせそれが女遊びに行く最後の機会でもあるまいが・・・)また、MPで働くと娘に選択権は全くない、つまり、娘が自分で客を選べないという点がある。他種ではNOと拒否できるところ、MP嬢は通常は客に選ばれたら拒否できない。どんな嫌な客でも、初回は拒否権を行使できない。(二回目からは、もしMP嬢がその客の相手をしたくなかったら、すでに他の客が予約済みや何だかんだ理由をこじつけて、コンチアに頼み込み、断る余地はある。娘が客をキャンセルできるのだが、客の力関係によってできない場合もある。まあ、よっぽど悪い客でなければ拒否には遇わないから、旅行者は安心してよい)このように、MPで働く娘を探すということは、かなり困難を伴う仕事なのである。専門のプロがいて不思議ではないが、現在最も簡単で安易な娘探しは、外国人の娘(ミャンマーやラオス)をバンコクに連れてくることであるという。娘一人につき1万円ほど払えば、パスポートと90日の観光ビザの取得は簡単にできる上に、エージェントはタイ娘よりもかなり安くコキ使うことができる。ミャンマーやラオスの娘はタイの北部出身の娘のように肌の色が白いから簡単に見分けがつかず、タイ人客の好みに合致している。「あたし、出身はチェンマイ」と自称している娘の中にはそういう外国人が紛れ込んでおり、タイ国境近辺の地方から出てきた娘は、話すことは勿論、読み書きもできる娘がいる。中にはパスポートなしで密入国している娘も若干いるが、エージェントは偽のタイ人IDカードを持たせて働かせる。偽IDカードを売っているプロがいるのだ。MPに求職する際、娘はIDカードを提出する義務があるが、普通、MPのマネージャーは外国人は厄介だから断る場合が多い。(そこら辺の事情はその店の警察へのコネ次第)が、在籍していないことにして娘に仕事をさせたら、何の問題もなく働ける。(搾取したマージンはマネージャーが独り占めする)外国人の娘の率が非常に高いという店はパラム9にある「カトリーヌ」と「ラデフォンス」(オーナーは同じ人物)で、この二店は数年前に盛んに踏み込まれて懲りたのか、かなりのコネを伝って営業を再開した。現在、雛壇の中のタマダー娘、サイライ娘の多数はタイ人ではない。ラチャダーにある「ナタリー」、ラパオの「V2」も外国人娘で溢れている。現在他の店にも少数ながら外国人の娘は在籍している。目立たないように、店指定の特定のエージェントがタイ娘5人につき外国人1人とかの割合で紛らせて入れている。タイの偽造IDカードを所持しているので普段は見分けがつかない。(こういう娘は、何か問題が起こったとき、つきあっている男は責任がとれない)IDカードの写真が当人と若干違うぞという場合があったら、外国人の娘かもしれないと疑ってよいかもしれない。(商売女は整形している場合もあるので一概に言えない場合もある)フリーの娘がMPに求職する、またはエージェントが娘を求職させる際、簡単な審査がある。店のマネージャーが娘の服を脱がせて、身体をチェックするのだ。その際、最も審査の対象にされるのは、第一に顔ではなくて胸と腹(タイ語で“ランカイ”という)。子供を出産して胸がダレている娘、帝王切開して腹に傷がある娘、妊娠線が醜く残っている娘などは不合格となる場合がある。第二に肌。あまりにも肌が黒い娘は、これも不合格になることがある。(タイ人客はとにかく肌が黒いのはダメだ。コンチアも売るにも苦労する)第三あたりに顔がくるが、顔立ちはどの店でもあまり考慮されない。時には年齢があまりにも高くて(35歳など)拒否されることもある。(筆者が実際知っている審査方法の例は、某ペッブリーのMP、求職してきた娘を一列に並ばせ、マネージャーが自分のナニを丸出しにして娘に次々にしゃぶらせるという店がある。他の娘が大勢見ている前で堂々とペニスをしゃぶれた娘は合格。躊躇した娘は即座に不合格だそうである。フェラチオの“巧さ”ではないところが面白い)また、男性雑誌でヌードを披露したことがある娘は実績(?)を買って、カフェーの歌手(ナクローン)はプライドに考慮して、コヨーテで踊っていたスタイル抜群の娘などは体型を買って、大体初めから“サイライ”の値段で採用することが多い。年齢が多少高くても、こういう前歴で働いていた娘は他種の商売女よりも男の目を引く娘であることが多いからで、高級MPのサイライの半数近くはこういう前職である。(旅行者相手のタチンボなどはMPに求職しないのが普通だが、タイ人相手の小さなカラオケなどで働いていた娘の扱いも低い。外国人御用達のクラブやカラオケなどで働いていた娘も、これまた扱いは低い。タイ人客の嗜好に合わないからである)完全な素人は基本の審査基準の範囲でマネージャーやコンチアの意見で決定する。こういう審査にパスした娘は晴れてMP嬢になれるわけだが、どの店でも週二日三日だけ働いている娘というのがいる。いったい普段は何をしているのだろうと考える御仁も多いと思うが、まだ学業が残っているという娘、何もしていないという娘、様々である。(学業が残っているという娘の裏話は、第1回で触れた)何もしていない娘というのが最もうさん臭いのだが、MP嬢になって半年、一年と年月を経てきた娘は既に何百人の客と知り合っている。その何百人の男の中で、何十人かは娘の固定客になっており、そのうち何人かは娘にご執心で、(この客はあたしに入れ込んでいて店外で会って抱かせてあげれば店に来るより金になる)と娘がフンでいる。こういう客の相手をする時間が娘の言う、“何もしていない日”の過ごし方である。外で会うからにはチップの他にプラスアルファを期待するのが普通で、タダ飯にありつけるのは勿論、デパートで会って買い物三昧させてくれる客、1万、2万バーツとまとまった金をポンとくれる客は、娘にしてみれば上客中の上客で最待遇の顧客である。『外道』の投稿の中で、「店外で会いたいと誘ったら、B○○○○くれなくちゃとぬかしやがって!」と憤慨する御仁に出くわすが、こういう客はお誘いを口にした段階で娘に試されている。その程度の金を払えない客と、MP嬢がどうしてご自分の時間を潰してつきあいたいと思うか考えればよい。店に来てくれる客以上の身分にはなれない。いくらご自分が気に入っていても娘に相手にされないのだから諦めよう。MP嬢が客と外でおつきあいする時、もし、金銭的に何も要求しなかったら、その理由は、①まず、タダでやらせて客を惑わせ、半ば、押しかけ愛人になる=囲わせる、
②金に困ったときに小金をくれる上客にさせる、③ギックとしてつきあってもよい、稀だが、④個人的にちょっと気に入ったからである。普通は娘のエージェントなどの指示で金銭を要求することは当たり前。既にその娘の固定客になっており、何度も相手をし、気心知れている関係になった上に、もし、娘に男がいると知っていても直接口にせず、電話する時間や連れ出した日の帰宅時間に気を遣ってやり、肝心のコトに及ばなくても、自分の思惑通りにコトが運ばなくても、必ずいくらかのチョップを弾んでやって、娘に、『こういうお客だったら、時々外で会ってもいいかなあ』と思わせることに成功すれば道は近い。客はその娘を気に入っているからお誘いを口にするのだが、娘が客を気に入っているとは限らない。人の自由意志というのを尊重しない御仁は、タイ人とはおつきあいできないと知ろう。そこら辺の援助交際の娘がホイホイ客の言うなりにどこでもついてくるのは、それが仕事だからであって、形態が違えばマナーが違うのは当然である。同じことを要求しても、娘の意識が違うのだ。そういう意識の違いをきちんと理解しておつきあいしないと、MP嬢はただ単なる客としか扱わない。客の、タイ人への、そして形態が違う商売女への理解度なのである。画一的なマナーしか知らない旅行者は、どこで働く商売女も同じだと勘違いしているのだ。店外に連れ出して自分の自由行動に同伴させるのが前提の商売女は、どう振舞ったらよいか、どうやってチップをせしめるかに長けているが、MP嬢は店の中でコトを済ませる商売なのだから、全てが店の中で進展する。店外で客に会うということ自体が商売から外れるわけで、男の手練手管が試されるわけだ。MP嬢が客と外で会うことに同意するにはそれなりの理由がなければ承諾しないのが普通である。娘が客を個人的に気に入っていたら、客が何もしなくても娘から声をかけてくる。従ってMP嬢を口説くのは長期戦になることもあるから、滞在日数が限られている旅行者にはちと辛い。指名してお相手したMP嬢のサービスが気に入って外で会えないかとお誘いを口にする場合は、客は娘の条件を全て呑まざるを得なくなるから基本的には金がかかると思ったほうがよい。そういう心構えがなく、手練手管を踏んでいない御仁は、MP嬢に「外で会うならB○○○○ね」と冷たく言い渡されるのである。99%のMP嬢には恋人がいるわけだし、金になる他の客も大勢いるのだから、あなたと個人的につきあう理由はあまりない。あしからず。バーやクラブ、援助交際の娘をOFFしてくるほうがMP嬢と外で会うよりマシだと旅行者は口を揃えるだろうが、最初に交渉した金額の外に追加料金なしで何度も肉体交渉に応じてくれる娘は、またそれなりに他の目的がある。男の浅はかな願望を掻き立てるのである。“この娘、ちょっと、おれを気に入ったんじゃないか?”という幻想である。これにハマった男は、その娘をオキニとか勝手に呼んで贔屓にし、タイを訪れるたびに娘に金を使う。娘は愛が目的なのではない。ハマり過ぎた結果、本物の恋人にしたいと考えるおバカも出てくる。娘にしてみれば金蔓を見つけたに過ぎないのだが、半年、一年と会えなくて、“あの娘に、また会いたい”とさらに恋慕を募らせる男もいて哀れである。苦笑すらできない。(オレがタイにいない時、娘はひたすらオレとの再会を願って待ち、客に抱かれて泣いているのだ・・・ううう)と涙する男が本当にいたら、どう考えてもキ印である。(商売女の皮算用は男の娘への関心度=夢中度による。これがなければ縁がなく金にならないから騙せない。この下心があるからこそ迷宮であっても男は深入りする。商売女はそこをよ~く知っている)
○エージェントのお仕事: MPで遊ぶ客はあまり気にしない存在だが、表舞台に出てこないだけであって、実はMP嬢の大半は、その店に所属する従業員というよりも、エージェントが抱えている娘たちなのである。このシリーズ第1回にエージェントのお仕事については簡単に触れたが、もう少し突っ込んで話をしてみる。エージェントというのはMPにとって欠くことができない存在でもある。エージェントは、娘が店で仕事をして1ロープ(1回)ごとにいくらいくらと搾取する。エージェントによってこの金額は様々で、ロープごとにB300から、多ければ60%などである。例えばある店でB2000の娘がいたとする。店の取り分B1000と仮定すると娘の取り分はB1000となるが、仕事が終わって日払いの給料を受け取る際、満額で受け取れることはまずない。初めてMPで仕事をする時、娘は「カー・タカー(道具代)」を店から搾取される。客が娘と部屋に上がると、ババア(メー・バーンという)がMP嬢のお道具箱を持って部屋に入ってくる。この中にはMPの仕事に必要なものが収まっている。入浴剤、リステリン、ティッシュペーパー、コンドーム、パウダーなどである。店に最初に求職してきた娘は、お道具代と称してB1500からB3000(店によってまちまち)の代金を自分の取り分から店に搾取される。通常は1ロープごとにB100。多いところでは、ロープごとにB500。(こんなものは自分で買えばもっと安く済むのだが、お道具代と称して店が搾取する一種の求職代と言えばよいだろう)このカー・タカーを払い切るまで、娘は満額で受け取れない。(払い切った後、道具がなくなったら、その都度メー・バーンに頼んで注文をし、自前で支払う。店から支給されるわけではない)また、エージェントがMPに娘を求職させる場合、店での待遇をよくしてもらうために(つまり、他の娘よりも優遇してコンチアを通して客に推薦してもらうために)エージェントは娘の取り分から「カー・チア(推薦代)」を搾取する。これが大体B200程度。搾取された金はマネージャーに渡る場合もあれば、店にいる特定のコンチアが受け取る場合もある。(MPのオーナーが黙殺している場合もあるが、厳格なオーナーがこれを知ると、自分だけ金を儲けている従業員は当然クビになる)娘が外国人(ミャンマー人、ラオス人など)の場合、店は警察の手入れを恐れて娘を受け入れることに消極的になるが、マネージャーが承認すれば何の問題もない。この辺の事情は、その店の警察へのコネの強弱による。タイ人娘であっても、通常違法とされている18歳未満の場合はマネージャーと話しをつけないといけない。また、お道具箱を部屋に持ってきてくれるメー・バーンへの代金、「カー・メー・バーン」(大半のところでB20~B50)を店から搾取されるし、毎日娘が店に到着したら、店専属のスタイリストに化粧と髪をやってもらう代金(約B80~B100ほど)とチップ(各B100)は自前で払わなくてはいけない。それにエージェントが搾取する額を差し引いた金額が、娘の本当の受け取り額ということになる。エージェントが搾取する金額は、エージェントによって、娘の店頭での値段によって異なるが、少なくてB300から、多くて娘の取り分の60%。客が娘に渡すチップを全額搾取するタチの悪いエージェントもいれば、客からのチップは搾取しないというエージェントもいるにはいる。ちなみに、MP嬢に外で会わないかと個人的にかけ合う場合、エージェントはそれを見越して娘とは取り決めをしている。MP嬢は店を休むことになり、エージェントに金が転がり込んでこないことになるから、だいたい3ロープ分(=B2000の娘だったらB6000ということになる)を客から貰えと指令を出している。店で遊んだらたったB2000じゃないかと憤慨する客(時折、『外道』の投稿にも出てくる)はこの裏の事情に無知なだけである。MP嬢が客と外で会うことを承諾するのは、その店で遊ぶ客が少なくて稼げないとか、自分のサービスに問題があって固定客がつかず何とか稼ぎを確保したいとか、エージェントにウソをついて自分の取り分を確保したいとか、客を気に入っていて、この客ならば外で会ってもよい、おつきあいしたい、と思う場合だけである。(タダでもOK、自分がこの客とヤリたいという場合も稀にあるが)客の執心の程度にもよるが、まずはタダでやらせておいて客に囲ってもらうきっかけを与えるという計算づくの娘もいるから、そこら辺の見極めは難しい。客がどのくらい商売女の裏事情に通じているか問われるわけである。MP嬢に外で会わないかと誘う場合、どういう理由でOKするかは客のレベルがモロに試される申し出になるのだ。『娘からたったの数百バーツ搾取して飯が食えるのか?』と疑問に思う御仁は計算してみればすぐ分かる。エージェントが娘をMPに求職させ、カー・チア(いわゆる店への賄賂である)を払った場合、店は他の娘を差し置いても客に推薦し、だいたい3ロープの仕事を保証する。エージェントが娘一人から搾取する金額をB300と考えると、一日3ロープでB300×3=B900。エージェントがある店に娘を10人入れていれば、B900×10人分=B9000となる。これを一ヶ月で考えると(娘は30日働くことができない。生理休暇があるからである。通常エージェントが娘と取り決めている条件は、30日のうち約20日~25日以上である)月額(娘が全員25日、一日3ロープ仕事をすると仮定して)22万バーツ以上になる。(B1=2.7円計算で60万円以上の額になり、税金はゼロであるから、おいしい仕事だ)では、果たして、なぜ娘はこんなに搾取されてもエージェントに頼りたいかというと、エージェントがいない娘は、店も、マネージャーもコンチアも誰も積極的に推薦などしないからである。下手すると「あの娘はダメだ」と仕事を与えないコンチアもいるくらいである。自分に金が廻ってこない娘を、コンチアはご推薦などしない。(コンチアに知己がありB100渡しているからイイ娘を紹介してくれるんだと無邪気に考えている御仁は、この辺のMP業の裏の世界に皆目無知な御仁である。コンチアにはあなたが娘と部屋に消えた時点ですでに金が入っているのである。客は店での入浴料の他にさらにコンチアにチップまでやるのだから、もらう側としてはホクホクものである)コンチアのご推薦の根拠の薄さはこのシリーズ第1回で既に触れたが、日本人客でごった返しているMPなどは、99%、エージェントの熾烈な競争が繰り広げられている店である。(つまり、客が支払った料金の一部は、すでに娘のエージェントや店のマネージャー、コンチアの肥やしになっているわけである)その上客が娘にやるチップを全てエージェントに搾取される娘などは、ある客がどんなに娘を気に入っていて金をやったとしても、エージェントにやっているのと同じなのである。この辺の事情は大半の客には無関係だし知る必要のないことでもあるが、あるMPでは、エージェントの権力争いで娘のラインアップが決まっているところもある。何しろ、他よりも数多くの娘を抱えているエージェントは、店での発言力が絶大にあるからだ。自分が抱えている娘を推薦しなかったり、約束の仕事量をこなせないと知ると、エージェントは、娘を全員この店から引き上げるなどと脅迫めいた脅しをマネージャーにかける。雛壇の中から5人~10人、それも売れっ子の娘を全員引き上げられては、店も大いに困る。(新しい姫探しは時間と金のかかるとても厄介な仕事だからである)『外道』の風呂屋indexのページには実に多くのMPが紹介されているが、そういうエージェントの影の働きや権力争い、どこの店がどんなエージェントを使っているか、この店で権力を握るエージェントは誰か、皆目、誰も書かない。客が知ったら、あんな店なんかで絶対遊ばないぞというような話も多く知っているが、営業妨害になるので書くのは控えよう。個人的に虫の好かないエージェントが娘を送り込んでいる店には行かないことにしている。なぜなら、エージェントに金が渡っているだけではなく、エージェントが男の場合(エージェントが女で、トムかレズビアンも同様)、その娘がエージェントの愛人だというケースもあるからである。なぜエージェントが娘と関係を結んでしまうか。それにはちゃんとした理由がある。店が閉店となると、娘はその日の日給をキャッシャーで受け取る。今日は○ロープ仕事をこなしたから、いくらいくら。店が搾取する経費を差し引いて手取りはいくらいくらと現金で受け取る。この受け取りは、エージェントが娘を送り込んでいる場合、普通はエージェント自身が受け取りに行く。娘に受け取りをさせると横領して逃げられるからである。が、厄介なことに、ある店ではエージェントに受け取りをさせないところもある。(例えば、「シーザー」はエージェントの金の受け取りを拒否している店である)こういう店は娘が直接金を受け取ることになるが、(だからと言って、シーザーの娘は全員エージェントがいないということにはならない)娘に金を横領されて逃げられないように、エージェントは自分の抱えている娘たちの中で信頼のおける娘と肉体関係を結び、半ば自分の女房か恋人にして、仕事上のパートナーにさせるのだ。娘を10人抱えているエージェントは、愛人の娘に他の娘全員分の日給を受け取らせたりすることもある。また、抱えている娘を全員、自分の性的奴隷に近い環境に置いているエージェントもいる。こうなると、娘を主人(?)である自分に金を貢がせることに専念させることができるからである。(また、男避けの意味も含んでいる)自分からエージェントに抱かれる娘もいる。エージェントの半ば愛人になってしまえば、他の娘よりも優遇してくれるだろうと思うからである。こう考える裏には、エージェントの仕事の一つに、娘に金を前貸ししてやるという決まりがあるからである。MP嬢が何かの理由で金が入用になるとエージェントから金を前借する。エージェントは娘を縛っているから後からいくらでも取り返せる。娘にとっては最も簡単な借金の方法であるから、娘がエージェントを頼る理由も分かる。「エージェントはいるのか?」とMP嬢に訊く知ったかぶりの客がいるが、娘は「そういうの、いない」と答えるだろう。これもエージェントが、もし客に訊かれたらいないと答えるようにと娘を教育している。現在のMPで、エージェントについていないフリーの娘というのは少数派である。本当にエージェントがいない娘は、かなり稀な自信の持ち主か、自信過剰か、コンチアのご推薦や店のプッシュがなくても大勢の客が即座に指名してくれるほどの美人か、エージェントから搾取されるのは嫌という娘か、この仕事のベテラン(つまり年齢が高い)でどんなに客がつかなくても自力で食っていける(つまり旦那持ちかパトロンに近い男がいる)古参MP嬢か、小金を貢いでくれる男が複数いる娘か、他に商売をやっていて金の工面ができる娘か、いずれかである。また、娘の受け取る金の中に、“クーポン”という制度がある。これは、店が客の払った金額から通常B100を確保して、一ヶ月に一度、娘に支給する月給みたいなものである。(どの店もB100だが、例外はヴィクトリア・シークレットで、タマダーの娘のクーポンの額面はB50、サイライはB100と差別している)が、これもまともに満額で支払われることはなく、ミーティングに来なかった(どこの店でも、出勤時間を利用してミーティングを行う)、何々に出席しなかったなどと難癖をつけて差し引く。エージェントがついている娘の場合は、このクーポンを娘が受け取れることはまずないと言ってよい。エージェントが全額搾取したり、エージェントが全額、店のマネージャーや特定のコンチアに賄賂として贈ることが普通だからである。クーポンの受け取り日はMPによってまちまちだが、通常は月初めの5日か7日。従ってこの日は普段滅多に仕事にやってこないサイライなども必ず店に顔を出す。来ないと支給されないからである。在籍する娘の大半の顔を拝みたいと思ったら、この“クーポンの支給日”を狙うと、普段は見かけない多くの娘が店に出勤してきていることが分かるだろう。(ただし、この日を過ぎるとたちまち出勤しなくなる娘も多いから、次回、なかなかお目にかかれなくなるが。こういう場合も想定して、娘に連絡先を訊いておいても損はない)何かと支払いが込んでくる月末や月初め(商売女が借りているアパート代の支払い期限は、これまた月初め5日や7日あたり)になると、やたら店に出勤してくる娘が多いのは、こういう理由からでもある。MPによく通っていて知ったかぶりをしている御仁の中に、娘がメー・バーンにチップをやるというのを知っていて、チップの他にB20やB50をやる御仁がいるが、(店によって取り決めはまちまち。入浴料から差し引くところもあれば、娘が客と部屋から出るときに勝手に任意にあげてくれと指導している店もある)通常は客が払った入浴料からすでに差し引かれている。二重にチップをやるのもどうか。また、エージェントが娘を何人かまとめてアパートに住まわせて管理している場合(娘が非タイ人の場合は絶対にエージェントが管理している)、エージェントは部屋代を娘の取り分から搾取しているし、地方に出かけて娘を買ってきた場合、娘探しに協力してくれた地方のエージェントに報酬を払うためにこれまた搾取する。(最初にいくらというだけではなく、娘が一定期間仕事したらいくらと決めている)エージェントの仕事はこれだけではない。MPにとって死活問題とさえ言える新しいラインアップ(新入り娘)を探すのは、他でもない、エージェントである。(例外は「カトリーヌ」。ここは店専属の姫探し隊を抱えていて、カトリーヌの姫はカトリーヌ専属の従業員である。エージェントに先を越される前に、15、6歳の娘を地方で見つけてきて買ってくる)客がMP嬢に執心して仕事から足を洗わせたい、店を辞めさせたいと考えた場合、エージェントはこれも娘と取り決めしているのが普通。囲う客に金をもらえと言われる。娘が仕事を辞めたら、エージェントに金が入ってこなくなるからで、囲う男はエージェントの重要な収入源である娘を横取りすることになるからだ。このように、MP嬢には客が想像もつかない裏事情がたくさんあるのだ。かえすがえすもMPで遊ぶということ自体、客はこのカラクリから無関係ではいられないと知るべきだ。金を払うのは客であるが、その配分には、客が思いもよらない裏の世界があるのである。が、それだからと言って、金を得るために客と寝ることに同意する、自称“援助交際素人娘”のほうが安くつく、安全だ、無駄がない、素人に近い、一般タイ人の普通の感覚を持っている、騙さない、気立てがよいなどと勘違いしないほうがよい。外国人専門街で買ってくる娘が、なぜ外国人専門街で客を探すか考えよう。そこにはMP嬢が思いもよらない、また、別の裏があるのである。(一晩貸切にした娘と何回戦でもOK、値段は同じというほうがありがたいと思う御仁で、娘が一晩数回の肉体交渉を嫌がらない理由を、『この娘、おれのことを気に入っているのかな?』と勘違いする御仁がいる。交渉を嫌がらない理由を、個人的感情が入り混じっていると考えたくなるのも分からないでもないが、そう考えるのは危険である。恋愛に似た感情に囚われているのは他ならぬ客自身なのである。娘にはそう思わせたい裏があるので、“タダ”で何度も応じるのである。そこら辺、日本人の男はお門違いをしている。地方の女郎屋に行ってみるがいい。1日15ロープこなしている娘などザラである。一晩で三回も交渉をしてくれる娘は、好意を寄せてくれているに違いないと勘違いする御仁は、娘にとって三回の交渉は朝飯前の、軽いトレーニングみたいなものであると知ろう。それでいて、手にする金は、一日15ロープ相手にする娘と同等かそれ以上である。そう考えれば、旅行者を相手にするといかに仕事が楽かお分かりか?)MPで遊び慣れている御仁の中で、(実際この娘は手取りでいくら貰っているか?)と考える男もいるだろう。店が娘に与える取り分の中から店やエージェントに搾取された分を差し引いた額面が、娘の本当の取り分なのだが(かなり減ってしまうことは事実)、これを不満に思って客に聞かせる娘というのがいる。タイ語が少し分かる御仁は耳を傾けることになるのだが、「会社はこんなに儲けているのに、オレ様の給料はなぜこんなに安いのか?」と不満を募らして酒の席で訴えるサラリーマンと同じで、他人が聞いてもあまり愉快なものではない。ご自分のバカさを暴露しているような御仁も中にはいる。MP嬢も同じである。こういう娘に限って、美人度で劣る(→整形すればよいのだが、ご自分の浪費癖ゆえ金を貯められない)、週に2日しか働きに行かない(→週7日働きに出ろ!)、遅くなってから店に行く(→毎日午後いちばんに仕事に行け!)という我儘であって、同情する余地はあまりない。客の同情を買って、チップをせしめたいという娘に限ってこういう話を客に聞かせるのだ。嫌だったら、他の店で働けばいい。他の形態に鞍替えしてもいい。MPでそんな小細工をしてチップをせしめている娘がいたら、商売女としてどこで働いても同じだ。遅かれ早かれ、どこかで躓くだろうと思わざるを得ない。MPで働くということは店の取り分を引かれた上、エージェントにも搾取されるが、収入税はゼロであるし、チップも手に入る。(エージェントに全額搾取される場合は別。店によっては客層が悪くてチップがほとんどないこともある。娘が客層が良い=金持ちのよく通う店か、旅行者で溢れている店で働きたいと思うのは当然である)金に困ったらMPに転職する商売女が多いのは、最も手っ取り早くまとまった金を手にすることができる近道だからである。エージェントにとっても、搾取しがいのある(?)職場といえようか。ちなみに、娘の手取りをマージンと書く御仁がいるが、正確にはマージンではない。エージェントが搾取する金をマージンというのは正しいが、娘が受け取る金は“賃金”である。それが娘の直接収入であって、歩合ではないのだ。MPで働いている娘に基本給与(月給)などというものはない。従って、客が払う金から娘が受け取る金はマージンではないのだ。「△△の○○は、『あたしの月給は4万バーツ』と言っていたぞ。娘に月給は出ているじゃないか」と反論する御仁、聞き違いではないが勘違いである。4万バーツもらえると客に語るのは、店が娘に支払う給与ではなくて、娘がエージェントと取り決めをしている取り分である。通常(そして伝統的に)娘はエージェントと60ロープで金を受け取ることにしている。エージェントは娘が働いて得た金を店から受け取り、せっせと貯めておかないといけないのだ。60ロープに達したら娘に取り分をやる。娘にしてみると、エージェントから月給をもらえるという感覚である。エージェントが娘にやる金は娘自身が稼いだ金なのだが、60ロープに達する前に娘が何からの理由で前借りした金と諸々の経費を差し引いて娘に取り分を渡すのだ。店での値段が高い娘ほどこの取り分は高いが、サイライと呼ばれる娘たちは毎日仕事になぞ行かないから、60ロープに達するのに日数がかかる。エージェントによっては、サイライの娘たちにはそういう取り決めではなくて、毎日金を渡してやる場合もある。(渡さないと食う金に困ることになるからである)が、普通はチップも含めてかなりの金が手元に残る場合がほとんどで、店によってまちまちだが、一日3ロープ仕事をしてロープごとにB200ずつチップをもらえたら、それだけでB600になる。一日飯を食うには困らない額である。客によってはB500~B1000、ご贔屓にしてくれる客が店に来たら2ロープ時間買いしてチップはB2000~B4000など、チップだけで金になる場合もあるし、エージェントが渡してくれる金を待たなくても毎日暮らしてはいける。(ある一定期間が過ぎればエージェントから取り分も入るのでひと安心)一見してかなり金のかかっているモノを持っている商売女は、決して自前で払ってなんかいない。どんなに高級な携帯を持っていても、身分不相応とも思えるブランド物のバッグ類を持っていても(時に自分のクルマを持っていても!)、ほとんど客に買わせたものであって、自分のサイフから出た金ではない。特にクルマを持っている商売女というのは、パトロンがいる(または、過去にいた)娘であって、月々の支払いに追われるから仕方がなく仕事に行くような場合が大多数である。(タイ人の裕福な男は、決して一括で娘にクルマなぞ買い与えない。いつまでこの娘のパトロンでいるか分からないからだ。最初ローンを組み、問題が起きたりその娘と別れるまで、月々の支払いを与えるようにしている。日系中小企業の日本人社長などが商売女にポンとクルマを買ってやることがあるが、娘にはほとんど別の男がいる。娘のヒモにクルマを買ってやってるのと同じである。これを見越して商売女とつきあう若い男も多いのだ)
※こういうことを書くと、これからMPを訪れて、「カー・タカーはいくらだ?」と訊くような知ったかぶりが出てこないとも限らない。まちがっても、実際の裏を知らない御仁はこういうことを口にするべきではない。(タイ語がしゃべれても、そういうこととは違う)同業者かと勘違いされても、MPに精通しているお客、タイによく来ていて慣れているお客、女遊びに詳しいお客だと娘がサービスを良くすることは決してない。逆にそんなこと、外国人旅行者がなぜ訊くのかといぶかられるだけである。豆知識として知っておくに留めておくべきだ。ちなみに、筆者はエージェントで食ってるわけではない。エージェントに知己が多い関係で知識として知っているだけである。くれぐれも、知ったかぶりは慎もう。(口に出すと、チップを余計に乞われるだけ!)なお、本文では触れていないが、MP嬢が店に初めて求職した際に、別途、「カー・モー(医者代)」が搾取される。これは初回のみならず、MP嬢が仕事をする上で毎月数回定期的に検査を受ける代金であるから、定期的に搾取される経費である。商売女の中で、検査を受けることが義務付けられているのはMPだけで、変な病気に罹っている娘は仕事ができない。古式按摩などの娘はこの検査の義務がない。従ってMP嬢より必然的に危険度が多少高くなる。他の形態の店で働く娘は検査など全くないのが現状である。
○三位一体: それぞれの項目でMPの経営(マネージャーの手腕)、コンチア、エージェントのお仕事に触れたが、MPの運営はこの三者が一体となって密接に絡んでいるから、正に「MPの三位一体」と呼ぶに相応しい。働く娘はただの駒に過ぎない。最近のMPはエージェントが自分の抱えている娘を働かせる際、一日2ロープの仕事量を保証したりして娘を受け入れる。例えば、ある店に娘が50人程度必要だとしたら、その店に娘を下ろすエージェントが5人いたらエージェント一人につき娘10人までが定員となる。MPが各エージェントに娘一人につき2ロープの仕事量を保証するとしたら、50×2ロープ=100ロープが毎日の売り上げ目標となる。一日累計で80ロープしか売り上げがなかったら、20ロープも不足する。50人の娘の中で、保証通りの2ロープの仕事にありつけた娘もいれば、1ロープしか仕事がなかった娘も出てくるだろうし、3ロープこなせる娘も出てくる。客が選ぶのだから、そういうことになるのは当然だとしても、問題はそんなに簡単ではない。保証が守られなかった場合、まず娘に不満が出る。娘から搾取して食っているエージェントはもっと不満に思う。1ロープも仕事にありつけなかった娘のエージェントたちは、当然、死活問題になる。エージェントが早速マネージャーにクレームをつけに行くことは必至である。コンチアの推薦に差別があったり落ち度がないか、娘に均等に仕事を与えているか等々。マネージャーはミーティングでも召集してコンチアを叱咤激励することになる。どんなビジネスもこんなことは当たり前であるが、客のいなくなったMPでも毎日こんなことが繰り広げられているのだ。客にしてみれば、ここは娘の数が少ないなと思うMPでも、その店はその程度の規模で食っていけるので、娘をあと50人増やす必要はない。その規模の店に100人娘がいたら共食いになる。娘一人につき仕事量が減るから、飯を食えなくなり不満につながる。エージェントにとっても同様で、こういう店が他のエージェントから娘を数人ずつ受けて100人の店にする意味は全くない。急に客足が増える保証はどこにもないから、そのMPは50人で十分なのである。反対に、ここはいつ来ても娘の数が多くていいなあと思う店などは、客にとってありがたいだけで、働いている娘や下ろしているエージェントにしてみれば仕事量が少ない(=収入減という状態がすぐに起こりやすい)問題が起こる。地の利が良く、旅行者などに人気があり、連日400人の客が押し寄せるMPでは娘がいくらいても足りないという状況になることもあるが、こういう大型店の場合、客足が少なくなると、100人の娘の中で今日は1ロープも仕事ができなかったという娘が数多く出ることになる。ここら辺のバランスというのが難しい。客足と娘の数が一致していないとまずいのだ。この状況は店の知名度や立地によって、週によって(月の最終週の給料日前は客足が最も鈍る)、曜日によって(土日に娘の出勤率が減るのは最も客足が少ないからである)、様々な要因によって(長期休暇など)、毎日変化する。いつ行っても娘が売り切れているところは肩透かしを食らった客にとっては迷惑な話だが、店にとっては商売繁盛、働いている娘にとっても、エージェントにとってもありがたい。いつもたくさん娘がいるところは客にしてみたらありがたいが、売れ残りが出てしまうと店にとっては甚だ困った状況で、娘にとっても(娘から金を搾取しているエージェントにとっても)働き口としては良くない。マネージャーは、店の収入源の確保に努めなければならないが、同時に娘とエージェントの食い分を確保してやる努力も必要になり、エージェントから直接クレームを受けることになる。もしこういう状況が続くとすれば、エージェントは自分の抱えている娘を全員この店から撤退させるという脅しをかけることができる。売れっ子の娘などがいたら店としては損失である。その娘目当てに客が他店に行くことになるからで、客を持っていかれる。こういう問題を回避するために、店としては娘を大幅に増やさない(ラインアップが限られるというデメリットが出てくる)、バランスの取れた娘の数で売り上げを増やしたければ入浴料を値上げする(当然、客足が遠のくリスクは負う)、娘から不満を出させないために娘の取り分を増やしてやる(店の売り上げが減る)、客足を増やすために入力料を下げる(安ければ客は集まるようになるが店の売り上げは減る)など、店によっていろいろ試行錯誤をこらしているようだ。こういう状況は時に娘のサービスの質まで決めることさえある。娘がたくさんいても一人の娘が満足する仕事量をこなせない店は娘が客にチップを乞うようになることは必至で、娘一人が満足すべき仕事量をこなせる店は、娘は手練手管で客からチップを乞わなくてよくなる。自分の取り分で十分飯が食えるからである。また、店の客層にも影響されるだろう。外国人の旅行者が多い店の娘はどうしてもチップを大目に乞いたくなるのが人情というものだ。旅行者からチップは乞いやすい。あまり金がない客層が中心の店の娘は、チップを望んでも客に金がないのだから諦めるしかない。仕事した自分の取り分だけで満足せざるを得ない。『外道』の投稿の中で、高級MPを独りでポツンと訪れ、「娘が少ない」、「大した娘がいない」と結論づけている御仁がいるが、店を訪れた時点で見かけた娘は実は売れ残りのカスであって、上玉のイイ娘はメンバーとVIP客に占有されてしまっていて、回転が良く繁盛しているゆえに娘が少なく思える店かもしれないことを読めない、旅行者に近いド素人の考察ではないかと疑ってみる必要がある。反対に、この店はいつ来てもたくさん娘がいていいなあと思う店は、客足よりも大幅に娘の数が多い結果であり、娘一人につき仕事量が減るので、近い将来、この娘はエージェントと共に他に流れてしまうかもしれないと考えられるような店である。どんな娘を指名してもハズレがない店と言明している投稿もあるが、(こいつ、どう考えてもMPの経験が少なく悪趣味の結果、低いレベルで満足できる客なのでそう思えるだけなのではあるまいか?)と疑ってみる必要があるかもしれない。特に、タイ男の趣味は悪いと見下している旅行者の投稿もチラホラ見かけることもあるが、皆、そうではない。タイ人の最上級の客層の御仁たちは、日本人旅行者なぞ鼻にもかけないようなイイ女をいくらでも自由にできる男たちで、女遊びにいくらでも金を出せる御仁たちなのだということを知る旅行者少ない。最上級の客層のタイ人は日本人旅行者が到底知り得ないイイ女を星の数ほど抱いてきている。また、そういう女たちを相手にできる“金に余裕のある御仁たち”でもあるのだ。一見に過ぎない旅行者の一回限りの体験談は、とにかくアテにならない。長年タイに在住している御仁などの投稿も、時には何か勘違いではないかと思うような内容を含んでいることすらある。余談であるが、タクシーの運ちゃんがMPの営業に大いに貢献していることも知っておこう。有名なところで「プラザ」の地下にある「キューピディ」、アヌサワリ近くの「J-ONE」などは、客を連れてきてくれたらバックマージンとして1ロープにつきB200~B300を運ちゃんに支払っている。それを通達して約束しているのだ。ピンクラオ(トンブリー地区だが、タイ人は普通、“ファントン”と呼ぶ)のMPでは、客がタクシーで来たと知ると自動的にB200~B300を上乗せしてくる。団体さんを連れてきたガイドには、これまた店から相当なバックマージンが転がり込む。きょろきょろして入ってくる旅行者、この店には初めて来たなというような客は、コンチアは金額を誤魔化すのに苦労しないだろう。つまりこういう様々な要因がボッタクリを生むわけだが、ボッタクリは状況さえ許せばどこでもやっていると考えたほうがよい。ボラれた金はいったい誰のポケットに転がり込むのかと言えば、店や娘ではなく、大半はマネージャーかコンチアである。多くの旅行者が訪れる有名店が軒を連ねるラチャダーピセーク通りに面したMPのほとんどは、連日娘がよく売れるから、コンチアがムリやり客からチップを乞わなくてもよいのだが(入浴料から自動的にコンチアには金が入ってくるため)、フツーの旅行者はコンチアにあまり多額のチップをやらない。大した副収入にならないのを見越したコンチアが客からボるという結果になる。客足の少ない店では娘の売れが悪く、コンチアに自動的に入ってくる金が少なく、不満に思うコンチアがやはりボる。『外道』サイトでは「ボラれる客は、どこに行ってもボラれる」というような常識が定着しているが事情はちと違う。この客は無知だから、金がありそうだからボるのではなく、ちゃんとした経済的必然性があるからやるのである。マネージャーによって、コンチアのこの行為を禁止している店は、旅行者に依存しない営業に自信のある店である。マネージャーが積極的にコンチアにやらせている店は、どうせ店の本当のオーナーは毎日現場などにいないからバレるまではやっている。(バレたら、その従業員は当然クビになる)また、フツーの客は、裏方であるエージェントと知り合うことは極めて稀であるから、エージェントの動きなど全く意識しないで遊べるが、エージェントによって娘の教育、娘との契約内容がかなり違う。従って、娘の店でのマナーは店の教育というより、エージェントによることが多い。これも『外道』の常識とは違うだろう。店が教育するのは求職時のみで、店の規則などは無きに等しい。娘が客から貰うチップを搾取しないエージェントだったら、娘は客がいくらチップをくれるか、あまり意識せず安心していられるが、全額搾取するエージェントだったら、少しでも多く客からチップを乞うことになるだろう。エージェントに発見されて搾取される分をとっておき、ウソをついて自分の取り分を確保するという“横領”行為をする必要が出てくるからだ。チップがB100では隠しようがない。娘はエージェントとの契約で1ロープいくら貰えるということになっているが、雛壇の中に座っている値段が同じ二人の娘たちは、エージェントが違えば手取りも違ってくる。二人の娘は値段が同じだが、1ロープごとにB500を受け取る娘もいれば、B400しか貰えない娘もいる。契約内容が違うから仕方がない。娘によってサービスに違いが出てくるのは個々の娘の仕事へのスタンスにもよるが、金の必要性からでもある。B400しか貰えない娘は、客からチップを多く乞おうと懸命になるだろうことは目に見えている。娘は“どうすれば客からチップをたくさん貰えるようになれるか?”と考えるから、娘から娘に、この仕事の奥義みたいなものが伝わっていくことにもなる。エージェントが元MP嬢であれば自分の抱えている娘に直接教えることができるが、皆元商売女であるわけではない。エージェントは男である場合が圧倒的に多い。男は自分で女遊びの経験はあるわけだが、自分が客として遊びに行った経験と、自分が抱えている娘に教えられることとは別物である。コンチアがMPに求職する際、店が雇う条件は、お抱えの娘を何人引き連れていかないといけないということがある。5人連れてきたらひと月いくら保証するといった条件で雇われる。コンチアお抱えの娘とというのは、つまりコンチア自身がエージェントなので、店では自分お抱えの娘を推薦するに決まっている。他のコンチアの娘を推薦してもご自分に一銭も金が入ってこない。MPの実質トップであるマネージャーはいちばんウマミのある役職で、店に在籍する娘全員からロープごとにB100などが自動的に自分の懐に転がり込む。ひと月の月給で考えれば、マネージャー、コンチア、エージェントの中には、全員ではないが、店に遊びに来ている客などよりも遥かに金があるという奴も少なくない。(客からB100貰って毎日の生計を立てている哀れな奴だ)などとバカにして見下している旅行者がいたら、とんでもない。蔑む必要もないし恐縮する必要もないし、顔を立ててやる必要もないが、ご自分よりも金がある奴にB100のチップをやっているかもしれないとは気がつかない旅行者が、いかにモノを知らない人種かお分かりであろうか。風呂屋に遊びに出かける大半の客が気にすることは娘のラインアップと金額くらいだろうが、こういう“MPの裏の事情”を知って遊びに出かけると別の視点から眺められ、理解も楽しみも一層深まるのではないだろうか。裏事情を知っていれば余裕を持って遊べ、得することもある。金を払うのはこちら客なのだから、ご自分が主導権を握って楽しく遊びたいものである。 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