MR.アットの 古式按摩の女達

 MR.アットは計り知れない外道者だ。何故かと言うと、彼は本来風俗店ではなく、タイマッサージという医療・健康サービスを売り物とする古式按摩店・健身院へSEXを目的として通っているからである。「マッサージ屋に行って、上手くすればいいことが・・・」と言う淡い期待ではなくて、はっきりとそれを目的の主眼に据えていることからして末恐ろしい・・・。オレは久々に大和民族の救われない呪われた血筋が体内に流れているのを自覚し、「外道者になったのは自分のせいじゃないや、DNAがいけないのだ」と責任を転嫁することが出来た。だから、彼はオレの恩人でもある。
 此処ではそんなMR.アットがバンコクの古式で出会った女達との体験を店の解説を加えながら語って貰おう。
 外道の細道 − 古式按摩index

その壱 ニン (VIPマッサージ)

 私が最初で最後にニンに逢ったのは8月7日のことなのに、もう相当昔のことのよう に思える。この日もいつものようにスクンビットのオイルマッサージ屋かペブリの風 呂屋ぐらいに行こうかと思っていたが、何となくいつもと違った所に行きたくなっ て、足が自然とラチャダに向かってしまった。ラチャダでは以前、「Subway」 でオイルマッサージをやってもらったことがあるが、特別良い印象も無く、足が遠のいていた。ところが、最近、外道の細道などで「梅花マッサージ」の評判が良いもの だから、気になていたのだ。

 着いたのが午後6時半過ぎ。ところが、コンシアに名刺 をもらって私は初めて気がついた。この店は「梅花」ではなく、隣りの「VIPマッサージ」だ!でも、雛壇に並ぶ40人以上の女の子を見ていたらそんなことなどどうでもよくなって、一人一人を見ながら気持は既に女の品定めに移っている。しばらく眺めていると、横顔しか見えないが、端正な顔立ちで、背が高くて足の長い151番 がいた。彼女がニンだった。ナコン・サワン出身の25歳。身長は165センチ。彼女は英語が分からないし、当方のタイ語も殆ど旅行者の域を出ていないので詳しい境遇は聞けなかったが、この店には1年勤めているそうだ。部屋に入って按摩着に着替えている間に彼女はプラスチックのタライにお湯を汲んできて、ブラシに石鹸を付けて当方の足を洗ってくれる。さあ、2時間コースの始まりだ!彼女の按摩は切れがあって気持良かったが、何より素晴らしかったのが目を閉じて按摩するとき見せる官能的な表情と息遣いであった。彼女の按摩は非常に真面目なまま、20分を残して終了。何のお誘いも無いので当方よりスペシャルは無いのか聞いてみたら、「髭のある人はくすぐったいから嫌!」との返事。それならせめて写真だけでもと頼んでみたが、それもダメ!結局、チップの受け取りさえ拒否されてしまった。

 その翌日、どう しても彼女に逢いたくてVIPを訪ねたときは仕事中。そして3日後に訪ねたとき、 コンシアのメックは言った。「彼女は仕事が嫌になって田舎に帰った。」私はどうしてあそこまで彼女に嫌われてしまったのかも聞いてみたかったのだが、何よりも彼女のあの官能的な表情と息遣いが忘れられなくて、今も古式按摩屋に入るとニンがいないか必ずチェックする習慣がついている。

「VIPマッサージ」
Rachada Huaykhwang Road
TEL:02−692−6406,7
毎日午前11時から午前2時まで営業(雛壇は午前0時30分まで)
料金:2時間240バーツ、1時間延長毎に120バーツ。オイルマッサージは無し。料金は後払いも可。
女の子は90名在籍しているそうだが、午後5時過ぎが雛壇に女の子が多くて狙い目。午後10時を過ぎると雛壇が空になる瞬間もある。なじみの子が出来たら、予約して行った方が良い。この店は、美人の子ほどスペシャル不可のことが多い。一応相場は、手が500バーツ、口が1000バーツ、全てが1500バーツである。「梅花マッサージ」の姉妹店で、ラチャッダの古式按摩では、女の子の質は最上級の部類に入ると思う。建物の上に「梅花グループ」のネオンがある上、入り口に大きな英語表記が無いので、くれぐれも「梅花マッサージ」と間違えて入らないように。



その弐 アー (ナディアマッサージ)

 この女は私のお気に入りの一人である。初めてこの店に入ったとき、雛壇の後ろの方で同僚の女に按摩してもらって、痛くてヒイヒイ言っている表情が悶えているようで、20分も鑑賞させて戴いたのがそもそもの出会いである。顔を覆わんばかりの長い髪に整った目鼻立ち。色黒で、背は高くないが、いかにも好みの女だったので迷わず指名した。

 彼女の名前はアー。スリン出身の23歳で、この店には1年勤めているが、他の店に働いていたこともあるそうだ。英語も少し分かる。彼女は按摩を一通り終えたところで、疲れたーとしなだれかかってきたので、チャンス到来とスペシャルの交渉。現在生理中ということもあり、お口でお願いした。ところが彼女、脱がせてみると、垂れ乳に妊娠線いっぱいの立派な経産婦。外見とのギャップにびっくりしてしまった。彼女は太めの乳首を吸うと相当感じるらしく、すぐに喘ぎだしたが、クリトリスは更に感じるようで、20分の間に指と舌で2回も行ってしまった。でも、彼女の偉いところは、お返しを決して忘れないことで、時間内に当方のリクエスト通りきっちり生Fに口内発射。大満足の2時間であった。彼女も相当感激したようで、その後指名する度に大歓迎されるどころか、最近はしばらくご無沙汰していると何故もっと早く来てくれなかったのと怒られる始末である。何しろ、最後のお楽しみにたっぷり時間をと3時間の指名をしたのに、あれが待ちきれなくて按摩を1時間で切り上げておねだりしてくる始末である。最近はたっぷりあそこを愛撫して3,4回行かせた後、生Fに口内発射というお決まりのコースが出来つつあり、予め電話予約を入れておくと、彼女は雛壇には並ばず、ひたすら当方を待っていてくれる。そして、私との一戦(三,四戦?)が終わると即帰宅。つまり、その日は完全に私の女になってくれるのだ。私はこの関係を長く続かせたいと思っているので、彼女には決して頻回に会わないことにしている。久々に会って激しく燃える。これが男と女の何よりも理想的な関係だと思っているから。

「ナディアマッサージ」
159−161 Rachada Huaykhwang Road、 
TEL:02−692−0006−9
毎日午前12時から午前2時まで営業(雛壇は午前0時頃まで)
料金:古式按摩は2時間240バーツ、1時間延長毎に120バーツ。オイルマッサージは1時間300バーツ。足マッサージは1時間200バーツ。料金は先払い。
女の子は100名以上在籍しているそうだ。午後5時から午後6時半までに行くと女の子の選択肢が多い。この店は、スペシャルOKの子が多いが、相場はラチャダのお決まりで、手が500バーツ、口が1000バーツ、全てが1500バーツである。スクンヴィット方面からラチャダを北上すると、LOTUSを過ぎて左側に最初に出現する派手なネオンの店なので分かり易い。因みに、この店の6階にある足マッサージ室から見るラチャダのネオン街の夜景は美しい。



その参 ナット (ハッタウエイ)

 8月16日午後6時半、最初に顔を出した妹妹マッサージが余りにもひどかったので、梅花マッサージ当たりから口直しをとラチャダを北上していた。ところが空がだんだん暗くなってきて、遂にハッタウエイの前で本格的な雨になってきたので、ここに緊急避難することになった。この店はいつ来ても雛壇に40名以上女の子がいて壮観なのだが、自分好みの綺麗な子、かわいい子が少なく、がっかりすることが多かった。

 ところが今日は違った!ショートカットの良く似合う若奥様風の色黒の女の子がいた。これがナットとの出会いであった。彼女はタイ中部のピチット出身の23歳。バンコクには4年前出て来たそうだ。彼女を指名して唸ってしまったのは、按摩の腕前も去ることながら、視線が合ったときに見せる笑顔、特に白い歯の美しさなのだ。英語もほんの少し喋れて、とても明るい子なのだが、決してうるさくなく、接していてとても落ち着くのだ。顔面まで含めて1時間50分たっぷりマッサージしてもらったところで、更に1時間の延長をお願いしてスペシャルの交渉に入る。 

 ところが、彼女曰く「私、その手のことはやらないの。別に恋人がいる訳じゃないし、実際、1歳半の子供を抱える離婚経験者で、お金も必要なんだけど、したくないの。でもあなたのこと嫌いじゃないからほっぺたにキスしてあげてもいいわよ。」当方、15分以上口説くも、彼女は魅力的な笑顔を浮かべるだけで、NOの一点張り。しつこく迫るより、次回につながる撤退をと、この日は気持良かった顔面マッサージを更に20分してもらい退散した。冷静に考えると、見事に振られたのだが、あの笑顔を思い出すとたまらなくまた会いたくなって、私はその後、抜き無しを承知の上で通い詰めるようになってしまった。無論、毎回スペシャルをお願いしてはみるが、答えはいつも同じNO。でも、そんなことは彼女の魅力的な笑顔を見ているとどうでも良くなってしまうのである。痛くはないが、力強い揉みの快感。前回どこが気持良かったしっかり覚えていて、そこをたっぷり按摩してくれるプロフェッショナルななサービス精神。按摩をしながら相手の反応でその日の揉みの強さを加減する高度なテクニック。そして視線が合った瞬間に見せる白い歯の笑顔。正に私の求める癒しの女である。今日は抜かなくてもいいぞ!という精神的(生理的?)余裕のある日は迷わず彼女のところへ通う今日この頃である。

「ハッタウエイ」
Rachada Huaykwong Road、
TEL:02−276−8544−7
営業時間は午後0時から午前1時半頃まで。(雛壇は午後0時を過ぎたら、適当な時間に閉まる)
料金:古式按摩2時間240バーツ、オイルマッサージ1時間300バーツ、足マッサージの有無は不明。料金は後払いも可。
この店は英語の看板が出ていないが、ラチャダを北上して行くと、ナタリーの北側のブロック、ちょうどエマニュエルのでかい看板の並びにある。ラチャダの古式按摩の中では女の数が多い方で、いつ行っても雛壇に沢山並んでいるが、その割にはいい女が少ないように思う。私は未だこの店でスペシャルをやる子に当たったことが無いが、ラチャダのTMの店では、2時間真面目にやっても女の子の手取りは古式で100バーツ、オイルでも200バーツだから、このように競争の激しい店では、指名の少ない女ほどスペシャルをやらないと生活出来ない。つまり、不人気な奴(特に中国系タイ人に)ほどOKの確立が高くなるのかもしれない。女の子の話では、売れっ子でも一日平均3,4人、普通の子で一日1、2人しか客が付かないそうだ。よって、通い詰めれば、当然客は大切にされる筈なのであるが・・・。



その四 ソーイ (ナタリー・マッサージ)

 ナタリーマッサージの話を始めるに当たって、まずこの店の構造から説明しなければならない。ラチャダ通りから見て向かって右側が日本人客で溢れるMP、いわゆる風呂屋。真中がいつも余り人気のないシースルーバー、そして左側が私のお目当ての古式按摩である。ところが、古式按摩の金魚鉢の外には若い子ばかりを集めた1900バーツのサイドが十数人いて、彼女らはMPと同じサービスをするというシステムなのである。更にややっこしいことに、MPの子を選ぼうが古式按摩の子を選ぼうが、全く同じ部屋を使用することになる。つまり、MP側のエレベーターを使って上がる時点からMPの子も古式按摩の子もごっちゃになっているのだ。こんな具合だから、ここの古式按摩はMPの金魚鉢を覗くついでに見に来る客が多く、古式按摩でも綺麗な子は早く売り切れてしまうことが多い。そんな訳で、私はこの店でなかなか好みの女の子を選ぶことが出来なかった。

 ところが、8月の連休明けの某週初め、夕方から天気は雨。この条件ならかわいい子も少しは残っているだろうと、遅めの午後7時にナタリーの古式按摩に出陣することになった。サイドの15人は始めから除外して、雛壇の中の27,8人を丹念に見て行くと、色白のoo番と浅黒いoo番が目に止まった。結局、目が魅力的で、表情が豊かな色黒の方をオイルマッサージで指名。それがソーイとの出会いであった。

 彼女は27歳で、ナコン・ナヨーク出身。地元で2ヶ月ちょっと古式按摩で働いていたが、最近バンコクにやって来て、今日がナタリーデビュー、当方が初めての客とのことだ。彼女のオイルは、技術的にはタマダーだが、真面目そのもの。テレビが点いても一瞥だにしない。1時間半で全コース終了。ナタリーは古式按摩でもオイルマッサージならMPと同じに湯船を使うので、お湯を張ってもらい入浴。彼女は下着姿で、浴槽の外から洗ってくれた。上がったところで彼女が服を着出すので、おいおいスペシャルは無いの?と聞いたら、当方の息子の元気が無かったので、今日はやる気が無いと思ってたっぷり按摩をしたとのこと。彼女はキスとFがダメだが、手なら500、アオカンなら2000と言うので、1時間延長した上で前者を選ぶ。彼女はタイ人女性の典型的な寸胴体形。胸はBカップだが、未産婦なので張りはある。15分かけて全身くまなく愛撫し、ようやくGスポットに性感帯を見つけて、彼女が高まったところでこっちも発射。なかなか疲れたが、満足の一発であった。

 彼女の魅力は、ゆっくりとした喋り方、初対面の男にも物怖じしない態度、そして極自然に男と女の関係になることだろうか?2回目に指名したときは、経費節減のため古式按摩3時間で入ったのだが、アソコを指で愛撫するとき、やれもっと浅く、やれもっとゆっくり、やれ痛くしないでと、次々に注文を出すくせになかなか行かず、結局最後に当方が発射したのは更に1時間延長した終わりの頃であった。アソコのしまりも良く、いい女なのだが、彼女と一戦交えるときはかなりの体力を要するのが難である。

「ナタリ−マッサージ」
167・17−20 RACHADAPISEK ROAD
TEL:02−692−9144−8
営業時間:午後0時から午前2時まで(雛壇は午前0時頃までは開いている)
料金:古式按摩2時間400バーツ、オイルマッサージ1時間300バーツ。MPと同じ部屋を使っているので、当然オイルの方がお得。料金は後払いも可。
サイドに若くてかわいい子が沢山いるので、ついつい見比べてしまうが、丹念に探せば金魚鉢の中にもときどきいい子もいる。当方、この店ではソーイ以外指名したことはないが、スペシャルOKの子が多いとのこと。しつこいコンシアもいるが、チャームおじさんは気のいい人なので、お願い事があったら彼に。



その五 ヌイ (バロン)

 まず、この第五話を始めるに当たり、私はバンコク在住のバロンファンの皆さんにこの店の存在をばらしてしまうことをお詫びしなければならない。何しろこの「バロン」はスクンビット通りのソイの24という場所柄、昼休みの時間帯から賑わっており、しかも客の過半数が日本人という言わばバンコク日本人駐在員のオワシスなのである。特にこの店の売りは、オイルマッサージ嬢が各自いろいろな得意技を持っていることである。本日紹介するヌイはラオスと友好橋でつながった国境の町、ノンカイで美容師をしていたが、大した金にならないので9ヶ月前にバンコクに出てきた23歳の女である。容姿は決して上の部類ではない。最初に会ったときは、待合室のソファーに座っている女の中でもケバイ方だなと思った。でも、いざ指名して個室に入ると、まず彼女も裸になってシャワーで体洗い。そして、一通りオイルマッサージをした後は、頃合いを見計らってDカップの美乳を使ったボディーオイルマッサージ、アナル舐め、足の指舐め、乳首舐め、果ては素股とありとあらゆる技で攻めまくりで、サービス満点。おまけに彼女は乳首を舐められても、アソコを舐められても感度抜群。子供のようなうめき声を出しながら何回でも行ってしまうのである。当方、彼女には既に5回お手合わせをしてもらったが、各回とも技の組み合わせが違っていて新鮮だったし、最後は必ずこちらの希望通り口内発射に応じてくれるので、毎回満足して帰してもらっている。日本人やファランが多い店だけあって、彼女は英語も出来るし、日本語も少々と、コミュニケーションもばっちりである。彼女の場合も顧客は日本人が多いので、本日の紹介はここまでに留めておくことにする。

「バロン」
660−2 SUKHUMVIT ROAD  (Soi 24) 
TEL:02−261−3860−2
料金:古式按摩2時間300バーツ、オイルマッサージ1時間400バーツ(1時間以上なら30分単位で延長可能)、散髪+シャンプーで180バーツ。
営業時間:午前11時から午後11時まで。

 この店はスクンヴィット通り側は床屋として看板を出しており、7ELEVENの隣りにひっそりと入り口を構えているが、とにかく人通りが多い(特に日本人が多い!)所なので、ソイ24を20メートルほど入って、左側に曲がったところにある裏口から入った方が良い。(こちら側にはマッサージ屋として看板がでている。)何も言わないと、受付のマダムに適当に女をあてがわれるので、必ず受け付けの横を奥に入って、ソファーに待機しているオイルマッサージ嬢を実際に見て指名した方が良い。(超美人はいないが、やはり人それぞれ好みがあるからね!)オイルの場合、各部屋にシャワーはあるし、ベッドも広め。ラチャダの古式按摩屋よりは若干高級感はある。TVは無いので、女の子の仕事は超真面目。1時間だと時間不足なので、最低でも1時間半(600バーツ)のコースにした方が良い。古式按摩担当の女性は別のソファーに座っているが、若い子はいない。第一、この店に来てオイルマッサージを選ばないなら、来た価値が無い。むしろ、最初に散髪をして、続いてオイルというコースもお勧め。勿論、専属の美容師もいるが、ときどき美容師の資格を持つオイルマッサージ嬢が切ってくれることもあるし、出勤したての子が隣りの台でへアセットをしていたりと見ていて面白いこともある。ピーク時は昼休み時と夕方5時以降。それに土曜日と日曜日も込んでいる。この時間帯に売れっ子を指名したいなら、電話予約を入れた方が良い。今回紹介したヌイ以外にもなかなかすごい技を持った子もいるので、是非お試しあれ!



その六 ナット (サイアム・スラロム)

 8月のある日曜日のこと。天気が良いので川向こうまで行ってみるかとプラ・ピンクラオ橋を渡ってみた。途中、バレンタイン(午後3時前だというのに女の子が30人以上いた!)とチャオプラヤ3を覗いたので、サイアム・スラロムに着いたのは午後3時半。金魚鉢には20人以上いたが、選べる子がいなかったので、ひとまず入り口近くのテーブルに陣取り遅めの昼食を取った。折りしもこの時間帯は出勤のピーク時で、ここは品定めには絶好の場所だった!既に予約が入っている子がテーブル席まで客を迎えに来るので、周りに結構綺麗な子が集まる。向かいのテーブルのおじさんの前に座って話し込んでいるOOO番も野川由美子の若いときみたいで綺麗でかわいいなあーなどと思いながら腰を上げて金魚鉢の前へ行くが、中の皆さんは今ひとつ。そんなとき、あのOOO番が戻って来て金魚鉢に入ろうとしている。予約ボードに目をやると、確かにOOO番は無い!彼女はフリーだ!とっさに至近のコンシアを捕まえ、彼女が正に金魚鉢に座ったその瞬間に指名した。

 彼女の名前は「ナット」。ちょうど20歳で、バンコクに既に10年住んでいるとのこと。始めは「外国人に指名されちゃった。言葉が通じないからどうしよう?」というような困った顔をしていたので、当方より積極的に声をかける。彼女の按摩ははっきり言ってタマダー以下だが、何しろかわいいので見ていて飽きない。ちょうど1時間が経過して下半身の按摩が終わったところで、突然「お腹が空いた!何か食べない?」と言って、当方の返事も聞かずに海老餡かけ揚げそばを注文。(勝手な奴だ!)按摩は20分の中断を余儀なくされたので、2時間では終わらず、1時間の延長戦に。一通り終わったところでスペシャルは無いのか聞いてみたら、ドアの裏の掲示を指差して、「性行為は禁止」と書いてあるでしょ?と言われてしまった。(当方、タイ語は読めないので、分かる訳ないだろ!)それならお持ち帰りは?と聞くと、「午後9時以降だったら、300バーツ店に払えばOKよ!でも、私、明日休み取るから一日付き合ってあげる。」と言って自分のアパートの呼び出し番号のメモをくれた。(携帯電話は未だ買えないそうだ。)結局、後日改めて連絡を取ることにして帰ることにしたが、分かれた後、彼女は金魚鉢には戻らず、テーブル席の常連の間をまたふらふら歩き回っていた。何となく落ち着かない奴だった。結局、この援助交際希望女とはその後一度も会っていないが、今も働いているのだろか?

サイアム・スラロム(沙炎沙拉隆健身院)
426 Soi CHARAN SANIT WONG 40、 BANG PHLAT
TEL:02−433−0785〜80
営業時間:午後0時から午前0時まで。
料金:古式按摩:2時間200バーツ、延長は1時間100バーツ。

 ピンクラオ地区は、100年以上前、ヤワラ地区以外では初めて中国人が居住を認められたという歴史的背景から、中国系タイ人、特に金持ちが多い地区として知られているが(中国系タイ人であるタクシン首相の家もCHRAN SANIT WONG通りのソイ69にある)、「中国系タイ人集まるところ古式按摩有り」と言われるように(ラチャダもそうだ)、プラ・ピンクラオ橋を渡るとソムデット・プラ・ピンクラオ通りにはものすごい数の古式按摩屋が林立している。しかし、この古式按摩銀座から少し離れた(ちょうどパタデパートの裏手にある)この店に辿り着いたとき、「初めてこの店を発見した人は凄い!」と感心してしまった。特に目立たないソイにタイ語と漢字の「沙炎沙拉隆健身院」の看板のみ。しかも、通りに面しているのは、古びたホテル(英語の地図にはSIAM SARANROM HOTELと表記されているが)のみ。ところが、看板に沿って奥に入ってびっくり!運河の向こうまで続く巨大駐車場には昼間だというのにベンツからピックアップトラックまで車がぎっしり。店に入ると、200人以上は座れるのではないかと思われる横長の大金魚鉢。(但し、前に椅子がないので、立ったまま選ばなければならないのがちょっと辛いが。)階上の個室もいくつあるのか分からない広さ。とにかく驚くべき世界だ!ここの個室はラチャダの店に比べるとやや貧弱だが、清潔ではある。飲み物を頼むと、おしぼりが付いて来るのも珍しかった。この店はナットが言っていたように「本番行為禁止」らしく、個室に鍵がかからないばかりか、廊下には(ラチャダの古式按摩と異なり)ボーイの男がうろうろしており、何となく落ち着かなかった。しかし、ここの女が本番以外のスペシャルを本当にやらないのかは未だ不明である。



その七 チョーイ (梅花マッサージ)

外道の細道ではラチャダの古式按摩の中で評判の良い「梅花マッサージ」であるが、私の場合は何故かいつ行っても金魚鉢の中に気に入った子がおらず、がっかりすることが多い。(そのくせ、階上の廊下を歩いていると、しょっちゅうかわいい子とすれ違う。金魚鉢に入らない、又は入る時間も無い奴も多いのか?)いつもは午後6時前後を狙っていたが、今回は午後10時半頃到着。30人程女の子がいたが、特に美人無し。ただ、長い髪を後ろに束ねた中国の体操選手みたいな色白の若い女の子が妙に気になった。隣りの子と話をしているときの表情が女子高生みたいで、初々しい。会話も弾みそうな気がしたので、指名することにした。彼女の名はチョーイ。19歳。チェンマイから出てきて未だ2ヶ月。梅花の近くのアパートで友達と共同生活しているそうだ。地元チェンマイでも古式按摩に勤めたことがるそうだが、バンコクで3,4ヶ月働いてみるそうだ。でも、実際、ラチャダの古式按摩で働いても収入はそれほど増えまいし、下手をするとチェンマイの方が観光客向け古式按摩が多いので、稼げるかもしれない!まして、彼女はハンドを含めてスペシャルサービスは一切しませんというタイプなので、チップもたかが知れているだろう。「そんなにバンコクに来たかったの?」と尋ねたが、彼女はにこっとしながら何も答えてくれず、2時間きっちり仕事をしてその日は終わってしまった。その後も梅花に行く度に、彼女がいないかチェックはしているが、結構中国系のおじさん達に人気があるのか、いつも仕事中であった。さて、彼女と会ってから2ヵ月後、チェンマイで、ある事情通の人に、「どうしてチェンマイには金魚鉢のある古式按摩が少ないのですか?」と尋ねる機会があった。すると、この事情通曰く。「バンコクの古式按摩は女の品定めをする場所。チェンマイの古式按摩は、純粋に按摩をしてもらう場所だからでしょう。バンコクの古式按摩というのは、中国系のタイ人がまず女の子を自分の目で見て品定めをし、実際に按摩をしてもらいながら会話をして相性を確かめ、最後には身請けをして自分の愛人にしてしまうという女選びの場所なんです。女の子にとっても、風呂屋と違って世間体もそれ程悪くないし、嫌な客とは肉体関係を持つ必要も無い、比較的安全な働き場所なのです。だから、地方から何のつても無いが、容姿には自信のある子が自分の意志でやって来ることも多いんです。勿論、身請けされても上手く行かなくて、戻って来る子も多いですけどね!」(因みに、チェンマイの金持ちは別のルートで愛人を探すそうだ。)なるほど!そう説明されれば、前回紹介した「サイアム・スラロム」みたいなスペシャル禁止の店が何であんなに混んでいるのかも理解出来る。思い返してみれば、ある店で働き始めて間もない美人の子が突然やめてしまったこともあった。彼女も金持ちもオヤジに身請けされてしまったのかもしれない?いやはや古式按摩の世界も恐るべしである。当方のような単純なスケベ目的で遊びに来ている客は、パトロン探しに来ている女の子にとっては、小遣い稼ぎの対象でしかない訳だ!バンコクの古式按摩は、パトロン探しの女と愛人探しの金持ちオヤジのお見合いの場であることが今頃になって判った。

梅花マッサージ
RACHADAーHUAYKHWANG ROAD、
TEL:02−292−6065〜7
営業時間:午前11時から午前2時まで。(金魚鉢は午前0時半頃まで)
料金:古式按摩2時間240バーツ。(以後、1時間120バーツ。)足マッサージ:1時間220バーツ。オイルは無し。(後払い可。)
ラチャダを北上していれば、上に「梅花」のネオンがあるのですぐ分かる。女の子は120人以上在籍。早い時間帯から女の子はいるが、午後4時以降の方が選択肢が広がる。(一応、全員午後6時までに出勤しなければならないそうだ。)姉妹店のVIPマッサージは美人系が多いのに対し、梅花は若くて色白の子が多い。梅花とVIPの間にあるカラオケクラブ「SPAGO CLUB」や隣りの梅花海鮮酒家も同系列の店である。個室のエアコンの調節が出来ないので、寒すぎるときは毛布を貸してもらうこと。



その八 トォン (テネシー)

私は初めてスクンビット通りトンロー(ソイ55)にあるテネシーの前を通ったとき以来、この店が風呂屋だと信じて疑わなかった。ところがあるときタイ人の知人が古式按摩であるこの店にはまっているときいて、興味が湧き、いつか中に入ってみたいと思っていた。実際、建物の外観も醜悪であるが(特に昼間見るとびっくりポセイドンの支店かと思ってしまう)、中に入るとまた不思議な世界だ!1階の駐車場のエレベーターから上がると、5,7,9階以外の階は建設の中断された廃墟で何もない。5階のスヌーカークラブは別として、まず7階で下りて金魚鉢から按摩嬢を選ぶ。いつ行っても10人前後しかいなくて、あまり美形もいない。(タイ人らしくない顔の女もいるが、コンシアは、一応、全員タイ人だと言っていた。)以前、選べる女がいなくて帰ったこともあったが、今回はどうしてもこの店を体験してみたかったので、一番若そうで、ちょっとワイルトな感じのファランが好みそうな女を選んでみた。これがトォンであった。彼女は23歳。イサーンのローエイ近くの出身で、勿論子持ち。テネシーには半年働いているそうだ。今日は90分のオイルマッサージを選んだが、彼女のマッサージはオイルをたっぷり使って筋肉を十分に揉むやり方で、今までバンコクで受けたどのオイルマッサージよりもスポーツマッサージに近かった。ところが、手足が終わると、次は体ではなくて、もろに金玉のオイルマッサージなのである!これには参った!向こうからは何のお誘いも無いのだが、この状況ではこちらが希望を言うしかない。手が500バーツ、アオカンが1500バーツということだったが、今回は1000バーツの口にしてもらった。気の良い彼女に胸を吸わせてと言ったら、シャツを脱いでブラもはずしてAカップの胸を心ゆくまで吸わせてくれたし、今度はアソコを舐めたいと言ったら全裸になって狭い診察台のようなベッドに上がってくれて69でゴムFをしながらクンニをさせてくれた。彼女は胸こそないものの、腰のくびれが素晴らしく、とても気持良く発射出来た。時間が未だ30分近くあったので、また何事も無かったかのように体のオイルマッサージに戻って、時間終了まで按摩を堪能した。但し、「これ見つかるとまずいので持って帰って!」と使用済みのコンドームをお土産に渡されたのには笑ってしまった。巷ではどの按摩嬢もアオカンOKで有名な店なのに、本当は個室内での性行為が禁止されているとでもいうのか?

テネシー
53 Dragon Building、 Soi 55(Thong Lo) Sukhumvit Road 
TEL:02−712−7790〜1
料金:古式按摩2時間320バーツ、オイルマッサージ90分600バーツ、足マッサージ1時間300バーツ。その他、スパやサウナも有り。
営業時間:12時から(だいたい)25時まで。
この店は一応、高級ヘルスクラブという名目なので、マッサージルームも黒いタイル貼りのちょっと高級感のある個室である。但し、シャワールームは別なので、一人で浴びなければならない。午後0時から午後6時まではサービスタイムで、スパとマッサージを組み合わせたお得なセットメニューがある。スパは広々としていて、なかなか良い!Sukhumvit Roadと言っても実際はペブリ・タットマイ通りに近いのだが(風呂屋で言えば、ニューステラの近く)、隣りがCamillion病院という私立病院なので、場所はすぐ分かるはず。蛇足だが、向かいにある台湾料理屋は美味いよ!



その九 スー (ニラン)

外道の細道で初めて知ったニランに行ってみたが、驚きの連続であった。まず、日本人旅行者の多いスクンビット通りのエリアから遠いこと、遠いこと。BTSで終点のオンヌットまで行き、そこからタクシーに乗ったが、ソイ101まで行ってもなかなかその先のソイ103に辿り着けない。本当に遠かった。ソイ103に入って800メーターほど行き、左手に見えてきたのは巨大な「ニラン・グランド・ホテル」のネオンであった。こんな場所にある古式按摩を見つけた日本人先駆者に感心しながら入り口を入ると、駐車場は満車。午後9時過ぎということもあってか、横長の雛壇に按摩嬢は15人程度しか残っていなかった。あまり若い子もおらず、帰ろうかとも思ったが、一人、後ろの方で本を読みふけっている一番若そうな女が気になったので指名してみることにした。これがスー、25歳との出会いであった。スーはタイ北部、プレーの近くの出身で、ニランに来て未だ1ヶ月。日本人の客を取るのも初めてだそうだで、少し緊張気味だった。当方、下心有りなので100バーツプラスして当然個室を希望。まずはたっぷり按摩してもらうことにする。ところが彼女の古式按摩は全くダメ!というよりタイマッサージではなく、いわゆる日本式の揉み按摩なのである。でもそれが私にはとても気持ち良く、彼女流に1時間半ほど揉んでもらった。その後は写真撮影。ところが、彼女の恥ずかしがること、恥ずかしがること!そのブリッ子ぶりが沢口靖子の芝居みたいで、滑稽だった。調子にのった私は一気にスペシャルの交渉に入った。そんなこと今まで一度もしたことない。出来なーい!という答えだったが、何もアオカンしろと言ってるんじゃない!手を使って発射させれば500バーツもらえるんだぞ!と優しく、でも強引に説得すること5分。彼女は500バーツの誘惑には勝てなかったようで、部屋を暗くしてすることでようやく決心がついたようだ。ところが、当方の息子を出した途端に例のかまととぶり。こっちが彼女の手を取って息子を握らせたものの、彼女は恥ずかしくて、目をつぶったまま手を動かしている。当方がどさくさに紛れてブラをはずして胸を揉んでいるのも拒否する余裕すら無い!そして当方の息子が勢い良く発射して一呼吸おいた後、溜息をついてへたり込んでしまった。でもその顔は大仕事を見事に終えたの如く、晴れ晴れとしていたのが笑えた。(おまえは15,6歳の小娘か!)でも、彼女にとっては相当の快挙だったらしく、今までこんなこと出来るなんて思ってもみなかった。今日は700バーツ頂戴!なんて真顔で言い出す始末である。本当にこいつのすることは沢口靖子の芝居の世界だ!でも、こういう女こそ自分の好みに仕込めそうで、時間があったらまた調教に出かけたいと思う今日この頃である。

ニラン・グランド・ホテル・マッサージ
81/1 Udomsuk Lane、 Soi 103、Sukhumvit Road、 Bangna、 Prakanong 
TEL:02−361−0080〜6,393−9485〜7
料金:古式按摩2時間200バーツ、個室使用料:100バーツ。
ソイ103の入り口から入ると、左がホテルで右が古式按摩の建物である。古式按摩の入り口は裏側にある。女を指名したら、まず銭湯のような足洗い場で専属の女の子に洗ってもらい、靴は帰る時まで預かってもらう。(現在は、引換証は紙でなく、プラスチックになった。)何も言わないと、大部屋をカーテンで仕切った場所での按摩になるが、スペシャルも期待するなら個室を選んだ方が良い。(但し、壁の上が開いているので、隣りの個室の会話やテレビの音が筒抜け。だから、両隣りが空いている個室を選ぶべきである。)部屋数も100ぐらいあるようだが、女の子も相当いるようで、殆どの個室が使用中で、空きの部屋を探すのに時間がかかった。





その十 エー (ジャリン・マッサージ)

初めて行ったときは午後9時過ぎだったせいか、目ぼしい女の子は売り切れていて、金魚鉢には7、,8人しか残っていなかったので、今回は日曜日の午後4時過ぎ、とパターンを変えて出撃してみた。おーと!雛壇には15,6人。思ったより女の子の数は少ない。パッと見てこれはと思う美人はいなかったが、2列目の端っこに隠れるように座っていたあまり若くない子が気になったので指名してみることにした。色白で、化粧の仕方が韓国人風。昔、私が日本で入院した病院の看護婦さんにも似てるぞ!彼女の名前はエー、25歳。指名された瞬間びっくりしたような表情で、出て来たときは内気そうに見えたが、実際話してみると、低い声で英語はおろか片言の日本語も話す場慣れした感じの子だった。彼女は元々コラート出身だそうだが、いろいろ事情があってかなり以前にバンコクに出て来て職を転々としたそうだ。古式按摩の世界に入ったのは今年になってから。最初、スクンビットのオイルマッサージ+アオカンで有名な某店に1ヶ月勤務したが、雰囲気が合わなくて、半年前にこの店に移ってきたそうだ。「まあ、この店だって皆1500バーツでアオカンやっているけどね!あら、あなたの息子は未だ硬くないじゃない?」なんて、按摩の最中から私の息子を握る奴で、1時間40分を経過したところで按摩終了。「今日は元気なさそうだから1000バーツで口はどう?胸は舐めてもいいわよ!この店は15分までなら時間オーバーしても大丈夫よ。」と、あっけらかんと誘ってくる。彼女は結婚も出産もしたことは無いそうだが、Bカップの胸は乳輪が結構黒く、乳首は太く長く、なかなか愛撫のし甲斐があった。あそこも愛撫しようとしたら、「日本人ってあそこ舐めるの好きね。でも、この部屋はシャワー無いからだめ!」なんて理由にもならない理由で断られ、結局、ゴムフェラの末、口の中に放出させられた。最後に写真を撮らせてと頼んだら、「同居している親には内緒で働いているんだから絶対だめ!」と笑いながら断られてしまった。今日は最初から最後まで外国人慣れした彼女のペースで押し切られ、何かもやもやしたものを残しながら店を去った。

ジャリン・マッサージ(Jarin Massage)
918−924 Srinakarin Road、 Kweang Suanlu
ang TEL:02−721−3723〜6
営業時間:午前11時から午前2時まで
料金:古式按摩2時間300バーツ、オイルマッサージ2時間600バーツ
一番簡単な行き方は、BTSの終点、オン・ヌット駅で下車して、タクシーでスクンビット・ソイ77経由でシーナカリン通りを北上するルート。勿論、ペブリ・タットマイ通りをひたすら東に行くと、ビワから3kmぐらいでシーナカリン通りにぶつかるので、右に1.5km行っても良い。どちらにしても、夜行けば、暗闇の中にどでかいネオンが1km先から見えるのですぐ分かる。赤札の女は古式按摩のみ、青札の女は古式按摩とオイルマッサージの両方が可能。古式按摩を選んだ場合は、まず足洗い場に連れて行かれ、その後個室で按摩という運びになる。部屋は清潔で十分広かったが、エアコンが効きすぎて寒いのに調節出来ないのが難だった。ここのコンシアは、髪を束ねたオカマのお兄さんや結構かわいいお姉さんなど若手が多い。





その十一 ディッド (サブウエイ)

相性の悪い店はいつ行っても相性が悪い。そう思わせるのが今回紹介するサブウエイである。このHPでも有名で、ラチャダ銀座のナタリーの隣りに大きなネオンが出ているからすぐ分かる。店名が「地下鉄」なのに入り口のネオンは「新幹線」と何か勘違いしているのが笑える。女の子は常時40名以上雛壇に並んでいて、経験上、青札のオイルマッサージの子は殆ど全てアオカンまでOKと思って良い。今回は、青札の素朴そうな女の子を古式按摩で指名してみた。彼女の名はディッド。ローエイ出身の22歳。最初から愛想が無く、嫌な予感。足洗い場で洗ってもらい、部屋に案内されてから按摩開始までかなり待たされる。(本人曰く、友達と喋っていたとのこと。)按摩の方ははっきり言って上手くない。おまけにガムをクチャクチャやりながらだから、気分が良くない。残り30分のところで按摩終了。この後は何が出来るの?と聞いたら、手が500、口が1000、アオカンが1500バーツと事務的な答え。何もしないで帰るのも癪なので手をお願いし、彼女の上半身も脱がせてしまった。案の定パット入りで、実物は限りなく貧乳に近い。それでも乳首を吸うと無表情な顔が少しずつ崩れてくる。ところが、こっちがもう少しで発射というときに、彼女が疲れたと言って手の動きをやめてしまった!何だよ、そんなの無いだろ!とチップは半分しか払わず、もやもやしたまま店を出た。当方の表情が厳しかったせいか、いつも帰り際にチップをねだるコンシア達も今日に限っては誰も声をかけてこなかった。

サブウエイ
167/23−24 Rachadapisek Road
TEL:02−692−8105〜7
営業時間:午後0時から午前1時まで
料金:古式按摩2時間300バーツ、オイルマッサージ2時間600バーツ。
ラチャダの古式按摩の中では高い方だが、他の店に比べると部屋は若干綺麗。オイルマッサージの場合はエレベーターで5階まで上がり、更に階段で6階まで上がる。古式按摩の部屋はカーペットの上にマットが敷いてある部屋を使うが、オイルの場合は室内にシャワーユニットがり、診察台のようなベッドの上でマッサージを受ける。外道の細道で紹介されているためか、日本人客も多し、周囲にMPがあるせいかファランもよく見かける。コンシアが日本語で馴れ馴れしく話しかけてきたり、横にぴったりくっついて結構うるさい上、指名するとチップをくれとせがむが無視して良い。男性用トイレの中には、コージーみたいに按摩をする男が控えていて、女の子の按摩よりずっと気持ちが良いこともある。女の子の方はというと、ラチャダの平均以下という感じがするのだが、殆どの子がアオカンOKのためか、確かに客は多い。個人的にはどうしても好きになれない店だ。






2001年のエピローグ

本当は第12話としてトンローの「55th マッサージ」を紹介する予定だったが(タニヤの女の子並に高いが、綺麗な子が多い!)、どうしても時間が無くて年内にはUP出来そうにないので、本日は、今年出会った女達のその後を簡単に報告して2001年を締めたいと思う。まず、「VIPマッサージ」のニンはどういう理由か知らないが9月に復帰。毎日出勤する訳ではないし、3、4時間指名する熱烈なファンがいるため、滅多に金魚鉢の中で見ることは出来ない。ただ、器量は以前に比べて明らかに落ちた。「ナディア」のアーは11月に他店に移籍。この店には他に目ぼしい女がいないため、最近は全く足を運んでいない。「ハッタウエイ」のナットはより高収入を求めて、日本人相手の某按摩屋に移籍を試みたが、失敗。現在は毎週日曜日にビジネススクールに通って、OLに転進しようと努力している。「ナタリー」のソーイはこの4ヶ月で見事に太って、小熊のようにころころした女になった。でも、相変わらずのマイペースと人の良さで、先日も生理の真っ最中なのに素晴らしいアオカンをさせてくれた。「バロン」のヌイは相変わらず売れ子である。外道でも紹介されたせいか、このところ日本人客が多いとのこと。最近は行くときの声が更にでかくなった。「サイアム・スラロム」のナットは依然パトロン探しに熱心で、先日行ったときもあるオヤジにまとわりついていて、こっちが指名したのにこいつにキャンセルされてしまった。「梅花」のチョーイは中国系のオヤジに大人気で、日本人には特に美人でもないのに本当によく売れている。本人も当初は短期の出稼ぎのつもりが、気が変わってバンコクに長居を決めたようだ。「ニラン」のスーの天然ボケはちっとも変わってない。先日もいざアオカンという段になって2000バーツを要求するので、そんな金ないと言うと、私がやっと決心したのに!と泣き出してしまった。相変わらず沢口靖子している。テネシー、ジャリン、サブウエイには気が乗らなくて、その後全く足を運んでいない。「古式按摩の女達」では一店一人の紹介を原則としたので、外道にその店をUPした後に出会ったいい女については書かなかった。しかし、例えば、「VIPマッサージ」にいた27番のニー(歳も27だったが)など、細面の美人で器量良し。おまけにアオカン初め何でもOKという理想的な女で、是非一文書いてみたかった。(彼女は11月のある日、突然チェンマイに帰ってしまって、今では似ても似つかない不細工な女が27番の札を付けている。)古式按摩の世界は女の出入りが激しいので、半年もたつと顔ぶれががらっと変わってしまう。本当はマメに各店に顔を出さなければならないのだが、最近はちょっと疲れてきたので、しばらく財力(はっきり言って抜くだけならMPの方がずっと安く上がる!)と気力(古式按摩は会話を楽しむ世界でもある。だから本当に疲れているときは行かないのがポリシー。)を蓄えて、来年は新たなスタートを切りたいと思う。皆さんも良いお年を!





その十二 ルン (カーネーション)

まず、どうして私がこの辺鄙な場所にある按摩屋を知ったかをご説明しよう。以前、「古式按摩の女達・その2」で紹介したアーが昨年、一時この店に移籍していたのである。でも、彼女に電話で店の場所を尋ねても、よく分からない。そうこうするうち、あるときMPの「ビクトリア・シークレット」を覗いた後、前のソイを奥へ奥へと進んだら、地下鉄の操車場工事現場に出くわして、その周囲の道をラチャダ方面に進んだら、突然大きなネオンの立つこの店が出現したのである。この店は昨年10月にオープンし、サウナ、古式按摩、理髪店、レストランなどがあるコンプレックスであるが、驚くことにいつ来ても駐車場はおろか前の通りにまで車が溢れている。しかし、そんなに良い店なのかと古式按摩の金魚鉢を覗くと、女の数こそ常時20名以上はいるものの、いつも今一つで選べない。ラチャダ銀座の女に比べると何故か輝きが無いのである。そんな訳で、この店で初めて女を指名したのは、3回目の来店のときだった。第1印象でこれはという女がいなかったので、雛壇を見ながら食事していたら、どこかで見たような顔の女が入って来て、比較的好みだったので指名してみることにした。この女がルン。ロップブリ出身の26歳。彼女は古式按摩のみの赤リボンだが、しきりにVIPルームを勧めるので「アオカン有りだな!」と直感した。部屋に入っても彼女は一向にたらいを取りに出て行かない。何と、足を洗わないで按摩を始めるつもりだ!これはラチャダの掟破りのようなもので気分が悪かったが、何とか我慢。彼女の按摩自体は可も無く不可も無くという感じだが、ペースは速かった。1時間15分ほどで一通り終了したところで、急におどおどしながら「特別サービスも必要でしょ?」と切り出してきた。1500のところを1150でアオカンOKにして(つまり部屋代等込みで1500)、いざ出陣。彼女は身長150cmの小柄な体で、胸も大きくはなかったが、感度は良好なようで、乳首を舐めてやったら1分もしないうちに入れてくれと言い出した。当方はもう少し楽しみたかったのだが、「とにかく早く入れて」と繰り返すので彼女の用意したコンドームを装着して挿入。思いっきり突いて、大放出してやった。後日、ラチャダの古式按摩の女の子に聞いたら、ルンは「ハッタウエイ」に勤務していたが、高収入を求めて「カーネーション」に移籍したそうである。でも、彼女の顔には生気が無く、どう見てもこの店の雰囲気に馴染んでいない。いずれアーのようにラチャダの古巣に戻って来るのではないかと私は思っている。

「カーネーション」298/1 Thanon Thiamruammit、 
TEL:02−645−2611〜3毎日午後0時30分から午前1時30分まで営業(雛壇は午前0時頃まで)
料金:古式按摩は1時間100バーツ、VIPルーム使用はプラス150バーツ。オイルマッサージは1時間300バーツ。料金は先払い。女の子は50名以上在籍しているとのことだが、雛壇にいるのはいつも2,30名程。赤リボンの子は古式按摩のみ。青リボンの子はオイルマッサージも可能。いずれも番号札は付けていない。
この店の子は、殆どがスペシャルOKとのこと。ラチャダの相場が基準で、手が500バーツ、口が1000バーツ、アオカンが1500バーツだが、値引き交渉は可能である。サウナの後、按摩を受ける客が多いのか、裸にバスタオル1枚巻いた姿で金魚鉢の前に男が立つのはこの店ならではである。場所は初めての人にはかなり分かりづらい。ラマ9世通りの交差点からラチャダピセーク通りを北上する場合は、JUSCOの先、ROBINSONデパートの交差点を右折。タイ文化センターのあるティアムルアムミット通りをひたすら直進。大きな交差点もそのまま直進して、地下鉄の操車場に沿って道なりに右に曲がって行くと左手にある。夜ならここだけネオンが煌煌と輝いているのですぐ分かる筈。MPのビクトリア・シークレットから行く場合は、前のソイを北へ北へと進み、地下鉄操車場にぶつかったら右折(現在、右折しか出来ない。)あとは道なりに進むと右側にある。前の通りにはバスは走っていないので念のため。(2002年4月2日)





その十三 タン (モラコット・ホテル)

タイ南部の町、ハジャイに行く度に、名物のチャカサーイ(金玉マッージ)を期待して古式按摩屋に入るのだが、今まで一度もこれを出来る女に当たったことが無く、がっかりの連続であった。ところが、「外道の細道」の投稿でいつも前を通るあの幽霊ホテル「モラコット」の激安古式按摩屋で受けられると知って、2月のある平日の夜、出かけて行った。この建物の中に入るのは今回が初めてだが、ホテルとは思えないほど寂れている。午後8時だというのにカフェには客が殆どおらず、奥のディスコに至っては客はゼロ。音楽だけが虚しくガンガンかかっているという惨状であった。外見も汚いが、ホテル内部もきれいではなく、果たしてここに宿泊している客などいるのであろうか?さて、目的の古式按摩屋は、ホテルの一番奥に有り、外からも直接入れるようになっている。雛壇などは一切無く、ホテルの受付のようなカウンターの奥に太った小母ちゃん按摩師が十数人座っているだけ。でも、こんな殺風景な中でビールを飲んでいる客がいるのには驚いた。どういう神経をしているのだろう?この店は、特にリクエストしない限り女は選べない。コンシアがすぐに20畳ぐらいある大部屋に案内し、按摩着に着替えるよう促す。部屋に入る前、ちらっと女を見ると、辛うじて20代と思われるのが2人。彼女らのどちらかが来ればいいなあーと思っていたら、本当にその一人が来た。彼女がタン、28歳。ミャンマー国境に近いメーサイの近くの村から出て来たそうだ。バンコクに出てきてOLをやっていたそうだが、1年半前からここで按摩をしているとのこと。お客さん来るの?と、いきなり不躾な質問したところ、意外と地元の人が来るそうだ。日本人も来るとのこと。(事実、私の後、ポツリポツリと客が来て、8つあるマットの半分ぐらいが埋っていった。)やや太り気味の彼女は力もあり、按摩はなかなか気持ち良かった。性格もよく、気持ち良いと言った個所は入念にマッサージしてくれる。今日は容姿端麗の女の子とアオカンしに来た訳ではないので、満足である。一通り終わったところで、さあ、お目当てのチャカサーイ(金玉マッサージ)!気の良い彼女は勿論追加料金無しでOKである。このマッサージは竿の付け根や玉の袋を念入りにも揉みしだくのだが、私には痛いだけでちっとも気持ち良く無かった。ただ、息子だけは元気になったので、予定外だったが、彼女にスペシャル出来ると小声で聞いたら、OKの返事。カーテンで仕切られただけのオープンな空間なので、値段の交渉もせず、パンツを下ろした。彼女が息子の面倒を見ている間に当方も彼女の豊満な胸を開けさせて、乳首を丹念に愛撫してやったら、彼女も感じてきて声を出す寸前!「おい!こっちも下ろせよ!」とトレパンを下げたら、彼女はパンティーまで下げてしまった。こうなったら69である。彼女も口に何か入っていないと声が出てしまうので、当方が用意したコンドームを装着し、ゴムフェラを開始。お互い声を殺しながら3分間の長い長い69の末、遂に私が発射。何も備わっていない大部屋の仕切りカーテンの中で、「このポケットティッシュで拭けよ!」「ありがとう。この紙は私が捨てるわ。」などとパントマイムで会話しながら後始末をして部屋を出た。按摩代やコーラの代金を精算した後、出口の横に立っていた彼女に500バーツ手渡すと、ありがとうと心のこもったワイをして見送ってくれた。こんな安くていいんだろうかと満足しながら家路についたのは言うまでも無い。

MORAKOT HOTELの古式按摩
2802 New Petchuburi Road
TEL:02−314−0761〜3、02−319−1461〜4 スクンビット通りソイ・トンロー(55)とペブリ・タットマイ通りの交差点にあるのですぐ分かる。3階建ての奥に長いホテルで、ネオンは無いので、夜は意外と地味な存在だ。ここの古式按摩屋に独自の名前があるかは知らない。
料金:古式按摩1時間90バーツ。オイルマッサージは無い。(と言うか、出来る個室が無い。)コカコーラ1本15バーツ。バンコクでもここより安いところは無いのでは?因みに、後日覗いたら、ちゃんと宿泊客がいた!一人で泊まっても二人で泊まっても一部屋380バーツだそうだ。ここのカフェは24時間オープンで、午後10時過ぎからそれなりに賑わっていたのには驚いた!





その十四・チェン (ハイクラス)

ハイクラスは、ラチャダの中では比較的規模は小さいものの、日本人には人気の高いMPである。この風呂屋、実は雛壇の左半分は古式按摩嬢で占められて、これがまた評判がよいのである。何故か?
理由1.お化けのような不細工な女がいない。
理由2.値段が手ごろである。
理由3.風呂屋の女と同じ部屋を使用する。(ナタリー方式だ!)
理由4.勿論アオカン有りなので、女を気に入ったら最後まで行ける。などであろう。
私がここの古式按摩の方に入ったのは3月のある平日の夕方7時過ぎであった。ざっと見回して女は15人前後。特別美人はいないが、長い黒髪が美しい、昔はさぞ豆グラマーだったろうと思わせる女を指名した。彼女の名前はチェン。ブリラム出身だそうだ。彼女は雛壇から出て来るなり、「後ろに座っていた女の子があなたのこと好みだって行ってたわよ!」「あなた、もしかしてパイロット?」などと明るく話かけてくる。部屋で按摩をしている間も「この店は、会社がはねてから帰宅前に寄っていくタイ人サラリーマンが多いのよ。」とか「この店、1月からMPも古式按摩も100バーツずつ値上げしたでしょ。でも、私たちの手取額は据え置きなのよ。」挙句の果てには「タイ人の奥さんの場合、夫がこのような店に来るのは週2回までが許容範囲ね。それ以上だとやはり問題になるんじゃない?」などととにかくよく喋る。でも按摩は上手い。途中で突然、いつお風呂入る?と聞かれた。この店では、古式按摩の客でもMP同様入浴して構わないそうだ。但し、彼女も裸になって一緒に入るサービスは原則として無いとのこと。按摩が一通り終わったところで、当方はシャワーを浴びてくると言って浴室に向かう。これが「アオカンお願いします。」のサインである。その後、彼女もアソコを洗いに浴槽へ。さあ、戦闘開始である。彼女は推定年齢30歳前後。胸は垂れているが、痩せている割にはボリューム満点。乳首を十分に吸ってやってから、アソコを愛撫。既にビショビショなので時を経ずして挿入。こういう背の低い女とやるときはやはり正常位が一番好きだ。気持ち良い締め付けの中、大放出した。この店の古式嬢とアオカンした場合のチップは1000から1500バーツが相場のようであるが、気の良い彼女は1000バーツ札をにっこり笑って受け取ってくれた。結局、チップを払ってアオカンするなら、最初からMPに入ったほうが安上がりと思われる方も多いと思う。しかし、残念ながら最近のバンコクの風呂屋では2時間をフルに使ってサービスしてくれる女が少い。下手をすると、一発出したらハイ終わりと、時間半ばで客を追い出す奴も結構多い。古式按摩の女なら少なくとも一通り按摩をしてくれるし、客の希望で時間配分が出来るのが自分は好きだ。だいたい、女とフィーリングが合わなければ、アオカンしなければ良いのだから・・・。と分かってはいるものの、ナタリーといい、ハイクラスといい、この手の古式・風呂混在の店に行くと、いつもMPと古式按摩を行ったり来たりして迷っている自分が情けないのも事実である。

「ハイクラス」
Rachadapisek Road  
TEL:02−275−7474ext.212
ご存知「エマニュエル」の隣り(古式按摩「ハッタウエイ」の裏)にあるデービスグループの風呂屋である。この店の特徴は、客が雛壇の直前で女の子とご対面できること。一番手前の女の子との距離は2メートルも無い!雛壇右側が2時間1600バーツのMP嬢、左側が古式按摩嬢である。(サイドの女の子は背後の客席の中に座っている。)古式按摩は2時間400バーツだが、Vの付いた番号の女は2時間600バーツ。(2月に行ったときは、MP、古式とも1月から100バーツ値上げしたと言われたが、最近行ったら元の値段を言うコンシアもいて、実態は不明。)オイルマッサージは幾らかと聞いたら、コンシア曰く「この店にそんな区別は無い。金を払ったら、部屋の中で何をやってもらっても良い。MP嬢でもオイルマッサージが上手い子がいるよ。」この店の場合、MPの方に、きれいな子が多いのだが、1回出したらハイおしまい!と何もしてくれない(させてくれない)奴がいるので、2時間たっぷり濃厚なサービスを求めるなら、やはり古式按摩の方を選んだ方が無難である。(4月25日)






その十五・チップ (OTマッサージ)

6月のある日の午後9時過ぎ、チェンマイの高級MP「パンドラ」に出かけたが、お目当ての子が生理休暇。雛壇には、ミャンマー、ラオス、中国系など25人以上、サイドにも若いタイ人の子が7,8人並んでいるのだが、ピンと来る子がいなかったので、向かいのOTマッサージに行く事にした。ここは、観光客向けの小規模な按摩屋が多いチェンマイでは数少ない、雛壇から按摩嬢を指名する店で、多いときは40名以上、少ないときでも20名は揃っている。多くは20代後半以上、中には40代と思われる女もいるが、若い子も少しはいるのでときどき覗きに来ることがある。さて、この日はと見ると、女の数は20名ちょっと。若い子はいるが、ピンと来ない。帰ろうかと思ったら、雛壇の脇から若くはないが、色白で中国系と思われる端正な顔立ちの女が出て来た。即、オイルマッサージ2時間で指名することにした。彼女の名前はチップ。29歳。チェンライの北の聞いたこともない村の出身だそうで、この店では1年以上働いているそうだ。夫と別れて、10歳と8歳の息子二人を村に残して働いているなど、彼女は身の上話を延々としながら仕事をしていると、突然携帯電話が鳴り、彼女は中国語のような訳の分からない言葉で応対し出した。終わってから、「今の何語?」と尋ねると、リスー語とのこと。つまり、彼女は(美人が多いことで知られる)少数山岳民族のリスー族だったのだ。リスー族の少女の写真は、絵葉書やガイドブックで見たことがあるが、30代(失礼!彼女は29歳だった。)のリスー族もなかなか綺麗じゃないか!俄然、我息子は張り切るのだが、1時間半を経過しても一向にお誘いが無い。残り10分になっても未だ真剣にマッサージをしているので、「延長するからアオカンお願い出来ない?」と当方から切り出すと、「リスー族の女は貞操観念が強いのよ。私は今独身だけど、夫となる人と以外は性的関係は持たないの。あなた、私をチェンマイ妻にしてくれる?」と逆に迫られてしまった。結局、時間は10分オーバーしたものの、スペシャルサービスは一切無しで終了。次回も私を指名してと、彼女の携帯電話の番号を渡されて店を後にした。

OTマッサージ
159/100 Charoen Muang Bazzar、 Charoenmuang Road、 Chaing Mai 50000
TEL&FAX:053−302666、302397
営業時間:午前9時−午前1時
料金:古式按摩2時間300バーツ、オイルマッサージ2時間600バーツ。2時間コースに10回行くと11回目が五割引になるというセコイスタンプラリーもやっている。
場所は、ナワラット橋とチェンマイ鉄道駅の中間点ぐらい。夜になると、MP「パンドラ」や他の古式按摩屋、カラオケ屋などの看板が一緒くたになった広告塔がライトアップされるので分かり易くなるかもしれない。もっとも、町中を流すソンテウの運転手なら「チャロエン・ムアンのOTマッサージへ」と言えば、連れて行ってもらえる筈。蛇足だが、この店はソンテウやモトサイの運転手にリベートを払わないので、向かいにあるMP「パンドラ」に行くときも運転手にOTマッサージの名前を出すと良い。(「パンドラ」は客を連れて来た運転手にリベートを払うので、間違っても真ん前には乗り付けないこと!)この店は元ホテルで、1階はコーヒーショップ?、2階に上がるといきなり雛壇が現れる。指名をしたら3階に上がり、キャッシャーで支払いを済ませて個室に入る。部屋にはベッドの代わりに診察台のようなマッサージ台が入っている。当然、シャワー付き風呂やトイレも付いているが、終了後の体洗いは自分一人でやらなければならないようだ。雛壇には常時2,30人程度の按摩嬢が座っており、赤札がオイルマッサージも可。青札が古式按摩のみと、バンコクの逆である。チェンマイでは数少ないスペシャル有りの古式按摩屋と聞いているが、真偽の程は今回も確かめられなかった。





その十六・ウェル (ペット・サイアム)

ペット・サイアムはいつ行っても美的に満足な子がいないが、按摩の上手い女が多いので、とにかく疲れていて、スペシャル無しでいいから揉んで欲しいときに、よく通う店である。この日も歩き疲れたので、やや肥満体ながら絶妙な按摩をしてくれる女、オームに揉んでもらおうと、電話もせずに店に入ると、今日は休み!それでは代わりを誰にしようかと雛壇に目をやると、初めて見る30歳代の美人が目に留まり、コンシアが「彼女は性格は良いが、按摩はそれほど上手くない。」と言うのも無視して即座に指名してしまった。彼女の名はウェル。ローエイ出身の30代で、バンコクに出て来て1年半。ペット・サイアムに勤務して6ヶ月になるそうだ。確かに彼女の按摩はそれほど上手くなかった。特に時間配分が下手だった。私の大好きな顔の按摩などは時間をかけて丁寧にしてくれたが、それでも35分を残して終了である。彼女もこれからどうして良いか分からず、おどおどしているので、当方からスペシャルは何が出来るの?と切り出してみると、「ここは普通部屋だからダメ。アオカン希望ならトイレ付きのVIPルームを取らなきゃダメ。」との答えであった。彼女はコンドームはおろか、ティッシュペーパーさえ持ち合わせていなかったが、当方がティッシュペーパーを持っているから大丈夫と強引に説き伏せて、手で出してもらうことにした。彼女は覗き窓からフロアーメイドに見られるのを極度に恐れて、当方の按摩着さえ下ろさず、パンツの中に手を入れてしごき出した。当方もすかさず彼女のブラを外して、胸を吸ったり揉んだりして応戦。それが恥ずかしいのか、彼女はドア側に頭を向け、当方に覆い被さるように胸を吸わせる。なかなか窮屈な体制だったが、何とか無事発射。但し、彼女は息子が出した物を全て当方の按摩着で受け止めたので、パンツを汚さないように按摩着を脱ぐのにひと苦労した。やはり次回はVIPルームを取って、ゆったりとアオカンに励んだ方が良さそうだ。

「ペット・サイアム」
2084 New Petchuburi Road
TEL:02−319−2422〜5
料金:古式按摩1時間120バーツ、オイルマッサージ1時間250バーツ、足マッサージ1時間240バーツ、ハーブマッサージ2時間600バーツ、VIPルームはプラス200バーツ。午前11時開店だが、午後6時までは古式按摩2時間を40バーツ引きの200バーツに。
この店は2年前まで「ジャスミンホテル」という安ホテル(私も10年前に泊まったことがあるが、料金が高い割には、部屋にシャワーしか付いておらず、二度と泊まるものかと思った!)だったので、建物はなかなか広く、古式按摩屋としてはむしろ無駄なスペースが多いぐらいだ。女は常時20人以上いるが、かわいい子は極めて限られているので、親父らが絶えずその子らを奪い合っている状態。古式按摩2時間500バーツ、オイルマッサージ2時間800バーツ、足マッサージ1時間500バーツ(いずれも交通費込み)で出張サービスもしてくれるそうだ。基本的にはどの女もスペシャル可だが、普通部屋は鍵が付いていない上、ドアに覗き窓があるので、スペシャルを極端に嫌がる。逆にいえば、VIPルームを注文することイコール、スペシャル希望の意思表示である。





その十七・ニット (美楽健身院)

バンコクの高速道路をラマ9世出口から出るとき、左側に「マイ・ダット」というタイ語の古式按摩のネオンサインが見える。駐車場にはいつもそれなりに車が入っているので、前々から気になっていたが、8月のある日、たまたま近くを通りかかったので、入ってみることにした。大きなネオンは高速道路沿いに出ているが、実際の入り口はアソーク・ディンデン通りを風呂屋のシャンゼリゼの方向に一つ北上した小さなソイの奥にあった。1階が駐車場になった高床式のビルの階段を上ると、小さな受付が有り、その奥の小部屋からこれまた小さな金魚鉢が見えるようになっている。着いたのが午後6時だったせいか、女の数は40名以上。但し、30代以上のいかにもベテランという感じの元お姉さまばかりで、若い女が数えるしかいない。迷った挙句、その若手グループの中の長い髪が美しい女を指名することにした。今日はスペシャルも目的なので2時間300バーツでVIPルームへ。しかし、入ってびっくり。テレビとエアコン。それに2名分のマットこそあるものの、室内は40ワット電球1個と暗く、壁も汚くて、「ぺット・サイアム」の部屋などに比べるとかなり見劣りがする。VIPルームでこれだから、大衆古式按摩店の面目躍如だ!ところで、彼女の名はニット。ローエイ出身の24歳で、この店に勤めて5ヶ月になるそうだ。彼女の話によると、やはりこの店は他店で何年も経験を積んで来た元お姉さまが多いようで、彼女のように古式按摩は初めてという若い按摩嬢は少ないそうだ。でも、彼女の按摩も決して下手ではなかった。特に50センチ以上はあるシャンプーしたてのサラサラした髪が顔を撫でる度に何故か我息子はやる気満々。按摩が一通り終わるや否や彼女を引っ張り倒し、ブラを取りながら値段交渉。1000バーツという提示を無理やり800バーツに負けさせて、まずは胸を愛撫。大きくはないが、乳首の感度は抜群で、アソコに指を入れてみたらもうビショビショ。本当はFもして欲しかったのだが、息子がどうしても我慢できず、正常位で合体。ガンガン突いてやったら、彼女も非常に乗りが良く、気持ちよく発射することが出来た。性格も非常に良い女だったので、記念に彼女の写真も撮って帰ったが、後日、写真を現像したら、記憶の中にある彼女の顔と相当異なっていたのでびっくりしてしまった。あのおばさん軍団の中にいると、若いというだけで綺麗に見えてしまうのだろうか?それともあの薄暗いVIPルームでは、全ての女はイイ女として記憶されてしまうのだろうか?

美楽健身院(タイ語名「マイ・ダット」)
658−660 AsokeーDindaeng Road、 Bangkok 10310
TEL:02−246−2381、246−2384、246−2385
営業時間:12:00から25:00まで。(雛壇は24:00過ぎに閉まる。)
料金:古式按摩2時間160バーツ。VIPルームはプラス140バーツ。
この店を一言で言えば、タイ人相手の激安按摩屋。2時間160バーツの普通コースを取ると、20ワットの電球1個という、顔もよく見えないくらい暗い一応個室のようなスペースに案内されるが、隣りのスペースとは高さ170センチぐらいの壁で仕切られているだけで、会話はまる聞こえだし、廊下との間にドアが無く、カーテンで仕切られているだけなので、ここでアオカンをするには相当の勇気がいる。(だいたい女の方が応じてくれない!)アオカン目的なら、やはりVIPルームにした方が無難。(因みに、この店ではコンドームを販売していないので、アオカン目的なら持参すること。)飲み物も駐車場にある売店から缶入り飲料を女の子が運んでくるだけなので、種類も限られているが、安い。とにかくこの店の売りは全てが安いことと、按摩がしっかりしていること。女の容姿については期待してはいけない。






その十八 プック (スノーホワイト)


本日は、ピン・クラオの古式按摩屋「スノーホワイト」(タイ名:サノーワイ?)で出会ったぐうたら女との一戦をご報告する。9月のある日曜日の午後3時半過ぎ、久々にチャオプラヤ河を渡って、MPの「チャオプラヤ3」と「バレンタイン1」を冷やかした後、「サイアム・スラローム」に行くと、いつもと違って女がいない!金魚鉢の中に女が20人ちょっとしかいないのに、外にはその倍の男が目をぎらつかせて新しく入ってくる女を待っている。ところが、この日は何故か出勤のピークである午後4時半を過ぎても女の数は一向に増えず、じれったくなった男からレベルを落として女を指名していくため、その数はますます少なくなっていく。こりゃだめだと目的地を変えることにしたが、今からラチャダじゃ日曜日のスタートとしては遅すぎる。そこで、今まで行ったことのない「スノーホワイト」の古式按摩の方に入ってみることにした。「スノーホワイト」は場所柄に似合わない玄関を持った風呂屋の方が有名だが、駐車場の右横を奥に入って行くと、表通りからは見えない場所に按摩屋の別棟が建っている。金魚鉢の中には、古式按摩専門嬢が4人、オイルマッサージ専門嬢が6人いたが、女コンシアの説明によるとオイルの子が古式按摩をすることは出来ないとのこと。古式の方には目ぼしい女がいなかったため、オイルの中から一番美人だった足の長い女を指名した。彼女の名はプック、26歳でバンコク出身。胸は大きくないが、167センチの身長に長い髪がよく似合っていてなかなか良い女に見えた。(但し、笑うと歯並びの悪さが目立ち、やや興醒めだが・・・)この店は、キャッシャーで金を払うと、長い長い廊下を歩かされて、結局MPのビルに行かされる。聞けば、このビルの4階以下がMP、5階以上が按摩屋として使用されているそうだ。2基しかないエレベーターでもかなり待たされて、部屋に辿り着いたのは金を払ってから10分後であった。おまけに注文した飲み物が来るのが異常に遅い!当方としてはアオカン狙いだから早く按摩を始めて欲しいのだが、素っ裸のところにボーイが入ってくるのも嫌だったので、ベッドに腰掛けていたら、待たされること15分。その間プックは自分から喋ることもなく、ベッドに座ったまま。当方、何とか雰囲気を作ろうといろいろ話題を出すのだが、生返事ばかり。途中で馬鹿らしくなって、服を脱がしてやろうかと思っていたら、やっと飲み物が到着した。さあ、マッサージだ!室内には診察台のようなマッサージ台とベッドがあり、どちらで受けても良いというのでベッドを選んだが、彼女は服を全く脱がずに開始。しかし、彼女のオイルマッサージはお世辞にも上手いとは言えなかった。と言うよりやる気が無かった。30分もすると、疲れたと言って煙草を吸い出し、事実上の終了宣言。おまけに自分で勝手にオイルを洗い流せと言い出す始末。当方がいい加減にしろよ!と怒り出すと、未だ残り1時間以上あるのに、「じゃ、スペシャル何にする?」と聞く始末。アオカンの言い値は2000バーツ。値切っても、この女は非常に強気で、1500バーツより下げない。しかし、こんな女に1500もやるのは癪なので、口でしてもらうことにして、1000で手を打った。当方は最初から裸だが、この女、何も脱がずに当方に覆い被さって来た。冗談じゃない!当方素早く背中に手を入れ、ブラを一瞬のうちに外した後、一気にシャツもたくし上げて、上半身を裸に。ここでゴムを被せられたので、Fを一旦始めさせ、一呼吸おいたところで下半身も裸にしてやろうと思ったが、何とこの女はパンティーの上にタイツという重装備!おまけに足が長い!とても一気に2枚脱がせることは不可能だ。そこで、作戦を変更し、素早く2枚の内側に手を滑り込ませ、指でアソコを愛撫。胸はそれ程でもなかったが、ここは感じるようで、何とかこちらの発射前に一矢報いることが出来た。自分でもよくここまで忍耐強く粘ったと感心した一発であった。

スノーホワイト
177/55 Soi Suwichandamri、 Bang Phlat
TEL:02−424−9691、433−5682、435−3523
営業時間:12:30〜24:30、
料金:古式按摩1時間120バーツ、オイルマッサージ1時間250バーツ。
この店の行き方については、「古式按摩」に詳しい投稿があるので省略するが、とにかく風呂屋の並ぶArun Amarin通りの方からソイを入り、すぐに警察署と反対の方向に曲がったら、ひたすら進むこと。「スノーホワイト」の前は青空市のように空地に屋台が並んでいるし、この一角だけが怪しい雰囲気を醸し出しているので、外道者ならまず分かる。この店は、風呂屋の方がそれなりに規模が大きいのに、按摩屋の方は女の子が少ない。女の子の質は別として、オイルマッサージの方が割安感がある店だ。金魚鉢のすぐ前がカフェになっており、飲み物を頼んでゆっくり女を選ぶには良いが、ガラスの前にへばりついて女を捜すには何となく恥ずかしい店だ。室内には、診察台のようなマッサージ台、ベッド、化粧台、風呂などが備わっているが、何となく安っぽい。






2002年のエピローグ


まずは、長らくのご無沙汰と年が明けてから1ヶ月以上もたってのご報告をお許し願いたい。2002年は、「古式按摩の女達」にとっては不作の年だった。数としてはそれなりに足を運んだのだが、とにかく印象に残る女がいないと「古式按摩の女達」は書きようが無い。その上、昨年はペブリの格安風呂屋の醍醐味にすっかりはまってしまい、古式按摩の魅力が色褪せてしまった。1000バーツ前後であれだけ風呂屋を堪能出来るとは、バンコクという所は凄い町だ!逆に考えると、古式按摩で按摩嬢とタイ語で会話が楽しめないと、これはかなり割高な遊びになってしまう。本年は、そのような訳で、経済的な視点からも新規の店を紹介して行きたい。さて、この1年を振り返ると、「古式按摩の女達」には紹介出来なかったが、印象に残る店として「ユーロマッサージ」と「55マッサージ」が挙げられる。前者には常時投稿があるが、日本人のおじさんが「バロン」のコンセプトで古式按摩屋を始めたというのはやはり凄い!このおじさんには店で顔を出すよりも、「外道の細道」で是非、この世界のことを書いて欲しい。このおじさんは優しそうな人だし、この人がいると確かに日本語が通じて良いかもしれないが、当方のような気が弱い人間には、むしろ日本人が常時いることの方が気恥ずかしくて足が向きにくい。後者の方は、確かにレベルの高い女の子が数人いるが、高すぎる。古式按摩のアオカンは1000バーツが上限というのが当方の持論だが、「ユーロマッサージ」が1500バーツ均一、「55マッサージ」が1500から2000バーツというのは、バンコクに暮らす人間には高すぎる。バンコクの風呂屋で姫が1回の仕事で1000バーツ手にすることが出来る店が何軒あるか皆さんはご存知が?という訳で、本年は、月収10万バーツの按摩嬢を輩出した「サブウェイ」が気を良くして作った「サブウェイ2」から紹介して行こう。本年もどうぞ宜しく。






その十九 クラターイ(サブウェイ2)

ある金曜日の夕方、昨年12月に出来たばかりの「サブウェイ2」に顔を出した。前回覗いた時も1号店に比べると女の数はかなり少なかったが、今回も午後5時前ということもあって金魚鉢の中にはたった7人。ここは冷やかすだけにしようかなと思っていたら、吉本多香美に似た目のきれいな女を発見。即指名した。彼女の名はクラターイ(タイ語でウサギの意味)。ナコン・サワン出身の25歳で、2ヶ月前にバンコクに出て来たばかりとのこと。按摩を受けながら彼女の身の上話を聞かされたが、これが典型的なバンコクの古式按摩の女達の就職過程だったので、今日はまず、それをご紹介しよう。彼女は昨年まで故郷で主婦をしていたが、離婚を契機に友人を頼ってバンコクにやって来た。学歴は義務教育止まりなので、当然良い就職口は見つからない。そんなとき、とある女性雑誌を眺めていたら、「古式按摩店新規開店。按摩嬢求む!経験不問。」という求人広告を発見。恐る恐る「サブウェイ」に行くと、面接とは名ばかりで、早速1日2時間の実習開始。7日間で古式按摩、オイルマッサージ、足按摩を一通り習い、即実戦配備。めでたく1月上旬から雛壇に並んでいるそうだ。それと共に、「客を付けるにはまず容姿!」という友人の助言で、2万バーツを借金して、美容整形外科のクリニックへ。鼻を高くして、顎の形を整えてもらったそうだ。さて、彼女、実際に呼んでみると、遠くから見るよりずっと美人。おまけにグラマー。(因みに胸の方は天然乳で、シリコンは入っていないそうだ。)残念ながら彼女の按摩の技術はまだまだプロのレベルからは程遠いものだったが、やたらと大きな胸が当方に触れるのが艶かしい。70分かかってやっと足の按摩が終わったところでとうとう我慢出来なくて、強引に横に寝かせて、胸をたくし上げ、吸い付いてしまった。彼女の方は、「私はこの店ではアオカンはやらないの。手のサービスだけよ。」と、まるで当方が強姦しようとしているかの如く、必死に抵抗する。当方、別に最初からアオカンする気は無かったのだが、そこまで言われると返って雰囲気が盛り上がってしまい、彼女の手を捻じ挙げて、両胸を交互に20分以上吸ったり、舌で愛撫してやったりした。すると彼女、ある時点から急にボーとして来て、目がトロンとして来た。どうやら限界点に達したようなので、胸から離れ、抱き寄せてやったら、既に放心状態。ボーとしたまま全然動かない。一方、残り時間は10分。1時間延長して3時間1本勝負も考えたが、彼女の方に余力がなさそうだったので、「手でいいからあと10分で出してくれよ。」と頼む。ところが何を考えたのか、彼女はいきなりシャツを脱いで上半身裸になり、大きな左右の胸の谷間にベビーオイルを塗りだした。そして、仰向けに寝ると、乗って来いと言うではないか。つまりパイズリで発射させてくれるというのである。当方、古式按摩には相当通ったが、パイズリでフィニッシュとは初めて経験だったので、相当興奮してしまい、最後には彼女の首に目掛けて大発射してしまった。チップの500バーツを渡しても、彼女は「疲れた!」と言うだけで、未だ放心状態。久しぶりにいい女に巡り会った満足感に浸りながら店を後にした。

サブウェイ2
TEL:02−692−6649〜51、
FAX:02−692−6653
午後0時から午前0時30分まで。
古式按摩;1時間150バーツ、
オイルマッサージ:1時間350バーツ、
足マッサージ:1時間250バーツ。(つまり「サブウェイ」と同じ)
場所は、シーフードの人気店「ソンブーン・ラチャダ店」の真裏。「ラチャダ・ハッタ・ウェイ」の横に看板が出ているので分かる筈。最初は1号店と同じように新幹線のネオンサインだったが、何故か最近になって隣りの「ハイクラス」のように国旗を並べたデザインに変わってしまった。さすが出来たばかりとあって、どの部屋もきれい。但し狭い。この店の古式按摩の特徴は、一旦部屋に入ってスリッパに履き替えた後、エレベーター近くの足洗い場で洗ってもらうこと。女の子の方は未だ20人強といったところだが、他店からの移籍組は少数で、多くが新人とのこと。よって、按摩の技術には余り期待しない方が良い。(尤も、「サブウェイ1号店」でも古式按摩の上手い女に当たった試しが無いが・・・)女の子が揃うのは午後5時前後だが、その日の下一桁と同じ下一桁の番号札(例:その日が22日なら、2番、12番、22番、32番、42番・・・の番号の子。)は正午から勤務しなければならないそうだ。最後に蛇足だが、2号店の新人コンシアにとてもかわいい子がいる。コンシアなんかやるより、自分が按摩をした方が余程稼げるだろうに。    





その二十 ヴイ (マノーラ・ホテル)

バンコクでは、中国人の集まる所、古式按摩屋有りだが、その中国系タイ人の多いバンラック地区でも、スリウオン通りに何軒か点在しているので、2月のある平日の午後3時頃、その中の一つ、マノーラ・ホテルの古式按摩屋を覗いてみた。ホテル自体は中の中クラスという感じで、ロビーを見る限り怪しさなど微塵も無いのだが、2階の古式按摩フロアーにはしっかり雛壇を持っており、女の数はざっと15人。若い女は少なく、美形は皆無に等しい。ウーン、と2,3分迷っていたら、2,3歳の女の子がドアを押して、金魚鉢の中に入り、母親と思しき女と遊び出した。この女、良く見ると、いかにも昔クラブで働いていましたという感じの化粧の濃い整形美人。娘には悪いが、指名させてもらった。彼女の名はヴイ。スリン出身の28歳。さっきの女の子はやはり娘だそうだ。今日は面倒を見る人がいないので、店まで連れて来たとのこと。彼女は18歳のときバンコクにやって来て、訳あって25歳のとき未婚の母になり、その後古式按摩で生計を立てているそうだ。前の店に約2年、この店には1年働いているとのことだが、ワット
・ポーの按摩学校で学んだというだけあって、彼女の按摩は上手かった。切れがあるのだが、痛くない。ウトウトし出したところで終了を告げられたので時計を見ると、未だ40分残っている。なあんだ。スペシャル有りなんだ、と思って、何が出来るのが尋ねてみると、何でもOKとの返事。それならとアオカンを頼むと、部屋の中のトイレに着替えに行って、バスタオルを体に巻き付けて戻って来た。まずは、ベッドに寝かせて胸を舐めてみると、いかにも授乳済みという感じの張りの無い小さな胸だったが、感度は抜群。片方ずつ愛撫したが、5分度に行ってしまう。やっとアソコに辿り着くと、今度は体全体をのた打ち廻らせて感じまくっている。早く入れてと急かすので、両足をぐっと持ち上げて、正常位で奥まで入れてやったら、ギュとものすごい締め。両者互いに1分で果ててしまった。彼女曰く、「最近、男気が無いので、フィーリングが合う客と燃えてしまうの。」値段の事前交渉を忘れていたが、2時間300バーツの按摩料金のうち、200バーツが店の取り分なので、彼女に1200バーツ手渡して、後で精算してもらうことにした。帰り際、古式嬢がどのくらい増えたか確かめたくて雛壇の前を通ったら、彼女の娘がソファーでスヤスヤ眠っていた。

マノーラ・ホテルの古式按摩
Manora Hotelの2階
412 Surawongse Road, Bangkok 10500
Tel:02−234−5070
営業時間:午後0時から午前0時30分まで。
古式按摩:2時間300バーツ、オイル・マッサージ:2時間500バーツ、足マッサージ:1時間300バーツ。
ホテル正面玄関を入り、エレベーターで2階へ。表示の通り、廊下の中扉を抜け、ひたすら真っ直ぐ進むと金魚鉢の前に辿り着く。ホテルの一角を古式按摩屋に改造したもので、普通部屋は間仕切りで2区画に、VIPルームは1部屋そのまま按摩室になっているが、いずれも中にトイレがあるので何かと便利。ベッドも按摩用に硬いマットに変えられているので快適。料金は周辺の店より若干高めだが、この近辺は意外とまともな(いや、邪悪な)按摩屋が少ないので、貴重な存在。何より室内が清潔なのが良い。30数名が在籍しているとのことだったが、若い女を選ぶなら午後5時以降に出撃した方が良い。この店のコンシアおばさん達は皆物静かな人ばかりで、落ち着いて按摩嬢を選べる店だ。





その二十一 メン (モークトーン)

ラムカムヘンの遥かかなた、ビバパレス・コンプレックス内の風呂屋「フーイン」は
一時、女の子の質が非常に高く、当方、毎週のように通い詰めた時期があった。但し難点は、近くに同業者が全く無く、一度外してしまうと潰しが利かなくなることである。この日は月末の金曜日でバンコクは大渋滞。それではと、セープー運河のボートを終点のワット・シーブンルアンまで乗り、そこから20バーツのモトサイに乗り継いで、ビバパレスに到着。時刻は女の子が出揃う午後6時ぴったり。ところがお目当ての女の子はタッチの差で先客にさらわれ、この日に限って他に目ぼしい子が残っていない。今から一番近いラマ9世通りの風呂屋街まで移動しても、この渋滞では到着は午後7時だ。一瞬途方に呉れたが、今日は風呂を諦め、古式按摩で勝負することに決心。同じコンプレックス内にある古式按摩屋「モークトーン」の扉を開けた。女の数は30人程。これはという美人はいなかったが、一人、丸顔で非常に背の高い女が目に止まったので指名することにした。女の名はメン。23歳。身長が170センチもあるそうだ。彼女は以前、ラマ9世通りの古式按摩屋「ナーングファー」(現在、風呂屋「GIO Club」になっているが。)に勤務していたが、客の入りが悪く、収入が少ないのでここに移籍してきたそうだ。彼女は手足が長いので按摩の中でも特に大技が上手かったが、こちらの目的は始めからスペシャルのみだったので、1時間ちょっと経過して区切りの良いところで「スペシャルサービスは出きるの?」と切り出してみた。答えは全てOK。それではと、脱がせてみると、着けていたのは上底ブラで、胸は殆ど無し!おまけに下半身には痛々しい帝王切開の痕。一瞬びっくりしたが、当方気を取り直して乳首を優しく吸ってやると、敏感らしく最初からすごい乗り。次にアソコを舐めてやったら感じまくって長い足を当方の首に絡めてきた。息苦しい!絡まった足を解き、息子にゴムを着けて挿入すると、アソコは広々としていたが、中が非常に暖かくて妙に刺激的だった。数分間奥の奥までガンガン突いて、心地よく発射出来た。風呂屋「フーイン」の衰退と共にビバパレスに足を運ぶことは無くなったが、あの女は今も働いているのだろうか?

「モークトーン」
55/38 Moo 1、 Ramkhamhaeng Road, Bang Kapi、Bangkok 10240 TEL:02−729−5606〜11 ext.221
営業時間:午後0時から午前2時まで(雛壇は午前0時30分頃まで)
料金   :古式按摩2時間240バーツ、オイルマッサージ1時間300バーツ、
VIPルーム使用料プラス100バーツ
ビバパレスコンプレックスを奥まで入り、風呂屋「フーイン」の立派な建物を正面に見ると、手前右脇に平屋の質素な建物が見える。これが「モークトーン」。英語の表記は全く無い。女の子は40人以上いるが、売れ筋がはっきりしている。雛壇の前がカフェになっていて、何も注文しなくても座って選べるのが有り難い。おばちゃんコンシアが親切で、女の子の情報を教えてくれる。この店は指名して、キャッシャーで支払いをした後、洗い場で足を洗ってから部屋に向かうシステム。洗ってくれるのが別の女性の場合は10〜20バーツぐらいのチップを渡すこと。この店の女の子の殆どはアオカンOKで、最初は1500バーツとふっかけてくるが、1000バーツで決着がつく。





その二十二 オー (チャオプラヤー2)



スリ・アユタヤ通りにあるチャオプラヤ2はバンコクでも有数の老舗の風呂屋で、当方も初めてタイにやって来た1987年頃から足を運んでいるが、このお店、昔から古式按摩嬢も多かった。先日、久しぶりに顔を出したら、言値1800バーツのスーパースターやボディーマッサージ嬢が約50人座っていたのに対し、ヌワット・ペーン・ボランと書かれた古式按摩嬢のエリアには雛壇の奥の奥までぎっしり80人以上は座っていた。聞くところ、チャオプラヤ2には100名以上の古式按摩嬢が在籍しているそうだ。確かにタイ人の客を観察していると、三人に一人ぐらいの割合で古式按摩嬢を指名している。料金は2時間で600バーツ。部屋はMP嬢と共用だそうだ。座っているのは殆どがおばさんだし、古式按摩で2時間600バーツは高すぎる。でも、風呂屋の古式按摩だから最後までサービスがあるだろうし・・・などと迷った末、前から2列目に座っていた比較的若い子を指名してみた。彼女の名はオー、25歳。チェンライ県出身で、バンコクで会社勤めをしていたが、離婚を機に2年前にチャオ2に入店。以後、4歳児を育てながら古式按摩一筋に働いてきたそうだ。彼女の場合、色は黒いが顔立ちが整っているので、「風呂屋の方でも働けるんじゃないの?その方が収入が良いでしょ?」と聞いてみると、「ここのMP嬢の店からの手取りは一人当たり600バーツ。古式按摩嬢は一人当たり店からのバックは80バーツだけど、アオカンしてあげるとチップもそれなりにもらえるので、実際はあんまり変わらないのよ。第一、私MP嬢は嫌いなの。」との答えだった。当方にはこの店ではMP嬢も古式按摩嬢も仕事の中身はそれほど変わらないように思えたが、彼女らには微妙なこだわりがあるらしい。さて、彼女について4階に上がると、辿り着いたのはVIPルーム。あの丸いベッドに、天井が鏡張りになっている部屋だ。そして彼女は何のためらいも無く風呂に湯を張り出す。一緒に入浴して体の隅々まで丁寧に洗ってくれた彼女の胸は授乳を終えてかなり萎んでいたが、スタイル自体は決して悪くない。ベッドに移動すると、彼女はバスタオルを体に巻き付けたまま40分間古式按摩をしてくれたが、当方が途中で我慢出来なくなって、両腕の按摩が終わったところで強制終了。抱き寄せてまずは胸から攻める。長い乳首が異様に敏感で、1,2分吸ってやっただけですすり泣くように喘ぎ声を出す。アソコを指で愛撫してやるともう感じまくり。生が良い?コンドームが良い?と聞かれて一瞬何のことか分からなかったが、フェラのことだった。勿論前者を選び69へ。これも彼女の方が1分ももたず、装着の上、正常位で結合へ。息子を入れた瞬間、彼女は仰け反るように反応し、凄い締め付け。当方3分もたすのがやっとだった。彼女も声を出して感じまくっていたが、まだ物足らないようで、当方が大発射した後もそのまま入れててと言って余韻を楽しんでいた。2時間ちょうどで退室したが、なかなか密度の濃いサービス。チャオ2広しと言えど、MP嬢でもなかなかここまで満足させてくれる子はいないぞ!

チャオプラヤ2
537 Sri Ayudhya Road、 
TEL:02−245−5740〜3、245−3942
営業時間:午前10:00〜午前02:00(雛壇は午前00:30頃で終わり)
料金:古式按摩2時間600バーツ(この店は古式按摩のみ。オイルマッサージや足マッサージは無い。(因みに、按摩に関しては午前中行っても割引は無しとのこと。)
この店の特徴は、とにかく雛壇がだっだっ広くて、おんなの数が多いこと。一番後ろの女の顔まで見ようと思ったら双眼鏡が要る。按摩嬢の中に若い子は少ないが、何故か若い子ほど前に座っているので選び出すのは難しくない。(でもタイ人の客を見ていると、結構おばさんを選んでいる奴も多い。)チップはサービスの内容次第。按摩だけだったら200バーツも渡せば十分。アオカンでも、1000バーツは多すぎるぞ!我同胞!オーの話だと、この店の按摩嬢の殆どは最後までOKとのこと。アオカンを誘われなかったら、その客が余程嫌われているそうだ。この店では、古式按摩のときいつも鏡張りのVIPルームに案内されるが、普通の部屋自体あるのだろうか?






その二十三 プラーニー OAマッサージ)

7月から8月にかけてのチューウィット騒動の頃、暫く古式按摩の店から遠ざかっていた。ラチャダのVIPなど一時、室内での性行為禁止になっていたし(それでもやっていた子もいたが)、カーネーションなど室内で注文出来る飲み物は水だけ!などと妙に警察に気を遣った営業になり、面白くないことこの上なし。おまけに、タイ人の客足が落ちたせいか、女の子が毎日出勤しなくなったり、売れっ子が他の業種に移籍したりと店の活気が低下。その結果、更に客足が落ちるという悪循環に陥ってしまった店も多く、顔を出すだけ時間の無駄ということが続いたからだ。さて、9月の終わりのある日、チャオ2でも行くかとプラトゥーナムからラチャプラロップ通りをテクテク歩いていると、「OAマッサージ」という看板を発見。そのネオンの輝きがいかにも「うちは普通の按摩屋ではありませんよ!スペシャル有りですよ!」と語っていたので、早速ソイの奥深くまで入り、覗いてみた。当方の直感は当たり!入り口の衝立の裏側にしっかり雛壇が有り、聞けばVIPルームも有るというではないか。少なくともVIPルームでならスペシャル・サービス有りだろうと考え、20人程いる女の中から、最前列でせっせと編物をしていた20代後半と思われる色っぽい女を指名した。彼女の名はプラーニー。チャイヤプーム出身の32歳で、9歳と6歳の子持ちだそうだ。10年前にバンコクに出て来て、3年前に古式按摩の世界へ。この店では1年半働いているそうだ。彼女は決して美人ではないし、声は泉ピン子ばりのアルト。身長は160cmはあるが、かなり太め。でもNHKの某スポーツキャスターと中年太りした飯島直子の足して2で割った感じの色気が何とも言えない魅力だった。彼女の按摩は先輩から習っただけとのことだったが、なかなか力強く、気持ちが良い。(確かに彼女の腕を見ると、足に比べて以上に筋肉が発達しており、太い!)こういう気持ちの良い按摩の後の一発がまた良いんだよなーと1時間半経過し、顔の按摩に移ったところでそっと手を彼女の背中に回し、ブラのホックを外してみる。彼女はすけべねーと笑いながらも按摩を続けている。これは行ける!彼女の体を無理やり引き寄せ、小振りながらも弾力のある胸を左右交互に吸ってみる。2,3分吸ったところでアオカンの交渉をしてみると、この店ではアオカンは禁止なの。でも手でなら出してあげるわ。とのつれない返事。しばらく交渉してみるも、どうしても色よい返事が得られず、さりとて彼女の魅力にも抗し切れず、結局500バーツのハンドで妥協。最初は金玉マッサージから始まり、入念に愛撫してもらって大量発射した。本当に惜しい。彼女とはアオカンしたかった!と未練を残しながら店を後にした。この店は本当にアオカン禁止なのか?只単に当方が嫌われただけなのか?未だに謎である。

OAマッサージ
90/36−40 Ratchaprarop Road、 (O.A.Theatre Front) Phayathai
TEL:02−247−8642、247−9104,247−9150
営業時間:午前9時から午前0時30分まで
料金:古式按摩2時間250バーツ、オイルマッサージ1時間300バーツ、足マッサージ1時間250バーツ、VIPルーム2時間100バーツプラス
場所はちょっと分かり難い。プラトゥーナムからラチャプラロップ通りを北上し、線路を越えて最初のソイを左折。100メーター程進むと、一番奥の左側にある。ソイの入り口に看板が出ているので、それを見落とさないこと。位置的には、風呂屋チャオプラヤ2とスリ・アユタヤ通りを挟んで反対側にある。コンシア達は誰も親切で感じが良いが、営業時間や料金のことを尋ねると、皆、答えが微妙に異なるのがタイらしい。基本的にはタイ人客中心の店で、午後6時台は非常に混むので要注意。当方、VIPルームしか見たことは無いが、基本的には窓の無いビジネスホテルの客室風。ソファーセットの代わりにオイルマッサージ用の台が置いてある。但し、古式按摩にはベッドが柔らかすぎるのが難。今回は古式按摩だったからか、シャワーが付いているにも係わらずタオルがもらえなかった。でも、ベッドサイドにティッシュペーパーが備わっているところなどなかなか怪しく、やはり只の按摩屋ではない。






2003年のエピローグ

2003年は、ラチャダの古式按摩嬢にとっては災難の年だった
そうだ。4月からSARS騒動で観光客が激減。それが一段落した8月からはチューウィット騒動による風呂屋の営業時間規制。どちらも古式按摩屋にそんなに影響が出たの?と思うのだが、意外と風呂屋とハシゴする客が多いらしく、風呂屋が開く午後6時頃までは客足がぱったりという日も多かったそうだ。おかげで容姿に自信のある按摩嬢の移籍も激しく、より客の多い店、客一人当たりの収入が多い(要するにアオカン出来る)店に良い子が集中する傾向が顕著だった。結果的には「サブウェイ」の一人勝ちのような形になったが、調子に乗って出した「サブウェイ2」の方は女の子の質の低さも災いして大外れだった。警察の度重なる手入れ、営業停止処分にも係わらずしぶとく頑張ったのが「VIP」。姉妹店の「梅花」は営業停止が1回も無かったのに、この店は袋叩き状態。しかし、営業停止処分中でも、女の子、コンシア一式を「梅花」に間借させて働かせるあたりは流石!11月に「梅花」を覗いたときは、その連合軍のレベルの高さに驚いてしまった。もうひとつ、ラチャダ通りから少し離れているが、触れておきたい店が「カーネーション」。ここも女の子のレベルが比較的高く、早い時間帯からタイ人客で賑わっている。外道のサイトでは、「スクルタイ」という店名で投稿されている方もあるが、これは併設されているレストランの店名。「カーネーション・サウナ」が正式な名前だ。逆にラチャダで凋落傾向が激しいのは「ナディア」と「ハッタウエイ」(正式名称は「ラチャダ・ハッタウエイ」だが)。特に前者は、潰れる前「Spice Relax」のような悲惨さだ。「ナタリー」の古式按摩が無くなってしまったのは、店の経営方針の変更からなので仕方ないが、新規開店無しというのも寂しいラチャダであった。それから、日本人経営の按摩屋について一言。昨年新装開店した「AKANE」という店にも行ってみたが、当方にはどうしても馴染めなかった。本来、古式按摩というのは女の子とのコミュニケーションをじっくり楽しみながらサービスを受けるのが真髄だと思うのだが、この店に限らず日本人経営の店は何故か日本人客の表情が暗い(特に若い奴)。女の子の方も仕事は実務的なのだが、タイ人女性独特のノリが無くて物足りない。何か枠に嵌められて働いているような感じだ。ただ抜いてもらうなら、風呂屋の方がずっと割が良いぞ!タイに来てまでどうして日本的なサービスに固執するのか当方には理解出来ない。タイ語が分からなくても会話帳を持って、積極的に女の子に話掛ければ、古式按摩は風呂屋より遥かに面白いぞ!さもなければ、古式按摩は高くて割の悪い遊びだぞ!当方のタイ生活も近々一区切りをつけようと思っているが、それまではマイペースで古式按摩屋を巡りたい。本年も宜しく。   Mr.アットより

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