現地の彼女を造れ by;POR

プロローグ                
初めての投稿です。タイにはまって3年目。仕事の絡みもあり、6回/年くらいの頻度で訪タイしております。現地滞在中の日本人リーマンA氏(独身)。日本からの出張組であるリーマンB氏(妻はタイ人)を味方に付けあっち.こっちへと出撃中。ただ私、ちゃんとファミリーを持っておりまして、こちらの方も順風満々。非常に高い信頼をファミリーからも頂いております。ですから、訪タイ時にはいつも貴サイトで情報を入手して、ワクワクしながらも、指を銜えながらGOGO程度で済ませており、時々ペイバーをしてディスコへ遊びに行き、じゃあバイバイ!となる程度。そんな超真面目な私なのですが、今回からはちょっと事情が違う。今年の4月からなんと独身生活スタート。子供の将来を考えて(と言う理由)女房と子供をある国へ語学留学させたのです。

これで多少病気になろうが(下の病気ですね)、変な所(タイ)から電話が来ようが怖いもの無し。ファミリーの一時帰国である盆.暮を抑えておけば、外道として多少外れても、高い信頼をガラガラと落っことす危険も無い!!普段真面目な分だけ、爆発する時ほど緻密な作戦を建てるというもの。この計画と経済力は、日本人としてのリーマンであるからこそ出来る業。

と言うわけで、前置きが長くなりましたが、今年のGWに早速訪タイ、この限りある外道生活を如何に過ごすべきか?との緊急会議をA氏.B氏と開催しまして、出てきた結論が現地の彼女を造ると言う訳です。以下、”彼女を造れ”計画に乗っ取り、レポートして行きたいと考えております。どうです?こんな夢を描いている日本人って結構多いんじゃないですかね〜?最初の回が今回、次回は7月初旬、以降7月下旬.9月.10月.11月の合計6回予定!!ちなみに、来年1年間も独身生活が続きますので、状況によっては継続も可能。

単なる金の浪費で終わるのか? 刺し殺されて終わるのか? 家族の崩壊に繋がるか?責任を持って、最後迄レポートして行きます。
  1. 4月27日
  2. "神は我を見捨てず"(2007年7月9日)
  3. "なんでこうなるのか?" (2007年7月25日)
  4. "第一関門突破!" (2007年8月29日)
  5. "恐るべしタイ商売 取り敢えず第二関門突破?"(2007年10月10日)
  6. "娘が大事か、自分が大事か?" (2007年11月18日)
  7. "ラストチャンスの前に" (2007年12月8日)
  8. 最終回 ここはタイ 予定は未定の国 (2008年1月6日)
外道の細道

最終回 ここはタイ 予定は未定の国



10月26日、飛行機が1時間近くの遅れを出して、0時30分にバンコクに到着。今迄も客先からのクレーム等々で訪タイした事は数知れず。しかし、こんなに気が重い訪タイは初めてだ。本音を言えばこのまま逃げ出してしまいたい気分。そんな気持ちを振り払いタクシーに乗って店に向かう。入り口には大抵2.3人の娘が屯している。いつもの如くその中の一人が、タクシーから降りる私に気ずき、”○○”とお気にの娘の名前を繰り返す。すると他の娘が店の中に走って行き、ものの数十秒で、私のお気にが満面の微笑みを持って姿を表す。私もニッコリ微笑んで、手を繋ぎながら中へ。いつも同じ事を繰り返しながら、いつもの如く夜は深ける。

日本から持参したプレゼントには皆が興味津々。それもその筈。ミカン箱くらいの段ボール箱にはノートブックのパソコンが入っている。通訳が居ない時の私達に取っては、会話は苦難の連続である。娘はどちらかというと、あまり外国人には慣れていない。彼女のタイ語も、英語に例えれば、オーストラリア英語に近いのでは?。A氏をもってしてもリスニングが出来ない時が多々あるようだ。そこでパソコンなのである。メールでのやり取りが可能になれば、電話とは違い即答の必要性が無い。タイ語はインターネットで翻訳も可能である。これならコミニュケーションが取れる筈、との苦肉の策だ。

娘は、事ある事に、ダンスの真似をしながら私を見つめる。酒が廻って来た証拠であり、店の中でのプロの顔でもある。店の外では決して見たことの無い小悪魔のような素振り。会話の無い時間がただ過ぎていく中で、手持ちぶたさも手伝い、ただタバコの本数だけが増えていく。陰湿な日本人の親父と、陽気なタイ人の若い娘。周りの彼らは私達をどう見ているのだろうか?

10月27日、娘と2時にパンティップ前で待ち合わせ。A氏達も一緒。娘の誕生日の他にもいざと言う時の為に、A氏とD嬢の分もパソコンを持参。4人でやり取りが可能になればとの配慮からだ。誤解の無いよう、私の会社はパソコンの製造メーカでもある。いわゆる会社で使用したリース切れのパソコンを伝票操作すれば、3台くらいは簡単に、格安で手に入る。ひょんな事から、思いもかけないパソコンを入手出来たD嬢は大喜び。この日は頼まれもしないのに娘と2人だけになる時間を積極的に持って、なにやら密談を繰り返している。

今日は店での誕生日パーティーと言う事で、娘は19時には出勤予定。私もそれに合わせて一緒にと思っていたところ、いきなりA氏とD嬢からSTOPが掛かる。娘がトイレに行っている間に

”9時に単独で店に行くと伝えて、娘を先に行かせろ!”

との指示。最初はなんでだろう?と思ったのだが、D嬢も含め、その余りにも真剣な眼差しに途轍もない悪い予感を感じた私は、A氏の指示に従った。娘は嫌がるだろうな?とも思ったが、意外にあっさりと了承。場所を隣にあるグランドダイアモンドの喫茶室に移し、A氏の通訳を反して聞いたD嬢の報告。それは目の前が暗くなる、と言うよりは、”やっぱりな”と言う感じに聞こえたと思います。

”娘は諦めろ。彼女から見たお前のポジションはNo3だ。娘の本当の誕生日は29日だとの事だ。
 恐らく、29日は平日だから、週末に合わせる為に26日と言ったんだろう。
 ちなみに、No1.2はタイ人で、名前も分かっている。それに、娘はNo1に惚れている事も喋った。
 今日のデートも、時間給にすれば6000Bは貰わないと割りに合わないとか、電話での会話も
 10分喋って、お互いに理解出来るのは1分だけだとか、色々と本音を喋ったようだ。
 D嬢が嘘をつくよう人間で無いことは俺が保証するし、娘が悪い人間だと言う気も毛頭無い。
 ただ、冷静になって考えれば、お前を必要としているのは娘で無くて、店だと言う事だ。
 今日の誕生パーティーには娘が狙っているNo1もきっと来るだろう。
 ひょっとしたら、娘も、店とお前の間に挟まれて、苦労しているのかも知れない。
 No1の前でお前にブチュブチュする訳にもいかんだろうし、ブチュブチュしなきゃお前も満足しない。
 No1とお前がかち合うのは非常にまずい。でも、ママからは連れて来いと厳命されている。
 娘も苦しかったんだよ。それをお前に気がついて欲しいと思ってD嬢にあえて喋ったんだよ。” 

確かに分かる気はします。娘の態度が変わったのが前回の訪問時。その訪問で私は”抱きたい”と名言している。娘の気持ちでは私はNo3、しかし、店の中ではNo1だったんだでしょう。何も無ければ金離れの良い上客親父。多少のサービスは当然でしょう。しかし、恋愛関係を要求されたからにはどちらかに決めないといけない。きっと娘も考えたんだろうと思います。言葉や気持ちが通じ、自分から好きになれるタイ人。言葉が通じず、気持ちも通じず、ただ、ただ金離れだけが良い日本人。最初から勝負にならない事くらい、分かっていた筈。此処に来て、ようやくその事実を受け入れる気持ちになりました。

余りに呆気ない終わり方のような気もします。しかし、終わりに対する残念さよりも、先程までの憂鬱な気持ちが晴れる事に対する喜びの方が勝っているのも事実。適当な奴だと言われてしまえばそれまでですが、正直、然程のショックはありませんでした。終わってみれば、娘の周りでただブンブンと飛び回る蚊のような存在だったのかも知れません。

私の事を案じてか、A氏はD嬢を途中でホッポリ出し、0時頃に件のバービアで再会しました。いい加減な私にも多少のショックがあったのでしょう、半場ヤケクソ気味で2階のGOGOへ出撃。1箇所の店で20分も居ることは無く、A氏は私好みの娘を探し、かたっぱしから電話番号を聞いている。2階が終われば次は1階にと、6軒ほどは廻ったでしょうか?時刻は既にAM2時、閉店の時間。A氏に引き摺られるように、2人でスクンビット通りを歩いてアソーク方面へ。途中の路上屋台にデンと腰を据えたA氏、4枚ある電話番号を私に見せながら

”1枚選んで、今から飯を食おうと誘え!!”

怯む私に電話を差出す。どれがどの娘だかはまるで分からない。まるでロシアンルーレットの気分。なんとなく気分が乗らない私に痺れを切らしたA氏、電話番号の他にE−MAILアドレス迄書いてある紙を選択。ピッ・ポッ・パッと電話番号を押して、その電話を私に差し出す。

電話を取ると既に”アロー”との声が聞こえている。なんじゃかんじゃと喋り、路上屋台で待ち合わせ。新娘は2人の友人を引き連れやって来ました。飯を食っている間にも、強引なA氏は私に代わって新娘と2000Bで交渉してしまいました。結局、私は新娘とタクシーに乗り込み、ホテルへ帰りました。当然やりました。でも、ショックからなのか?疲れからなのか?息子は全く役経たず。仕方がないのでクンニで行かせて(本当に行ったのか?)終了。こちらは放出せず。

28日朝の10時頃、今日の夜も再会を約束し、新娘は帰って行きました。大学生である新娘は、アルバイトでウエイトレスをしており、出勤は金.土曜日のみとの事。性格もよろしく、中々の英語を喋ります(大学で英文科を専攻との事)。片言の日本語も可。お互いにこの3ヶ国語を駆使しながら、コミニュケーションを取って見れば、何の事は無い。それに、外国人に慣れているのでしょう。新娘が喋るタイ語も、非常に聞き取りやすい。この日の夜も、コミニュケーションはほぼ完璧。7時にホテルに来て貰い、翌日の朝6時迄しっかりとお相手頂きました。

29日、6時にホテルを二人で出る。空港に見送りに行くとの事だったが、私はスーツ姿でもありご遠慮を頂く。11月の訪問時にも必ず会おうとの約束を交わして、悲しみ1/4、嬉しさ3/4の気分で帰国の途についたのです。

終わりに

この半年間久しぶりに楽しい思いが出来たと思います。やはり男と言うもの女を落とす事には関しては、気合と根性が入るのを実感出来ました。そうでなければ、北周りでのバンコク訪問など、死んでもやらなかったでしょう。今回、3人の娘が登場しましたが、正直、最後の娘が、今となれば一番のお気に入りです。ロシアンルーレット式に選んだ娘ですが、やはり言葉の壁が薄い事実が大きな要因であると思います。コミニュケーションが取れないと長期に渡る擬似恋愛は難しい事も実感出来ました。正直、日本からタイへ電話を掛ける時も、最初こそワクワクしていたものの、最後の方には苦痛になっていた事も事実です。それに比べ、最後の娘との会話は、何と楽しい事か?当初とは違って、GOGO娘でもさして気にならなくなったのも事実。これからは、今迄とはちょっと違う大人の包容力で新しい娘に接していければと思います。限られた遊び時間、残すところ1年6ヶ月を有意義に過ごすために。最後に、今回色々と助けて頂いたA氏.B氏.C氏.D嬢に御礼を申し上げます。又、主催者である外道殿にも、途中で挫折しそうになった折に、全くアッケラカンとしたアドバイスを頂きました。ありがとうございました。






"ラストチャンスの前に"

外道の細道”を拝見するに至り、”ひょっとしたら自分でも?”と思う気持ちで始めました。皆、結構旨くやっている!と。でも、いずれこうなったと思うのです。早かれ遅かれ、こうなった筈。よく客観的に見てと言う言葉を聞きます。でも本当は客観的な意見などは存在しない。意見を述べること自体、発言する前に”選択”と言う重要な主観が入っているのだから。それを承知の上で、敢えて言わせて頂ければ、”私はビビッテしまった”んです。

冷静になって考えれば、私の求めていたものはチョットした刺激だけだったのかも知れません。ひょっとしたら、会うだけでも、傍に居るだけでも、それが誰でもよかったのかも知れません。娘と会う時、私は幸せを感じていたし、娘に電話をする時、早く会いたいと思っていました。小さくても新しい幸せを感じて、それを持続させる。責任と言う”範中”での新しい幸せ。ちょっとしたバレナイ恋。だけど、会うたびにそれがエスカレートしてしまった。でもよくよく振り返れば、女房を口説く時だって、きっと今と同じ気持ちだったに違いありません。人間、この年になると妙にこの辺の部分で冷めてくる、と言うのは、やはり弁解でしょうか?理性を持ちえるというのは、経験と知識から知恵を造りだし、現況を冷静に分析.対処出来るという事なのでしょう。

恋とは相手がつきもの。妙に冷静になってしまった今の自分には罪悪感が大きく圧し掛かっている。嘘をついている事。途中でも考えた事はあるんです。でも相手はタイ人だ、きっと何も考えていないと自分に言い聞かせていたと思います。一番触れられたくは無い部分を、今回最も信頼している二人に、暗に指摘されてしまいました。お前には引け目がある。娘が心を開く事を恐れていると。それが彼女に見えるんだと。いやいや、実は娘が一枚上手でした、という事だってあると思います。さすが!プロであった、という事だってあると思います。ただ、例えそうであったとしても、今、私は確信を持って”恐れている”と言えるのです。それは、娘に振られる事であると同時に、嘘がばれる事、自分が傷付く事。そして、自分が恥ずかしい思いをする事に対する恐れです。

実は、前回のレポートの中でA氏の言葉を復活させますと

”そうだろうな。お前の事だから、そうなると思ってたよ。まあ、気が付いただけ良かったじゃないか。勢いだけですって言うのもどうかと思うしな?俺だって最初はそうだったんだ。為替のお蔭でタイに来れば金持ちだ!綺麗なホテルに泊まって、ステキなレストランで飯食わせて、プレゼント攻撃で一晩過ごす。どうだ!俺は凄いだろう!ってな。気分良いよ!でもさ、ある時、ハッときずく時があるんだよ。相手はそんな事望んでないんだって。飯は屋台で、やるなら同居人をどかして自分の部屋で、プレゼント買うならロビンソンで。その気持ちのギャップに気が付かないんだよな。気持ちが通じなきゃ、そりゃ金しか無いさ。だから、金の切れ目が縁の切れ目。娘がお前を好きになりゃ、店に来なくていい!って彼女から言うよ。だから、本当に娘に好きになって貰いたければ、お前も努力をしないとな。お前が娘の気持ちを本当に思うなら、彼女は考えてくれると思うよ。今だって、プライベートで外で会ってくれるし、体調が悪い時に、渋滞の中を2時間も掛けて来てくれるし、悪くは思われてないさ。ただ、端から見てるとお前の腰が引けてるし、逃げ道ばっか探しているのが見えるんだよな。彼女も分かってると思うよ。この人は”何か”を隠していると。ちょっとキツイ事言ったけど、お前なら分理解してくれると思うしさ。自分で考えるしかないよ。いつも通り振舞った方がいい。ちゃんと電話もして。ただ、彼女に本気になれないんだったら、10月は来るな。彼女もそれで分かるさ。大丈夫!その後もちゃんとデートしてくれるよ、商売としてね。誕生日に来て欲しいは、”ラストチャンス”だと思うよ。いくら擬似恋愛だとお互い分かってても、その時はだけは本気じゃなきゃな”と言われていたのです。そう言えば、店の前で降ろして、バイバイする時、”次は来週電話するね”と言ったら、”来週?”と聞かれたんですよね。きっと、彼女も私の中途半端な卑しい気持ちを見抜いている筈です。家から電話をする時は必ず”ヒツウチ”設定。会社の携帯を持ち歩いてはおりますが、娘には番号も教えていない。電話はこちらからの一方通行だけ。つまり、家族の一時帰国時対策から出た事なんですね。好きだと言ってる割には、自分の番号を教えない。私でも、?と思いますよね。そういえば、電話は1週間を過ぎた頃から繋がるようになりました。

帰国後の10月初旬、B氏から報告せよ!との指示があり、居酒屋で飲みました。基本的にはA氏と同じだが妻をタイ人に持つB氏、妻の家族共お付き合いを続けているだけに、その意見は説得力に富んでいる。

”タイの女性は疑り深い。だから、お前の行動を良く見ていると思う。
 それにコミニュケーション不足(言葉.訪問頻度)だよな。恐らく、D嬢が聞いた事は事実
 なんじゃないか?彼氏は居たけど、最近分かれたんだろ?要するに彼女も寂しいんだよ。
 そんな時に、お前が登場した訳だ。金持ちイープンだよ。ちょっと年は食ってるけど。
 デートすれば洋服を買ってくれる。日本からプレゼントを持って来てくれる。それに、手を出そうとしない。
 彼女の気持ちの中じゃ、優しいお兄さんってインプットされるわな〜!もしかしたら恋人候補かもって?
 でも不満もある。寂しいと思う時に傍に居てくれない。話をしても通じない。いつも通訳付きのデート。
 不信な所もチラホラ見える。電話番号も教えてないんだろう?どうせ。
 要するに、素人面から見れば嫌いじゃないけど、不満と不信があるんだな。 
 所が、プロとして見ると、店に来れば彼女もお前の盾があるから鼻が高い。金払いも良い。チップも凄い。
 周りの女共に良い顔出来る。タイ人は見栄っ張りだから。
 だから、向こうから正面キスもしてくれる。つまり、周りの連中に、手をだすなと言うアピールなんだよ。
 例えプロだとしても、彼女の気持ちからすれば、それでも大事な人の領域に入っていた訳だ。
 それが、前回いきなり店に行こうとしなくなった。つまり、彼女の中でお前の存在価値が下がったって事だ。
 そこに来て、今度は安パイの筈が誘われたしまった!。ダブルパンチだよな。娘からすれば。
 でも、まあ嫌いじゃないし、この先店でも良い顔をしたい。だから誕生日なんだよ。
 つまり、本気になれないのなら、お金で誠意を示してね、って事だ。
 誕生日のスポンサーになってね。プレゼントも欲しいわ。店で私に良い顔もさせてね。その代りに・・・。
 土台、最初から嘘ついて素人恋愛しようとするからおかしくなるの。”

これは私には理解を超えた事だったのですが、A.B両氏が言うには、タイの場合、家族が居るにも関わらず恋愛に入ってしまうパターンが非常に多いとの事。”外道”でも良く記述が見られる、いわゆる”妾”です。そりゃ、3年も仕事で通ってますから、今更カマトト振る気はありません。でも、まさか?と言う気持ちがあるのも事実なんです。
 A氏もB氏も立派な外道。これは二人とも自覚していると思う。彼らに言えることは、その時は真剣そのもの。決して嘘はつかない。変に見栄を張らない。自分に正直である。だから、あの時、俺はお前に真剣だったんだ!と正直に言えるらしい。でも、今は嫌いになったと正直に言えるらしい。彼らの言葉が胸に響く。お前は冷めている。真剣実が足りない。自分を良く見せようとしている。傷付く覚悟が無い。相手を自分の理想に合わせようとしている。そういう奴に限って確信的な嘘をつく!、と。そうです。少なからず恋愛は私が望んだこと。最初から正直な気持ちで行けば、こんなに苦しむ事は無かった。でも、私には変なプライドがあったのです。GOGOの娘なんかやだ!自分だけの彼女じゃなきゃやだ!それに、俺は日本人だと言うプライドが。思うに、昔のようなプライドすらかなぐり捨てた時のような真剣実、夜も寝られなくなるような熱き思いチャンスを生かそうとする行動力は、娘に対しては・・・確かに今迄無かったよな。

10月9日、散々迷いましたが誕生日の訪タイを決めました。正直に、誠意を持って全てを話します。娘は怒るかもしれません。もう、会いたくないと言うかも知れません。全ては自分で撒いた種。覚悟は出来ました。これで全てがパアになっても後悔はしないと。娘に会いたい!という正直な気持で、自分自身が一歩前進する為に希望を持って、プレゼントを持って10月26日、いつもの便でバンコクへ出発します。

続く







"娘が大事か、自分が大事か?"

前回の記憶無くなり事件を大いに反省し、今回は急激な路線変換を実行。一気に恋人モードに突入し、隙あらば”嵌めてしまおう”と言う事になりました。私としては、店にホイホイ金を払うのなら、その分、娘に直接渡したほうが良いとも思う。まあ、効率を考える日本人リーマンの典型ですね。この路線転換で、娘の気持ちも分かろうと言う物。店への依存度。ママさんの影響度。そして、娘から見る私の立場は如何に?・・・・。

9月13日にシンガポールからバンコクへ移動。ホテルにチェックインせずに店に直行です。A氏とは店で待ち合わせ。娘にはワザと到着日を教えず。少し危機感を与えて、様子を伺う為の小細工です。いわゆる、娘は素人か?プロか?前回通り、A氏が来るまでは入れ替わり立ち代わり女共が群れている。テーブルにはオーダした記憶も無い物がドバーっと並んでいる。完全に舐められてますね・・・・。夜中過ぎにA氏登場!!瞬間、群がっていた女共は、まるで潮が引くようにサーっと居なくなる。最後には、レディースドリンクが無くなった。どうする?とママさん。明日また来るからその時にと。そう、これでは毎回来るたびにレディースドリンクを買っている事になる。

9月14日はあえて店に行かず。A氏の携帯電話に2回程、娘から電話がありました。こちらから電話で、○○○は緊急な仕事で、今日店に行けないと回答して貰い、これまた様子見。

9月15日、オールスターキャストの筈が、B氏はすんなりスッポカシ。C氏は仕事で抜けられずとの事から、仕方が無い!。4人で2時にパラゴン前で待ち合わせ。娘には12時過ぎに電話して。待ち合わせの事を連絡しました。2時ピッタリにはA氏と彼女(D嬢)が到着です。10分程過ぎた所で娘に電話を入れるとなんと未だ家で準備中!結局到着は2時間遅れの4時頃でした。まあ、純粋なタイ人との事で諦めましたけどね〜・・・。予約した店まで、タクシーを飛ばしていると娘に電話が掛かってくる。

”○○○とA氏と一緒に居る。ボニョボニョボニョ・・・・・”

うーん、これは店のママさんからチェックが入っているのか・・・?今日は必ず連れて来い!と。それとも、同室の友人に今日のスケジュールを話しているのか?それに、今日は仕事が休みの筈。夕飯を食べながらショーを見ていると、またまた電話が入る。

”今日は仕事休みじゃないの?””仕事に行かなければいけない””え!、休みってさっき言ってたじゃない””月曜日と火曜日にお店を休んで実家に行かなければならないから、今日は仕事に出なければ
 ならないの”

なんかおかしい。とにかく話の辻褄が合わない。さっきとまるで正反対だ。今回に限らず、外に連れ出した時は、必ず店だ!実家に帰るだ!などと、いかにも、ホテルには行けないの、みたいな言い訳で伏せ戦を張っている感がある。今迄、ホテルに誘った事など一度も無いのに・・・。ちなみに、この娘、携帯電話を片時も離さない。ちょっとトイレに行くから、荷物をお願いね!みたいな時でも、携帯電話だけは必ず持っていく。ただ、A氏が携帯電話を弄くり廻しても文句は言わないんだよな〜。ちなみに、タクシーの中で、A氏がそれとなく聞いていた所、D嬢との会話から娘は生理中の様子。確かに体調も良さそうには見えない。ただ、これもひょっとして・・・。疑いだすと限が無い。よし!サイコロを振って見よう!。A氏も丁度D嬢と話に夢中の様子だし。

”もし、俺がこれからホテルに一緒に行こう!と誘う危険を感じているのなら、心配無い。
 俺は○○を愛してるけど、無理強いはしない。今日は体調も悪いみたいだから、早めに家に帰った
 方が良いんじゃないか?。”

と、話して見たものの通じているのか?娘はお得意のタイスマイルでヘラヘラ笑っている。言い方を変えて再度話してみる。”愛している”を強調!!娘は俯き加減で困った様子から

”来月は私の誕生日。○○○は来てくれる?”

なんか、話をはぐらかされているが、勿論OKと回答しプレゼントは何が良いかを尋ねる。貴方に任せるなどと言っているので、じゃあ、指輪でどうだ?!、う〜ん、と唸って、時計かネックレスが良いとの返事。

ここで、D嬢からいきなり

”所で、11月に皆で旅行に行く計画があるんでしょ?何処に行くの?”

と、話の腰を揉まれまして・・・。一時中断。プーケット?かホアヒン?かパタヤか?3対1でホアヒンに決定!。ちなみに1は娘でしたが、ホアヒンにも行った事が無いのでOK。娘と話の続きをしようとすると、A氏からタバコを吸いに行くお誘い・・・。

”今、D嬢が娘に色々と聞いてるから、少し長めに吸おうや”

この人、本当、知能犯な外道ですね。

22時過ぎ。再度娘の携帯電話が鳴る。”お店に来いとの指示”だったらしくタイムリミット。”店には行かない”との私の発言に、娘は”マイ・ペン・ライ”と笑って応えました。

帰り際、家に帰るのか?店に行くのか?どうやら本当に店に出勤するようです。結局この日は何もせずに、娘を店に送り、分かれたのでした。タクシーから降りた娘は何か寂しそうに店に消えて行きました。その後姿を見ていると、なんか、娘を試している私も良心の呵責を覚えてしまいました。そんな事情など露知らず、D嬢は、私の事を一生懸命娘を恋人にしたいと思い、頑張っていると言う眼で見ております。D嬢を家まで送る途中、彼女から

”娘は、私の事をどうして良いのか分からない、と言っていた。会えても月に2〜3日。それに
 言葉も思うように通じないと。ボーイフレンドは、今は居ないみたい。
 ○○○さんは優しいお兄さん、って見ているみたい。(これって、日本ならお断りのサインですね)
 だから、○○○さん、チャンスだと思う。ちゃんと誕生日に来て上げて、一緒にお祝いをすれば
 彼女も決心する筈。”

とにかくチャンス!を繰り返すD嬢を送り届けた後、A氏と二人でいつものビリヤード場に。

”確かに商売気は無いよな、とA氏。あの状況で”マイ・ペン・ライ”は無いだろう?プロなら。
 単に天然が入っている素人タイ人って感じだよな。店のママさんに操られていると思うほうが
 順当な気がする。でも、店への依存度が高いのも事実だよな〜。
 ところで、お前の気持ちは決まったのかよ?” ”正直、迷ってる。騙している事に、後ろめたさも感じてるし・・・・。””そうだろうな。お前の事だから、そうなると思ってたよ。まあ、気が付いただけ
 良かったじゃないか。勢いだけですって言うのもどうかと思うしな?”
 ただ、向こうが一枚上手でしたなんて事もあるかも。” ”・・・・・・。””いずれにしろ、今回取った行動で(店に近寄らなくなる事.愛してると言った事)ある程度、判断
 出来るんじゃないか?後は、今後娘に変化が見られるかどうか?だよな〜。
 店に軍配を上げるか?お前に軍配を上げるか?ただ、D嬢が言ってた事も当たってるよな〜。
 遠くの花より、近くの花。これって万国共通だし、言葉の壁は厚いしな。やっぱ、先行き
 不安定なイープンよりも、確実性のある店を取るのも分かる気はするな。
 優しいお兄さんか!旨いこと言うよな!まあ、旅行の約束は相手が相手だけに、当てにはならないな。
 ただ、”誕生日に来て”は、やっぱ少し意味があるんじゃない?。男なら、そう思いたいよな!”

かなり悩んでおります。もし、娘が恋人になってくれるのであれば、それはそれで嬉しい。私はこの娘に本気で惚れたみたいです。でも人生の経験から、それを抑える理性も持っている。それは、あの娘の寂しそうな後姿を思い出すと、胸が締め付けられそうになる事を思えば、自分でも分かろうと言う物。ホレた女を目の間にして、このまま突っ走るのか?それとも優しいお兄さんを演じながら、傍に留まる事を願うのか?(弱っちいよな〜!!分かっております、ハイ)

9月16日。チャンスがあれば?と決定を下したものの、あっさり放棄。この日もA氏と話し合い。決論などは出る筈もありません。私が決められないのだから。自分で撒いた種。せめてもの救いは未だ強要はしていない事。今ならどちらにも転べる。相手を想う振りをしながら、実は無意識に自分のポジションを調整している自分に嫌気が差す。この日、A氏は私と会う前にD嬢に電話を掛け、色々と聞いてくれていました。D嬢曰く

”多分素人だと思う。結構真面目に考えていた見たい。プロなら金払いが良い○○○さんを離さ
 ないんじゃないかな?それに、愛してると言われた後に、誕生日に来て欲しいとお願いするのは
 やっぱり、何かの決断にするつもりなんじゃないの?。プロなら、そんな面倒な事しないでしょ?
 お店の事は分からないけど、好きにならなきゃ私も店を取るかも?。だって学費や、家族への
 仕送りをしなきゃならないなら、尚更だよね。後は○○○さん次第かも?”

とのご意見でした。ただ、私はどちらかと言うと、古い日本人の考え方で行動している。相手はタイ人。このギャップが果たしてどれくらいのものなのか?先方は、実は、何も考えていませんでしたなんて事もあり得る。ちなみに、日本に帰国後電話を掛けているものの、全く通じない状況が続いております。”さようなら”のサインなのか?”たまたま”なのか?”ワザと”なのか?本来、10月は渡航の予定が無い。果たして行くべきか?否か?

続く。





"恐るべしタイ商売 取り敢えず第二関門突破?"



いや〜忙しい。と言うか殺人的なスケジュールです。本来であれば、8月は”パス”の筈。しかしながら、日本に戻って何度か娘と電話をしている内に、やはり行きたい!!と言う訳で、再度スケジュールをインサート!しかし、本当に無理やりインサートしたので仕事の都合から、地球を完全に一周してバンコクに辿り着くスケジュール。正直、航空券を発券した時には目の前が暗くなりましたが、でも、しょうがないんだよ!と無理やりに自分自身を説得したのであります。もはや最初の娘の影は、宇宙の彼方に飛んで行き欠片も無し。本当、男っていい加減ですね。

バンコク到着が24日の夕方6時。店には余裕で到着だぜ!!と思ったいたのが大きな間違い!なんとロストバッゲージを見事に食らい、手続き等、なんだかんだで結局、店に到着したのが夜中の0時頃。娘に約束したプレゼント、キティちゃんの特大縫いぐるみをも、税関で見事にとっ捕まったあげくこのお土産は誰に上げるんだ〜?女か〜?みたいな尋問付き。この日は店に入店せずに娘を呼んで貰い、プレゼントを渡した後に、翌日のスケジュール決めで終わらせました。

翌日はA氏とプラトーナムで待ち合わせ。なんとA氏、彼女をつれての登場!!なんでも、私の娘の友達はちっとも当てにならないとの事から、自前で調達との事。準備万端整い、マッサージで仕事の疲れを癒し、さあ、娘に電話だ!!たまにはシーフードでも、という事で、戦勝記念塔の近くにあるレストランで待ち合わせ。ちなみに抜かりないA氏は、自前調達の彼女に、私の娘の素行調査をそれとなく指示している様子。さすが百戦錬磨の外道!ただただ脱帽です。

プリプリのエビちゃんをしっかり食べた後、何気なくA氏が

”ところで、今回のホテルもいつもの○○○マンションか?”

実は、仕事で来たときには当然、会社の金ですから、ナナ近くの高級ホテル、○○○○オットに宿泊。本来であれば、週末に日本へ帰国の筈が、2日程個人的都合で滞在を伸ばしている為、この2日間は当然自腹。そこで、前出の○○○マンションにいつも移動していたのです。所が今回は、余りに物凄いスケジュールと、盆休み無し攻撃に会社側も可愛そうと思ったらしく週末はバンコクで短い休暇を楽しめ、との事で・・・、はい、○○○○オットに滞在です。

”いや、今回は通しで○○○○オットに泊まりですよ”

その言葉に、まるでタイガーが獲物を捕らえたようにキラリと目を光らせたA氏は、食っている口の中の固形物など一切お構い無しに、私に向かって

”今夜やれ!!”

と、これ以上ストレートな表現が他にあるか?、とも思える言葉で私に決断を迫るのでした。幸い女共は日本語を理解していないので・・・。いや、でも今回は今日の4人のデート後に、明日は2人でデートをして、やるのは次回なんですけど?

”そんな事は関係ない!、今夜がチャンスだ!。考えても見ろ、あの店でお前がそれなりに待遇が
 良いのは、金持ちと思われているからだ。当然、彼女もそう思っている。
 今回だって、プレゼントを持ってきたし、明日は洋服でも買ってやるつもりなんだろ?
 そんなウキウキの彼女がだ、最初に連れて行かれたホテルが○○○マンションだったら・・・”

なるほど・・・。確かに筋は通っている。あの○○○マンション、売春婦はウロウロ、不良イープンもゴロゴロ、ついでにゴキちゃんまでチョロチョロしている。でも、金持ちだから身を委ねると言うのは、最初の計画から反するんですけど。

”馬鹿だな!タイの恋愛は経済力から始まるんだよ。貧乏人には貧乏人の相手、中流には中流の相手。
 金持ちには、金持ちの相手なんだ!。だから、お水系の彼女らはコン・ファランやコン・イープン
 を虜にして、人生の一発大逆転計画を狙っているんだよ。でも、近頃のコン・イープンは
 爺かハゲばっかしだし、若い奴は金を使わないケチな奴らだと思われている。
 言わば、お前は爺でも無い、ハゲでも無い、しかも金持ちだ!気前が良い!と思われている。
 タイの女からすると理想のコン・イープンだ!
 それとも何?君、自信ないの?”
 
・・・・・・・。受けて立ちましょう!!しかしこの人、もう少し表現方法がなんとかならないんでしょうかね?

しからば、今日は急遽予定を変更!デートした後、店に出撃、即ペイバー、そしてホテルへ直行!!と決めました。A氏も私の決断にさぞ満足の様子。本当は躊躇する気持ちも勿論あったのですが、ここはA氏の経験を活かしてみよう、と思ったのです。なんてたってスタイル抜群の娘。しかも、日本のレースクイーンのような体系でありながら性格はいたって温和。もう想像するだけでガルルルルのブルドック状態!!A氏と彼女は別コースにてデートをするとの事で、一旦別れた我々は2人で店に出撃致しました!!

所が、店に着いてテーブルに座ると、いきなり娘とママさんを含む4〜5の女共が着席。大きな紙袋を持っておりまして、中には、なんとコスチュームが一杯!!娘曰く

”お気に入りの服に着替えるからどれが良い?”

中を見るとチャイナドレスに超〜短いショートパンツにetc・・・・・。感謝、感激、雨あられ、チャイナドレスを指定して、早速着替えに行って頂きました。その間は、件の娘共が相手をしてくれたのですが、なんか知らんが、いきなりテキーラグラスでの一気飲み大会に・・・。娘が戻って来た時には結構なベタ酔い状態。更には娘も参加してのジャンケン一気飲み大会に変身!!。ガンガンとグラスを交わしていくうちに、私の娘も”マオ・レオ”状態。チャイナドレスで空ろな目をしながら、ブチュー!と正面キスをされた時には、もう何でも掛かって来い!!と言う状態に。途中でレディースドリンクが無くなったとの事で、10000Bを追加!男1人に女4人の一気飲み大会がひたすら続く。23時頃にA氏が登場した時には、完全なドロ酔い状態だったらしく、すみません。この後はほとんど記憶が無いのです。これには、私の娘も流石に心配になったらしく、A氏を急き立てて退店を迫ったらしい。退店時にもシッカリと娘と抱き合い、ブチュブチュやった後、外に出てからは、近くの倒木に一人でブチュブチュしながら、ひたすらゲロを吐きまくっていたとの事。ちなみに、店からホテルに着くまでに2時間近くを要したそうです。

翌日は完全な二日酔い状態。起床したのが夕方の6時。この日はとても店に行くなどと言う気にはなれずに夜からA氏と待ち合わせ。娘に電話をした所、今日は実家に帰っているので、店には出勤しない予定との事。丁度良かった!と思い、スクンビット裏の串焼き屋で湯豆腐をつつきながら昨日の報告を聞いたと言う次第です。

”まあ、ブチュブチュに進展したのは良しとしても、ちょっと金を使い過ぎてるな。それに、あそこのママさん
 最初は味方と思ってたが、俺が店に行くことを警戒してるわ。お前、かなりの鴨だと思われてるぞ、
 あそこ迄酔ってれば仕方が無いのかもしれないが、お前、ママさんや娘に1000Bのチップを渡してたぞ”

との発言。どうりで財布が薄くなっている訳だ〜!

”いずれにしろ、次回から単独で店に行くのは厳禁だ。俺かB氏.C氏のエスコートが必ず必要だな。
 お前の娘は未だ若いし学生だから、ママさんからお前を守る術を知らないんだろう。
 このまま行くと、幾ら踏んだくられる分からんぞ”

A氏は店に対して完全な警戒体制を敷いており、再度作戦を変更する必要があるとの事。まあ、A氏の彼女が素行調査をした所、私の娘は特に問題はないらしく、次回からは店に行かずに娘に会う方法を検討しようとの事になりました。その為には、もっと娘の気を引く必要がある。それでも、取り敢えず第二関門を突破した事は大いに前進と励まして頂きました。次回の訪問時にはA.B.C全員が揃い完璧なチーム体制で望める状態。計画通り、次回で”決める”ならず、”嵌める”を合言葉に、迎え酒の乾杯音が響くのでした。

蛇足ですが、この後にソイカにショートタイムで出撃。バカラ.シャークと梯子しましたが、バカラ、随分と質が落ちたような気がします。今年の初め頃は、大抵2〜3人のストライクゾーンが居たのですが、今回は1人も居ない状態。時間的には9時頃ですから、未だペイバーも始まったばかりの時間帯。ドリンクの値段も高いし、タイの日常通り、ちょっと調子に乗り過ぎている気がします。シャークは相変わらずにお猿さん系。こちらは逢えてコメント無しです。

続く。





"第一関門突破!"



日本に戻った日、入れ違いにB氏が訪タイだったものですから、成田で待ち合わせ。
訪問の報告と今後の大まかな計画を建てました。
ちなみに、A氏とB氏は仕事の関係でもなんでもないのですが、同じ外道を目指す仲間として
何時の間にやら仲良くなったと言うもの。私は、A氏の紹介でB氏と知り合った関係。

ここで、一応私達が建てた大まかなスケジュールをお披露目致します。
正直、読んで頂いている外道諸君からすると、ちっとも濡れ場が無い事に憤慨されている
のではないか?との懸念もありまして・・・。

1.前回のドタバタで、計画が大幅に狂ったのですが、なんとか候補の娘を再発掘
2.今回の2回目訪問時に、最初のデートに辿り着く
3.3回目訪問時(新たに計画インサート予定)から、通訳のA氏抜きで2人でデート
4.4月目訪問時に最初の濡れ場へ突入
5.5回目訪問時で、更に親密に・・・
6.6回目訪問時で、サメット島へ泊まりでデート

と言う具合になる予定。
なんと、最初の濡れ場へ突入する為に、1人の娘に4ヶ月と4回の訪問を計画している訳です。
なんてたって金で買うのはよろしくない!との誓いもありまして・・・・・。
しかしながら、今日日の日本の女でも此処までの期間は普通掛からんわな〜。
それに、飛行機代やその他の諸経費を含めると、なんと単純なる1発目のコストが日本円で40万円。
タイ通貨で約10万バーツ!!最初の逃げて行ってしまった娘の分も合わせると、なんと15万バーツ!
タイトルを”1発15万バーツの女”に変更しようかしら?

7月7日、深夜にバンコクに到着。なんとこの日は飛行機が3時間も遅れた事から
到着と同時に店へダッシュ!!、の筈だったのに、それも適わず。
素直にホテルへ直行したのであります。
仕方が無く、7日の昼前に娘に電話をしようとすれば、不運は続くものなのか?
電話番号を書いたママさんの名刺が無い!!
あれこれと、荷物を引っくリ返して探すものの、何処にも無い!!これじゃ電話が出来ない!!
結局、この日のスタートは夕方の4時頃。

”電話番号の名刺を忘れるような初歩的なミスをしやがって!!”

とのA氏の怒りを皮ギリに始まったのでした。ちなみに名刺はパスポートの間から発見!
とにもかくにも早めのスタートを切って、娘にツバを付けないと・・・。
9時頃には出撃しまして、いつもの如く、ママさんを見つけ、娘を依頼。
この日は、私の拙いタイ語を駆使して、明日のデートの約束を取り付ける。娘の友達も
連れて来いとの指示を出しまして、A氏を含めた4人でデートと、青春時代に戻ったような、新鮮な
デートを楽しむつもり。

8日の夕方4時にラチャダーのロビンソンで待ち合わせ。
一応、タイの礼儀としまして、4時10分に電話をした所

ああ無情!!俺はジャンバル・ジャンの再来か?

何やら、電源が入っておりません、みたいなメッセージが流れている。
なんでこうなるのか?まさか、こいつも駄目なのか?
A氏の”本当にお前のタイ語で、会話が成立したのか〜?”みたいな視線を無視しつつ
リダイタルを果たすが、何も変わらない。

固まったまま、回りの重力を更に重くしている私を尻目にA氏曰く

”君ね〜!タイではこんな事常識だよ〜!、大体最初の約束で本当に来ると思ってたの?
 お水系のお姉さまが!
 昨日の夜は飲みすぎたから、今日は止め〜た!が当ったり前でしょー!この国の人間は!” 

ちょっと貸して見ろ!との事で、A氏が再度ダイヤル!
A氏の目が真ん丸くなって、サワディカップ!と喋っているじゃないですか!
娘は4時20分頃に到着。先ずは第一関門突破!と言いたい所なのですが、友達の姿が欠片も無い。
そう、一人でご到着なのでした。
一揆即発の雰囲気を醸し出しながらも、私の為に必死に堪えてくれているA氏。
しかしながら、完全に目が行っちゃってまして、俺の貴重な時間が!!と心で叫んでいるのがモロに分かる。
いや、別に私としてはA氏のストライクゾーンを格段に拡大させる巨乳チャン&背が高い彼女を期待
していた訳では無いんです。取り敢えず頭数が揃えばと・・・・。

”今回のデート費用は全てお前持ちだ!分かってんだろうな!”

A氏の、暗黙の目視発言を了解しつつ、ご飯を食べよう!!と、MKレストランへ。
しかしながら、此処で驚愕の事実が発覚!
以前は確かにイサーンのコーンケーン出身と言ってたのに、改めて聞いた所、バンコク近郊の出身で
なんと大学生との事。家から此処まで2時間の道のりを掛けて来たそうです。
なんとなく言われて見れば、鍋に食べ物を入れる仕草一つ取っても、皿を傾けてドバババーと入れる
のでは無く、一つ一つを箸でキチット入れている。何となく品格がありますね〜!!
憧れの女子大生をGETか?!ムフムフムフ!
しかも、A氏がトイレに行っている間、なんと娘からお誘いのような発言が!
確かにロンレームとかノオーンとか言っている!
必死にタイ語のボキャブラリイが頭を駆け巡る、しか〜し、出てくるセンテンスは外道で勉強した

”ポム・アオ・ソン・カン”とか
”ポム・ヤーク・パイ・カンナーイ”

こんなんばっかで、アタフタしている内にA氏がカムバック、会話はそこで終了となりました。
まさか、A氏にここまでの通訳を依頼する訳にも行かず、又、娘もA氏にそんな事を喋る訳が無い。
早くタイ語を習得せねば!と心に誓うのと同時に、外道サイトで是非、コミニュケーションの項目特集
をやって貰えませんかね?

食事の後はロビンソン内でショッピング。やはり女の買物は全世界共通ですね!
とにかく時間が掛かる。あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。その内に全然関係無い物まで物色する
始末。だが、此処はじっと我慢の子でありました。A氏もA氏で、下着売り場を丹念に観察している始末。
その内に、なんかちょっと違う事実に一抹の不安が!!
そうなんです!!この娘、完全なるブリッコ系!ヒラヒラ系!メイド系!でした。
なんせ選ぶ服が、完全なる超ーヒラヒラのフリル付。しかも、腰の所にリボンが付いている物ばっかり
物色している。
二人でバンコク市内を歩いているシーンを思い浮かべるだけで冷や汗もの。
まあ、ここはA氏の力強いと言うか、ほとんど強引とも言える力技で、多少のヒラヒラ系ワンピースと
私の好みに合わせて頂きまして、下はショートパンツを選択。
ついでに靴と、着ぐるみを着ている縫いぐるみ迄オマケに付けて、ショッピング終了!!
店が始まる迄、近所のレストランでビールを飲みつつ、早速娘に着替えてもらい

ウ〜ン、ヒラヒラ以外はモロに私好み〜!

に変身して頂きました。
21時過ぎに店に入り、ダラダラと飲み出す。多少の会話が可能になった事から、以前よりも新密度が
UPした事は実感出来ます。やっぱり、コミニュケーションは最初の第一歩なんですね!
という事を実感した今日でありました。

9日はA氏は仕事、娘は学校(多分)、私も仕事との事で、この日の夜は店に出撃する事無く
A氏と共にソイカを巡回。取り敢えずの第一関門突破に緊張が少し緩んだ事と
店に行っても娘が休みなのは分かっているので・・・。A氏は娘に電話をして、夕飯でも食べたらどうか?
と提案していましたが、なんとなくなんですが、普段巡回していた店にも顔を出したくなったのです。
折角バンコクに来て、1件のお店だけを往復している日々にちょっとつまらなくなった感がして。
ひょっとしたら、これが外道への第一歩なのか?
なんて思ったりして・・・。

最終日10日の夜は単独で店へ出撃!
なんと、あの偉大なる師匠、A氏の通訳無しで初めての単独デビューです。
所が、最後迄落ちが付くんですね〜!肝心の娘が居らん!!ついでにママさんも居らん!!
仕方が無いので、前回A氏が嫌々ながらも横に座らせていた子を選択。娘は22時過ぎの出勤との事
なので、それまではこの子で時間潰しを図る。
その内にママさんも出勤。最後に娘がやって来る。所が、最初に選択した子は何処にも行かず
ついでにその子の姉などと称する子まで、ソファーに座っている始末。
もう一つ、ママさんまで座ってまして、私1人に対して、女が4人。
しかも、この全員がドリンクを飲んでいる。
恐るべきタイ!!普段はA氏が居たので控えめだったらしく、この時とばかりに、入れ替わり
立ち代わり、女が来てはドリンクを強請って行く。しかも私の娘が

”お願い〜!!”

とばかりに甘えて来る物ですから、鼻の下がビローン!と伸び切っている私としては、ついウンウン!
などと許可してしまう。やはり、次回からもA氏若しくはB氏の補助は必要であると実感!!
最後に次回の訪問時には、昼間からデートをしよう!!との約束を果たし、ついでに新たに10000B
もするドリンク代を再度買わされ、店を出ました。

最後に一句

”外道者、タイ語覚えて、一人立ち”

続く。





"なんでこうなるのか?"


20日、夕方にバンコクに到着。この日は到着と同時に現地で仕事になるので出迎えは免除。どうせ仕事が終了した後にバンコクへ戻っても、深夜だし・・・。

21日は夜からA.B両氏と食事会。今後の作戦を検討!。なんでも敵方にスパイを放っているから、今日のスタートはPM11時頃からとの事。なんでそんな遅くから?と思いきや

”黙って俺達のいう事を聞け!”

名付けて、スパイ大作戦!。A氏の友人である現地タイ人のC氏が、最初に店に侵入して私の娘を指名する。その後に我々が店に突入し、娘を両天秤状態に。それを良いことに、C氏が”あの日本人はなんなの〜?”見たいな感じで感触を探るという、素晴らしい作戦。

馴染みのバービアでビリヤードなぞをやりながらタイ語の勉強に励む。この店には日本語使いのお姉さん(おばさん?)が居りまして、発音を中心に色々と教えて貰ってます。と、その時、A氏の携帯に着信が・・・。A氏の顔色が見る見る内に驚愕に変わって行きまして

”おい!大変だ!緊急事態だ!!”

タクシーの運ちゃんに”レオ,レオ”を連発し、電光石火の如く店に到着!何が緊急なのかをタクシーの中で知った私も、車が止まる前に、金も払わず外に飛び出す!入り口でC氏と話し込んでいるママさんを見つけた我々は、襲い掛かるように・・・!!。

”ゴメンナサイ○○○は店を止めてしまったの”

”な!なに〜!!”

しばし呆然と立ち尽くし、俺って、なんて運の悪い奴なんだろうか?と自問自答。ついでに、やっぱり早くやっときゃ良かった〜!と後悔の念も胸を走る。B氏の携帯を借りて、早速娘に電話をするものの、全く繋がらず。その後、ママさんを含めた友人のコヨーテ娘達に事情聴取をしたところ、なんでも私の娘は店を含めた友人達に借金を重ねており、ついでにシーフードレストランやキャバレーに連日出撃!散金に散金を重ねた結果、店を止めたと言うよりは、止めさせられたような状況との事。

”だから最初に止めたのよ”

とママさん。

”がちょーん!!なんてこった!!”

とにかく、ミーティングだ!!という事で、C氏を含む4人で再度テーブルに着き、早速に緊急ミーティングを開催しました(何故かママさんもソファーに座る)

”とにかく、この際一番に決めなければならない事は、娘を追いかけるか?他の娘を探すか?だな
 此処は主人公である、お前が決めろ!。ただ、電話が繋がらない状態で、1人の人間を探すのが
 どんなに大変な事か?そこの所を良く考えて決めて欲しい”

とA氏の発言を皮切りに

”うん、大変だ!しかも浪費癖があるし、お前のようなタイプだと、あのジャジャ馬の事だ
 落馬してクビの骨でも折られるかもしれんぞ?”

と、B氏も続くのでした。要するに、この2人は面倒くさいんですね。ちなみにヒョコット横に座っているママさんにもタイ語で通訳して貰って意見を求めた所

”ウンウン、止めた方が良い。家の店にはもっと可愛くて、性格の良い娘がいるから
 他の女にしなさい。それによかったら私でも良いわよ〜?”

などと嘘ぶく。いや〜!なんと言う展開!まさかこんな事になろうとは?まだ、たったの3回目なんですけど・・・。しかし、私としてはやはり諦めきれぬ!!此処はママさんを筆頭に、店内の女共から情報を収集して、再度追いかけてみたい!と発言した所全員が大きな溜息と共に、じゃ、一人でやれば〜、みたいな感じで沈黙の一途。

”とにかく、今日は違う娘を付けてあげるから”

との事で、何と10人くらいの集団を連れて来た中から1人を選びなさい。友人達も、そうだ!そうだ!とかなんとか言いながら、結局は1対1の人数比率で、今宵も楽しくとばかりに夜は深けて行くのでした。私も私で、今回選んだ娘Bも結構気に入ってしまいまして、ついでに性格も娘Aより遥かに温和。やっぱりこう言う娘の方が良いかな?などと考えてしまう始末なのでした。

22日は仕事一筋に邁進。暇さえあれば娘Aの携帯電話番号を回すのだが、一向に繋がらない。正直、これは駄目かな?

23日、この日も電話は一向に繋がらず。呼び出し音もならない状態です。B氏は今日、日本に帰国するので、この日はA.C氏と昼頃から待ち合わせ。結局、出て来た結論は今日1日、再度色々な店に出撃して、良い娘が見つからなかったら、前回の娘Bに決定しよう!!との事で合意となりました。C氏がタイ人という事と、私の目的を兼ね合わせ店を絞り込んでいく。最初の店がチャオプラヤーと言うソープランド、じゃなくて、そのソープの横にあるカフェです。なんでもイサーンから出て来た歌手志望の娘が、金持ちのパトロンを探す場所だとか・・・?何で、こんな場末のような店に?と思いきや、C氏の言い訳がこれまた凄い。

”カフェは現地の金持ちタイ人が通う店だ!基本的にはタイ人以外は余り来ない。だから、選ばれる
 女も身を持って相手に尽くす。そうしないと歌手は食えないんだ。給料無しだから。
 お前が日本に帰っている間の2ヶ月間で、50人の男とヤリまくっているGOGO女よりは
 こう言う店の女の方が良い。此処の女なら2ヶ月で多くても5人だ。”

う〜む・・・、訳の分からん発言だが、確かに一理ある。この日はこう言うような店を梯子。5件目のキャサリンとか言う店を最後に、出した結論!!

次なるターゲットは前出の娘Bと相成りました。

しかしこの手の店、凄いシステムですね!中には1000Bもの金が付いている花輪をぶら下げて貰う奴が居るかと思いきや、全く0の奴も・・。完全な実力主義!・・・。

24日、PM10時。タクシーを飛ばして娘Bの店に出撃!!ママさんにも事情を話し、娘Bにした事を伝える。早速にも呼んで頂きまして次回の訪問スケジュールを伝達。そんで持って、A氏を含む4人(2対2)で、食事とショッピングに行こう!!と相成りました。此処のママさん、非常に気を使ってくれまして、娘Bに電話番号を教えて上げなさい!みたいな感じで、ママさんの名刺の裏に、娘Bの電話番号を書いてくれまして

”何かあったら私に電話しなさい”

みたいな感じで、非常に協力的なのでした。娘B(面倒なので次からはただ娘と記します)も、明日空港迄見送り行く、などと発言してくれましてこれは結構良い感じかな?イサーン出身の22歳ですが、ちょっと見はイサーン出身に見えない顔をしてます。

しかしながら、自分で言うのもなんですが、私も結構適当と言うか、なんと言うか・・・。こんなんで、当初の目的である”現地の彼女”を本当に造れるのか?

続く







"神は我を見捨てず"



本当は7月に第2回目を遂行予定だったのですが、日本の居酒屋でB氏と検討したあげく
やはり最初は根詰めて通う方がよろしい。との事で、急遽予定変更!。
普段仕事で通っている分、マイルはバッチリ!ですので、5月に2回目をインサートしました。

24日の夕方、JAL便でいざバンコクへ!!
到着後ロビーに出て、そうそう、予約だけでもと思い、タクシーに乗る前に店のママさん宛TELを入れて
○○○をよろしく!。しかしながら、ママさんは基本的に英語が駄目。
こちらも、寒いくらいのタイ語能力しか持ち合わせていないので、娘の名前と”コン・イープン”を強調!
きっと通じた筈、と、神に祈る気持ちで店に到着したのだが、やっぱり全然通じていませんでした。
ママさん、こちらの顔は覚えていたらしく(確かに金払いよかったもんな〜)タイスマイルでウエルカム!
ちゃんと指名の娘も覚えておりまして・・・。
丁度ダンスタイムだったようで、私のお気にも踊っておりました。しかし、この店
結構なパフォーマンスもありまして、踊り子のお尻の下でガスバーナらしき、火を炊いている始末。
さぞかし熱いんじゃないですかね?お尻が・・・。
そんなこんな内に娘が来て、ワイもせずに私の横にドカっと座りました(相変わらず態度がでかい!)
しかも、たったの1時間でドリンクを12杯も飲みやがった!!やっぱアル中だ!こいつ。
ちなみにこの店、レディースドリンクを10杯奢ると持ち出し可との条約がありまして、早速二人で外出。
少しでも印象を良くしようと、向かったのはシーロムにあるタワー!。
此処でバンコクの夜景を見ながら食事をして、その後バーで酒でも飲んでとムフムフムフ!
妄想と股間は膨らむ一方!!

しか〜し、到着してエレベータに乗ろうと思いきや、なんとホテルのスタッフからクレーム!!
娘のミニスカートが問題らしい。10分間に渡る激戦の上、要約OKとなる。上に上ると今度は靴が問題だと?!
娘はかかとが無い、サンダルみたいな感じの物を履いている。再度に渡り乱戦を繰り返すが、ポリシーだから
駄目の一点張り。結局諦めました。1年ぐらい前は、テナントも余り入らず、サンダルでもOKだったのに・・・。
タイは少しばかり流行ると、すぐこれだからな〜。

あ〜あと思いきや、娘は責任を感じているのか?悔しいのか?、普段の強気とは
打って変わってショボンとしているし、腹は減ってくるし、場を盛り上げるだけの語学力も無いし・・・。
ウ〜ム、どうしましょう。

”ダーリンのホテルに行って、ご飯を食べよう”

と、いきなりの娘の言葉に、これは深〜い意味があるのか?
ウヒョー!と思いきや、なにやら冷静な脳裏には、まだ早すぎる!
などと、妙な律儀感が沸き立つ!

”俺はお前を大事にしたい。金を払ってのSEXは嫌だし、早すぎる。”

と言うものの、娘からの返答は

”フォーサウザンド・バー”

全く意味が通じていない!。こいつ本当に英語を理解してんのか?それに、何がフォーサウザンドだ!!
メチャメチャ高いやんけ!。
ここで、リーサルウエポン、”地球の歩き方 タイ語/英語会話集”を使って、意思を伝えるべく!
会話例や単語を探すが、そんな意味の文章は何処にも見つからず。だいたい”彼女”なんて単語を見せても
自分を指差す始末。ホテルの配車係り共は、ニヤニヤしながらこちらを鑑賞中。
恥ずかしいのも手伝いまして、焦りに焦った末、娘に見せた単語がなんと”パラヤー”。
その時見せた娘の、このアホ!見たいなしかめ面は、今でも忘れられません。
一気にどっちらけムードを感じた私は、娘とタクシーで家の近所迄。ドンムアンの近くで夕食を
と思っていたのですが、時刻は既に0時を廻っている。
結局、この日はあっけなくバイバイとなりました。あ〜あ、これじゃいつもと何も変わらん〜!
それに、娘から”チップ!”の強気なお言葉にあっさり負けまして、1000Bも奮発してしまいました。

25日は有給休暇を取っていたので、終日フリー。なんか昨日の事もあって娘に電話をする気にもなれず
夕方迄はひたすら健全なマッサージと、パンティップでインチキソフトの買出し。
夜の7時に、現地リーマンA氏と合流して飯を食いながら昨日の報告を。
A氏は第一声から

”アホかお前!”

土台、コヨーテ娘をタワーに連れて行くなど、最初の段階から失格。
私は貢君だからよろしくね!と、言っているようなものとの事。ただ、ただ反省。
A氏になじられた事と、昨日のビビリもありまして、興奮が一気に萎んでしまったのか?
正直、娘の店にも余り行く気になれなかったのですが、A氏に引きずられるままに9時頃から出撃!
連日の顔見せにママさんも会った瞬間から

”○○○で良いか?”

ソファーに腰掛けて待つこと10分少々。やって来ましたお気にの娘が。昨日にもましてデカイ態度で
ツンツン顔をしながら、横に座りました。
早速A氏の通訳を持って、昨日の意思伝達を果たすべく・・・。
何か妙に話が長い・・・。娘の攻撃的な会話からも思いは伝わるもの。ひょっとしてまずい事でも?
A氏の話を要約すると

”パラヤーと言うことは、奥さんがいるんでしょ?最初から断るつもりなら、ペイバーなんかするな!”

との事。
完全な勘違い!!
A氏はひたすら大爆笑!その内に娘が

”左手のくすり指を見せろ!”

と言うようなフレーズを言いながら、私の左手のくすり指根元付近をしきりに触りだす。
小生、こんな事もあろうかと、家族が出発した瞬間から結婚指輪を外しておりまして、これはなんとか
バレナカッタ!。年も33歳と、8歳もサバを読んで報告しまして・・・。
微妙な空気を感知してか?ここでママさん登場!まあ、とにかく飲もう!!という事になりまして
ついでに娘もダンスタイムに突入!。この場はなんとか収まった様子。
この日はA氏から

”余計な事は一切言うな。言葉が分からないと惚けろ!”

との指示もありまして、娘との会話はほとんどA氏に頼りきりになったのです。
結局、レディースドリンクも、娘のご機嫌取りのため最初の40杯分全てが費やされ、10,000B
で更に40杯分を追加してこの日は終了。
帰り際、A氏から明日は外道レクチャー!とのお叱りを受けてホテルに引き上げました。

26日は昼の12時にA氏と待ち合わせ。
タップリと小言を頂きました。

曰く、”このままでは彼女どころか、金だけ取られて終わりになる。”
曰く、”鴨がねぎを背負って、鍋まで用意して歩いているようなものだ。”
曰く、”3年間も仕事で通っていて、タイ人の金に対する考え方を理解していないのか?”

ただ、ただ、ひたすら言われっぱなし。勿論、反論したい事もありましたが、そこはグッと我慢。
良い子に聞いていた事が幸いしてか、A氏、さすが私の事を理解していらっしゃる!
2時頃に、A氏の携帯電話から娘にTEL!!。今から約束のショッピングに行こう!と相成りました。
なんと、通訳付きで!。
MBKの前で4時に待ち合わせ。
10分程遅れてやって来た娘は、A氏の顔をみた瞬間から”チッ”てな感じで、なんでお前が
此処にいるんだ?みたいな表情。いや〜タイの娘はストレートですね、感情が!
2時間程買い物にお付き合い致しまして、経費は締めて1300Bでござい。
さあ夕飯でもたべましょうか!との私の提案に

”何処に行くの?ステーキ屋さんに行くって約束だよね?”

英語で娘がそれらしき言葉を発した瞬間、A氏の表情が強張り

”まさかお前、マリオットのステーキハウスに連れて行くつもりか!?”

絶叫に近い頬の発言!。此処で、”そうです”なんと言った日には殺されそうな勢いだったものですから

”ラチャダーのロビンソン内にステーキ屋があるんですよ!”

と急場の思いつきでこの場を鎮め、タクシーでラチャダーのロビンソンへ。
娘にはマリオットへ行こう!と言ってあったんですが・・・、別に気にしていない様子。

”タイ人は食に関しては保守的なんだがな〜?・・・。この娘、やはり相当にジャジャ馬だ”

とA氏。3人で合計1000B何がしのステーキを食べて、食後にコーヒーなどを飲んだりして。
A氏はしきりにタイ語で娘と会話中。その内に娘が私をチラチラ見ながら・・・、何やら確信に迫っているのか?
時々”サナームビン”だとかが聞こえて来たので、これは私の明日のスケジュールを話しているのでは?
と勘ぐる。後でA氏に聞いたところ

”とにかく、一昨日のパラヤーは意味が違う。彼に女房がいるのでは無く、君を恋人にしたいと言いたかった
 だけだ。タイ語が喋れないのでしょうがないだろう。
 彼自身は日本的な感覚で考えているから、最初は戸惑うかもしれないが、その分浮気とかの心配はないよ。
 タイで遊んでいる日本人と違って、彼は女を買った事もないし。
 こっちには隔月で来ているから、その時に会って、食事でもしたらどうか。
 ひょっとしたら日本人の彼氏が出来るかもしれないよ”  
 
と言ったそうです。
A氏の発言に対し、娘は

”店で彼が私を指名するなら、彼女になっても良い。”

とかなんとか言っていたとの事。
その後、娘とA氏と3人でコヨーテの店に直行。開店前でしたがシッカリと常連組に仲間入り出来た我々は
店が始まる前からダラダラと飲み始めました。
この日は娘も何やら調子が乗っていないのか?それとも先程のA氏の話を真剣に考えているのか?
今ひとつの様子(ただ単にステーキ食って胃が重いだけだったらしい)。
私も私で、なんかソワソワした気持ちもありまして、最悪、30,000Bも使った分を取り戻そうと
飲めるだけ飲んで、A氏にも女を付けたり、ママさんにも散々ドリンクをご馳走したりと。
娘も何を考えているのかひたすら飲みまくり、昨日入れた40杯分を全て使い切りました。
ママさんの今夜は持ち出ししないの?とのお言葉をよそに、0時頃店を出ようとすると、娘は私に

”明日空港に見送りに行く”

と、ツンツン顔で、如何にも行ってやる!みたいな感じ。

27日最終日。朝の5時30分に起床。本当に来るのか?6時にはタクシーで空港へ。
到着後、チェックインをして、さあどうしよう?
娘は未だ現れてません。
何となく期待を持ちながらも、此処でケリを付けた方が家族の為だ!などと言い訳を考えながら
ウロウロと行ったり来たり。何か中学時代にラブレターを渡して、返事を待つような気分。
タバコを吸いに外に出たところ、誰かが後ろから肩をポンと叩く。

”来た!!”

と思わず後ろを振り向くと、???。

”すみません。火を貸して貰える?”

と、日本人のいい年したヤクザっぽいオッサン。

ふざけんじゃねー!!

ギリギリまで待ったのですが?娘は来ず。
フラレタ事実を痛いほどかみ締めながら、機上の人となった私は一路東京へ。
家族も誰も居ない、真っ暗な自宅に辿り着き、あ〜あ、何やってんだろう?
罪悪感と失望感が漂い、ま、これでよかったのかな?なんて思ったりもして。
家に居なかった4日分の留守電を確認をしていると最後に、”ヒヒョウジケンガイ”の伝言が。
女房からかな?などと思いながらメッセージを再生。

”娘は空港に行ったんだけど、お前に会えなかったらしいぞ!”

とA氏の声。
なんでも、昨日のショッピングお誘いにA氏の携帯電話を使用したので番号が分かったらしい。

”まあ、一応行ったらしいよ。よかったんじゃない?。誰も確認してないけど。

なんか、慰められているのか?どうでも良いと思っているのか?・・・。

まあ、良しとしましょう!”神は我を見捨てず”A氏、伝言ありがとう!!

と言うわけで3回目に続きます!






4月27日

4月27日の夕方に緊急会議を早速開催したのは良いのですが、んじゃ、何処で彼女を見つけるの?それと、彼女になったとの見解をどの基準で見るの?リーマンA氏のOL友達を考えたのですが、この場合、A氏の面が割れているだけに危険度大。これじゃ余りに不味いと思いきや、最初からマ○コが目的のGOGO娘やお風呂や娘も論外。なんせ超真面目な私としては、最初からホレる訳が無い。と言う訳で、右往左往の局面を経て、又私のコスプレ趣味も織り込んで絞り込んだのが、○○○○ーのコヨーテ娘。(他の外道諸君に邪魔をされたくないので店名は伏せます)なんか、昔付き合った日本の彼女を数倍良くした感じで、十分ホレる基準に達しております。じゃあ、次の基準はどうするの?これも決めました。

1.私の訪タイ時に娘が空港の送迎を確実にこなすようになること
2.生で挿入、中だし可まで行くようになること

う〜む、これって非常に危険度大じゃないですかね?との私の質問に、A氏.B氏共に、そんなこた〜無い。タイ人が送迎を確実にこなすようになるのは相当に気合が入った証拠だ!生で中だしにしても、H○Vの心配が必要なら、病院に行かせて検査をさせれば良い。彼女もそれを納得して初めておまえの女になる、とおっしゃる。
・・・・。これは本当に刺し殺されるか、家庭の崩壊に繋がるか・・・・。そして、覚悟を決めました。人生40年にして、初めての火遊び。ここは、行ける所まで行ってやる!!ただこの娘、店のママさが言うには相当のジャジャ馬。レディースドリンクも最初の1時間で8杯も空けやがって多少、アル中の気があるのかな?ママさん曰く、金も掛かるし他に良い子はいるから止めなさい。地元バンコク出身で25歳。未婚。ドンムアンの近くに住んでいるらしい。彼氏はいない(本当かな〜?)とのこと。早速1年間の会員になり、次回の訪タイ時には、ショッピングとディナーを約束しました。A.B両氏曰く、最初からショッピングとディナーでは先が思いやられるな。せいぜい散金しないように。との助言。

なんせ、娘を見つけたのが最終日の飛行機出発5時間前。トンブリープラザに始まり、ラチャダーのカリビアンRCAのフォルテ(ここのチェリーママさんも候補でした)ソイカにナーナのバービア、全部で30件は廻りましたね。昼間は仕事、夜8時頃からスタートして連日連夜の娘探し。それだけに、グッと嵌まれそうな娘を見つけられました。今回は余り時間が無く中身の薄いレポートですが次回からを乞うご期待。
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