続 MP嬢の裏事情 By;YoungBoggy |
こんな記事、誰が読むだろうかとボツ覚悟で投稿してみたら、思いがけず、サイトに新しい項目まで作っていただいた。調子に乗って、前回の投稿には含めなかった内容があるので、続編ということで書いてみる。前回は、誰にも馴染みのある“MP嬢”というタイトルで書いたが、MP嬢に限らない内容も含んでいる。そこらへん、適当に当てはめて読んでください。他の商売女にムリやり当てはめていただいてもOK。繰り返しお断りするが、どんな話も例外はあるので、チャイ・イェン・イェンで読んで欲しい。今回はエピソードが多くなってしまったが、何らかの教訓を引き出してくれればありがたいと思い書いた次第である。(当の本人は失敗例だと思っています。仮に成功例だとしても、こういう体験に至るまでに、何十倍かの失敗と失態を繰り返してきているとだけいっておきましょう) |
外道の細道 |
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出かける前に: タイ在住の駐在員も、短期滞在の旅行者も、タイフリークのリピーターも、ちょっかい出してる他の娘が働く時間まで、他の娘と会う約束の時間まで、外道への投稿のネタ探し(?)、冷やかし、暇潰しに、午後早くから開店しているMPに足を運ぶ御仁も多いと思う。ちょうど2時間というのも、時間潰しにはうってつけである。ゴルフの帰りや、飯を食いに出かけたついで、暇だから、理由は色々。タクシーに乗って時間がかからずに行ける便利な店、地下鉄に乗って行ける店、ご近所の店(?)など、場所も色々。最近の風呂屋の傾向としては、空港占拠事件以来、観光客が減っているにも関わらず、旅行者に依存している店は相変わらず好調で、外国人旅行者が少ない店はモロに不況の影響を被って客足は多くない。それでも不思議なことに、午後2時あたりにはすでに駐車場がクルマで埋まっている店もある。もう開いているはずなのに、肝心の娘がさっぱり雛壇に並んでいない店もある。夕方6時以降であればさすがに娘も出揃うのだろうが、その時間になると市内の大通りは大渋滞しているし、夕食を始める時間でもあり、娘と約束している時間とぶつかったり、行く機会を逃すこともあるだろう。旅行者はたまにタイの祝日に当たってしまい、有名店がほとんど閉まってる日だったりすることもあるからご用心。(仏教絡みの祝日はほとんど閉店。祭日はやっているから安心だ)一度は行ってみたいと思っているマイナーなロケーションにある店は、午後早めに行くに限る。店を出てくるのは、午後4時過ぎまでが目安。(4時以降になると渋滞が始まり、5時を過ぎるともうダメ)反対に、BTSや地下鉄で行ける店(例、ラチャダー等)は、いつでも簡単に行ける。月末の給料日後の週末(特に金曜日)は売り切れ状態になることもある。給料日前の週末はどこも客足が少ないから狙い目か。旅行者が大勢押し寄せる人気店は、ほとんどエージェントがついている(つまり、エージェントに束縛を受けている)娘の割合が高いので、開店から閉店まで丸一日中働いていることが多く、娘は滅多に店を休めないだろうから、ラインアップが一定していて安心である。(ラインアップがいつも同じという結果にもなるが)穴場の店を探索しようと思っている御仁は、ある程度タイ語で会話が成り立つという前提が必要になるし、市内の道に詳しくないと行けないということもあり、かなり事情通にならないと難しいが、それなりに苦労が報われる店などもあり、お時間が許せばお勧めしたい。かなり頻繁なリピーターであっても(タイ在住の御仁であっても!)、バンコク市内の道路が頭に入っていないと移動に苦労する。BTSや地下鉄に乗って行ける店には限りがあるから、抜け道、混雑の状況(時間帯・曜日)を把握しておけば、タクシーの運ちゃんにどこを通ってそこを抜けてなどと指示できる。タクシーの運ちゃんは田舎から出てきた奴も多いから、自分の会社があるご近所には詳しいが離れるとちょっといい加減になる奴もいる。(その分必然的に運賃も高くなる)また、運ちゃんによって遊び場に詳しい奴もいるしあまり詳しくない奴もいて、使えない奴もいる。(初めて行くような店で、運ちゃんがそういう遊び場に不慣れだと、なかなか見つからないということもある)中には、運ちゃんがフリーの援交娘の携帯番号を知っていて、連絡つけてやろうかなどという奴もいる。(誰も利用しないだろうが・・・)スクムビットとラチャダーくらいしか知らないというのは、ちょっと情報が少なすぎる。タイ在住者でもご自分のコンドーがあるスクムビットの抜け道に詳しくても、バンコク市内他域の道路には全く疎い御仁さえいる。遊びに行くためにはタイ語で道の名前を覚えること、目印になるランドマークを覚えること、どこからどこへ向かうのにいちばんの近道はどこか、渋滞の状況を把握すること、どこの信号は待ち時間が長く、ちょっと遠回りしてもあちらのほうが信号がないから短時間で行けるなど、頭に入れておくだけで、限られた時間を有効に使えるようになること、請け合いである。 |
MP嬢の人種: MPには実に様々な娘たちが働いている。MPだけしか働いたことがない(田舎から出てきたばかりで都会のことをよく知らない)娘もいる。店と自分のアパートを往復しているだけで、部屋にいる時はほとんど寝ているという娘もいるし、素人からいきなり転職する(素人でもパトロンがいて愛人をやっていたが、何かの理由で続けられなくなった、少数だが正真正銘のOLなど)娘、そこらへんで援交してたが、結局これが本職になってMPの門を叩く娘、未成年時代に散々男を食ってきて、やっと晴れて18歳になったので合法的(?)に働けるとMPに求職してきた娘、パトロンに捨てられて、過去の栄華を取り戻せないままに年を食ったカフェーのナクローン(歌手)、どうやっても家族(男?)を食わせられないと一発奮起する娘、元MP嬢で数年間パトロンの庇護の下で愛人をやっていたが別れて金に困り果てた出戻り組、例のミャンマーやラオスなどからの出稼ぎ組など、MP嬢の前歴をみると、ロクな人生を歩んでいない。他の商売女に比べて安定して金を稼ぐことができるいちばん手っ取り早い職場だけあって、他種からの転職も相次ぎ、いつも新人のラインアップに困らず、タイの商売女の王道である。売るものはずばり、“アレ”だけ。客の方も手練手管を考えずに誰でも簡単に遊べる。店に出かけて娘を選ぶだけ。100%娘とコトが成就する遊び場でもあるから、安心だ。(とはいえ、「ボッタクリ」という災難に遭うこともあるが)サービスがマンネリしていて画一なところ、時間に制限があるところ、どこの店に行っても結局は同じだと感じるところなど、MPは食傷気味という御仁もいるようだが、ご自分の宿泊しているホテルなりアパートなりに連れ込んで、時間無制限で何発でもヤリ放題という形態を好む御仁は、実は、MP嬢だって、娘次第でどうにでもなることを覚えておこう。通常、店に遊びに行くと娘を選んで1回戦のみ。時間が来たら部屋を出て行く。そういう決まりだという先入観でしか遊ばない御仁が多いが、タイの商売女はどういう形態で働いていても、男がどう出るかでどうにでもなるものだ。MP嬢は特定の店で働いているから出会いは店でしかできないが、その後の展開は、男の腕次第。娘は普通、自分の働いている店に気兼ねなどない。仕事に行く、行かない、週に何日働くか、辞めるか他店に移るか、娘次第である。エージェントがついていて、店の開店と同時に閉店まで縛られている娘もいるが、あまり気にせずに、新たな出会いを求めるつもりで出かけたらいかがだろう。大っぴらにしなければ、店は娘が客と店外で会うことに何ら関与しない。仕事に行かなければ娘自身の稼ぎが減るだけであり、ノルマはないし制限は何もない。どこかの店でOFFしてきたり拾ってきた娘は、意外性という点、その後の展開という点、ちょっと慣れてくるとそちらのほうが通なのだという思い込める点、よりディープな経験になるかもしれないが、どんな商売女も最初から筋書きなどない。皆、働く場所(形態)が違うだけで、男との出会いを求めて金を稼ぎたいことに変わりはない。MPで値段がB3000くらいまでの娘であれば、市内各所にある歓楽スポット近くでたむろして客をとってる娘のほうが、男一人を相手にした単価は上の可能性が高い。つまり、実収入が多い。MP嬢の中には、店の外に連れ出してくれることを自分から提案したり(客は娘を時間買いしなければいけなくなるが)、勝手に自分で客と連絡を取り合って店外で会ったりする娘もいるが、それは、店では何かと制限があり、かなりの金を搾取されるからである。特定の店で働くことをよしとしない娘は、何かとそういった制限があるのをうざったく思い、縛られるのが嫌だからであろう。(18歳未満で店が承知しない場合もあるが)コンチアにB500上乗せされてボラれるのもあまり面白くない経験だが、そこらへんで拾ってきた娘に、ホテルの部屋で財布から1万円札を抜かれるのも面白くない。MP嬢だって店の外に出れば、フツーの援交娘と何ら変わりはない。却って、援交している素人ヅラの娘の中にはタチが悪く、狡賢いのもいるくらいである。MP嬢はあまりそういう手練手管に長けてはいない。おバカでもなれる商売であるから、援交娘より意外性で優る娘も多くいる。(旅行者が店に足を運んで2時間なりを娘と過ごすだけでは面白くないというのも理解できる。旅行中に知り合う様々な娘と、その後の展開が読めないシナリオがないドラマのごとく、意外な発展や急展開が待ち受けているデートのほうが楽しいと思えることも。自分の知らない未知の領域に娘が導いていってくれるような非日常の胸躍る瞬間、多少危険な香りがしても日本では到底できないことをやっているというスリリングな満足感、異邦人の気軽さ、ETC。が、タイに長年住んでいる者としては、事情に詳しくなればなるほど新鮮味は失われ、意外な展開を見せる体験などはほとんどなく、どの娘も同じで、同じようなバックグラウンドを持ち、ほとんど異国にいるという気もせず、日本人からタイ人だと間違えられることが多くなった毎日、ますますタイへの同化現象が進み、娘の身の上など今さら耳を傾けるのもかったるく、寝るのだったら独りでゆっくりと落ち着いてベッドに包まりたいと思うようになると、どこの馬の骨とも知れない娘と朝まで一晩過ごしたいなどとは思わなくなるのだということもご理解いただきたい。MPの方がありがたいと思う理由は、こちらがちょっかいを出して連れ出さない限り、娘が店から出てきて自分のプライベートな時間を邪魔しない、追いかけて来ないことである。連れ出してご自分のプライベートを共有させることが楽しいと思える旅行者には、物足りないと思うかもしれないが、私などは、連れ出してどこで飯を食うか、どこに遊びに行くか、その後どこに行くか、いつまでつきまとうか、などと考えるだけで疲れる。だいたい、娘が客を連れて行くところなどは市内であればこちらのほうが詳しいくらいだから、新鮮味もない。旅行者の特権は、“知らない”ことがまだ山ほどあるから、どこに行こうと未知の世界が待っていて、旅行気分でいられるということに尽きる) |
雛壇の中で: MPの雛壇の中には、通常、時間つぶしに客から見えないところにテレビが置いてある。娘が客の指名を受けるまで、飽きないようにという配慮からだろう。娘はテレビで連続ドラマなどを観ていることが多いが、友だちと話す娘、携帯で話している娘、ボケっと時間つぶしをしている娘、様々である。(ちなみに、タイのゴールデンタイムの連続テレビのドラマは日本と違って週一回どころでなく、連続、又は一日おきに二日、三日などで、時間も一般映画並に2時間である。これを毎回見続けるのは根気がいるだろうというくらいにクソ長く、内容は、どのテレビ局のドラマもほとんど同じようなテーマである。よく飽きないなと思えるほど、設定や役柄も同じで、話の筋も昔から同じような内容である。20:30~22:30というのがこちらのテレビのゴールデンタイムで、この時間、雛壇に座ってドラマを観ていた娘が客の指名を受けて部屋に直行するなり、テレビをつけて見入るのも何となく頷ける。タイ人のテレビに対する熱狂には想像を絶するものがある。とある病院の待合室で、運ばれてきた急患の患者ををエレベーターに乗せようと待っていたスタッフがテレビに見入ってしまい、話の展開の方が気になったのか、エレベーターを一回キャンセルしてまでドラマに見入っていたのを目撃したことがある。面白いことに、運ばれてきた患者もドラマに見入っていた。MP嬢がバスタブの中で客の身体を洗いながらドラマに見入ってしまうのも、理解できなくはない。ここで腐って罵詈雑言を浴びせるか、悪態をつくか、あきらめるか、客次第というところだが、そのドラマの筋や出演している俳優、タイ芸能界のゴシップネタなどを知っていれば、娘と会話が弾むきっかけになるのだが、短期旅行者には望むべくもないな)娘が雛壇の中で友だちと話をしていることがあるが、客の情報を交換していることも多々ある。「あの客、来ると必ず二回やって、チップは少ない」「あの客、気が弱くて、あたしがダメっていうと絶対にしない」「あの客、『お腹すいた~!』って言えば何でも注文してくれる」「あの客、金持ちのくせに超どケチ」「あの客、変態プレイが趣味(タイ語で『ロークチット』という)」「あの客、アレがいつも役立たず」「あの客、甘えると、チップたくさんくれる」等など、あらゆることがほとんど筒抜けの状態であり、中には、毎回同じ娘を指名する他の娘の客が気に入って、その娘に、「あの客のお相手したい。一緒にサンドイッチしようって誘ってよ?」と申し入れる娘もいれば、逆に自分の嫌いな客を他の娘に推薦して譲る場合などもあったり、仕事が終わってからどこどこに男遊びに行こうと誘いかけている娘、客に営業電話をかけていたり、実に面白い。初めて顔を出す店、またはあまり馴染みのない店の場合、娘は興味津々でどういう客か知りたがるから、偽りの媚を売ったりする娘が多い。外道の投稿の中、自分をじっと見つめてくれたからと指名の基準にしているのに出くわすが、これもいったい誰が最初に言い出したことか。営業スマイルに営業トーク、商売女の中でも、頭を使わずにおバカでもなれるMP嬢ですら、そういうことは誰に教わらなくても知っている。読み間違えるのは客の方である。 |
店にとって“いい客”とは: MPには様々な客がいる。常連の中には、部屋には上がらず、娘を2~3ローク貸し切ってコンチアやその娘と酒を飲んで、それから閉店までの時間を全部時間買いして外に連れ出し、ホテルなりに連れ込んで楽しむ客もいる。娘と部屋にしけこんで酒や飯を注文してカラオケを楽しむだけで、肝心のコトに及ばない御仁もいれば、私がかつて見た中でこいつは迷惑な客だと思ったのは、香港から来た中国人。仕事でタイを訪れるたびに某MPに顔を出し、モデルの娘をほぼ全員2~3ローク貸し切って周りに侍らせ、全員に飯を食わせ、酒を飲むという客だった。コンチアに訊くと、一回の会計が20万バーツ近くだという。後からやってきたタイ人客は、娘が全員この客にへばりついているのを観て呆れ果てて悪態をついていたが、これなどは本当に迷惑の極みである。こういう客は例外中の例外であるから一般客は滅多に被害(?)には遭わないが、店や娘にとっては実にありがたい客である。(娘は飯にありつけ、おまけに何もしなくていい)高級店にありがちだが、バンコク市内のどこかで国際会議が開催されていると、コンファレンスに出席していた外国からのVIP客がごっそり娘を貸し切ってる場合があり、これも迷惑な話である。いちばん厄介なのは、上玉の娘に限ってソファーなどに座らず、店のメンバーが予約していて一般客は顔すら拝めない娘がいることだ。こういう娘は在籍していることすらも分からないから、その店で上客になるか、コンチアと懇意になって融通してもらうか、メンバー客と座っているのを確認して、後日予約を入れるしかない。社用車で乗りつけてきて、立派な背広を着こなしたビジネスマンの日本人などが、高級MPで娘が少ないとすぐに退散していく姿を見かけることがあるが、こういう御仁が今日は金を使って遊ぶぞという態度を見せても、おつきあいを間違えると、どんな店に行ってもVIP扱いされない。(上客というものは、適当な娘が見つからずにすぐに河岸を変えるにしても、粘って長期戦の構えを見せても結局は娘を指名せずに帰るにしても、懇意にしているコンチアにチップを渡すものである)娘がいないと何もしないですぐに出て行く客はMPでは最も疎んじられる。MPで最も歓迎される客は、4~10人程の団体でVIPルームを貸し切り、ごっそり娘を時間買いしてたらふく飯を食い、酒を飲み、各々がそれぞれ一人以上(?)娘を抱き、乱痴気騒ぎして大金を落としてくれる団体である。こんなパーティーを週1回やってくれる客がいたら、メンバーにならなくとも、上客の仲間入り当確である。従って、一人でぽつんとMPを訪れる御仁などは、いくらコンチアに知己がいるからといっても落とす金がしれているから、店としてはどうでもいい客なのである。「あのコンチアにはいつもB100やってるから、いい娘を紹介してくれるんだ」と自慢げに語る、一人や二人で遊びに行く御仁がいるが、MPで上客扱いをされる御仁たちは、娘へのチップよりもコンチアに払うチップの額のほうが高い。そして、コンチアの誕生日などは高価な酒を贈ってやったり、プレゼントをやったり、中には数万バーツの現金ををやったりする。これでは勝ち目はない。週に一度来るか来ないか分からないような一般普通客にコンチアは恩など感じていない。客の前ではお世辞を言ったりありがたいことを口にしても、それ以上の客には、他の客の予約に割り込んでも娘をあてがう。そういう“おつきあい”を知らない、又はしていない御仁は、MPではただ単なる一見客なのだ。旅行者で埋まっているMPで一見客にも親切にしてくれるような店に行ったほうが無難である。タイ人常連客には、到底敵わない。ちなみに、旅行者で食っているような店では適当なカモ客が歓迎されることもある。適当とは、あまり事情に詳しくなく、ボラれても気づかず、適当に無知で、黙って金を払ってくれる素人の方が御しやすくありがたいという意味である。娘からいい加減にされても大して文句も言わず、騙しても気づかれず、タイ語もあまり分からず、適当にあしらえる客が好まれる。妙に事情通だと、煙たがれるのである。私などは、こういう店には出入りしないことにしている。文句一つ言ったところで、返ってくるのは、すぐに裏を読めるようなウソだけだからである。同じ金を払うなら、わがままが通じる店がいい。客はどんなわがままを言ってもよい、というのが私の持論であるが、事情に通じた上での“わがまま”なのである。ただ単なる無知と非常識な“ムリ”なのではない。高級店で金を払うからと、無知と非常識なムリを言っても、通じないと知ろう。わがままを言えるようになるには、それ相当の“おつきあい”が必要で、金を落とした上での特権なのである。(私が懇意にしているコンチアは、こちらの性格を知っていて、あの娘がいいなどとご推薦などしない。反対に、あの娘とこの娘は絶対ダメというふうに教えてくれる。こちらがそういうふうに教育した。残りから自分で勝手に選べばいいのだから、こっちのほうが手間が省ける。客がどんなひどい女を選んでも売れれば金になるから、通常、コンチアはこういうふうにいかないが、これも客次第というところだろうか) |
娘の選び方: 百人に訊いたら百通りの答えが返ってきそうな質問であるが、あえて、選び方の指南というよりも、私個人の考えを述べてみたい。本音は、「勝手にすれば?」と言いたいところであるが。かつて私の上司だった某氏(タイではないが、東南アジアの某地で、現地の駐在員をしていた)、あまり女遊びにのめり込むでもなく、適当にたまに遊びに行く程度、自ら節度を守って遊んでいた、賢い人物だった。休暇が取れるたびにバンコクに遊びに来ていたが、日本から来るのとは違い航空券も安いから頻繁にタイに来れ、同じ系列会社のバンコク支店に仲間&友人もいたからかなりの事情通で、語学が達者だったからタイ語も相当にこなれていた。彼と遊びに行ったことがあるが、この人物、独特な持論があった。曰く、「店に何人娘がいても、まず、自分が許せる女をまず絞る。その中で下から二番目の娘を選ぶのが、いちばんいい」と自説を一歩たりとも譲らなかった。どうしてそういう考えに達するに至ったかということのほうに興味が沸いて尋ねてみたことがあるが、決してそれ以上のウンチクは傾けてくれなかった。実に残念である。が、最近になって私も彼のいう「妙」が分かるようになった。彼はいわゆる「遊びの達人」でもなかったし、金に困らない身分でもなかった。年にしてはどうしてまだ結婚してないかなと思うような普通の独身サラリーマンだったが、彼の持論にも一理あるなと思うに至った。30歳前後の男は普通、自分の好みの女を追及する。女の好みとセックスの性癖についてケチはつけない。が、男の中には明らかに、ご自分の程度を逸脱している女を熱心に追求している御仁がいる。格上というのは娘の人格や収入ではなく(これでは女のほうが上手だ)ということなのだ。つまり、その男が相手にしても、夜の商売という世界に限って、娘の方が熟知しているということである。中学生くらいからさんざん男を知って、男に裏切られ、ダマしあい、どうやって客にウソをつけばいいか、どうやって逃げたらいいか、どうやったらうまく男をあしらえるか、何百何千という男を渡り歩いてきた娘は、遊んでいる男(客)のレベルなどお見通しである。これではあらゆる点で男に勝ち目はない。娘に適当にあしらわれて終わっても、娘の言いなりになるしかないのだ。ご自分の性的願望を具現してくれそうな娘を追っかけるのはいいが、この“格上”の娘だけは選ばないほうがいいようだ。そのために金を払っているんじゃねえかと反論する御仁もいるだろうが、金額だけの問題でもない。ご自分の程度がよく分からない御仁はご自分の範疇を超えた上手の娘を相手にしても、イヤな思いをするだけである。金額次第で娘はどんな願望も聞き入れるだろうと思っている遊びに不慣れな御仁、娘を大金で囲っている男はさぞ幸せだろうと錯覚している無知な御仁、タイの商売女はそんなに甘くないと知ろう。女が男に献身的に奉仕するような国は、世界的に見て少ないのだ。日本はその例外でもある。思うに、いちばん楽しい思いができる御仁は、(何かと軍資金の額は問題になるかもしれないが)、娘のレベルやタイプに応じて、ご自分の要求の中身を自由自在にコントロールできて満足できるという、柔軟かつ余裕のある御仁、何も期待せずに、(見返りを求めないというのではなく、いつでもどこでもまた機会が訪れるという意味で)成り行きに身を任せ、展開を楽しめる御仁である。そして、長期戦で待てる御仁である。(商売女の人生は浮き沈みが激しいから、“沈む時期”を見計らって娘に親切にすると、想像もつかないようなサービスを受けられることもある) |
娘へのチップ 前回、コンチアへのチップについては書いた。娘へのチップという項目をわざと書かなかったのはそれなりに理由があるのだが、今回は触れておこう。MP嬢に限らず、商売女へのチップはどこで遊んでもつきまとう厄介な習慣である。チップという制度がない国に生まれた日本人としては、煩わしく、うざったく、面倒くさく、相場が分からないとさらに厄介で、ムダ使いのような気さえしてくる。どのくらいやれば適当かというヤボなことは書くのは避けるが、私個人の考えを述べる。(遊びに使える金、考え方は人によって違うから、別に参考にしなくてもよろしい)外道サイトでMP嬢へのチップはB200に限るという投稿によくお目にかかる。いったい誰が最初に提唱したかどうか知らないが、チップというのは原則的にあげなくてはいけないものではないのだ。ケチを自負するのなら、やる必要はない。これが最も明快明瞭。娘にどんな悪態をつかれようとも、(男ってのはナニが柔らかいときは財布の紐が緩まないのだ)という断固たる態度で、知らんぷりしてさっさと部屋を出てくればいい。それでは二度目に指名したときに娘にキャンセルされるだけ、やらないのもどうか、可哀相だ、と感じる御仁は度胸がないわけで、「B500もあげてしまいました。外道の皆さん、ごめんなさい」みたいな投稿になるのだが、これも理解に苦しむ。軍資金に限りがある短期滞在の旅行者は、あげたくてもあげられない事情もあるだろうが、タイでは安く女遊びができると安くあげることを第一に遊んでいる御仁は、娘にチップなぞやらなくていいのではないか。どうせ、娘とは何も発展しないし、顰蹙を買っても気づかず、店でどうあしらわれても気にならないだろうし、どうでもいい客なのだから。数日後に日本に帰るわけで、次回いつ来店するかも知れず、“つなぎ”の意味でやる必要もないし、“おつきあい”もない旅行者は、後腐れはないはずだ。滞在中、B200のチップを毎日節約すれば、もう一回二回は娘を抱く金に回せるではないかという余計なお世話を焼けば、B200のチップもやらずにケチに徹するべきである。たとえやったとしても、その金は生きてこない。中には自分の財布を開いて「どのくらいやったらいいかわからないから、お前の好きなだけとれ」という客もいるらしいが、その善人ぶりには呆れ果ててモノが言えない。何も、たくさんやればいいというのではない。どういう形で働く娘であっても仕事なのだ。仕事に代償+を求めて何が悪い。チップはサービスに対する正当な代価ではなく、「慣習上の個人的賄賂」だと考えればチップの意味をご理解いただけるか。「B200あげたら、にっこりと笑って丁寧にワイをして受け取ってくれた」などという投稿もあるが、娘は本音では悪態をつきたいところ、あえて遠慮して苦笑しているにすぎない。B200で喜ぶ人間がいるとしたら、工場などで働いていて月給が驚くほど安く、毎月ぎりぎりか必ず赤字になる女工くらいである。MPで日本人はカモの客なのだから、札束が詰まっているヴィトンの財布を開いてB200しかやらない御仁、大した金もないくせに滞在中だけ大盤振る舞いする御仁、もっと気を遣ったらいかがだろう。B200しかやらないのだったら、ポケットに忍ばせてあるしわくちゃの札を二枚やって、(これしかないんだよねえ)とやれば、娘もそれ以上は何も言えず黙るだろう。いくらでもやれる御仁はチップに上限はない。(外道で読んだから、チップは200バーツ)などと“お勉強”している御仁、額の問題ではない。やり方に気を遣うだけで娘の感じ方は変わってくる。チップは客が“やる”ものだが、もらう側に“やってやる”と思わせないことが、最低のマナーである。サービスが悪い、自分が気に入らないことをした、口にしたなど、いろいろな理由でチップをやらないケースが出てきても、娘が納得しなければ、双方、後味が悪いだけだ。可哀相だからこのくらいやっておこうと考える必要もないが、チップは、ご自分の許す範囲で、好きなだけ、勝手にやればいいものだ。金額の問題ではなくて、やり方のほうが大切である。誰かがこれだけやっているからと右倣えする必要もあるまい。人と同じことをしても、人と同じ経験しかできない、と知ろう。外道サイト上の「B200同盟」というのは、従って、全く、参考にもならない。無意味なことをきちんと守る日本人の性格がうかがわれる、非タイ的な発想である。 |
ミアノイ生活 タイで正妻はミアルアンという。いわゆる妾というのはミアノイ(他にミアケップという語もある)という。厳密な定義はないらしいが、本来、ミアノイは正妻も承知の上での愛人、ミアケップは正妻も知らない愛人ということになるらしい。通常はミアノイと呼ぶことが多い。日本でいう愛人、又は二号に当たる。日本で不倫というと道義的にケシカランということになっているから、他人には大っぴらに言えない関係で、同棲するなんてもっての外、密会の情事というようなイメージがつきまとうが、タイでは収入に関わらず、正妻以外に女がいる男が実に多い。配偶者に限らず恋人が複数いるのも普通で、フェーンやギックが何人もいるというのが、社会的に推進されているのではないかというくらい、ごく当たり前のことである。二号にになる娘は何も商売女とは限らず、(男に限らず)女も、実に様々の複数の恋人がいて、いったいタイ人に節操を求めること自体おかしいと思えるほどである。が、日本人のように、不倫の相手と一緒になれないのを苦にして悩んだり、良心の呵責に苦しんだり、思いつめたりするという話は、ここタイではあまり耳にしない。みんな実にあっけらかんとしていて、親戚や兄弟などと知り合ったり、恋人の家族の面倒まで見たりしている。経済的援助を受ける娘の方も、週何日か会いにくるだけの恋人でもきちんと世話したりして、日本人の慣習にはちと馴染めないような関係に半ば呆れ感心することさえある。勿論タイも一夫一婦制であるし、法律的には正妻は一人なのだが、これも大昔からの慣習で、男が複数の女の世話するということは、タイ人の倫理にはさして反していないようである。タイの娘もそれはよく承知しており、男が所帯持ちだとしても、(愛してはいけない相手!)などと真剣に悩むことはあまりないようだ。嫉妬はあっても、精神的、経済的に受け入れることができて、納得できる環境であれば、日本人のように(別れなくてはいけない)などと思いつめることもあまりないようである。よく、ミアルアンが自分の夫やそのミアノイを殺害したなどという事件が三面記事で伝わってくるが、逮捕されないよう用意周到に計画して実行する知的犯のようなことにほとんどならず、突発的感情的にやる。短絡的なタイ人の性格がよく現れている犯罪のひとつである。この類の事件は、どちらかというと、夫人が世間知らず(?)のような気さえしてくるから妙である。自分の夫が浮気者で別の女がいるという事実を認めることができず、特に愛人が商売女である場合は、その商売女があたしの夫を誘惑した、悪い女だと考える傾向がある。自分の夫は妻のあたし以外を愛するはずがないと。商売女で愛人になる娘はほとんどが経済的必要性からであって、愛情は二の次、この男だったら使えるかなと契約愛人のような関係を築く。食わしてくれる男を見つけるのは、タイ女の生涯を賭けた仕事とさえ言えるかもしれない。日本のようにきちんと婚姻関係を結んでなどと考える男女はあまりいないから、どうであっても、食わしてくれる男と出会えれば、当の本人はサバーイなのである。商売女の人生は浮き沈みが激しく不安定なのが常で、20代後半になってくるとそろそろ仕事もしたくなくなってきて、男にチヤホヤされなくなり、ちょっかい出されることも減り、惚れてくれた男の二号でも妥協せざるを得ない状況に追い込まれる。それを過ぎて適当な相手が見つからないと、30歳を過ぎても、未だにMPの雛壇に毎日座っていたり、白人相手のバーなどに勤めるか、日本人カラオケクラブで「24歳よ」とサバを読んで働くか、場末の淫売屋に身を落とすか、行く末は知れている。(若い頃、色気で男を騙してどんなに金を稼いでいた娘も、この“老い”には勝てない。愛人に出資してもらって店などを持っても、放蕩癖のある娘は自滅するし、浮気な娘は若い男などに入れ込んで、これまた自滅する。浪費癖のある娘はギャンブルやクスリにハマり、金がなくなった頃に愛人に捨てられたりして自滅する。芸能人やスポーツ選手などと同様、華のある絶頂期を維持することはできない。第二の人生で成功する商売女は、かなり稀有な商才の持ち主か、愛人の男がよほどの間抜けか懐深いか、ある程度の年齢になっても男を惑わせる稀な美女か、一般の素人には望めない特殊な才能に恵まれているか、希代の悪女か、愛人が桁外れの金持ちか、天才的なウソつきか?・・・) |
愛人のお値段 外道の愛読者の中には娘を囲って自分の女にすることを夢見ている御仁もたくさんいることだろうと思う。すでに囲っている御仁も勿論いるだろうが、果たして、タイ娘を囲うお値段はいくらくらいかご存知だろうか。「5万バーツくれたら愛人になる~とほざいていた云々」というような投稿を時折見かけるが、外道の愛読者はこれを読んで何を感じるだろう。(尤もだ!)(お前なんかに5万バーツやる奴なんてどこにいるかと罵ってやりたい)(もっと自分の身分を知れ、バカもの)様々だと思うが、そんなようでは、ちと危うい。投稿者がタイ語にどれだけ精通しているか判断がつかないから、娘が本当は何を言ったか正確には分からないが、私がこういう会話を耳にして分かることは、その御仁は娘に相手にされていないということ、娘はその客が5万バーツで囲うことがムリだと知っていること、娘は5万バーツで囲われたことなどないこと、具体的に5万という数字はただ単にそういう金額で囲われている女の話を聞き知っている、または友人でそういうのがいるというだけ、そしてあえてこういうことを口にする娘は、実際に5万バーツで囲ってやるという男が現れても、囲われる人生を選ぶかどうかは分からないということである。つまり、絵空事であって、客は娘にからかわれているに過ぎない。何かを断る口実に口に出してみたに過ぎない。または、寝たいというオファーをやんわりと断りたいのかもしれない。そんなもんだ。悪意も他意もない。大半の娘は、5,000バーツ、10,000バーツ、よくできて20,000バーツ程の小金をくれるカモの男が複数いるくらいであって、たまに、知り合った旅行者にぞっこん惚れられ、その男が帰国する時に数万バーツ貰えたりする程度である。娘が本当に惚れていたら、男に金がなくても、自分で囲ってしまうのが商売女というものである。娘が男からの金をアテにしている場合は、その男を客と考えている何よりの証拠であって、愛情ゆえの関係ではない。そのために、娘はいくらでも平気でウソをつき、必要に迫られなければ自分からセックスを求めず、必要最小限の肉体関係を持ち続け、時には焦らし、時には甘え、愛人男の惚れた弱みを最大限に活用すべく、浅はかな知恵を絞る。愛人生活を快適に続けるには、それなりの特殊な才能がないとダメなのだ。一方、男が娘を囲うときに金で釣るのは、他の男に盗られないための捕囚料(?)と考えたらよい。普通、男は娘が自分を本気で愛しているなどと信じていないから、娘が別の男に貢いでもらおうという考えを起こして逃げ出さないように金で黙らせるしかないのである。が、あまりにやりすぎると金を使える自由を手に入れた娘の浮気心は、どんなことにも向かう。そこらへんの匙加減というのは難しい。何も悪いことをせず黙って男の良き愛人になりきれる娘は、かなりの年になっていてこれが最後のチャンスだと諦めているか、パトロンが心底尽くしてくれていて、自分から惚れることはなくても、安定した生活を手放したくないと考えているか、(稀に)パトロンにある種の愛情を抱いているかのいずれかであろう。月給が減額されるとさっさと男から離れる娘もいる。こういうのはゲス中のゲス女で、エゲつない。いずれにせよ、愛人という職業は、月給プラスアルファがなければ、通常若い娘が承知するわけはないので、きちんとした雇用関係(??)を築くことが必要であろう。(若い娘は、どんなことを言ったって、所詮、同じ年代の男と一緒にいたほうが楽しい。自分よりかなり年配の男の妾になんぞ、経済的必要性がなければ、まず、ならない) |
金持ちの愛人たち 私は以前つきあっていた娘(MP嬢ではない)の人脈のおかげで、旅行者が到底知り合うことができない様々な人物と知り合う機会に恵まれた。その元恋人の友人で、タイの金持ちに囲われていた娘たちのお話をしよう。その娘、国外に在住していてタイには毎月末だけ戻ってくる金持ちの愛人で月20万バーツ貰っていた。娘は例外に漏れず他に若い男を養っていて、二年もしないうちに愛人にバレて別れるハメになった。男は月給とは別に毎月10バーツ程度の金(きん)を買い与え(バーツは金の重さの単位)、100万バーツ近い株を娘名義で買い与え、BMWの新車をポンと買ってやり、別れる直前は、新しくできたコンドーを買い与えようかというところまで発展していた。もう一人の娘の場合、囲っていた男はタイで十指に入るだろうという屈指の資産家だったが、どうしたわけか、この男、娘に月4万バーツ以上決して与えず、娘に会いにくるのも稀で、数ヶ月音沙汰なしというのもザラだった。さらにもう一人の娘の場合、囲ってる男は議員先生を兄に持ち、その地方では並ぶ者のない金持ち一族の出身だったが、その男、定職はなく、実家の両親から有り余るほどのこづかいを貰っていて、毎日女遊びにうつつを抜かして暮らしていた。その娘はかなり計算ずくでつきあっていたようで、無理難題を言ってわがまま放題、贅沢三昧、いくらでも金を絞れると、男のかなり変わった性癖の“幼児プレイごっこ”にも我慢してつきあっていた。この男、実家から貰っている金では到底足りず、とうとう母親の金にまで手を出して娘にベンツを買い与え、娘名義で会社を設立したりして顰蹙を買い、とうとう実家にバレて勘当された挙句、娘のアパートに転がり込み、最後に残った自分のベンツもギャンブルで負けて売るハメになり、最後は娘にも愛想を尽かされて捨てられた。哀れである。私はこういう御仁たちと酒を飲む機会に恵まれただけでなく、嫉妬深い年長の男らしく、自分の女の親友の恋人ということでつきあいを強制され、スパイ役まで仰せつかり、娘が電話に出ないだけで部屋に行って見てきてくれと指令を受けてはコキ使われた。私はそのいずれの娘にも他に男がいることを知っていた。友人ということで、私のつきあっていた娘が示し合わせて浮気のアリバイ作りに加担していた関係で、当方にもとばっちりが来ることを十分想定して、娘たちにウソの上塗りまで教育していた。こんな経験から得た教訓には千金の重み(?)があるが、商売女として二流、三流の娘にはこれだけのチャンスも、容姿も、度胸も、器量も、頭もないのが普通であるから、到底ここまではいかない。旅行者が知り合う娘などは、こういうレベルの御仁と知り合うチャンスは全くない。が、いちばん困るのは、こういう女が友人にいたりすると、娘の空想はとめどもなく膨らみ、ご自分の器量などはそっちのけ、(あたしもできるかな?)と考え始め、そういう友人と親密になって話を聞いてお勉強させてもらい、実践するおバカも出てくることである。こうなると、もう、手に負えない。早めに手を切ったほうが身のためというものである。 |
ヒモ男 商売女は、たとえどんな形態で働いていようと、堅気な商売に従事する一般人よりは金があるのが普通である。従って、娘を食い物にするヒモ男がでてきても何ら不思議はない。タイ人の若い男(時には若いとは限らない)で商売女を恋人にしてる男は、娘に全生活を頼って生活している奴も多い。何しろ娘のほうが収入が多い。男の学費から生活費、家族への仕送りや遊ぶ金、果てはクルマまで、生活一切の面倒を見ている商売女もザラにいる。こういう“ワイルン”は、娘に金を貢ぐ愛人がいても、店でどんなに男とナニしようと、他人事のように思っている。外道は、娘に金をやる側(=客)の立場の御仁からしか投稿がないから、ヒモ男がいかに娘をけしかけてカモ男を騙しているかというような投稿が出てこないが、そういう日本人の男もひょっとしたら少数ながらいるかもしれない。特に、若い日本人の男は、タイ女にモテる顔ならば、ヒモになれる確率は相当に高い。こういう男の話を聞いてみると、客であるカモ男がいかに隙だらけでアホかよ~く理解できるようになる。タイ娘と知り合って、何とか自分専用の女にしたいものだと惚れ込む御仁などは娘の中途半端なパトロン(つまり、囲うほど大金は貢げない)になりたいとは思っても、娘に生活の面倒を見てもらおうなどとは考えないだろうが、娘のヒモになって、アホな観光客をいかに騙すかと教育している御仁の投稿などがあったら、さぞ、痛快だろうと思う。それこそ、最もケチに徹したタイ娘の利用方法になると思うが。(残念ながら、外道にそんな投稿はないところをみると、いないか?)娘に仕事を辞めさせられない(つまり中途半端な金しかやれない)御仁は、カモ男の可能性が高くなるが、ほとんど生活一切を娘に頼って暮らしている若い男に金が流れていくのをご存知か。男は自分の方にも他に女がいたりして、果てるとも知れない嫉妬に苛まれている娘の何と多いことか。「若い男は嫌い・・・ちょっと年上の、あなたみたいな落ち着いた人がいい」などという娘がいたら、相当過去に若い男で苦労した、または現在進行形で若い男に苦労している娘である。そういう商売女を相手にしたクラブが市内のあちこちにあり、見栄えのするちょっとカッコいい若い男が働いている。(日本のソープ嬢がホストクラブ遊びをするのと同じである)そういう店に何度か顔を出したことがあるが、いやはや、商売女だけでなく、男が大好きな真性のレディーボーイから、金持ちの息子で大学生のゲイ、普通のOLなどで、まるでデパートの安売りに群がる中年ババアのごとく狂乱状態だった。(学生ビザでも利用してか、日本人の若い男も働いていた)こういうところへ行くと、金がある30~40台の日本人でも、いかにルックスがいい20台の日本人であろうと、勝負あり!という感じがする。若い娘が夢中になりそうな、タイの芸能人風の若いカッコいい男がわんさかといて、娘が何とか気を引こうとチップをふんだんにやり、実際、自分のものにしようと囲う商売女もいて、「B1000でどう?」などと言って交渉してくる、セックスに飢えた旅行者にすぎない外国人にいかに魅力を感じないか分かるようになる。こういう娘たちに擬似恋愛をして、「いい夢だったな」などと感じる日本人の投稿を読むと、私などはお気の毒というかお門違いの感が拭えない。(実態を知らない方が、こういう御仁にはありがたく、都合がよく、心地よいだろう) |
商売女同士 フツーの女であっても、女同士のいがみ合いは男の理性を超える世界である。殊に同じ商売女ともなると、その嫉妬心、競争心は熾烈を極める。夜の商売に従事する女同士、時には戦友ともなるが、誰かが抜きん出るとたちまち強烈な嫉妬心が沸くらしい。愛人(客?)に△△を買ってもらった、◇◇を買った、☆☆はいくらだったなど、商売女が同僚に自慢することと言えば買い物した品物のお値段と相場が決まっている。まるで、自分はその値段に釣り合う人間なのだと言いたいかのように話す娘もいる。フツーの女でもこういう傾向はあるが、商売女の場合はさらに極端である。(愛人にいくら貢いでもらってるかを自慢する商売女も多い。タイ人はウソつきが多いのでかなり誇張された数字を言う傾向があるが)裕福さを見せびらかすことを恥としない文化なので、その無神経さには多々辟易する。本来は帰依して仏教修行に励むことが最も徳を得る方法なのだろうが、一般人、特に女性の場合は、それを“タンブン(托鉢)”という方法で徳を得ようとする。輪廻転生を信じるお国柄、お金がないのは前世で悪いことをしたからと素直に信じタンブンに励んだり、タンブンの量によって、来世への幸せも得ようと金を出してはせっせとタンブンに励む人が多い。従って、タンブンの量が多い金持ち=徳が多いという図式になり、社会的に尊敬されたりする。商売女の頭の中では、それに妙な解釈が加わって、値段の高い物=私の人徳という図式が成り立っているようである。すなわち、大金を貢がれたり高価な品物を買ってもらえたりするのは、あたしにそれだけの徳があるからという甚だ勝手な自己解釈をしているようである。これでは金があることを見せびらかすはずである。見せびらかすことに恥を感じないのは、金=徳だと考えている証拠で、金があることを隠す理由がどこにもないからだ。反対に、タイ人は金がないことを最も恥とする。人が経済的に困っていると、あの人は徳がないからだと見下す傾向がある。貧乏は、前世で悪いことをした=ゆえに罪が深い=徳がないことと考え、日本人が美徳として考える“清貧”などというのは、タイではバカ者、愚か者、能なし、罪深き人の代名詞なのだ。通常、商売女は生まれも低く、実家が貧乏である。夜の商売に従事し始めた頃は家族を養うくらいで満足していたものが、そのうち、同僚からいろいろ話しを聞いたりしているうちに飽き足らなくなってくる。そうなると娘は初心を忘れて本来の自我に目覚める。女の欲が向かうところ、ほとんど同じであるから、男にいくらもらったか、何を買ったかが生活目的の中心となり、一般人から見下されることを恐れ、必要以上の見栄を張ったり、卑屈になったり、金に汚くなったりする。私の個人的観察では、商売女は、金があるときは悪人、ないときは善人というふうに性根が変わるような気がする。金がないときは誰もが一時的に自己反省し、善人の面がちらりと顔を出す。幸せであるとき(すなわち金があるとき)は比較的悪いことに頭を働かせ、省みない傾向が見られる。商売女を恋人にしたとき、私などは以前、(これでは一族ぐるみで娘をバンコクに送り出し、金づるを見つけるようにと密令を受けた一族のスパイと同じではないか)と考えていた。そのくらい、大変である。特に娘に外国人の恋人ができたと知るや、親族は勿論のこと、親戚一同、どこからか借金の申し込みが絶えないといった被害に遭うことも少なくはない。借金を断ると怒り出す奴も中にはいる。(徳の証である金がある人物が、どうしてそれっぽっちの金を貸してくれないか?・・・こちらは困っているのだぞ)と脅迫まがいの借金申し込みを受けたりする。そういう奴に限って、この娘が子供の頃には、こちらはいろいろ実家の両親に金を貸したり、世話をしてやったものだという話を聞かせる。うんざりである。タイの場合、末娘が老いた両親の面倒を一身に引き受けるという暗黙の慣習がある。兄弟姉妹で年長の場合、いちばん年上の者が先に社会に出るから、実家に仕送りをすることになる。弟妹はそれで教育を受け、両親の生活の面倒をみるわけだ。年月を経ると、年長の者は結婚したり子供が生まれたりして、自分たちの生活で精一杯となり、年長の兄姉から世話してもらった者が今度は社会に出る番で、その頃は両親も老いているから収入も減り、病気になったり、または結婚していた姉が男の浮気で別れて子供を引きとって田舎に戻ってきたり、人生に転機が訪れる。そうなると末娘は一家を食わせるべく、自分の意志などは捨てて、夜の商売に従事せざるを得なくなったりする。一家の浮沈が末の娘一人の背中に重くのしかかる。哀れであるが、この娘の恋人になった外国人の男などは、救世主となるべく、責任を一身に受ける運命にあることなど知らない。困ったものである。正式に結婚したら、いつ果てるとも知らない一族の経済的困窮を全て引き受ける覚悟ができない御仁は、タイ娘と結婚するべきではない。そのくらい厄介である。そのために金絡みの問題で夫婦で喧嘩が絶えない国際結婚の夫婦の何と多いことか。普通のサラリーマンくらいでは、その負担をしょい切れるものではない程の出費が出ることもある。外国人の夫がいて、子供もいる一般人のタイ女、友だちの誕生日パーティーに出かけるなどとウソをついては、裏でパートタイム売春をしている女を個人的に複数知っているが、何かの理由で金が入用でも夫に言い出しかねていて、やむなくこういうことになってしまうケースだが、これなどはまだ、女の心情に同情の余地がある。が、こういう金策に困って、他に男を作ったり、下手すると旦那の金を誤魔化したり、わざと盗難に遭ったと質屋で換金し、新しい金(きん)を買ってもらったり、不誠実な女もいる。ギャンブルに大金をつぎ込む女も出てくる。また、大金を貢いでくれる愛人がいる商売女と友だちになり借金しては逃げる女、商売女の友だちに頼んで客を紹介してもらい、その客と寝てこづかいを稼ぐ女、自分の田舎と同じ村出身の娘などを知り合いの両親から預けられて本当にエージェントになってしまう女、個人のウェッブサイトを開設して外国人観光客相手に売春してこづかい稼ぎする英語が堪能な女、ある特定の店で働くとバレる可能性が高いから、自分から客のホテルに出向いて仕事になるエスコートクラブでたまに身体を売る女、様々である。これが商売女ではなく、一般人、それも多少他の女よりも恵まれているはずの外国人夫がいる女だから恐れ入る。知らないのは、夫だけである。話しがそれた。商売女の中には、他種の商売女同士、一種のいがみ合いもある。恐らく、商売女の中で一般的に最も悪名高く、狡賢く、悪い女の代名詞は、カフェーのナクローン(歌手)だろう。客と寝ることに同意する点で、他の商売女と大して変わりはないのだが、歌手が相手にしている客層が最も裕福な男たちであるということもあってか、ナクローンの中には下手すると日本人のサラリーマンよりも金を持っている娘もいる。(日本のソープ嬢が、一般の社会人より遥かに収入において高いのと似ている)面白いことに、このナクローンは他種の商売女から軽蔑の対象になっていることもある。嫉妬と羨望が入り混じっているからであろう。ナクローンは客と寝なくてもある程度金を稼げるほとんど唯一の商売女である。金を貰ってベッドインに即同意することはまずないから、外道サイトにも項目がない。ナクローンと寝るには、いったい、いくら金を使ったらいいか皆目分からない。それでも、最近は経済事情を反映してか、ナクローンが得る唯一の固定収入である“マライ”(現金がついている花輪。気に入った歌手に客が贈る)の額が極端に減ったから、数年前では考えられない額で寝ることに同意するナクローンも多くなったし、MP嬢に転職するナクローンも増えた。それでも、最も計算ずくで狡賢く、最も欲が深く、あくどいのが今もナクローンであろう。ナクローンは寝て何ぼという商売女を見下している。ご自分だってしていることはほとんど同じでありながら、商売女の中で最もプライドが高く、敷居が高く、鼻持ちならない女はナクローンにちがいない。反対に、MP嬢の中には、そういうナクローンの狡賢さを軽蔑している女もいる。(あたしはそうやって男を騙して金を稼いでいない、身体を張って自分で金を稼いでいる)というプライドがあるらしい。一般人からすると、どちらの商売女のプライドも妙であるが、生きるために男を活用するということにかけて大差はないようにも思う。どちらも玄人の意識があるから、金のために男に抱かれる覚悟はしている。が、最も恥ずべきは、素人ヅラして寝ることに同意しても男から金を騙し取って逃げる女であって、これは、ほとんど犯罪者に近い。このように様々な商売女がいるが、共通していることは、皆、経済的に困窮しているということ。こればかりは、いくら外道者が多数タイを訪れようと救世主にはならない。ある一人の娘に執心した男が娘に金を貢ぐのはご本人の勝手だから何も言わないが、追剥に遭うのに近い女もいることも忘れないでおこう。 |
BKKにSMクラブはない? 日本の特殊な風俗にSMクラブがある。それなりにファッションで楽しめば特にマニアックなセックスを追及しなくても十分に楽しめる。ちょっと普通のセックスに飽きたというとき、“いい刺激”になって、回春の効果もあるらしい。が、一旦懲りだすとフツーのセックスに飽き足らなくなり、真のSM倒錯人間になる男も多くいる。そんな御仁がバンコクに来たならば、さぞ、欲求不満に陥ると思う。SMでないと勃起しない、女を縛らないとできない、蝋燭を垂らさないと犯してる気がしない、女の口の中に放尿しないとノラない、女の尿を全身に浴びないと興奮しない、バイブを二穴に入れないと気がすまない、女に浣腸して汚物の排泄を見たい、女のウンチを全身に浴びたい、自分でもバイブをアヌスに入れられたい、娘に浣腸して欲しいというような御仁は、娘が女王様の役に徹するクラブはいくつかあるようだが、真性M女は、ここタイでは皆無に等しいだろう。とある有名なクラブで“サンドイッチ”状態で女を二人相手にして、SMまがいを楽しめるところがあるが、ファッションの域からはみ出さず、あくまでも素人向けのライトSMに近くなる。日本では会員制でメンバーが交互にM女を調教するというような密やかな催しを楽しめるが、ここタイではお目にかかったことはない。第一、SMというのはタイには根付かない習慣なのだろうという気もする。変態じみたセックスの限度はアナルセックスくらいで、男も女も、本格的なSMに至るほどの高度なセックス文化に育まれていない。売春という職業に従事する男女の数は天文学的な数字に達するだろうと思われるのに、殊にSMに関していえば、かなり貧弱である。やはり、本場の日本や真の倒錯者が数多いヨーロッパなどに限定される。SM愛好者は日本に一時帰国したときにでも楽しめばいいのではないだろうか。 |
エスコートと外人娘 どちらかというと、全世界的にみれば、マッサージパーラーというのはマイナーな商売であって、この日本発祥の遊びは、欧米では“アジア娘の働く場所”という印象があるらしい。世界中どこにいっても、最も幅を利かせていて手っ取り早い女遊びは、エスコートクラブである(いわゆるコールガール)。大都市に到着してホテルにチェックインすると、まず部屋に置いてあるイエローページには、エスコートクラブの項目に数十のクラブの宣伝と電話番号が掲載されている。その都市の歓楽街に繰り出すのも面倒くさく、時間がないという旅行者のために、ありとあらゆるエスコートクラブが世界中に存在する。その現地のローカルの娘から、白人のブロンド娘など、女ばかりではなく、男のエスコートまで宣伝されているクラブもある。ここタイでもそういうエスコートクラブが(私の調べで)三十数か所あるが、英語で書かれた宣伝文句からして欧米の白人向けなのか、どこもかしこも、本当はロクな娘は在籍していない。エスコートクラブのウェッブサイトなどを見ると、ギャラリーと称して娘のプロフィールとお値段、写真までが掲載され、中には(こんな娘が本当にいるのか?)と思うような美形の娘がいたりする。が、実態は、そうは簡単にいかない。外道サイトの賢明な読者は、まさか最もコストパフォーマンスが高いエスコートクラブなどを利用するド素人はいないだろうが、このエスコートクラブの娘のお値段は娘のレベルからすると、圧倒的に法外である。エスコートクラブを仕切っているエージェントの取り分が加算されるので、市内で遊べる店のほとんど2~3倍になっている。本当にアホくさい。こういう金額を納得して払える御仁は、無知と怠慢の何物でもない。客寄せのために、他のサイトや雑誌からパクってきた有名(?)ヌードモデルなどの写真が掲載されている場合もあるが、ほとんどの場合、予約ができず、一週間くらい客が予約していてバンコクにいないなどと嘘をつき、諦めさせる場合が多い。また、娘を選べないというところ、全くの詐欺に近い商売である。それでも、今でも世界中にエスコートクラブは存在するし、法外な金額を払っても女を抱きたいという欲望を満足させるべく、タケノコのごとくクラブは増え続けている。マシな経験か分からないが、個人的に実際体験したエスコートクラブの娘の話をしよう。とあるアジアの大都市に仕事に行った時だった。時間がなくて遊びにいけないということで、エスコートクラブに電話してみたことがある。なるべく宣伝が大袈裟でないところを選んで電話すると、ポーランドの娘がいるという。太っちょはイヤだと注文をつけると、かなりスレンダーだという。半信半疑で小1時間待っていたら、ホテルの部屋まで娘がやってきた。中から覗いたら、ブロンドのかなりイケてる娘だった。部屋に通すと、まあ、何としたことか・・・かなり背が高い。おまけに胸が小さい。(ちなみに、私は巨乳好みではない)が、体型と顔は紛れもなく最高だった。白い透き通るような肌に緑がかった瞳、物腰・・・ヨーロッパの娘という形容がぴったりの、可愛いニンフェットだった。欧米の商売女にありがちな冷たい態度もなく、おどおどとして素人臭かった。私はすっかり嬉しくなったが、(これでサービスはどうなんだろうか)とあくまでも冷静さを失わなかった。期待しない半面、面白い展開になりそうだなという気もした。娘は一人でシャワーを浴びるとバスタオルに身を包んで出てきて、ベッドに入ると全裸になった。その眺めは正に“妖精”という言葉がぴったり当てはまった。(見慣れていない日本人には白人の娘は誰でもそういう感じがするかもしれないが、私は欧米での生活が長かったから白人娘は飽きるほど見てきている。欧米に滞在すると分かるが、六ヶ月いればどんな娘もフツーに見えてくる)ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、オーストリア、ロシア、スウェーデン、オランダ等、主なヨーロッパ娘は抱いたことがあったが、不覚にもポーランド娘は初めてだった。そのナターシャという娘、最初は恥ずかしげにキスしてたが、こちらが形のいい胸から下半身、長い両脚を開いて丹念にアソコに舌を這わせ始めたあたりから目がトロンとなり、妙にエロチックなうめき声を出し、私の髪の毛を鷲づかみにしながら舌を絡ませてディープキス、その味を確かめるように絶妙な生フェラチオを繰り返し、私の顎や首を舐め回し、なぜかフランス語でファックのおねだり。(私自身、フランス語に堪能だったことにこれほど感謝をしたことはない。彼女、フランスのパリ大学で学ぶ留学生だった。生活費に困り、休暇を利用して数週間滞在していたと後から聞いた)ナターシャのアソコは熱く煮えくりかえっていた。私がオマンコ汁をジュルジュルと舐め回すと、ナターシャは69の体型になり、ペニスを頬張る。彼女の可愛い菊門が唾液で淫らに濡れているのを見て、私は躊躇なくアヌスに舌を挿入した・・・するとなんということか・・・ナターシャも私のアヌスに舌を這わせてきた。もう我慢できん。ナターシャの顔の上に跨ったら、胸が小さかったからパイずりは楽しめなかったが、艶かしい目で見つめながらペニスをしゃぶる。もう本当、我慢できん。体位を変えていざファックしようとすると、彼女は生で受け入れた。こりゃ大当たりだ。エスコートの娘ってこんなだったかと省みる冷静さもなかった。ありとあらゆる体位を試そうとすると、ナターシャは何でも受け入れる。濃厚なファックをたっぷり楽しんだあと、最後は生で、彼女の中に果てた。私がナターシャからペニスを抜こうとしても、長い両脚を絡ませて離さず、抱きしめたまま、延々とキスを繰り返し、舌を求め合う。ナターシャの膣の中で、ペニスは勃起した状態のまま小さくもならない。ようやく身体を離したら、「どうして、“もうひとつの扉”を愛してくれなかったの?・・・」と上気した顔を近づけ、ナターシャの愛液にまみれ精液だらけのペニスにキスしてきた。そのうち口に含んで激しくねっとりとしゃぶり始めた。これでは、ペニスも萎えない。場所を変えようと一緒にシャワーを浴び始めたら、ナターシャはバスタブの中で四つんばいになる。ヴァギナに入れようとしたら、「“もうひとつの扉”にもちょうだい・・・あなたのを入れてぇ・・・」というナターシャの要望。私は躊躇しなかった。ゴムもせずそのまま生でアヌスにペニスを埋め込んだ。ナターシャは一際深いうめき声を発すると、背中越しに唇を求めてきた。自らクリトリスに指を這わせながら、彼女は腰を艶かしく振って、快楽を味わっているように思えた。私はあまりの展開のすごさに頭の中がカラっぽになった。時々アヌスからペニスがはみ出すと、ナターシャは自分でペニスをつかんで元の穴に戻す・・・何が何だか分からなくなって、膣に入れたり、肛門に入れたり、私は熱狂的にファックを続け、二度目の絶頂が近づいてきた。ナターシャはすばやく体を入れ替え、私のペニスを口の奥深く頬張った。そのまま、私はナターシャの口の中に射精した。唇の端から白い精液が垂れていた。ナターシャはなおもペニスをしゃぶり続け、頬に押しつけたりキスしたり、舌で亀頭を舐めたり、ブラブラしている二つのボールに舌を這わせたり、余韻を楽しんでいた。こんな体験、久しぶりだった。なんとラッキーなことだろう。そそくさとシャワーを浴びると、ナターシャは素早く服を着て、「あなた、いつ帰るの?」「あさって・・・明日も会えるかな?」そんな会話をしていると、ナターシャは意外なことを言った。エスコートクラブに電話したのがかなり遅かったからだろうか、「あたし、いったん帰って、エージェントにお金を渡さないといけない・・・でも、今日はこれで最後なので、それからはフリーなの」と思わせぶりをいう。私はその後で是非とも会いたいと伝えると、待っててくれたら会えるという。部屋を出ようとしたナターシャを抱きしめてキスすると、息を荒げて舌を絡ませてきた。なかなか部屋を出て行こうとしない彼女に、こちらは下半身が熱くなってきた。ナターシャのパンティーの中に手を入れてアソコを触ると、また必ず部屋に戻ってくると念を押した。半信半疑だったが、信じて待つしかない。独りで部屋にぽつんと残された私は、果たして、本当に戻ってくるだろうかとビールを開けていた。しばらくして部屋の電話が鳴る。嫌な予感が的中した。出てみるとナターシャだった。ごめんなさい、今日はやっぱり会えない、でも、明日は一日フリーになるから、あたしとつきあう?・・・願ったり適ったりである。翌日、朝から張り切って仕事を済ませ、彼女が指定したレストランで再会したのが、午後遅く。食事をしながらテーブルの下では、彼女の柔らかい太腿を掴んで愛撫していた。彼女の熱い視線にぶつかる。もう市内観光どころではない。タクシーでホテルに直行。明日はこの街を後にしないといけないから、一晩しか時間がなかった。前夜と同じような痴態がまた繰り返され、私はナターシャの美しい肉体を舐め尽さんばかりだった。彼女はアナルセックスを求めては悶え、呻き、私は彼女の口に中に射精した。ルームサービスを頼んで食事をとる時間以外は、ほとんどファックしていたと思う。彼女もあと数日でフランスに帰国するという話だったから、会えるのはこれが最後ということで、余計に燃えた。短期滞在の旅行者が、日本に帰国する当日の朝まで娘と睦んで、内心、帰国したくねえなと思うのも分からないでもない。現実に戻るのが億劫で、この夢のような出来事の渦中に、まだ、いたい・・・こういう気持ちになる。だからこそ、訪タイを繰り返すことにつながっていくのかもしれない。あの日、私もこの性的好奇心に満ち溢れたポーランド娘に、そんな気持ちを抱いた。別れ際、彼女はフランスの連絡先をくれた。その後、携帯で話しをしたり、メールで連絡を取り合ったりもした。が、後日、私がフランスを訪れることはなかった。そして、自然に連絡が途絶えがちになり、現在、彼女は何をしているか、知らない。もう、あの娘と再び会うこともないだろう。(かえすがえすも、ルーマニアやハンガリー等、旧東欧諸国で遊ぶ機会を逸したことは、一生の不覚である。また、個人的には、ブラジル娘との強烈な体験も捨てがたいものがあった。終焉の地はブラジルというのが私の夢だが、こちらは年をとる一方だ。まだ、『世界の外道』には程遠い道のりである。ここタイで抱ける欧米白人娘のレベルの低さにお嘆きの諸氏も多いことだろう。私も同感である。マイクスプレイスホテル、ラジャホテルなどの自称ロシア娘など、お話にならないレベルである。本国に遊びに行くのがいちばん安いはずで、レベルも高いのだろうが、なかなか機会が訪れない。最近、こういう欧米の白人商売女が大挙して訪れ大盛況なのは、アラブのドュバイだという。バンコクは見向きもされなくなったようである。かつてバンコクは欧米の白人娘が大挙して仕事に来ていた時代もあったが、現在は悲惨な状況である。全く嘆かわしい。タイ飯に飽きたとき、たまには“本場西洋料理”も食したいではないか) |
某MPでのエピソード3 玄人顔をしていたので選んだ娘、バスタブに入って身体を洗い始めると、あたしのテクに男はみんな満足する、お客には店の外に呼び出されてつきあうことも多い、あんたも、いつでも電話してきていいわよと電話番号をくれた。ただし、店の外で会いたいなら、チップは多めにくれなくちゃと釘まで刺してきた。今晩も、知り合いのコンチアがお客を紹介してくれるので、仕事が終わったら会いに行くという。その店での値段はB2500、ご本人の自信とは裏腹に大したことは何もなく、大声でよがり狂うだけで、大仰な演技にシラけた。チップをやらずに部屋を出ようとしたら一言、「あんた、次に来るのは、一ヵ月後ね」と小ばかにしたようなセリフを吐いて、スタスタとワイもせずに消えていった。こちらは苦笑しながらこの後に約束があったので、知り合いのコンチアの待つカフェーに出かけた。そのコンチアにはいい娘がいるから紹介すると言われていたのだ。馴染みのナクローン(歌手)に取り囲まれて酒を飲んでいると、しばらくしてコンチアが紹介したいと言っていた娘が店に到着した。驚いたことに先ほどのMPでお相手した、あの自信過剰なバカ娘だった。娘も驚いていた。コンチアには何も言わずに初めて知り合ったようなフリをして同席させ、馴染みのナクローンにマライ(チップの現金がついている花輪)をふんだんにやった。バカ娘、じっと眺めながら、次第に悔しそうな顔になっていく。ナクローンは客と寝なくても、自分の値札以上の金額のチップをいとも簡単に貰える。店であれだけ体を張ってたったのB2500しかならないところ、ここのナクローンはタダで酒にも飯にもありつけ、おまけに何もしなくても自分の稼ぎ以上の金が貰えるのを目の当たりにして、余程自尊心を傷つけられたのだろう。半時間もしないうちに泣きべそをかきながら姿を消した。コンチアが慌てて探しに行ったが、席に戻ってきた後に顛末を聞かせてやった。以来、このコンチアも大したことがないことが分かり疎遠になったが、ご自分の程度をご存知ないとこういう目に遭う。MP嬢にはこのように、客のレベルを読めない頭の悪い娘も多い。MP嬢なんて、商売女の中では大した稼ぎでもなく、店に搾取される割合がかなり高く、実収入は低いほうなのではないか。ルンピニ辺りでB500で買える娘は、年齢に関係なく商売女の中で最低ランクの収入だろうが、MPでB1400の娘は手取りで考えたらルンピニ娘とさして甲乙つけがたい収入しかないかもしれない。この値段のMP嬢に少しチップを多めにやるから外で会わないかと交渉したら、案外、ホイホイついてくるだろう。驚くほど金がある商売女も中にはいるが、そういう娘は仕事以外で金を手にできる娘であって、たぶん、パトロンも何人かいるかもしれない。ある程度金を稼ぎながら、いつも金がない、金がないと言っている娘は、金が出ていく必然がある娘である。(『金がない』は、商売女の口にする常套句でもあるが・・・) |
某MPでのエピソード4 その娘には最初から口説かれた。何回か店でお相手した後には外で会うことが多くなり、飯を食いに行ったり、酒を飲みに行ったり、テックに行ったりして、お決まりはラブホテルに入り、たっぷりとファックを楽しませてもらった。彼女、自らオマンコ汁を垂れ流してむしゃぶりついてくるのが好きだった。最後はいつも騎乗位で激しい絶頂を味わっていた。ある時、いつものように激しくコトを済ませた後、恥ずかしそうにモジモジしている。(さては、何か買ってねというおねだりか?)と思いながら訊くと、言い出さない。こちらはますます知りたくなる。何度目かの拒絶をはねのけて、とうとう聞き出した。「あなた一人を愛したい・・・」なるほど。要するに囲えということか。彼女の勤めているMPのマネージャーにはおれの私生活(女関係)がほとんどバレていたので、恐らく、おれが複数の女にちょっかい出しているだけでなく、愛人もいて、ギックも多数いるということを知っていただろう。一人加えても良かったがどうも乗り気がしなかった。というのは、知り合ってからすぐに、かなり濃厚なプレイも許すセックスフレンドになっても、彼女、決して自分のアパートには泊まらせなかったことと、金を要求したことはなかったものの、実は、彼女のアパート近く(驚いたことに、歩いて二分もかからない距離)に別の女を囲っていたのだが、深夜、別の女とコトを済ませたあとに通りを歩いていたら、この娘が若い男とコンビニで買い物をしているところに出くわしたことがあるからだった。セックスフレンドとしては、顔、体型、性的嗜好まで好みで最高だったが、どうも裏があるような気がして、何だかんだ言って最後には断った。彼女、憎らしげな顔を見せて、独りで部屋を後にした。携帯で電話しても出なかった。あ~あ。セックスだけに限っては最高の相手だったのにと惜しかったが、仕方がなかった。それ以来、連絡が途絶えがちになって、とうとう店も辞めて、他店に移ってしまった。コンチアなどに訊いても、どこに行ったかもわからない。携帯も通じず、MPで親しかった友人に訊いても、知らないという。仕方がないから、彼女の情報を聞き出そうと彼女のことを知っている同僚の娘を片っ端から抱いたが、誰一人として口を割らない。そのうち、こちらも代わりのセックスフレンドができてつきあいはなくなったが、あれだけ、こちらの性的嗜好と一致している娘も多くはなかったので、しばらく頭の片隅に忘れないでいた。二年後、偶然、彼女と連絡がとれた。古くから知っていた某MPのコンチアが辞めてエージェントになった。この女、同じ店の男コンチアと恋人同士だったが、男がMP嬢と浮気をして逃げたため、別れたのをきっかけに、仲の良かった娘を数人引き連れて店を辞めたのだ。現在は10名弱の娘を抱えて、いろいろなMPに娘を送り出している。そのMPのマネージャーだった男が、スカウト(エージェントみたいなものだが、素人を発掘して借金をカタに娘の身柄を引き取り、MPやエージェントに売る職業である)に転身したこともあってか、玄人臭くない娘を常時発掘して人材確保に努めている。この、元コンチアが娘とかなり親しかった関係で、連絡先を知っていたのだ。「○○○にフラれてから何してたか知らないけど、ずいぶん長いこと、時々店に遊びに来て、あんたのこと訊いてた」う~ん。あの娘に会えないか?・・・抱きたい・・・とエージェントに訴えると、すでに愛人ができたという。そりゃ、ダメだ。エージェントにこちらの電話番号をあげて、娘から電話をもらいたいと話しておいた。数日して、娘から電話があった。懐かしい!・・・甘ったるい声も変わらなかった。こちらは今夜抱けないかと下心アリアリだったが、エージェントと一緒に三人で食事する?という遠慮がちな提案しかしない。「お前、おれが愛人にフラれて誰もいなくなるまで、ず~と待ってるって泣いたじゃねえか!」とからかったら、「今、誰もいなくなったんでしょう?・・・・ざまあみろよね」と冷たい返事。とほほ。抱きてえ・・・もう一度、あの肉体をたっぷり味わいたい。知り合った時はまだ19歳。まだ、セックスに飽きる年ではない。イケるはずだ。が、彼女からそれ以上の色よい返事は聞けず、その後何度も誘ってみたが、決してお誘いには応じてくれなかった。最後は、おれも諦めた。何と惜しいことをしたものか。今でもその娘とヤリたり気持ちに変わりはない。パトロンに捨てられるのを気長に待つしかないようだ。 |
某MPでのエピソード5 あるMPでおれは食傷気味であった。あまりに指名しすぎてほとんどの娘を抱いてしまった。30数名である。コンチアと談笑しながら、何気なくスキンマガジンを見ると、ペントハウスだった。一人、すばらしい美女がヌードを披露していた。「こんな娘がいたらねえ・・・」とコンチアに見せると、その娘、知ってるという。本当かと半信半疑だったが、○○○だったら連絡をつけてやるという。おれはそこの上客だったから、特別にということで。数日間、ワクワクしながら待っていると、コンチアから電話が入った。連絡がついたがその娘と外で会うのはダメ、あくまでも店に来て働いてもらうが、娘は他の客はとりたくない、○○○だけと言っている、値段は娘次第で、という条件つきだった。全部条件を呑むということにして店に行くと、娘が控室で待っていた。雑誌で見たままの、すばらしい容姿と肉体。久しぶりに五体が震えたといっても過言ではない。こんな女がよく承知したなと思ったが、裏はあとで探るとして、娘の言い値を払って部屋に行った。値段はさほどでもなかった。部屋に入ると、どうしてあたしを知ったのかと訊いてくる。これこれと経緯を話すと、「あたし、あんまり、巧くないの・・・一緒にお風呂に入るんでしょ?」と照れくさそうに言う。こちらはどうして娘が承諾したのか訊きたかったが、野暮な質問をする前に、すでにおれは欲情ではちきれんばかりになっていた。四肢が震えたといっても過言ではない。服を脱ぐ彼女を盗み見て、久しぶりにアレがカチンコチンになっていた。「ノンチャイ・・・すごく、元気になってるぅ・・・」と笑った彼女、そのまま、風呂にも入らずに、アレを手にとってさっそく口に含んでくる。かつて知った最高の美景!と言いたいところであった。彼女、その美しい顔を赤らめながら、おれの目を見つめ続け、丹念に、舌を絡ませる。あまりの巧さに、内心、(どこのどいつが仕込んだか?)と羨望の思いですばらしいフェラチオを味わった。「もう、できる?・・・あたしも、もう・・・でも、ゴムしなくていい?」はあ。するとアソコが痛いという彼女の要望(?)通り、ソファーでいちゃついていた姿勢のままで彼女の中に入った。「でも・・・中で出さないで・・・」とあえぎながら、彼女はそのまま快楽に没入するように抱かれた。風呂に入らずにそのままベッドになだれ込むと、キスを求めながら、行為に没頭する。こんな美女と楽しめるのは久しぶりだ。最後は彼女のきれいなお腹の上に思いっきり射精した。風呂に浸かりながら、彼女、ニタニタ笑う。「すっごい、いっぱい出た・・・」おれの精液かと思いきや、自分のオマンコ汁のことだった。「するの、久しぶりだったから・・・」おれはなぜかベッドで二回戦という雰囲気になれず、さっそく口説きにかかる。彼女は自分から携帯番号をくれ、「こういうお店、あんまり来たくない・・・恥ずかしい」という。今度会うときは店じゃなくてというので、紹介してくれたコンチアにはすまなかったが、それからたびたび飯を食うという名目で待ち合わせをして、彼女のアパートに入り浸った。まあ、たぶん、誰かの世話にはなってるだろうなと思ったが、回数を経るごとに快楽への要求が激しくなって、二人でお互いをむしゃぶり尽くした。こんなことが数ヶ月繰り返されたある日、おれの弱気のせいで、この情事に終止符を打つことになってしまった。彼女はパトロンがいたのだが、何と、某MPのオーナーだった。世話してくれたコンチアの働く店ではなかったが、やはりおれが贔屓にしていた店だった。彼女、17歳の時にそのMPに求職したが、二週間もたたないうちにオーナーに目をつけられ、愛人になったという。「お金、いっぱいくれた」というだけあって、金に困らない生活をしていた。どうしておれは特別な客になれたか訊いたことがあったが、彼女曰く、「あのコンチアは、オーナーの女を見つけるために、ああやってMPで働いている・・・いい子がいると、オーナーに連絡をつけて宛がう・・・もう、あたしは別れたいんだけど・・・」「あなたが囲ってくれたら・・・いいんだけど・・・」とドッキリ告白されて、「でも、恋人いるんでしょ?」と恨めしそうにいう。彼女はおれの裏を知っていた。おれの私生活はコンチアに筒抜けだったから、隠しようがなかった。悩む。もう一人くらい何とかなるという気持ちもあったが、MPのオーナーの女を横取りして、バレたら何をされるかしれている。熟考の末、おれは「無理だなあ」と答えていた。と同時に、あのコンチアがどうしておれにこの美女を紹介してくれたかという疑問が残った。その日を最後に、ペントハウスの見開きページを飾った美しい娘との情事は終わった。彼女はほどなくして引越し、おれから去った。今、どこで何をしているいることやら・・・それ以来、噂も耳にしない。 |
某MPでのエピソード6 贔屓にしている数ヶ所のMPのコンチアにはいつも、新しい娘が求職してきて、おれ好みの娘だったら、他の客を差し置いて真っ先に味見させるように頼んでいる。今は面倒くさくなって滅多に足を運ばなくなったが、以前、頻繁に通っていた頃は、ほとんど毎週のように5~6ヶ所のコンチアが「新しい娘が入りましたぜ」と電話してきたものだった。他店から来た娘はつまらないので、特にド素人、他種からの移籍組みなどが最重要ランクで、店に並ぶ以前に抱けたものである。そんなバカなことをしていると、時には大失敗もあり、大失態も経験、大当たりもあるにはあった。そんなふうに知り合った娘の話をしよう。某MPのコンチアを連れて、閉店後に飯を食いに行ったときである。「○○○・・・今日、新しい娘が求職に来た。今日はマネージャーがいなかったので、また明日来ることになったが、最近見かけない上玉だった」という。食指をそそる情報に、それでは明日、その娘をご賞味してみるか・・・気に食わなかった次善策として、馴染みの娘をもう一人同時に予約しておくという段取りにした。翌日普段よりもヤル気満々で店に着くと、顔が利くマネージャーに掛け合ってみたが、どうも娘が乗り気がしないようだという。まだ働くことに同意しかねているようだと。イライラ。娘の希望額とマネージャーが提示した金額に折り合いがつかないらしかった。マネージャーが説明する。「○○○・・・確かに上玉だけれども、彼女はまだ客がつくかどうかわからない。ヌードモデルをしたことがあるとかだったら、彼女の希望額を出してやってもいいが、最初はその金額で働かせられない・・・他の娘の手前もある。ただし、○○○が是非ともご所望とコンチアから聞いていたから、今日、一人だけ客をとって働いてみたらと言ってみた。あのお客なら、ちゃんとチップもくれるから安心だと。が、あの娘、どうもエージェント絡みで相談中なのか慎重で、今日のところは帰って考えてみるとしか言わなかった」という。娘の顔だけ拝めないかと頼んでみたら、コンチアが内緒だよと言いながら連れてきてくれた。娘に特別な客を紹介してやると5分だけ同席させるという条件で。なるほど、コンチアやマネージャーが上玉だと言っただけのことはある。かなりの美形だった。「いくらって言われた?」と先回りして訊いてみた。「B3500」だという。最初にしては上出来だが、娘の希望額はB4500だったらしい。じゃあ、今日のところはおれがそれだけ払ってやるから、試しに1ロークだけ部屋に上がらないかと申し出てみた。娘は困ったように決めかねている。「エージェントがいるのなら相談して訊いてごらん?・・・決して損はしないと思うけどね」とダメ押ししても、娘はなかなか首を縦に振らない。こちらもイライラしてきた。何と優柔不断な娘か。エージェントが店に高く売りたいのは分からないでもないが、最初は仕方がないのだ。半年もしないうちに、その金額で働けるようになる・・・ちゃんと客がついて予約で埋まるようになれば、店が勝手に値段を吊り上げてくれるさ・・・と諭しても一向に埒が開かない。娘はごめんなさいと謝りながら、やっぱりまだ決められない、できないという。おれも諦めた。近いうちに決心できたら、是非予約してやるからと別れた。おれは仕方がないから、その日、次善策で予約しておいた馴染みの娘を2ローク時間買いして、憂さを晴らした。数日後、見知らぬ番号から電話が入った。受けてみると、何と、あの優柔不断な娘だった。コンチアから番号を聞きだしたという。「一緒にご飯食べに行かない?」というので、出かけてみた。話を聞いてみると、娘はMPで働くことを決めかねているだけではなく、エージェント選びでも二股、三股をかけて、どうしようかと決めかねているという話だった。娘にとってエージェント選びは死活問題に近い。おれ自身、多少エージェントに知己があったが、相当ひどい奴もいることは知っていた。娘にいろいろ話を訊かれ、知っていることをそれとなく教えてやったが、君ほどの美人はそうはいないから、何もエージェントに頼らなくてもフリーで働いたって客がつくはずだ、先日求職に行ったMPは、あまりエージェントが幅を利かせていない店だ、エージェント絡みの娘で溢れている店もあるけれど、エージェントがいなくて自由に働いているフリーの娘が多い店だってある、そんなに自信がないのか、決心できたから求職に行ったんじゃないか、何を迷ってるのか・・・云々。ほとんど説教に近くなってしまったが、娘は何も言わず真剣に聞いていた。娘はポツリ、「もう、あんまりお金もないの」という。どうせ愛人でもいて、最近捨てられたのだろうと裏を読んだが、口には出さなかった。こちらは一緒に寝るかという申し出は言い出さなかったが、娘が先に察した。「この後、どこか行く?」と娘から切り出す。(しめた!)という思いはとうに失せていた。何となく歯切れが悪く、優柔不断の娘の態度に、嫌気がさし始めていたからである。こういう娘は約束をしても、必ず何だかんだ言って反故にすることを経験から薄々感じていた。今日のところは、もうこれで帰るとしよう。勘定を済ませて、レストランを後にすると、別れ際、娘に大した額ではないがチップをやった。これで何日か頭を冷やして、また出直したらと言い含め、何もせずにその日はあっさりと別れた。これが娘の大いなる誤解の始まりだったかもしれない。いや、そうにちがいない。数日後、娘からまた電話がある。まだ店で働くことに決心がつかないらしかった。飯でも食いに行くかと訊くと、「アイスクリーム、食べに行こう?」と言う。「でも、アイスクリームだけじゃ、イヤよ」と思わせぶりも言う。内心、(ははん、今日はおれをたらしこもうという作戦か?)と思いながら、出かけた。本当にアイスクリームを食べに行くと、娘はほとんどアイスクリームに口をつけない。半分以上食べ残して、「別のもの、食べたくな~い?」とカマをかけてきた。望むところだ。抱いてやる。今日は本性を見てやるぞと思いながら、娘の言うままに、とある一軒のアパート兼ホテル(市内各所にある、三流の安宿兼アパート、連れ込み宿に近いホテルの中でも、商売女が多数いる、有名なホテルだった)に到着した。ここに日払いで住んでいるという。余程金に困っているなと思いながら部屋に上がると、どこかから急いで引越ししてきたことが人目で分かった。部屋中に雑多な物がところ狭しと置かれている。落ち着いて座る場所もなかったのでベッドに座ると、彼女はいきなり自分から服を脱いですり寄ってきた。おれは(この、あばずれ女)と内心罵りながら、娘を抱いた。大した感動もなかった。あっけなく果てた後にシャワーを使っていると、サービスのつもりか、彼女も一緒に入ってきて、二回戦目に突入した。シャワーを浴びながら立ったまま後ろ向きにさせてファック・・・最後は口で奉仕させて、大きめの胸に思いきり射精した。コーラート出身だと自称していたわりに白い肌のピンク色の乳首に精液が降りかかり、胸間にペニスを挟んで、ムリに精液だらけのペニスをしゃぶらせた。満足できたというよりも、犯してやったという気持ちが強かったのは、結局、おれがこの娘を全面的に気に入るまで興味が持てなかったからだろう。顔から体型までタイの芸能人“ヌン”にどことなく似ていた。(実際、サイアムパラゴンで買い物をしている“ヌン”を目撃したことがある。テレビで観るよりは小柄、わりと胸が大きくて、演じている役柄に似合わず、意外にもセクシーだったと覚えている)ベッドでくつろいでいると、彼女はこちらが予期した通りのことを口にした。「もし、囲ってくれたら、あたし、店なんかで働かない・・・」彼女が店で働くことを渋っていた理由はここにあった。おれは急に冷淡になって、「エージェント、紹介してやろうか?」と言い出した。とたん、顔色が変わった。それからワケのわからない悪態をつき始め、服をすばやく身に着けて、「出て行って!?」と小声で、だが断固とした口調で言い放った。おれも未練はなかった。バイバイと手を振っておこづかいも渡さず、バタンとドアを閉めてスタスタと部屋を出た。おれはすぐに立ち去らずに、ドア越しに耳を当てて中の様子を盗み聞きしていた。娘はどこかに電話をしていたが、大声を張り上げていたので何を言っているかはっきり分かった。途切れ途切れの会話の中味まで何となく推測できた。彼女、男としゃべっているのだ。たぶん、本当の恋人だろう。どうしても金を作れないでいる、まだできない、もうちょっと待ってくれない?・・・バカやろう。だから、前の愛人にも捨てられたのだぞ。ちょっとしたスリルも味わったが、結末は後味が悪い、妙な情事に成り果てた。現在、この娘は、愛人探しを諦めたのか、某MPで働いている。これから囲ってやろうという御仁も現れるだろうが、たぶん、恋人という男にも女がいたりして、騙されていると思う。哀れであるが、どうしようもない。早くご自分の器量と愚かさに気がつくべきだと余計な心配をしないではいられない。 |
某MPでのエピソード7 (美人というのは個人で基準が違うことを承知の上で)私が知り合ったMP嬢の中で、中味を度外視すれば、際立って美しい顔立ちをしていた娘を二人思い出す。私の個人的趣味かもしれないが、MPでは一際目立っていて、他の娘とは圧倒的にレベルが違うと思った。ヨーロッパとアジアの境界線、トルコなどに行くと、ヨーロッパとアジアの美が混在したような、不思議な魅力に溢れた美人にお目にかかることがある。完全に白人でもなく、アジア顔でもない、東西混合のハーフという混血であるが、私がかつて知り合ったMP嬢に、こういう経歴を持つ娘がいた。一人は父親がオーストリア人、母親がタイ人。この娘は、某MPのモデルクラスで働いていた。不思議なことに、もう一人も同じ時期に同じ店に在籍していた。あの店は同時期に二人のものすごい美人がいたことになる。もう一人は母親はタイ人で父親がギリシャ人だった。私はこの二人を交互に指名して楽しんでいたのだが、オーストリア人を父親に持つ娘は、正に、ヨーロッパ娘というのに相応しく、ブロンドではなかったが、顔つきは紛れもなく白人娘そのもの。ドイツ語は分からずタイ語しかしゃべらなかったことから、どんないきさつがあったか推察できた。白い肌に灰色がかった瞳、こちらが気後れするほど美しかった。一方のギリシャ人を父親に持つ娘は、これまた彫りが深い顔つきで、肌は少し浅黒かったが、完全に東西混血の美を凝縮したような顔だった。私はその二人目当てで毎日のように店に通うハメになったが、例外に漏れず、おれの愛人にならないかと二人とも口説いた。あらゆるコネを使って二人の裏情報も聞き出した。一ヶ月も経たずに判明したことは、オーストリアの娘はどうやら若い男がいるらしいこと、彼女が養っているらしいこと、かなり高価なモノを持っていて愛人もすでにいるらしいことなどで、すぐにギリシャの娘一人に絞ったのだが、この娘の裏は全く判明しなかった。オーストリア娘の方は、よく言えば清楚な令嬢風(ベッドの中でも同じだった)、ギリシャ娘の方はチャキチャキの庶民派(ベッドの中ではけっこう好きモノ)で、そのどちらも魅力において甲乙つけがたく、二股をかけて口説いたが、結局、ギリシャ娘に全精力を傾けた。この娘を囲って数ヶ月もしないうち、私自身が他に四人の娘と関係が発展してしまい半ば愛人のようになってしまったので、ギリシャ娘どころではなくなり、次第に疎遠になり、愛人にしている意味がほとんどなくなり、娘の方も田舎(南部出身だった)に長期間帰ったり、こちらが追っかけると逃げ、放っておくと拗ねてバンコクに来ては抱かれ、こちらも許す、また逃げ帰る、というような泥仕合の様相を呈し、最後は大喧嘩になって別離した。最後の時期、彼女には田舎に恋人がいることも分かった。彼女の不満の原因は私が他に女を作ったことだった。店のコンチアが全て暴露したことも後になって判明した。客の秘密をしゃべるとは何たることかと憤りを覚えたが、後の祭り。娘の怒りは愛情からの嫉妬というよりも、他の女をいくらで愛人にしているかという、醜い羨望と憤怒だった。ギリシャ娘、精神はゲス女と言いたいほど腐っていたことも、最後になってよく分かった。この美しい顔をした娘が、口汚く罵り罵倒する醜い面をさらけ出すと、憎たらしさはこの上ないものとなる。最後は手に負えなくなって捨てたということになるのだが、この娘は愛人を見つける才能には秀でていたのだろう、二ヶ月もしないうちにパトロンができた。このパトロンはマフィアのオヤジだったが、彼女、よほど私のケチと仕打ちを深く恨んだのか、マフィアオヤジを使って何度も脅迫まがいの嫌がらせをしてきた。私の愛人だった別の娘が、マフィアオヤジのチンピラ供に報復を受けるというところまでエスカレートしたが、こちらはあるコネを使って何とか切り抜けた。いやはや、“美人には棘がある”などと呑気なことを言ってはいられない。それ以来、美人とは疎遠になっている。ちなみに、どうしても愛人にできなかったオーストリア娘は、ギリシャ娘を愛人にして間もなく、店から姿を消した。一年半ほど商売から足を洗っていたらしい。やはり愛人に男がいるのがバレて、男と一緒に地方に逃避行を続けていたらしい。別の店で見つけたとき、懐かしくて指名した。かつての美しさにちょっと翳りが出ていたが、まだ十分に美しかった。私が裏を知っていると分かったらしい彼女は、ちょっと照れくさそうに、「もう、○○○には、好きになってもらえないわ・・・悲しい・・・」と言ったきり、目に涙を浮かべていた。私の方も、再度口説く気持ちも、抱く気持ちもなくなっていた。それが、この娘と会った最後の機会となってしまった。現在、どこで何をしていることか。(この二人は日本人の客もいたから、知っている御仁もいるはずである。特にオーストリア娘は、某有名日本企業の社長が贔屓にしていた。クスリパーティーを催すと、決まって彼女に電話を入れて店を休ませ、大金をやって参加させていたそうである。乱交パーティーに近かったようだ。令嬢風の彼女の容姿からは想像できないが、彼女はパーティーへのお呼びを毎回心待ちにするほどだったと告白したことがある。やはり、美人には毒があるものである。この娘は、両親がきちんとしていたら、西欧風の顔立ちに極めて甘いタイの芸能界で、才能がなくても、安易にスターの仲間入りができただろうと思えるほどの美形だったから、その数奇な人生は、哀れである。この娘を抱けた幸運は、今でも、良き思い出となっている) |
某MPでのエピソード8 その店、オープン当時は一人で来るような一見客への対応もキメ細かく、コンチアも親切だったが、例外に漏れず、勢いに乗って客が増えるにつれて対応が素っ気無くなって、団体客へのサービスに忙しくなり、店もマンネリ化し、とうとう足を運ばなくなった。そのMPでのお話。相性が良く、頻繁に指名していたA嬢、かなりおれにご執心となったのか、仕事に来ると毎日のようにコンチアに、「△△△、今日、来てる?」と訊くのが日課となった。こちらは段々とその娘に飽きてきて、別の娘を指名しようと出かけた。たまたま、その娘が目の前にいた。恨めしそうな顔だった。おれが腕を組んで部屋に上がるのを雛壇の中で立ち上がって凝視していた。新しく指名したB嬢、期待したよりサービスは良くなく、全てが雑で、がっかりした。そのB嬢、おれに恋慕していたA嬢を徹底的に嫌っていたという。理由は分からない。雛壇の中でも離れて座るというくらい犬猿の仲だったらしい。そのB嬢、コトを終えて雛壇に戻るなり、おれがA嬢の悪口をさんざん聞かせたという話を同僚に喋って回った。A嬢は、毎日おれが店に来るのを待ち望んでいて、来ない日は日に数十回も電話してくるほどだった。(一度も電話を受けなかったが)その日以来、B嬢は毎日おれから電話がかかってきては口説かれる、困っちゃうわという嘘八百を同僚に喋って回ったという。当然、A嬢は気分が悪い。おれはコンチアにそういう話を聞かされ、だったらと二人とも選ばず、別の娘を指名した。おれは客だ、誰を指名しようとおれの勝手だと言わんばかりに二人に見せつけて部屋に上がった。が、新しく指名したC嬢、なんと、A嬢と一緒に同居している娘だった。「◇◇ちゃん・・・いつもあなたのこと待ってて、毎日電話してた。でも、あなた出ないんだもの・・・どうして優しくしてあげないの?・・・他の女、口説いて・・・浮気者!」おれの知ったことか。おまけにC嬢、「◇◇ちゃんに遠慮しちゃう。あたし、あなたとアレ、できないわ」はあ?・・・何だと。C嬢に2時間も説教を食らった上に、アレもできず、おれは完全に萎えた。ところが、この一件が雛壇の中で話題にでもなったのか、次回その店に行ったら誰を指名しても同じことを言う。そして、アレを拒絶。こんなことがあっていいのか。おれは諦めた。それ以来、その店には二度と足を運んでいない。 |
某MPでのエピソード9 ペッブリーの某人気店にて。おれは、たまにはこういう店も行ってみるかということで出かけた。が、やはり、どうも食指が沸かない。女から金を貰ってもイタシタクナイような女で溢れている。これは早々に退散するかと思いきや、一人だけ何とかマシなレベルの娘がいた。コンチアを呼んで指名。その店は外道サイトでも評判上々。この店の娘はどんなサービスをするかと一度体験するには絶好の機会に思えた。お下品で、おまけにエロ度抜群、確かにサービスは上々だった。外道の投稿もなかなか参考になるなと思ったくらいである。次の機会、同じ娘を指名したら、どうもこの娘、おれに気があるようで、身体を洗ってからいきなりベッドに押し倒された。激しいフェラチオで無理やり勃起させられて、自分の肛門にローションを塗ったくってペニスを導いた。何なんだ、この娘は?と思う暇もなく、騎乗位でのたうちまわって、「こういうの、好きなの!!」とあえいでいた。彼女は思いっきりアナルセックスを楽しんでいるようで、そのうち昇天してしまった。「ああ!気持ちよかった!」とキスを求めてきた。おれも呆れたついでにイってしまったが、また風呂にお湯を溜めて二人で入ると、自分の肛門に指を入れてくれるように懇願してきた。快楽の中心が肛門に集中しているようだった。そのまま風呂の中で、生でアヌスに入れてとおねだりされて、おれは仕方なしに入れた。サービスというよりも、おれ自身が女の快楽のための道具にされている感じだったが、妙な刺激に満ちたファックに、おれは二度目の射精が近づいていた。彼女は、「そのまま、出していいのよ!」とあえぎながら叫ぶ。おれは遠慮なく、ケツの中で果てた。彼女は艶かしい視線でおれを見つめ、「店が閉まるまでまだ時間ある。残りを時間買いしてくれたら、外でつきあってもいい」という。おれはこりごりだったから、丁重に断った。彼女は残念そうに、「あなたと一緒だったら、いつでも、どこでも行く」という。要するに、いつでもあたしを抱きたかったらいいわという意味か。おれは満足した反面、薄気味悪くなり、その後かなり長いことその店に顔を出さなくなった。サービスが良すぎるのもちょっと気が引ける。後日、もう忘れた頃だろうとその店に顔を出したら、指名してもいないのにコンチアが気を利かせて、「あの娘だろう?」とニヤリ。仕方がないから指名することにした。「あたし、いろんな日本人から外で会わないかって誘われるけど、あなた以外とはつきあいたくないの」とか何とか言って、うっかり電話番号をあげてしまった。痛恨事と知ったのは、彼女、ほとんど毎日毎時間のように電話してきやがったからだ。おれは面倒くさくなって全く電話を受けなかった。その店に行く勇気も持てなかった。が、今度こそは本当に忘れた頃だろうと思って行ったら、コンチアにもあの娘だけはと言ったはずなのに、自分から雛壇から出てきて、勝手に腕を組んできた。コンチアも呆れていた。おれは説教をしようと覚悟を決めた。部屋に入ったとたんに娘の態度ががらっと変わった。恨み辛みをさんざん言って泣き出す。おれはどうしていいか分からず、いちおう風呂に入ることにしたが、彼女、身体を洗うフリをしながら、よく研いだような鋭い爪で、おれの背中を傷つけてきた。お湯の中に血が滲んだ。おれは怒りよりも怖くなった。驚いたことに、彼女は何もなかったように風呂から上がり、「あたしのどこが嫌いなの!?・・・サービス良くしてあげたのに!」といきりたつ。おれは無言で服を着ると、部屋から逃げるように出た。薄いシャツの背中を通して血が止まらず、帰り際、コンチアに「どうした!?」と驚かれたが、悪態をついて店を後にした。この娘、何を思ってか性懲りもなく、それからも毎日電話してきたが、一度として受けなかった。恐ろしい娘だった。(数年の後、偶然、この娘を他店で見かけた。娘もおれに気がついたが無視した。指名してくれたタイ人中年客のズボンの上からおチンチンあたりを撫で回していた。前の店でもご指名が多い娘だったが、たぶん、この店でも人気があるのだろう。が、おれは、もう二度と御免だ) |
某MPでのエピソード10 日本人で溢れている某MPでのこと。雛壇の中にいるタマダーの娘たちがどうも気に入らず、椅子に座っているサイライから一人選んだ。日本人に人気がありそうな顔立ちで、物腰から口数の少ないところまで、(こりゃ、日本人の恋人でもいるんだろうか)と推測できた。部屋に入ってから訊いてみると、最近まで日本人の男と同棲していたという。その男は帰国したらしい。赴任が終わって日本に戻っただけであるが、娘はかなり未練たっぷりだった。風呂に入りながら、ベッドでマッサージをしてくれる間、ずっとその男の話ばかりを聞かせる。うんざりして相槌を打つだけだったが、彼女はこちらが聞き上手だとでも勘違いしたのだろう、調子に乗って出会いから恋人になるまで、幸せだったという一年間のこまごまとした日常生活に至るまで、語り続けた。この娘、物腰からしてMP嬢というよりもクラブの女という感じだったが、やはり、出会いはクラブだったらしい。「あたしを愛してくれたのは、本当に彼だけ!」と信じて疑っていないようだった。が、幸せな日々は過ぎて、彼は日本に戻るということになり、食えなくなった彼女はMPに転身したのだとか。25歳を過ぎていたと思うが、男との思い出から抜け切れない、まだ、心はあの男のもの、といった感じ。こちらとしてはどうでもいいのだが、いざ、コトに及ぶと、そのフェラチオのねっとりしてゆっくりしたこと。イライラするほどだった。ファックも同じようで、ゆっくりゆっくり腰を動かして決して急がせないように注文をつける。おれはお前の恋人の影じゃねえぞと思いながらも、彼女は目を閉じて唇を舐めていた。あの男のことでも思い出しているのだろうか。こちらが果てた後も、きつく目を閉じたまま、「ねえ、あたし、よかった?・・・幸せだった?」と独り言のように繰り返していた。呆れた。身体を離そうとすると、「待って!・・・まだ、ダメ・・・抱いて」という。アレが萎えてコンドームが外れそうになるぞと心配しても、彼女は全く無関心。その恋人の男というのはこういうのが好きだったのかと思うと、興ざめした。彼女曰く、その男、ゆっくりと攻めるのが好みだったらしいが、果てた後もすぐに抜かず、また始めるという芸当ができたらしい。「抜かず三発」が当たり前だったという。「彼、最高で14回もイカせてくれたことがある」というだけあって、無類のナニ好き娘だった。じゃあ、二度も三度も求める客がいいのだろうと訊くと、彼女、恥ずかしそうに、「うん」と答える。彼女、ゆっくりとかなり長時間ファックしてもらうのがお気に入りだったそうで、そういうお客がいたら、彼女から進んで延長してもらうそうな。そういう客の電話番号リストまで見せてくれた。彼女は普段は店で働きながら、性欲が募ってきたら、自ら客に電話をして押しかけ、客の住んでいるコンドーに出向いて一晩中ファックしてもらうのと言っていた。ちょっと名前の知れているスクムビットのコンドーをことごとく知っていたから、まんざらでもない。それでも、今いちばんのお気に入りの客は最高で7回しかイカせてくれなかった、彼も二回しかイカなかった、やっぱり、前の恋人が忘れられないと漏らした。それじゃあ、このおれは?と訊いたら、彼女、ニタニタして、「あんまり、巧くないみたい・・・」とはっきり言う。余計なお世話だ。「だって、イッたあとも、ちゃんと、あたしの中で勃起していてくれなくちゃ・・・」と真顔で言われて、「これが普通だと思うけどねえ・・・」としか答えられなかった。おれはダメなのか?と一瞬疑ったが、すぐに打ち消した。この娘の性癖なのだ、と自分を慰めた。からかい半分に、おれの電話番号欲しいかと訊いたら、彼女、「たぶん、かけないと思うから・・・」ときっぱり。勝手にしろ。 |
某MPでのエピソード11 かつて知り合ったMP嬢の中で、こちらが未練たっぷりで、今でも機会があれば抱いてみたいと思う娘も少なくないが、そのうちの一人とのエピソードでもご披露しよう。その娘、初めて指名したとき、あまりのマグロで呆れ果てて説教した。説教とはいってもそこはタイ人。お互いに気まずい雰囲気にならないように、静かにゆっくりと諭すといったほうがいい。おれにファックされている時に、目を見開いてきょとんとしていたのが最も気に食わなかった。お前、下手くそな演技でもいいから、少しは感じてるフリでもしろよ、それじゃ、まるっきり、何にも感じてねえみたいじゃねえか。お前、男に惚れたことないのか。訊けば、処女も客に奪われた。今まで男に惚れたことがない。男の恋人は持ったこともないという。お前、本当は何歳だ。娘はあたりをはばかるように、マネージャーとかに言っちゃダメよと念を押しながら、実はまだ17歳なのという。よく働きに出られたなというと、店に提出するIDカードは姉のを使ったという。姉の写真を見せてもらったら、なるほど、顔がよく似ている。これでは誤魔化せる。この娘、顔が特に可愛かった。女子高生大好きのセクハラオヤジが随喜の涙を流しそうな体型と柔肌。可愛らしい声。世慣れしていない感じで全てが初々しく、怖さを知らないくらい人なつこく、商売柄、妙に摺れて魅力を失った娘が多い中、新鮮な魅力を感じた。「ピー・・・あたしの先生になってよ」と娘が言う。アレの先生だと思ったら、大間違い。学校に行っていないから、英語をしゃべれるようになりたいという。「英語を教えたら、ピーにご褒美くれる?」とカマをかけたら、例によってきょとんとしている。ご褒美って何?と訊くから、勃起したアレを握らせた。彼女、顔を真っ赤にして、「いやぁ・・・これ?」とテレ笑いした。それからというもの、週二日は欠かさず講義(?)に出かけ、娘に英語を教えた。1ロークでは足りずに、2ローク、3ロークと延長することが多かった。風呂の中で講義をしていると、こちらが催してきて、ベッドで別の授業になってしまうからだ。どこかで女子高生の制服でも買ってきて彼女に着させたら、まるで日本のファッションヘルスみたいになっただろう。が、日本と違って正真正銘の女子高生の年齢の娘とプレイしているのだ。それも本番アリである。夢中にならないほうがどうかしている。別の授業のほうは娘が慣れていくにつれて、段々とレベルアップした。部屋のテレビで流しているエロビデオを観ながら、「ここ舐めると、男の人って気持ちいいの?」「うん・・・やってみろ」娘の素直なこと従順なこと、何でもこちらの言うとおり、「うん」と言って実践する。我慢できなくなると、ベッドに押し倒してファック。彼女の肉体を舐め尽くしながら、汗だくになるまで抱いた。「今日はちょっと感じたみたい・・・」と言うようになり、四週間目の集中講義の後、とうとう、本当におれの腕の中で昇天した。彼女、言葉にならないうめき声を上げて、こちらにしっかりしがみついて果てた。おれは年甲斐もなく、(滅多に声など出さないが)声を張り上げて射精した。よかった。まあ、人生で最高のセックスの二十指には入るだろうかと思われる程、素晴らしいかったといっても過言ではない。それからというもの、おれは彼女に入れあげた。未成年ということで厄介なので外に連れ出したりはしなかった。あくまでも店に通って、満足していた。その娘が18歳になって何でも合法的(?)にできる年齢になったら、ピーが囲ってやるとまで約束した。娘はおれに惚れてはいなかったが、お構いなしだった。娘も明るく、例の従順な態度で、「うん・・・愛人になる」と言ってくれた。が、条件をつける。何だ。「18歳までに恋人ができなかったら、ピーの恋人になるね」という。まあ、いいか。たぶんできない。あと少しだ。遊びにも行っていないようだし、おれを差し置いて他の客に盗られることもあるまい。楽観していた。18歳の誕生日には、ピーと泊まりで遊びに行こうかと約束までした。どこにしよう。海に行ったことがないというのでパタヤでも行くか。多少金がかかるが、やはり南部にするか。2、3日この娘と二人きりでホテルにしけこんで抱けたら、さぞ楽しいことになると思いながら、その日が来るのを待ち望んだ。が・・・忌々しいことが起こるものである。ある日、彼女と部屋に上がると、モジモジしている。ピーに話さないといけないことがある。何?・・・「あたし、恋人ができちゃった!」と嬉しそうな顔で言う。何だと!ピーに無断で、それはないだろう!おれは真剣に怒り、嫉妬した。どこのどいつだ。盗人は。「住んでいるアパートの近くで、クルマの修理をしている若い男」だという。バカやろう。約束を破って。どうしてくれる。ピーは大好きなんだぞ。彼女にすっかりハマってしまって、他の娘なんか魅力的に思えなくなるほどだったから、深刻なショックだった。店で働き続けるのかと訊いたら、分からないという。おれはしょげた。が、復讐のつもりだったのか、娘を抱いた。娘は相変わらず未熟な果実みたいな魅力で溢れていた。いつもはキスをしても受け入れてくれていたのが、今回だけはキスを避ける。おれは嫉妬に駆られて、普段は面倒くさくてしない体位をいろいろ試しては娘をファックした。最後は娘も昇天したが、いつもは見せないおれの暴力的な面を見たとでも言うような顔でおれを見つめていた。それを最後に、おれは店に行かなくなった。後日、他の娘とホワイクワーン市場で、彼女が男と手をつないで買い物をしているのを目撃した。彼女もおれに気がついたが、微笑しただけで声はかけてこなかった。おれの連れの女を観察していたが。とほほ。あの娘、何とか今でも抱けないものかと未練が残る。若い男なんてみんな浮気者だから、すぐに別れるだろうとタカをくくっていたが、妊娠して店を辞めた後、連絡がとれなくなった。残念の極みという他はない。 |
某MPでのエピソード12 エピソード11の娘と破綻した後、おれは自省して、しばらく女遊びからは遠ざかった。(といっても、ほんの三週間足らず)別のMPに顔を出すことしにして、新しい娘との出会いを求めて、ラチャダーにある旅行者向けのマンモスMPに足を運んだ。ここで魅力的な娘に出会うことはムリかなと思ったが、口直し(アレ直し?)と厄除けのために、出かけた。行ってみると、外国人旅行者で溢れている。ダメだ、これは。出直すかと思いきや、一年も顔を出さないでいたのにも関わらずおれの顔を覚えていたコンチアに捕まる。「一年ぶりだ!・・・どこで何をしていた?・・・日本に帰ったと思った」と再会を喜んでいた。このコンチア、仕事が終わったあとに何度か酒をつきあった間柄、誰か面白い女はいないかという注文にしばらく考え込んでいたが、この娘ならと推薦してくれた。その娘、確かに妙な経歴の持ち主だった。どこかで顔を見た覚えがあった。部屋に上がって、どこかで指名したっけと訊くと、「あたし、あなたの顔、覚えてる・・・よくタラートホワイクワーンで女の人と買い物してるでしょ?」という。あそこで何をやっているのかと訊いたら、屋台でモノを売っているという。そう、おれも覚えていた。その店で何度か買い物をしたことがある。あのタラートホワイクワーンは、商売女の憩いの場所。店が閉店となると、ここは商売女でごった返す。果物を売る店、飯食い屋、花屋、惣菜屋、服、海賊版のDVDやCD、靴、商売女の衣装やら下着の店、寝具店、薬局、ありとあらゆるこまごまとしたモノを売る店など、商売女がちらっと寄って、何かを買っていく場所である。商売女を相手にしているので、値段は高めであるのだが、昼間からそういう店に買い物に行くのがかったるいという商売女にとっては、ここに来ると何でも揃うとあって、絶大な人気がある。おれも、つきあっている女と、ほとんど毎晩のようにここで飯を食い、買い物をしたものである。(行くたびに、通りで顔を知っている商売女多数と出くわすから危険極まりなく、最近は顔を出していない)ここに店を構えている借主は、金持ちの愛人となった元商売女も多く、パトロンに最低でも70万バーツくらい出資してもらって店を出している。おれもそのうち何人かに知己があったが、この娘は知らなかった。年齢で言えば、25、6歳。まだ色気はあり、コピー化粧品を売っているだけあって、他のMP嬢よりは化粧もうまかった。まだまだどうして、性的魅力がある女と言えばいいだろうか。彼女、やはりパトロンに出資してもらって店を出したが、男に女ができて捨てられ、一人で店を維持することができなくなり、仕方がないからMPの門を叩いたと言っていた。どうしておれの顔を覚えているかと訊いたら、「あなた、あそこはパトロンが娘を連れて遊びに来るところじゃないわ、娘はみんなパトロンがいても、みんな本物の若い恋人と一緒に来るところ」という。全くその通り。娘はパトロンとナニをして金を貰ってきたら、若い恋人と待ち合わせをして、あそこでゆっくりと自分の時間を過ごすのだ。「だいたい、あの通りで娘に連れられて歩いている外国人なんて、みんなカモ男。あなたはいつも違う娘を連れているから、ちがうみたいだけど」という。まあ、いいや。ということで風呂で身体を洗ってくれながらこんな会話が続いていた。「恋人はいるのか?」と訊いたら、「今は、いない」という。パトロンに金を出してもらっているときは、あたしの金目当てで男が寄ってきた、パトロンに捨てられて、あたしが金に困っても誰も助けてくれず、みんな離れていった。ようやくあたしも分かった。今はこうして自分が食うだけで精一杯。店番をしている若い女の子に払う給料のためにMPで働いているとのこと。毎日はできないから、週三回くらい。それで給料は払えるし、店の賃貸料も賄える。パトロンに恨みはないけど、浮気の相手はMP嬢だったという。気取らない語りにウソは感じられなかった。彼女はおれに「いっぱい恋人いるんでしょ?・・・浮気者ねえ・・・でも、あなたが連れていた女、別の男と一緒にいたり、買い物に来ているところ、見たことある」という。分かってるってさ。だからこちらも一人に絞らないのだ。彼女、愛人の男とどこで知り合ったのか(つまり、本人は以前どこで働いていたのか)言わなかったが、セックスのテクニックにかけては平凡だった。が、ただひとつ、彼女の特出すべき才能は、男の射精を飲み込むことにあった。おれが絶頂に近づいたと思うと、絶妙なタイミングで、「口の中に出したい?」と言う。彼女から身体を離すと、すばやくコンドームを取り去って、口に咥えた。そのまま、おれの精液をごくごくと飲んだ。好きなのかと訊くと、「このくらいしか、チップをもらう才能がないの・・・」という。彼女、まだ時間があったので、バスタブの中でおれの身体を洗いながら、またしてもペニスを口に咥えてきて、「もう一回、出してあげる」という。おれは彼女のなすがまま、二度目も彼女の口の中で果てた。彼女はリステリンで口を濯いで、「あなた、いっぱい、してるでしょ?・・・水っぽかった・・・・」と笑いながら言う。おれはからかうつもりで、店番している若い女の子、連絡つけてよと言ってみた。その店番の娘、若く、可愛らしい感じで、第二のエピソード11の娘になりうるかもしれぬと見込んだからだ。「だめ、あの子、恋人いるのよ。それに、普通の子だし・・・」と断られた。後日、他の娘と買い物に行ったとき、その娘が出している店に行ってみた。他の娘を引き合わせても、野暮なことも言わず、よく買い物に来る常連だというふうに装ってくれた。そこらへん、彼女はちゃんと心得ていて感心したが、その日連れていた娘、別の場所に飯を食いに連れて行ったあと、「あのお店にいた女、知ってる?」という。知らないというと、「店番していた若い子と恋人同士なの」という。なるほど。道理で店番の若い女に連絡をつけてくれと頼んでも断られるはずだ。納得した。どうして知ってるかと思ったら、「あの店の店長、以前は某MPで働いていたっていう話、聞いたことある。愛人がいたらしいけど、本当はレズビアンなんですって」だと。今でもあの女、あそこで店を構えているだろうか。今でも舌なめずりしながら、店番の若い娘のアソコを賞味しているのかな。おれは一人で、エピソード11の娘を懐かしく思い、(キトゥンな、おい)と寂しくなった。 |
某MPでのエピソード13 ある日、某MPで知り合って、何度か相手をしたことがあり、懇意になった娘から電話をもらった。金でもせびられるかなと思い受けた。「久しぶり、元気。まだ遊びに行ってる?今でも女がたくさんいるの?」と遠慮ない。何の用事かと思ったら、実は、知り合いの娘がいて、客を探している、あなたつきあう気はないかという内容だった。つきあうといっても愛人にしろというのではなく、つまり、寝ていくらくれというものだ。MP嬢かと訊くと、ちがうという。面倒くさいから、どこかMPで働かせてやればと提案したが、MPではなかなか働けないという。事情をさらに詳しく聞くと、娘は金が一文もない、部屋を借りる金も、飯を食う金にも困っている、至急金が入用とのことだった。おれは躊躇したが、一度会わないことには何とも言えないから、三人で飯を食おうということにした。約束の時間にかなり遅れて来た娘二人。馴染みの娘は、相変わらず男を騙して金を貢がせているだけあって小奇麗な格好をしていたが、もう一人の娘は、部屋着に近い格好で、化粧もしていなく、年齢は驚くほど若かった。その娘の希望通り、とあるMKスキで食べたくもないタイスキを大量に注文して、じっくり観察した。しゃべる内容、常識のなさ、食事の作法など、ほとんどまだ学校に通っている少女に近く、どうも性欲が沸くというよりも、保護者になってやったほうが似つかわしいと思えるような年齢だった。MP嬢はこれで娘に客を紹介したことでいくら稼ぐのか訊かなかったが、どうも何か裏があるような気がして、その日はそのまま別れた。娘は典型的な東南アジアのロリータといった感じだった。外道の投稿の中でも、よく、ロリ娘などと書いている投稿を目にする。が、普通の人間のペドフィリアに対する認識は甘く、普通の性癖嗜好を持つ男がロリ娘などと言っている娘を本物の小児性愛者が見たら怒り出すと思う。かの有名なナボコフの小説「ロリータ」を読んだことがない奴も多く、ただ単に小柄で痩せていて、胸が小さく、可愛らしい女をそう呼んでいるにすぎない。大いなる勘違いである。正真正銘のロリータ愛好者に言わせれば、男と娘の年の差が30年以上、娘は15歳を超えてはダメ、16歳などはもうすでにロリータとは呼べないというのが本道らしい。ロリータ愛好者の中でも、さらに詳しく分類され、8歳以下の少女のみが性的対象だと言ってはばからない奴、12歳に限るという奴、初めて月経が訪れる前の時期の娘に限るという奴、反対に月経を過ぎて胸が膨らみ始める頃までという奴、様々である。そのMP嬢が紹介してくれた少女とヤルと、おれは完全に犯罪者になるわけで、娘が同意の上であっても、日本でもタイでも逮捕される覚悟が必要である。が、おれの性欲にはそういった理性が入り込む余地はなかった。情欲には勝てない。娘が実際何歳かわからないが、誰も知らなければ、そういう機会を逸することのほうが惜しい気がした。おれは同意した。MP嬢に電話を入れて、彼女のアパートの部屋を借りて、その娘と会うことにした。値段は、MP嬢の店の値札より高かったといっておこう。その若年の娘、もう男を知っているということは珍しくなかったが、その経歴が特異だった。彼女の母親は、未成年で出産を経験したという。まだ40にも届かない年齢。妊娠した相手のタイ人は例外に漏れず浮気者で、すぐに別れることになった。母親はほどなくして白人の恋人ができたそうだが、この白人、タイには住んでいなく、年に何回か母親の方から彼のもとに通うことにしていた。白人の男はこの女に娘がいることは知っているらしいが、母親は金に汚く、男が娘のためにと送金をしても全部自分の懐に入れ、一銭も渡さず、養育も放棄した。母親は白人の恋人がタイに住んでいないことを幸いと若い男に入れあげ娘を追い出して、結局、娘はそこらへんの若いチンピラに手籠めに遭って処女を奪われ、母親から完全に捨てられ、友だちの家に泊まり歩いて毎日を凌ぎ、そうこうするうちにMP嬢と知り合ったらしい。本当だったら何とも哀れな人生だが、娘は小学校すらまともに出ていなかった。学校に通えたのは、最初の四年ちょっとだったそうな。それからは毎日が暇で、男やクスリなど悪いことを知る機会もなく、ただただ飯を食って、母親が若い男とヤッているのを毎日眺めては暮らしていたという。本当は何歳なのかと訊いたら、先月13歳になったばかりという。完全な、正真正銘のロリータである。ロリ娘どころではない。おれは躊躇した。性欲がなくなったわけではないが、怖くなった。娘は、何でもあなたの言う通りにするという。じゃないと、もう本当にお金がない・・・泣きそうな顔をするので、おれは可哀想になった。ナボコフ先生に見習って、おれもロリータを抱いてみおうかと悪魔的に思って同意したが、やはり、できなかった。金をやって、MP嬢に電話を入れていた。「悪いけど、おれはできないな・・・でも、いったんは同意したから金はあげといたよ」と。MP嬢がエージェントに転身したのは、それから間もなくのことだった。この娘は現在、ラチャダーの隠れた名店で時また働いている。店で働くにはリスクが多すぎるからだそうだが、働いていない日はエージェントが擁護している正規で働いている娘に指令を出して、客に直接交渉をして売っているのだとか。あと数年してまともな年齢になったら、あの娘、賞味してみようかと思っている。容姿はかなりの美少女系で、18、19歳あたりになったら、さぞ美形のMP嬢になるだろうと思う。 |
某MPでのエピソード14 タイ演歌“ルークトゥン”の歌手に、フォンという有名な女性歌手がいる。本業の他にドラマやテレビなどには滅多に出演しない。在籍しているレコード会社がマイナーなので、大手のグラミーやRSに在籍する歌手のようにいかないのだ。昨年だったか、彼女初めての大規模コンサートが収録されたDVDで発売されたが、かなりの男性ファンが押しかけ、一般人だけではなく、芸能人にも熱心なファンが多く、熱い視線を送っているのが確認できる。彼女、本来のルークトゥンやモラームを唄わせても素晴らしいが、それ以上に素晴らしいことは、ルークトゥン界の中で最も魅力的な美女として有名で、非西洋顔のタイ的美人として、30歳台以上のタイ人男性に熱烈な支持を持つ。この私も大ファンである。彼女のCDはことごとく持っているし、フォンに似た娘がいたら囲ってもいいとさえ思っている。小柄な体型で、イサーン出身の美女。つい先日まで、月曜と火曜は彼女が久しぶりに連続テレビドラマに出演していたので、MP遊びを控えてまで魅入っていた。懇意にしているMPのコンチアには、“フォン似の女”がいたら、すぐに電話を入れてくれるように指令を出している。なかなか見つからなかったが、この程、念願かなってフォン似の娘を発掘した。某穴場のMPである。この娘は自分がフォンに似ているということを全く意識していないところがまた良かった。知り合ってから三週間も日が経っていない。目下進行中だから外道に投稿するのは控えようと思ったが、このエピソード話の最後を飾るに相応しい。変なニックネームを持つこの娘、体型から顔まで、全く、瓜二つとはこのことかと思うほどフォンに似ている。私は本物の歌手のフォンが、意外と“タルン”な性格だということを知っているが、このMP版フォンは、どこまでも慎ましく、控えめで、初めて抱いたときは大いに感激したものだ。あたかもフォン本人を抱いているような錯覚に囚われた。この娘とは何が何でも発展させる。この娘との情事が過去形になったら、どういう性根の娘だったか投稿する日も来るにちがいない。囲ったら、ニックネームは勿論“フォン”にしようと決めている。こういうのが楽しい。犬を飼うみたいだが。 |
すでに囲っている御仁へ タイ在住で(商売女に限らず)娘と同棲している、週何日かアパートに通っているような御仁に、娘に他に若い男がいる、できたという兆候のあれこれをご紹介しよう。娘が若年で男が年上と仮定しての話である。それぞれの項目に解釈・解説をつけるのは面倒臭いので、(この項目、どうしてかな?)と思ったら、ご自分で考えてください。ちなみに、旅行者には縁がない話だから読まなくて結構。(年に何回かタイに遊びにきて、パトロンもどきをやってる御仁も到底こういう状況にならないから、やっぱり不要であろうか。そういう御仁には、娘に男がいる確率は95%以上だと言っておくだけにしよう) |
●ボヤっとするようになった(心ここにあらず、何かに気をとられている) ●一緒にいて嬉しそうじゃなくなった ●セックスしなくなった ●愛情表現が大げさになった ●携帯の着信音を消すようになった ●携帯を触らせなくなった ●突然、予定が変更になる ●(娘の)一日の予定がわからなくなった ●突然、予定が入って出かける(遊びに行く) ●同じ行動をとらなくなった(いつもはこのくらいの時間に電話をかけてきたはずなのに・・・) ●甘えるときとそうでないときのギャップがある ●予定を訊いても要領を得ない答えしか返ってこない ●何も予定はないはずなのに会えないという ●(口グル合わせのために)友だちと親密な時間が増える ●友だちの(自分に対する)態度が微妙に変わる(妙に親切になる、話かけられたくないようにする) ●髪型・服装・下着・色などの好みが変わる ●受け答えが雑になる ●ウソをつくようになる ●出かけることが多くなる ●つきあいのない友だち(こちらが連絡をとれない)に会ってくると言い出す ●友だちと行動することが増える ●実家で急に金が入用と言い出す ●借金したことを後になって言い出す ●生理前・後に遊びに行くことが集中する ●月末は甘えてくる(セックスの回数も増える) ●金をあげたとたんに遊びに行く ●すぐに大金を使い果たす ●ころころと言うことが変わるようになる ●喧嘩が増える ●今まで口にしなかった悪口を言うようになる ●セックスの時、その気がない ●一緒に寝ていても離れて寝るようになる ●電話での会話が必要最小限になる ●一緒に食事をしなくなる ●一緒に行動しなくなる ●頻繁に疲れているという ●何かのクスリを飲むようになった ●こちらに非があるように話すようになる ●いつもイライラするようになった ●態度が微妙に変わった ●自分の知らない服・アクセサリーを身につけるようになった ●今までの習慣が変わったことを認めない ●何かが盗まれた、なくなったという事件が起きる ●ウソをついたことを認めない ●愛情表現(態度・言葉・仕草)が簡素になる ●喧嘩をしても仲直りの糸口がつかめなくなる ●つじつまが合わないことを認めず、非難する ●金をくれないとセックスさせない、という態度に出る ●セックスすると、痛いというようになる ●優しさがなくなる ●何日も会わなくても寂しいとは言わなくなる ●独りの時間が欲しいと言い出す ●会う時間・回数が減っていく ●金の話をしたときだけ、目が輝く ●時間を制限するようになる ●電話をとらない ●こちらの顔を見なくなる ●話す話題が減る ●悪タレをつくようになる ●ちょっとしたことでヒステリックになる ●グループ(友だち&その恋人&その友だち)で遊びに行く ●電話すると、とる場合&とらない場合がある ●部屋にこちらの知らないものが置いてある ●写真を撮らなくなった ●部屋の模様替えをする ●携帯で撮った写真がごっそり削除されている ●部屋で一緒にいてもこちらに近寄ってこなくなる ●引越ししたいなあと言い出す ●友だちなどが部屋に泊まるようになる ●生活時間が変わる ●体調が思わしくなくなる ●知らないはずのレストランを知っている ●睡眠時間が増減する ●行ったことがないはずの場所にやたら詳しくなる ●こちらの愛情だけを確認したがる ●(今まで欲しがったことなどないのに)あれが欲しいとおねだりするようになる ●口が悪くなる ●恋人同士では当たり前のことを、非常識だというようになる ●部屋に行くと、いつも誰かがいるようになる ●今まで好きだったものを、飽きたというようになる ●突然、何か長期的なことを始めると言い出す ●自分の知らない人物と会うことが増える ●こちらの予定(会えない日)を確認するようになる ●自分に知らない番号から無言電話がかかる ●言動に(どうして?)と思うことが多くなる ●説明のつかない言動が増える ●「あたしって前からこうなの、知らなかったの?」というようになる ●こちらのセックスの能力を見下すようになる ●何でも一緒にやることを面倒くさがる ●暗々裏に「あんたは用済みなのよ」と言いたいのかと感じる |
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since 2009年1月17日 |