外道事件簿2010

 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。

外道の細道
性器かみ切り、包丁で腹刺す 元内縁のタイ夫殺害

【タイ】タイのテレビ報道によると、19日未明、タイ東部チョンブリ県サタヒープの民家でタイ国防省職員のタイ人男性(47)が性器を切断された上、包丁で腹を刺されて出血多量で死亡し、男性の元内縁の妻のタイ人女性(40)が包丁で足を刺され重傷を負った。

 女性によると、2人は7カ月前に内縁関係を解消したが、男性はその後も度々女性宅を訪れ、性交を強要した。18日夜も酒に酔って現れ、女性が生理中だとして性交を拒否すると、暴力を振るった。女性は要求に応じる振りをして、男性の性器をかみ切り、包丁をつかんで反撃しようとした男性から格闘の末、包丁を奪い取り、腹を刺したという。








酒盛り中にロシアンルーレット、タイ人男性死亡

【タイ】11日午後10時ごろ、タイ東北部チャイヤプム県の民家で発砲事件があり、頭に大けがを負ったタイ人男性(29)が病院に運ばれる途中に死亡した。

 調べによると、男性は友人数人と酒を飲んでいた際に、回転式拳銃を取り出して頭に当て、「弾が1発入っている」と言って、引き金を3、4回引いた。友人らが止めようとしたがもう1度引き金を引き、銃声がして男性が倒れたという。タイ字紙デーリーニュースなどが報じた。






当たりくじのお告げを探せ 堕胎児2002体の寺に宝くじファン殺到

タイ字紙タイラット(インターネット版)によると、違法な妊娠中絶手術で堕胎された胎児の死体2002体が11月に見つかったバンコク都内バンラック区の仏教寺院パイガンチョータナーラーム寺に15日夜、タイの公営宝くじファン多数が詰めかけ、翌日発表される当たりくじに関し、死んだ胎児から何らかのお告げないかと、それぞれ思案を凝らした。寺まで出張販売に来た宝くじ売りの女性(58)によると、下2ケタ「02」などが人気があるという。

 タイでは公営宝くじや違法なサッカー賭博など賭博全般が広く浸透している。宝くじファンは通常と異なる現象に注目し、例えば足が5本のカメがみつかった場合、その甲羅のひびの数から当たりくじを探ろうとしたりする。





「宇宙人に連れ去られた経験がある」と大統領が激白!

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ロシア南西部のカルムイク共和国の大統領が、宇宙人に連れ去られた経験があることを激白し話題になっている。先週(現地時間)、ロシアの国営放送に出演し、この事実を証言したのだ。

カルムイク共和国のイリュムジーノフ大統領は、4月26日(現地時間)に出演したロシアの国営放送チャンネル1で、宇宙人に連れ去られた経験について明かした。

大統領によれば、1997年9月18日にモスクワのアパートに宇宙人は訪れたという。半透明のチューブ型の宇宙船で現れた。ベッドで眠りに就こうとしていたところ、バルコニーから誰かが呼ぶ声がして、出て見るとそこには黄色い服を来た宇宙人がいた。宇宙人は人間と変わらない容姿をしていた。彼らは言語ではなく、テレパシーのようなものを使って大統領に語りかけたそうだ。そして、宇宙船を目撃した人物は大統領だけではなかった。「私の運転手と大臣、それから補佐官がいた。3人の目撃者がいなかったら、私自身も宇宙人に遭遇した事実を信じることは出来なかっただろう」とイリュムジーノフ大統領は述べている。

この証言を聞いたアンドレ・レーベジェフ議員は、ロシアのメドベージェフ大統領に報告し、ロシア軍警察にこの事実の調査を依頼した。レーベジェフ議員は、「大変重要な内容であり、厳正に調査されなければならない」と語っている。

ちなみにこのニュースを報じている『digitaljournal.com』には、宇宙人に連れ去られたことのある他の国家要人が紹介されている。米大統領候補者だったデニス・クシニッチ氏。元大統領ジミー・カーター氏。ごく最近の例として、鳩山幸夫人の名も挙がっている。

黄色い服の宇宙人事件は、ロシア政府によって今後調査が進められる予定だ。






駆除しようとゴキブリに火→燃えたまま逃げる→作業場500平方メートル全焼 

 10日午前11時35分ごろ、香川県三豊市のしいたけ栽培農家で、ゴキブリを駆除しようとアルコールをまいて火を付けたところ、ゴキブリが燃えたまま逃げ回り、鉄骨平屋のしいたけ栽培作業場約500平方メートルを全焼した。

 燃えたのは同市高瀬町、香川忠さん(64)方の作業場。

 三豊署によると、作業用の機械についたゴキブリ数匹を駆除するため、香川さんがゴキブリや周辺にアルコールをかけて火を付けたところ、建物の断熱材の裏側などに逃げ込んだという。

 同署は機械などにかかったアルコールの炎が直接建物に引火した可能性もあるとみて、詳しい出火原因を調べている。






酒で両親を酔わせた上で未成年姉妹を強姦した近所の変態を逮捕

 各報道によると、チョンブリー県バーンラムン郡フワイヤイ地区の警察は15日、15歳と13歳の姉妹に対する性的暴行容疑で、48歳の男をチャチュンサオ県県都内の路上で逮捕した事を明らかにした。

 調べによると男は、9月19日夜半に近所に住む夫婦宅に酒やつまみを持って上がり込み、夫婦に酒を勧め酔わせ酩酊状態にさせた上で、15歳と13歳の姉妹に性的暴行を加え、その後姉妹に口外したら殺すと脅していたが、酔いから醒めたあとで姉妹の様子がおかし事に気がついた母親が問いただした結果、夫婦が酒に酔い寝込んでいた間に男が姉妹に性的暴行を加えていた事が分かり警察に通報していた。

 男は取り調べに対して、姉妹に性的暴行を加えようとしたが、射精できず未遂に終わったと主張しているという。





パッタヤー警察、ビーチでの立ちんぼ集中取締により50人以上の本物や偽物の女性を逮捕

 各報道によると、チョンブリー県パッタヤー地区の警察当局は11日深夜から12日未明にかけて、ビーチエリアで売春の客引きをしている女性やニューハーフの一斉取締を行い、50人以上の身柄を確保し事情聴取及び麻薬使用検査のために警察署に連行した。

 北パッタヤー地区のビーチの外れから南パッタヤー地区のサパーン・ガオまで広範囲にわたって一斉に行われた今回の集中取締は、外国人やタイ人の観光客から、売春を勧誘する女性につきまとわれるだけでなく、中には金品をスリ取る者までいて辟易としているとの苦情が数多く寄せられている事を受け行われた。






やっぱり普通じゃなかった! オジー・オズボーンの遺伝子は特異であることが判明

かねてから普通の人間ではないと噂されていたロックバンド「ブラック・サバス」のボーカリスト、オジー・オズボーン。若かりし頃は酒と麻薬に溺れる毎日を送っていた。いまだに浴びるほどの酒を飲む日々が続いているという。常人であればすでに身体に何らかの異常を来たし、命を落としているに違いない。にも関わらず、現在も現役でステージに立つ彼。

科学者はかねてから、普通の身体ではないと睨んでいたのだが、その予想通り、遺伝子から普通の人と異なることが明らかになったのだ。

今年6月、遺伝子学者のナサニエル・ピアソン博士は、オジーの身体が常人とは明らかに異なることに注目し、彼の遺伝子コード解明の研究を始めた。というのも、彼の酒量が尋常ではないうえに、現在も現役で活躍していることを不自然に思ったからだ。その昔は薬物にも手を染めおり、いつ亡くなっていてもおかしくないような異常な日常を送っていた。今でも調子が良ければ、コニャックをボトル4本も空けるという。

さらには、ネズミに噛み付いたり鳩の頭を食いちぎったりと、感染病にかかってしまうような過激なパフォーマンスを繰り返していたのだ。今、存命であること自体が普通ではない。不死身とさえささやかれているほどの身体なのだ。

遺伝子を分析した結果、博士は「過去に前例がない」と語り、驚きをあらわにしている。彼の遺伝子はアルコールや覚せい剤の吸収に、とりわけ強い性質を持っていたのだ。研究に参加したノーム社の最高責任者ジョージ・コンデ氏は、この遺伝子を「オジー・ゲノム」と呼び、完璧な塩基配列の解明に意欲を燃やしているという。

まさに完全無欠のオジー・ゲノムなのだが、実は弱点がある。あいにくカフェインには弱く、悪影響を受ける可能性があるとのことだ。人間離れした伝説を数々残しているオジー・オズボーン。うわさ通りに普通の人間ではなかった。果たしてこの事実を、彼は喜ぶべきなのだろうか。もはや人間でなないかも?






キャンペーン嬢のスカウトであると騙し学生を強姦した自称大学教授を逮捕

 各報道によると、首都圏警察本部バーンケーン署は15日、有名大学に通う女性に対する性的暴行及び窃盗容疑で、31歳の男を囮捜査により逮捕した事を明らかにした。

 調べによると男は、9月15日に、自分はガセーサート大学の教授であると名乗り有名大学に通う女性に近づき、ある販売会社の代理人としてキャンペーンガールの仕事を紹介できると言って騙し、大学の人目につかない場所でインタビューを行う振りをしながら、女性がトイレに行った時を見計らってトイレに押し入り刃物を突き付けた上で性的暴行を加え、その後女性が所持していた携帯電話2台や現金2,500バーツを盗み逃走した。

 尚、報道により、インタビューの為だと言って大学構内の部屋に女性を導き入れ、部屋の鍵を閉めた上で犯行に及んだとするものもある。

 警察は、男が、ネット上にキャンペーンガールになりたいとのメッセージを投稿した女性に近づき犯行に及んでいた事が捜査により判明した事を受け、囮捜査官を使って男をおびき出し、14日に男が大学構内に現れたところで身柄を確保した。

 男は取り調べに対して、容疑を全面的に否認すると共に司法の場で全てを明らかにすると主張しているが、警察は、逮捕の知らせを聞いた複数の女性が警察に被害を届けに現れていることから、男にはかなりの余罪があると見ている。






「スクランブルエッグがおいしくない」と男が激昂、妻を射殺−米

  米国ケンタッキー州東部で11日午前、銃の乱射事件が発生し、犯人の男を含めた6名が死亡した。人民日報が報じた。

  事件で死亡した被害者の家族によれば、11日午前11時35分ごろ、47歳の男性が、妻がランチのために調理したスクランブルエッグの味が「おいしくない」として、突然激昂した。

  怒り狂った男性は自分の妻と家族に向かって銃を乱射、妻と娘を射殺したほか、3名の目撃者を道連れに男は自殺した。現地警察は当事件について家庭内トラブルとして処理したという。





駅弁購入をめぐり男女がけんか 「こだま」遅れる 博多駅

 15日午後2時20分ごろ、福岡市博多区のJR山陽新幹線博多駅に停車中だった博多発新大阪行きのこだま車内で、乗客の男女が大げんかとなり、発車が15分遅れるトラブルがあった。JR西日本は「男女のけんかで新幹線が遅れたトラブルは聞いたことがない」としている。

 JR西や福岡県警鉄道警察隊によると、2人は中国地方在住で内縁関係にあり、男性は60代、女性は40代。駅弁を買うかどうかで言い争いになり、車内でののしり合う騒ぎになった。

 このため、駅員からの110番で鉄道警察隊員が出動。2人に降車を求めたが応じず、こだまはそのまま発車。さらなるトラブルを防ぐために鉄道警察隊員3人に監視され、2人は新下関駅で降車したという。

 JR西は「仲直りしたかはわかりませんが、発車後はお互いに冷静になられていたようです」。このトラブルで新幹線が上下3本遅れ、約1300人に影響した。





ナナで物乞い72人逮捕

タイ警察は21日夜、バンコク都内のスクムビット・ソイ3通り(ナナ通り)で物乞いの取り締まりを行い、タイ人41人、カンボジア人29人、僧侶の格好をした中国人2人の計72人を逮捕した。同通りのグレースホテル周辺で外国人旅行者から物乞いに関する苦情が寄せられていた。タイ字紙コムチャットルクなどが報じた。






売春話を断った日本人に暴行しiPhoneを強奪したオカマを逮捕

 各報道によると、首都圏警察本部第5分署及び同トーンロー署は22日、日本人男性に暴行した上でiPhone1台を強奪した容疑で、29歳のニューハーフの男を逮捕した。

 調べによると、男は、20日4:30頃、共犯の男と共にスクムウィット通りソーイ20内で売春話を持ちかけ断られた日本人男性(34)に暴行し負傷させた上で、男性が所持していたiPhone1台を強奪し逃走したが、追っかけてきた男性が内の1人のカバンを奪い取ると共に警察に通報していた。

 男は取り調べに対して、ゴーイなる姓名不詳のニューハーフの男と共に日本人に暴行し負傷させた上でiPhoneを強奪したと供述しているという。

 男によると、主に酒に酔っている外国人のカバンから金品をすり取ったり、売春客とホテルで寝た際に携帯電話機を盗むという手口で犯行を重ねていたという。



バンコクでニューハーフ強盗逮捕 日本人男性がお手柄 

【タイ】20日午前4時半ごろ、バンコク都内スクムビット・ソイ20通りを歩いていた日本人男性(34)が声をかけてきたニューハーフ2人に襲われ、多機能携帯端末iPhone(アイフォーン)1台を奪われた。男性は2人と争って1人からカバンを奪い、トンロー警察署に通報。警察はカバンに入っていた身分証明書から、22日、バンコク都内の王宮前広場前のロイヤルホテル近くで容疑者の1人(29)を逮捕した。取り調べに対し、容疑者は犯行を認め、これまでにも度々、買春目当てや酒に酔った外国人相手に引ったくりを働いたと供述している。






「不良学生をテロ地域へ」、教育者から批判続出

 専門校生同士の抗争があとを絶たない問題で、「不良学生をテロ頻発の最南部に送り込むべき」としたチンナウォン教育相の発言に批判が出ていることに対し、マルット政府副報道官は9月7日、閣議後の記者会見で、同案は事実無根と釈明した。

 同副報道官によれば、「政府には、学生を最南部に送り込む考えはなく、今日の閣議に提出された教育省の学生抗争対策にも盛り込まれていなかった」とのことだ。

 バンコク首都圏では以前から、他校へのライバル意識などから学生同士が街中で乱闘、銃を発砲して一般市民が巻き添えになって死傷する事件が起きており、数日前には学生の発砲で小学生が死亡。これを受け、チンナウォン教育相は、「不良学生を最南部に送り込み、社会奉仕活動に従事させるという案があり、関係者の支持を得ている」と明らかにした。

 だが、これに対しては、青少年問題の専門家などから、「現行制度を適切に運用すれば対応できるはず」「学生を脅したり、罰則を強化したりするのは逆効果」といった批判意見が出ていた。





19歳女、携帯の電源を切っていたことに怒り恋人を刺し重傷を負わせる

 各報道によると、15日未明、チョンブリー県パッタヤー地区内で、19歳の女が20歳の恋人男性を刺し重傷を負わせた上で逃走するという事件が発生した。

 病院に搬送された男性は警察の事情聴取に対して、友人と一緒に自分の誕生日を祝う為に出かけ、終わった後に恋人の部屋に行ったところ、自分が出かけていた際に携帯電話の電源を切っていたことで激しい口論となり、その際に恋人から刃物で喉を刺されたと話しているという。

 警察は、女の行方を追うと共に男性の回復を待って再度詳細にわたる事情聴取を行う方針であることを明らかにした。





フェラーリにランボルギーニ タイで麻薬犯のスーパーカー競売

【タイ】タイ法務省は4日、差し押さえた乗用車14台を競売にかけ、11台が計5227万バーツで落札された。競売にかけたのは麻薬業者がマネーロンダリング(資金洗浄)のため経営していたバンコク・ラマ9世通りの中古車店の車で、高級スポーツカーがずらり。落札価格はフェラーリF430スクーデリアが1500万バーツ、ランボルギーニ・ガヤルド・スーパーレジェーラが1232万バーツだった。アストンマーティンV8ヴァンテージ・スポーツシフト、ポルシェ・カイエン・ターボは売れ残った。





成人男性におっぱい認める宗教令、サウジで論争

【7月3日 AFP】保守的なイスラム教国のサウジアラビアで、成人男性が女性の胸から乳を飲むことを許すファトワ(宗教令)をある聖職者が提案し、国をあげての論争となっている。

 問題となっているファトワは、アブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdulaziz)国王の上級顧問でもあり、イスラム色の緩和に支持的といわれるアブドゥル・モーセン・オベイカン(Abdul Mohsen al-Obeikan)師が出したもので、女性が授乳した男性は、その女性の息子とみなしうるという内容。

 これはイスラム教の書物にみられる故事に基づくものだが、一部には、親族ではない男性と女性の同席を宗教的観点から禁じているサウジアラビアの法をかいくぐる方便だという見方があるため、国内では聖職者たちに限らず、メディアやインターネット上で国民が意見を戦わせる大論争に広がった。

 4日、聖地メッカ(Mecca)の聖モスク(Haram Grand Mosque)での金曜礼拝では、大きな影響力を持つアブドゥル・ラーマン・スダイス(Abdul Rahman al-Sudais)師がこのファトワについていんちきもはなはだしいと紛糾、腐ったものを売りつける商人と変わらない、国の治安さえ悪化させる問題だと強烈に批判した。

 またサウジアラビアの大ムフティー(イスラム法の最高官)にあたるアブドラアジズ・シェイフ(Abdulaziz al-Sheikh)イスラム問題相も6日、問題となるファトワを出す聖職者はやぶ医者と同じだと苦言を呈し、コーランに依拠していないおかしなファトワの発令は止めさせなければならないと述べ、取り締まる可能性もちらつかせた。
 
 サウジアラビアでは女性には車の運転免許の取得資格がなく、1日5回の礼拝の際には商店は完全に閉めることなどイスラムの教えの解釈がより厳格。政府はシャリーアと呼ばれるイスラム法に基づく司法制度をさらに強化しようともしており、ファトワを出す権限をもつ機関を聖職者たちの最高会議ひとつに絞り、ほかの聖職者たちはそれに従う体制にしたがっている。

 こうした背景の下、一見難解な宗教論争の根本には現代生活に即して、イスラム色を薄めようという動きがある。

 今年初めには、思想的に自由だという風評があったメッカの宗教警察長官アフメド・ガムディ(Ahmed al-Ghamdi)氏が、男性と女性が礼拝の場で同席することを支持する発言をして解任され、その後復帰した。このときも宗教界や世論では保守派と進歩派の間で大論争となった。(c)AFP/Paul Handley





タイ人女性がタマゴを出産し大騒ぎに

タイ北東部の村の女性が、タマゴを産んで物議をかもしている。2010年8月中旬のある日、妊娠9か月だった女性は激しい腹痛に見舞われ、その後に小さなタマゴを産んだというのだ。

しかし彼女はタマゴを人に見せたがらないために、本当にタマゴを産んだのかどうかが明らかになっていない。村では噂が錯綜(さくそう)し、警察が捜査を開始する事態に発展した。

タマゴを産んだプラヤット・チャウィーさん(40歳)は、8月16日の朝、激しい腹痛に見舞われた。夫のチンチャイプンさんは急いで救急車を手配したのだが、彼女はなぜか乗ることを拒んだ。その1時間後に腹痛は治まったのだが、今度は「なにか産まれたーッ!」と突然叫び出し、夫が駆けつけるとそこには直径3センチの小さなタマゴが産み落とされていたという。

チャウィーさんがタマゴを産んだ噂はすぐに村中に広まり、近所の人たちが大勢集まってきた。しかし2人は見物をかなくなに拒否しているという。なぜなら、2人はこのタマゴが神聖なものであると信じており、他人が見ると汚(けが)れると考えているのだ。

しかし見物客は後を絶たず、村中大騒ぎ。事態を重く見た警察はついに捜査に乗り出した。「2人が主張していることが真実なら、医療機関にタマゴを調べてもらうべきだ」として、「もしもこれがウソであった場合は、詐欺容疑で逮捕しなければならない」と話している。

さらに、チャウィーさんは妊娠していなかったのではないかと話す医療関係者もいる。またインターネットユーザーの意見として「これは腎臓結石じゃないのか?」というものもあった。

もしも本当にタマゴを産んだのなら、すみやかに医療機関に調べてもらうべきではないだろうか? 人に見せたくないと言い張るところをみると、かなり怪しいが……。真相は謎のままである。





ゲーム代をくれなかったことで暴れた戦闘ゲーム中毒の少年、止めに入った警官を刺す

 各報道によると、26日17:30頃、ピヂット県バーンムーンラマーク郡内で、マタヨン課程2年(日本の中2にほぼ相当)の少年が、ゲーム代をくれなかった祖父(74)に暴行を加えていた際に止めに入った巡査部長(49)を刃物で刺し負傷させた。

 警察は、巡査部長を刺した後に興奮状態にあった少年をゲーム店に連れて行き、そこで少年がはまっていた戦闘ゲーム"Special Force(SF)"をプレイさせ少年の気を落ち着かせた上で少年の身柄を確保し警察署に連行した。

 調べによると、少年はゲーム代をくれなかった祖父に暴行した上で、家の中から刃物を取り出して祖父を刺そうとした際に止めに入った巡査部長を刺し負傷させた。






劣情にかられて86歳老女を強姦した建設作業員(26)を逮捕

 INNによると、ラムパーン県メーモ郡の警察は、86歳の女性に対する性的暴行容疑で26歳の建設作業員の男を19日逮捕した。

 被害にあった女性によると、19日1:00頃、村はずれにある自宅内で就寝中に、家に押し入った男が力尽くで性的暴行を加えた上で自分のブレスレットを現場に落としたまま逃走して行ったという。

 現場に落としたブレスレットから足がつき逮捕された男は取り調べに対して、夜中に目覚めたあとで劣情にかられ、予てから一人住まいだということを知っていた女性宅に押し入り手を下してしまったと語り、容疑を全面的に認めているという。





乗務員、激怒し「緊急脱出」=客と口論の末―米空港

 【ニューヨーク時事】ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港で9日、米ジェットブルー・エアウェイズ機の男性客室乗務員(39)が、指示に従わない乗客に腹を立て、緊急脱出スライドを使い「職場離脱」する騒ぎがあった。

 米メディアによると、同機はペンシルベニア州ピッツバーグから定刻通りニューヨークに到着。乗客の1人が許可が出る前に頭上の棚から手荷物を取り出そうと立ち上がったため、乗務員は席に着くよう指示した。しかし乗客が従わず、荷物が乗務員の頭にぶつかったことから口論になった。

 乗務員は謝罪を求めたが、乗客が悪態をついたことに激怒。機内アナウンスでわめき散らした後、膨張式の脱出スライドを作動させ、機外へ出て駐機場を走り去った。乗務員はニューヨーク市内の自宅へ戻ったところを、危険行為の疑いなどで当局に逮捕された。 





霊験を授かることができると騙し実娘に養父との性的関係を強要した鬼母を逮捕

 各報道によると、警察は9日、15歳少女に対する性的暴行容疑で、少女の養父(42)及び実母(42)をサムットプラーカーン県県都内のバーンプー工業団地内で逮捕した。

 調べによると、少女の実母が、カーリーが乗りうつった養父と性的関係を持てば幸運と家庭の繁栄がもたらされると言って少女に対して10回にわたって養父との間で性的関係を持たせ、その模様を実母が傍らから観察していたとされ、7月29日に少女が実父(44)に伴われ警察に告発し事件が明るみになっていた。

 少女によると、今年6月に実母からカーリーからの霊験を授かることが出来ると言われ、養父との間で性的関係を持たされたのをきっかけに7月初めまでに10回にわたり性的関係を持たされ、途中でいやだと言うと家から追い出すと実母から言われ逆らうことが出来なかったという。

 逮捕された養父は取り調べに対して、少女と一緒にいた時には自分の身にカーリーが乗りうつっていた為何が起きていたのか一切記憶がないと主張し、また実母は娘と家庭の為によかれと思ってやったことだと主張し両者とも容疑を否定しているという。





少なくとも5人の教え子を強姦した容疑で有名校の副校長を逮捕、サラブリーで

 コム・チャット・ルゥク紙によると、警察は22日、教え子に対する性的暴行容疑でサラブリー県内の有名学校の副校長(52)を校内で逮捕し、オートマチック銃等を押収した。

 調べによると、副校長は2008年から2009年の間に校内の女子レーボール選手に近づき運気が悪いないしは運気が低下していると占い、運気を変えるためには儀式を行う必要があると言って副校長室に誘い出した上で猥褻行為に及んでいたとされ、17歳から19歳の女子バレーボール選手5人が警察に被害を訴えた事により事件が明るみになっていた。

 被害を訴えた5人の内3人はウィハーンデン郡やノーンケー郡内にあるラブホテル内で副校長から性的暴行を受け、その後副校長から誓わないと死ぬないしはインドの魔術師が体に乗りうつるなどと言って口外しない事を誓うよう強要されていたという。

 逮捕された副校長は、校内の敵対する勢力にはめられたと語り無実を主張しているという。






波紋広げる学生産休法案

 性体験の低年齢化で中高生が妊娠し、退学処分となるケースが増えているとされるが、この問題を解決すべく先に保健省が打ち出した学生産休法案が波紋を広げている。

 同法案では、学業を継続できるよう法律で産休を認めることが求められている。

 児童の権利保護のための活動を続けてきたワンロップ氏は、「妊娠した生徒を退学にすべきではない。だが、産休の合法化が、『生徒が妊娠しても問題ない』と誤って受け取られる恐れがある」との危惧を示す。

 一方、チュリン保健相は、「退学処分にもかかわらず、生徒が妊娠するケースがここ数年増加している」と述べて、妊娠した生徒が不利益を被ることがないよう措置を講ずるほうが重要としている。





日本食堂に押し入り強盗だけでなく猥褻行為にまで及んだ3人組を逮捕 p

 各報道によると、首都圏警察本部のサンターン本部長は2日、30日0:00過ぎにバンコクのスクムウィット通りソーイ22にある日本食堂に押し入り、現金5万円等計11品目を強奪し、更に店内にいた女性店員1人に対して猥褻行為に及んだ容疑で、30歳、26歳及び22歳の男3人を逮捕したことを明らかにした。

 事件後の調べにより、3人組が首都圏警察本部ワントーンラーン署管内で発生した窃盗事件に絡んで身柄を追われていた何れも服役経験者であることが判明していた。

 3人組は取り調べに対して、女性をターゲットに犯行を繰り返していたことを認めており、また女性店員に対して猥褻な行為をしたとされる26歳の男は、女性の服を脱がせ胸を掴んだが特に意図は無く、また自分は変態ではないと主張しているという。

 警察によると、3人組は親戚同士で、何れも麻薬使用や窃盗、殺人未遂等の前科があり、また犯行で得た金品は麻薬代金や遊興費に使用されていたという。



日本料理店に押し入り強盗、猥褻行為も

 7月30日午前0時30分ごろ、バンコク都内スクムビット通りソイ22の日本料理店に強盗が押し入り、現金や貴金属を奪った後、逃走するという事件が起きた。

 事件現場となったのは日本食・焼肉レストラン「ほやほや」。キャッシャーのタナッチャヤさん(28)によれば、事件の直前、30歳ほどの痩せた男が店内に入ってきて、「ここでタバコが買えるか?」と尋ねた後、すぐに店を出ていったという。

 少しすると、この男と仲間2人が店に入ってきて、「床に伏せろ」と命令。その後、鉄棒を使ってレジをこじ開けると、現金4000バーツを掴みとり、さらに現金10000バーツ、日本円5万円、金のネックレスとリングの入ったタナッチャナさんのウエストポーチを奪い取ったという。

 その後、犯人にひとりが、タイ人ウエイトレスをトイレに連れ込むと、「裸になれ」と命令。金のネックレス、携帯電話を奪ってから、乱暴するため、スボンを脱がそうとしたが、仲間から「早く逃げろ」と急かされたため、胸をわしづかみにして逃走したとのことだ。

 同店は午後5時から深夜1時まで営業しており、通常、タイ人男性の料理人が2人いるが、強盗が押し入った時は、2人とも近くのコンビニエンスストアに買い物に出かけていた。

 一方、タイ警察は8月2日、容疑者3人を逮捕したと発表。3人は親戚で定職がなく、強盗を重ねて生計を立てていた。盗んだ金は遊びと覚醒剤購入に使っていたという。

 なお、今回のスピード逮捕の理由であるが、容疑者3人は逃走経路としてスクムビット通りソイ31を使ったのであるが、ここにはアピシット首相の自宅があるため、監視カメラが至るところに設置されている。そのため、逃走中の容疑者3人ともその顔がしっかりと撮影されており、これが逮捕を早めたとのことだ。





資産めぐり家族が銃撃戦、4人死傷 タイ北部ピジット

【タイ】20日午後5時半ごろ、タイ北部ピジット県の民家で発砲事件があり、タイ人男性のウィチアンさん(48)と義理の弟のジャムノンさん(35)が死亡、ウィチアンさんの異父弟のヨンヨンさん(39)とヨンヨンさんの父のジャムノンさん(66)が重傷を負った。調べによると、ウィチアンさんとヨンヨンさんが母親(71)が土地を売って得た数百万バーツをめぐり殴り合いのケンカになり、ヨンヨンさんの父のジャムノンさんが息子に加勢するためウィチアンさんらにけん銃を発砲。ウィチアンさんも銃で応戦し、4人とも死傷した。タイ字紙タイラットなどが報じた。






売春婦に復讐(?)、乱暴・強奪繰り返す


 かつて売春婦にだまされて金のネックレスを奪われたことを逆恨みし、2年間で20人から30人の売春婦を襲って、乱暴や強奪をくり返していた男が6月16日に逮捕された。

  逮捕につながる事件が起きたのは、3月2日午前3時ごろ。バンコク都内の繁華街「RCA」の近くで男に声をかけられた被害者のドゥアンさん(仮名)が、その男の乗っていた小型トラックに乗り込んだところ、ナイフをつきつけられ、1600バーツが入った財布と携帯電話、ATMカードを脅し取られた。

 男はドゥアンさんに手錠をかけ、乱暴するため連れ去ろうとしたが、ドゥアンさんが「母親が重病なので、すぐにアパートの管理人にお金を渡して病院へ連れて行ってもらわなければいけない」と作り話をしたところ、男はこれを信じたという。

 そのため、男はわざわざドゥアンさんのいうアパートまで運転して行き、被害者に代わって管理人にお金を渡すために、車から離れた。

 そのすきに、ドゥアンさんは手錠を外し、車の窓を蹴破って逃げ、すぐに警察に駆け込んだ。

 ビルのセキュリティカメラに容疑者の顔が記録されていたため、警察は緊急手配。その後、「似た男をサイアムホテルの周辺で目撃した」との情報をもとに、男を逮捕することに成功した。

 逮捕されたのは中部チャイナート県出身でエアコン修理業を営むユティサック容疑者(31)。取り調べに対して、同容疑者は、「以前地元で売春婦を1500バーツで 買ったことがある。その時、車を駐車し、買い物をして戻ると、売春婦の姿が消えており、金のネックレスを盗まれてしまった」と供述。

 このため、ユティサックは売春婦に恨みを抱き、売春婦を買う振りをしては、所持品を奪い、道に放置するという事件をバンコクで計5回起こしたという。なお、バンコクに来た理由は、「売春婦が多いから」と話している。

 その後、調べを進めて行くうちに、この2年間で、ユティサックは少なくとも20人から30人の売春婦を襲っていた疑いが浮上。これまでのところ、11人がユティサック容疑者の顔を見て、犯人と断言した。このうち、1人は乱暴された上に、3日監禁されたとのこと。

 さらに、ユティサック容疑者が電話で人身売買の話をしているのを聞いた者もおり、今までに5、6人の売春婦が行方不明になっているという。しかしユティサック容疑者は人身売買の件を否定している。



売春婦を狙って強奪・強姦を繰り返していた男を逮捕、過去に騙された仕返しの為と供述

 カーオソット紙によると、首都圏警察本部第一分署及び同マッカサン署は16日、女性を騙して誘い出した上で、刃物で脅し金銭等を強奪した上で、被害者の後ろ手に手錠をかけ性的暴行を加えた容疑で、チャイナート県出身の男(31)を逮捕した事を明らかにした。

 調べによると、男は2日3;00から4:00頃に、誘惑した女性を車に乗せた上で刃物で女性を脅し、1,600バーツ入りの財布や携帯電話、ATMカードを奪った上で、女性の後ろ手に手錠をかけ性的暴行を加えようとしたが、女性がその場から逃れる為に病気の母親を至急病院に連れて行かなければならないと言って男をビルまで送らせ、男がビルの警備員と話しているスキを見て手錠の片側を外し車から飛び降り逃走し警察に通報していた。

 男は取り調べに対して、以前1,500バーツで寝る約束をした売春婦が、自分が物を買いに店に入っているスキに1バーツ重量の金製ネックレスを盗んで逃げ出すという目に遭い悔しい思いをさせられた為、復讐の為に売春婦を狙ってマッカサン署管内で3回、ルンピニー署管内で2回にわたり犯行を繰り返してきたと供述しているという。

 警察によると、男はこの2年間の間に少なくとも20回から30回にわたり同様な犯行を繰り返していたと見られ、これまでに11人の被害者が面通しの際に男から被害にあった事を認めているという。

 また被害者の証言から男が人身売買に関与していた疑いが浮上しており、バンコク内で行方不明になっている5-6人の売春婦の消息を知っている疑いがあると見て事情聴取を行っているが、男は行方不明への関与を否定しているという。



売春婦狙いの強姦・強盗容疑者逮捕 バンコク

【タイ】タイ警察は16日、バンコク在住のエアコン修理工の男(31)を強姦、強盗、監禁などの容疑で逮捕したと発表した。

 調べによると、男は3月2日未明、バンコク都内マカサンで売春婦の女性を盗難車に乗せ、ナイフで脅して手錠をかけた上、現金1600バーツと携帯電話などを奪った。被害者が「父親が病気で病院に連れて行く必要がある」と偽ったところ、男はこれを信じて、車で被害者のアパートまで行き、アパートの管理人に被害者の「父親の治療費」を渡そうとした。被害者はこの間に手錠を外してフロントガラスをけり破り脱出し、警察に通報した。

 警察はアパートの防犯カメラの映像から容疑者を絞り込み、マカサンのサイアムホテル近くで男を発見、逮捕した。

 取り調べに対し男は「売春婦に金を盗まれたことがあり、うらみに思い犯行に及んだ」と主張。これまでに5回、マカサンとルムピニ公園で売春婦を拾い、手錠をかけて強姦後、金品を奪ったと供述している。タイ字紙カオソッドなどが報じた。







W杯で親子げんかの末服毒自殺

 東北部ウボンラチャタニ県ムアン郡で7月1日、除草剤を飲んだ男性が死亡したとの通報がサパシットプラソン病院から警察にあった。

 警察が関係者に聞き取りをしたところ死亡した男性は同県ナムクン郡の農家の息子(28)で、サッカーW杯のテレビ中継に熱中し仕事をあまり手伝わなかったことから父親と口論になり、激怒した末に発作的に自殺を図ったものという。

 男性の姉によれば、父親に「サッカーばかり見ていて朝の仕事に出てこないなら米の飯の代わりにサッカーボールを食べていろ」と言われて逆上し、家にあった除草剤を一気に飲み込んだものという。

 男性は最寄りの病院に担ぎ込まれたあと、サパシットプラソン病院に移され治療を受けていたが、容体は改善せず死亡した。





7歳少女強姦容疑で79歳男を逮捕、妻に逃げられムラムラしてやったと供述

 INNによると、ムクダハーン県県都の警察当局は、7歳の少女に対する性的暴行容疑で79歳の男を18日までに逮捕した。

 被害にあった少女の母親(23)は男の養女だという。

 男は取り調べに対して、妻が他の男と結婚する為に3年前に逃げてしまっていたため、劣情をもよおし手を下してしまったが、このような事をするのは今回が初めてであると供述しているという。





タイの獄中W杯、優勝はイタリア

タイ字紙の報道によると、タイで服役中の各国受刑者によるサッカートーナメント「獄中サッカー・ワールドカップ(W杯)2010」の決勝戦が10日、バンコクのクロンプレム刑務所で行われ、イタリアチームがアメリカを2対0で下し優勝した。3位はナイジェリアだった。
 試合前、ドイツの占いタコ「パウル」を真似て、刑務所のテンジクネズミ「ポーラ」に箱の中のエサを選ばせたところ、イタリアの国旗つきの箱を選んだという。
 獄中W杯は今年で3回目。第1回はナイジェリア、第2回はドイツが優勝した。





ビール3本で孫娘売る 売春強要の祖母逮捕 タイ北部ピジット

【タイ】タイ警察は15日、自分の孫娘(14)に売春を強要した疑いで北部ピジット県在住の女(57)を逮捕したと発表した。

 被害者は両親が離婚してバンコクに転居したため、祖母、妹(13)と一緒にピジット県の村で暮らしていた。調べによると、逮捕された女は被害者を登校先の学校の教師や村の男相手に売春させ、1回につき、現金100―200バーツ、もしくはビール3本、地酒などを受け取っていた。女が妹にも売春するよう命じたことから、被害者が担任の教師に相談し、事件が明るみに出た。




鬼祖母、酒代のため孫に売春を強要

 北部ピチット県で、酒代ほしさから孫に売春を強要していた祖母(57)が逮捕された。

 この祖母はアルコール依存症で、酒がなくなると近所の男らに13歳と14歳の孫をあてがい、現金100バーツから200バーツ、またはウイスキーなどを受け取っていたという。客の中には長女が通う学校の教師も含まれていた。

 両親が離婚し祖母に頼るしかなかったが、連日の売春強要に耐えられなくなり、長女が担任に助けを求めたことから事実が明らかとなった。この長女は「妹まで同じ目に遭っているのがつらかった」と話している。

 祖母は売春斡旋と人身売買の罪に、10人以上にのぼる顧客も淫行の罪に問われるとみられている。

 なお、少女たちは現在、社会開発人権保護局のもとで心身のリハビリテーションケアを受けている。


未成年姉妹に売春を強要していた祖母(57)を逮捕、客にはタイ党議員助手や2少女の教師も

 各報道によると、ピヂット県の県都警察署は16日、13歳と14歳の少女姉妹に売春を強要していていた容疑で、2人の少女の祖母(57)を逮捕した。

 問題の事件は、売春を強要されている事に耐えかねた2人の少女が、学校の女性教師に相談した事で明るみになっていたもので、これまでに未成年者買春容疑が持たれているプゥア・タイ党所属下院議員の助手(48)や2人の少女の社会科教師(40)、同じ村に住む男(35)が前日深夜迄に出頭し、何れも容疑を否認すると共に保釈が認められていた。

 逮捕された祖母は、村内の者を相手に2少女との売春を斡旋していたとされ、かねてから村内で祖母の振るまいが話題になっていたという。

 また、姉は学校の女性教師に対して、これまでに村内の若者や高齢者、学校教師





22歳女性、6歳の娘が夫に強姦され淋病を感染させられたと訴える

 INNによると、4日、サムットサーコン県グラトゥムベーン郡内在住の女性(22)が6歳の娘を連れて、児童・女性権利擁護財団を主宰するパウィーナー・ホンサグン女史のもとを訪れ、娘が夫から性的虐待を受け淋病を感染させられたと訴えた。

 女性によると、娘の下着に黄色いシミが大量に付着しているのを見て不審に思い問いただした結果、自分の留守中に水浴を終えた娘が夫にタオルを取って欲しいと呼んだ際に、夫が娘を抱きしめ寝室に連れて行き性的虐待を加えていた事が分かったという。

 また、女性によると、麻薬の使用癖や日常的な暴力に耐えかねて夫と別居していたが、その後も娘が時々夫のもとを訪れていた為、5月に娘の為に再度夫と同居していたという。

 女性の告発を受け警察に逮捕された男は取り調べに対して、実の娘に性的虐待を加えていた事を認める証言をしているという。





元看護師、胎児を「お守り」として転売

 東北ウボンラチャタニ県で、瓶詰めの胎児を長年売っていたとして元看護師の女が逮捕された。
 自供によると、元看護婦は知人の女医が違法中絶で取り出した胎児を買い取り、瓶に詰めて「金運のお守り」として希望者に売っていた。購入者全員が、「胎児の魂の力で宝くじが当たる」と信じていたとのことだ。
 元看護師は、親戚が所有する空き家に胎児の瓶詰めを並べて保管していた。この家は20年ほど放置されており、家主は「瓶詰めの胎児が保管されていることは知らなかった」と話している。
 警察では14本の瓶を押収、いずれも胎児の保存状態は良好だったという。
 なお、違法中絶を施していたとされる女医についても捜査を開始、逮捕する方針とのことだ。


瓶詰の胎児14体、宝くじ用の魔術に使用か タイ東北部ウボンラチャタニ

【タイ】タイのテレビ報道によると、21日、東北部ウボンラチャタニ市の空き家で14本のガラス瓶に入った胎児14体の死体がみつかり、地元警察が市内在住のクリニック手伝いの女(49)を逮捕した。女は堕胎された胎児を1体1000バーツで買い取り、転売していたと供述しているという。販売された胎児は宝くじの当選を狙う魔術に使用されたとみられている。









「ワールドカップ見たさにスト」フィアットCEOが激怒

「ワールドカップ(W杯)見たさに工場従業員がストをした」として、フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOが18日、怒りを露わにした。

マルキオンネCEOは、シチリア島テルミニ・イメレーゼ工場の従業員が14日に実施したストライキについて、「本当の目的は、サッカー・ワールドカップのイタリア代表試合を観戦したかったからだ」と発言した。そのうえで 「前例のない、信じられぬ事態」と非難し、「私たちの仕事を真面目にやろう。そうでなければ、フィアットは見放される」と警告した。

テルミニ・イメレーゼ工場は、イタリア政府による南部工業振興政策に基づき、1970年に操業開始した。マフィアと無縁の産業を地元に定着させることを目標としていた。

ただし、立地上部品供給が不便な上に、計画されていた新車積み出し港の建設が遅れたため、慢性的なコスト高が生じていた。今年初め発表されたデータによると、同工場で製造される乗用車は、他工場で生産するより約1000ユーロ(約11万円)コスト高という。

体調不良を理由に休暇をとる従業員の多さにも常に悩まされてきた。2007年6月には、猛暑のため従業員が作業を放棄して家に帰ってしまう事態も発生した。

そうした背景から2009年12月フィアットは、同工場で唯一の生産車である現行ランチア『イプシロン』が終了する2011年末以降は、乗用車生産の拠点としない計画を発表した。
直後からイタリア国内では、労働組合、政府を巻き込んで大きな議論が起き、今年1月には従業員10数名が工場棟の屋根を占拠する事件も起きた。

目下フィアットは、他の生産拠点であるポミリアーノ・ダルコ工場に関して、条件がまとまらない場合の工場閉鎖も視野に入れて関連労働組合と交渉中だ。

それに関してマルキオンネCEOは、現在ポーランド工場で生産しているフィアット『パンダ』に言及。「ポーランド製パンダは、かつてどのイタリア工場でも達成できなかった高品質を実現している」と評価した。

いっぽうで「もし、フィアットがイタリアを愛していなければ、この国での生産を増やすために過去200億ユーロもの投資を行なわなかっただろう」として、同社が生産拠点の国外移転のみを目指してきたのではないことも強調した。

加えて、イタリアは関連労働組合の数が多すぎて交渉がまとまらないことを指摘、「アメリカのように労働側の窓口を一本化すべき」とも発言するなど、W杯スト問題をきっかけに、南部2工場に関するマルキオンネ氏の不満が一気に爆発した。





サトゥーンで砂糖と共にドリアンを食べた糖尿病の男性が死亡

 カーオソット紙によると、31日1:00頃、サトゥーン県県都内で、ウドンターニー県出身の64歳の男性がドリアンを食べた後にショック症状を引き起こし、搬送先の病院で死亡した。

 男性には糖尿病の持病があったことから、ドリアンをコップ半分くらいの砂糖と一緒に食べた事により体内の糖分濃度が上がりショック症状を引き起こしたと見られている。





コンピュータゲームで遊ばせてくれない事を僻んで瑠弾で3人を脅かしていた際に誤って爆発

 各報道によると、1日0:30頃、バンコクのバーンカピ区ソーイ・ラームカムヘーン53にあるアパートの室内から爆発が発生し、30歳の男性が死亡し、24歳から36歳(報道により20歳から30歳)までの男性3人が重傷を負った。

 調べによると、死傷した4人は友人同士で、死亡した男性がコンピュータゲームで遊ばせてくれない事を僻んで瑠弾で3人を脅かしていた際に誤って爆発させてしまったと見られている。

 重傷を負った部屋の借り主の男性によると、死亡した男性はコンピュータゲームで遊ぶために毎日のように朝夕と部屋を訪れていたという。





タリバンに拉致されたインド人、食事にふるまった本場のカレーで解放。

世界の中で最も政情不安な国のひとつでもあるアフガニスタン。2001年に米国中心の連合国軍による攻撃でタリバン政権が崩壊し、現在はハーミド・カルザイ大統領のもとで新たな国作りが行われている最中だ。しかし、安定への道は険しく、タリバンの残存兵によるテロや拉致事件のニュースが伝えられることも数多い。今年10月に自転車でアフガニスタンに入国していたあるインド人男性は、北西部の主要都市ヘラート近郊でタリバンに拉致・監禁された。言葉が通じず、暴行もされたという中、ある日男性が兵士たちにカレーをふるまうと彼らは大喜びし、これがきっかけで拉致から24日後に解放されたという。 



28歳のインド人男性ソメン・デブナスさんは、5年前から「世界のエイズの状況を知りたい」(英紙デイリー・テレグラフより)と、自転車で旅を始めた。2020年までに191か国をまわりたいと望むデブナスさんは、これまですでに欧州など33か国を巡っている。そんな彼が事件に巻き込まれたのは10月のこと。今年はじめ、パキスタンからアフガニスタンに入ったデブナスさんは自転車で同国内を移動。そしてヘラートに差しかかかった先月、現地の事情を何も知らなかったデブナスさんは、タリバン兵によって拉致されてしまった。

「突然、ひげを生やしたたくましい10人の男に囲まれて質問されたようだが、言葉が分からずに答えられなかった」(デイリー・テレグラフ紙より)と、デブナスさんは拉致当時の様子を振り返る。荒涼とした場所に連れて行かれ、わずか3メートル四方の地下牢で目隠しされたまま、椅子に縛られたそうだ。食事はわずかな米と牛肉が3日に1回与えられる程度。現地のパシュトゥン語で命令されるものの、言葉の問題で従うことができず、暴行を加えられたという。

毎日死の恐怖を感じていたデブナスさんだったが、ある日一筋の光が射し込む。英語を少し理解できるタリバン兵の存在に気付き、この兵士の話から自分が置かれている状況についても知ることができた。デブナスさんは、この兵士とできるだけ話をするよう心がけ、「世界を旅行している最中で、彼らの目的を邪魔するつもりはない」(英誌ガーディアン・ウィークリーより)と、必死に説明したそうだ。

そんなある日、デブナスさんはタリバン兵から料理を作るよう頼まれる。誤解を解くチャンスだと思ったデブナスさんは、インドならではのカレーを作ることに。羊の肉を牛肉で代用した以外、普段と全く同じものに仕上げたというカレーを出すと、その味に兵士たちは大喜び。英語を話せる兵士を介して「とても幸せな気分になれた。あなたは安全な人に思える」とタリバン兵たちも心を開き、拉致から24日後にデブナスさんを解放した。

デブナスさんは受けた暴行で体中にあざが残ったが、使っていた自転車はしっかり保管され、解放後は再び世界をまわり始めている。「私の奔放な行動が、死を近づけてしまった」と、今回の経験は大きな教訓になったようだが、その後クロアチアに渡ると「インド大使館の人は、私のタリバンの話を楽しんでくれる」とも話し、しっかり旅のネタにしている様子。それでも精神的に辛かったのは確かなようで、「今はとにかく家族に会いたいかな」と、インドへの一時帰国も考えているようだ。





インド航空機、「カレーの匂い」で火災警報、引き返し

  15日付中国新聞社電によると、12日にインド・ムンバイを出発したインド航空機(エア・インディア機)が、離陸約30分後に貨物室の火災発生を知らせる警報が出たため、引き返した。貨物室を調べたが出火した形跡はなく、検査員は濃厚に漂っていたスパイスの香りに火災探知機が反応したとみている。

  同機はドイツ・フランクフルト行きのボーイング747型機。火災警報器が反応した際、操縦士は出火場所や煙を確認できなかったが、ムンバイへの引き返しを決めた。着陸後に空港で調べたところ、貨物室は強いスパイスの香りが充満しており、積んでいたミックススパイスの粉、いわゆるカレー粉から出たものと分かった。

  専門家によると、これまでも航空機の火災警報器が積み荷の匂いに反応したことがある。2004年には、ムンバイ発ロンドン行きの航空機が飛行中に火災警報機が貨物室内のマンゴーの匂いに反応し、ルーマニアのブカレスト空港に緊急着陸した。また、強烈な匂いで知られる果物のドリアンに、火災警報器が反応したこともある。(編集担当:如月隼人)





パッタヤーのホテル内で叔父の部屋に向け銃弾を発砲した豪人男(21)を逮捕

 各報道によると、パッタヤー地区の警察当局は6日3:00過ぎ、ホテル内の客室のドアに向け銃弾を発砲した容疑でオーストラリア人の男(21)を逮捕した。

 調べによると、男は、同じホテル3階に宿泊中の同国人の叔父(45)の部屋のドアに向け銃弾を発砲したとされ、逮捕された時男は酒に酔った状態だった。

 叔父によると、前日夜に外へ酒を飲みに出かけた男が、酒に酔った状態で拳銃をドアに向け撃ち込んできたが、拳銃の入手先等に関しては心当たりが無いという。

 警察は、男が叔父との喧嘩の際に抱いた怒りを晴らす為に酒の勢いを借りてタイ人から入手したと思われる拳銃を発砲したとの見方を示した。



警官と名乗り外人から現金を強請取ろうとした2人を逮捕、被害者も麻薬で逮捕

 各報道によると、チョンブリー県パッタヤー地区の警察当局は6日1:00過ぎ、警察官であると名乗って住宅地内の貸家に住んでいる外国人に難癖をつけ金銭を強請取っていた容疑で33歳と39歳のタイ人の男を逮捕し、麻薬ヤーアイス0.85g、同ヤーバー20錠を押収した。

 この逮捕は、4人組の偽警察官が外国人から金品をゆすり取ろうとしているとの住宅地の警備員の通報により実現したもので、4人組の内2人は警察官の姿を見て現場から逃走した。

 また、警察は現場の貸家内からヤーバー6錠やマリファナ29gが発見された事を受け、被害者でもあるノルウェー人の男(37)及び恋人のタイ人女(32)、ニューハーフのタイ人男(29)の身柄を確保した。

 麻薬所持使用容疑で逮捕されたタイ人女は取り調べに対して、4人組が麻薬取締中の警察官と名乗って現れ、見逃し料として10万バーツの支払いを要求してきたが、持ち合わせが無かった為スキを見て警備員に警察への通報を依頼したという。

 女によると、4人組は最初に自分のところに現れ2万バーツを要求してきたが、持ち合わせが無く口封じの為に殺されると思い、その場から逃れる為に同じく麻薬を使用している恋人のノルウェー人宅を捜索した方が良いと4人組に言ってしまったが為に"証人"として友人のニューハーフと共にノルウェー人宅に連れてこられたという。



パキスタン人2人がタイ人女から薬物を仕込まれ4千ドルを強奪、パッタヤーのバスターミナルで

 パッタヤー・デイリー・ニュースによると、6日16:00頃、チョンブリー県パッタヤー地区にあるバスターミナル内で、何れも27歳のパキスタン人男性2人が、タイ人女から差し出された飲料水を飲んだあとで意識を失い現金約4,000ドルを強奪されるという事件が発生した。

 被害にあった2人の内、まだ警察の事情聴取に応じられる状態にあった男性によると、バンコクに向かうためにバスターミナル内でバスを待っていた際に、親しげに近づいてきた30歳から40歳位のタイ人の女が差し出したソーダ水を飲んだあとで激し眠気に襲われ、その際に女が2人の財布から約4,000ドルを盗み逃げていったという。

 警察側は、女がパッタヤー地区内で同様な犯行を繰り返していると見て、2人の回復を待って似顔絵を作成すると共に詳細に事情聴取を行った上で女の行方を追うとした。



背景に外国人客の取り合い、バービヤ嬢が別のバービヤで働く女のグループに刺殺

 各報道によると、7日未明チェンマイ県県都内シープーム地区内の路上で、バービヤで働くウドンターニー県出身の女性(27)が何者かに刺され死亡するという事件が発生した。

 調べによると、ローイクロ通りにあるバービヤで働く女性が、女友達やニューハーフの友達2-3人と一緒に酒を飲んでいた際に、同じ地区にある別のバービヤで働く女のグループが、女性が顔立ちの良い外国人男性から言い寄られている事をネタに言いがかりをつけてきた事をきっかけに両者間で喧嘩が発生し、その後女性が帰宅の為に1人で路上を歩いていた際に、先ほどのグループから暴行を振るわれた上で刃物で刺された。

 警察側は、当時現場周辺にいたトゥクトゥクの運転手やニューハーフ等に対する聞き込みにより既に実行犯を特定し行方を追っている事を明らかにした。



英国中部で12人を殺害し自殺した運転手、実はパッタヤーの女性に入れ込んでいた

 イギリスのテレグラフ紙によると、同国中部のカンブリアで発生した、タクシー運転手の男が銃を乱射し12人を殺害した上で自ら自殺した事件に絡んで、男がチョンブリー県パッタヤー地区内のThe Kennel Barで働くHonと名乗る、見た目は19歳、実際には30歳位と思われるタイ人女性に入れあげていた事が、友人で事件の際に男から撃たれた被害者の1人でもある男性の証言で明らかになった。

 男性によると、男が2007年にパッタヤーに出かけた際に、Honと名乗る女性と知り合いになり、その後3年以上にわたりメール等のやりとりをしながら関係を維持していたという。

 また、別の友人によると、今年初めに男が1,000ポンドをHon宛に送金したあとで、Honから別れ話が切り出されていたという。

 その際に男は、自分の人生につきまとってきた金の問題や家族からの影響を嘆いていたという。



売春及び同斡旋容疑でウズベキスタン人の女5人を逮捕、パッタヤーで

 各報道によると、チョンブリー県パッタヤー地区の入国管理警察当局は8日0:00(報道により5:00)過ぎ、囮捜査によりパッタヤー・ハイソー・ホテル付近で35歳のウズベキスタン人の女を売春斡旋容疑で、また女が売春斡旋目的で現場に連れてきていた4人のウズベキスタン人の女を売春容疑で逮捕した。

 売春容疑で逮捕された4人は、35歳の女の斡旋で売春をし、売り上げの一部を女に斡旋料として支払っていたと供述しているという。

 警察によると、売春斡旋容疑で逮捕された35歳の女はパスポートを所持していない違法入国者で、また売春容疑で逮捕された4人は何れも正当なパスポートを使用して入国していたが、何れもオーバーステイだった。



14歳少女が道に不案内な警官と名乗る男に強姦される、パッタヤーで

 各報道によると、7日15:30頃、マタヨン2年生(日本の中2にほぼ相当)の少女(15)が住民男性に伴われチョンブリー県のパッタヤー地区に属するバーンラムン郡の警察署を訪れ、警察官と名乗る40歳くらいの色黒の男に性的暴行を受けたと訴えた。

 少女によると、母親と待ち合わせの約束をしていたサヤーム・カントリー・クラブ近くのロータス・エクスプレスに向かっていた際に、バイクに乗った警察官であると名乗る男に、担当地域外で道に不案内である為、バイクの後部座席に乗って目的地まで案内して欲しいと言われ、男のバイクに乗ったところ、林に連れ込まれ、そこで無理矢理性的暴行を受けた上で携帯電話を盗まれたという。






売春宿を認めて! アテネで100人がデモ

AP通信によると、ギリシャの首都アテネ中心部の内務省前で20日、売春婦らでつくる組合のメンバー約100人がデモを行い、売春宿での仕事を認めるよう要求、組合代表と会談したラグーシス内相は要求を検討すると約束した。

 同国では売春は合法化されているが、認められているのは街娼(がいしょう)だけで売春宿での仕事は認められていない。売春宿で多くの売春婦が逮捕され、犯罪に巻き込まれる可能性が高い街娼をすることを余儀なくされているという。(共同)





33歳女性、77歳の絶倫夫から別れたいと訴える

 ポストトゥデー紙によると、パトゥムターニー県サートルンゲーオ郡内で、夫から軟禁されているとの通報を受けた警察に保護された女性(33)が、約1ヶ月前から一緒に暮らしている内縁の夫の絶倫ぶりについて行けず別れたいと訴えた。

 女性によると、内縁の夫は自分の祖父位年が離れているにもかかわらず昼夜一緒に寝る事を強要され、出かける事も許されない状況に耐えられなくなり警察に保護してもらう為に通報したという。





九官鳥の鳴き声に腹を立て隣人を射殺

 バンコク都ラップラオ地区で3月19日、隣で飼っている九官鳥の声がうるさいことに腹を立て、隣人を射殺するという事件が起きた。

 事件が起きたのは19日早朝。被害者トンジュアさん(70)の妻によれば、「午前6時半ごろ、隣の家に住むヌン(75)が銃をもって家に現れ、大声で夫に出てくるよう言いました。ちょうどその時、夫は僧への寄進を終え、自転車に乗って戻ってきたところで、激しい口論になりました。ヌンはうちで2年飼っている九官鳥の声が大きくて眠れないと言って、夫と言い争ったあげく、銃を取り出し至近距離から夫に向けて発砲しました」とのことだ。

 逮捕されたヌン容疑者は「トンジュアさんとは28年以上、近所付き合いをしていたが、ここ5、6年は争いが絶えなかった。トンジュアさんの妻が口が悪かったり、隣の家で壁に穴をあけたところ私の部屋まで穴が突き通ってしまったり、隣の木がうちの敷地内に張り出してきたり、いろいろあったが、警察に訴えても、ただ口頭で注意するだけで、一向にらちがあかなかった。

 それに加えて、隣では2年前から九官鳥を飼い始め、その声がうるさくて寝不足になった。鳴き声で夜遅くまで眠れず、朝は早くから起こされるので、イライラがつのっていた。何度トンジュアさんにかけあっても、『警察を呼ぶなら呼べ』と言われるだけ。しかし警察が来ても何もしてくれない。耐えきれなくなって銃で撃ってしまった」と供述した。

 なお、ヌン容疑者は発砲したあと、銃を手にしたまま、警察に逮捕されるまでその場で待っていたとのことだ。





テレビのリモコン争いで義父を殺害

.お酒を浴びるように飲み、働くこともしない男と15年間共に暮らしてきたマグリエッタさん(37)だったが、今回だけは許せなかった。男がマグリエッタさんの父親を殺害したからだ。喧嘩の原因はテレビのリモコンだった。
事件が起こった週末、マグリエッタさんと彼女の3人の子供は近所の家に遊びに行っていた。
事件を知ったのは15歳の長女、彼女は自宅へ戻ると凄惨な現場を見てしまった。彼女は驚き叫びながらマグリエッタさんの元へ飛び込んでいったそうだ。その男、ランバート(42)はマグリエッタさんの父親(73)を殴り殺した。凶器は不明、現場へ駆けつけた雑誌記者が判別できたのは父親の座っていた壊れたソファだけという有様だった。死亡原因は頭部損傷。逮捕されたランバートの供述では、確かに彼女の父親とリモコンを巡って争ったが父親は自分で倒れ頭を打ったと言っている。
マグリエッタさんによると、ランバートはアルコール依存症で、働こうともせずお酒を飲んではマグリエッタさんの家族と口論していたという。「ランバートは『クズ』」、「時々気が狂ったような行動をする」など近所でも評判は最悪。この事件後も「マグリエッタが宝くじに当たった!」と叫んでいたそうだ。マグリエッタさんの叔父によると、以前ランバートはミニバスタクシーを盗み、客を乗せお金を稼いでいたそうだ。
こんなダメ男でも15年間連れ添い、3人の子供を育てたマグリエッタさん。「私の家族はランバートを『許さない、殺してやる』と言っている」と、今度ばかりは彼女も許せないようだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)





わいせつ住職、女子中学生の斡旋を信者に依頼

 南部ペチャブリ県のサラシム寺のマノップ住職が3月9日、13歳の少女と性交渉を持った容疑で身柄を拘束された。このほか、パイ容疑者(女、20)も少女に売春の斡旋をした疑いで逮捕された。

 同住職に乱暴されたとみられているのは、有名中学1年生のビーちゃん(仮名、13)。供述によれば、昨年末と今年初めの2回、パイ容疑者に連れられて、マノップ住職の部屋を訪ねたという。

 このことが発覚したのは、ビーちゃんの通う学校で「ピーちゃんが売春をした」との噂が広がったことによる。そのため、担任の教師がビーちゃんに問いただしたところ、最初は否定。しかし、根気よく話を続けるうちに、住職と性交渉をした事実を認めたという。

 その後、このことを知った母親が警察に被害届を出した。

 住職は容疑を否定しており、還俗を拒んでいるというが、パイ容疑者の方は、住職に少女を斡旋したことを認めている。ただ、「性交渉に及んだかどうかは知らない」とのことだ。

 タイでは15歳未満の少年少女を買春した場合、2ー6年の禁錮、4ー12万バーツの罰金、もしくはその両方が科せられる。





ニシキヘビの頭で殴り逮捕

 米サウスカロライナ州で、男(29)が口論になった男性の顔を体長約1・2メートルのニシキヘビの頭で殴り逮捕された。

 モーテルの宿泊客だった2人は、男の部屋から漏れてくる大音量の音楽が原因で口論に。いったん収まったが、男は数時間後、男性の元に行き、ヘビで殴ったという。

 男はヘビを家族に預けてから警察に連行されたという。





鶏肉はハゲと同性愛を引き起こす

ボリビアのエボ・モラレス大統領が「鶏肉はハゲと同性愛を引き起こす」と発言し、注目を集めている。23日(現地時間)、米ロサンゼルスタイムズが報じた。

同大統領がこの発言をしたのは、ボリビアのコチャバンバで4月22日(現地時間)に開かれた環境問題についての集会「World People’s Conference on Climate Change and the Rights of Mother Earth」でのこと。

開会演説に立った同大統領は「もし頭髪が薄くなったり、ゲイになったりすることが嫌なら鶏肉を食べるな」と発言。その理由を「鶏肉は、太らせるために女性ホルモンを注射されている。そのため、食べると男性のあるべき姿が破壊されてしまう。我が国のメディアNoticias 24によると、鶏肉を食べると若い少女の乳房が早い段階から大きくなるそうだ」と説明した。これを聞いた出席者らは、大笑いしながらも困惑した表情を隠せなかった。

また「ハゲはそんなに気にするほどのことではないように思うが、ヨーロッパでは病気として扱われている。ヨーロッパではほとんどの人がハゲているようだが、それは食べているものに原因がある」とも述べた。そして、自身のもじゃもじゃで濃い黒髪をその証拠として指さし「私の頭にはハゲる予兆はない」とした。

この発言に対してスペインの同性愛者団体は「同性愛者の権利を理解していない」としてボリビア大使館に抗議しているという。





自殺止めようとした父、刺されて死亡 タイ東北部

【タイ】タイのテレビ報道によると、23日、タイ東北部ウドンタニ県の警察署に人が殺されたという通報があり、現場の民家に急行した警官が住人の男性の刺殺体(57)を見つけ、そばにいた男性の長男(25)を逮捕した。

 男性の妻(65)によると、長男は数年前にバイクの事故に遭って以来、精神状態が不安定で、度々暴力的になったという。事件当日は、自分より弟たちを愛していると男性をなじり、包丁を自分の首に当てた。男性は長男が自殺を図ることを恐れ、包丁をもぎ取ろうとし、長男に胸を刺された。






元大臣も強い関心、犬の乳を飲む3歳の女児

 南部ラチャブリ県で3月26日、3歳の女児が毎日犬の乳を飲むことが話題になっている。

 この女の子、マイちゃんは、母が出稼ぎに出ていることから、生まれた時から祖母に育てられている。祖母は、ルアという名の5歳になるメスの犬を飼っているが、犬はいつもマイちゃんの側に寄り添っており、一緒に寝るのが習慣となっていた。

 祖母によれば、マイちゃんはいつもルアのお腹を枕がわりにしていたが、ある日の昼寝に、ルアの乳首を触って遊んでいたマイちゃんが突然、ルアの乳を吸い始めたという。そして、吸っているうちに、マイちゃんもルアも眠ってしまった。それ以来、ほぼ毎日、ルアの乳を飲み続けて、すでに3年が経つとのことだ。

 「マイは賢い子供で、おしゃべりも上手。幼稚園にも通っている。性格は明るく、牛乳も毎日飲んでいる。眠る時だけ、ルアの乳を吸いながら寝る習慣で、ルアはマイが起きない限り、じっと動かない。以前、汚いからと、ルアの乳を吸うのをやめさせようとしたが、マイは、『いつも水浴びをしているから大丈夫』と言うこ とをきかなかった」と祖母は話している。

 ただ、専門家は、「犬の乳を吸うことで、皮膚や乳首から狂犬病などの病気に感染する危険性があり、さらに大きくなればなるほど、引き離すのが難しくなるため、今のうちにこの習慣をやめさせるべき」と警告している。

 なお、この話に強い関心を持ったマニット前副保健相も、マイちゃんの家を訪問。なごやかな雰囲気で談笑しながらも、「犬の乳を飲みつづけるのは危険」とアドバイスしていた。





警官の弟、公衆トイレで女子大生襲う



 バンコクに隣接するパトゥムタニ県のレストラン「パックブンローイファー」経営者の娘が深夜、公衆トイレでレストラン客に襲われるという事件が起きた。

 被害者は女子大生のワーンさん(仮名・19歳)。大学の講義が終わってから、制服のまま、レストランの手伝いをしていた。

 そして、深夜0時30分ごろ、店から10メートルほど離れた公衆トイレに入り、個室から出てきたところ、先ほどまで店で飲み食いをしていた若い男が待ち伏せていた。

 この男、タナポン容疑者(19)はワーンさんを再び、個室に押し込めると、スカートを引きちぎり、乱暴しようとした。

 しかし、ワーンさんは激しく抵抗するとともに、大声で助けを求めた。タナポンはそのため、腹や顔を何度も殴るとともに、「騒いだら殺す」と脅したが、それでもワーンさんがひるまず抵抗したところ、この騒動を聞きつけた市民がトイレのドアを蹴破り、ワーンさんを救出。さらに、タナポンを取り押さえた。

 ところが、この時、タナポンと一緒に飲み食いをしていた警官が、タナポン容疑者を助けようと、割って入った。そして、あろうことか、被害者であるワーンさんの父親に暴力をふるう始末。

 そのため、ワーンさんはすぐに警察に連絡。駆けつけた警官にタナポン容疑者は連行されたが、問題の不良警官も同行し、パトカーの中でずっとワーンさんと父親を脅していたという。

 警察での取調べで、タナポン容疑者は、「レストランで一緒にいた警官は実兄と義理の姉です。食事をしながら、学生服姿のワーンさんを見ていましたが、その短いスカートが目に焼き付き、性欲を抑えることができず、犯行に及んでしまいました」と容疑を全面的に認めた。

 一方、容疑者の兄はその後もワーンさん一家に、被害届を取り下げるように脅迫電話をかけつづけたため、一家は、脅迫を受けている、との被害届も出すことにした。

 その後の捜査で、この不良警官は、ラートルムケオ署に勤務していることが判明。取調べの後、起訴される見通しだ。





実銃から水鉄砲へ、非常事態宣言下でも水掛け祭り

【タイ】タイは13日よりタイ正月(ソンクラン)に入り、各地で水掛け祭りが始まった。非常事態宣言の発令や、多くの死者と負傷者を出した10日のタクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD)」と治安部隊の衝突にもかかわらず、バンコクでも外国人旅行者が多いカオサン通りや歓楽街のパッポン通りを中心ににぎわっている。

 バンコクでは水掛け祭り関連のイベントはすべて中止されていたが、12日より自主的に始まった。高架鉄道(BTS)および地下鉄(MRT)は通常どおり運行、全駅利用できる。

 UDDが集会を続けるラチャプラソン界隈のショッピングセンターは閉店したままだが、サイアム・パラゴンは夜8時まで営業、セントラル・チッロムは事態が変化しない限り夜10時まで開く。

 タイ正月は暦上では15日までだが、16日金曜日を休みとして18日までの大型連休とする企業もある。

反政府集会か? 水掛け祭りか?

【タイ】タクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD)」は反政府集会を続けたまま、タイ正月(ソンクラン)を迎えることになった。ある程度の人数を集めているものの、ほとんどは水掛け祭りを楽しんでおり、舞台前で反政府の演説に耳を傾けているのは少数派。そこにも水が飛んできたり、(顔や体に塗って楽しむ)粉で汚されている。

 UDDメンバーは消火栓からホースで水を引き、ラチャダムリ通りの真ん中で大々的に水掛けを続けている。身内での掛け合いでは飽き足らず、ピックアップトラックでパッポン通り辺りに遠征する輩も多い。

 ラチャプラソン交差点を中心に通行止めが続いているが、高架鉄道(BTS)は通常どおり運行している。セントラルワールド、ゲイソンプラザ、ビッグCなどのデパートやディスカウントストアは臨時休業したまま。

政情不安下もソンクラン祭で水かけ

 4月13日、政情不安にもかかわらず、タイ正月のソンクラン祭を祝うイベントが全国各地で催された。 バンコクでは都庁主催の行事などが取りやめになったが、先の衝突に伴い治安部隊が引き揚げ、緊張が解けたことから、衝突で死傷者の出た現場近くのカオサン通でも外国人旅行者や地元の人々が水かけに興じた。 デモ隊が占拠するラートプラソン交差点エリアやパンファ橋エリアでも水かけ用の水が用意され、人々が水をかけ合ってソンクラン祭を楽しんだ。





実父、娘を乱暴しようとし舌かみ切られる

 北部ウタラディット県で、実の父親が15歳の娘を乱暴しようとして、娘に舌を噛み切られるという事件が起きた。地元紙が3月7日に報じた。

 事件が起きたのは、2月28日。中学3年生のゲーちゃん(仮名)が、友人宅で宿題をするためオートバイで外出しようとしたところ、実父のプット(52、 仮名)が突然、「一緒について行く」と言い出した。

 そして、宿題を終え、友達の家からの帰り道、夜道を運転していたプットが、今度も突然、「おはらいをしてやる」といい、人通りのない道に入り、ゲーちゃんを木立の中へ連れて行ったという。

 それから、用意してあった布をしき、ろうそくに火をつけた後、「おはらいの儀式をするから、服を脱ぎなさい」とゲーちゃんに命令。

 その後、プットは下着姿のゲーちゃんを無理矢理乱暴しようとしたが、ゲーちゃんが抵抗。そのため、プットに力一杯、腹を殴られたため、痛みで動けなくなってしまった。

 プットは抵抗できなくなった娘を抱きしめてキス。そして、舌を挿入したところ、ゲーちゃんがこれに強く噛み付いた。そのため、舌が口の中で1・5センチほど切断され、プットは痛みと驚きであわてて林の中を逃げて行ったという。

 その後、ゲーちゃんから事情を聞いた母親はすぐに警察に被害届を提出した。





バンコク首都圏に非常事態宣言

 アピシット首相は4月7日午後6時15分、バンコク都内および近隣県に非常事態宣言を発令した。

 非常事態宣言下では、5人以上の集会ができなるなるほか、政府批判のビラ配布が禁止されるなど言論の自由も一部制限される。

 しかし、5人以上の集会禁止は国会審議や閣議にも適用されるため、法案審議もできなくなることから、政府は非常事態宣言発令には二の足を踏んでいた。

 だが、反政府デモを続けるタクシン元首相支持派「反独裁民主連合」(UDD)
がセントラルワールドなどのあるバンコク最大の商業地区を占拠しているほか、7日には国会議事堂敷地内に乱入。このため、憲法で認められている集会の限度を超えている、として非常事態宣言が発令されることになった。

 同首相は「各国政府から批判を浴びない範囲で、あらゆる方法により事態を沈静化する」と発表。同首相は発言は抽象的表現が多いため、実際にどのような行動にでるかは不明であるが、アヌポン陸軍司令官が武力鎮圧に反対しているため、「次の1手」は今のところはっきりしていない。

 ところで、2008年11月28日、反タクシン派「市民民主連合(PAD)」がスワンナプーム空港およびドンムアン空港を違法占拠した時も、ソムチャイ首相(当時)は非常事態宣言を発令している。

 この時、PADは行政裁判所に発令取り消しを求めるとともに、徹底抗戦を宣言。さらに、PAD幹部のソンティ氏は、「首相が辞任しない限り、空港での抗議集会を継続する」と明言するとともに、「観光業界に与える影響はそれほど大きくなく、またそれは私的なものにすぎない。(この抗議行動により得られる)国家利益に比べれば、たいしたものではない」 とデモ参加者の士気を鼓舞した。

 なお、この空港占拠について後日、「あれは実に楽しい出来事だった」との感想を述べたPAD幹部のひとりが、現アピシット政権のコシット外相。また、この時、アヌポン陸軍司令官は政府に対して、「下院解散」を進言している。



バンコクの非常事態宣言、反タイ政府派は散会拒否

【タイ】7日夕方にバンコク首都圏に非常事態宣言を発令したタイ政府は同日夜、地上波テレビ全局を通じ、バンコクで続いているタクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD)」の反政府集会が違法だと指摘し、散会を求めた。また、集会の規模拡大を防ぐため、地方のUDD支持者がバンコクに入ることを検問で阻止し、バンコクから帰郷を希望する場合はバスなど交通手段を提供する方針を明らかにした。軍・警察による集会の強制排除の可能性には言及しなかった。

 非常事態宣言は5人以上の集会禁止、報道統制などを認めるもので、バンコク都と隣接するノンタブリ県の全域、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、ナコンパトム県、アユタヤ県の一部に発令された。

 UDDは東北部、北部など地方の支持者数万人を動員して、3月半ばからバンコクのパーンファー橋周辺、4月3日からは高級ショッピング街であるラーチャプラソン交差点一帯を占拠し、政府に即時解散総選挙を要求している。非常事態宣言発令後も退く気配はなく、支持者に対し、バンコクの2拠点と各県県庁に集まり、政府に圧力をかけるよう呼び掛けた。

 緊迫した状況の中、アピシット首相は東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議出席のため、8―9日、ハノイを訪問する予定。不在中、治安対策はステープ副首相が担当する。






女性の電話番号を聞いただけで射殺される

 3月7日午前6時ごろ、バンコク都フワイクワン区で、仲間の女性の電話番号をきかれたことに腹を立て、相手の乗ったタクシーを追跡した上、2人を射殺する事件が起きた。

 死亡したのはタクシー運転手ランサンさん(24)とピシットさん(20)。ランサンさんは右肩に2発の銃弾を受け、運転席で死亡しており、同乗していたピシットさんは右わき腹を4発、左手首を1発撃たれて死亡していた。

 タクシーは前を走っていた車に衝突。この車に乗っていた女性2人は「交差点で停車していたら、タクシーがつっこんできた。タク シーを襲った人の顔は見ていない」と供述したが、目撃者の証言によれば、銃を撃った犯人はこの車を運転しており、他にも高級車3台がその場に停車していたが、犯行後に逃げ去ったという。

 死亡した2人と一緒にいた友人の話では、「食堂で食事して、店を出る時、ピシットが別の席に座っていた女性の電話番号をきいていた。その後、タクシーに乗っていると、あとから車が追って来て、前方にいきなり割って入って車を止め、罵詈雑言を並べた。そのため、ラ ンサンが汚い言葉で言い返すと、犯人は発砲した」とのこと。

 その後、犯人グループの仲間が運転するBMWがバイク と事故を起こしたことから、この運転手の身柄を拘束し、取り調べたところ、銃を撃ったのはウィサルット(24)という男であることが判明した。

 事件の原因は、被害者を含む4人組が別のグループの女性から電話番号を聞き出したところ、女性の友人である加害者が怒り、店から出てきた被害者グループの乗ったタクシーを数台の車で追跡し、被害者の車を止めると、野球のバットとナイフを持って、被害者に車から降りるよう言った。しかし被害者がこれを無視したため、ウィサルットが銃を取り出して撃ったという。

 警察の調べでは、犯人グループは以前からドラッグ密売に関係しており、その容疑も含めて現在指名手配中だ。





血液作戦、「史上最も異様な抗議活動」に認定

 米国のオンライン紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」は、タイの首都バンコクで「反独裁民主戦線(UDD)」が行った血液作戦を、「歴史上、最も異様な抗議活動」と認定した。

 タクシン支持団体、UDDは、メンバーから採血した大量の血液をペットボトルに入れて、首相府、アピシット首相宅、民主党本部の前でまき散らした。その模様は、各国のメディアを通して世界中にも発信された。

 同紙がこれまでに認定した世界の「異様な抗議活動」には、毛皮反対を訴える「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」が香港で行った檻の中からの抗議、環境保護団体「シーシェパード」が日本の調査捕鯨船に腐ったバターを投げ入れた事件などが入っている。





教会でセックスしていた警官、停職処分

ドイツ南部インゴルシュタット郊外で、警察官(26)が勤務時間中に教会でセックスをした疑いで停職処分を受けている。地元警察の広報によると、警察官は懲戒処分を受け、宗教活動を阻害した罪で刑事告発される可能性がある。

警察官は昨年大晦日、教会で女性と一緒にいるところを訪れた信者に目撃された。2人はその場から逃げたが、教会関係者が警察官を特定した。

警察官は翌日、停職処分を受けた。宗教活動の阻害は、最高で懲役3年が科せられる。





学校サボり白昼乱交、タイ女子高生ら16人補導 

タイのテレビ報道によると、23日昼ごろ、南部ナコンシータマラート県の警察署に、未成年の男女数人がモーテルに入ったという通報があり、現場に駆けつけた警官、学校関係者らが、モーテルの室内にいた女子高校生と男子専門学校生、計16人を補導した。このうち数人は裸だった。現場に同行した女子生徒の母親は自分の娘を怒鳴りつけ、同きんしていた男子生徒を数回けった。補導の様子はテレビカメラで撮影され、全国放送された。

 補導された生徒らは、度々学校を抜け出し乱交を楽しんでいたと話している。






ミャンマー北部、産業化懸念 女性の誘拐急増 嫁不足・中国で売買

中国雲南省と国境を接するミャンマー北部で誘拐され、嫁不足が深刻な中国農村部に売られる女性が急増していることが3日までに、明らかになった。1日付の中国誌、中国経済週刊が報じた。

 国境地域の警察当局者によると、2009年に誘拐され、強制的に農村部の男性に嫁として売られたミャンマー人女性は268人で、08年の87人から約3倍に増えた。これは捜索願が出て救出された事例だけで、実際の被害者数はさらに多いとみられている。

 家族の中には誘拐され売られたとは思わず、中国でよりよい暮らしをしていると信じているケースもあるという。反人身売買グループ代表者は同誌に対し、「近隣諸国では中国経済の好況を称賛している」と述べており、ミャンマーなどでは、中国国内で問題となっている都市と農村部の格差を知らず、中国での生活に幻想を抱いている様子がうかがえる。

 一人っ子政策が続く中国では働き手となる男児を望む夫婦が多い。その結果、05年の統計では男女の比率は120対100。専門家は20年には適齢期の男性約2400万人が結婚できなくなると見積もっている。特に安徽省、湖北省、河南省など発展の遅れた農村部では外国人女性との結婚を希望する未婚の高齢男性が増加している。

 それに目をつけたグループが、誘拐、輸送、引き渡しのネットワークを作り上げている。誘拐が産業化したことで売買価格も急騰。雲南省の警察当局者は「08年には容姿端麗の女性で2万〜3万元(約26万〜40万円)だったのが、09年には魅力的ではない女性でも最低3万8千元(約50万円)になった」と明かしている。中国農村部の嫁不足解消は期待できず、被害女性の増加が懸念されている。





「働かないので漬け物石で殴った」同居男性殺害容疑で女逮捕

警視庁牛込署は7日、自宅で同居の知人男性を殺害したとして、殺人容疑で東京都新宿区富久町、パートタイマー、根本京子容疑者(55)を逮捕した。

 同署によると、根本容疑者は「男性が働かず、将来を悲観した。漬け物石で頭を数回殴り、毛布で口をふさいだ」と供述している。

 逮捕容疑は、7日午前11時半ごろ、東京都新宿区のアパート一室で、寝ていた50代の無職男性の頭を数回殴るなどして殺した疑い。

 この日は家賃の支払日だったという。根本容疑者は7日午後2時ごろ、警視庁に「男を殺しました」と自首した。



『家でごろごろしやがって』といわれて頭に来た。ちょっとやり過ぎた 同居人殴り、死亡させる 傷害致死容疑で無職男を逮捕

同居していた母親の内縁の夫を殴って死亡させたとして、警視庁城東署は、傷害致死の疑いで東京都江東区大島の無職、中川淳容疑者(38)を逮捕した。同署によると、中川容疑者は「(同居人に)『家でごろごろしやがって』といわれて頭に来た。ちょっとやり過ぎた」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、23日未明ごろ、自宅マンションで母親(58)の内縁の夫でパチンコ店従業員、坂部勝則さん(64)の顔面を殴るなどし、死亡させたとしている。

 同署によると、中川容疑者は坂部さん、母親と3人で同居していた。23日は坂部さんと母親が帰宅した後、中川容疑者と坂部さんが口論から殴り合いとなったという。坂部さんはその後就寝したが、午前10時ごろに起こしに行った母親が、ベッドの中で冷たくなっているのを発見、119番した。坂部さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

 母親は「夫が酒を飲んで帰宅すると、息子とたびたびけんかになった」と話しているという。

 同署は司法解剖を行い、死因を詳しく調べる。





ドラえもん人形の葬式で「母」号泣

 2月2日、アユタヤ県で、子供のようにかわいがってきたドラえもんの人形の葬式が行われ、数百人が参列した。

 葬儀は普通の人と同じように行われ、棺の前には写真が飾られ、「ジウイちゃん」という名前と生没年が記されていた。数多くの参列者が訪れる中、喪主のプラップルンさん(48)とその家族は読経に耳を傾けていた。

 プラップルンさんはドラえもんの葬儀を行ったことについて、次のように語った。

 「私は病院の雑役係として働いています。3年前に白血病になり絶望し、仕事や家族にもトラブルが起きたので、有名な寺を巡っていたところ、サラブリ県のある寺の高僧に出会いました。高僧は私にドラえもんの人形をくれ、これを子供と思って世話するようにと言いました。

 その後、人形を世話するうちに、不思議と人形に命があり、成長しているように思えてきました。それで家族ともども、ドラえもん人形を子供同様にかわいがっていたところ、運が向いてきて、宝くじに何度もあたったので、暮らし向きがよくなりました。商売が繁盛し、私自身は病気も治り、100万バーツの家を建てることができました。

 どこへ行くにも人形を連れて行きました。ジウイという名前をつけ、幼稚園にも行かせました。幼稚園には、ジウイのための机やロッカーがあり、子供たちも怖がることなく、ジウイと遊んでくれました。

 ところが、昨年10月18日の午前1時20分、突然ジウイから別れを告げる声がきこえました。ジウイは普通の人と同じようにお葬式をしてくれと言っていました。そこでジウイをくれた高僧にお経を読んでもらい、2月2日に火葬することにしました」

 幼稚園の先生によれば、ジウイが来てから、子供たちはみな楽しく幸せそうだったという。

 葬儀は通常と同様に行われ、人形がおさめられた棺を開き別れを告げたとき、プラップルンさんは棺にすがって号泣した。

 プラップルンさんや親族、幼稚園の先生、生徒、さらに見物人およそ500人が見守る中、棺は荼毘に付された。ただ、実際には人形は焼かずに、元の持ち主の高僧へ返されることになった。

 プラップルンさんは葬儀を終え、これからはまた病院の雑役係として働くかたわら、折に触れてタンブンをし、ジウイの霊を慰めたいと話している。

ドラえもんのぬいぐるみ、アユタヤの寺で葬儀

【タイ】タイのテレビ報道によると、中部の古都アユタヤの仏教寺院で1日、ドラえもんのぬいぐるみの葬儀が営まれ、住民数十人が参列した。

 喪主は地元の女性、パラップルンさん(48)。数年前、重い病気を患っていたパラップルンさんを励まそうと、親せきの僧侶がドラえもんのぬいぐるみをあげたところ、しばらくして病気は全快。このぬいぐるみが生きているように思えてきたパラップルンさんは「ジーワイ」という名前を付け、制服を着せ登校させたり、誕生日パーティーを開いたりと、実の子同様に面倒を見てきた。今回の葬儀は夢に出てきた「ジーワイ」に「寿命が尽きたので葬儀を行ってほしい」と頼まれたためで、要望通り、読経あり、音楽ありと人間と変わらない本格的な葬儀となった。







韓国保健省が子作り奨励、帰宅促すために月1度はオフィスを強制消灯。

いま、先進国を中心に深刻な問題となっているのが少子化の流れ。日本でも未婚率の上昇や晩婚化、雇用不安といった“子どもを作りにくい環境の問題”が山積し、将来的に高齢者を支える基盤や経済規模の縮小といった懸念が上がっている。お隣の韓国も、似たような少子化問題を抱えているが、この問題を管轄する保健福祉家族省が、先日、率先してある対策を打ち出した。それは毎月第3水曜日に同省内を19時で完全消灯するという試みで、職員に「早く帰宅して子作り」するよう奨励しているという。

英放送局BBCなどによると、この試みが始まったのは1月20日から。チョン・チェヒ保健福祉家族大臣は2008年9月の就任当初から出生率の上昇を優先課題に掲げており、その対策の一環として今回の完全消灯が実行に移された。韓国は2000年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの推計値)が1.47だったのに対し、2005年には1.08まで下落。2008年は1.19まで回復を見せているが、それでも日本の1.37(2008年)を下回って世界最低水準となっており、急激な少子化傾向に危機感を強めている。

加えて公務員全体の出生率平均は1.82だが、保健福祉家族省の職員はこれよりも下。率先して対策を打つべき省にとっては“皮肉”な状況だ。その原因は職場の忙しさにあると見られ、省内では数年前から早く帰宅するよう促していたが、現実には職員の多忙さは変わらず。そこで打ち出されたのが、毎月第3水曜日に省を挙げて強制的に帰宅させる「ファミリーデー」というイベントだった。

この日は19時をもって省内の電気を完全に消灯。職員は真っ直ぐ家に帰って家族サービスに時間を使うよう奨励するとともに、「より多くの子どもを」と同省は期待をかけているという。完全消灯の実施は同省では初めての試みで、スポークスマンによれば「プレスルームだろうが、例外なく電気を消す」(韓国紙コリア・タイムズより)という徹底ぶり。当面は「職員の子どもの数を平均2人まで増やすのが目標」と話している。

そのほか、同省は男女関係なく育児休暇取得による不利がないよう注意を払い、例えば1歳未満の子どもを持つ女性職員に柔軟なスケジュールで対応するなど、職場環境も整えるそう。大臣は「高齢者を支える子どもたちが、大きな負担を抱えることになるという問題は差し迫っている」(コリア・タイムズ紙より)と、少子化対策が緊急を要する最重要課題であるとの認識で、まずは出生率が低水準だったおひざ元から手を打った形となった。

ちなみに、同省は「結婚して出生率を向上させて欲しい」との考えから、未婚職員に出会いの機会を斡旋する試みも1月7日に発表している。具体的には、同じビルに入っている民間企業で働く人や周辺の省庁職員との合コンやサークル活動の場を同省が率先して設けるという施策。こうした試みがどの程度の効果をもたらすかは未知数だが、数年後に改善の報告が出されるのか、注目しておきたいところだ。 .





インドの裁判所、エイズ防止のために『セックス面会』許可!.


.インドの刑務所がエイズ拡散の原因になっているという指摘が相次ぐなか、服役者らの“セックス面会”を許可する法案が検討されようとしている。

15日、現地メディアが伝えたところによると、ボンベイ高等裁判所はエイズの感染拡大を防止する目的で、服役者らが定期的に夫婦関係を結べるような法案をマハラシュトラ州政府に検討するよう求めた。
同裁判所は「刑務所内における同性同士の不自然なセックスがエイズ陽性患者を増加させている」とし、2〜3年以上の長期服役者が妻とプライベートな空間で会うことができるような法案を検討するよう指示した。

“セックス面会”が必要であるという意見の提唱者、Anand Grover氏は「刑務所内で確かにセックスは存在している。だが、それを分かりながらも知らないふりをしてきた」と話し、「服役者のセックスが認められている国はヨーロッパやアジアにもある」とその必要性を訴えた。

これに対してMajumdar裁判官は、「服役者にもセックスが必要なときがある」として、「服役者とその妻に1カ月に1〜2回程度セックスができるようにプライベートな空間を提供できるかどうか検討すべきだ」とGrover氏の考えを認めた。

また、同裁判所は刑務所内にエイズ検査ができる医療施設と医療スタッフを配置することを併せて指示した。





「妻」17人に子ども37人 イスラエル警察が男を逮捕

 イスラエル警察は14日、17人の「妻」に37人の子を産ませ、少なくとも3軒のアパートで奴隷化していたとして、強姦(ごうかん)と人身売買禁止法違反(奴隷化)などの疑いで、「救世主」を自称するゴエル・ラツォン容疑者(60)を逮捕したと発表した。同国メディアが報じた。

 同容疑者は、「妻」たちは自分の意思でとどまっていたと主張、容疑を全面否認している。

 地元報道によると、子どもの中にはラツォン容疑者が自分の子に産ませた孫も含まれている。昨年放映されたテレビ番組では「妻」が32人、子どもが89人おり、女性の一部は「彼はわれわれを苦境から救ってくれた。救世主だ」と話していた。

 ラツォン容疑者は、自分の名前と顔を入れ墨させた「妻」や子どもを最大都市テルアビブ南部のアパートに住まわせていた。(共同)





ロシア人男女4人がパタヤの海岸で性行為

 1月3日早朝、パタヤのジョムティエン・ビーチで性行為をしたとして、ロシア人男女4人が逮捕された。

 通報を受けた警察が駆けつけると、ウェルカム・ジョムティエン・ビーチホテル前のビーチで、白人男性2人、白人女性2人が海に入って集団で性交渉をしていた。

 衣服は海岸に脱ぎ捨てられ、周囲には野次馬も見られたが、4人は人目を気にすることなく行為を続けていた。

 警察はただちに止めるよう命令。服を着せたあと、署へ連行した。逮捕されたのは25歳から30歳までのロシア人男女4人。警察は4人に対し公然わいせつ罪で、1人当たり500バーツの罰金を科した上、釈放した。

 警察によれば、このような行為は国のイメージを損なうものであり、最近外国人の無法な振る舞いによる事件が増えてきていることもあって、旅行者に対し適切なふるまいを求めるPRを検討中とのことだ。





「揉んであげたのに反応がなかったので腹が立った」友人のキンタマを素手で引きちぎった男を逮捕

 ドイツ西部の都市、デュッセルドルフにて友人のキンタマを素手で引きちぎった男が逮捕されていたことがわかった。罪状は性的虐待罪、および重大な身体障害を負わせた罪。

 男の名前はハンス・O(45)。昨年9月2日、ハンスは友人のアレキサンダー・Jとデュッセルドルフ近くの町ノイスで落ち合い、そのまま2人はハンスの家で酒を飲むこととなった。

 酔いがまわり、アレキサンダーがソファーで眠り始めたところ、ハンスはおもむろに友人のズボンを脱がすとそのまま性器をなでまわし始めたという。

 しかし、アレキサンダーは無反応。これに激怒したハンスは、そのままキンタマを捻り上げて引きちぎり、取れたキンタマを窓の外に放り投げてしまった。

 タマらないのは突然の激痛に襲われたアレキサンダーだ。彼は致命的な怪我にもかかわらず2キロ離れた自宅に逃げ帰り、母が呼んだ救急車によって病院に運ばれ、なんとか一命は取り留められた。

 警察に逮捕され、先日デュッセルドルフ地方裁判所に出廷したハンスは事件について「何も言うことはない」と黙秘を貫いている。なお、キンタマは後日、屋根の上から発見された。





卒業式は女装禁止 タイ学長会議

【タイ】ニューハーフの大学生グループが卒業式で女子学生の制服着用を認めるよう求めていた問題で、タイの国公立大学当局は21日の学長会議で、要望を却下した。議長を務めたチュラロンコン大学のピロム学長は「日常では女装を許容するが、卒業式では社会秩序を重んじるべきだ」と述べた。タイ字紙コムチャットルクなどが報じた。

 この問題については、12日に開かれた、タイに40校ある国立ラーチャパット大学の学長会議でも、▽王族から卒業証書を授けられる際に、名前と服装が一致しない▽認めれば性同一性障害の女学生も男装の権利を主張する――などを理由に、禁止と結論していた。

 タイの国公立大学の卒業式は、王族が卒業生1人1人に卒業証書を手渡すことから、タイ人の間では人生最大級のイベントと受け取られている。念入りにリハーサルが行われ、卒業証書を受け取る瞬間の写真は家々に飾られる。性転換者、同性愛者に寛容なタイ社会だが、こうした事情から、卒業式は格別という判断が下ったもようだ。





「本物が働け」 バンコクの警官人形撤去

【タイ】バンコク首都圏警察のサンターン司令官は17日、首都圏の道路脇に立つ警官の人形をすべて撤去し、派出所の窓に張られた遮光フィルムも外すよう命じた。司令官は人形撤去について、「本物の警官に働かせる」「人形任せで警官が怠ける」などと説明。遮光フィルムに関しては、派出所に警官がいるかどうかわからないという苦情があったという。






「殺すなら殺せ」と言われ妻を5階から落とす 会社員を逮捕

 福岡県警筑紫野署は28日、妻をマンション5階の自宅ベランダから転落させたとして、殺人未遂の疑いで同県春日市下白水南、会社員、中道徳治容疑者(27)を逮捕した。妻の智美さん(30)は15メートルほど下の敷地内の芝生に落ち、骨盤骨折などの重傷を負ったが、命に別条はないという。

 逮捕容疑は27日午後9時40分ごろ、金銭問題をめぐって智美さんと口論になり「殺すなら殺せ」などと言われたことに立腹。智美さんの体を抱え上げ、高さ約1.2メートルのベランダの柵越しに転落させたとしている。

 同署によると、中道容疑者は「殺意はなかった」と供述している。







鬼畜養父、年越し祝い代わりに13歳少女を強姦

 コム・チャット・ルゥク紙によると、ナコンパトム県県都内在住の36歳の女性が13歳の実の娘を連れ警察を訪れ、43歳の新しい夫が少女に対して性的な虐待を加えたと訴えた。

 女性によると、31日夕方に仕事を終え帰宅したところで、娘が新しい夫から性的虐待を受けているのを目撃してしまい、娘から事情を聞いた上で被害を届ける為に警察を訪れたという。

 被害にあった、県内の有名校のマタヨン1年(中学1年にほぼ相当)過程に通う娘によると、小学校4年頃から、母親がいない時に養父から度々性的な虐待を受けていたが、拒否すると代わりに現在11歳になる妹に対して性的暴行を加えると養父から脅され拒否する事も出来ず、また、母親に告げたら妹に暴行を加えると養父から脅されていた為被害を訴える事が出来なかったという。

 警察側は、少女に対する医師による検査を終えた後に、検察の業務開始を待って再度事情聴取を行った上で少女の養父に対する逮捕状を取得する方針である事を明らかにした。

 警察によると、少女の養父は過去にスパンブリー県ソーンピノーン郡内のトゥンコーク署からジャケツイバラ科の木を盗んだ容疑で昨年4月16日に日時指定された出頭状が発行されていたが、出頭を拒否していたという。





2009年、話題になった三面記事

<外国人犯罪が増加>

◆狂乱のオーストラリア人、タクシーを盗んで逃走
 バンコク都内トンロー地区でオーストラリア人が盗んだタクシーの中に立てこもり、暴れるという事件が起きた。

 オーストラリア国籍のキップサン・ウィンセント・ブルース容疑者(50)は1月6日午前4時ごろ、都内スクムビット通りでタクシーを呼び止め、行き先を告げないまま乗り込んだという。そのため、運転手はそのまま運転していたが、スクムビット通りソイ22に近づいたところで、同容疑者は急に停車するように指示、すぐ近くのコンビニエンスストアに入っていった。

 その直後、ブルース容疑者はビール瓶2本を抱えて店から飛び出してきて、その後を従業員が追ってきた。タイでは深夜の酒類販売は禁止されているため、従業員に販売を拒否された同容疑者は強引にビールを店外に持ち出し、タクシーに乗り込んでしまった。

 そのため、運転手のパノムポンさん(40)が従業員と話をするために車を降りた隙に、タクシーは急発進。パノムポンさんは慌てて警察に通報した。

 その日の午後、ブルース容疑者の乗ったタクシーはトンロー地区で発見されたが、同容疑者は車から降りようとせず、内部からガラスを割るなど、大暴れ。このため、警察では催涙ガスを使用し、逮捕した。

 なお、逮捕時、ブルース容疑者と警官が乱闘となり、警官数人が負傷している。

◆ドイツ人退役軍人、女性にだまされ無一文に
 バンコク都内トンロー地区の公衆電話ボックスとバス停留所の広告掲示板に放火したドイツ人の男が逮捕された。

 3月3日の深夜から4日の早朝にかけてトンロー地区の公衆電話ボックス11カ所と、バス停3カ所の広告掲示板が放火された事件を捜査していた警察は、防犯カメラに記録されていた映像などをもとに、ドイツ人のベッカー容疑者(64)を逮捕した。

 ベッカー容疑者は元軍人で、現役時代、タイに4、5回、旅行者として訪れていた。タイがすっかり気に入った同容疑者は退役後、タイに住んで不動産業を営むため、財産の大半を持ち込んだが、これをパタヤに住むタイ人女性にすべてだまし取られてしまった。

 ベッカー容疑者は年金を受給しているが、これを引き出すためのATMカードも持ち去られたことから、ほぼ無一文になり、祠にまつられている地酒を 盗み飲み、ゴミ箱でたばこの吸い殻をあさり、さらには、公衆電話のコイン返却口にある取り忘れたコインを回収して、生活していた。

 事件を起こした日は、かなり酔っていたことから、返却口に硬貨のない公衆電話ボックスを腹いせに放火したという。

 路線バス停留所の広告掲示板を放火したのは、「俺が停留所で寝ていたらタイ人の浮浪者に『そこをどけ』といわれて、追い出されてしまった。俺が寝ることができないなら、他の浮浪者も寝ることができないようにするため放火した」と供述している。

 なお、逮捕後、ベッカー容疑者は「違法行為ということは分っていた。もう2度としないので、許してほしい」と話していた。

◆ロシア人観光客、遊びすぎ文無し、万引き
 6月21日午前4時ごろ、パタヤ市内のコンビニエンスストアでロシア人の男がインスタントラーメンを盗んで逮捕された。

 犯人は観光客のフィアドトトロフ容疑者(38)。店員によれば、同容疑者は知り合いとおぼしき外国人といっしょに入店し、すこし店内を歩いた後、インスタントラーメン2袋を手にすると、すぐに店外に飛び出ていったという。

 そのため、店員が追いかけ、容疑者の身柄を拘束。警察に連絡した。

 調べにより、フィアドトトロフ容疑者はパタヤのオープンバーに勤務する女性とともにあちこち遊び歩いているうちに、文無しになってしまったことが判明。

 事件当日は、食事をする金もなくなり、空腹のあまり万引きを思いついたとのことだ。


<夫婦間トラブル、今年も多発>

◆浮気相手とこっそり結婚 、本妻が式場に乗り込む
 1月11日午前8時ごろ、中部アユタヤ県バンバン郡の民家で行われた結婚式に、新郎の「本妻」が子どもを連れて乗り込むという「事件」が起きた。

 工場に勤務するデーチャーさん(33)と新婦カイさん(仮名、33)との結婚式がこれから行われようとしていた時、デーチャーさんの本妻であるスパトラさんが、2人の子どもを連れ、会場にやってきた。

 スパトラさんによれば、デーチャーさんとは8年前に入籍。その後、7歳の女の子と、1歳の男の子をもうけている。デーチャーさんがしばしば外泊していたことから、浮気をしていることは知っていたが、「まさか結婚式まで挙げるとは思ってもみなかった」という。

 スパトラさんが結婚式のことを知ったのは、挙式の前日。この日は「子どもの日」だったため、「いくらなんでもこの日ばかりは帰ってくるだろう」と 待っていたが、まったく連絡なし。さらに、友人から「あなたのだんなさん、明日、結婚式を挙げるらしいわよ」との電話が入った。

 そこで、スパトラさんは警察署で相談するとともに、子ども2人を連れて、結婚式場を訪ねることにした。

 一方、新婦の父親によれば、デーチャーさんに結婚歴があることは知っていたが、すでに正式に離婚していると聞かされており、デーチャーさんの両親 も、正式に挨拶に来たため、その言葉を信用したという。また、デーチャーさんとカイさんとは3カ月前から同居していたとのことだ。

 しかし、今回の騒動で、新婦の両親は、「スパトラさんとのことをきちんとするまでは結婚は絶対に認めない」と明言。また、7万バーツ相当の新郎からの結納金については、「恥をかかされたので返さない」と話している。

 なお、スパトラさんは日系企業の工場で働いているが、「私だけの収入では子どもを養っていけない」として、離婚に応じる考えはないとのことだ。

 ところで、デーチャーさんであるが、「本妻」と子どもが押しかけてきたことを知ると、式に招待した友人らとともに式場から逃げ出したという。

◆性交渉を強要された妻、夫の舌をかみ切る
 3月23日朝、東部チョンブリ県内の病院に負傷した夫婦が入院したことから、病院側が警察に通報した。

 調べによれば、入院したのは、サイピンさん(41)とその夫のサムリさん(50)。サイピンさんは顔面・身体がアザだらけで、片目は開けることができない状態だった。また、サムリさんは舌の一部がちぎれていた。ともに近くの工事現場で寝泊まりしている作業員。

 2人によれば、前夜、仲間と酒を飲んでいたという。そして、酒宴がお開きとなり、それぞれの部屋に戻ったところで、性欲の高まったサムリさんがサ イピンさんに性交渉を求めたところ、眠かったサイピンさんはこれを拒否。すると、激怒したサムリさんが殴る蹴るの暴行を加えた。

 そして、妻がぐったりしたのを見たサムリさんが性交渉に及ぼうと、まずキスをしようとしたところ、怒り心頭に達していたサイピンさんはその舌をかみ切り、ちぎれた部分を投げ捨てた。

 その後、2人は酔っていたこともあり、病院に行かずに就寝。しかし、翌朝、ともに痛みに耐えきれず、通院することにした。

 やってきた警官に対して、2人はともに相手を傷害罪で起訴する意向を示したという。

 なお、サムリさんの舌であるが、医師によれば、病院にやってきた時にはかなりの時間が経過していたことから、接合は不可能とのことだ。

◆夫刺殺の献身妻、裁判所が執行猶予の判決
 暴力亭主を刺殺したが、執行猶予付の判決を受けた女性が、TVトーク番組に出演。タイで話題となっている。

 この女性は東北部シーサケット県に住むニタヤさん(30)。殺害した夫(33)とは8年前に結婚し、最初は幸せな生活を送っていたが、3年目から夫の態度が豹変。仕事をまったくしなくなり、酒浸りとなった。さらに、覚せい剤を常用するようになったほか、浮気はするわ、すぐに暴力をふるうわ、と妻を奴隷のように扱っていた。

 事件が起きたのは、今年6月13日。日雇いの仕事を終え、疲れて帰ってきたニタヤさんに「酒を買ってこい」と命令。ニタヤさんが、「すぐ食事の用意をします。その後、買ってきます」と言ったところ、この夫は「バカ野郎。今すぐ買ってこい」と叫ぶと、近くにあった棍棒を手にして殴りかかってきたという。

 そのためニタヤさんはとっさに手にしていた包丁で、夫を刺してしまったとのことだ。

 しかし、裁判では正当防衛が認められ、執行猶予2年と、実刑判決を逃れることになった。

 ニタヤさんは出演した番組で、「どうしてさっさと離婚しなかったのか」との司会者の質問に、「一度結婚したら、何があっても、その夫のために尽くそうとずっと決めていました。そのため、どんな仕打ちを受けようとも、我慢していました」と答えていた。


<犬が事件の主人公>

◆プードル犬、暴行犯から少女守る
 2月14日、15歳と17歳の少年3人が強盗、強姦未遂の容疑で隠れ家で寝ているところを逮捕された。

 被害者はチャンタブリ県の高等専門学校に通うスアイさん(仮名、21)。13日の夜、スアイさんは所用を済ますため、ペットのプードル2匹(1歳2カ月の「ナムワン」と8カ月の「ムーワン」)をオートバイのカゴに入れ、外出した。

 そして、村の中を運転していると、若者3人の乗ったオートバイが近づいてきて、いきなり蹴飛ばされたことから転倒。その後、若者3人はオートバイから降りると、乱暴するため、スアイさんのズボンとシャツを脱がそうとした。

 抵抗するスアイさんの横で1歳2カ月のプードル「ナムワン」が犯人3人に向かって激しく吠える一方、8カ月のプードル「ムーワン」は全速力で家に引き返し、家の玄関の前で狂ったように吠え続けた。

 そのため、家から出てきたスアイさんの父親は愛犬の様子から「娘の身になにかあったに違いない」と直感。オートバイのエンジンをかけると、プードルはそれを先導するかのように元来た道を駆け戻った。

 すぐに、父親は娘が乱暴されかけている現場に到着。若者3人を怒鳴りつけるとともに、大声で村人に助けを求めた。そのため、驚いた3人はスアイさんのオートバイを盗み、慌てて逃走した。

 なお、3人は以前にも同様の犯行を繰り返していたという。目的は、奪ったオートバイを解体して部品を近隣諸国に売ることだが、たまたま美人が運転していた場合のみ、乱暴していたとのことだ。

<珍奇事件>

◆ゴミ回収業の女、赤ん坊の肉刻んで調理
 3月25日、赤ん坊の肉を刻んでバジル炒めを作ろうとしていた女性が逮捕された。

 警察によれば、バンコク都内パホンヨティン通りの高架橋の下に住むナーンチャニー(32)が、お昼御飯に、ひき肉のバジル炒めを作ろうとしていたところ、通りかかった救急救命士のピヤポンさんが、使っている肉の中に爪のついた指を発見。そのため、「人肉ではないか」と疑い、警察に通報した。

 警察が調べると、内臓と混ぜられた肉の中に、爪のついた指が4本見つかり、指の大きさから、赤ん坊のものとわかったが、頭や胴体は発見されなかった。

 ごみあさりをして、使えそうなものを売って生計を立てているナーンチャニーは、「24日に、住宅地のゴミ捨て場で袋に入った肉を見つけた。誰かが捨てた鶏肉かなにかだと思ったので、刻んでひき肉のバジル炒めを作って食べようとした。人肉だとは知らなかった」と話していた。

 ナーンチャニーの供述に基づき警察は捜査を開始。その結果、近くのアパートに住むナートナパー(20)が容疑者として浮上した。

 警察官の尋問にナートナパー容疑者は、「妊娠5カ月のとき夫が自動車事故で死んだ。日雇いでお金もなく、子供を産んでも育てられないと思ったため、薬を飲み、中絶した。しかし、違法中絶がバレて捕まるのを恐れ、子供の体を切り刻んでトイレに流した」と供述。

 しかし、排水溝がつまってしまったため、捨てた人肉を取り除いた後、袋に入れ捨てたとのことだ。

<生活苦から刑務所入り希望>

◆食うに困った失業者、市場で女性にわいせつ行為
 6月6日午前11時ごろ、東北部コンケン県の市場で買い物に来ていた複数の女性の胸をわしづかみにしていた男が逮捕された。

 この男は現場作業員をしていたウィラート容疑者(30)。事件の数日前に解雇され、その後、仕事を探していたが、学校を出ておらず、住所不定だったことから誰も雇ってくれなかった。

 そのため、すぐに一文無しとなり、コンケン県内の市場で物乞いをしたが、お金を恵んでくれる人は誰もいない。食事はできず、寝るところもない生活が続くなか、「刑務所に入れば、無料で食事ができ、しかも、宿泊代もタダ」と考えた。

 そこで、刑務所に入る方法を考えた末、思い付いたのが、市場に買い物に来た女性の胸をつかむことだった。ただ、若い女性の場合、恥ずかしがって警察に通報しないこともあると思い、30歳以上の女性に的を絞ることにした。

 事件当日は朝から市場に行き、数人の女性の胸をすれ違いざま、わしづかみしたが、慌てて逃げ出すだけで、誰も警察官を呼ぼうとしなかった。

 それでも、続けて、女性の胸をつかみ続けたところ、ようやく、教師をしている43歳の女性が、大声で「変態よ。助けてちょうだい」と叫んでくれた。

 これで容疑者は市場の商人や買い物客により取り押さえられ、警察に突き出されることになった。

 警察では容疑者の望み通り、わいせつ容疑で起訴する方針という。

<夜遊びは危険がいっぱい>

◆ぼったくりカラオケ、飴玉1個が300バーツ
 バンコク都ラクシ地区のガーンウォンワン通り沿いにあるカラオケ・レストラン『メロディー』でぼったくられた元警官が、被害届を出したことから、地元紙に大きく報道されたが、実は、これ以前にも「被害者」が続出しており、警察がそれを事実上放置していた事実が明らかになった。

 今回の「被害者」は元警官のアッタパンさん(42)。10月19日午後8時に入店。ウィスキーをボトルで注文したほか、ホステスを2人つけ、午後 11時30分に会計したところ、金額は3万バーツを超えていた。ホステス2人のドリンク代が1万バーツだったほか、他店では無料で配られる飴玉1個が 300バーツとなっていた。

 このため、アッタパンさんは激しく抗議。すると、奥から用心棒とおぼしき男数人が出てきて、「払わないなら、無事に店から出られると思うな」と脅迫された。しかし、それでも交渉を重ねた結果、1万6000バーツ代にまで下がった。

 だが、その時、アッタパンさんの所持金は7000バーツ。このため、ATMで現金を引き出すよう強要され、用心棒とともにATMに向かい、現金を引き出し、残金を支払ったことでようやく解放された。

 その後、店側が出した請求書を持って、プラチャーチューン署に被害届を出したが、警察署では、「これだけでは警察が動くことはできない」として、消費者保護委員会に訴えるよう助言しただけだった。

 同警察署によれば、問題のメロディーカラオケは5月-6月頃にオープンしたが、これまでに、異常に高額な料金を請求されたとして、10人以上が警察に被害届を出したという。その度に、警官が店に出向き、値下げ交渉を助けたとのことだ。

 なかには、自家用車やオートバイを店に差し押さえられた客もいたが、店側は「客が自分の意思で差し出した」と説明したため、警察では、それ以上問題にはしなかったという。

 なお、アッタパンさんの値引き交渉後の請求書であるが、氷代550バーツ、おしぼり代200バーツ、飴代1個100バーツ、オレンジジュース26杯3900バーツ、ホステス代7400バーツなど、合計1万6350バーツとなっていた。