サムのタイ日記

 仕事を辞め、しがらみを捨てて、はじめてタイに来たサムさん。彼を待ち受けるのはどんな出来事なのでしょうか?感動と官能がないまぜになった旅日記!まだ、タイに来たことのない人もこの日記を読んで邪な期待をめぐらせよう!!
 サムさんのHPは http://samyoshi.hoops.ne.jp/ です。詳しくは此方を参照のこと。
 2000年  2001年
 2002年
 外道の細道

10月9日 ドンムアン空港に着いたのは、タイ時間の2:45・・・

成田を10:00ちょうどの飛行機に乗りタイのドンムアン空港に着いたのは、タイ時間の2:45・・・
風の影響で少し遅れたのだが6時間45分のフライトだった。
入国手続きや両替で少し手間取ったが、なんとか無事にバンコクに着きました。
この時の両替レートが10000円で3650Bだった、とりあえず20000円ほど両替して、空港のロビーに出た。
今回はパッケージツアーで来たのでお迎えが来てるはずなのだが・・・・
すぐに見つかってその人達と合流するも、まだ出てきていない人がいるらしく、しばしの待ち時間。
今回の旅行は、5年勤めていた会社を辞めてしまって、次の会社に入社するまでのお休み期間を利用してきています(次の会社の出社日まで2週間取りました)。
なんせ、辞める時の選別に旅行券を希望したので、85000程選別でもらっちゃった。
出発1週間前に近ツリで予約して、延泊・一人部屋料金を加算してしめて92000円なり。
この時の会社は結構無茶苦茶で、辞める時も結構揉めたりしたけど、そのストレス発散もかねてのタイ旅行です。
お金も15万ほど用意して来たし(なんせ旅費がほとんど浮いたので)気分は既にスーパーサイヤ人です、やーーーーーーってやるぜ!

何てことを考えてるうちに、全員そろってバスへ
バスの中ではどうやらこれからこのままバンコク市内の観光と夜ご飯の事を説明してました。
しかし、早速俺は「パスしてもいいんですか?」って聞いちゃいました。
添乗員の話では構わないとのことでしたが、周りのオジさん達は、不思議がってました。
なんでこんなオヤジ軍団と行動をともにせなならんねん・・・・
という事でとりあえず俺のホテルに送ってくれるとのこと、そんでチェックインしたらバイバイで自由行動です。
バスの中では一人出来てるのは俺一人だったのでオジさん達から、物珍しげに色々聞いてきます、「英語は出来るのか」とか「バンコクは何回目だ?」とかうるさい!
っての、このようなオジさん達と団体行動なんてまっぴらごめんです。
しかも言うに事欠いて、一人のオヤジが
「一人で行ったらぼられるよ、こっちに来れば良いとこにも連れていってくれるからさ」
「そうそう、今値段とかも交渉してるし、君も女の子とかいるところに行くんでしょ、こっちに来なよ」
とかぬかす始末・・・・この人達きっとおのぼりさんの旗を立ててソープとかにいくのかしら
マジですか? イヤすぎる!
誰が一緒に行くかヴォケが!あんた達の同類と見られたらかなわんわい!だから俺は一人で行動するんじゃ!
結局俺はやはり一人で行動する事にして、チェクインが済んだら添乗員さんに明日のアユタヤ遺跡観光を申し込んで添乗員さんと分かれました(ちなみにオジさん達はだれも申し込んでなかった・・・・)
ホテルはサイアムのソルツインタワーだった、ロビーは結構広くて立派だった。
部屋もかなり広くてバストイレを除いても16畳くらいはありそうだ。
ベッドはキングサイズのダブルで3人くらい寝れそうだ。

とりあえず着替えて、荷物を解くと時計は17:00、まずは、軽く飯だね(w
しかし、このホテルはかなり失敗でした。
サイアムの近くなんだけど、伊勢丹もMBKもぜんぜん遠いでやんの。
まずは探検したいところだが、自分の泊まってるホテルのレストランを除いておかないとネ。
ホテルの脇のエスカレータで3Fにあるタイスキレストランへ行って見る。
まだ時間的にも早いので軽く食べようという事で豚バラ掛けご飯を注文した。
90Bだったのだが日本の感覚だとかなりお徳に感じる(でもタイだと高いね)。
量はすこし少なめだったが、熱々で美味しかった。
部屋で一休みした後早速出撃!だね。
ネットで前もって色々調べていたので、行きたいところはもう決まっていた。
ホテルの玄関でタクシーを捕まえてナナプラザへGO!
15分ほど走ったところでここだと運チャンに言われて路地を入ってみると、そこがナナプラザだった、コの字の型の建物に真中がバーカウンターのようになっていて建物の中にゴーゴーバーがあるみたいだ。
ネットで下調べをしていったのでとりあえず、おすすめになっていたレインボウへ突入。
あれ?全然女の子いないじゃん・・・・・マジっすか?
スタッフが近寄ってきて、時間が早すぎるから21:00頃おいでって言われてしまった。
確かにまだ19:00だもんね・・・・しょうがないか。

仕方が無いので一旦外に出て道路に戻るとトュクトュクのおっさんが寄ってきて、マッサーマッサーって言ってくる、これがソープの客引きなのだが、これで行くとこのおっさんにバックマージンが入るため、割高になる事はネットでも調べてあるぜ!と思ったがまあこれも経験でしょうということで、マッサージに行くけど当然トュクトュク代はタダでしかも終わるまで待ってくれるように交渉する、交渉した結果了解したので、行く事にする。
店の名前は知らんがとりあえず10分ほどでそのお店についた。
ヤバそうなところだったら速攻逃げるつもりだったが、それほど汚くないしヤバそうでもなかったので中に入る。
中に入ると早速コンシア(ネットでの知識でしってた)が寄ってきてどれにするか決めろとせかす、しかしこちらは初めてみたひな壇に圧倒されてそれどころではない。
初めて見たひな壇の感想は 「スゴイ!」 としか言いようがないです。
知ってはいましたがこれほどとは・・・・まともに最初は女のこなんて見れませんでした。
それでも、しばらく見てると落ちついてきて、よく見えるようになりました。
コンシアに説明を聞くとスーパースター3000Bノーマル2500Bとのことで、OKしてしまいました(でもねこれってぼられてるんだよ・・・この時は知らんかった)
スーパースターの方で一番愛想の良さそうな手を振ってるオネーチャンに決めました。
この時点ではかなり美人に見えたのですが、近づいてよく見ると少し印象が違ってました。
それでも、年は23〜25位でまあまあ好みの子です。
部屋は10畳くらいで、日本のソープとの違いは湯船がかなり浅いところだけで、マットもあるし、ほとんど一緒です。
正直に言って日本のソープのほうが俺的には好きだな・・・
まあ、日本と大きく違うのはひな壇だけで、それ以外は日本のほうが良いと思う。
今回はマッサージはこのお店だけだったが、チャオプラヤやポセイドンはどうなのだろうか?
次回は是非チャレンジしてみたいものだ。

お店をでて、トュクトュクで再度ナナに戻ってきた。
周りのカウンターバーにも女の子がたくさんいてこれは期待できるかもと、思いつつレインボウへ入ってみる。
うぉぉぉぉ!すげーーー女の子が一気に増えてて。さっきとは全然違います。
お立ち台には半裸、全裸のオネーチャンが約20人くらいさらに周りの席や通路に20〜30人位います。
全部で40〜50人はいそうです。
しかも、最低でも水着です・・・目移りしまくりです。
そのうち、スタッフが気に入った子はいるかと聞いてくるので、お立ち台が入れ替わるまで待ってくれと言って待ってもらいました。
それでも、その間に周りにいる子がアプローチしてきますが、目線はお立ち台に・・・そうこうしてうちに交代して新しい女の子達が上がってきました。
その中から小柄でスタイルの良さそうな子が目に止まりNoプレートのNoを言って呼びました、彼女の名前はOちゃん。
隣りに座らせてみると思ったよりも年はいってるようでした。
見た目はやはり思いっきりタイ人ぽいです。
年を聞くと23歳とのことでした。
実際に呼んで近くで見るのとはだいぶ印象が違います、性格もすこしきつそうだし・・・
でもとりあえず呼んでしまったことだし、コーラをおごってくれと言われればしょうがないので、コーラをおごってみると、スゴク嬉しかったらしく、キスしてきた(ハハハ)かわいいのは確かなんだが、俺のタイプとは少し違うような気がする。
でもまあかわいいのは確かなんで、まあ良しとするか・・・
一応ネットでゴーゴーバーのシステムは知っていたが、お店のスタッフからレクチャーを受ける、ペイバー500B、ショートで2000Bとのこと。
これが相場なんだろうなと言うことで、聞いているとOちゃんはずっと俺に抱きついたまんまだ。
この辺がかわいいと思ってしまった。
30分ほどキスしたり胸揉んだりしていたら、スタッフがペイバーしろと言ってくるので、all stay ok?と聞いてみたが今日はだめだけど、明日ならOKとのことだったので了承して500B払う。
彼女が着替えてきて一緒に外に出て明るいところで見ると、やはり俺のタイプとは少し違うな・・・失敗したかも。
もちろん日本でなら十分ストライクゾーンなのだが、なんせここはレベルが高い、もうちょっと慎重に選ぶほうがいいね、自分の好みにぴったりの子が見つかるまでペイバーはしないほうが良さそうだ。
チャララッチャチャチャー サムはレベルが上がった ナンテネ・・・

とりあえずホテルまで連れて帰ると、フロントで鍵を受ける時にジョイナーフィーを請求された。
要するに1人で泊まってるところに相棒を連れてきたので取られるお金のことだね。
これがまた高くて700Bもします、なめてんのか・・・
見た目はイマイチタイプと違ったのだがこの子、しゃべってみると愛想はいいし、英語も上手なのでまずまずです、それになかなか話も上手です。
すっかり打ち解けてからのベットではサービスもいいし積極的です(w
とりあえずいたしてから、明日も来て欲しいとお願いされてしまい約束してしまいました、そのあと彼女は帰っていきました.
時計を見ると1:00・・・・
まだいける!(w

この時間だとテルメーかグレースでしょうか・・・
いわゆるコーヒーショップです(これもネットの知識ですけど)
ホテルのドアボーイの兄ちゃんにテルメーの場所を聞いたのですが、上手く伝わらずしょうがないのでグレースにしました。
グレースはナナにいく途中にタクシーで見えたので場所は解ります。
それで、グレースに決定です。
タクシーでグレースに行こうとすると、途中で運チャンがアフリカ・アフリカとか騒いでいるが意味がわからん・・・・
グレースはネットではさびれているみたいな噂がありましたが、とんでもないです、なかなかの盛況ぶりでした。
入ってすぐにおばちゃんに捕まって、おいおい勘弁してくれよと思ったのですが、どんな子が好みかを聞かれたので、ほっとしました。
それで、若いスリムな子が好みだというと、1人連れてきた。
なかなか良さそうな子なんだけど、しばし考えていると通りかかった子がいて、この子がスゴク好みだったので、あの子が良いとおばちゃんに言うとすぐに連れてきてくれて、紹介してくれた、ちょっと丸顔でまるで日本人と見分けがつかないくらいだ。
交渉の末泊まりで2000Bとのことで、おばちゃんがチップよこせとか抜かしてる、紹介料だそうだ・・・・しょうがないのでいくらだと聞くと500Bとか言ってる。
ふざけんな!100B渡して、さっさと女の子を連れてタクシーに乗った。
フロントでまたしてもジョイナーフィーを取られた・・・考えもんだね。
この子もかなり良い子で、ベットでのサービスも満点です。
何よりも、俺の好みでにぴったりで、笑顔がとってもかわいかったです。
お話も結構上手だったし、うーん・・・おしとやかって感じです(ベット以外ね。
1回いたした後に寝てしまったのだが、朝までチン○ン握ってた(w
しかし初日から全開バリバリ(死語)だよね(俺ってさ)



10月10日 朝いきなり、電話の音で目が覚めた

朝いきなり、電話の音で目が覚めた。
時間は、7:45!ヤバイです7:30の集合なのに・・・今日はアユタヤ観光ツアーを申し込んでいました。
考えてみると寝たのは4:00くらいなんだよね。
女の子を速攻で起こして、急いで事情を説明して着替えさせました。
本当は、朝の一発とか考えていたのですが、とてもそんな状況ではありません。
失敗しました・・・急いで着替えさせて、お金を渡して、帰しましたが彼女は、スゴク残念そうでした・・・ごめんね。
本来なら、ご飯でも食べてゆっくりと送ってあげたかったのですが、しょうがないので2000Bとタクシー代と言って200B上げました。
その時に彼女が本当に寂しそうな顔をしたのが忘れられませんでした。

観光を終えてホテルに戻ってきたのが、15:30、一眠りして目が覚めたのは19:30・・・・
昨日のレインボウのこと約束した時間は20:00だったのでちょっと遅いくらいでしょうか。
さっそくシャワーを浴びて、着替えてホテルのロビーに下りると、昨日のおっさん軍団がいました、気にしないように通りすぎようとすると、声を掛けられてしまって、昨日はとても良かったみたいな自慢をされてしまいました・・・
どうやらソープに連れていってもらったらしく、3500Bでスゴク良かったよとか言ってます。
しかも、お持ち帰りもできて、ほとんどのおっさんが持ち帰ったようです。
その金額が凄くて5000Bで泊まりだったようです、自慢げに今日も行くから連れていってやるよ、みたいなことを言われましたが、俺は大人なのでそりゃボラれてますよなんて事は、一切言わずに丁重にお断りして、1人でナナに向かいました。

真っ直ぐにレインボウへ行くと時間は少し遅れてて20:30を過ぎていましたが、Oちゃんは気持ち良く迎えてくれて、ずっとくっついています。
やはり、1回ペイバーするともう専属みたいになってしまうようです。
スタッフにも気に入られたみたいで男二人におばさん1人がずっとくっついて離れません。
しょうがないのでコーラ(酒)を一杯づつおごってやると、スゴク喜んでしかも盛りあがった。
タイ語は解らないので、英語と少しの日本語だったがめちゃめちゃ面白かった。
なぜか○×の勝負を挑まれて、引き分けでけりがつかないので、7・5・3(別名三山崩し)を教えて勝負した、負けたらおごれとか言われたので容赦なしで必勝法を使って、コテンパにしてやった(w
さらにOちゃんの友達のNちゃんを呼んで女の子2人に挟まれて、全部で6人でくだらないアホみたいな話で盛りあがった。

その時に隣りにいた人と目が合って、話しかけられた。
この人はもうペイバーして帰るところだったようだが、着替えてくるまでの暇つぶしに派手に盛りあがってる俺を見て声を掛けてきたようだ。
Kさん「日本人ですか」
サム「ええ、そうですよ」
Kさん「すごく盛りあがってますね〜女の子2人に3Pですか?(w」
サム「ちがいますよ〜これからこの子達とディスコに行くんですよ」
Kさん「遊びなれてるみたいですね〜タイには何回も来てるんですか?」
サム「初めてですよ(w でもネットで下調べしてきてるんで」
Kさん「それしてもスゴイですねもう1週間くらいいるんですか?」
サム「いや2日目です(w」
Kさん「ははスゴイですね、遊びなれてるんですね(w」
これがKさんとの出会いだった。
5分ほど話をして打ち解けた後、
Kさん「明日一緒に遊びませんか?」
と言われてホテルの名前と部屋番号を告げて約束して別れた。

11:00頃女の子2人をペイバーしてレインボウをでた。
おばハンがチップを500Bよこせとか抜かしてたがあげるわけもなくそのまま店を出た、店をでてタクシーに乗ってディスコへ。
ホテルのディスコとかではなくタイ人御用立つのディスコのようで、周りはほとんどタイ人だった、かかってる音楽はユーロではなくタイソングのオンパレードでこちらで流行ってる曲のようだった。
時間が早いせいか盛りあがりはイマイチのようだった(ざんねん・・・)
Oちゃんが俺に寄りかかってきて、2人でいちゃついているのがNちゃんの気に触ったようだ。
Nちゃんがしきりにタイ語で怒っているので、英語で何故怒るのかって聞いてみたが、怒ってないと答えるだけだ・・・・
そこでOちゃんがトイレに立った時にNちゃんを抱っこして、慰めてみたら機嫌が直った(w
NちゃんはOちゃんが自分ばかり楽しんでいて、Nちゃんに見せ付けているのが気に入らないとのことです、そして自分も可愛がって欲しいだと・・・・
そのまま、抱っこしながらお話してると、Oちゃんが戻ってきてスゴイ形相でにらんでる。
コワイ・・・Nちゃんは俺の首に手を回してきて益々抱きつきます ヤバイヨ・・・
Oちゃんが怒ってNちゃんを突き飛ばしてどかす オイオイ・・・
タイ語で何やらガンガン文句を言ってると周りの注意を引いてしまい、恥ずかしくなって2人を連れてディスコを出た。
結局このディスコはボトルキープが出来るので帰りになんかカード見たいのをもらった。
たしか最初にOちゃんに2500B渡して、入場券とボトルをキープしたみたいだった。
お店の外に出てタクシーを捕まえるまで両方ともずっとなんか大声で起こってた モウシラン・・・

タクシーを捕まえてホテルに帰ろうとすると、Nちゃんもついて来ようとする。
Oちゃんはもうタクシーに乗っていて、知らん顔だ・・・
Nちゃんはついて来たいみたいだが、これ以上のごたごたはゴメンなので1000Bとボトルカードを上げて帰した、その時にキスされてしまって、明日は私のところに来てと、言われたが、明日は約束があるからだめだと断ると、ホテルと部屋番号を聞かれて、教えないとついてくると脅された・・・
しょうがないので、明日はだめだと言っておいて、教えてあげた。
ホテルに着いてからOちゃんはずっと機嫌が悪い・・・当たり前か・・・
ろくに口も聞かずにシャワーを浴びてバスタオル1枚でベットに入ってしまった。
しょうがないので俺もシャワーを浴びて早々に寝てしまった・・・
翌朝、なんか下半身がもぞもぞするなーと思って目が覚めると、なんとOちゃんが・・・くわえてます
ちょっと悲しそうな顔をしながら、昨日はごめんなさいって謝ってきました。
嫌いにならないでって謝りながら、Hなことしてくれます。
どうやら、昨日俺がそのまま寝てしまったので、怒ってると思ったらしい。
別に怒ってないし、気にしてないよって笑顔で言ってあげたら、スゴク嬉しそうに笑ってくれた、機嫌は直ったみたいでよかったよかった。
することをして、最後に今日の約束を迫られたが、今日はKさんと約束があるので、丁重に断ってお金を渡そうとしたら、昨日ディスコでお金使わせたから要らないって言ってきたので、タクシー代だって1000B渡して外のタクシーまで送ってあげた。
なんか最後に言ってきたけど良くわからなかった・・・・英語勉強せんとね(俺



10月11日 一休みしたところでKさんからTELが入った

ちょうどOちゃんが帰ってからシャワーを浴び終わって一休みしたところでKさんからTELが入った。
昨日の話を少ししてからKさんからタイが初めてなら、今日はノーハンドレストラン行きましょう、と言うことで、決定!行ったことないので即OKしました。
20:00に予約するから19:30にナナホテルのロビーで待ち合わせしましょうとのことで約束しました。
まだまだ時間が早かったので、エメラルド寺院とワット・ポーをみて周る。
ここで、ワット・ポーでイサーンと言う名前の大学生が俺をみると寄ってきて案内すると申し出てきた。
なんでも大学で日本語の勉強してるので日本語が話せると言ってきたが、最初は断った(w
イサーン「イサーン悲しい、あなた日本語教えるOK?100Bでいいよ!」とか怪しげな日本語で言ってきた。
結局250Bと言っていた料金が100Bに下がってその代わり少し日本語を教えることになった。
これが中々面白いやつで怪しげな日本語を連発しながら色々と話しかけてくる。
しかも、自分の間違いを指摘してくれと来たもんだ・・・・
でもさ、注意するところが多すぎて途中でやつの話を俺が復唱することになってしまった。
しまいには、途中で火事と言う単語が分からずに、ファイヤーと言うので、日本語で火事だと教えてやると、ノートを出してきて、ひらがなと漢字で書けと言って来る。
書いてあげると、今度はそれを10回くらい書き取りしてる・・・しかも字は下手だった(w
まあしょうがないと言えばそうなのだが・・・・

最後に、寺院の中のマッサージ(タイ式マッサージは寺院が本家だと言ってた)の予約をしてくれて分かれたが、マッサージが終わって出口に向かって歩いている時に、イサーンが他の日本人を案内していて、どうやらトラブッていた。
イサーンは俺を見つけるとあわてて俺の後ろまで走ってきて俺の後ろに隠れる オイオイ・・・・
ちょっと恐めのおにーさんが(なんかチンピラっぽいセンスが抜群でした)そいつを出せと凄んでるので、隠れてるイサーンにどうした?って聞くと分からない
いきなり怒ったと言う、向き直ってチンピラ君にどうしたの?って聞くとどうやらファッションセンスをバカにされたと思ったらしい。
どうもイサーンがその服を(たしかにハデハデのアロハみたいなやつを着ていた)寺院みたいな服を着ているが、あなたはお坊さんですか?日本のお坊さんの格好か?と言ったらしい(w
たしかにタイの寺院の屋根は派手な色調で原色が多い、俺は笑いをこらえながら、イサーンに謝らないとだめだよと注意しながら、チンピラ君も諭した。
チンピラ君はしばらく俺をにらんで値踏みしているようだったが、諦めたらしくその場は済んだ。(タイまで来てケンかはしたくないし、下手にでて持ち上げてやった・・・ファッションセンスをね)
結局イサーンはその場で解雇されてしまい、チンピラ君は案内無しで周る事になったのだが、イサーンがチンピラ君が帰るまで自分と一緒にいて欲しいと言われて、門の前の案内係の休息所でイサーンに日本の事を教える事になってしまった・・・・俺ってバカ?
時間がかかってしまったが、イサーンの話はある意味面白かったので良しとする!

この後時間がなかったので、待ち合わせの場所にそのまま直行しました。
時間どおりにKさんはやって来て、ナナ駅まで歩いてそこからスカイトレインに乗って、パッポンヘ。
しかし、乗り過ごしてしまい、結局タクシーで行くことになってしまったのはナイショだ!
お店の名前はギャクラクシーだったと思う。
Kさんが予約していた為か、VIPボードにKさんの名前がへたくそな漢字で書いてある(w
でもこれって全然関係なかった・・・
中に入るとまず、部屋に通されてメニュー選択、このあと、女の子をチョイスする事になってる。
しかしこれが痛かった・・・メニューを選んでる間に団体さんが到着してしまい、良さそうな女の子は全滅・・・通路ですれ違った指名されたばっかりの女の子とすれ違ったのだがスゴク可愛かった。
俺達が女の子を見に行った時には、既に終わってた・・・・Kさんと俺は絶句してしまった。
しかし、なんとか2人とも選んで部屋に。
実はこう言っては失礼だが、平均並の子は1人しかいなかった。
当然かぶったのだが、Kさんは快く譲ってくれた。
その最後の1人は胸がかなり大きくて、年は25歳とか言ってた。
Kさんはなんか普通のお姉さんって感じで、正直言って特徴もなく普通の人って感じ(色気も無いし)
でも、この2人以外は全部おばさんだったから、この後着た人はどうするんだろう?って考えてしまった。

料理が来るまでに、お話しながら少しづつ打ち解けてきた(俺はね)
俺がチョイスした子はかなり愛想&サービス精神が豊富で、話も俺に合わせてくれるし、料理が来てからも、丁寧に食べやすく気を使って食べさせてくれるし、キスもしてくれる。
しかも、胸も触らせてくれる、と言うかむしろ揉め!と俺の手をつかんで誘導してくる。
要するに俺は、手を使わずに食べさせてもらいながら、胸を揉んでたわけやね(w
しかも、俺のスカウターは「F」を指している、ナイスバディーだ!
俺の好みとは多少ずれていても、これだけやってくれれば十分OKでしょう、気に入りました。
向こうも俺のことを気に入ってくれたようです。
しかしこれは俺の話であって、Kさんのほうはあまりサービスも良くなくて、ただ単純にKさんの口に料理を持って行くだけでした、しかもKさんが指を指して「これ」と言わないと、それすらしないで、黙ってるだけ
Kさんが俺をみて、「そっちのほうがいいよね〜」と恨めしそうに言ってきますが「しかと!」です。
しまいにゃ「女の子を交換してくれ」と言ってきましたが、女の子に英語で言うと、俺が言うより早く女の子に断られました(w
Kさんはやるせなかったらしく、俺達にちょっかいを出してきて、女の子の胸を揉もうとしたら、叩かれて、俺の両手を胸に持ってくる始末(w
楽しい食事も終わって、この後の説明を女の子からされました。
どうやら、下に部屋があってそこへ連れていけるらしい、値段を聞くと1500Bとのこと。
さらに、ホテルに持ち帰っても良いらしいです(ただしペイバー代みたいのがかかる)
女の子は一生懸命俺を誘いますが、Kさんの方はさっぱりで女の子はどっちでもいいわよ状態です(誘いもしないのはちょっと失礼だよね)
Kさんはすっかり冷めてしまって、俺に言ってくればいいじゃん!と いじけモードです。
せっかく一緒にいるのですから、Kさんが行かないのなら俺も行くつもりにはなれません。
今回はガマンです、最後に女の子が明日1人で来てくれとか、ホテルを教えてくれれば、今日の夜行くとか言ってましたが、丁重にお断りして店を出ました(ん〜〜残念!)

会計を済ませる前に、次に行くところを話し合った結果やはりここはタニヤでしょうと言うことでタニヤでカラオケに決まりました。
ちなみにギャラクシーでは2人で料理+サービス料+チップ込みで3000Bくらいでした。
結構料理も頼んだし、飲み物も頼んでたので安く感じられました。
とりあえず、ここは俺が払って次のタニヤはKさん持ちとなりました。
とりあえず、2人で好みの女の子を捜すために一回りします。
するとたくさんの女の子が声をかけてきて「いらっさいませー」の大合唱でスゴク笑えますが、中には強引に腕をつかんで店に引っ張っていこうと輩もいます。
しかしここは無理やり引き剥がして、一回りをしました。
歩きながら、周ってお互いが納得のいったお店を見つけて中へGO!

お店に入ると、道に出ていた女の子が一緒に全部入ってきて、総勢約40名ほどを1部屋に集めて、再度「いらっさいませー」です。
これには、知っていましたが圧倒されます!
そして、この中からチョイスするのですが、可愛いとゆうよりも美人が多いので気後れします。
しかしながら、落ちついて良くみると手を振って来たり、自分を指差して来たりとアピールしてくる子が多い中、知らん顔してる子もいて面白く観察できました。
ネットでそのような子はそのお客をあまり気に入ってないみたいな事が書いてあったので、あえてその子にチャレンジしてみようと、そっぽ向いて髪をいじってる子を指名しました。
この子の名前はKちゃん、23歳とのことでした。
Kさんは思いっきりアピールしていた子が気に入ったみたいで、そちらを指名してました(名前はOちゃん25歳)
そして4人でカラオケBOXのような個室に入るとママさんが来て挨拶をしてくれたので、Kさんがさっそく料金の説明を求めてました。
このお店のシステムは分かりやすくて、1人1時間1000B水割りは飲み放題で、ジュース類も飲み放題のようです、女の子のドリンクは140Bで、お店のルールとして必ず野球拳をするというものでした。
野球拳は10回勝負で5回勝てばスッポンポンです。
男が勝てば女の子は脱いで、負けると100Bです。
10回全部負けても、最後は必ずスッポンポンという勝負で、結局全部脱がすのにいくら払うかということですね。

いきなり、野球拳をしようと、Oちゃんが言ってきましたが、少し待てとトークタイムへ。
俺もKさんも、相手のことなんかお構いなしで、それぞれスタート。
Kさんのほうは、触りまくって盛りあがってましたが、俺のほうは、まずはご挨拶からスタート。
英語と、日本語でお話から始めましたが、なんせあえて選んだ不機嫌娘・・・・・・・
どうなるかと思いましたが、自己紹介から始めて、打ち解けるように話すと少しづつですが笑ってくれるようになり、私よりも可愛い子がいるのにどうして選んだの?みたいな問には君が一番きれいだからと答えると恥ずかしがって嘘だと!言ってきましたが、そこはやはり女の子、嬉しくないはずはありません、どうも俺は日本語だと絶対に言えないことも、英語なら言えるみたいです。
それと、なるべく日本語では無く、下手糞でも英語でしゃべるところもポイントになったみたいです。
これについては跡でもう少し触れます。
おれとKさんは交互に勝負という事でスタート、結果は
サム  ○ ○ ○ × × ○ ○     (番外○)
Kさん × × ○ × ○ × ○ ○ × ○
でした、Kさんは5敗してしまいましたが、かろうじて自力で全裸をGET!
俺は2敗で早々に全裸確定!Kちゃんはこの時にはもうのりのりになっていたので、苦笑いしながら脱いでくれましたが少し怒っていて、最初に俺ジャンケン弱いって言ったもんだから嘘吐き!強いじゃない!と言って余分に1回させられましたが、これでも勝利!(I WIN!)
やはりジャンケンは「勝つ!」という意思の強さですJoJoの中でもジャンケン小僧が言ってたとおりです(俺のスケベパワーは無敵だ!)
この時には、なんと俺が負けたら300Bで、俺が勝ったら・・・・・ち○ち○舐○ると言ってきました。
負けた時のKちゃんの顔は恨めしそうに俺を睨むと、俺のズボンのチャックに手を伸ばしてきます。
しかしここは、手を止めてやめさせます、彼女は最初のころとは打って変わって積極的になってきて、下は手で押さえながらも俺の手をを取って胸に持っていきます・・・いいの?俺・・・
ようやくこの時Kさんは全裸達成、5敗したのに満面の笑み・・・・
でもね、さすがだと思ったのがここからで、女の子が最後のパンティーを脱いでる間になんと
スティッキーフィ○ガー! ジィーーー  (僕ブチャ○ティ)
オイオイ・・・こいつチャック下してるよ(さすがって言うのか?)
あんたは新手のスタンド使いですか!
しかもOちゃんも舐○始めちゃうし・・・それを見ていたKちゃんも俺のチャックに再び手を伸ばす。
今度は、止める暇もなく、すっと一気に下された、しかも手を突っ込んでサワサワしてくる。
それを見ながらKさんはすごい事を言ってくる
ここで4Pしますか!?
あんた兵(ツワモノ)だよ、しかも俺に向かって臨戦体制を見せ付けてくれる・・・・
しかもKさんはOちゃんの胸が小さいからってKちゃんの胸を触ろうとしてくるが・・・・
バッシィ!
平手で軽くだがホッペ叩かれてやんの(W
しかしこの男はめげません、気を取りなおすとOちゃんの胸に手を伸ばして今度はナッシング!とか叫びながら笑っていると今度はOちゃんに引っ叩かれてた(W
でも、まだめげません、いきなりOちゃんに飛びかかって、両足を持って小さい子におしっこさせる時のようなカッコをして
Kさん「サムさん見てみて!」と言いながら
デンプシーロール!
グルングルン&グリングリンかましてくれます(W
スゴイ笑えますマジで大爆笑しました。やっぱこいつ(失礼)アホだーーーーーー
女の子は2人ともキャーキャー言ってるんだがおかまいなしだ。
でもね俺も大笑いしながらも、おかまいなしでKちゃんを抱き寄せて触りまくり、Kちゃんはさっき下したチャックから手を入れてクキをダイレクトでしごいてきます。
こんな狂った状態のまま時間が来たので終了ーーーー
もちろん2人ともペイバーしました。
結局ペイバー代が500Bで1000B×2 140B×2 500B×2でしめて3280B+チップ代込みで3500Bとぼられる事はありませんでした。
女の子に払うお金はショートで2000Bと分かりやすかったです。

こうしてペイバーした俺達はパッポンからタクシーでタクシーを拾って一緒にKさんのホテルへ行くことに・・・・
何故かと言うと4Pするから・・・・・・・・・・・
いや俺は断ったんだよ ホント!
でもKさんがどうしてもっていうし、OちゃんもKちゃんもOKしちゃうしっていうか(しゃれじゃないよ)
ノリノリでやろうやろう!って言ってくるし まぁノリってやつですか・・・
ともかく一行はKさんのホテルへ。
ナナプラザの近くのホテルへ行ったのだが、俺のホテルではなくKさんのホテルだったのはジョイナーフィーが安いのよ。
これがえらい違いでこっちは200Bだったからだ。
3人分の料金になるので2100Bと600Bなので当然の選択だ。

そんでもって部屋に入るとKさんがとりあえずシャワールームとベットに分かれましょうってことで俺とKちゃんがシャワールームへ。
服を脱いでパンツ1丁でシャワールームへ行くとKちゃんが俺のパンツを脱がしにかかる。
Kちゃんは既に全裸で俺に向かってシャワーをかけて来る(床がビショビショ)このやろうとばかりに、バスタブへ突っ込んでいってKちゃんの持ってるシャワーを取って、Kちゃんへかけ返すとKちゃんは頭からかぶってしまい頭までビショビショ、でもそのまま抱きついてきて、俺の身体を洗ってくれます。
洗い終わったら、自分を洗おうとするのでお返しに、俺がじっくりと洗ってあげました、もちろん、空いてる手で触りながらですが(W
洗い終わってシャワーをかけてると、Kちゃんの手が俺のチン○ンへ・・・・
そのままフェ○してくれます、俺の視線からみると、長い髪の毛が濡れてて、その髪を掻き揚げながら舐○てくれてる、まるでAVの世界みたいで異常なほど興奮します。
しばらくその態勢でしたが、彼女のほうがガマンできなくなったらしく、「きて」と言うので彼女をバスタブの渕に立たせて抱え込むようにしてナイスイン!そのまま駅弁ファッ○!
彼女はスゴク良かったみたいですが、これって男のほうはスゲーーーー疲れるし、腰が痛くなるので途中で渕に座りこんで座位でフィニッシュ(もちろんゴムはしてます)Kちゃんは満足したみたいで、しばらくそのままの態勢でいたら、部屋のほうからKさんが「こっちにきていいよ〜」との声がかかったので2人ともタオルを巻いて部屋に戻るとそこでは・・・・
立ちバックではめてる最中・・・
Kさんは俺達に見ろ見ろ!とか言ってる(むしろ逝ってるよあんた)
Oちゃんは俺達を気にする余裕もなくて、声をあげてる、でもって体位を変えるからアナ○に入れちゃえとか言ってるし・・・・
オイオイ・・・普通はここで引くよね(だから俺は普通だと思う)たぶん。
さすがにKちゃんも引いたらしく2人で他のベットに移って、Kさんの声を無視してタバコを吸いながらおしゃべりしてた。
でもKさん うるさいうるさい 「こっち見ろ〜」とか「Kちゃんを貸せ」とかね。
たぶん10分ほどでフィニッシュしてたと思うけど・・・・
こいつ生でやってるよ!
一応外出ししてたけど自分以外の男が逝くところを生で見たのは初めてでした(っていうか見たくない)
その後ベット(もちろん2つあるのよ)で相手を変えてヤロウと言われましたが、さすがにそれは断って帰る事にしました、OちゃんはOKしてましたが、Kちゃんが嫌がってパスしてました。
帰る時にKさんが明日も電話するね〜と声をかけてきました。
俺、Kちゃん、Oちゃんの3人で外に出てタクシーを捕まえて女の子2人を帰そうとするとKちゃんがOちゃんになんか話をしてて、Oちゃんが1人で帰っていきました。
Kちゃんは別方向なのかと尋ねると、ちょっと怒った顔して俺のホッペをつねりながら「今日はずっとあなたといる、一緒にホテルに行きたい だめ?」って聞いてくるので、これは普通断れないよね・・・でもその時の手持ちが俺2500B位しかなかった。
2000B渡したら、ジョイナフィーも残らない事に気がついたので、それを説明すると「かまわない、一緒にいたい・・・」って言われれば、悪い気はしないし、なによりも可愛く思えてしまうのはしょうがないよね。
2人でホテルに戻って、シャワーを浴びて抱き合いながら色んなおしゃべりをしました。
これがタイでの擬似恋愛ってやつですかとも思ったけど・・・ちょっと違うか。

その日は遅くまで色んな話をしました、その中で不思議に思ったのは、最初Kちゃんはやる気の無いそぶりをしていたのは何故かと、そして何故俺についてきたのか、聞いてみました。
それによると、彼女はおとといやはり日本人の若い人(25−27歳くらい)が来て、自分を指名してきたらしいのだが、そこでいやな思いをしたらしい、日本語がしゃべれると言っても、つたないわけで、途中で分からない単語は英語でしゃべったりしたそうだ。
すると、「わからない日本語で言え」とか言って、一切のコミュニケーションを日本語でやったそうだ。
しかも、それが当たり前のように言われて、Kちゃんの勉強不足だといったらしい、それをママさんに文句まで言ったみたい。
もちろんママさんは丁寧に謝ってたらしいけど、Kちゃんにしてみれば不満が出るのは当たり前、そして文句を言った割にはペイバーして泊りまで要求してきたそうだ・・・
ペイバー自体を断ったらしいのだが、今度はまたママさんを呼んで、文句を言う始末。
ママさんにも頼まれて仕方なくついて行ったそうだが、それ自体が相手の気に触ったらしく、前戯無しでやった挙げ句、自分はそうそうに寝てしまう、Kちゃんはほったらかしでね。
最悪だね!そいつ
というわけでKちゃんはしばらく若い日本人はこりごりだと思って、そっぽ向いていたらしい。
俺に指名された時は、スゴクイヤで断ろうかと思ったらしい(途中で仮病使う気だった)
でも前回の日本人と違って、一生懸命英語で話して、自分を気遣ってくれる日本人(サムのこと)がスゴク優しく見えて嬉しかった、そしてKさんも楽しいし、自分を触る時にも大切に触れてくるサムを気に入ったようだった。
Kちゃんが俺を気に入ったのは要は前の相手が最悪で普通の俺が最高に見えたんだろうね。
でもね、相手に合わせようとするのは当たり前だと思うし、タイ語が出来ないなら最低でも英語でコミュニケーションを取ろうとするのは当然でしょう、むろん俺はタイ語は全然だめなのでほとんどの会話は英語で成り立っています。
Kさんと話す時もなるべく英語で話したしね(日本語で話すと相手も気分悪いでしょ)
それにKちゃんに触る時も優しく触ったし、途中途中で声を掛けてみたりしながら触ったので、そのへんがポイント高かったみたいです。
そして、タイ人に限らず外国人に対しては、はっきりと自分の気持ち(上のような事)や考えを伝える事は相手にとっては大切な事です、日本人はこの辺がかけていて、何を考えているのか分からないと言ってました。
でもサムは普通の日本人とは違うねっていってました(俺も普通の日本人だけどね)
と言うわけで2人で抱き合いながら寝てしまい、朝起きたときにはお昼近かったのですが、一緒にシャワーを浴びて、1回いたした後彼女に銀行に行ってくるから待っててくれと言ったのですが彼女は1000Bで良いよと言ってにっこり笑って帰っていきました。
「その時に今日も来てね、待ってる」と言われましたが、彼女とはこれっきりでした(だってタニヤ行かなかったし・・・俺って・・・)



10月12日 Kちゃんが帰ってからしばらくして

Kちゃんが帰ってからしばらくしてKさんから電話があって、今日も一緒に遊ぶ事になりました。
待ち合わせ場所は今日もナナホテルのロビーとなり、本日は俺の希望でソイカウボーイへ突撃です。
ナナホテルからトゥクトゥクでソイカウボーイまで約5分、ソイカウボーイまで来ましたが噂どおりナナに比べるとさびれてます。
ナナとの違いはこちらは通りの両脇がお店になっていて、道の中央に客引きの女の子が出ています。
それに、道の中央だけでなくお店の入り口の所にも女の子が立ってるところかな。

とりあえず一軒入ってみようと言うことで店の名前もよくみずに、中へ入りました。
中はナナのお店と違って横に長いお店でテーブルシートもカウンターもステージも横に一直線にあります。
カウンターも12.3人座れば一杯になりそうなくらい狭いです。
女の子の数もレベルも問題外で6人ぐらいでやる気がなそうな年のいった子ばかりでした。
もちろん呼んでペイバーする気にもならないくらいでした。
酔ってはまずいのでビールではなく2人ともコーラで乾杯、飲んだらすぐ出ました。

こうして3軒ほどはしごしてみましたが、ほとんどのお店が同じでやる気もレベルもまったくです。
そんな中でお店の外でご飯を食べてる中にキラリと光るダイヤモンドを見つけました。
いきなりその子のところに行くわけにもいかず、周りの子達としゃべりながらお店の中へ。
少し女の子達としゃべって、どの子がいいのか聞かれたので、最初に目をつけた子を呼んでもらいました。
でもね・・・・この子どう見ても13−14歳なのよ・・・
しかしすごい美少女ってやつです、将来がすごく楽しみな子です。
SPEE○もモーニ○グ娘も真っ青でしょう、とにかく超美少女です。
ただ、この子英語もしゃべれないので、他の子に通訳してもらいながら話しましたが、簡単な英単語は分るようなので、それを混ぜつつしばらく話すと、俺がとても可愛い、将来はきっと美人さんだよって言ってあげたりすると、顔を真っ赤にしながらうつむいちゃいます(W そこでホッペタをつっつくとさらに照れて、小さくなります(可愛いね〜)
そのまましばらく話していると、彼女のほうから俺の膝に乗ってきて、抱き着いてきます(マジですか〜)
ヤバイです・・・このまま抱きしめてしまいそうになりましたが、ルパンばりに我慢してなんとか態勢ををキープ。
そのまま頭をなでなでしていると、通訳の女の子がなんかその子にタイ語で話し掛けるとその子が、照れながら英語で
You Aer nice Guy! Thank You!といいながら俺のホッペタにキスしてくれた。
俺は自分では決してロリではないと思っていますがマジでやばかったです・・・
Kさんが俺のためにペイバーできないか交渉してくれましたが、この子のお姉さんらしき子が断ってました。
でも、あれを連れ帰ったとして、俺にどうしろというんだ・・・・
ちょっとできないよな〜(何を・・・)
1時間ほど仲良くお話してから大人しく帰りました、ソイカウボーイはやはりいまいちですね。

結局ペイバーしないままに撤退・・・
ソイカウボーイでは4軒周ったのですが2人で1000Bも行かなかった。
これでは2人とも終われんという事で今度はナナプラザへ。
ナナプラザへ行く前にKさんにOちゃんとNちゃんのことを話してレインボウだけはやめようねと、お願いして、行ったものの偶然というのでしょうか・・・
ナナプラザの入り口の所でNちゃんにばったり・・・・
Oちゃんの所に来たのかと尋ねられてしまい、違うと答えるとにっこり笑って、じゃあ私に会いに来てくれたのねと勝手に決めつけて、抱きついてキスしてきます。
Kさんにどうしようかと尋ねると、もうここは観念したほうがいいでしょうとの事。
Nちゃんはペイバー代を頂戴って言って俺から500B受け取ると
「Oには黙ってるから大丈夫だし、問題無いわよ」と言って、レインボウへ入って行き15分ほどで戻ってきた。
Nちゃんが戻ってくる間は、ナナプラザの入り口の所で2人で話していたのだが、KさんはNちゃんのことがかなり気に入ったみたいで、「今日良かったら譲ってくれない?」
と聞かれたので、俺としてもトラブルはなるべく避けたいところだったので、Nちゃんが良いならそれで構わない、と思ったので了承した。
そこで、Nちゃんが戻ってきた時点での解散が決まったのだがこれがまずかった・・・

Nちゃんが戻ってきた時に、その話をすると
Nちゃん「あなたは私の事嫌いなの?、私に会いに来てくれたんでしょ」
Nちゃん「ペイバーしてくれたんだから、私はあなたといるにきまってるでしょ」
といって、一気に怒りだしてまくしたてます。
恐れをなしたKさんは早々に「それじゃ!」と言ってにこやかに立ち去ります・・・オイオイ
いやー考えてみれば前回のディスコの時もそうでしたが、この子かなり怒りっぽいよね。
忘れてた・・・結局そのまま2人で飲みに行こうと誘ったのだが、あなたの部屋で飲みましょうと言われて、コンビニでビールを買って俺の部屋へ。

部屋につくとなにやら、俺の荷物があるところや、テーブル辺りをガサガサと・・・
何してるのって聞くと、昨日誰か連れて帰ってきたのと聞いてくる。
もちろん俺は昨日はKさんとしこたま飲んで酔っ払ったから誰も来てないよ(ウソ)と言ってごまかしたが、きれいに掃除された部屋からは何の痕跡も出てこないので助かった(というか別にこの子に言われる筋合いは無いと思う)
その後2人ともシャワーを浴びて、お互いタオルを巻いて椅子に座った。
2人でビールを飲みながら、最初はOちゃんの話に始まり、一昨日のディスコでの件、そして、俺の日本での話と盛りあがった。
そのうちNちゃんが泣き出しながら(泣き上戸か?)、俺がもうすぐ帰るのがさみしいと言い出した。
うーん、ここまでの所ひょっとして俺はタイ人にモテルのかと思うくらいモテル(なんでだろ?)
自分で言うのもなんだが、日本では俺はちっともモテナい・・・カッコイイとも言えないし・・・
羽振りが良さそうなのだろうか?それとも・・・・いいカモなのか?
ともかく俺が座ってる椅子の所に来て、俺の膝の上に乗る。
Nちゃんはとてもいい臭いがしてたまらなかった、その上少し長い髪を俺にすりつけて来る。
一瞬ガマンできなくなって、ビールをテーブルに置いて抱きしめるとNちゃんは積極的にキスしてきた、しかもディープだ・・・
まあ酒を飲んでた勢いもあって俺も応戦!ただ少し理性の残っていた俺はNちゃんを離して、おでこをくっつけながら、聞いてみた
サム「こんな事がばれたらOちゃんに怒られるのに、どうして俺のところに来るの?」
N「Oは関係無い、私はあなたの事がスキよ」
サム「ありがとう、でも不思議だね」
N「どうして?あなたといるととても楽しいわ」
サム「楽しい?ディスコに行ったから?」
N「それもあるけど、あなたは面白いわよ」
サム「顔が?」(W
N「アハハハそうね」
オイオイ なんじゃとゴラァ!
笑いながらキスしてきた、そのままイチャつきながらベットへ。
Nちゃんはなかなか情熱的なプレイで声も少し大きかったが、とても良かった。
この後、ベット中でイチャイチャしながら眠ってしまった。
朝起きると、Nちゃんはまだ寝ていたが、俺は可愛い女の子の寝顔を見るのが好きだ。
見つめながら、髪の毛をなでていると、Nちゃんが目を覚まして、にこっと笑いながら俺に抱きついてきた。
N「やっぱりあなたは優しいね、私が起きるまでそうしてるつもりだったんでしょ」
サム「うん、こうしている時が俺は一番好きだよ」
事実セックスしている時よりも好きだ(W
Nちゃんとクスクス笑いながら、1時間ほど抱き合ってた。
お昼過ぎにNちゃんは今日もホテルに来たいと言っていたが、今日もKさんと約束があると言うと、ものすごいーーーい疑いの目つきで帰っていった(W
この時は俺自信がスゴク満足していたので2000B渡したのだが、Nちゃんはお金大丈夫なの?って聞きながら、受け取ろうとしなかったけど、俺がとても楽しい時間だった、ありがとうって言いながら、渡すとワイをしながら受けとってキスしてくれた。



10月13日 本日の待ち合わせ場所を決めて、軽く寝た後出撃

3時ごろKさんから電話があり、本日の待ち合わせ場所を決めて、軽く寝た後出撃。
待ち合わせ場所は、Kさんの宿泊先のホテルのロビー。
本日は、折角ここまで来たのだからと、高級タイ料理にチャレンジ(でもくせのあまり無いもの)したいとKさんに申し出ると、Kさんは残りの所持金が心もとないとのことで、渋ってましたが、俺が出すから大丈夫ですよ、という事で了承してくれました。
タイ料理にチャレンジしたかったのですが、くせがあるから辞めたほうがいいですよとと言われ、ならばと高級中華が食べたいと言うと、それではということでサイアムスクエアのノヴォテルホテルの中にあるロク・ワー・ヒンへ行きました。

ここはさすがにこの格好(短パンTシャツ)ではまずいんじゃないかと、思いましたが受付で、ジャパニーズ?オーケーノープロブレムとすんなり通れました(いいのか?)
ただし、格好せいなのか、個室に通されてしまい、スペシャルチャージがかかるみたいな事を言われました(大丈夫か・・・この時の手持ちが俺6000B位しかなかったのよ)
ちょっとあせりましたが、たぶん大丈夫だろうと言うことでメニューを見ると、ここは日本語のメニューがあって、少し安心したのも束の間、Kさんがイングリッシュメニューをよこせと言ってます。
すると・・・・おなじメニューのはずなんですが、値段が微妙に違う・・・・
ほうほうこれが二重価格ってやつですな、大体50B〜200Bは違います。
Kさんが英語で、こちらのメニューで頼むから、料金は当然こちらの値段にしろと交渉して向こう側も了承、向こうのいい訳としては日本人の場合調理と材料が違うみたいな事を言ってました。
まあ、日本では出来ない贅沢だろうとと言うことで、北京ダックやアワビ、フカヒレなど頼んでしまいました。
だってさ、安いんだよ・・・北京ダック(2人なのでハーフ)450B、フカヒレの姿煮950B、アワビのチンジャオ(蒸し煮)で600Bくらいなんだもん。
その他に、点心を数点と飲み物を頼んで2人でこちらの事やお互いの日本のことを話ながら楽しく食事をしました。
食事を終えて会計を頼むと、出てきた伝票には驚いた事に、何点か頼んだ物が記入されてません。
点心で蟹シュウマイとかチーマーカオとかが載っていないので、Kさんに日本語で言うと、構わないんじゃないと言う事で、俺も無言でそこに記載されてる料金を払いました。
2人で思いっきり頼んでサービス料・スペシャルチャージ込みで3300Bでした。
本来ならチップとしていくらか置いてくるのですが、ここはサービス料が入っているので置きませんでした。
その代わり、俺達の給仕をしてくれたボーイさんに100Bあげて出ました。
日本で同じ事をやったらおそらく・・・・5万は軽く越えるでしょう。
やはり二重価格は存在するという事と伝票のチェックは大切ですね、今回は少なく間違えていたので良かったのですが、多かった場合は遠慮無くいいましょう。

おなかも膨らんだので、今度はどこに行こうかと相談したところ、パッポンに行って見たいと言ったのですが、Kさんはどうやら、パッポンはまずいらしくて、ナナに行く事になりました、当然レインボウはパスしてね。
ナナに行ったのですが、イマイチ今日は乗り気じゃなくて、タニヤのKちゃんやレインボウのNちゃんのような出会いは俺には刺激的すぎて、なんかやる気がうせるようでした。
2軒ほど行ったのですが、結局ペイバーはせずに、ただ飲むだけになってしまいました。
2軒とも食事のお返しという事でKさんが出してくれて、俺はお金を使わずに済みました。
なぜか、心に引っ掛かってる物があったのですが、なぜだろうと思い返していると心当たりがありました!それは初日にグレースで会った子のことでした。
Kさんにいうと、グレースはまだ時間が早いので、少しカフェで時間をつぶしてから行くことになり1:00頃グレースに行きました、相変らず雑然としてて、ちょっと近寄りがたい感じですが、Kさんとぐるぐる回りながら、彼女を捜しましたが見つからず1時間ほどたってしまい、Kさんにも申し訳無くて、もう適当に持ち帰りましょうと言って好みの女の子を捜していたところ、両方ともそこそこ可愛い2人組み発見、その子達が座ってるテーブルに腰掛けて、話しかけると彼女達も乗ってきて、楽しく話せました。
Kさんに至っては、長椅子に座って女の子を抱っこしています。
俺のほうは普通の椅子だったのでそれは出来ませんでしたが(W
30分ほど話しているうちに、女の子のほうから値段の交渉をしてきました。
泊まりで1500Bで良いとの事で、俺的には問題が無かったので、OKしましたが、Kさんの方は、手持ちが少ないとの事で1000Bに値切ると最初は女の子は
しぶしぶ了承していたのですが、俺は1500B払うと分かると、怒ってあっちは1500Bなんだからこっちもそうしろと吹っかけてきます、そこで俺が500B出して250Bづつにして2人に渡してあと1000Bでいいだろ、納得させました。
グレースを出る前にKさんとトイレに行ってから分かれようとして、トイレから出て俺が戻ろうとすると、遠慮がちに俺のTシャツのすそを引っ張って、ハァ〜イと声を掛けられました、振り帰るとなんと、そこには初日の子が立って俺を待ってました、トイレに入ろうとする俺を見つけて追っかけてきた見たいです。
俺がKさんに「この子ですよ、俺が言ってたのは」と言うとKさんも納得してくれて「なるほど〜この子ならサムさんが気にかけて捜しにくるのも分かりますよ」と言ってました。
しかし、もう他の子と約束してしまい困っているとKさんが
「俺が何とかしますから気にしないでその子と帰っちゃっていいですよ」と言ってくれたので気が引けましたが、Kさんの好意に甘えて、そのまま撤収(俺って酷いね)その子とホテルに戻ってしまいました。

ホテルに戻ってからMちゃん(この子の名前)と一緒にシャワーを浴びて(前回は別々だったが今回は向こうから誘ってきた)タオルを巻いてベットに腰掛けると、積極的にキスしてきた、彼女を離して
サム「この間はごめんね、君をせかすように帰してしまって、とても悪かったと思ってた」
サム「ずっと君に謝りたくて、今日は1時から君をずっと捜してたんだ」
と言うと、Mちゃんはちょっとびっくりしたような、恥ずかしそうな顔をしながら(この時の顔はスゴク可愛かった)
M「ありがとう、あなたは優しいね(ニコッ)、そんな事言われたの初めてよ」
サム「そうかい?でも本当にごめんね」
M「気にしないで、元々私は気にしてなかったし、それにあなたがもう一度私に会いに来てくれただけで満足よ」
サム「そう言ってくれると嬉しいよ、ありがとう」
と言うとまたもやキスしてきて、なんと俺のほうが押し倒されてしまい、体中にキスの嵐です。
明後日の朝には帰らないと行けないので、明日(本当はもう今日だけど)が最終日だと告げるとMちゃんは悲しそうな顔をしながら、より激しく俺を求めてきました。
そのまま、1回した後寝てしまいました、もちろん彼女はぴったりと俺に体を寄せてきたので、起きてる間中、頭をなでなでしてあげると猫みたいにスリスリしてくる感触を楽しみました。



10月14日 目が覚めると、彼女はまだすやすやと寝ていた

朝と言うよりももう昼に近い時間に目が覚めると、彼女はまだすやすやと寝ていた。
昨日と同じで、彼女の頭をなでなでしていると、いきなり電話の音がなった。
彼女は変わらず寝ていたので、そっと受話器を取るとKさんだった。
今日が最後なのでどこに行きましょうとのことだったが、待ち合わせだけ決めて電話を切らざる得なかった
なぜなら・・・・
ヤメンカーボケー!(日本語で言いました)
Mちゃんが俺の大事な息子を噛もうとしてます、いや軽くだが噛まれた・・・まさにガブリでした。
どうやら、別の女の子からだと思ったらしく「だれ?」と聞いてきたので俺が昨日一緒にいた友達だと言うとKさんは状況をを察したらしく
昨日一緒にいた子に変わりやがった!
そんでその子に待ち合わせの場所と時間を言わせやがる・・・ご丁寧にサム愛してるまで言わせやがった。
俺が噛まれてギャーと言うと電話の向こうで2人で大笑いしてやがる(覚えてろよ!)
誤解(自業自得かもしれんが)を解くのに今日も彼女の所に行くことを約束させられた。
さらには、今日の待ち合わせの時間までデートする事をこちらから提案した。
そして、彼女が満足するように1回いたす事になってしまいました(余計な体力を使うはめに・・・)
彼女が満足してしばらく抱き合っていると彼女のほうから、俺の顔を正面から見据えるようにして
Do you like my thing?
と聞いてくるので、Of course I like youと答えました。
すると同じ様な質問で
Well do you love my thing?
と聞いてきます、ここが難しくてやはり好きと愛してるは違うと思いますのでこの質問は答えるのが難しかったです、しばらく考えて
I likes your thingと答えときました。
すると彼女は俺の鼻を掴んで笑ってきます、しかしこうとしか答えようが無いと思いました。
でも彼女はそれで満足してくれたようで、シャワーを2人で浴びて出かけようと提案してくれました。

彼女の提案どうりにホテルを出たのはもう14:00頃で2人でMBKに行って、色々見て周ったりしながら日本へのお土産を買って、彼女に何かプレゼントしようかと思い何が欲しいか聞いてみましたが、彼女は笑って、「あなたが今日来てくれるならそれが一番いい、それ以上は望まないわ」と言ってくれます。
うーん、普通はここでおねだりとかするのではないでしょうか?何故だか分かりませんが、男としてこう言われて嬉しくないはずはありません、彼女にTシャツを2枚買ってあげました。
2人でご飯を食べて、時間が来たので俺は待ち合わせのKさんのホテルへ彼女は家に帰っていきました。
分かれた後気がついたのですが、俺彼女にお金払ってませんでした・・・・(俺って最悪ですか?)

Kさんと会って今日は最終日ですがどうしましょうと言われて、最後はナナで締めようと思い、Kさんのお気に入りのナナのお店にしましょうと言うと、折角だからオカマバーに行くぜ!と言うわけの分からない理論から、ナナのオカマバーへGO!
その場所はナナの2階の角にあり、他のGOGOと違うのは扉が閉まってることだろう。
他は扉が開いていてカーテン等で中が見えないようになってると思うが、ここは重々しい扉が閉まってる。
その扉を俺達は勇気をもって蹴破った(ウソ)
中に入るとステージが中央にあり、オイオイどこがオカマなんだと思えるくらいスリムで奇麗な子が3人ほど踊っていた。
中は証明が明々と付いていてちっとも暗くない、しかしそこには
あからさまなおネエ様たちがいらっしゃいました
しかもゴツイ!背は高いは、手はでかい、そして顔もでかい(W
俺達2人の手を取って中央の6人がけくらいのソファイに座らせる、座り後こちは最高だったが・・・
そして2人が俺達の両脇に鎮座する格好で座る、逃がさないようにしっかりと腕を組まれてね・・・
サム「Kさんコワイっす・・・」
K「とって食われることは無いし、それに掘られる心配もたぶんないから大丈夫ですよ!」
と勝手なことを言っている。
彼女(あえてこう言いましょう俺は!)達の飲み物も頼んで、揃うと乾杯です
どうやらこの子達日本に行ってたことがあるらしくて、たどたどしく日本語もしゃべってきます。
その中で面白かったのが、どうやら新宿2丁目にいたらしく、サムは昔よく新宿で遊んでいたのでその話題で盛りあがりました。

恐かったのが、ステージで踊ってた奇麗系の子が寄って来て(なんせ客は俺達しかいなかったからね)ソファの前に椅子をおいて、俺達としゃべろうとした時に、凄まじい殺気を俺の隣りのおネエ様が放ってくださいました。
ドスの聞いた美声でタイ語であっちへ行けと言ったのでしょう、彼女はしぶしぶと、引き上げてまたステージに立ってました。
この時の声はまるでシュワルツネッガーがターミネーターの映画で言った決め台詞並の迫力がありました。
まじで恐かったです・・・本当に帰りたかったが帰らなくて良かったと思ったのはこの後です。
このおネエ様ご丁寧に、俺のチャックを下してきます
フザケンナ!ボケー
と叫んでも一向に気づかない振りして俺の物を生で触ろうとしてきます。
ヤバイです、必死にヤツの(あ、しまった)手を力の限り握り締め、抵抗すると例の殺気を今度は俺に向けます。
殺られる・・・と思い彼女にソフトな口調でまってくれ、レディはいきなりそんなことをしてはだめだよ、それより僕とゲームをしないかと持ちかけました(必死でしってる丁寧な単語を並べました)
すると、殺気を納めた彼女が手を止めて、こちらを見てくれました。
そのスキに彼女の手を取って、俺の手を優しく重ねて(こいつ手がでかいのよ)隣りにいる友達にサービスしてあげて欲しい。
もし、彼をフィニシュさせることが出来たら君に500B上げよう、出来なくても100Bは上げるよ。
それを、聞いて彼女は目を輝かせながら、本当?と聞いてくるので財布の中からとりあえず先に100Bだと手渡し、彼女をけしかける、Kさんのほうも似たような状態だったのだが、両脇から手を伸ばされてズボンを完全に剥ぎ取られるはめになった。
K「サムさん何言ったの?なんでこいつら2人掛りで、コラやめろーーー」
すまんねKさん、俺の為に死んでくれ(Wというか、昼間のし返しだ、フフフ(W
2人掛りで、1人は完全にフェラ○オしてて、もう1人は玉を触りながら、ア○ルまで手を伸ばしてる。
Kさんはまさにマングリ返しに近い状態になっていて、身動きが取れなくなってる(W
K「やめろーーーーグァこいつらマジで上手い!、ヤバイって逝ったらシャレにならんぞ」
K「サムさん止めてーーーーー」
サム「だめだよ、止めたら俺に攻撃が回ってくるし、何より恐いもん」
サム「それよかここで、逝ったら伝説モンだよね」
サム「伝説を残してくれーーーアッハッハッハーーー」
と叫びながら大笑いしてると、さっき追っ払われた子がちゃっかり俺の横に座ってる。
よく見ても正直言って、見分けつかんす・・・だって小さいし可愛いし・・・・
この子ここじゃなかったら、下手したらペイバーしちゃうかもしれません。
そっと、俺の手の上に自分の手を重ねてきて、恥ずかしそうに寄りかかってきます。
オイオイ、これじゃKさんを笑えんぞと思い、どかそうとしましたが、彼女が小さな声でコーラ?って言いながら、まじまじと顔を近づけてきました、これってキスミーの体勢です。
ヤバイと思って、OKしてコーラを奢りました。
すると嬉しそうに、俺に抱きついてキスしようとしたので、一瞬止めて、ホッペを指してキスミープリーズ、と言うと、少し複雑な表情をしながらしてくれました。
俺がそんなことをしてる間に、Kさんはいよいよやばいらしく
K「サムなんとかしろーー化けて出るぞーーートメローーーー」
等と叫んでるので、頃合だろうと思い、彼女達ににもういいよ、チップだと言って両方に300Bづつ上げると、ようやく彼女達の攻撃も止まり、Kさんは急いでズボンを上げてました。
チェックしてもらい、出ようとするとおネエ2人に両方からホッペにキスされてしまい、サンキューといいながらも、気分は公衆便所で財布を落としたような気分になってました。
ハイ!コワイですねーまるで恐怖の館の様でした、友達を連れていってまたやりたくなるくらい面白かったです。
是非友達にかましたいです。

恐怖の館からでて、口直しと言うことで、レインボウ2へGO!
今日は最終日で、良い子がいたら、そのままおもち帰りで朝までのつもりでした。
この時はMちゃんのことは、すっかり頭にはありませんでした(俺って酷いかな?)
レインボウ2は1よりも広くてシステムがちょっと違いました。
日本人が良く来るのか、壁に日本語でシステムが書かれており、泊まりで3000Bになってました。
かなりの盛況で、混雑していたので、入り口の側の壁際シートになってしまいステージもよく見えませんでしたが、近辺にも女の子はたくさんいたので、困りはしませんでした。
辺りを見渡してると、1人の子が俺のそばに座ってきて、ピットリくっついてきます。
なかなか可愛い丸顔の子で、笑うと笑顔がとても可愛かったのを覚えています。
この子の名前はPちゃんと言い年は19歳とのことでした。
しばらくPちゃんを相手にしゃべっていたのですが、Kさんは本日はペイバーは無しといことなので早々に決めたほうが良いだろうと思い、この子をペイバーしようとして、スタッフを捜していたところ、すげーーーーー俺好みの子が横切りました、しかしこの時に既にPちゃんにペイバーって言ってしまった、後だったので、どうしようかと悩んでいると、Kさんが今日で最後だし、思うようにやって良いですよとアドバイスされ、急遽変更(酷いね俺)、彼女にチップ200B渡して、早々にチェンジしてペイバーしました(ごめんねPちゃん)
しかしここは、先払いで先にお店で3500B(ペイバー代込み)取られました。
ここでKさんとはお別れです、Kさんは明日彼女(日本人)がバンコクにくるので飛行場まで迎えに行かねばならず、今日は早く寝るとのことでした、最後に失礼かと思ったのですが、あまりお金が無いようなことを言っていたので持って帰ってもしょうがないからと言って、明日の飛行機に乗るまでのお金を計算して余ってたお金をKさんに渡そうとすると、Kさんは困ってしまい、そんなつもりは無いからいいですよと断られましたが、俺のほうから無理に手渡すと、Kさんはじゃあ代わりにといって、俺に・・・・
バイアグラを5粒くれました
まだ俺は大丈夫だって言うのに・・・・(まずかったかなーKさんのプライドを傷つけたかもしれん・・・)
Kさんは俺が持ってるもので価値がありそうなのこれくらいしか無いんですよと言って、手渡してきました。
最後に、サムさんと遊べて面白かったですよ、またどこかで会えたら良いですねと言ってそれがお別れの言葉になってしまいました、こうしてKさんと分かれて自分のホテルへ。

しかしここまでは順調だったのですが、最後が悪かった。
この子最悪でした、まず部屋に入ると、お腹が空いたルームサービスと言ってくるし、ずっとテレビつけて見てるし、食事が終わって、椅子に座った俺がこっちに来てと呼んで抱っこしようとすると、シャワー浴びてこいとか好きな事抜かします。
頭に来たので、俺が少し怒ると、何起こってる?、セックスしたいのか?OKシャワー浴びて来い
だと・・・マジで切れました
持てる英語のボキャブラリーを駆使して君はなにしにきたんだ?そして俺が怒ってる理由を説明すると、今度は泣き出して帰ると言う始末もう飽きれてしまいました。
先払いのシステムは結局このような子生んでしまうのでしょう、マグロよりも最悪です。
もし、今日が最終日でなかったら、店に言って文句を言ってやるところでしたがそれも出来ず、結局・・・・追い出しました。
ただ、単純に追い出すのもつけあがるだけだし他の日本人にも迷惑だろうと思って、明日店に文句を言いに行ってやる、君のような子がいるんじゃ、もう2度とレインボウへは行かない、そして友達にも教えるとオーナーに言ってやると言うとさすがにまずいと思ったのか、謝ってきてシャワーを一緒に浴びてセックスするとか言ってきましたが断って、もういい!
と言って追い出しましたが、最後にオーナーには黙ってるからその代わり日本人を甘く見るなと釘を刺しときました。
これがどのくらいの効果があるのか分かりませんが、これくらいしか出来ませんでした。

最終日にこれじゃいたたまれません、ここで思い出したのがMちゃんです。
俺にはMちゃんがいるじゃないかと思って、考えましたが、良く考えるとお金がない事に気づきました。
円はあったのですが、Bはもう空港使用料と明日のチェックアウト時の清算分しか残ってません。
下のキャッシャーでの両替は換金率が悪いしと思っていましたが、一応行ってみようと一万円札を握り締めロビーに下りるとそこで・・・・Mちゃんが座っています。
マジでびっくりしました、「なんでいるのか?」と聞くと(聞くなよ・・・俺)
M「あなたに会いにきたけど、部屋番号忘れた、それで朝まで待ってれば、最後に一緒に空港に行けるかと思った」
だそうだ・・・・なんて事を言ってくれるんだこの子は!マジで涙がでてきました。
俺が涙目(年甲斐もなく)になってると、彼女も泣いてしまい、いつのまにか抱き合ってました。
ホテルのボーイの視線に気がついて、Mちゃんにお金が無いからキャッシャーに行って来るというと
M「いらない、私があなたに会いに来た、だから早く部屋に行こう」
と言ってくれました、普通ここで部屋に連れていこうとすると、エレベータの前で張ってるボーイにジョイナーフィーを取られるのですが、ボーイがずっとそれを見ていて、口に指を当てて通してくれました。

部屋に戻ると、アウチ、さっきの子の痕跡が残ってます、しかし俺としては好都合な事に彼女は結局何もしなかったし、シャワーも使ってなかったので、友達の子が遊びに来てたんだと説明できました。
Mちゃんは最初疑っていましたが、全く使われていないタオルを見て納得したようでした。
そして、最後の夜はMちゃんと2人で楽しみました。
事が終わって、Mちゃんが寝息を立て始めたのはもう3時くらいでした。
俺自身は、何度もこの子の事を忘れて自分さえ良ければ良いというような行動を散々取って来ましたが、この子の、最後にしてくれた事に対してなんとか報いたいと思って、そっとベットを離れてこっそりとロビーに行って有金のほとんどをバーツに換金すると12000Bになりました。
そして部屋に戻ると、下手糞な英語で手紙を書きました

要約すると
ありがとうMちゃん
君のおかげでとても楽しい旅行だった
君が僕にしてくれた事に対して僕は君に何もしていない
だからこれが君のしてくれた事に対して僕に出来る最大の事だ
本当は直接渡したかったけど、君は受け取らないと思ったからこんな形で渡す事にした
本当にありがとう、そして君の幸せを祈ってるよ  サム
とまあこんな事を書いて彼女のバックに手紙でお金を包んで入れておきました。
普通に渡すと彼女はきっと受けとってくれないと思ったので、こんなふうにしました。
まるでドラマのような展開でしたが、バンコクではこんな事がおこりうるのですね。
そして自分自信がまるで役者のようにキザに振舞えてしまうの面白かったです。
しかしこれを書いてる今はこんな事行ってますが、当時は真剣に行動していました。

朝8:00起きて、Mちゃんも一緒に空港まで着いて来てくれました。
チェックインカウンターの近くまで一緒にきて、最後に抱き合って別れる時に彼女がこう言ってくれました
(ニュアンスがあるので英語で書きます)
Letter was read (どうやら俺が寝てる時に読んだらしい)
You are good heart
I still remember well when we were together
I felt very happy
You are the good man for me
I have never forgotten you
Good luck your life
Want to meet you again

みたいな事を言ってくれて最後に抱きしめたた時に小声でグッバイ マイ ダーリン シーユーと言いながら体を離すと手を振って見送ってくれました。
そしておれは飛行機に乗って無事に日本の日常に帰って行きました。






あとがき

今回の初タイ旅行は素晴らしい物でした。
正直言ってやはりこれだけ素晴らしいと又行きたくなるのは当然でしょう。
日本ではありえない事がこちらでは日常であり、切り離して考えるのは非情に困難だと思えます。
またこんな事を日本では恐らくありえないでしょう。
それにちょっと出来すぎぢたし、ラッキーすぎます、たまたま良い子にめぐり合ってばかりだったのは日頃の行いという事にしておいてください。
今回の旅で知り合ったKさんには最高に感謝しています。
また、こんな俺に最高の言葉で送ってくれたMちゃんには、できれば幸せになって欲しいと心から思ってます。
つたない文章に最後まで付き合ってくれた皆様に感謝します。
また是非バンコクに行きたいと本当に思いながら終わります。
絶対に又行きます!






















8月某日  プロローグ

開発プロジェクトがついに一段落する。(サムはSEのリーダークラスです)
つらいプロジェクトだった(サム戦記参照)、心と体に傷を負った獣は、自然と温泉に入りにいくという。
そしてサムは「そうだタイに逝こう」(ネタ的にはちょっとふるいか?)
というわけで少し遅い夏休みを1週間とり、タイ旅行を決意した。

この時、この腐れ(失礼)プロジェクトを共に乗り切った、セイとイマケンも誘ってみた(多分こいつらと行くと面白いと思ったから)
セイは、サムの前回の話を聞いていたので、興味津々だったが、イマケンはちょっと渋りながらも行くことになる。
さっそくツアーを探してみたけど、安いツアーは全滅・・・・(9月の旅行だというのに)
仕方がないので、格安航空券とホテルの手配をインターネットでした。

この時の料金は航空券73000(UAで成田空港使用料込み)+ホテル21000の94000円だった。
まあ前回の反省を活かしてホテルはアンバサダーにした。アンバサダーはBTSナナ駅に近く、立地的に優れていると思ったからだ。
ここならナナプラザ、ソイカウボーイ、グレース、テルメとソイ3のロシア人が狙えると思ったのが選択の理由だったのだが、この選択がイマケンについて言えば今回の旅行の重要なファクターになってしまうことにはこの時点では誰も気が付かなかった。

ここで少しセイとイマケンについて紹介しておこう。

セイ・・・サムの会社の後輩で今年30才、見かけは謎のアジアンで、海外旅行経験は1回のみ。そのときは、韓国に行ったのだが(サムと2人で行った)現地人と見分けが付かず、物売りに声も掛けられなかった位のアジアン顔だ。
韓国の東大門市場で声を掛けられない日本人はこいつくらいではなかろうか?しかし英語能力は限りなく0に近い。スケベパワーは相当なもので、筋肉マンビックボディくらいはありそうだ(W
今回は是非タイにはまってもらいたくて誘った。予想としてはGOGOバーに狂うだろうと思ってる。なじみの店は池袋北口の優○と夢○だ!(知ってる人いたらあなたはスケベです)


イマケン・・・サムの会社の後輩で今年24才の空前絶後のボケキャラ。そのすさまじいボケぶりは(サム日記を参照してください)周り中を笑わせてくれる。
かなりの外道(18才の高校生の彼女がいて、しかも巨乳らしい。そのうえ今回の旅行で金がなくなるから彼女と別れようかと言い出す)のくせに平然と「俺って良い人なんですよ」と自分を誉める神経がすごいです。
セイに言わせると突っ込まれる為にに生まれてきたという点において「先行者」すら凌駕するのではないかと言うくらい突込みどころが満載だ!まさに突っ込み練習マシンとして俺たちの間では重宝がられる。
しかし生意気に英文科卒なので英語能力の基本値はかなり高い。
顔は自己申告で「緑のマキ○オー」に似てる(特に鼻がね)
スケベパワーもやはり中々のものなのだが風俗は今回が初体験という、ある意味強者と言えよう。風俗初体験がタイというあたりから、やつの人となりが窺い知れよう(はっきり言って無謀だと思う!)

今回の旅行はサム・セイ・イマケンの3人で行くことになり、外道の道を突き進むつもりだ。
しかし全員同じことを言うのだが、ほかの2人と違って俺は外道じゃない!と
こんなやつらが3人で果たしてどうなることやら・・・・
とりあえずサムの目標は、どんなものでもなるべく値切る!そして前回はやってない擬似恋愛にチャレンジすること、2回目でやるなよ・・・って意見はありだけど見逃してください(だってやってみたいんだからさ)以上だ



9月2日  3匹の獣が微笑みの国タイに降り立った

夜の9:30に3匹の獣が微笑みの国タイに降り立った
前回と違い今回はツアーではないので空港から自力で市内まで行かなければならない
早速タクシーを捜そうとするとタクシーの受付があり、声を掛けられた

「ホテルはどこだ?アンバサダー?600B!」ふざけんな!「高い!メーター使えばせいぜい高速代混み出200Bってところだろう」と値切ってみたが、後ろに並んでいるほかの客の手前絶対に向こうも引かない
あきらめて、バスに向かうが、バス乗り場の受付にいってバスの路線図を見たのだが・・・うーん近くを通らない・・・おかしい、しかしこうしててもしょうがないので、イマケンといっしょにオネーちゃんに聞いてみるが、ナナの近くは通らないとのこと、それに考えてみるとバス代100Bになってる。
3人だと300Bでしかも近くまで行った所で結局タクシーに乗るのでは、あまり意味がなかろうと言うことで、結局タクシーにする
空港タクシーは高いと判断して、道まで出てタクシーを拾うことにしたのだが、ドンムアン空港って分かりづらい・・・ぐるぐる歩き回ってしまい
3人とも歩きつかれた(W

結局空港のタクシー乗り場まで戻って直接運ちゃんに交渉すると、粘った挙句高速代込みで、500Bになった
でもねこの間のロスタイムが結局1時間近くかかったのと、歩き回った体力を考えるとはっきり言って意味無し!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーーーーーー!
次回は素直に最初から運ちゃんに交渉するのがベストと判断しました
チャララッチャッチャチャーサムはレベルが上がった、高岩式パワーボムを覚えた!(嘘

結局アンバサダーについてのは、11:00近くなってしまいました。しかしチェックインのときに保証金をよこせとか言われてひと揉めしました。最初2万円とか言われたのだが、駄々こねた挙句一万円に値切りました。その後荷物ほどいてまずはミーティング(というかホテル内でお金を預けるところとか、お金の持ち方とかを軽くレクチャーして、ナナのGOGOバーのシステムを簡単におさらいさせる)終了後出撃準備完了!まずはナナプラザへGO!

ナナプラザは1年前にきた時とちっとも変わってません。俺はむしょうに懐かしく感じ、又うれしくもありました。不思議な気分です
早速、レインボウ1へ突撃するも、2人にはレインボウ2には行っちゃだめだよと釘をさしときました(前回参照)
知ってても、初めてこのステージを見る人は、まず驚くでしょう!この時の2人の顔が見たくて連れてきたようなものです
やはり、ナイスリアクションの顔をしてくれてます。2人ともマジッスカ?の連発で、戸惑いながらも案内された、ステージのすぐ下のカウンター席に3人に座りました

この席って近くでいいのかもしれないけど、かなり上を見ないと顔とか良く見えないのよね
ずっと上見てると、首が疲れるし・・・やつら2人は足フェチだから足を見てから決めてるみたいだが、俺はむしろオッパイ星人(美乳派)なのでちとつらい
サム・イマケン・セイの順番で座ったので、イマケンと話してたのだが、こいつうるさい!ウォオオオマジッスカ?どの子でもいいんですよね?とか聞いて来る。あの子の足が良いとか批評してるので、俺的に良いなと思う足を言うと、あれはだめですねとかえらそうなこと言ってる
イマケンもこの席の不利を悟ったのか、後ろのBOXシートをしきりに気にしてる
そこで女の子を呼んで、後ろの席に行けばいいとアドバイスすると、1人の女の子の足を指して選びました

このとき不思議だったのが、その子こっち向いてなくて反対方向をずっと向いてたはずなのに、選べるところがさすが足フェチ君だよね(W
スタッフを呼んで、その子を指差したのだが、うまく通じなかったため、苦労したよ、だって反対方向を向いてるためNoが見えんのよ。(さすがイマケン、人の苦労は全然ノープロブレム)
ようやく呼べてコンニチハだけどちょっと俺の好みとはずれてるね、第一印象は性格キツソウ・・・・この子の名前はMちゃん19才だそうな
少し椅子でおしゃべりしてましたが、イマケンが後ろに行きたいって、うるさいからスタッフ呼んでご希望とおりにしてあげました

今度はセイと2人で並んで座ってしばらく観察してると、20分ほどでイマケンペイバーしてお持ち帰りです
先に帰りますとあっさり帰っていきました(やるなイマケン)
今の相場はナナはショート1500Bだそうな、前よりも安くなってるような気がする(2000Bじゃなかったっけ?)
セイはビールをチビチビ飲みながら足の鑑賞をしてる。俺が散々どの子がいいか散々聞いたのだが、埒があかない・・・

オカシイ、本来ならセイはこんなところに来たら、狂ったように喜んで、女の子を呼びまくって、胸とかさわりまくるかと思ったのだが・・・何故だ?
だってこいつ、日本のスナックとかで女の子の胸くらい触るんだよ、ここだったらもっとハジケルかと思ったのに・・・・
とりあえず、こんなところで長居するのは、好きではないので(女の子にコーラ奢るなり、ペイバーしてからならともかく)気に入った子がいないのなら、さっさと店を変えるべきだと思ったのですが、ちょっと俺の決断が遅かった
俺がセイを説得して(セイはまだ居たいってごねた)次の店に行くぞとチェックしたのはもう1:00だった。

次にロリポップに行ったがもう、女の子は終わってました・・・・マジですか?と言いたくなるくらいのレベルでした
仕方がないので、しばらくそこでおしゃべりした後、グレースに行くことに

なんか日本にいる時のセイとは違います
俺はてっきり緊張してるかと思っちゃいました
グレースに行くとまだ時間は1:45、ちょっと早いかな?と思いましたが、やはり早かった
数はまあまあいたのだが、いかんせんお持ち帰りできる子はいない・・・

ほかの方も書いてますが、基本的にここはふっくらした系の女の子(子ではないのもいるけどね)が多いです
でも、ひどい中にもかわいいのも、頑張れば見つかります
テルメとの違いは椅子には中々座れない所ですかね、座ったら最後奥に押しやられて、とんでもない事態になりそうなので、俺はいつもぐるぐる歩き回ることにします
疲れたら階段まで一旦退却するのが良いでしょう。なぜならここに立ってると、中には近づけない、おとなしい系の子や、まだ始めたばかりの素人のような子がびくびくしながらやってくるのです。(あくまでも俺の主観と読みです)
だって中は化け物屋敷だよ・・・正直言ってさ。それにこの作戦は実際には前回思いついたと言うか、Mちゃん(前回旅行記参照)に聞いた結果編み出した戦術です。中はドリンク料金を取られるから、お金のない子や、新人は階段の所で迷う、と言ってました。Mちゃんもその1人だったそうな、商売始めてまだ2週間くらいで、怖くてしょうがなかったそうです。だから余計にサムが実際よりも良く見えたのかもしれません。(自慢じゃないがサムは見た目は優しそうに見えるらしい)

そこで2人でぐるぐる回りましたが、良さそうな女の子はまだいませんでした。GOGOが終わる2時過ぎくらいにならんとやはりだめですね
セイが、もう帰るみたいなことを言ってるので、しょうがないので一時撤収、サムも戦果ゼロです・・・

帰る途中セイにここまでくれば大丈夫だろうと言うところで別れを告げて再度グレースへ戻ることにしました
時間はもう2:00を過ぎており、途中でナナから出てきた集団がぞろぞろとスクンビット通りを歩いてます
これなら行けるだろうと思い再度突入!

先ほどよりは、女の子の確実に増えていますが、レベルの方はパッとしない・・・・しょうがないので、またぐるぐる回っていると、何人かの女が声を掛けてくる、まあさっきから、日本人がぐるぐる回ってれば目立ちもするよね・・・「あなたさっきから、ずっとぐるぐる回ってるわね」とアイコンタクトで指摘したり、直接そう声を掛けてくる子もいます。(カッコワル)

セイと階段の下にいた時に一生懸命モーションをかけてきた、ちょっとアラブ系の顔立ちの子が2人で声をかけてきました
1人は俺の好みとはちょっと違うのだが、、ナイスボディイな感じでしかも、かなりHそうな色気があり「それもありだろ!」って言いたくなるような子でした
お色気ちゃん「あなたさっきから、2人でうろうろしてたでしょ、お友達はもう決めちゃったの?」
サム「友達は帰ったよ、俺1人で戻ってきたんだよ」
お色気ちゃん「ふーんそうなの、さっきから目があってたから声掛けたかったんだけど、冷やかしだと思ってたし、それにあなたは日本人みたいだけど、お友達が・・」
お色気ちゃん2号「ねね、3Pしない?あなた、優しそうだし、日本人でしょ?1人1000Bでいいわよ、いきましょう」
と言って腕を組んできます。しかも両脇から
初日から3Pですか!・・・・「ありだな・・・」正直言って悩みました。
(このまま妥協して快楽に溺れていいのか?by心の声)「否!」

誘惑を振り切って、彼女たちに
サム「実は別の子を捜してるんだ、前回ここに来た時に、仲良くなった子を捜してるんだ、だからごめんね」(この時はMちゃんを捜すつもりだった)
と言って、彼女たちから離れて、又ぐるぐると中を一回りしましたが、あまりめぼしい子もいなくて、またもや階段脇へ

階段脇に普段いる子とは、ちょっと違う毛色の子を見つけました
向こうもこちらと目が合って、じっと見てるので近づいて声をかけてみました
するといきなり
「こんばんは〜あなた日本人でしょ、さっきの見てたわよ」
と言ってきて「日本語できるの?すごいね」
どうやら話を聞くとタニヤの子で、1人は何回かここに来たことあるけど、もう1人の子は今日がグレースデビューだそうな
ご丁寧に店の名刺までくれて営業です
タニヤ1号「さっきの子達と3Pするつもりだったの?じゃああたしたちと3Pしようよ」
サム「あほか!しないよ、俺はそんなにスケベに見えるか?」
タニヤ1号「うん、見えるよ、キャハハハ」
コンチクショウ・・・
サム「俺は君らが思ってるほどスケベじゃないよ・・・」
タニヤ1号「日本人みんなスケベだよ!そしてここにいるあなたはもっとスケベネーー」
「そのとおり、だから余計に腹がたち」という川柳のままの気持ちでしたが、おっしゃることはごもっとも・・・返す言葉もございませ
俺は3Pはしないよ、と言うとじゃあ1号、2号のどっちかで良いと言われました。
まあ見た目は2号の方は合格ラインだったのですが、ここもがまんです、先ほどと同じ理由を言って分かれようとしましたが、せめておしゃべりに付き合ってみたいな事を言われて、もちろんこちらとしても、情報収集(最近のタニヤの話とか)したかったのでOKです
しばらく話してこんでしまいました(こうしてると声も掛けられなくて済むし、最悪タニヤ2号をお持ち帰りすれば良いしね、向こうもその気だろうと思いました)

最近のタニヤの相場だとか、やはり日本人のお客が減って苦しいとか、色々と話を聞いてると、いました!
俺のスカウターに引っかかる子が!
基本的に俺は、素人っぽくて、笑顔のかわいい、日本人系の子が好きです、むしろ美人系の目鼻立ちくっきりタイ人系はちょっと・・・(なんかうるさいな・・・俺って)

そこへ、ばっちりな子が現れてくれました
ジーンズにTシャツでいかにも、素人っぽかったです
向こうもこちらの視線に気が付くものの、遠慮してか、寄ってきません
そこで、タニヤ1号・2号に別れを告げて、彼女達(2人連れ)の前に行き、声をかけると俺の目標じゃないほうが、英語が結構できるようで答えてきた
それによると、目標の子の名前はNちゃん、19才だそうな、もう1人の子の名前は忘れました(W
相方「あなたあの人たちとずいぶん話してたね、3Pでもしようとしたの?私達ならOKよ!」
すいません・・・俺ってそんなに3Pしたそうに見えるのでしょうか?それとも今タイでは3Pが流行っているのでしょうか?
サム「今タイでは3Pが流行なの?」と聞いちゃいました(W、
相方「流行る?そんなわけはないでしょ、ただ2人組みと長々と両方と話してたから、そうなのかと思ったのよ」
むーーー2人組みと話していただけで、3Pとはさすがタイ!
しかし時間的にも、もう遅いし(3:00)決めました。

早速交渉に入り、相方じゃなくてNちゃんにして欲しいというと、Nちゃんはちょっと困った顔をして相方を見たあと、うなずいてくれましたが、値段交渉は相方がやってきました、泊まりで2000Bと吹っかけてきましたが、俺はそんなに払えない、1000Bしかもってないぞと言って、財布の中を見せました(ちょうど1400Bしかなかった)ホテルには置いてあるけどね
相方は、ホテルにあるんでしょ2000Bと譲りませんでしたが、Nちゃんが相方に、1000B(タイ語で言ってたのでたぶんですが)でいいよと言ってくれたので、決まりました
このときのうつむきながらの仕草が、とても可愛かったのが印象的な子でした

2人でホテルに歩いて帰る途中も、しばらくしてから向こうから手をつないできて、それがまた遠慮がちにそっとつないでくるのがたまりません。(男心をつかむのが上手ですねー)
ホテルについて、部屋に入ってからも、しばらくもじもじしてます

ちょっといやな予感がはしりました、ひょっとしたらオカマかと思ってしまいましたが、そんな事はなさそうです(たぶん)
とりあえず、場を和ますために、ドア一枚でつながってるセイの部屋をノックしてセイを呼び、3人でしばらく、おしゃべりしました
最初は、緊張していたNちゃんも次第に、日本のことを聞いてきたり、俺達に彼女がいるかとか?聞いてきました
彼女は、いないよと言うと、日本人じゃなくてタイ人の彼女は?と聞いてきて、2人ともそれも居ないと答えると、うれしそうでした
30分ほど話したところで、彼女も落ち着いたらしいのでセイを退場させて、お楽しみタイムです。
(今回の子は中々いい仕事してくれたし、読んでいただいた方からHな描写も入れてとのお便りを頂いたので今回のみセックスの部分も書きましょう!)

まずはシャワーですが、恥ずかしがるので、別々に浴びた後、俺が先に浴びていたので出てきた彼女に椅子に座って手招きすると、喜んで俺のひざに乗ってきます
後ろから抱え込むようにして、おっぱい揉んでると、甘ったるい声を出しながら抱きついてきます。
少し手を止めて、髪をなでながら、キスすると最初は口を閉じていましたが、髪をなで、耳をなで、時折声をかけつつ、ほぐしていくと、積極的になってきて、ディープキス
少しづつタオルの中に手を入れていくと、急に恥ずかしくなったらしく、電気を消して欲しいといってきます
電気を少し落として、タオルを取ると、この子珍しいことに、下着を着けています
普通はタオルの下はスッポンポンになってる子が多いと思いましたが、それだけ慣れていないのか、または恥ずかしがりやなのかは謎ですが、俺的にはこの方がやはりそそります。(やっぱ脱がす楽しみは大事だよね)
まるで普段俺が彼女にするような、優しい愛撫に彼女はなれておらず、俺が何かしようとするたびに、怯え、そして好奇のの目を向けながらも、しっかりと反応してくれて、非常に楽しめました。
そして、俺のちんち○を触ってきて、手で優しくしごいてくれます
まだ不慣れっぽい手つきでしたが、決して激しくせず、強くせず、微妙なタッチに俺はもう我慢できなくなり、正上位突撃!
予想通り、中はかなりきつめで、やばいと思って、急いで、抱え込んで座位から騎乗位へ、そのまま下からしばらく突き上げると、いきなりガクリと倒れこんできて、無事に彼女は行けたようでした。
そのまま、1分程インターバルをおいてあげて、彼女の背中をしばらくさすってましたが、今度はまたもや、正上位にもどして、一気に突きまくってフィニッシュ!

Nちゃんはしばらく動けなそうなので、自分で後始末したあと横抱きにして、髪の毛をなでなでしていたのですが、イタズラ心がふつふつと湧いてきて、そっと指であそこをサワサワ
腕枕をしつつ、彼女を愛撫しつづけると、またもや感じ始めて彼女は俺の顔を見つめます
その目は、もうやめてと訴えてましたが、そのソフトタッチをやめて、キスをすると下半身をもぞもぞさせ始めます
そしてすがるような目つきで、俺を見つめてくるので、キスをしながら再開すると、とても切なそうな声で俺の名前を呼んできます
そして、彼女がいきそうになると、さらにソフトタッチでクリのみを攻撃!
行きそうで行けない程度にじらしまくると、彼女がタイ語でなにやら懇願するように行ってきますが、タイ語が分からない俺は首を振ってタイ語は分からないよと答えて続行(俺って外道の素質ありますか?)

ガマンできなくなったのか、彼女は俺の物(ここはブツと読んでね)を入れようとしますが、ゴムをかぶせてないので、とりあえず避けるとマジで怒ってきますので、ゴムを指してかぶせてと頼むと(かぶせるって単語分からんのでテイクを使っちゃいましたあってるのかな?)「いらない早く」とせかしますが、さすがに生はまずいので待たせて自分でつけて、再度突入!
突きまくって、Nちゃん満足したようです
俺自身も大満足で、シャワーを浴びて出てきたら、Nちゃんすやすやとお休みしちゃってます
満足そうな顔を見つめながら俺もグロッキーで寝ました(初日から疲れたよ)



9月3日 (前編) 目が覚めると、彼女がにっこり笑って俺を見つめています

9月3日 (前編)

朝目が覚めると、彼女がにっこり笑って俺を見つめています
そして、すでに俺のチンチ○を優しくスリスリしていて、戦闘準備をしています
負けずに俺もと彼女の準備を整えて、突撃!

そののまま2人とも又もや眠ってしまい、イマケンからの電話でめがさめた。時間はすでに12:00を過ぎていた
時間を見てびっくり、特に予定は組んでないのですが、とりあえず1時間後に約束してNちゃんと一緒にシャワーを浴びて着替えて終了です
帰る時に財布にあった1400Bを全て渡すと200B返してきて、「今日も来てねずっと待ってるから」と言って彼女は帰っていきました
もちろんホテルの玄関を出てタクシーに乗るまで送るのは紳士としてのたしなみでしょう
でも俺って結構運良いような気がします、初日から良い子に当ります(やはり紳士!)

彼女を帰してから、一旦俺の部屋に集合して昨日の報告を兼ねたミーティングです
セイは帰ってそのまま寝てしまったので、収穫0でしたが、イマケンはレインボウのMちゃんをお持ち帰りしてたので様子を聞くと、セックスした後さっさと帰っていったそうな(味気ないけどこれが普通だろうね)
女の子が帰ったのが1:00位でそのまま寝てしまったらしいのだが、今日も行くよと約束したらしい
まあ、これから本日の予定を決めるわけですが、とりあえずイマケンは少しお腹の調子が悪いらしいので、夜の出撃までは寝るらしく、俺とセイの2人でフットマッサージに行きました

アンバサダーの駐車場の脇にはたくさんのマッサージ店がならんでおり、その中の1つに行って見ました
痛いかと思ったのですが、全然そんなことなくかなり気持ち良かったので、明日みんなでこようと言って店を後にしました

帰ってきてから、フットマッサージの話しをしながら夜の行動のミーティングです
話し合った結果タニヤに行こうと言う事で決定しました
本当は前回行ったノーハンドレストランにリベンジに行ってみたかったのですが今回はお預けです

タクシーでタニヤに行くと前回同様たくさんの女の子達が声をかけてきますが、それを見つつ一回りします。前回行った店も見ましたが、今回は二人のために来たようなものなのでイマケンとセイに選ばせます
しばらくするとイマケンが一人の女の子を気に入ったみたいで、じゃあその店にと言うことで決めました
イマケンにその女の子のナンバープレートを覚えておくよううに言って、お店の中に入ります

お店の中ではまず自分たちの16畳くらいのボックスに通されていよいよご対面です
前回の経験から、俺としては2人がどんな反応を示してくれるのか非情に楽しみで、後ろからゆっくりついていってご対面です
ご対面室に行くと女の子が20人ほどお出迎えです。(ちょっと少ないかな?)
イマケンにさっきの子だろ?って聞くと「いや・・・・こっちの子が良いです」とNo2の子を指名するという大どんでん返し・・・・これにはセイも俺もビックリ・・・
なんせ、俺はその子を狙っていましたが、やさしい先輩の俺は譲ってあげます
セイは???って思ってしまうくらいセイの好みとは離れた子を選んでました。(この理由については後で触れます)
俺は、のりのよさそうな25歳くらいの女の子をセレクトしてお部屋に戻ります
しかし、やっぱりイマケンです、かましてくれます・・・・ナイスなキャラです

女の子を無事に選び終わって、ご挨拶です
俺の選んだ女の子は日本語が少し話せるみたいで「こんばんは」と挨拶してきました
日本語しゃべれるの?って聞くと少しとのゼスチャーをしてました
他の二人は日本語はまったくだめらしい・・・・しかもイマケンの女の子はなんと英語もだめでタイ語オンリーだという・・・・

おかしいぞ!タニヤ・・・・・日本語も英語もだめとは、タイ語しかしゃべれない子がいるとは
前に来たときとは違うし、それにネットとで見たりするのとは大違いなような・・・(タニヤなら少なくともどちらかはしゃべれんだろ、普通さ)
それでも、イマケンは負けません・・・女の子の肩には早くも手を回して、歌を披露しています、VERY NICEではありませんが、そこそこ上手でした

しかし女の子達の受けもいまいちで、盛り上がりもかけらもありません(なんでだろ?)
しかしさ・・・前回のカラオケと比べると大違いなんだよね・・・前回のほうが面白かったよ
たぶん、ここは歌を歌うべきではなく、お触りしまくりとかが基本なんだろうか?触りまくったほうが盛り上がるなら、俺はいくらでも獣になってやるぜ!
それでも、なんだかんだ言って、カラオケを結構やりつつ俺は胸を触ったりしてましたが、イマケンやセイはせいぜい肩を抱いたりする程度、イマケンがようやく自分の膝に女の子を逆膝枕で寝かすもこの辺がのが精一杯のようです
前回のKさんと来た時とは大違いだし、野球拳もなしです

こうして2時間程いたのですが、最初は誰もペイバーしないと言っていたのですが、(これは間違いなくイマケンの照れ隠しでした)イマケンに俺達が照れんなよ!と言うとやっぱりペイバーしたかったらしくて、イマケンのみがペイバーすると言ったのですが、なんと女の子は今日は生理だからだめ!
とのこと・・・・嘘クセーーーーそんなやつが店に出てくるわけないだろ、っていうか出すな!
しかし、前にネットで調べた限りでは、この断り方は相手があまり好きじゃない場合に使う女の子の常套手段だそうだ・・・
これをこっそりと、セイに言ったら、イマケンに聞こえてしまって
イマケン大ショック! 「マジですかーーーー(TT」

しかし本当に俺らが落ち込むのこれからで、チェックしてもらうとなんと5600B
おかしい、中に入った時に、システムの確認をしたら1時間500Bで飲み放題と言ってたのに・・・
まじかよ!高すぎるって文句を言ったのだが、ビールとかは飲み放題ではなく高い、それに女の子のチャージ料が馬鹿にならない・・・・結局払うことになってしまい最悪でした

しかしイマケンよ、お前にはやられたよ・・・最悪だよ・・・・
気に入った女の子のいる店に行ったはずなのに、違う女の子を選んでかつ、それが俺とバッティングして、さらにペイバーも出来ないほど嫌われて、最後はぼられる・・・・・イマケン・・・
ぶっ殺す!・・・と言いたいところですがイマケンも反省はしているようでしたし、やられちゃったものは仕方ありません

このあと傷ついたイマケンは昨日の女の子を探しにナナへ行くつもりのようでしたので、分かれて俺とセイは別のお店に行きました
ここで途中に少し面白い話があって、イマケンはレインボウに直行するつもりだったのですが、俺が別のお店にも行ったほうが良いと言って、ナナプラザの2階のあるお店の前に連れていって、ここが良いぞって教えたら何の迷いもなく店のドアに手をかけたところで、あわてて俺が止めました。
セイは気づいたみたいですが、イマケンは馬鹿だから気が付かなかったみたいです
そこはレディーボーイの巣です、前回Kさんが伝説を残し損ねた店です
お店の前にあからさまなレディーボーイがいたのにイマケンは気が付かなかったみたいね・・・・

そのあとイマケンは2階の別お店(たしかG−SPOT)に行ったようですが、結局レインボウに行って、Mちゃんを探したようです
しかしMちゃんはいなかったらしく別の女の子をペイバーしたみたいです
(大馬鹿野郎!こんなことをしては絶対にいけません、前もって言ってはいなかったのですが、こんなことしたら女の子は普通怒ります、別のお店に行くのはOKなんですが・・・考えれば分りそうなもんだが、タイの女の子はプライド高いからね)

俺とセイはとりあえず2Fのにぎやかそうなお店に行きました(店の名前は忘れました)
中は女の子も多くて良い感じでしたが、レインボウの女の子達との違いは、早速女の子達が俺達の膝に乗ってきて、甘えてきてコーラ攻撃です、ここで俺のほうに擦り寄ってきた子が、セイも、俺も「中沢じゃん!」と二人そろって思ってしまうくらい良く似ていました
だからと言って、前回の経験から簡単にコーラを奢ってはいけないと思い、答えはNO!の1点張り。(W

しかし、普通ならここで女の子達も引くかと思ったら、この子達しぶとくて、俺の膝の上に乗りながらも、中沢がセイの短パンのすそから手を突っ込んで、触ろうとしてます
もう1人の子もいっしょになって、ダブルアタックです
セイはめちゃめちゃ焦って必死になって、2人の手を取り出そうとして(なんでかな?オカマ相手じゃないんだし・・・)いましたが、余計にその子達面白がって続けます

あまりにも、セイが抵抗するので、中沢を引き寄せて(まだ膝の上に乗ってる)胸を揉んだら、抱きついてキスしてくれました
本当は、この時点でこの子の乗りの良さをかなり気に入っていて、ペイバーしちゃおうかと思いましたが、とりあえず、セイに聞くとセイはやはりペイバーしない・・・
おかしい・・・この中沢とかはかなりセイ好みのはずなんだが(のりと顔がね)
俺としては、自分が楽しむとしても、セイが楽しめた上で自分も楽しむつもりだったので、やつがペイバーしないのなら、俺もできません。(残念ながら撤収です)
そして、ナナプラザをぶらぶら歩きながら、なぜペイバーしないのか?これじゃ俺も生殺しだと言うと、俺には好きにしても良いとうことなので、セイも恥ずかしいのだろうと、勝手に納得してここで、分かれました。



9月3日(後編) 評判の良いハリウッドへGO!

分かれて俺は、1人で評判の良いハリウッドへGO!
ハリウッドに入るのは初めてなんですが、中は中々の盛況ぶりで、盛り上がってた
時間的には10:00を少し回ったところだったのだが、女の子の数もたくさんいて、レベル的にも悪くはないでしょう
そしてやっと1人になれたので、ゆっくり自分のお気にを見つけるつもりで、見回していましたが、俺のスカウターをぶっ壊すくらいの反応はなかった

その代わりといってはなんだが、いきなり・・・(英語ですが)
?「ああーーあなた私覚えてる?」
サム「?うーん知らない・・・誰君?」
バシィバシッ2連打で軽くですがほっぺを叩かれました。
サム「なにすんだよ!ゴラァ」
?「ヘイ!忘れた?私悲しいよ」と言って泣きまねします
(はてな?確かになんとなく見覚えがあるんだけど・・・・)
?「あなたと私が会ったのはレインボウ2よ、お店移ったの」
サム「あああああ!思い出した俺が土壇場でチェンジしちゃった子だよね」(前回14日参照Pちゃん)
P「やっと思い出したわね、私はあなたのこと良く覚えてるよ」
すげーな、俺ペイバーもしてないし、少ししか会話してないのに良く覚えてるよな、やっぱりドタキャンしたから恨んでるのか・・・
しかもご丁寧に名前までしっかり覚えているからコワイ・・・

サム「良く俺の事覚えていたね」
P「うん、だってあの時、私はあなたがペイバーするって言ってくれてとっても嬉しかったんだよ、それなのに・・・・」
と言って、俺の鼻をギュとつまみます(タイの女の子ってすぐ鼻をつまむね)
サム「本当にごめんね、悪かったと思ってるよ」
P「いいわよ、こうしてまた会えたしね」と言ってニコッと笑ってくれます
サム「そうだな、この前のお詫びに、コーラを奢るから、少し話せないかな?」
と言ってコーラを奢ってしばらく話していると、スタッフの強面のおばさんが、彼女のひざを突つきます
P「ごめんね、ステージに行かないとダメなの、待っててね」
と言いながらホッペにキスして去っていきました

彼女はもう戻ってこないんだろうな・・・と思いながらビールを飲んでいると、入れ替わりで女の子が隣に座ってきます
コーラ奢れと言ってきますが、あっさりNOと言って撃退、そして2人目の子が座って同じように言ってきた時に、彼女が戻ってきて隣ではなく、テーブルの前に立ってます
そして、この子良いよ、ペイバーすればと言って勧めてきます

いや、この子は俺の好みとは少し違う、君が隣に座ってくれと言って、隣をPちゃんに交代させます
Pちゃんは何人か声をかけては、俺に勧めてきますが、俺の反応はイマイチです
そうこうしているうちに、又もや彼女がステージに上る番がきて、おばさんにひざを突つかれます
P「待っててね、又戻ってくるから」と言って去ろうとする彼女の手を取って
サム「どうすれば君はずっとここにいてくれるんだ?」と言うと
P「ペイバーされていない子は、ステージに上らないといけないルールなの」と悲しそうに答えます
サム「君は俺に自分をペイバーしろって言わないのか?」
P「うん、あなたは私をペイバーしないのは分かってるから」と言いながら悲しげに笑って
P「だから他の子をペイバーしてあげて」と言ってきます
サム「分かった、君をペイバーする。そうすれば君は俺の横にずっと座ることができるんだろ」(サムスマイル!)
P「本当?無理しないでいいのよ、私で良いの?」
サム「俺は君が横に座ってくれると嬉しいよ」
P「前回のことなら気にしないでいいのよ・・・・」といいながらうつむきながら、後ろを向いちゃいます
手を引いて彼女を強引に座らせて、彼女の肩を抱きながら
サム「俺の事がイヤならそう言って良いよ、前回酷い事したから、それはしょうがない」
サム「これはチップで良いよ」と言って500Bを握らせると、彼女は
P「なんで?」
サム「ちょうど君のペイバー代だ、俺は君をペイバーするつもりで出してたんだが、君に上げる」
と言って、スタッフにチェックの合図をすると、スタッフが来てチェックしようとするのを彼女が止めて
そのお金をペイバーと言って渡してた。
P「これであなたの隣に座ってられるわ」と言ってそっと抱きついてきた

俺もそっと彼女の肩を抱いて、しばらくおしゃべりした後
P「ねえ、あなたのホテルにいっても良い?私行きたい、大丈夫?」
サム「え?なんで質問するの?」
P「あなた、きっともうタイ人の恋人いるでしょ・・・なんとなくだけど」
サム「いないよ、大丈夫おいで」
と言うと、彼女はパッと明るく笑って着替えてくると言って席を離れた

Pは少し背が高めで、俺と身長があまり代わらない
当然Pはしっかりと俺の手を握って、嬉しそうにホテルまでの道のりを歩いた
その時の彼女は、俺の目には本当に嬉しそうだった、それがまた俺の胸にはちょっと痛かった
この胸の痛みを取るためにも、ホテルに帰ったら、彼女に前回のことをちゃんと謝ろうと心に誓った

ホテルに着くと、彼女はすぐにシャワーを浴びたいと言って来て、さっさとシャワーを浴びてきた
そして俺も、同じようにシャワーを浴びて、パンツにTシャツで戻ると、彼女はベットの中にいた
俺は黙って椅子のところに行ってタバコに火を着けると、彼女はタオルを巻きなおして俺のひざの上に乗ってきた

彼女の少ししっとりした、髪をなでながら、前回のことをなるべく丁寧に謝った
P「あなたは変な人、そしてとても可愛い人ね」
サム「ははは、俺のほうが君よりずっと年上だぞ。可愛いは酷いな」
P「ううん、年は関係ないよ、やっぱりあなたはかわいい」
と言って、強く抱きついてきて、ディープキスをしてきた

彼女を満足させた後に、また椅子に戻って一服してると、彼女がこっちを見ながら
P「あなたのことスキよ、あなたは私のことどう思ってる?」
サム「好きだよ、君はとっても可愛いしね」
P「じゃあ私のボーイフレンドになってくれる?」
サム「ボーイフレンド?」
P「そう、あなたに日本人の彼女がいても仕方が無いけどタイ人の彼女は私だけにして欲しいの」
サム「それは、俺に毎日ペイバーしろって事?」
P「うーん、それが一番良いけど、あなたがタイにいる間は、私となるべく一緒にいて欲しいの、別に夜だけではなく、昼も一緒にいて欲しい」
サム「それだと、君は困らないのか?お店に出なきゃいけないだろ?」
P「困る?なんで?私はあなたと一緒にいたいだけよ、お店は休めばいいし、出してくれるならペイバー代を届に行けば良いだけだし、それにお店であなたを待ってるのが・・・あなたは来てくれないかもしれないでしょ」
サム「ボーイフレンド・・・」

正直言って迷いました、今回は擬似恋愛をしてみようかと思っていたし、これってその誘いなのか?
ただ、Pちゃんは決して可愛くないわけではないのだが、もう少し上が狙えるのではないだろうか?
と外道な事を考えてしまい、言葉に詰まっていると
P「ごめんなさい、あなたの都合を考えていなかったね」
P「でも、明日も来てくれると嬉しいな、明日は着替えを用意してくるから、あなたとずっと一緒にいられるわ」
と言って彼女はシャワーを浴びて帰る準備を整えた
下まで送っていく途中で
P「あなた本当にタイ人の彼女はいないの?本当はいるんじゃない?」
サム「いないよ、俺はもう結構年いってるしね、もう3○才だからそんなにもてないよ」
P「3○?うそ!とても見えないわよ、26位だと思ってた、大丈夫あなたはとても若いわよ、ここもね!」
と言ってちんち○を指ではじかれた(W
最後に、「明日も来てね」と言ってホッペにキスしてくれて、自分のホッペを指差すのでキスすると満足そうにタクシーに乗り込んだ

ホテルに戻って、時間を見ると・・・2:30・・・まだ逝ける(W
昨日のNちゃんのこともあるし、それに今回の目標の1つでもある擬似恋愛のターゲットを見つけてません。(Pちゃんは?という突っ込みは却下です)
現在の最有力候補はNちゃんで、ルックスはもちろんの事、あの素人っぽいところがかなりの高ポイントでしょう
という訳でグレースに行く事に決定。(一応目標はNちゃんだが、大目標は彼女と呼べる子を捜す事です)

グレースにつくと、昨日のお色気ガールズが手を振って合図してきましたが、軽く手を振って流しました
地下は昨日同様に雑然としていて、人も多かったが日本人は1人もいないようだ
ネットではグレースに行かれている方も多いようだが、サムはここで日本人を見た事が無い
しばらくうろついてみたが、Nちゃんを超える存在は見当たらない、Nちゃんもいなかった

しかしここで偶然ですがなんとMちゃんに再会!(たぶんです)
Mちゃんは俺の顔を見るとスッと視線をそらして、店の外に出ていってしまった
何故か・・・・Mちゃんはすっかり変わってしまってた
まず、かなりの化粧をしていて、本当に前回のような素人っぽさが全く無くなっていました
そして、服装もすこし派手めな感じでした
俺と視線があった時の表情は間違い無く俺を認識しており、まずMちゃんと見て間違い無いでしょう
しかし、彼女は言葉を交わす所か、俺を避けるように逃げてしまった
たぶん彼女は・・・・気まずいのではないかと思います
俺が知ってるMちゃんは1年前のMちゃんであり、今のMちゃんは違うMちゃんへとなってしまった(当然と言うのは悲しい物があります)
だからこそ俺には会いたくなかったのでしょう、今の自分を知ってるから・・・・(推察ですが・・・違うかな?)

Mちゃんが、俺に会いたくないのなら会うべきではないと思い再びNちゃんの捜索
地下にいないので上のロビーかと思いロビーへ行くと、3人組みの中にNちゃんがいました

その3人組みに白人2人組みが声をかけてる様でした
Nちゃんはずっと下を向いていて俺には気がつかないようでした
昨日の相方が俺に気がついて、Nちゃんに合図を送ったようで、顔をあげたNちゃんが俺に気がつきました
目が合うと、俺に懇願するような目で俺を見るので、白人が俺に気がついてなにやら彼女達に言ってます
うーん、どうやら俺のことを言ってるのは間違い無いので、どうしたものかと思案してると、相方ちゃんが俺を手招きします

しょうがないので、その場に行くと白人が
白人1号「今日この子と約束してるのか?」
サム「・・・まあね」
白人2号「本当か?じゃあなんですぐにこの子の所にこなかったんだ?」
サム「彼女を捜していたのは本当だ。約束もしてた。しかし君達と話していたから、来れなかったんだよ」
白人1号「そうか分かった、しかし俺は彼女をつれて帰るつもりだ。いいか?」
サム「そうか・・・」
と言ってしばらく考える振りをして、彼女の顔を見るとやはりうつむいたままで、こちらを見ない。
ただ、黙って手をギュッと握っているだけだった。
サム「Nちゃん、君は俺と約束していたけど、君はどうしたい?」
N「あなたはどうしたいの?」と小声で答えた(質問を質問で返すなーーーー!)
サム「そうだな、約束してたから、俺はここに来たんだよ」
N「ありがとう、この人は私を欲しいって言ってくれてるけど、あなたは約束したからなの?」

なんか、駆け引き&試されてるみたいで腹が立ってきたので、黙ってると相方ちゃんが俺のすそを掴んでこっちに来いと言って引っ張られて席を立つ
相方ちゃん「Nの事嫌いなのか?Nはあなたのこと大好きなんだよ、なんでちゃんと言ってあげないの?あなたがはっきり言えばNは喜んであなたに付いて行くし白人も問題無いわよ」
サム「そうか?だけど今君が俺とここで話してるから、ここで俺がはっきり言っても、白人は君が俺にそう言えって言ったみたいにとると思うぞ」
相方ちゃん「大丈夫、Nはあなたが大好きだよ、今日だって待ってる間あなたの話しを何度もするんだから、お願いちゃんと言ってあげて」
サム「分かったよ」
と言っては見たものの、たぶんこの時の俺はかなり複雑な表情をしてたと思うが、まあここは気持ちを入れ替えて、向き直る前に軽く気合を入れて、白人の元に戻った

サム「ごめんね、彼女と約束していたのは俺だ、彼女は俺と一緒に帰る事になってる」
と言ってNちゃんの手を掴んで立たせて、もう一度白人にごめんねと言ってさっさと表に出てしまった
出る直前で振り向くと白人が何やら叫んでいたが、俺にはもう関係の無いことだ
グレースの駐車場をでて、通りに出ると彼女の手を離して
サム「これで良いのか?戻りたければ戻っても良いよ、君の好きにしていい」
と言うと、又もやうつむいてしまい、やれやれと思って頭をかいていると、そっと手を伸ばしてきて俺の手を握って体をぴったりと寄せてくる
これが彼女なりの返事だろうと判断して、そのまま手をつないでホテルへ戻った。

部屋は出て来る時に、クリーニングを頼んでいたので奇麗に片付いてた(紳士のたしなみですね)
Nちゃんはホテルに来る間一言もしゃべらないので、俺も一言もしゃべらなかった
部屋に入ると、俺は椅子に座ってタバコに火をつけたが、Nちゃんは入り口のところに立ったままだ
ちょっと腹が立っていたが(彼女が口をきかない事に対して)なるべく優しく
サム「こっちに来てベットのところにすわるといい」
と声をかけると、おずおずとベットの側まで来たが、立ったままだ
サム「どうしたの?座るといいよ、疲れるだろ?」
N「怒ってる・・・」
サム「そんなに怒ること無いだろ、約束も守ったし」
N「ちがう・・・あなたが怒ってる・・・」
サム「俺が?(確かにちょっとむかついてた)なんで?怒ってないよ」
N「うそ・・・怒らないで、私はあなたをずっと待ってるつもりだった、でも・・・・・」
サム「怒ってないよ、俺が遅くなったのが悪いんだ、だから怒ってない、おいで」
と言って、彼女の手を取って、俺のひざの上に座らせて、軽く抱きしめながら、彼女のストレートの髪を丁寧になでてあげる
N「本当?ごめんなさい!本当はあなたが来たらすぐに分かるように1階にいたの、そしたら・・・」
N「お願い嫌いにならないで、私はあなたに日本人の奥さんがいたとしても構わない」
サム「昨日も言ったろ、俺には奥さんはいないよ。彼女もだ、日本人もタイ人もね」
N「私の事嫌いにならないで、お願い」
サム「嫌いだったら君を連れては来ないよ、心配するな」
と言って彼女をやさしく抱きしめた。
Nはポツポツと自分の事を話し始めた

彼女は大学生で19才というのは本当らしい。そしてグレースには友達に誘われてきたらしい
自分の専攻は英語で、勉強はとても大変だと言ってた。最初に会った時にしゃべらなかったのは、恥ずかしかったからで、本当はとても英語が上手だった
もちろん結婚はしていない、彼氏も現在はいないそうだ。前にタイ人の彼がいたのだが、薬をやるようになって別れた
タイ人の男はコリゴリと思い、グレースにいけば外国人の彼氏が出来ると友達に聞いて興味本位で来てみた
グレースで初めて出会ったお客がサムだと。最初の時に俺が、相方ではなく彼女が言いといわれてとてもびっくりした
相方のほうが、綺麗だし私は全然胸がない・・・化粧も下手なので、俺が自分を選ぶとは思ってなかった
今日白人が自分を連れ出そうとした時に、約束があるからダメだと言っても聞いてもらえなかった
あのまま、サムが来なかったらどうしようかと思い、本当に恐かった
等々を一気にまくし立てた。そして最後に私を信じて欲しい、今はあなただけと言ってきた
(まあ、本当かどうかは怪しいですが・・・)

サム「もういい、おいで」
と言って手を取ってベットに彼女を連れていき、しばらく彼女をなぐさめた。
俺が、なるべく優しい言葉を選んで声をかけてるうちに、彼女は泣き出してしまい、ちょっと戸惑った。(女の涙は最強の武器だよね・・・)
なんとか、彼女を落ちつかせて、1回すると時間はもう5:00を過ぎていたが、最後の力を振り絞って、彼女が寝つくまで優しく声をかけながら、頭をなでてあげた。



9月4日 (前編) 鼻をつままれて目が覚めると時間は9:30

鼻をつままれて目が覚めると時間は9:30、Nちゃんがにっこり笑って「おはよう」と声をかけて来た
早いねと言うと、電話が鳴ったから目が覚めたと言ってきた
おそらくセイかイマケンだろう、それを彼女に告げると
N「そう、あなたは今日どうするの?」
俺は彼女に今日は観光するつもりで、俺は行った事があるのだが、彼らを案内しなければならないんだと伝えてシャワーを浴びて帰るように言った。(冷たいでしょうか?)

彼女がシャワーを浴びて着替えが終わったところで、財布の中から、5000B取り出して渡した
彼女はびっくりして、どうして?って聞いてきた
今はまだ、感謝の気持ちを俺はお金でしか現せないし、それが一番君にとってもいい事だろう
そして君の気持ちが本当に嬉しかったから、そのためのお金だと告げると、彼女はしばらくお金を見つめていた
俺が彼女の手を取って握らせて、困る事はないだろう、と言うと彼女は不思議な事を言ってきた
N「これがあなたの心なの?」
(すいません、今までの全ての会話に言えることなのですが、英語で会話してるので、直訳ではなくニュアンスでの会話です、この時の彼女の言葉もたぶんこうだろうと思ってます)
サム「もちろん!、これが俺の心だ」と言うと彼女は黙って受け取った
これは失敗だったかもしれません・・・・もし彼女が本当に好きならば、違う答えが妥当だったと今は反省してます
こうして彼女は帰って行った、そして2度とこの部屋にくる事は無かった

セイとイマケンに内線して本日の予定及びミーティングです
イマケンは昨日レインボウでMちゃんがいなかったから、別の子をペイバーして帰り、やはり終わった後さっさと帰ってしまったそうな。(うーんやっぱりそれが普通なのでしょうか?さみしいねビジネスライクって)
サム「イマケンそれはまずいぞ、Mちゃんにばれたら怒るぞ」
イマケン「え、そうなんですか?だってお店では大丈夫だって、それにその子も問題無いって言ってましたよ」
サム「あほか!ダメに決まってるだろう、お前さMちゃんとその子とどっちが良いの?」
イマケン「Mちゃんですね〜」
サム「あほ!だったらすんなよそんな事・・・」
イマケン「まずいですかね?」
サム「めちゃくちゃまずい、だって今日も行くつもりなんだろMちゃんに」
イマケン「ええ、今日は少し早めに行って、Mちゃんを連れてくるつもりです」
サム「まず100%ばれてるから、謝ったほうがいいぞ、ゴメンナサイって素直にいうんだぞ」
イマケン「そうですか?まあ解りました」
と渋々了承してましたが、なんで謝らないといけないかを分かっていませんでした、本当にアホですねこいつ

しかし、この後こいつは自分自身に振りかかる災悪を、予想していなかった(まあ自業自得だけどね俺から見れば)
夜の予定は俺としては昨日タニヤでリベンジを推しました
やはり、やられてやられっぱなしは、つまらないし、何よりもそれで彼らにタニヤを嫌って欲しくなかったからです
だから別のお店にリベンジするつもりで、タニヤを提案したのですが、2人ともタニヤはもういいですといってだめでした
しかし、俺はやはり、1人でタニヤに行く事に決めて、2人はナナに行く事に決まりました

ミーティングしている時にやはり、アユタヤ観光は欠かせないだろうと言う事で、みんなでアユタヤに行こうという事に決まったが、軽く牽制を兼ねて、アユタヤまでのホテルタクシーをチャーターするといくらなのかイマケンに偵察に行かせた
案内板には3000Bと書かれていたが、イマケンが交渉すると「2200Bになった」
と言って戻ってきた。ここでサムの登場だ
受付のカウンターの男に向かって両手を広げて、冗談じゃない、そんな値段で誰が行くかと言うと1800Bに下がったが、ここで撤収
ようは行く気はあるが、その値段じゃ行かないよとポーズを取ってみるわけだ。明日にかけるつもりでね

結局本日はみんなで昨日行ったフットマッサージに行く事になり、ぶらぶらしてるとお店の縁台みたいなところから「いらっしゃーい、マッサージはいかがですかー」と日本語で声をかけてくる娘が1人!
びっくりしました、ここはタニヤじゃないぞ(W
面白いのでそのお店に入ってみると、早速料金の説明があって、3人でフットマッサージを頼みました
もちろん、このお店は女の子を選ぶわけではなく、勝手に決まります(当たり前だ)

例の女の子は一番若いイマケンについてました
俺はおばあさんで、セイはおばさんでした。(後で聞いたらこの人30歳だった)
イマケンについた、この子の名前はナムちゃん(仮名)18才とのことでした
ナムちゃんは話しが大好きで、日本語で色々と話しかけてくる
怪しげな日本語も多かったが、解らない時は英語で言ってくるので、それでも俺達はOKだ
それにイマケンは英語が出来るので、ナムちゃんは結構気に入ったようだった

俺のほうは、おばあさんだったのだが、力もありとても上手で気持ちよかった
ナムちゃんはしきりに、彼女がいるのかと尋ねてくるので、3人ともいないよと答えると、疑わしそうだったが、何度も説明しているうちに納得したようだった
俺からみても彼女は、明るくて良い子だと思ってしまうくらい、話好きの可愛い子だった(俺の好みとはずれるけどね)
マッサージが終わりに近づいた頃、イマケンに彼女はお前が気に入ったみたいだから、もう少しやってもらったらどうだ?と聞くと、俺達は?と聞き返すので、俺らは買い物にでも行ってくると言うとこっちに付いてくると言うので、いいじゃないかと諭して延長で全身マッサージを受ける事になった

お店を出る時に、チップをそれぞれ渡したのだが、俺はチップはその時の気持ちを渡す物だと思っているので、おばあさんに100B渡した。(いくら渡したか解らないようにね)
セイ達は20Bづつ渡したようだった(差別を付けるのは、俺は当然だと思う。だって上手だったしね)

こうしてイマケンと分かれた俺達は買い物に行って、ホテルに戻ったころにはもう3:00を過ぎていた
イマケンを呼んで、どうだった?と話を聞いてみると
イマケン「いやー普通のマッサージでしたよ、まあまあですね」
確かに、フットマッサーの時も俺達と話してばっかりで、彼女のマッサージは上手そうには見えなかったが、そんな事を聞いてるわけではない(W
それに、イマケンの態度と彼女の態度を見ていて、俺は・・・・
こいつらくっ付けたる!と思っていた(W、なぜならセイの乗りが今回はイマイチなのでイマケンをタイにはめたかったから(そしたら仲間ができるので俺は嬉しいしね)

最初はイマケンも渋っていて中々話そうとしないのですが、俺達が相談に乗るよと説得するとポツポツと話し始めた
それによると、上の部屋はカーテンで仕切られた、ベットがあってそこでマッサージをしてもらうらしい
そして両脇が外人(たぶん白人かな)でこちらにちょっかいを出してくるそうだ
ナムちゃんは可愛いので、セックスしようとか言ってくるので、ナムちゃんは笑いながらNoとか言ってると
いきなりカーテンを開けて来たりしてからかわれたそうだ、まあ普通のマッサージをやっただけなので、問題は無かったのだが・・・
ナムちゃんは日本語で私はやってないよ、とかイマケンに言っていたそうだ
最後に、マッサージが終わった後にキスしてくれて、あなたが好きよと言われてイマケンは嬉しかった
とこんな風な話だった

俺達は聞き終えると
サム「なるほどね、それで今日はどうするんだ?Mちゃんの所にいくのか?」
イマケン「そうですね、そのつもりですよ」
サム「ふーん、ナムちゃんはどうするんだ?俺はあの子は可愛いと思うけど、お前はどっちが好きなんだ?」
イマケン「今のところは、Mちゃんですね、ナムちゃんもいいですけど、俺の好みとはちょっと違うかと」
この野郎、贅沢言いやがって・・・
サム「だってナムちゃんはお前のこと好きって言ってくれたんだろ?、だったら今日の夜誘ってみたらどうだ?食事とかにさ」
イマケン「いや・・・いいです、今日もレインボウに行きます」
サム「そうか、じゃあ俺が例えばあの子を口説いても文句はないんだな?俺はあの子好きだよ」
イマケン「・・・・いいですよ、別に・・・・」
イマケンいじけモード発動です(W 
まあ俺も別に本気で口説くつもりはありませんので、ほっときましたが
結局本日は、俺はタニヤへリベンジに行く事になり、セイとイマケンはナナプラザへ行く事になりました
ここで解散して、めいめいに自由行動となり、俺はしばらく寝た後、飯を食べにアンバサダーのビヤガーデンへ行きました

本来なら、こんな所であまり書きたくないのですが、書かせてもらいます
アンバサダーのビヤガーデンは外でも食べられるし、中の小さな建物でも食べられます
中は、カウンターがあって、そこで注文するもよし、座って注文するのも自由になっています
俺はいつも中で、椅子に座ってオーダーするのですが、この時はフライドヌードルという、ちょっと太目の面を醤油ベースで炒めた物を食べていると、日本人のおそらく新婚さんでしょうか?カウンターの前で立ち尽くしています
そして、ちらちらとこちらを見ながら、カウンターの上にある、メニューとお互いとをにらめっこしています

そしてそのまま固まっています、俺の座ってる席のすぐ側で(2メートルも離れていない)、こんな風に固まってる日本人をほっとけなくて(よせば良かったのかも知れませんが)
サム「アーユージャパニーズ?」と声をかけました
日本人カップルは、確実に聞こえているはずなのに、こちらを見向きもせずに”しかと”です・・・
サム「日本人でしょ、どうしたの?」
って日本語で聞くと、マッハの早さで振り向いてきて
だんな「そうなんです、困ってしまって」
サム「どうしたの?メニューが分からないの?」
かみさん「ええ、どれを頼んで良いか分からないし、どうやって注文するんですか?」
サム「注文って・・・まずはそこに座ればいいよ、そしたら注文聞きに来るから頼むといい」
だんな「何頼めばいいんですか?」
サム「(知るか!って言いたいが)そうだね、フライドライスはチャーハンでエッグヌードルはラーメンみたいな物だよ、それと俺が今食べてるフライドヌードルも焼きうどんみたいで美味しいよ、この辺ならクセも無いし、食べられると思うよ、それとその横についてるポークとかダックとかが乗ってくるものだよ」
と教えてあげると、2人が相談を始めているところに、ウェイターが注文を聞きに来た

2人は頑張って注文をしてた。(がんばれ!と思わず応援したくなる注文の仕方だった)
俺が食事を終わりかけようとするところに彼らの注文が揃い始めた
すると例のカップルのだんなが俺の席に来て
だんな「あのーお金って今払うんですか?」
と聞いてきた、見ると注文した物が来たと同時にお金を請求されてるみたいだった。
へ?俺はまだ払ってないぞ・・・でウェイターに聞くと、どうやらこの人達は外国での食事になれていない、最後にチップを上げるまたは置いていくにしても、自分にくれるか分からない、だから今払えと言っている
なるほど、たしかにこの人達には(ウェイター)チップは重要で、注文を受けた物がもらえるというルールがあるのはどこでもそうなんだろう
ふつう、自分のオーダーを取ってくれた人を捜して最後の会計をするのは、こんなところでは当たり前なのだが、たぶん彼らにはそれが無理だろうと思って、このウェイターがお金を要求するのも分かる気がする
サム「大丈夫だ、俺がこの人達に説明するし、もし君にこの人達がチップを上げなかったら、俺が上げるから心配するな」
と言って、彼を帰した。(この会話は全て英語だったので、彼らには通じなかった)
そして、カップルに説明をして、それぞれの食事を始めた。

本来なら、俺はもう食事を終えていたので、出かけたかったのだが、彼との約束もあるので、カップルが帰るまでいなければならなかった
そのため俺が食事を終えても席を立つわけに行かず、飲み物を注文しようかとした時にセイがやってきた、セイも同じテーブルに座って、一緒に注文をした
セイが食事をしている時に例のカップルが食事を終えて席を立ち、会計をして帰っていった

でもね、黙って帰っていったのよ・・・・普通さ一声ぐらいかけて行くだろ!
別に俺はお礼を言って欲しいとか思ってないけどさ・・・なんか寂しいよね!
俺は何回か海外旅行に行っては、日本人が困ってたりするのを助けたりしてるけど、今まで一度もありがとうと言われたことがありません
そうなのか?日本人!それでいいのか?それとも俺が悪人に見えるのか?だったら助けんなよ・・って思われるかもしれませんが、基本的に同胞が困ってるのを黙って見てるのはちょっと気が引けます。(小心物?)
海外で困ってる日本人をみると、自分が出来る範囲であれば、手を出したくなるのはおかしいでしょうか?
バカだねこいつ!と思う方もいるとは思いますが、そのとおりでどうしてもそれをやってしまう自分がバカだと思います。
そして、今回もまたそうでした・・・・(ちょっと悲しいです)

一番凄かったのはシンガポールに行った時に、出発の朝ホテルのロビーでスゴク困ってる日本人女の子3人組みがいて、話を聞くと出発なのにガイドが来なくて困っていた。
旅行案内を見て、電話して確認すると、どうやらガイドが途中で車の事故にあって、来れなくなった。
そこで、おれが電話で旅行代理店の現地人に俺に何とかしてくれないかと頼またので、しょうがないから大丈夫だと話し。別便の手配を頼んだ。(時間的に間に合いそうに無かった)
一緒に飛行場までタクシーで行って、別便での飛行機の手配を確認してチェックインし、搭乗口まで連れて行ったことがある(この子達は香港に行くところだった)がこの時も、搭乗口まで案内すると、最後に買い物がしたいと言って空港の免税店へ行ってしまった・・・・振り向きもせずにね・・・
ナメンナーーーーー!俺って何?・・・・
とまあ、愚痴を書いてしまいましたが、こんなもんなんでしょうか?スゴク悲しいのですが、たぶんまた同じことをするんだろうな俺は・・・でもいいんだよ!俺はバカでさ!



9月4日 (後編) 1人でタニヤへ

ここでセイとは分かれて、1人でタニヤへ
まずは、昨日イマケンがお店にガイドブックを忘れてくれたのでその回収に行った
昨日のお店に行くと、ちょうど昨日俺についていた子が俺に気が付いて、今日は1人出来たのか?
私はあなたが、ペイバーしてくれるなら大歓迎だと言ってホッペにキスしてきた
昨日の忘れ物をとりに来た、あるかい?と尋ねるとすぐに、有るよと言って案内してくれた

中に入ると、タイ語で何やらスタッフに告げて、忘れ物を取りに行ってもらった
その間にママさんが(昨日と違うママさんだった。どうやらこちらが本物のママさんらしい)来て昨日はゴメンナサイこちらの説明不足だったようですねと謝ってきた
もちろん俺も文句を言うつもりも無く「いや気にしてないよ、ただしもう2度とこないけどね」と言うとそんなこと言わずに今日も寄っていってくれと言われたが、手を振ってお店を出た

どこにしようかと、ぶらぶらしてると昨日俺が良い感じの子が揃ってると思った、お店の前にやってきた
ママさんらしき人が俺の手を取って、日本語で「みんな良い子なのよ、是非見ていって」と話しかけてきたので、料金の説明を求めると簡単に説明してくれた
さすがに、手馴れた物で日本語での説明も流暢だった。周りを見てもなかなか良さげなので、この店に入ることを決めると、ママさんがここにほとんどの女の子がいるから、ここで決めて欲しいとのこと。
俺はそれでも構わなかったので、道端で女の子を決めることになった

前にネット(バンコクの陽炎だったかな?)で見た、女の子の選び方にチャレンジする事にした
サム「日本語できる子手を上げて!」(道端でこれやりました(W)
すると、半分くらいの女の子が手を上げてます。マジかよ・・・
うそ臭いと思ったので、一番俺が気に入った子に君本当に日本語できるの?と話しかけるとキョトンとしてます。ハハハハこんなもんだよな
そこで、もう1回本当に日本語が出来る子は左手上げてというと、4-5人くらいが左手を上げてました
その中から、一番可愛い子を選んでお店の中へ

お店の中は、確かにほとんど女の子はいなくて、いくつかの部屋は埋まっているようでした
まずはBOXシートに通されて、ご挨拶です
ここは、部屋には行けないの?と尋ねるとママさんに聞いてくるから待ってくれと言われてしばし待ちました
するとママさんも来て「ここではダメですか?」と言われて考え込んでると「予約された部屋があるので、予約のお客さんが来るまでならどうぞ」と言って部屋に案内してくれた
この子は、さすがにプロと言う感じで中々接客が上手でした。昨日の話しをすると、ペイバー代抜きで5600Bはやはり高いとのこと
ここは決してぼらないから安心してくれと言われました

ここは野球拳とか無いの?と聞くとやはりあって、是非やろうと言われたが断った
彼女を抱っこしながら(もちろん手は胸を直で揉んでたのナイショだ!)色々と話しをした
俺としては、なんとかしてセイやイマケンにタニヤを気に入って欲しかったので、明日来たいのだがディスコに付き合ってくれないかと交渉してみた

昨日ことをでタニヤを嫌って欲しくないとね、そしてできれば日本語の本当に話せる可愛い子がいて欲しいとお願いすると、彼女はたぶん大丈夫だけど、その場合は女の子のチップは3000Bにして欲しいと言われた
なぜなら、早い時間に来ないと、日本語の出来る可愛い子はみんなペイバーされてしまう。そしてディスコに付き合うとなると、かなり遅くなってしまう
そうなると、ショートで2回稼げるところが1回になってしまうので泊まりの料金が欲しい
なるほど、それも道理かもしれんが、1000Bに値切ってみると、笑われた(W

しかし、食い下がってじゃあ12:00に来るとどうなんだ?それだと君たちは売れ残ってるわけだろう。誰もペイバーしないよりも1000Bでももらったほうが特なんじゃないか?と交渉してみた。(これは初日にグレースに来ていたタニヤガールが最近は不景気だと言っていたので言ってみました)
すると、彼女はしばらく考え込んで、12:00にくるのならそれでもしょうがないかしら・・・・でもあなたはイヤな人ねと言って鼻をつまんでくる
そして、分かったわその代わりお願いがあるの。1つ目は必ず俺に自分をペイバーして欲しい。2つ目は今ここで自分と野球拳をする事。3つ目は自分が5回勝てたら今日自分をペイバーすることの3つだった

俺は彼女の提案を了解したが、こちらからも1つ条件をつけた
もし俺が5回負けなかった、ここでフェラ○オすること(w と言うと彼女は笑いながらOKしてくれて、自分はかなり強いわよと自信マンマンだった
前回と違ったのは負けた時に払うお金が50Bになっていることだった。(この辺が不況を感じさせるね)

こうして始まった野球拳は・・・・・俺の5連勝!
あはははははは、正義(性戯)は勝つ!と言う所でしょうか?大笑いさせてもらいました
彼女は恨めしそうな顔をして、最後の1枚を脱ぐと、俺に微笑みながら抱き付いて来て、キスしてきました
俺が優しく、乳首をこするように愛撫しながらキスを続けると、下のほうはすでに大洪水・・・
彼女は、俺のチンチ○を優しくしごきながら、そのうち口に・・・・・

出す事は出来ませんでしたが、彼女は結構満足したらしく(俺は満足してないけど)頃合を見計らって服を着ました
少しおしゃべりしてると、ママさんが来て、時間だそうな、なるほど1時間経っていたらしくチェックしてもらいました
彼女をペイバーするかと聞かれましたが、残念ながら彼女はペイバーしませんでした。
彼女は凄く残念そうでしたが、明日俺がくると思っているので、それほど怒ってはいませんでした

しかし、このママさん話好きで、そのまま20分ほど俺とおしゃべりしてました
会計を見るときっちり500Bで、彼女に200B、ママさんに100Bチップをあげて店を出ました

店を出てどこに行こうかと考えていると、ふと俺ってパッポンのGOGOに行った事が無いのに気が付きました
ここはキングスでしょうと思ってパッポンストリートへ
パッポンはナナとは大違いで呼びこみも凄くて、驚きました
パッポンストリート(たぶん1だと思う)を歩いていると、1階に階段があって、そのまま階段を上がると入り口になってるお店があり、キングスと書いてあった
ここの呼びこみが強烈で、女の子も中々可愛かったので、入ってみる。(誰かこのお店の名前教えて下さい)

中に入ると、早速来ましたコーラ攻撃!ダンサーからスタッフまで入れて7-8人はいましたが、全てNOと言ってことわり、「だめだよ俺は気に入った子にしか奢らない」と言うと、じゃあ早速選べとせっつく
辺りを見まわして、ざっと見るがダンサーの子には俺の気に入る子はいなかった・・・・

しかし、スタッフの子で1人俺のスカウターがぶっ壊れるくらい俺の好みの子がいた
この子が今回の旅行の中心になるディーだった(仮名)
人の好みは色々あると思うのであえていいませんが、ものすごく笑顔が愛くるしいというのでしょうか。一目で俺は彼女の事が好きになってしまいました
そしてそれには理由がありました。タイ人の中でも日本人と見分けがつかんのでは?と思うくらい日本人顔した子がいますよね?
そしてディーはまさにそうでした。そして彼女の笑顔は昔俺が本当に心から好きになった女の子を思い出させる子でした

すぐさま、彼女がはペイバーできるのかと尋ねると、スタッフもダンサーも顔を見合わせて、難しい顔をします
ダメなのかと思って聞くと、自分で交渉しろとの事でした
とりあえず、彼女にコーラを奢って、乾杯しながら話しをしました

ディーは英語がかなり上手で、会話には不自由はしませんでした。しかし君をペイバーしたいと言うと答えはNOでした
何故だと、聞くと私はペイバーはされない。あなたが嫌いではないけど、好きになれないとペイバーはされたくない
すぐにペイバーしたいのなら、もっとセクシーな子がたくさんいるから、そっちを指名してあげてと説得モードで話されてしまいます
(パッポンでこんな事があるんですか?)

2回目のタイ旅行ですが、自分の方からこんなに好きになってしまった相手は今までいませんでした。
俺は、もてる限りの英語力を駆使して、彼女を口説きました
日本の女の子を口説くよりも、ストレートに、そしてたぶん情熱的に口説いたと思います
なんせ、彼女を見た瞬間何かのスイッチが入ってしまったとしか思えないくらい、熱が入ってしまい、なにがなんでもペイバーする事に全力を注ぎました

2時間ほどかかったでしょうか?彼女のほうから「あなたのことはステキだと思うけど、ダメよペイバーは諦めて」と言われて俺ががっかりしてると、なぜあなたはそんなにがっかりするの?私よりももっとセクシーな子がたくさんいるでしょ。私はあなたが言うように可愛くなければ、セクシーでもない。何故あなたがそんなに私を好きなのか分からない。なぜ?

サム「俺は君じゃないとダメなんだ、他の子なんかどうでもいい!君が可愛くない?そんな事は他のヤツが言おうと俺には関係ない」
サム「君と話して良く分かった。俺は君じゃないとダメなんだ」
ディー「なぜ?あなたは会ったばかりの私を好きだと言ってくれる。嬉しいけど信じられない」
(昔好きだった彼女に似てるからとは言えませんな・・・・だって陳腐だし、信じてもらえんだろ)
サム「分からないけど、日本には一目ボレってあるんだよ」
サム「一目見た瞬間からその人を好きになってしまう事だって、あるんだよ」
ディー「でも、そんなセリフを簡単に言う人は信用できない」
サム「うーん・・・たしかに俺は信用できないかもしれないね・・・今回も他のGOGOやカラオケにも行ったけどペイバーするのは君が初めてなんだ(ウソです)」
サム「信じて欲しい、俺は誰にでもこんなことを言ってるわけじゃない、本当だ」
彼女の目をじっと見詰めて、手を握った(ここまで俺は彼女には指一本ふれてませんでした)
ディー「あなたは不思議な人ね、そしてとても暖かい人だわ。今まで私に触れなかったし、今も手だけを握ってきた。分かったペイバーOKよ」
ディー「待ってて、着替えてくる」
と言ってディーは着替えに行った
(ここまでの会話では、なんかディーは大人っぽく話してますがこれは、俺の文章のせいであり見た目も話し方も19才くらいです)

着替えに行ってる間に、スタッフを呼んでチェックを済ませる
ペイバー代込みで880Bだったから、ぼられてはいないだろう(スタッフのペイバー代は600B)
彼女はジーンズに白いTシャツというラフな格好で、俺と一緒に店を出た
スタッフやダンサーのが何人か俺達を見守っていてくれたが、1人のダンサーに腕を掴まれて、ディーは本当に良い子だから絶対に泣かしちゃだめだよと釘を刺してきた
こんな事を言われたのは初めてだった

タクシーに乗ってホテルに帰る間あることに気がついた
俺は初めて彼女の肩を抱いたのだが、彼女の着ているTシャツがひどく着古したものであること
それは、おしゃれでもなんでもない、ただの白いTシャツだった。所々がすれていて、半透明に透けていた
かなり着ていた物なのだろう・・・・今までGOGOやグレースで会った子の中は、綺麗に着飾ることも無いが、ここまで着古したTシャツを着ることも無かった
俺がその部分に触ると、彼女はうつむいて一言、ゴメンナサイと言って黙ってしまった
部屋に帰ると、彼女は黙ってベットに座ってうつむいてしまった
やはり女の子として着古したTシャツでいたことが恥ずかしかったのであろう
しかも俺にそれを気づかれたことがイヤだったに違いない
部屋に戻っても彼女はうつむいたままで、なんとかして彼女の気を別の方向にそらしたいと考えていると、イマケンから内線があってこっちに来たいと言って来たので、ディーに確認するとディーは好きにしていいと言った
イマケンに部屋に来ても良いと言って、セイへ内線してセイも呼んだ
2人が来て、何故イマケンがこっちに来て話をしたいのかが一目で分かった

イマケン「マジっすかーーー、これ酷すぎますよう」
と言って指を差した先には、かなりデカイキスマークが付いていた
しかもTシャツを着てもはっきり分かるくらいの首の上のほうにだ!
それを見たセイも俺も大笑い(W

事情を聞くと、今日もレインボウに行って、Mちゃんを指名しようとした所、昨日の子がきて、マンマークされたらしい
その子と一緒にいる所をばっちりと見られてしまい、慌ててその子を離したのだが、Mちゃんには完全にばれたみたい
それでも、Mちゃんのご機嫌を取りつつ、ペイバーして持ち帰った
そして、いたしてる最中にやられたらしい(W (気付けよな・・・おまえさ)

イマケン「これじゃあ隠し様がないですよーーー、どうしましょう」
セイ「自業自得だろ、それじゃあどこにも行けないな(W」
イマケン「そんなーーーナムちゃんに明日も行くって約束してるのに」
サム「それじゃあしょうがない、俺に殴られたとでも言っとけ(W」
イマケン「無理ですよーーーサムさんバンソウコウないですか?」
サム「たしか・・・あるぞ大き目のやつ持ってきたから、それなら隠れとは思うけど」

この会話をディーに話すとディーも大笑いしてた
そして俺がイマケンにバンソウコウを渡して、貼って見せると、オーケーノープロブレム!と言って笑ってた
そんで俺に殴られたと言えば大丈夫だと言って親指をたてて、クスクスと笑い出した

サム「ディー言ってやれ!イマケンバカーってさ」
と言うと、彼女は笑いながらそれを復唱した
ディー「イマケンバカー!」
4人で大笑いしながら夜はふけていった。ひとしきり笑い終えるとネタを提供してくれたイマケンとセイを帰して2人の時間になった

彼らの乱入によりディーは先ほどのことなどすっかりどこかに行ってしまったようだった
しばらく話しながら、いちゃいちゃしてゆっくりと確実に彼女の唇に自分の口を近づけていった
彼女は少し戸惑っていたが、諦めて俺を受け入れてくれた
最初はぎこちなかったキスもだんだんとほぐれてきたのか、自然と出来るようになった

俺は何度も何度も彼女に優しく口付けをした
そして、君が好きだと何度も言った。(今までたぶん俺から言ったのは初めてじゃないかな?タイでは)
そして、ゆっくりと胸に手を伸ばすと一瞬彼女は固くなったが、全てを受け入れる気になってくれてなすがままになった
彼女は自分の胸がないのを気にしており、自分は全然セクシーじゃない、ゴメンナサイと謝ってきた。
気にしない、俺は君が好きなんだ。もちろん君の胸も大好きだと言いながら、またもや優しくキスする

そして、Tシャツ下から手を入れて、素の胸を揉んで、ズボンのチャックをおろして、あそこの部分に行くと、彼女はすでに準備万端になっていた
が・・・・彼女は自制心を取り戻して、シャワーを浴びたい。少しだけ待っててと言って、シャワーを浴びに行ってしまった
この時も彼女は隠したかったのだろうが、彼女の下着はやはり色気も何も無く、すこしすれた物だった

入れ替わりでシャワーを浴びてくると、彼女は布団にすっぽりと納まっており、電気も落とし気味になっていた
俺は、布団の中にそっと入って、彼女を抱きしめた
まだ、タオルを巻いたままだったがタオルの上から少しづつ彼女を愛撫し、そしてキスを続けた

彼女とのセックスは今までにない充実感に包まれる物だった。やはり精神的な物が大きかったのだろう
そして、彼女も満足をしてくれたようだった
終わった後に「君は最高だよ。俺は君が大好きだ。もう離したくない」
と言いながら抱きしめると、彼女は少し複雑な表情をした。まるで考え込むように・・・

ディーと俺は抱き合ったまま、しばらく言葉を交わしていた。
彼女はしきりと、自分を卑下しているのが気になった
たしかに、ディーは可愛いと思うが、タイではおそらく美人の部類には入らないだろう
そして時折彼女が見せる複雑な困った表情が、俺を考えさせる

彼女は時計を見て、私は4:00には帰らないといけないと言い出した
話を聞くと、彼女は元々MBKの服屋の店員でキングスに来たのは2ヶ月前からだった。今でも周り近所にはそれで通しているらしく夜の仕事をしていることは内緒だ
そしてタイ人はみんな朝早いので朝帰りすると一発で噂になってしまう。だから日が昇る前に帰りたいという事だった
俺は彼女にこう言われると返す言葉が無く、それを認めるしかなかった
彼女には、2000Bとタクシー代と言って200Bを渡して彼女を見送った

そして別れ際に、今日も君の所に言って良いかい?と聞くと彼女は少し困った表情をしたあと、思いつめたようにOKと言ってくれた
彼女と別れてから、しばし俺は考え込んでしまった。何故彼女は俺が好きだと言うたびに困った顔をするのか?
今までの経験からタイ人の女の子にこんな顔をされた事は無い。
たしかに、俺は正直ってカッコイイ方ではない。しかし、それなりにタイではもててたはずだ。(俺が日本人でお金を持ってるからかもしれんが)
本当に悩んだ・・・・そして出した結論は彼女は結婚してるのか、ボーイフレンドがいるのだろうと思った
もしくは、俺がどうしても好きになれないか、しかしそれなら最後までペイバーを拒否するだろう。
それに、あんなに長く話もしないだろうし、セックスもさっさと済ませてビジネスライクになるんではなかろうか?

さらに不思議なのは、彼女には生活があり、パッポンで働く以上ペイバーされないでいけるのだろうか?
彼女はペイバーされないと言っていたが、やはりウソではなかろうか?
もちろんそれがウソだったとしても当然であり、それが彼女の仕事だと言うことは十分に分かっている
しかし彼女の着ていたTシャツや下着等を考えると、お金は無く貧乏な生活をしていることが伺える。
さらに、普通のパッポンガールは男に好きだと言わせるのが仕事であり、自分目当てにくる男には最大限の笑顔を向けるのではなかろうか?
彼女は俺が大好きだと言うたびに少し困った、複雑な表情をする。何故だ・・・・もしや・・・・オカマ?(W 笑えネエヨ!

でもセックスの感触や胸の感触は間違い無く女であり、手も小さく、身長も150そこそこだし、声も可愛い・・・・
オカマということは考えずらい・・・・分からん・・・・本当に分からんと悩んでいても、たった1つだけはっきりしていることは
俺はディーがとても大好きだってことだ
こうして、初めてバンコクで1人で寝る事になってしまった



9月5日 イマケンからの内線で目が覚めると、時間は9:30だった

イマケンからの内線で目が覚めると、時間は9:30だった
朝食バイキングは10:00までに行かないとダメなので急いで食事を取った。(タイでは初めて朝飯を食べた)

食事を取った後は恒例のミーティングだ
イマケンは昨日のキスマークが残っているのもかかわらず、やはりナムちゃんに会いに行きたいらしい。
逝ってこい!そして散って来い!とマジで思いました
本人はバンソウコウが貼ってあるのでなんとかなるかもしれないと、淡い期待を持っているようでしたがまあ100%だめだろうな

イマケンと一緒に途中までナムちゃんの店まで行くと、彼女が一緒にマッサージして行けと勧めるが断って分かれた
俺とセイは2人で水曜日なのでMBKへサンデー・マガジンを買いに行く事に。日本の発売日と同時に売ってる所がスゴイよね
2人でぶらぶらと歩き回って、しばらく時間をつぶした後ホテルへ戻った

ホテルに戻ってイマケンを呼んで様子を聞くと、やはりナムちゃんにばれたそうだがイマケンの言い訳が凄かった
昨日俺達とふざけてオカマバーを見に行って、そこで付けられたと説明したらしい
確かにそのキスマークは結構大きめで、口が大きいことを証明しているような物だった
そして、今晩遊びに来るような事を言っていたそうだ。一応疑ってはいたようだが、何とか納得させたようだ

時間的にはまだ、12:00位なので、昨日巻いた餌を回収しに、3人でロビーに下りて、タクシーの案内所まで来ると、早速寄ってきてアユタヤに行くか?
冷房の聞いたタクシーで案内するぞと言って来た
最初の3人での話し合いでは1500Bなら行ってもいいかと思っていた
イマケンが交渉したところ、1800Bよりは下がらずに、サム登場
運転手は一生懸命1800Bなら安いと交渉してきた。エアコンが効いていて、俺達が寺を見ている間も自分はずっと待ってる
1日チャーターするわけだから、1800Bなら安い!と言って親指をたててスマイルしてきたが、俺がだめだ!全然安くない!と言い放つと今度は1500Bになった
しかし、ここでも俺が、論理立てて、交渉する事に。まずここからメータータクシーでアユタヤまで行くと200Bだ、そしてトゥクトゥクで周れば寺と寺の間は50B〜60Bだろう。5箇所周ったとしても400Bもしない。そして帰りもタクシーで200なら合計1000B以下だろう。
高速代を入れたとしても1200Bだ!なぜ1500Bもするんだ!と言うとタクシーの運転手は飽きれた顔をしながら、OKしょうがないあなたには負けたよ、1200Bで行くと申し出たが、俺がイマケンに日本語で「おいイマケン!1000Bじゃないと行かないって駄々こねろ!」
というとイマケンが、今度はごね出した。運転手はもう涙目になって、情けない声で交渉しだした。
要するに、俺が1200Bで良いと言ってるのにイマケンは1000Bだと言う、ひどすぎるとね(w

結局この運転手は1200Bから譲らなかったので、俺達は外へ出るとやつが付いて来て、しきりに勧めてくるが、1000Bから俺達はガンとして譲らなかった
ホテルの門の前でたむろしているタクシーの運転手に声をかけると、やつは諦めて、ホテルへ戻っていった
おれが片言の日本語をしゃべれる、年のいった運手主を捕まえて交渉すると、1200Bまでまけたならたいしたもんだ、それでもダメだと言うならいくらで行くつもりだ?と聞いてきたので1000Bだと言うと、笑われたが、先ほどの計算をもう一度言うと、向こうは飽きれた顔をしてチャーター代は無いのか?と行ってきたが、無いというと待ってろといって、他の運転手に交渉し出した。こうして1台のぼろいタクシーを捕まえたのだが、乗ると1200Bだと言って来た
これじゃ話しが違うといって、急いで下りて先ほどの運転手に文句を言うと、しょうがないから自分が行こうと言って、結局この運転手の車に乗ってアユタヤ観光をしてきた

前回も買ったのだが、日本人町には巨大な扇子が売っていて、バンコクで売ってるやつは絵の部分が紙なのだが、ここのはビロード生地に蛍光絵の具で描いてあるやつだ。これは絵だけならバンコクの露天でよく見かけるのだが、扇子になってるやつはここでしか見た事が無いので、ここでセイも2本も買っていた
前回これを持って、バンコクの空港で持ち物検査で、これはなんだ!と言って捕まった話をするとセイは、大丈夫ですこれはなんだ!と言われたら両肩に担いでガンキャノンって言ってやりますよと笑っていた

こうして、無事にアユタヤ観光を済ませて戻ってきた時に、この運転手には1000B+チップだと言って200Bを渡した
最終的には1200B渡す事になったのだが、俺は値段とチップは別だと思ってる。この運転手は1000Bでも行ってくれた
その事に対する感謝の気持ちが200Bなのだ。海外に行くと良く日本人は吹っかけられたり、ぼられたりする。俺自身もそうだ
だからこそ、値切るし、自分が納得のいった値段で売買が成立した時は気持ちが良いのだ。
おそらく1000Bと言うのはかなり安いと思う。それでも俺達を案内してくれた運転手に感謝したかったからだ
運転手は俺が出したチップをみてびっくりしてたが、最後に3人と握手して分かれた。(良い人だった)

ホテルの部屋でセイとイマケンに今日はどうするかと尋ねた。昨日タニヤに行って向こうでした話しをしたのだが、やはりセイもイマケンもタニヤへは行かないとの事だったが、パッポンのキングスには一緒に行ってみたいと言うことで決定
昨日彼女に約束した通りに、20:00にパッポンに着いた

セイやイマケンはパッポンは初めてだったが、結構気に入ったらしく、キョロキョロしながらディーのまつ店まで行った
階段の所で呼びこみをしていたディーが俺に気がついて、ちょっと例の複雑な表情をしたが、すぐに可愛い笑顔で俺を迎えてくれた

店に入ると早速のコーラ攻撃!まあ日本人が3人でやって来れば当然と言えば当然なのだが・・・
イマケンはオイオイ言いたくなるような、年増のオネーサマ2人に挟まれていたが、暗いためよく見えなかったみたいで、困惑しながらも喜んでいた
セイには昨日俺が、ディーに君の友達で日本語が少しでもできる子が良いと言ってお願いしておいたPちゃんがそっと寄ってきた
この子は今日は非番だったのか、着替えて茶色の上下セット服を着ていた(制服では無かった)

Pちゃんは、しっとり系の可愛い系統でかなりポイントの高い子だった
俺の感ではセイは彼女のことをかなり気に入るだろうと思って、セイに確認するとセイはほとんどそのこの方を見ないようにしている
何故だかさっぱりわからん。セイの好みだと思ったのだが・・・代りにちょっとセイの好みとずれた堀の深い系の顔のダンサーをひざに乗せていた
といゆうか乗られていた

派手にダンサーやスタッフが寄ってきてはコーラ!コーラ!とやってくるが、俺が前もって彼らに絶対にダメだと言うように言っておいたので、勝手にチェックビンにいれられることは、無かったようだ。
ディーに今日もペイバーしたいから着替えてくるように言うと、ディーは分かったと言って着替えに行った
ディーが戻ってくるまでの間、と言うかこの店にはもうすでに俺がディーの専属だと言わんばかりに、俺は一切無視されていた
寄ってくるスタッフもダンサーも皆無だったのは少し驚いた

ディーが帰った来たので、俺はもう帰るつもりで2人に聞くと、イマケンもセイも帰ると言いだしイマケンはナムちゃんとの約束があるので、当然だとしてもセイにはゆっくりして行けと言ってセイだけ置いて店を出た

そのままイマケンはタクシーでホテルに帰り、俺とディーはパッポンマーケットを散歩した
昨日と違って、今日は最初から彼女のほうから手を握って来てブラブラと歩き回った
サム「ディー君になんか買ってあげるから、好きなものを言ってごらん」
ディー「何もいらないよ、あなたにお金使わせたくないし」
サム「気にするな、俺は日本人だからそれなりにお金持ってる」
サム「ディー、君は時計していないけど、持ってる?」
ディー「持ってない・・・・」
サム「OK!本物は買ってあげられないけど、そこで買ってあげるから、好きなものを言ってごらん」
と言ってディーをパチモンの時計を並べてある、お店の前に連れていくが、ディーは手にとってみようともしない。

サム「ディーこれなんかどうだ?」
と聞くと、ディーは一瞬嬉しそうだったが
ディー「これはたぶんとても高い・・いらない」
と言って返してきた。俺の感覚だがディーには青がとても良く似合うと思って、別の綺麗な青い文字盤とベルトの時計を手にとって店の親父にいくらだ?と聞くと2000Bと言ってきた。ディーは俺のすそを引っ張って「私にはそんな高い物はいらないよそに行こう」と言う
しかし、俺がその時計を手に取って、彼女の腕に当てた時にディーが凄く嬉しそうな笑顔を一瞬したのを見逃していなかった

歩道の脇までディーに引っ張られたが
サム「ディーあれが、気に入ったんだろ?」
ディー「・・・・うん、でもいらない、とても高いから」
サム「任せろ!俺は値切るのがとても上手いんだぜ」
と言って、店の親父の前に戻った。

30分程、粘りに粘り、店の親父が帰れと言っても一切聞かずに交渉した結果・・・・350Bになった(w
最後は回りの他の店員も応援してくれて多いに、にぎわった。350Bの時計を手にした俺がお金を払うと、店の親父が手を出してきて握手した(基本的にはパッポンマーケットはあまり値引きが効かない)
ナイスファイト!と言って分かれた(w
ディーはそのやり取りを見ていて、凄く嬉しそうに微笑んでくれた

しばらく、歩いた後に彼女とタクシーでホテルへと戻った
ホテルに戻ってセイの部屋をノックすると、セイが出てきて、様子を聞くと・・・
あの後、コーラ攻撃にあって、結局ぼられたようだった・・・聞くと2000B近く払わされたらしい。
ディーに話すと、ディーはすまなそうな顔をしながら、ゴメンナサイと謝ってきた
俺に言わせると、払うセイが悪い!はっきりと払わないという姿勢を見せないとダメだと言って、セイに話した
結局セイはこの時もペイバーしなかったと言って部屋に戻った

2人になると、ディーはベットの渕に座ったまま、じっとうつむいてる。その姿が可愛く思えて、ディーの顔を上げさせてまじまじと見る
ディー「なに?恥ずかしいよ・・・なんで見るの?」
と言って照れて、顔を伏せようとするが、俺はそれをさせない
サム「君の顔を見ていたいんだ。君の笑顔は最高に可愛いよ」
と言うと、ディーは照れて俺から顔をそむけてしまう
ディー「あなたはとても上手ね、たぶん他のたくさんの女の子に同じ事を言ってるんでしょ」
ディー「とても嬉しいけど、あなたのことを信じられない・・・」
サム「何故だ?俺は他の子にはそんなこと言わないよ」
ディー「ウソ!たぶんあなたは日本人の彼女にも同じ事を言ってる」
サム「俺には日本人の彼女はいないよ、そしてタイ人の彼女もね」
ディー「じゃあ、なんであなたは会ったばかりの私に好きって言えるの?そんなの信じられない」
サム「ディー聞いてくれ、俺は心から君が好きだ、本当だ」
サム「俺は好きになった子にははっきり言うことにしている」
サム「俺は君より年上だから、君よりずっと色んな事を経験している」
サム「昔の俺はとてもシャイだった、好きな女の子に好きと言うことが出来なかった、いつも見ているだけだった」
サム「そうすると、他の男がその子をさらっていってしまう。いつも悔しい思いをしていた」
サム「だから、好きになった子にははっきり言うことにしたんだ、そうしないと何も始まらない、好きだと言う事によって始まるんだ」
サム「分かるかい?だから俺は君に最初から好きだと言ったんだよ」
(日本語にするとかなり恥ずかしいことですが、英語だと簡単に言えてしまうところが今思うと不思議だ)

ディー「それでもあなたのことを信じられない・・・」
サム「俺の事嫌いか?君は俺の事1回も好きだと言ってくれない」
ディー「言えない・・・・もちろん嫌いじゃない。でも言葉にはしたくない」
サム「何故だ?分からない」
ディー「言葉で言ってしまうと、あなた事が本当に好きになってしまう。あなたを信じてしまうのが恐いの」
サム「何故だ?何故俺を信じられないか?」
ディー「あなたが日本人だから・・・」
ディーは前にMBKで働いていた。洋服売り場で働いてたが、日本人の親父軍団がきては、ディーにいくらだ?と何度も聞かれたことがる
そして、友達も何度も日本人に言われたことがあるそうだ・・・
バンコクはたくさんの外国人が来るけど、日本人が一番そんなことを聞いてくる・・・
だから、日本人が嫌いになった
そして、彼女には昔日本人の恋人がいたそうだ。MBKで働いていた時に知り合った旅行者だったのだが、彼とは2週間ずっと一緒にいた。
彼女のことを本当に愛してると言ってくれた。しかし、彼は日本に帰る事日が来て彼は帰っていった。
その時に3ヶ月後に必ず来ると約束をして・・・
ディーは彼をずっと待っていた・・・しかし彼は3ヶ月後には来なかった、それでもディーは彼を待っていた。
彼がMBKに来たのはそのさらに3ヶ月後だった・・・・日本人のお腹の大きな奥さんを連れて・・・(良くある話しだろうね)

だから彼女は日本人を信じられないと言ってきた、そしてあなたもそうだろうと・・・・
サム「俺はそいつとは違う!絶対に違う」
サム「分かった、約束しよう、俺は・・・・・1月にまたバンコクに君会いに来る」
サム「この約束は必ず守る!信じてくれ」
ディー「本当に?」
サム「本当だ、だからディーも約束だ」
サム「俺が君に会いにもう一度バンコクに来たら、その時は言って欲しいんだ」
サム「俺の事好きだってね」
ディー「うん、約束する」
サム「俺の事信じてる?」
と聞くとディーはNoと可愛く笑って抱きついてきた

そのままベットに2人で倒れこんだ
昨日と同様に、彼女に何度もキスをしながら胸を触ると今日は黒い、色っぽい下着だった
俺がそれに気がついて、セクシーだと言うと、ディーは少しはにかんで、俺の鼻をつまんだ
おそらくこれがディーの勝負下着なのだろうか、わざわざ俺の為に着て来てくれたディーが凄く可愛く思えた
俺がTシャツを脱がして、下着姿にしようとすると、ディーは恥ずかしがって、電気を消してくれと抵抗したがお構いなしに脱がせて楽しんだ
ディーの体は、年の割にはまだ未発達のようで、胸もあまり大きくなくて、ロリーな感じがした
ここで言っておくが彼女は24才だと言っていたが、実際にはもっと幼く見える

2人とも裸のまま、しばらくイチャイチャしたが、俺は自分の疑問を彼女に投げかけた
サム「ディー、君は24才だと言ったが本当か?だとしたら君は結婚しているんじゃないか?」
サム「俺はタイのことを勉強していて(ネットでね)タイ人の女の子は普通20才までに結婚することを知ってるよ」
サム「それにペイバーされないでパッポンでやっていけるのか?」
サム「俺は君の事を嫌ったりしないから、本当のことを話してくれないか?」
ディーは例の複雑な表情をしながら、俺の顔をじっと見つめた。俺はその顔を見つめながら優しくキスをした、本当の恋人にするようなキスを。
ディー「本当のことを話すわ」
ディー「私は16才の時に結婚した、しかし夫は2年前に事故で死んでしまった」
サム「子供は?」
ディー「娘が1人いるわ、今は田舎の両親と一緒に暮らしていて、私1人でバンコクで働いてお金を送っているの」
サム「そうか、ならなおさらペイバーされないといけないんじゃないか?」
ディー「分かってるけど・・・好きな人じゃないと私はダメ、本当はあまりセックスは好きじゃないの」

ディーはそう言うと、黙ってうつむいてしまい、俺は彼女を優しく抱きしめて彼女の髪を別れの時間までひたすらなでてあげた
その時、彼女が泣きながらタイ語で何やらいっていたが、俺には分からなかった
やがて彼女が帰らなければいけない時間になり、彼女に告げると、彼女はそっと起きあがって服を着始めた
俺も一緒に着替えて、ディーに財布から2500Bだして渡すと、彼女はしばらくお金を見つめてから黙って受け取った
彼女をタクシーに乗せるために一緒に表に出た。そして、彼女に今日も行くからと告げると、彼女はうつむいたまま黙ってタクシーに乗りこんだ

俺は部屋に戻ってから、彼女が言ったことを考えてた。
だんなは死んでる・・・・よく聞くウソだ・・・・しかし本当なのかもしれない・・・・
少なくとも彼女がしばらくセックスしていないことはなんとなく分かる
簡単に書くと感触が違うのだ、昨日と今日では・・・・
おれは2日ともたっぷりと前戯して指で奥までよく濡らしてから、入れてるから言えるのだが、しばらくセックスをしていない女性の奥は少し固くなるのだ
ちょうど入れた時に壁のはがれ方が固くなるといった感じかな、その女性ともう1度1週間以内にするとよく分かる、ちょっと卑猥な言い方だが味わいがちょっと違うと言ったところだろうか
これについては、色んな意見があると思うが、俺は結構自信がある
そして彼女の感触は紛れも無く、しばらくセックスをしていない感触だった

そう考えると彼女の言った事はあながちウソではないのかもしれないと思ってしまう
しかし、ここはバンコクであり彼女はパッポンガールである。あくまでもこれは擬似恋愛なんだと自分に言い聞かせて眠りに着いた



9月6日(前編) セイからの内線で目が覚めた

やはり今日もセイからの内線で目が覚めた。
セイの話によると、イマケンの部屋に電話しても出てこないとの事だったので、2人で食事を済ませて部屋へ戻った
イマケンの部屋へ起こしに行くと、イマケンはあっさり出てきて、部屋にはナムちゃんがいた

イマケンに事情を聞くために部屋へ呼んだのだが、ナムちゃんがいるので来れないから、後で来る事になった
しばらくセイに昨日話をして、今日どうするかを話しているとイマケンが訪ねてきた

イマケンの話によるとナムちゃんは昨日夜からずっとイマケンと一緒にいたらしい
しかし昨日の晩、ついに何故キスマークが付いたのか本当の事を事を白状させられたとの事
どうやら、もう言い訳が聞かない状態になって白状した。その言い訳が聞かない状況と言うのが、レインボウのMちゃんの忘れ物でそれがなんと・・・・SEXの後に使う洗浄用のローションと言うから大笑いだ!
そのローションを見つかって、まさかオカマがここに来たとも言えずMちゃんのことを白状したらしい(自業自得としか言いようが無い)
それでも、一晩かかってナムちゃんに許しを得たらしいが、かなりイマケンは参っていた(w
そして、日本に彼女がいることも告げたらしい・・・
それでもナムちゃんは許してくれたらしく、今日1日俺達と一緒にいたいと申し出てきたと言って、ナムちゃんを俺の部屋に呼んで言いかと言ってきた
もちろん、俺は了承してイマケンが彼女を呼びに行った

ナムちゃんが来て彼女の話を聞くと、どうも彼女はイマケンと2人きりよりも俺達みんなといたいと言ってきた
これには俺も戸惑った・・・俺達がタイにいる時間は後実質2日間しかない、明後日の朝には飛行機に乗らなければならないのだ
そんな時は普通2人でいたいのではないのだろうか?
さらに彼女は今日仕事をバックレルとまで言っていた
ならばなおさら、その貴重な時間を2人で過ごしたいのではないだろうか?
セイに相談すると、セイはどちらでもいいですけど・・・と言ってイマケンを見る
ナムちゃんは一生懸命4人で遊びに行きたいと訴えてくる
イマケンに確認すると
イマケン「俺はどちらでもいいですよ、サムさんたちの好きにして下さい」
ナム「一緒に遊びに行こうよ、みんなで遊べば面白いよ」
サム「イマケンそれで良いのか?お前普通こんな時は2人っきりでいたいもんだろ?本当に良いのか?」
イマケン「本当は俺も2人がいいんですけど、ナムちゃんが・・・・」
サム「分かった、ナムちゃんイマケンと2人っきりでいてあげてくれ、やっぱり俺達は邪魔者だからね、2人で楽しんでくるのが一番だよ」
ナム「NO!私は4人でいるほうが楽しい!一緒に行こう!」
サム「だめだ、イマケンと2人でMBKのボーリングに行くんだろ。イマケンもそれを望んでいるし、俺達は別に用事があるんだ」
と言って、ナムちゃんを諭すが彼女はなかなか納得しなかった、しかし俺達は別に買い物があると断固押切って2人を追い出した

セイと2人になって、今のナムちゃんの様子を話し合ったが、どうにも合点がいかなかった。
普通は2人でいたいもんなのではないのだろうか?俺達と一緒にいると何が違うのだろうか?
もちろん結論や納得に行く説明などつかずに2人でMBKへヤンジャンとチャンピオンを買いに出かけて、途中でスターバックスのカフェで時間をつぶした後に部屋に戻った

しばらくすると、イマケンから内線があり又もやナムちゃんが俺達と話したいと言ってきた
少し考えたが、まあ先ほどの疑問も残る事だし、良いだろうと思って部屋に招いた

2人はどうやら一緒にMBKに行って、お互いにプレゼント交換をしたらしい
しばらく他愛も無い話をしていたが、ふと思いついて先ほどの疑問を聞き出そうと思った
もちろんいきなり聞くほど俺はバカじゃない
サム「ナムちゃん、こいつのどこがいいんだ?(イマケンの事)こいつは浮気ものだし(人の事いえんけどね)嘘つきだし、バカだよ」
ナム「そう!イマケンは浮気者だし、嘘つきよ!今日だって一緒に歩いていてもとっても恥ずかしかった、私がつけたキスマークじゃないのに、周りの人からじろじろ見られて、本当に恥ずかしかった」
イマケン「スイマセン・・・・」(w
サム「本当だよな!まったくバカが!ナムちゃん、セイにすれば良かったのに(w セイなら今のところ日本人の彼女もいないしセイのほうがよっぽど良いぞ」
ナム「うーん、でもね私はイマケンが好きなの」
いい事言うじゃないか、俺は思わず心の中で「イマケン良かったな!こんな子と巡り合えて」と本当に思ってしまった

しかしここで、一悶着がありました
ナム「でも、サムさんたちも最初にあんな嘘つくんだもん・・・・」
ナム「みんな彼女いないって言ってたじゃない、それなのにイマケン彼女いるし」
サム「それについてはゴメンね。俺とセイはいないんだけど、イマケンにだけがいるって言えなくてさ、それにナムちゃんがイマケンのこと気に入ってるみたいだったから言えなかったんだよ、ゴメンね」
ナム「いいの、でも私はイマケンに巡り合うことが出来て良かったわ」
サム「でもさ、イマケンこういう時は嘘をつくならつき通した方がよかったんじゃないか?」
イマケン「そうですか?彼女に嘘をつくのが辛かったんですよ」
サム「イマケン・・・・お前の言ってる事は日本でなら正しいと思うよ、でもここはタイなんだ!ここでお前が嘘をつき通せば彼女は、お前の思い出を幸せなまま持てたかも知れないんだぞ、それにどのみちおまえとは後2日しか一緒にいられないんだ。余計に彼女を悲しませる必要は無かっただろ」
サム「お前は辛いかも知れないけど、つき通すべきじゃないのか?お前は彼女に真実を告げる事によって楽になるための自己満足だろ!彼女は悲しむんだぞ!」
サム「その辺分かってんのか?、本当の事を言うことが相手に対する誠意じゃないそ!本当に誠意があるなら最初から嘘つくなよ!そしてついた嘘はつき通せ!それが相手に対する思いやりだろ」
と声を荒げてしまいました。
(これについては色々な考えがあると思いますが、俺はこれが正しいと思います。ついた嘘を正直に話すのは俺にはただの自己満足にしか思えません。彼女に対する後ろめたさを持ちながらも、嘘をつき続ける方がよほど辛いです。特に相手が本当に好きな場合は・・・でも楽な道を選ぶのは誰でもできます。しかしそれで相手に心の負担をかけるのは思いやりとは思えませんでした)(ただしお前自身はどうなんだ?という突っ込みは・・・・却下です)

俺が声を荒げてイマケンを攻めると、ナムちゃんが立ち上がってイマケンをかばいます
ナム「やめて!イマケンを攻めないで、私はいいの・・・だから怒らないで」
サム「だめだ!こいつは思いやりの心が無さ過ぎる、俺はそれを怒ってるんだ」
ナム「いいの・・・イマケンには彼女がいる、それはしょうがない事。私がガマンして失恋に耐えれば済む事。イマケンに彼女と別れてなんて言えない。だって別れたら彼女が悲しむ。それは彼女がかわいそう」
サム「そんな事は関係無い!好きと言う気持ちは与えられる物じゃなくて、奪う事もあるんだ、ナムちゃんはイマケンと結婚したいとか考えないのか?」
ナム「私はイマケンが好き!でも私はタイ人なの。日本人は日本人とそしてタイ人はタイ人と結婚するのが一番なの」
ナム「ママは最近うるさいの、早くタイ人と結婚しろって。それが一番良いのよ・・・」
サム「本当にそれで良いのか?それが君の望む事なのか?正直に言えよ!ゴラァ!」
とセイが日本人町で買って来た巨大扇子を肩に担ぎ「ファイナルアンサー?」(みのも○た調で)と迫った(w
さきほど別の件で彼女をこの扇子で散々ファイナルアンサーごっこで脅していたので(軽く叩いた)ナムは焦って本音を吐いた
ナム「分かった!言う言う!だから止めて(w」
ナム「本当はイマケンが恋しいよ・・・イマケンと結婚する夢もみた・・・その中でイマケンは毎日仕事に行くの、私は家で洗濯や掃除をしてイマケンの帰りを待つの。そして料理もするんだけど、イマケンの口には合わなくて、毎日イマケンは辛い辛いって言うの・・・そんな事も考えたわ!」
ナム「でも、それは無理な事なの・・・それにイマケンの日本人の彼女も悲しむ、だからそれは夢なの・・・かなう事がない夢なの・・・」
俺もセイもそしておそらくイマケンもこれが彼女の本音だと思った、そして彼女の言葉には返す言葉が無かった

しばしの沈黙の後
ナム「今日の夜はみんなで一緒にいましょう、あなた達といるととても楽しいわ、だから4人で遊びに行こうよ」
サム「だめだ、俺は彼女と約束があるし、セイも用事があるからね」
ナム「なんで!一緒にいてよ!いいじゃない」
サム「逆になぜ俺達といたいんだ?2人で想い出を作ればいいじゃないか」
ナム「だめ!こんな気持ちじゃ悲しい思い出にしかならない。その想い出を思い出すたびに寂しくなる。でもみんなといればそれは多分楽しい想い出になる。だからお願い!」
サム「だめだ!たとえ悲しい想い出になったとしても、それは良い想い出だ。マイナスじゃなくてプラスになる想い出だと思え!イマケンだってそれを望んでいるし、俺もそうだ。だからだめ」
と言って俺は取り合わなかった

しかし彼女はまだ俺達と話がしたいらしくて、しばらく話をしていた
その中で面白かったのが彼女はなんとムエタイをやっている事だった
今は怪我をして休んでいるのだが、本格的に習っているとこと、エクササイズではなく本当にやってると
面白がって、サムもムエタイではなくキックやってたよと告げると勝負したいと言ってきた
(サムは高校の時に2年間キックボクシングを近くのジムで習ってた、ムエタイではなくマーシャルアーツ系なので投げもある)
しかし、もちろんパンチを入れるわけにもいかんだろうと言うと「構わない、先生に殴られて顔にあざができたこともあるぐらいだから、本気で勝負したいと」

もう彼女はやる気マンマンでファイティングポーズを取ってる
おいおいマジかよ・・・と思いつつこちらもファイティングポーズを撮ると殴りかかってきた
なるほど、構えはさまになってるしパンチのスピードも女の子とは思えないほどだが、いかんせん腰の入ったパンチでもないし、肩もきちんと回ってない
要するに手打ちパンチだが、当ったらやはりそれなりに痛いだろうな・・・
と考えながら防御するが、こちらも防御オンリーは苦しい、さっさと終わらせるべきだろうと思い、一気に懐に飛びこんで肩を押さえて膝蹴りを軽く脇に入れて(入れるといっても触った程度です)「無理だって・・やめときな」と言ってもその場からパンチを打たれた
さすがにこの至近距離からのパンチはかわせない(なんせ膝蹴りを当ててる状態なので片足)
くびをひねってかわそうとするも、横あごにHit!
あわてて、身体を離して彼女に「ずるいよ、俺は攻撃できないじゃん」と文句を言うと「かまわないかかってきなさい」とか言ってる
そんな事言っても相手は女の子・・・・しかもイマケンの彼女だし・・・・と言うことで実力の違いを分からせるのが一番と思いあることを考えた

「いいかい?ナナちゃん。もし俺が攻撃するとどうなるか分かってる?当ったら痛いじゃ済まないよ」と言って枕を2つ重ねて持たせた
そして踏ん張るように言って、左の回し蹴りをそこへ叩きこんだ
にぶい音がして彼女の持っていた枕の一つが彼女の手から落ちた
この時の蹴りはほとんど手加減抜きで蹴ったので、それなりの威力があったようで彼女もびっくりするかと思ったのだが、面白がって自分もすると言い出した
まあこれなら殴り合うよりも良いだろうと思い、枕を持って構えた
しかし彼女は蹴って来れない・・・なぜか?
彼女が立っている場所はちょうどベットとベットの間で蹴りが出せないと言ってきた

しかし、本当の回し蹴りはこの程度なら問題なく蹴れると言って、蹴り方を教えた
簡単に書くと、足を上げるときは膝を曲げた状態のまま上げて軸足をひねって、蹴る瞬間に膝を伸ばすのだ
こうすると両脇に障害物があっても関係無く蹴れる
そしてこのほうが威力があるのだ

そして見本を見せるために位置を交代して蹴って見せると、彼女は喜んで自分もすると言ってきた
そのため位置を再度入れ替わって、枕を構えた
彼女は何度か先ほど俺が教えたことを、確認するように真似た後思い切って蹴ってきた
まあなれない蹴り方なのでそれほどの威力ではなかったが、それでも上手く蹴れた
俺が上手だったよと誉めると満足そうに笑った
おかげで勝負の事などすっかり忘れたようで、その後もしばらく雑談した

雑談をしていると又もや今日4人で遊びたいと言ってきたが俺がダメだと答えると
ナナ「何故だめなのか?イマケンと一緒に自分の店にマッサージに行って欲しい」
ナナ「私は今日お店をサボった、あなた達が一緒にお店に行ってくれれば、私は怒られないで済むの」
ナナ「私(達)は仕事が欲しいの!」
サム「ならばイマケンだけを連れて行けば良い、それに俺は夜は約束があるからダメだ」

しばしの沈黙の後、急にママ(実母)に電話をしないといけないと言ってきた
そして部屋の電話を使ってママに電話をしていた(ママは最初にお店に行った時に俺の担当をしてくれたおばさんらしい)
しばらくタイ語で話をしていたため、内容は分からなかったがどうやら怒られたらしい
そしてこれからお店に戻らなければならないと告げて、俺達と分かれて部屋を出ていった(イマケンと一緒に)

彼女が出ていった後俺はしばらく先ほどの言葉を考えていた
彼女が言った「私(達)は仕事が欲しいの!」と言う言葉をだ
あれが彼女の本音なのではないだろうか?イマケンを好きだという気持ちに偽りがあるかどうかはともかくとして
少なくとも彼女が俺達(セイとサム)と一緒に居たいという理由はそれなのではなかろうか・・・・
この時点ではなんとも言いようが無かった、そして彼女の一言の意味を推察できる材料はあまり無かった
いや、俺達とのことなどどうでも良いのだがイマケンに対するものはどうなのだろう・・・
この一言が俺に対して漠然とした不安を投げかけたのは事実だった

イマケンが戻ってきて、彼女がお店に戻った事を俺達に告げると今晩の予定を決めるミーティングが始まった
俺はディーと約束しているのでまた20:00にはキングスに行かなければならない
そして、セイとイマケンは買い物がしたいのでパッポンのマーケットに行きたいと言ってきた
そこで、マーケットの入り口まで俺が案内して、そこで分かれることが決まった
ナナちゃんはどうやら後でイマケンの部屋にくる事になってるらしいので、一緒に店には行けないとのこと
セイは昨日ぼられたので、もうこりごりだそうだ

セイと2人で話がしたかったので、2人で夕食を取りに駐車場にあるビアガーデンへと向かった
どうもイマケンはこちらの食べ物があわず、食事を余り取らないようだった
そこで、先ほど俺が考えたことを一通りセイに話してみたがセイもよく解らんとしか言いようがないようだった
(この時実はディーと食事の約束をしていたので、軽くしか食べなかったのだが・・・)






9月6日(後編) 結局パッポンストリートに着いたのは

結局パッポンストリートに着いたのは20:00を完全に過ぎた時間になってしまった
マーケットまで案内する途中でディーの店の前を通りすぎると、ディーが呼びこみの中にいて俺を見つけた(この店はスタッフが呼びこみをするのね)
ディーは思いっきりほっぺたを膨らませて怒ったが、彼らをマーケットまで連れていったら戻ってくるとなだめて約束の場所まで2人を連れて行った
そこで2人と別れて俺は単身キングスへ戻った

店の前に来るとちょうどお客が入ったところなのか、店の前にはディーしか立っていなかった
俺が戻ってくる時に、他の店の呼びこみに声をかけられて、女の子を眺めていたのを見ていたらしかったのだがディーの態度は不思議と変わらなかった
それを、攻めるわけでもなく彼女はにっこりと迎えてくれて、俺の手を取って階段を上って店に入った

店に入るとディーが適当に席を捜して、そこへ2人で座った
例のごとく、俺には他のダンサーやスタッフは寄っては来ない
ビールとディーのコーラを頼んだ所で、なにやらスタッフの子がディーにタイ語で言ってきた
会話の内容は分からないが、なにやらディーを責めているようだった(まるで脅しているようだった)
渋々とディーはポケットから、なにやらレシートのような物を取り出して彼女に渡していた
彼女はその紙を受け取ると満足そうに去っていった

サム「どうした?ディー今のはなんだ?」
ディー「気にしないで・・・あなたは気にしないで良いことだから」
サム「しかし、なにやら揉めているように見えるけど」
ディー「・・・ここではスタッフでもコーラを奢ってもらわないといけないの」
ディー「私はペイバーされないし、されたくないから、あまりコーラを奢ってもらえないの」
ディー「でもノルマ(みたいなもんだと思う)があるので、彼女にその時に借りを作ったの」
サム「なるほど、それはルールで決まっているのか?」
ディー「ちゃんとは決まっていないけど、ある程度はさっきの紙を持ってこないと怒られるの」
どうやら、さっきの紙がコーラ1杯分の紙であれとお金を引き換えることができるらしく、何日も紙を引き換えてない子はマークされるらしい

サム「なるほど・・・少し理解できたよ」
ディー「あなたが来てくれたから、コーラを奢ってもらえるけど、普段私はコーラも奢ってもらえないから・・・」
サム「解った・・・」
サム「ペイバーするから着替えておいで」
ディー「分かったわ。着替えてくるから待っててね」
と言ってディーは席をたった

そして俺はスタッフを呼んで(初日の時に1番ディーと仲の良さそうだったお姉さん?)
サム「コーラを20杯頼む、ただし物は要らないから伝票とコーラのチケットだけ持ってきてくれ」
スタッフ「なにそれ?チケットって?」
サム「コーラを奢ってもらうと貰える紙があるんだろ!それを持ってきてくれ、そして他の女の子には内緒にしてくれ、上手く持ってこれたらチップで100Bやるから」
スタッフ「うーん・・・OK分かった、ディーに上げるつもりなの?」
サム「他にあるか?分かったら持ってきてくれコーラは君が飲んでいいぞ(w」
スタッフは笑いながらそんなに飲んだら腹がこんなに大きなるとゼスチャーをしながら取りに行った

そしてスタッフが1枚の伝票とチケットを20枚持ってきて、伝票はチェックビンに指しこんでチケットは俺にこっそり渡してくれた
俺は用意していた100Bを彼女に渡すと彼女はウィンクをして立ち去った
ディーが戻ってくるまでの間にチェックを済ませた(ペイバー代抜きで1800B位かかった)

ディーが戻ってくると俺は席を立って、ディーを連れて店を出た
ディーとは食事の約束をしていたので、2人で食事に行く事になった
パッポンにある、タイ人向けのレストランらしいところに入ったが、俺は先ほどの食事のせいであまり食欲が無かったのでディーのみが注文する事になった
ディーはカオパックンとなにやら貝の辛い炒め物とトムヤムクンを注文していた
注文が来るまでの間に済ませておこうと思い
サム「ディーこれだけあれば足りるだろう、今のうちにしまっておけ」
と言ってチケットを渡すと、ディーはびっくりしながら
ディー「なにこれ?どうしたの?」
サム「盗んできた(w」
ディー「ウソ・・・本当に?」
サム「ウソだよそんな事するか!(w ちゃんと注文したんだよ」
ディー「だってコーラ無かったよ」
サム「俺が全部飲んだ、だから食事ができなくなったんだ(w」
ディー「ウソつき(w・・・ でも嬉しいわ・・・ありがとう・・・」
ディー「でも、もうこんな事しないで・・・あなたの負担にはなりたくないの」
サム「気にするな・・・それに負担だなんて思ってないよ」
ディー「でも、もうこんな事しないでいいから・・・あなたの気持ちは分かってるし・・・ありがとう、私はあなたに会えて幸せだわ」
と言ってディーはうつむきながらゆっくりと俺に感謝の言葉を言った
俺はそんなディーの仕草と言葉を聞けて大いに満足した
(ちなみに数えたら19枚しかなかったのはタイ人らしい愛嬌だと思った、もちろん彼女が、1枚取ったんだろうな)

料理が来るとディーは食事を始めたが、俺がじっと見てるとスプーンでしきりに「あーん」して俺に食べさせようとする
しょうがないので、時々ディーの「あーん」攻撃に答えたが、さすがに貝の炒め物はきつかった・・・マジで辛すぎ
ディーには何ともないようだが、どんな味覚してんだ・・・こいつ
食事中にこれからの予定を話したが、ディーは好きにしていいというので、カラオケに行こうと誘った
もちろんタニヤではなく、普通のカラオケのつもりでだが
ディーの話しだと、もちろんあるのだが、タイソングオンリーで日本の物は少ししかないとの事
構わないと言って、ディーは困っていたが結局決まった

食事を終えて、店を出てカラオケ屋に2人で歩いていった
雑居ビルの3Fにあるその店は、タニヤのカラオケクラブとは格段に違って汚かった
店の中に案内されると、スタッフも俺を見て少し驚いていた
店は広めのバーのようでボックスシートが10個ほどあるロビーのようになっていた
そこ以外にも個室が2部屋あって1つを覗くとすでに満員になっていたので別の個室に通された

スタッフがディーになにやら説明していて(タイ語)どうやらドリンクを注文しないといけないらしい
そして、俺がコーラを頼むとディーが少し困った顔をして、お酒を必ず1つは頼まないといけないけど私が頼むから良いと言ってビールを頼もうとした
仕方が無いので、コーラのビンとウィスキーをボトルで(中ビンくらい)頼んで持ってこさせた
スタッフが首をかしげながら持ってきて、俺がコークハイを作ると気持ち悪そうにそれを見ていた・・・(コークハイって無いの?)

曲を選べと、CDを持ってきて見せられたが・・・・・最悪!あまりにも古すぎる!俺が知ってるのは「北国の春」と「君といつまでも」くらいしかないぞゴラァ!
かといって文句を言っても始まらないので、ディーに好きなように歌いなさいと言って勧めるがディーは俺が歌わないと納得しないらしく「君といつまでも」をリクエストしてディーに後はまかせた
ディーはスタッフと選曲している間タイ語で一生懸命話していたが、それが凄く親しげに見えて俺としては少し面白くなかった
会話に参加できる訳でもないので、だまってちびちびと酒を飲みながら、タバコを吸っていた
選曲が終わって、スタッフが曲を入力しに一旦部屋を出ていった
(このカラオケの機械はリモコンもなく、そしてその場でも入力できない、一昔前の機械なんだね)

しばらくすると「君といつまでも」が流れてしまった・・・
しょうがない・・覚悟を決めて歌うしかないのか・・・しくしく
ディーは黙って、俺が歌うのを聞いていたが、そのうちスタッフが戻ってきて、彼女の横に座って話しだした
タイ人は結構大声で喋るので、ちょっと気になった、しかもタイ語なので俺にはさっぱり分からんし楽しそうだった
それでもなんとか歌い終えると、2人で拍手してくれたが、俺の心はブルーだった
俺達は大きめのソファーに座っており、ディーはスタッフの方に向きっぱなしである
そして楽しそうに2人で喋っているのである・・・嫉妬だ・・・そんな自分が小さく感じられてたまらなくイヤだった

そこで、俺はなんとかなるべく余裕の表情を作って、コークハイを飲みながら彼女の歌を聞いていた
しばらくすると、スタッフの男のほうも一緒になって歌い2人でデュエット状態になっていた
しかし、俺は穏やかな表情を作るようにして彼女の歌を黙って聞いていた
タイ語の歌なのだが、下にタイ語の歌詞と一緒に英語の読み方(発音できるようになってた)が出ててなるべくそれを追うようにしてちゃんと聞いていた
表情の作り方には慣れているので、ディーには俺の気持ちを悟られた事は無かったと思うが、正直言ってつまらなかったのは事実だ・・・
しかし、今回のカラオケは俺が提案した物であり、そして楽しそうなディーを見るのは俺にとってはうれしい事だ
そして、そんな嬉しさと嫉妬の間に挟まれた俺は表情を保たなければならない・・・辛かった・・・本当に辛かった・・・

曲が終わるたびに彼女を誉めそして彼を上手だと誉める
その間に又もや曲が流れ出す・・・こんな事が7曲〜8曲ほど続いたころ最初に入れていた曲が切れたらしく
またもや、俺に歌えと勧めてくるが、英語の歌は自信が無いし、日本語の歌はコリゴリだ
2人で好きに歌って良いよ、俺は君達が歌うのを見ていて楽しい、遠慮するなと言って彼らに選曲を任せた
正直言って20代前半の俺だったら、間違い無く席を立って帰っただろう、振り向きもせずに
そして俺はそれを一瞬考えてしまったが、今の俺にはそれはできない・・・もしそれをやったら間違いなくディーは悲しむだろう、そして俺は彼女に2度と会うことが出来なくなる
もちろん、俺が自分自身が彼女に会うことを拒否するからだ(自分が情けなくてね)

選曲が終わると、スタッフが部屋を出ていった
ディーはしばらくぶりに俺の顔をまじまじと見て
ディー「つまらなくないの?」
サム「気にするな!俺は君が楽しんでる顔を見るのが好きなんだ」
サム「君が楽しんで笑ってる顔が俺は大好きだよ、だから心配するな」
と言って精一杯表情を作って彼女に答えた
ディー「うん、ありがとうとっても楽しいわ、あなたのおかげよ」
と言って俺の膝に体を倒してきた、ちょうど俺が膝で彼女の体を支える様な感じで、彼女の肩を抱いた

スタッフが戻ってきて彼女の姿勢を見て、少し冷やかし気味に「2人はとってもお似合いだ」と言ってくれた
この瞬間少し気が楽になった、先ほどまでの辛さは結構吹っ飛んだ(俺って単純だからね)
そしてこの後、他の客が乱入してきて、8人くらいで歌をまさに取り合うようにして歌ってた
その中にはディーは加わらず、じっと俺の膝の上で俺が笑ってるのを見ていた
その時の彼女は何故か凄く満足そうに見えたのが、俺には嬉しかった

歌をみんなで取り合ってる最中に、俺はスタッフの彼に、君はとてもカッコイイねと言って誉めると(事実結構ピーターのような感じだった)
ディーと彼は顔を見合わせて大笑いしだした・・・
何故かと聞くと、彼はなんとレディーボーイで女の子にモテても仕方が無い、むしろ俺にモテたいと言って来たのでこの瞬間にさっきまで感じていた嫉妬の心は完全に吹き飛んだ
むしろディーには気がつかなかったのか?と馬鹿にされる始末・・・(情けない)
そしてそれを聞いた瞬間に俺がおそらくホッとした表情をしてしまったんだろう
おそらくそれに気が付いたディーは俺の気持ちも理解しているかのように少し身体を起こして、俺のホッペにキスをしてきた、みんなの前で・・・
周りのタイ人からはタイ語で随分冷やかされたが、恥ずかしかったけど嬉しかった(まるで子供みたいだね)

結局2時間ほどここにはいて、宴もたけなわの状態で店をでた
ディーがトイレに行ってる間に会計を済ませたが、2時間歌って、ホワイトホースのボトル(もちろんキープもせずにみんなで飲んだ)とコーラ5本でなぜか・・・・480B・・・どないなっとるねん!
まあ良く分からんがとりあえずお金を払って、彼に
サム「君のおかげで彼女はとても楽しめたようだ、心からお礼を言うよ、ありがとう」
と言って彼に握手を求めた(手には100Bをチップに握って
彼は、俺の握手を快く受けてくれてそして・・・・ホッペにキスしやがった・・・またかよ!イヤスギル・・・(前回参照)

2人でお店を出たのはもう11:00を過ぎていた
ディーと手をつないでタクシーを拾える通りまででてホテルへ帰ろうとしたのだが、運転手がアンバサダーが分からないと言うので、BTSナナステーションと言ってナナまで行った
ナナ駅から歩いてホテルに向かう途中で、昨日思いつた提案をディーにしてみた
それは、ディーにTシャツをプレゼントする事だった
ご存知の方も多いと思うが、このスクムビット通りは夜遅くまで出店が出ていて、Tシャツなんかは遅くまで買えるのである
そして、パッポンよりも安い!

サム「ディー、君にTシャツを買ってあげたいんだ・・・そこのお店で選ぼう」
ディー「要らない・・・あなたにはこれ(時計)を買ってもらった。私はこれで十分よ」
サム「そんなに遠慮するな、俺は君に何かをしてあげたいんだ」
ディー「もう十分してもらってるし、私はそれで満足よ。だから要らない」
サム「・・・分かった。じゃあこうしよう!君の弟と妹に買ってあげる。それなら良いだろ」
(ディーには20才の妹と18才の弟が田舎にいるらしい)
ディー「・・・いいの?本当に?」
サム「ああ本当だ、言ったろ俺は君の喜ぶ顔が見たいんだ・・・君の笑顔はとっても可愛いよ」
サム「そして俺はその笑顔を見れるなら、これくらい問題にならない、気にしないで10枚くらい買っても良いよ」
ディー「バカね・・・そんなに買えるわけ無いじゃない」
サム「まあ、とにかく選んでおいで」

さあここからが、戦闘開始です
まずは値段交渉で、1枚300Bからスタートします
そして・・・・いくらで買ったかは内緒ですが、俺は10枚買うつもりで、交渉したのですがディーがどうしても譲らず彼女は2枚だけ買いました
両方に1枚づつですね・・・情けない・・・最後までディーの意志は固くそれ以上にはなりませんでした
そしてついでに、ディーの分も買うように言ったのですが、断固として断られました

サム「どうしてだ?ディーの分も買えば良いじゃないか!」
ディー「要らない、あなたは私の兄弟にもプレゼントしてくれた、それ以上は望まないわ」
サム「でも・・・俺は君が喜ぶ顔が見たいんだ!」
ディー「それならお願いがあるの・・・」
サム「なんだい?言ってごらん」
ディー「ホテルに帰ったら、話すわ・・・」
正直言って恐かったです
彼女のお願いとは何だろうと・・・お金のことかな?それなら多少は出そうかと思いましたが、もしそうならちょっと悲しなと思いました

部屋に戻る前に偶然ですが、ナムちゃんにエレベータの前で会いました
イマケンのところに行くのかと聞いてみると今までイマケンとホテルの内線電話(ロビーにあるやつ)で話していた、これから店に戻るところだそうだ
ここで、気がついてディーに「イマケンのガールフレンドだよ」と紹介すると
ナム「Noちがうガールフレンドじゃない、彼はフレンドだ」
と言いきりました・・・これには正直言ってショックでした
そして謎でした・・・先ほど彼女はイマケンが好きだと言っていた
それってガールフレンドじゃないのか?と思いました

そのまま部屋に戻り、イマケンを呼んで、彼女との話しを聞きました
それによると、今日はもう自分は家に帰らなければならない
明日は一緒に一晩中一緒にいられて明後日の朝は一緒に空港まで見送ると言う話だった
ここでは、さっきの会話はイマケンには言えなかった・・・やつが可哀相過ぎるから

イマケンを帰して、先ほどの話をセイとディーで話した
サム「何故彼女はイマケンのガールフレンドって言われることを拒否したんだろう?だってさ、やってるわけじゃん、そして彼女はイマケンを好きだと言った」
セイ「そうですね、ちょっとおかしいですね・・・サムさんに隠してもしょうがないじゃないですか」
サム「そうだろ・・・俺はそれを知ってるわけだしな・・・じゃあ彼女の認識ではイマケンはボーイフレンドではないわけだ」
この会話をディーに話すと彼女はちょっと考え込んで
ディー「私達にとってボーイフレンドは特別な意味なのよ」
サム「でもさ、ビジネス抜きでセックスしてるわけだから、それってステディじゃないのか?」
ディー「それは彼女自身の考える事だと思うわ・・・彼女にとってはそうじゃないみたい・・・」
サム「それは、納得いかないぞ・・・」
この時正直言ってここで俺は君のボーイフレンドなのか?と聞きたかったけど、セイの前でそれを言われるのは辛いので、後で聞くことにした
そして、俺はこの質問をぶつけたいので、セイを部屋に帰した

サム「君にいくつか聞きたいことがある、正直に答えて欲しい」
ディー「何?」
サム「まず、さっきのナムちゃんのことどう思う?」
ディー「・・・難しい・・・私には分からないわ・・・ただ、彼女はイマケンをボーイフレンドとは思って無いみたいね」
ディー「イマケン可哀相ね・・・」
サム「そうか・・・次に俺は君のボーイフレンドか?そして君は俺のガールフレンドなのか?」
サム「要するに、君の友達に俺は何だ?と聞かれたら君は何て答えるんだ?」
ディー「・・・アップトゥユー」(これだよ・・・タイ人はすぐこれを使うよね)
サム「それじゃわからんだろ、ちゃんと答えて欲しい」
サム「それにさっきパッポンの前で俺が他の女の子といたのに気味は嫉妬も感じてくれない・・・ちょっと寂しいな」
ディー「だって・・・あなたが他の女の子とセックスしても私には分からないし、それにそれを私には止める事は出来ない」
サム「でも、君はそれでも平気なのか?俺のボーイフレンドではないのか?」
ディー「ゴメンナサイ・・・それを言っちゃうと昨日答えたの同じになってしまう、それに私にはそれを決める事は出来ないわ」
ディー「だからあなたが決めて・・・」
ディー「もしあなたが、私の事をガールフレンドを呼んでくれるなら、私もそう思うわ」
サム「なるほど・・・たしかに君の言う通りだな、君に決める権利は無いといのはちょっと寂しいな」
サム「しかし、君の言いたいことは分かるよ・・・でもね俺はディーが大好きだよ、心から」
サム「だから、俺は君の事を堂々とガールフレンドと呼びたいんだ、そして君も俺の事を心からボーイフレンドと言って欲しい」
サム「ダメか?君からそう言って欲しい」
ディー「・・・・言えない・・・ゴメンナサイ・・・私がそう思ってもあなたは2度と私に会いに来てくれないかもしれない」
ディー「そして、私は毎日あなたを想って寂しい想いをするのは、イヤなの」
ディー「あなたをボーイフレンドと呼びたい・・・でもそれを言ったら、私はたぶんまた悲しい想いをする・・・ゴメンナサイ」
サム「分かった!じゃあ2番目の約束だ・・・俺が君に会いにもう1度バンコクに来たら俺の事をボーイフレンドと呼んでくれるかい?」
ディー「うん、約束する。そしてあなたにアイラブユーって言うわ、心から」
俺はこの時のディーの答えには、非常に満足できた
なぜならディーは真っ直ぐに俺を見つめて、彼女の最大の魅力である可愛い笑顔で答えてくれたからだ
たとえこれが、ビジネストークであろうと俺にはそれで十分だった

サム「次に、さっき言ってたお願いってなに?お金か?」
ディー「ちがうわ(w 、あなたには十分貰っている、そして私だけじゃなく、弟と妹の分まで貰っただから十分」
ディー「でも、あなたは私の分も買ってくれると言ったでしょ」
サム「ああ、君には失礼かもしれないけど、俺は君に何かをしてあげたいんだ、君が望むことをね」
ディー「うん・・・だからお願いがあるの」
ディー「あなたの着ていたTシャツを頂戴、今着てるのでも良いし、着終わった後のでも良いわ」
サム「はぁ?なんで?大きすぎるだろそれじゃ」
ディー「いいの、夜寝る時に着るの(寝巻き)」
ディー「そうすれば寝る時にあなたを感じる事が出来る、それを着て寝ればあなたと一緒に寝てるみたいでしょ」
ディー「だから欲しいの、そして大事にするわ、お願い・・・」
俺はそれを聞いた瞬間、何て可愛い事言ってくれるんだろうと、心底思いました
そして、ヤバイ・・・と思いました・・・マジで惚れちゃうかもしんない・・・ヤバスギル

サム「分かった、待ってね」
と言って自分の着終わったTシャツを出してきて、どれが良いかと尋ねると彼女はなんと・・・
Tシャツではないのだが俺が1番大事にしてる、本場で買って来たACミラン(イタリアのサッカーチーム)の練習用ユニフォーム(本当の本物でカッコイイです)をくれと言ってきた
中々目の付け所がいいじゃねぇか・・・でもこれだけはダメ!と言うと次に選んだのは普通のTシャツだったので、それを彼女にあげることにした
彼女は、本当に満足そうに俺のTシャツを抱きしめた
ディー「ありがとう、これであなたを毎晩感じる事ができる、本当に嬉しいわ」
サム「いいのか?それで・・・もっとちゃんとした寝巻きを買ってあげるよ」
ディー「ダメ、これが良いの・・・こうしてTシャツを抱きしめてるだけで、私は幸せよ、本当にそう思うわ」
サム「そうか・・・君にそう言ってもらえると俺も嬉しい、ありがとう」
と言って彼女を抱きしめて、キスをした・・・少なくとも俺は本当に心のこもったキスだったと思う
そして彼女もそれに対して答えてくれたと思ってる

しばらくベットで彼女とイチャイチャしながら話をしていると、彼女のほうから
ディー「シャワーを浴びてきて」
サム「何故だ?臭いか?」
ディー「ちがうわ・・・その・・・セックスするでしょ」
サム「ああ・・・しない」
ディー「しないの?何故?私の事が嫌いになったの?」
サム「そんな事あるわけ無いだろ、ディーよく聞いて欲しい」
サム「俺は君の心が欲しい、身体よりも心のほうが欲しいんだ」
サム「そして、俺が次に君を抱くのは、心を手に入れてからにしたいんだ」
サム「今俺が抱きしめたいのは、心であって身体じゃない!分かるかい?」
ディー「うん・・・でも・・・あなたはそれで良いの?」
サム「ああ、構わない。それにこうして君を抱きしめてキスをして・・・・君に触れてるだけで俺は幸せな気持ちになれる」
サム「君の事を本当に心から好きだから、今は抱かない。今君を抱くと他の男と一緒になってしまう」
サム「他の男が君の身体を抱く事ができても、心を抱く事が出来るのは俺だけにして欲しい、分かるかい?」
と言うとディーは少し怒った表情で
ディー「私はペイバーされない!あなたが来てくれるまで・・・だってあなたに嫌われたくないの」
ディー「もし私が他の男とセックスしたらあなたは私の事嫌いになるでしょ、それはイヤ!」
ディー「でも本当にいいの?あなたが他の女の子のところに行くのはイヤよ」
ディー「他の子を抱くなら、私を抱いて」
サム「しないよそんなこと、約束する。そしてこの約束は日本でも守る」
ディー「うそ、信じられない」(w
と言いながら、俺の胸に顔を付けて離れない、そしてタイ語でなにやらつぶやいていた
サム「意味がわからないよ、英語で言ってくれ」
ディー「だめ!」
といいながら、またなにやらつぶやいている
俺はこれが、愛してるみたいな言葉だったらいいなと思いながら彼女の髪の毛をずっとなでつづけた
そして、ディーに日本語で
サム「好きだよ、君を心からいとおしいと思ってるよ」
と言うと、今度は彼女が
ディー「分からない、英語で言って」
と言われたが、今度は俺がNo!と答える番だった

彼女が帰るいつもの時間まで、ずっとこうしているつもりだったが彼女から真剣な表情で
ディー「明日はどうするの?」
サム「もちろん君のところへ行くつもりだよ、最後の夜だし、明後日の朝には日本へ帰ってしまうからね」
ディー「そうだったわね、でも明日(今日だけど)は私は、夜友達の誕生日パーティーなの、だから早く帰らないといけない」
サム「そうか・・・それは残念だ・・・じゃあ明日は君のところへは行けないのか?」
ディー「・・・明日は夕方4:00にお店にきて欲しいの、そしてお店で待ってるからペイバーして欲しいの」
サム「いいけど、そんな時間からお店はやってるの?」
ディー「お店はやっていないけど、その時間なら開いてるの」
サム「分かった、お店に4:00に行くよ、そして君をペイバーすれば良いんだね」
おそらく、俺がペイバーしてあげれば彼女はお店を休むことなく、友達の誕生日とやらに出る事が出来るのだろうと思った
友達の誕生日が本当なのかどうかは分からない、うそかもしれないし本当かもしれない
たぶん、俺は彼女に利用される事になるだろう、しかしそれでも構わないと思った

彼女をホテルの外のタクシー乗り場まで送っていって、明日の約束を確認して部屋に戻った俺は、またもや考え込んでしまう
やはり、男がいるんだろうか・・・友達の誕生日と言うのはおそらくウソではないだろうか
週末の金曜日で俺がペイバーした後に恋人の所に行かれるのか・・・だとしたら俺はピエロだな
でも、彼女が俺に言ってくれた事、そして俺のTシャツをもらった時の彼女のうれしそうな顔・・・本当に嬉しそうな顔をしてくれた
(もちろん、そのTシャツを自分の恋人に上げてしまうかもしれないという可能性が無いわけではないのだが)
俺はあの時の彼女の仕草と表情を信じたい
それが彼女の偽りの言葉と態度だったとしても
しかし、それでも良いだろう・・・好きな女の子に騙されるなら・・・それでもいい・・・彼女が望む事をしてあげよう
たとえピエロになったとしても(w(ちょっと自嘲気味)
そしてどうせピエロになるなら、彼女の本当の気持ちを知るほうが良いだろうと、ある考えを思いついた
俺も傷つかずに彼女も傷つかずに自然と別れられる方法だ
できれば・・・別れたくはないのだが一種の賭けになるだろう





9月7日(前編)  今日が実質的な最終日だ

9月7日(前編)

今日が実質的な最終日だ
セイとイマケンと一緒に朝食を取った後に今日の予定を決めるためのミーティングだ

サム「イマケン今日はどうするんだ?ナムちゃんのところへ行くのか?」
イマケン「ええ、行きますよ。週末は忙しいので早い時間から行くつもりですよ」
サム「そうか、夜はどうするんだ?」
イマケン「夜は彼女はお店が終わったら来ると言ってました。そして明日の朝一緒に空港まで見送りに来てくれるって行ってましたけど、良いですか?一緒に行っても」
サム「ああ、かまわないよ。だったら俺達とは別のタクシーで行ったらどうだ?どうせたいした金額じゃないから」
イマケン「そうですか?でも・・・」
サム「最後に2人きりにさせてあげようという俺の心がわからんのか?お前本当に彼女の事好きか?」
イマケン「わかりました、そうさせてもらいます」
サム「それがいいだろう」
サム「それとさ、お前俺達に頼まないといけないことがあるんじゃないのか?」
イマケン「???なんです?」
サム「鈍いやつだ・・・昨日彼女が言ってたろ、私は仕事が欲しいんだ!ってさ、だから俺達に一緒に彼女の店に行って下さいってお願いしないとダメだろ」
イマケン「え?そうですか?うーん・・・・」
サム「いや別に考え込むことでもなかろうと思うが・・・俺から自発的にそうするつもりはないからな」
サム「でもお前がそれを理解して俺達にお願いするなら、もちろん俺達は行くつもりだけどな」
イマケン「そうですか・・・いいです別に・・・」
???分からんやつだな・・・
サム「まあお前がそう言うならいいけどな・・・でも彼女の望みはそうだと思うぞ」
イマケン「うーん・・・まあいいです」
やっぱりこいつちょっと変わってる気がする・・・

結局イマケンは1人でナムちゃんのお店に行く事になり、俺達はブラブラと散歩しながら、約束の時間まで暇つぶしをすることになった
セイと2人で昼間のパッポンに行って見ようということになり2人でパッポンへ

昼間のタニヤ通りってなんか間抜けな感じがします
なんか普通の通りに見えます(W
夜と比べるとあまりにも寂しくて、女の子も1人もいません(当然だ)
セイと2人でそんなことを話しながら、横断すると何やら1人の男が寄ってきます

男「ハァーイ、あなた友達、私」
と素晴らしい日本語で話しかけてきます
男「マッサーどうですか?女の子とても可愛いよ、美人、グッド!」
まあ何が言いたいかはわかるけど、こちらがいらないよと答えてもしつこく見るだけただと言ってきます
ここで、そう言えばセイはMPを見たことが無いはずと思い英語に切り替えて

サム「見るだけで良ければ行ってもいいよ、ただし見るだけだからね」
男「OK、OK!見るだけでも構わないよ」
サム「俺は約束があるから、近くじゃないとダメだよ」
男「大丈夫、すぐ近くだから」
と言っても結局5分くらい歩かされて入ったところは「ピーコック」と書いてあったような気がする

俺としては、ひな壇があるMPをセイに見せてあげるつもりでついてきたのだが、完全に外れました
中に入ると、まあまあ広い部屋があって、そこで女の子達が座ってるだけでした
うーん・・・・MPというよりもレベルの落ちたカラオケクラブのようです
でも説明を聞くと、上に部屋があって、シャワーも使えると言って来ます

俺の風俗経験(タイだけでなく)からこんな感じのところでは良い思いをしたことは無く
また女の子のレベルも・・・ただ2人くらいはなんとか許せる範囲の子がいました
俺達がソファに座ると何人かの子が積極的に俺達の横に座ってきます

セイにどうする?と聞くと
セイは少し困った顔をして、お金持ってきてないからいいですと言って断ってました
日本人は金持ちに見えるらしくセイがお金無いからダメだと言っても信じません
値段を聞くと1200Bとの事だったのですが(こいつのマージンいれて1200Bってことはかなりやばめだろ)俺もセイも断りつづけます
女の子達も一生懸命誘ってくれますが、要らないと断ると、いくらならいいんだ?と聞いてきてセイが俺は200Bしか持ってないぞそれでも良いのか?と言って
財布を出して中身を見せます(もちろん財布の中身は200Bしかなくても、ポケットに入ってるんだよね)
これを見た瞬間、男もダメだと思ってくれると思ったら今度は俺の財布を見せろと言ってきます
もちろん俺は財布には普通にお金が入ってるので、俺はお金持ってるけど、セイがダメなら俺も帰ると言って聞きません
2人でコーラを飲んだので、220Bの会計で外に出ました

外に出てもしつこく男は付いて来て、俺達はもうパッポンへ戻る
昼のパッポンを散歩したいんだと言っても付いてきます
しばらくすると、今度はチップをよこせと言ってきます、自分は一生懸命案内したんだからチップをくれと言ってくるので
分かった、しょうがないなと言いながら、もったいぶって出したチップは10Bコイン・・・(w
男は天を仰いで桁が違うと言って来ます、あほか!なんでこんなやつに100B単位でチップやらなきゃならんねん!
要らないなら、無しだと言って出したコインをしまって、再びセイと散歩再開でパッポン1まで来ると、別の男が寄ってきて俺達にマッサー、マッサーと声をかけてきます
俺がいらないよと言ってもしつこく付きまとっていると、やつがダッシュできて「こいつらは俺が先に目をつけたんだ、お前は引っ込んでろ」とか言ってる様子
そして俺に、こんなやつについて行くくらいなら俺と一緒にきてくれ、トゥクトゥクで5分だとか言ってます
お前ら2人とも「いらん」と言うと今度は2人掛りで、俺達を責めてくる
最初の男が一生懸命俺達を案内したのに、よこしたチップは10Bだと・・・あまりにもひどいとね(w
当たり前じゃボケー!お前には何もしてもらってないぞ、勝手に案内すると言ってきたんだろうが、それに俺達は最初から見るだけだと言ったろが!と一気にまくし立てるとその場を離れた
セイと2人で歩きながら
セイ「面白かったですね(w」
サム「だろ?お前も1人でやってみればいい、こうすれば色んな所にいけるぞ(w」
セイ「うーん、面白そうですけど、トラブルになったりしませんか?」
サム「うーん・・・たぶんならないと思うよ、もしなったら走って逃げれば良いし、ここにはポリスもいるからな、あまりそうはならんだろ」
セイ「最低でもサムさんくらい英語が話せればそれも良いとは思いますけど、やっぱり辞めときます」
サム「そうか?うーん・・・まあ確かに危ないといえばそうかもしれんが・・・俺は結構楽しめるから、やっちゃうけどね」
サム「韓国でもやったし(w」
セイ「そういえばそうですね、ロッテデパートで声掛けてきたオヤジについていきましたもんね」
サム「ああ・・あの時はちょっと恐かったけどね・・・だんだん人気のない所に連れていかれてさ、さすがにあの時はお前にパスポートと財布渡して帰したじゃん」
(この時は免税店に行ったので航空券とパスポートを持っていて、セイに渡して先に帰して俺1人で突入しました)
サム「まあ俺の場合最悪喧嘩になってもそれなりに自信あるからね、もちろんそれは最悪の場合だけどね」
セイ「でも韓国の場合キムカッファン(SNKの格闘ゲームキャラ)みたいのが出てきてテコンドーの真髄見せましょうとか言ってきたらどうするんですか?(w」
サム「だとしたら、ここではサガット(カプコンの格闘ゲームキャラでムエタイ使い)が出て来ることになっちゃうだろ(w」
セイ「無茶苦茶ですね(w」

ちなみに、俺は何回かこんなことをやっているが、運が良いことにトラブルになったことはない
むしろここまでならトラブルにはならないと思ってる(だって別に問題ないじゃん)
トラブルになるのは、むしろ日本の方が多くて過去新宿と大阪でなったことがある
風俗の世界で見るだけというのは日本ではかなり危険なのだ
新宿の場合は拳で語り合うことになってちょっと大変だった・・・
新宿でのポン引きには気をつけましょう!絶対についていっては行けません、2万5千円といってますが7万くらい請求されます(今でもいるのかな?コマ劇の近くって)
もちろん、俺は払ってないけど(w

まだ約束の時間までは1時間近くあったのでパッポンのフットマッサージに行こうと思い、うろちょろするとまたもや別の男登場
しきりにマッサーマッサー言って来るが俺達はフットマッサーに行くと言うと、俺について来いとか抜かす
もちろんフットマッサーに行くのに、ついていく必要もないので俺達はいきつけの店があるから要らないと断ると、ずっと俺達の後をつけてくる
しょうがないので、近くのビルの2階にあるフットマッサーの店に入ろうと、ビルの中に入ったのだが・・・
1階で張ってやんの・・・凄い根性だ
結局まあそのままで良いだろうと、その店でフットマッサーを受けて時間になった
ここで、セイと分かれてディーの待つ店までやってきた

ディーはまるで呼びこみのように、店の前の手すりに持たれて俺を待っていた
俺を見つけると、いつもの可愛い笑顔で俺を迎えてくれて、手を取って店の中へ入った

店は当然まだやっておらず、掃除の最中らしく、男のスタッフが何人かで掃除をしていた
すると、奥から俺がチケットを買った(昨日のお姉さん?)スタッフが出てきて、挨拶してきた
ディーに、小声で俺が昨日チケットを頼んだのはこの人だよと言うと紹介してくれて、彼女は彼女達(女性スタッフ)を管理するマネージャーだと言われた
ゲゲ!やばいじゃんと思ってると、何やらディーはタイ語で彼女に言って奥へ行ってしまった

マネージャーと2人になると、とりあえず今日彼女をペイバーすることを告げて600B渡すと
マネージャー「今日もあの子をペイバーするの?」
サム「うん、俺はあの子が好きだからね」
マネージャー「ふーん・・・あの子のフェーンになるの?」
サム「それは無理だろ・・・俺は旅行者だから、いつもタイに来れるわけじゃない」
マネージャー「そう・・・でもあの子は良い子よ、私が保証する」
サム「ありがとう、俺もそう思うよ、彼女はとても良い子だ、ハートがね」
マネージャー「そうね、彼女はたぶんあなたの事がとても好きみたいよ、周りの子にあなたが何をしてくれて、何を言ったか話してたわ」
マネージャー「昨日の事を見ていても、あなたが彼女を大切に思ってることがわかるわ」
サム「ああ・・・それついては問題にしないで欲しいんだ、彼女には少しづつチケットを使うように言ってあるけど、見逃して欲しいんだ」
マネージャー「しょうがないわね、本当は貰ったチケットは2日以内に取り替えないとダメなのよ」
マネージャー「でも、あの子はなかなかコーラも奢ってもらえないの、たまに日本人で気前の良い人が来た時におこぼれで貰える程度だから」
(そりゃお前らのコーラ攻撃でぼられてんだろ)
サム「だから、お願いだから、見逃してくれ!この通り!」
と言って思わず日本でするみたいに拝んでしまった(w

マネージャーは大笑いしながら、「しょうかないわね」と言って俺のホッペをつねりやがったので、彼女の手を取って、ありがとうと言いながら手の甲にキスをしたら叩かれた
しかし、彼女は笑いながらも「大丈夫私に任せて」と言ってくれたので安心した
ディーは俺達が笑ってるときに、戻ってきてマネージャーに何やらサインを頼んでた
サインが済むとディーにカードを返して、彼女をよろしくねと言って、握手して席を立った

ディーが持ってきたのはタイムカードで、今日の日付のところに何やらサインと文字が書いてあるが、タイ語なので当然読めん・・・
ディーはタイムカードの説明をしてくれて、帰りの時間が刻印してあるのは、ペイバーされてないからだと言ってきた
なるほど、俺がペイバーした日は帰りの時刻の打刻がされてなくて、他の日付は全部返りの時刻が打刻されている
俺が見たタイムカードは両面になっており、片面で1ヶ月分だった
彼女が休んだ日以外は、全て帰りの時刻が2:00過ぎに打刻されていた
そして来てる時間はほとんど4:00前後だった

そして、彼女はもう1枚のタイムカードを持ってきており、それが前回の分だった
両方とも、きれいに打刻が並んでいる
ディー「あなたにこの時間に来てもらったのは、これを見せたかったの」
ディー「私がペイバーされないことをあなたに信じてもらいたかった」
ディー「たぶん、あなたは私を信じてくれないと思ってる・・・だからこの時間に来てもらったの、ゴメンナサイ」
サム「そうか・・・ありがとう、君は優しい子だね」
と言って頭をなでなでしてあると、ディーは椅子に座ってる俺に持たれかかりながら
ディー「ありがとう?なんで?」
サム「君が俺の心配を取り除いてくれたことに対しての感謝だよ」
サム「たしかに、俺は君の言ってたことを信じていなかった・・・ごめんね」
サム「だってパッポンでペイバーされないでやっていけるわけないだろうと思っていた」
ディー「私の契約は時給制なの、だから来てる時間も早いでしょ、この時間から来てるスタッフは少ないわ」
ディー「掃除もするし、ノートもつけるの、でもこうすればたくさん働けるから、なんとかやっていけるのよ」
ディー「もちろん、ペイバーされたり、コーラを奢ってもらえれば良いのだけど、私は好きな人じゃないとダメなの」
サム「じゃあ、俺がペイバーOKってことは、俺のこと好きなのか?」
ディーはそれを言うのはずるいと言いながら、俺の口にキスしてきた
周りのスタッフから冷やかされたが、その答えは俺が満足できる物だった

店を出ると、まずは昨日思いついた、賭けを実行することにした
サム「ディー今日はどうしたい?でも、友達の誕生日に行くんだから遅くまではだめだろう」
サム「何時ごろ行くつもりなんだ?」
ディー「アップトゥユー」(おいおい)
サム「それじゃだめだろ・・・何時に待ち合わせしてるんだ?」
ディー「待ち合わせじゃなくて、彼女の家に行く事になってるの」
ディー「今日の日付が変わる前なら何時でもあなたに任せるわ」
サム「そうか・・・実は最近こっちに来てから、寝る時間が少なくて凄く眠いんだ」
サム「このまま、ホテルに戻っていいか?」
サム「最後だから、君とゆっくり過ごしたいんだ」
ディー「構わないわよ、そうしましょう」
と言って俺達はホテルへ戻った

ホテルに戻って、ベットでイチャイチャしながら彼女に言ってみた
サム「さっきも言ったけど、俺本当に眠いんだ、もしこのまま寝てしまったらそこの机に財布があるから好きなだけお金を取って帰って良いよ」
サム「そのほうが別れる辛さが減るからさ」
ディー「なんでそんな事言うの!」
サム「いや、本当に眠いんだよ・・・そして起きた時に君が居ない方が、俺には辛くないんだ、ゴメンね・・・」
とかいいながらしばらく会話しているうちに本当に眠くなってきてしまった
ここは狸寝入りするつもりもなく、本当に寝るつもりだった
こうすれば、彼女はおそらく黙って帰るだろう、そして別れる辛さもないだろう・・・これでいいんだ・・・





9月7日(後編)  俺は賭けに勝った気分だった

9月7日(後編)

目が覚めるとディーはまだ居た・・・俺は賭けに勝った気分だった
ディーはずっと俺の頭をなでていたらしく、俺が目を覚ますとすぐに「おはよう」と言ってきた
時間を見ると、もうすぐ7:00近くで、どうやら2時間ほど寝てしまったようだ
サム「何故帰らなかったんだ、さっき言っただろ」
ディー「そんなこと出来るわけないじゃない!あなたと少しでも長く一緒に居たいの」
サム「それは俺だって同じ気持ちだよ、でも君は友達の誕生パーティーに行くんだろ!」
サム「本当は俺だって今晩は俺とずっと一緒に居て欲しい」
ディー「それはゴメンナサイ・・・だって小学校の時からずっと友達だった子なの・・・彼女も私の誕生日の時には祝ってくれたの」
ディー「だからそれだけは出ないといけないの」
俺はディーを抱き寄せて優しくキスをしながら、
サム「分かった・・・だったらもう7:00だ・・・お別れにしよう」
と言って財布からお金を取り出そうとすると、凄く悲しそうな顔をして
ディー「どうして私を帰したいの!私はあなたと少しでも長く居たい、一緒に食事もしたい!だめなの?」
ディー「あなたは私を信じてないと言ったけど、私を帰して他の女の子を呼ぶんでしょ」
ディー「だから・・・あなたは私に帰れと言うんでしょ・・・でも私にはそれを止めることが出来ない・・・」
と言って泣き出してしまった・・・

サム「ディー俺はそんなこと考えてもいないよ」
サム「他に女なんて居る訳ないだろ・・・俺には君しか居ないよ」
ディー「じゃあどうして、私に帰れって言うの?」
サム「俺だって、君と出来るだけ長く一緒に居たい」
サム「でもそれだと、後10分・後5分と言って君を困らせてしまうだろう」
サム「そしてそれはとても男としてみっともないことだ」
ディー「なんで?私はあなたにそう思って欲しい・・・私だってあなたと一緒に居たいから、後10分とか考えてしまう」
ディー「もしあなたがそう思ってくれるなら、私はその時間はとっても幸せよ」
ディー「本当にそう思うわ、2人ともそう思えれば2人ともハッピーだわ」

俺は彼女のこのセリフを聞いた瞬間、自分は賭けに勝ったんだと確信した
もちろん他に男がいない事の証明にはなっていないが、ここまで来れば彼女はビジネス抜きで俺のことが好きだろうと思える
そう思った瞬間に強く彼女を抱きしめてしまった、俺の女の子を見る目は正しかったんだ
しばらく、彼女に次にくる時の算段を話していたが、食事をとる事を提案して、高級料理にしようと言ったのだが、私はそんなところは苦手なのあなたが1番好きな所にしてと言われたので、窓のところまで連れていって、アンバサダーの駐車場にある、ビアガーデンを指して2人で大笑いをした

食事に行こうとするとエレベータの前でナムちゃんを見つけた
一瞬声をかけようとしたが、かけられなかった・・・
なぜなら他の男を連れていたからだ
相手の男は22.3って所だろうか、中々カッコイイやつで見覚えがあった
俺はそれを見て少し不愉快だったので、声をかける気になれなかった
ディーも気がついたようだったが、俺がディーに行こうと声をかけると
ナムちゃんが俺達に気がついて
そして、俺に向かって声を掛けてきた

ナム「ハァーイ、サム」
サム「・・・ハァーイ」
なぜかディーは俺の後ろに隠れる
ディーはなぜかナムちゃんのことを好きではないようだ俺の後ろに隠れてナムちゃんを見ようともしない
ナム「どこへ行くの?」
サム「ああ・・2人で食事にね、君は?」
ナム「これから遊びに行くところよ」
サム「そうか・・・それじゃ」
ナム「サム、後でお店に来てよ、9時ごろなら私いるから」
サム「無理だな、彼女と一緒なんでね」
男「どうも・・・彼女ですか?可愛いですね」
とここまで日本語で話したが、ディーが不安そうに俺を見てる
サム「ええ、可愛いでしょ俺の自慢のガールフレンドです」
わざと英語で答えた
ディーはちょっと俺の顔を見た後腕を組んできて、男に向かってぺこりと頭を下げた
ナムちゃんも俺がそんな言い方をしたのが、気に入らなかったのか、少し顔をしかめた
顔をしかめたいのはこっちなんだが・・・
男「なんで英語で言うんですか?なんとなく意味はわかりましたけど」
サム「それは、この子は日本語が分からないので分かるように言っただけですよ、気にしないで下さい」
男「そうですか、でも日本語で話しかけられたんだから日本語で答えてくれれば良いのに」
この言い方にちょっと俺はムカッときたので、またもや英語で答えた
サム「ここは日本じゃないんだ、英語で返すのは問題ないだろ、それに話すならその場にいる全員が分かる言葉で話すの礼儀だと俺は思うよ、違うのか?」
男「・・・意味が分からないんですが・・・」
まだ日本語か・・・
ナム「やめてサム、彼には後で話すから、お願いやめて」
ディーも俺の腕をつねってる・・・つねるなよ・・・
サム「いいけど、英語で話せ。俺の彼女が不安がるだろ。止めてくれ」
ナム「分かったわ、お願いもうやめて・・・」
しばしの沈黙が流れたが
サム「ああ、すまなかった・・・俺達は食事に行くんでね、バイバイ」
ちょっと険悪な雰囲気になったけど、その場は分かれた

俺自身も大人気ないと思ったけど、イマケンの事を考えると、つい絡んでしまったのだ・・・つまらない事で
しかしあれが彼女の仕事なんだと理解すれば仕方のない事のなのかもしれないと思い少し反省した

一緒に手をつないでビアガーデンまで来ると、ディーにどの席が良いかを聞くと生バンドのすぐ側が良いといったので、真正面の席に座った
2人で、カオパックン・エッグヌードル(ドライ)・ローストダック・シーフードの炒め物と頼みそれを2人で分けながら食べた
ここは、値段の割にはやはり美味しい

食事をしながら先ほどの事をディーと話しあった
ディー「さっきは何故サムは声をかけずに行こうとしたの?知り合いでしょ」
サム「そうだな、彼女がイマケンじゃない男を連れていたからだね」
ディー「でも彼女はガールフレンドじゃないんだから、いいんじゃないの?」
サム「そうだね、でもイマケンは彼女の事をガールフレンドだと思ってる」
ディー「そうね・・・イマケンがちょっと可愛そうね」
サム「ああ・・・あんなところやつが見たらと思うと凄く腹がった・・・」
サム「もちろん、君が他の男と歩いていても同じだよ・・・声をかけずに立ち去るよ」
ディー「何故?怒らないの?」
サム「怒る?・・・怒るよりも寂しいと思うだろうね・・・だから黙って立ち去るだろうね、そして2度と君の前には現れないよ」
ディー「さっきね、あなたがいきなり私の事をガールフレンドだって紹介してくれたでしょ、そして可愛いって・・・」
サム「ああ・・・本当の事だ、ダメか?」
ディー「ダメじゃないけど、恥ずかしい・・・普通私達が日本人と歩いているとやっぱり・・・夜の仕事の女だって見られちゃうのはしょうがない事なの」
ディー「そしてタイでは珍しい事ではないし・・・それに私はあなたが言うほど可愛くないわ・・・それに自慢してもらえるような女でもない・・・」
サム「うーん・・・よく分からないけど、ようはディーは俺にガールフレンドと紹介されるのがイヤなのか?」
ディー「そんな事言ってない!でもあなたが他の人から変な目で見られるのがイヤなの、私はいいのどうせ夜の仕事をする女と見られても」
ディー「でも、あなたがそんな女をガールフレンドにしている人だって思われたくないの」
サム「そうか・・・俺は気にしないし、君さえ許してくれるなら、堂々と何度でも言うよ、君は俺の可愛い自慢の彼女だってね」
と言って、隣の丸テーブルに座ってる酔ってる白人2人組み(40歳くらいのアメリカ人だろう)にいきなり
サム「こんばんは、俺の自慢の彼女です、可愛いでしょ?俺達良いカップルだと思いませんか?」
白人「そうだな!彼女はとても可愛いねナイスカップルだ」
と言って親指を立てて答えてくれた、良い人だ(W
こう言うところがアメリカンは気さくで好きだ

ディー「やめて分かったから・・・ありがとう・・・心からあなたのガールフレンドである事が嬉しいわ」
ディー「前の日本人の話しをしたでしょ、あの時の彼は私を決してガールフレンドとは言ってくれなくて、友達にも紹介してくれなかった」
ディー「たぶん、日本人はそんな風に紹介するのが恥ずかしいと思って理解していたの」
ディー「でも、あなたは違うのね・・・」
サム「ダメか?君が理解している普通の日本人はそれで正しいと思う、しかし俺は・・・普通じゃないんだな、きっと(w」
サム「君のボーイフレンドは変わってるんだよ、嫌いになった?」
ディー「ううん、凄く嬉しい・・・そして・・・」
サム「え?なに?聞こえなかった、もう1度言ってみて」
ディー「ダメ、ナイショ」
と言って口にチャックをするゼスチャーでごまかしていた
たぶん、彼女は良く聞き取れなかったが、「心から愛してる」と言ってくれたみたいだった(たぶん)

食事が終わって、飲み物を飲んでる最中に、歌がカーペンターズのトップオブザワールドが流れてくると、先ほどの白人2人が俺の所にきて、歌を歌い出した
俺も、先ほどの事があるので、知ってる限り一緒に歌ってあげたら、ステージのボーカルが気がついて、一緒にステージに来ないかと誘われた
そして、次の曲を君が決めてくれと言ってマイクを渡してくる
さすがにこれには参った・・・ビアガーデンは外国人ばかりで(もちろん日本人もいただろうが)いきなりステージに立てとは・・・
無理!絶対にダメだと言って断った・・・次の曲のリクエストだけはしたけど・・・(同じカーペンターズのジャンバラヤ、歌えないけどね)

ディー「あなたの歌を聞いてみたかったのに・・・日本語の歌はよく分からなかったけど、こういう歌なら分かるわよ」
サム「無茶いうなよ・・・日本人でこんな状況で英語で歌えるやつなんていないよ」
ディー「でも、あなたは普通じゃないんでしょ(w」
と言ってケラケラ笑い出した・・・可愛いやつめ・・・
ディー「でも大丈夫、タイ人だって無理だから、あなたが歌えなかったとしてもしょうがないわね」
サム「そういってくれると助かるな(w」

楽しい最後の食事が終わって部屋に戻ると、ディーの許可を貰って、セイを部屋へ呼んでさっきの話しをした
セイ「そりゃイマケンには話せませんね・・・話すとしても向こうへ戻って少し落ちついてから話すべきでしょうね」
サム「そうだな、まあ帰りの飛行機の中とかで、話すしかないな」
セイ「しかし・・・イマケンらしいですね」
サム「まあな、やつのキャラにふさわしいと言えばそうなんだが、ちょっと哀れでな」
セイ「そいつはどんなやつだったんですか?」
サム「ああ、このホテルに泊まってる日本人4人組みの若いやつだよ」
セイ「なんとなく分かります」
サム「うん、たぶんナムちゃんはああやってグループの1人に近づいて全員を釣り上げる作戦じゃないかな?」
セイ「そうかもしれませんね」
サム「だから彼女が言った、私は仕事が欲しいの!と言う言葉が本音なんじゃないかな?」
セイ「じゃあイマケンを好きだと言うのは?」
サム「わからんな・・・少なくとも今の状況ではね」
この会話の最中ずっと、彼女に同時通訳で話してた
日本語で話して、英語で話して、セイの言葉を英語で言ってだ(w
ディーは黙ってうなづきながら俺達の会話を聞いていたが、ディーの意見を聞くと
ディー「イマケンに話したほうが良いと思うわ、今すぐに」
サム「何故?」
ディー「たぶん後で聞くほうがショックなんじゃないかしら、今呼んで話したほうが良いと思うわ」
サム「うーん・・・日本人の男はデリケートなんだよ」
サム「まあ、話すかどうかはともかくとして、とりあえずやつに内線してみよう」

イマケンの部屋へ内線して、やつに状況を確認すると
イマケン「状況はあまりよくないですよ、今からそっちに行っても良いですか」
サム「かまわんよ、セイもいるしディーもいるけどね」
と言うとイマケンが部屋に来ることになった

サム「どうしたんだ?状況が良くないってなに?」
イマケン「昨日の約束では今日一晩一緒にいてくれるって話だったんですけど、さっき電話が掛かってきてだめになっちゃったんですよ」
サム「なんだそりゃ・・・さっきっていつだよ?」
イマケン「7:00ちょい前ですかね・・・」
そう考えると、俺達が会うちょっと前ってとこかな・・・
うーん・・・そうするとやつのせいでイマケンとの約束をオシャカにしたのか、まあしょうがないと言えばそうなのだが・・・
と考えていると
イマケン「でも、後でもう一度電話くれることになってるんで、その時に食事に行くつもりなんですよ」
イマケン「たぶん、お店が終わってからなので11:00過ぎだと思うんですけど」
サム「そうか、まあ出来れば食事に行って楽しんでこいや」
イマケン「ええ、そのつもりです」

イマケンを部屋に帰して、セイとまたもや2人で相談した
サム「やっぱりイマケンには言えないよな」
セイ「そうですね、まあ明日聞くことにして、今夜はほっときましょう」
サム「そうだな、しょうがない」
ディー「うーん、私は今伝えたほうが良いと思うけど・・・まああなた達の友達だし」
サム「ああ、こんな場合はほっとくのが一番だね」
結論が出たところで、セイを帰してディーと2人きりになった

時間はすでに10:00を過ぎており、別れの時間が近づいてきた
サム「まだ大丈夫なのか?」
ディー「うん、まだ大丈夫よ。それよりもあなたの日本のでのことを話して」
とせがまれて、俺の日本での生活を話した
ディーは一生懸命聞いており、時折質問を混ぜては聞き入っていた
その中で俺の仕事の話になり、システムエンジニアだと告げたのだが、いまいち分からなかったようなので、ソウフトウェアメイクと伝えると
ディー「パソコンとか持ってるの?」
サム「ああ、持ってるよ」
ディー「イーミャウある?イーミャウ分かる?」
と言い出した・・・なんじゃそりゃ・・・
ふと思い立って聞いてみると彼女が言ってるのはEメールの事だった
彼女もフリーのEメールアドレスを持っていて、それを教えてくれとのことだった
お互いにEメールアドレスを交換して、メールを出す事を約束した

サム「パソコン持ってるの?」
ディー「持ってないわ、もちろんネットカフェでするわ」
サム「それだと、お金かかるんじゃないか?」
ディー「そうね、だから毎日って訳にはいかないけど、なるべく返事出せるようにするわ」
サム「無理しなくていいぞ、もちろん君からメールを貰えたらうれしいけど」
ディー「大丈夫・・・それよりもあなたの方が日本人の彼女にばれたりしてダメになったりしないの?」
サム「いないって言ってるだろ!俺を信じられないか?」
ディー「うん(w あなたを信じる事は凄く難しいわ」
ディー「あなた色んな国に行ったことあるって言ったでしょ」
ディー「たぶん、それぞれの国で同じ事をやってるに決まってるわ・・・」
サム「おいおい、なんでそうなるんだよ」
ディー「それでそれぞれの国に彼女がいるんだわ」
ディー「そして私はその内の1人・・・」
あきれた俺は彼女の口をふさぐために、抱きしめてキスをした

彼女は、しばらく黙って俺を受け入れていたが急に身体を離して
ディー「あなたを信じる事が恐いの・・・そして私が1番恐いのはあなたに忘れられてしまう事なの」
サム「そんな事言っても、君の方こそ俺を忘れてしまうんじゃないか?」
ディー「あなたを忘れる事はできないわ、例えあなたが1月に来なかったとしても、私はずっとあなたを待ってるわ」
サム「そのことに関しては俺を信じろ!俺は絶対に君に会いに来る!必ずだ、そして今と同じように君を抱きしめる」
サム「俺を信じてくれ」
ディー「ダメ・・・ゴメンナサイ」
サム「いいさ、でも約束は忘れないでくれよ、覚えてるかい?」
ディー「もちろん、あなたに心からアイラブユーと言う事」
ディー「あなたの事をボーイフレンドと呼ぶ事でしょ」
サム「その通りだ、忘れないでくれよ」
と言うと彼女はシャワーを浴びたいと言ってきた

サム「何故だ?時間は良いのか?」
ディー「最後にセックスしないの?」
サム「何言ってるんだ、もうすぐ12:00だぞ、そんな時間あるのか?」
ディー「時間はないけど、あなたに最後に私を覚えていてもらうためだから・・・」
サム「おいおい、それじゃ約束に間に合わないぞ(もう間に合わないけど)、君の大事な友達なんだろ」
ディー「うん、でも・・・昨日もしなかったし、してくれないと不安なの」
ディー「私の事嫌いなの?それとも私がセクシーじゃないから?」
サム「そんな事ない、俺は君の全てが好きだと言ったろ、それは本当の事だよ。だからこそしないんだ。分かってくれ」
サム「分かった、約束に追加だ。次にあった時には君が止めてって言うくらいセックスしてあげる(w」
ディー「バカ(w でもOKよ、待ってるわ」
と言って俺の鼻をつまむ

彼女の手を払いのけて、最後にもう1度抱きしめてキスをした
そして彼女の身体をまるで覚えるように、肩・胸・腰・お尻と触った
すると何を勘違いしたか、やはりセックスするか?と聞かれてしまったが笑いながらNoと言って断った
彼女は何故か納得していなったが、俺にはこれで十分だ
これで、君を覚えておく事が出来る
サム「毎晩寝る前に君を思う事を約束するよ、君が今どうしてるか?元気かな?ってね」
サム「だから、君も俺のこと思い出してくれよ」
ディー「うん、私にはあなたから貰ったシャツがあるわ、それを着て毎晩思い出すわ、次にあなたが会いに来てくれるまで」
サム「必ず君に会いに来る」

サム「もう12:30だ、行かないとダメだろ」
ディー「うん・・・でも・・・本当にセックスしないの?」
サム「ああ、次にとっておくよ、だから楽しみにしててくれ」
と言って、財布の中にあったお金を1000B残して全て渡した
ディー「いいの?こんなに・・・あなたは大丈夫なの?」
サム「ああ、心配するな。これだけあれば足りるから」
ディー「ありがとう・・・と言って彼女は受け取ってくれた」
しばらくそのお金を手に持ったままだったのでしまうように言って彼女と手をつないで部屋を出た

ホテルのロビーから玄関にでて、外に向かって歩いているうちに雨が少し降ってきた
俺達は、エレベータを降りてからは、なるべく相手の顔を見ずに真っ直ぐ前だけを見つめて歩いていた
やはり、別れるのはつらいものだ
ロビーをでてからディーが手をつないできた
もちろん黙って前を向いたまま
でもその手はとても暖かい感じがした
俺が黙ってその手を握り返すとディーも握り返してくれた
何故かそれだけのことが非常に嬉しかった
手をつないだまま駐車場を歩いているうちに、小さい声でこちらを見ずに
ディー「あなたを信じてるわ、あなたが私に会いに来てくれることを」
サム「ありがとう・・・俺も君を信じる」
と俺もディーの顔を見ずに真っ直ぐ前を向いたまま答えた
雨はスコールなのか、だんだんと強くなってきた

タクシーの前に来て、彼女を乗せるためにとドアを開いて、ちょうど彼女が乗って一旦座った時に目が合った
それまでは、お互いに顔を合わせなかったのだが、彼女は泣いていた・・・
そして、一旦座ったのにもう1度降りてきて俺に抱きついた
ディー「必ず私に会いに来て!あなたが好きなの」
と言ってキスしてきた、タクシーの運転手が見ていたがお構いなしだった
俺は、優しく抱きしめながら、彼女の紙をなで上げて一旦顔を離した
サム「分かってる・・・でもそのセリフは次にとっておくはずだったろ(w」
と俺は精一杯の笑顔で笑った(サムスマイル)
もちろん俺は、このまま彼女を部屋まで連れ戻したいと思った
おそらく彼女もそれを許してくれたかもしれないし、望んでいたかもしれない
今思えば、彼女の方から帰ると言うセリフは出なかった
しかし、俺はバカなのかもしれないがカッコつけた
彼女を強く抱きしめてもう1度キスすると彼女をタクシーに乗せて、ドアを閉めた
雨はだいぶ強くなってきて、かなり濡れてしまったが気にならなかった
タクシーは一旦バックして切り返して向きを変えた
その間ディーは窓におでこをくっ付けて俺を見ている
そして、しきりに戻れと言ってるようだった
その時雨のせいで俺はすでにずぶ濡れだったし
彼女の戻れと言う手振りに首を振って、彼女との別れを惜しむように彼女の顔を見つづけた
そして向きを変えたタクシーが走り去る時は後ろの窓に顔を向けてずっと俺を見ている
・・・そして手を振って別れた・・・ディーもまたタクシーの中で手を振っていたのを俺にははっきりと見えた
この時俺は今回の旅が終わった事を感じた・・・とても良い旅だった
当初の目的を達成できたとは思ってるが、ちょっと違うような感じかする
もちろん不満など無い、たぶん俺はそれ以上のものを手に入れたはすなのだから





あとがき



サム旅行記第2回終わりました
総文字数61000を越えてしまいました(あとがき抜きです)
原稿用紙(400字詰)で言うと改行無しで150枚分にもなってしまいました
我ながら良く書いたもんです(一説によるとアホとの噂もなんせこれを書くのに使った時間は30時間はかかってます)

現時点で(11月11日)まだディーとはメールのやり取りがあります
大体1週間〜2週間に1回はメールが来ます
もちろん私も返事を出しており、楽しい文通が出来てます
当初私は擬似恋愛のつもりでいたのですが、現在は・・・はまってると言うのが本当なのでしょうか

しかし、私は運が良いとしか言いようがありませんね
こんな事はまるでドラマの中のように思えますが、全て真実です
出てくる女の子はみんな良い子ばかりでした
今のところマグロに会ったり、ビジネスライクな子は本当に希で、全て私の事を思ってくれてるようでした
手前ミソながら、私には良い子スカウターが装備されているのでしょう
女の子を選ぶ基準は性格重視ですから、このような結果になってると思います
もちろん、騙されている事もありえるとは思ってますが・・・

最後の別れの時も、ちょうど雨が降ってくるし・・・まるで誰かが与えてくれたシュチエーションの中で演技しているようでした
おそらくこれを読んだ方の中にはウソクセーと思われる方もいらっしゃると思いますが、バンコクでは本当にこんな事が起こるんです
元々この旅行記も、これだけのネタが合ったから書く気になってしまいました
又この話の中では、私が英語が凄く上手なようになってますが、実際にはそれほどでもありません
しかし、私はある程度のヒアリングができるので相手の言いたいことは大体分かります
そして、懸命に話してるんです(下手糞な英語でね)
でも、なるべく日本語を使わないように心がけています(たとえセイやイマケンが一緒でもタイ人がいれば英語で話します)
それと余談ですが、セイが買ったお土産の扇子についてはやはり空港で捕まりました
俺がね!たまたまセイが航空券をしまうために俺が持ってたその瞬間に、捕まってしまい又もや質問の嵐・・・セイは鬼ですね(泣

次回の予定については、もう整っているので、第3回はあると思ってください
次回はディーとの仲はどうなるんでしょうか?自分自身でも楽しみです
破局になるかもしれませんしね(会いに行っても、会えなかったりとか)
まあ彼女を信じてもう1度行きます
そして楽しい第3回が書けることを祈ってます
ここには書かれていないその後のことや、イマケンのその後の事などはできれば別途サム日記(現在休眠中)もしくわサム旅行記番外編で書ければと思っています

最後にこの話に出てくる、全ての登場人物と最後まで読んでくださった方に感謝します
また、こんな私に応援のメールを送ってくれた方にも感謝します
そしてディーには心から君会えて良かった、ありがとうと言いたいです
ではまた  11月11日 午前4:16





















2002年

プロローグ

サム「こりゃきついなー」
俺の持ってる旅行用のトランクは大きい方だがさすがにきつかった
勢いで買ってしまった、Deeへのクリスマスプレゼント・・・
Big Kity Catだ・・・・(ぬいぐるみ)
大きさ約1メートルの巨大なぬいぐるみだ
こいつを詰めるとそれだけで、トランクの中身が一杯になってしまう
しかも無理やり詰め込んだので手足はひん曲がってるし、大丈夫なのか?
買った時にはDeeのびっくりした顔が見たくて、素晴らしい思いつきに思えたのだが実際に持っていく段になって、後悔した・・・・
もちろん、びっくりさせたいので、Deeには何をあげるかは言っていない
彼女の要求では、50cmサイズのぬいぐるみが欲しいといっていたが、問題はKity・Miky・Minyと3個欲しいと言う事だった
これにはさすがに俺もメールでだめだ!と断った
Deeはあなたに任せると書いてきたが、Deeがぬいぐるみを欲しいのはわかる気がするし
たまたま、近くのおもちゃ屋で見つけたのが、このBigサイズのKity Catだ
これを見たときのDeeの喜ぶ笑顔が見れるならばしょうがないと思い、荷物を詰め込む
そして、Deeは本当に俺を待っていてくれるのか?ちょっと心配を胸にバンコクへ旅立った





12月29日(前編) 乳揉みなはれ 

なつかしいと言うには短い時間かもしれないがバンコクだ!
前回の約束では1月に訪タイの予定だったのだが、仕事の都合上どうしても1月は無理だった
俺はDeeとの約束を守りたかったので予定を早めざる得なかった
もし、後ろにずらしていたら、Deeは俺のことを信じてくれないと思ったからだ
そして今回は、Deeには仕事での訪タイであることを話してある
なぜなら、昼間はなるべくDeeに拘束されたくない、という事と色々と都合の良いことがあると考えたからだ
実際には、これが今考えると結構大きかったように思える
メールでも触れているが、日本での俺の仕事は結構忙しい(サム戦記参照)
Deeに対しても仕事が忙しかったの一言が有効であるのは言うまでも無いだろう
これで掴みはOK!

空港についたのは飛行機が遅れた為、もう23:00近かった
空港でとりあえずの両替をすると、3365Bだった・・・・マジですか!
前回来た9月は3600B位だったのにこの落差・・・しっかりせんかい!日本経済
まあでもここは空港だし市内に行けばもう少しましだろうと思い2万円分だけ両替した

両替を2人とも済ませて前回の反省を活かして、早速タクシーを見つける
当然600Bと抜かしてくるが、500Bに値切って速攻決める(もっと安くもなるだろうが時間が惜しかった)
タクシーとは名ばかりのバンに乗ってホテルに着いたのは23:30位だった

今回のホテルはスクンビットソイ5のロイヤルベンジャだ
前回のアンバサダーでこの辺の立地にかなり満足した俺は今回もここを選んだ
ロイヤルベンジャはかなり綺麗でまだ出来てそれほど経ってない
さらにはバスルームが広くてシャワー用のしきりがある(浴槽にもシャワーがあるけどそれ以外にもシャワーが付いてるってことです)
部屋は22階でビューも良さそうだ(全体的にはかなり気に入ったのだがジョイナーフィーが500Bするのは気に入らなかった)
早速ディーを迎えに行く為に着替えて、出かける事にした

ディーには仕事で来ている為、歓迎パーティに出ていると告げてある
もちろんディーはメールでは待っていてくれると約束してくれたのだが、ちょっと心配だった
時間は既に12:00を回っておりディーが既にペイバーされていないとは言えない
そして彼女は前に店にはいないのでパッポンの地図を便りに行くしかないのだ
もし分らなかったらどうしようかと思いながらも、パッポンへ向かった
Yoshiには店に着く前に色々とパッポンのことを説明した(コーラ攻撃のこともね)

しばらくぶりのパッポンを歩いていると、そこらじゅうから声をかけられる
何人かにお店の名前を言って尋ねるが、ここら辺の連中は相変わらずと言うか
「そのお店は12:00には閉まってしまう、だから別のお店に行こうとか」とか抜かす・・・さすがタイ!
そんな中で人の良さそうな呼び込みの若い兄ちゃんを捕まえて聞いてみると、なんとお店の前まで案内してくれた(良いやつだ)

ついに来たんだ・・・ディーに会うために・・・店の前では既に女の子たちが俺たちのことをカモだと思って群ってくる
一人だけスーツを着た女に(たぶんマネージャーかな)
サム「ディーを探しているんだ、いるかな?ディーだ」
マネージャー「ディー・・・・ああ!中で待ってるよ、誰かディーを呼んできて」
と言って周りにいた女の子の一人に声を掛けた
と言うことはやはりディーは俺を待っていてくれたんだ・・・
久しぶりにディーに会える・・・・どんな顔で俺を迎えてくれるんだろう
俺の大好きな笑顔で迎えてくれるんだろうか・・・ちょっとどきどきしながら店に入った

店に入るとさすがにこの時間は・・・・終わってるよ・・・ペイバーするレベルの子はいない
奥のほうからひょっこりと、俺が待ち望んでいた女の子がやってきた
ディー「サム・・・・遅い!何やってたの」
サム「何って・・・今日は歓迎パーティーに行くって言ったろ・・・直接来たからこの格好なんだよ」
(このときにはYoshiに協力してもらって二人ともスーツだった)
ディー「それも仕事なの?」
サム「ああ・・・今回は仕事で来てるから・・・・ごめんねディー」
(普通の日本人はこんな年の瀬に仕事をしない・・・あ、去年やったか・・・)
ディー「いいの・・・こうしてあなたが会いにきてくれたことが私には嬉しいわ」
と言いながらもディーは少し顔を伏せた・・・

正直言って少しがっかりした、なぜならもう少し感動の再会ができると思ったからだ
前回の最後の別れとメールでのやり取りを考えると、やはり腑に落ちない
まるで、俺が来たのが迷惑だったかのようだ(これは少し言いすぎですが)
感動の再会とは行かなかったけど、ぽつぽつと話しているうちにディーが体を俺に寄せてきた
横を見るとYoshiはコーラ攻撃アンド抱きつき「胸を揉みなはれ!」攻撃を受けていた
面白いから、放置プレイ決定!
ディーもそれを見て笑っていた
Yoshiの周りに集まってきたのは、今日売れ残った女の子達だったのだろう
なんとかYoshiに気に入られようと一生懸命サービスしているつもりなのだろうか?
Yoshiには反って逆効果なのは分かっていたが、困ってるYoshiを見るのは面白いので放置プレイ
ディーは久しぶりに会ったのになんかそっけない・・・(本人はそんなつもり無かったらしいが)
Yoshiの上にまたがって、「乳揉みなはれ」攻撃をしている子がおれにちょっかいを掛けてきた
なんと・・・ズボンの上からチン○ン触ってるよ・・・おいおいと思ってディーを見るとディーは
その子の手を掴んで首を振ってその子の手を止めさせた
しかし、その子もその手の引っ込みがつかないのか、手を振り解いて再度触ろうとするので
俺はそっと手を取って・・・・Yoshiの方へ持っていった・・・
そしてYoshiの手を取って・・・その子の乳を揉ませた・・・・・スマンYoshi
再度ディーを振り向くと彼女は俺の肩に顔をうずめてた黙っていた
サム「どうしたんだ?ディー、怒ってるのか?」
ディー「怒ってないよ・・・なんか・・・分からないの」
サム「分からない?何が?」
ディー「なんでもない・・・気にしないで・・・・」
サム「ディー、もう出たいだろ?ペイバーするから着替えておいで、それと君のコーラを頼んでおくから」
ディー「ありがとう、待っててね」
と言ってディーは席を立った

Yoshiを見ると相変らずのコーラ攻撃にさらされていたが(さらしているのは俺だけどね)
なんとか耐えているようだ
フ・・・・これでやつの耐久力は上がっただろう、ここを凌げれば、たいがいの場所で大丈夫なはず
ディーが離れた後すぐ、他の年増の女が俺にコーラ奢れと言ってきたが
サム「俺はディーオンリーだ!他の女にコーラなんて奢らん」と言うと
周りの女共〜一斉にブーイングが上がったが、じゃあYoshiは?と言うので
サム「Yoshiは気にいった女には奢るぞ、でもYoshiはお前らみんな気に入らないってさ」
と言うとまたもやブーイングの嵐、そして何故だ?の大合唱となってしまった

そうしているうちに、1人がじゃあの子はどうだ?彼女はディーの妹だよと言って来た
確かに、見覚えのある子だ、前回のお店でもディーと一緒にいた子だ
(カウンターの中でグラスを磨いてるバーテンのような子)
おそらく、本物の妹ではなく妹分というところだろうか?だからと言って奢る義理はないだろ
サム「だめだ!、おまえら嘘ついてるかもしれないからな」
と言うとまたもやブーイングの嵐
サム「ディーに聞いてから奢るよ、だから待ってろ!」
と言うと少しおとなしくなったが、相変らずYoshiへの攻撃がやむ事は無い
俺にも何人か声を掛けてきたが、ディーを待ってると言うと冷やかしたような笑いをして去っていく
そのうちマネージャーが俺の横に来て、ディーをペイバーするのか?と聞いてきたので
サム「そうだよ、だから伝票持ってきてくれ」
マネージャー「今書いてもらうわ、あなたがサムなの?」

サム「そうだよ、なにか?」
マネージャー「ふーん・・・ディーはね今日はあなたの事ずっと待ってたわよ、なんでもっと早く来なかったの?彼女とても寂しがってたし」
サム「この格好みればわかるだろ、仕事だよ、これでも直接来たんだよ」
マネージャー「そう・・・それもいいけど、ディーをよろしくね」
と言いながら手を差し出してきた・・・・何故だか分からないが俺も手を差し出して握手してしまった
不思議と違和感がなかった、その時ちょうどディーが戻ってきたのでマネージャーは席を立っていった

ディー「なにか話していたの?」
サム「いや・・・別に・・・ディーを可愛がってねだってさ」
ディー「もう・・・恥ずかしいわね・・・」
しかし、今思うとディーはこの時に何かを気にしていたようだ・・・・今思えばだが・・・
先ほどの女の子がディーに妹のコーラを奢ってもらえと催促してきた
俺に意味が通じたのが分かったのだろうが、ディーは何も言わなかった
サム「彼女は君の妹なのか?」
ディー「そうよ、あなたも覚えてるでしょ」
サム「ああ覚えているよ、前の店でも一緒だったろ、コーラ奢れって言ってるけどどうすればいいんだ?」
もちろんその子自身は何も言わずただ黙って俺達を見て笑っていた、前回もそうだったがこの子自身は
奢ってくれとは言ってこない、ディーもそうなんだけど
ディー「あなたが、奢らなくても私にくれたチケットあげるから、心配いらないわ」
サム「それじゃあ、だめだろ・・・いいよ・・・ただし彼女だけだぞ」
といいながら、年増の女に彼女のコーラを注文した
ディー「あなたは、いつもそうなのよね・・・・△□◎$%・・・」
最後はタイ語で言われたので分からなかった・・・・何て言ったんだ?って聞いても教えてくれないし
ディーの妹分が(名前聞くの忘れた)カウンターから出てきて、俺の前にきて、久しぶりと言いながら乾杯した
もちろん俺はこんな時は必ずチャイヨー(乾杯)と言ってグラスをあげる
ディーの妹分は俺の好みとはずれているが、健康的な可愛さを持つ子だ
色が黒いので(褐色系)日本人の好みとはずれるのだろうが、彼女の人なっつこい笑顔が俺は好きだ
ディーの笑顔とは違うのだが、一緒にバカ騒ぎをする友達にはこんな子が良いだろうと思わせる子だ
初めて、ディー以外の女の子のコーラが出たことによって、俄然周りの女の子もやる気を出したようだが、俺がディーと彼女だけだ、お前らはだめだ!と思いきり手をクロスさせて断ると、いっせいに「ケチ!」と言われたがお構い無しだ、私はディーの友達だ!とか私はディーの姉だ!とか言って来るが、
NOの一点張りで押しとおす、これが嫌な人もいるのだろうが、俺には面白い
これでこそ、パッポンであり、タイであろうと思う
笑いながら人に奢れとと言ってきて、断るとケチと言われる、日本では考えられない光景だ
彼女達のパワフルぶりが俺には心地よいし、面白い
あくまでも俺の考えだが、彼女達は断ったからと言って別に恨んでいるわけでもないだろう
そして、根にも持たない、明日も来れば同じことを繰り返すだけで、別に俺に寄って来なくなるわけでもない
もちろん、ディーがいるので、ペイバーしろとは言われないけど





12月29日(後編)アップトゥユー

前回来た、セイもイマケンもパッポンは苦手だと言ったが、俺にはこちらの方が面白い
あくまでも面白いと言う一点においてだけだが、ディーがいるので、他のお店には行けないけど、機会があれば他のお店に行っても同じことをしたいもんだ
こんなやり取りをしているうちにディーが私服に着替えて戻ってきた
うーん・・・相変らず可愛いなと思ってしまう(あくまでも俺の主観ですが)
Yoshiもそうだったがディーも帰りたそうだったのですぐに外へ出ることにした
時間はもう1:00を回っていたが、パッポンならばタクシーはすぐに捕まる
前回ならこの後しばらくYoshiを入れておしゃべりでも部屋でするところだが、今日はパスして2人で部屋に戻った

部屋に入ると俺は疲れていたので、備え付けのソファーに座りこんでしまったのだが、ディーに促されて着替える
着替え終わると(スーツを脱いでTシャツ&トランクス)やはり椅子に座りこんでしまう
ディー「サム疲れてるの?大丈夫?」
サム「ああ・・・疲れたよ今日は・・・久しぶりだな・・・ディー会いたかったよ」
サム「君が待っていてくれるか心配だった、けど君が待っていてくれて凄く嬉しいよ」
と言うと、ディーは笑いながら俺の膝の上に乗ってきた
前回と違い今日は胸に人形をあしらった可愛いTシャツを着ていてそれが彼女にはとても似合った
サム「可愛いなこれ」と言いながらその人形の部分(胸)の部分を突つくと、彼女は俺の鼻をつまむ
変わらない・・・その仕草と笑顔がとても嬉しかった
サム「ディー・・・約束通りに君に会いに来たぞ、俺はウソツキじゃないだろ?」
ディー「うん・・・本当に来てくれるなんて・・・本当はもう来ないと思ってた」
サム「なぜだ?メールでちゃんとやり取りしてたろ?信じてなかったのか?」
ディー「うん・・・だってサムのメールは信じない方が良いって・・・」
サム「???だれが?」
ディー「ああ・・・違うの、一般的な話しよ」
おかしい、なんだそれは?誰かに言われたんだろうか?突っ込んで聞いてみてもはぐらかすばかりで埒があかないのでベットへ連れていく
ひとしきり会話した後、少しづつ口を近づけていってキスする・・・2.3回を軽いキスをしながら話すと泣き出した・・・
サム「どうした?何故泣くんだ?」
ディー「あれ?・・・何でもない・・・分からないよ・・・サムが来てくれた時に何話そうとか考えていたんだけどそれを思い出していたら、なんか・・・分からないの・・・ごめんなさい」
サム「俺も一緒だよ、ディーに会ったら何はなそうかと考えていたけど、さっぱり出てこないよ・・・」
そのままゆっくりと優しくキスをしながらムキにかかると、ディーは抵抗しだした
ディー「だめ、恥ずかしい、シャワー浴びてきて」
サム「何言ってんだよ、前回約束したろ、君のGOGOスタイルを見せるってさ」(下着姿です)
ディー「それはそうだけど・・・・恥ずかしいよ・・・」
サム「だめだね♪あきらめなさい!」
と言いながら恥ずかしがる彼女を脱がしながら楽しんだ

事が終わって
サム「ディーは化粧するようになったんだな、それにTシャツも可愛いよ」
ディー「今日はあなたが来ると思っていたから、それに今のお店ではマネージャーに化粧しなさいって言われているの」
サム「ああ・・・お店変わったんだよね、どうしたんだ?」
ディー「・・・・前のお店でペイバーされないとだめになったの・・・そうしないとクビだって言われて」
サム「そうか・・・それでお店変わったのか?」
ディー「うん・・・ハロゥインの写真見てくれたでしょ、あの後言われたの」
サム「そうか、今のお店では大丈夫なのか?」
ディー「・・・うん・・・私は呼びこみだから大丈夫なの」
おかしくないか?どこのお店も確かに呼びこみには可愛い子を置くのはあたりまえだ
そして、その子をペイバーできないなんて・・・なんか矛盾してるような気がする・・・・
サム「そうか、良かったな」
と言いながら彼女の頭をなでなでするとディーは俺の胸に顔をうずめてスリスリしてる
本来彼女達GOGOレディーはペイバーされてナンボの商売だと思っていたので、何故だ?と聞いてみたいのだが、それを聞くのはアホだろう・・・もちろん俺のためと思っていたいのが本音だ
もし聞いてしまって違う答えが返ってくるのが恐かった・・・
そんなことを考えている間も俺はディーの頭をなでなでしつづけた

手前みそな話しだが、あらためてディーを見るとやっぱり可愛い、日本人好みの顔立ちだ
化粧も上手になったし(もちろんナチュラルメイク)一皮向けた感じがする
パッポンでこの子をペイバーしたい日本人は結構いると思う、人気もあるのではなかろうか?
それなのに、ペイバーされないなんてわがままが通るのだろうか?
サム「前に会った時よりもディーは綺麗になったな、可愛いぞ」
ディー「そう?ありがとう、サムがそう言ってくれると嬉しいな」
サム「今日はよくペイバーされなかったな、俺を待っていてくれたの?」
ディー「あたりまえでしょ!なんでそんな事言うの?サムが来るの待っていたに決まってるじゃない」
サム「ありがとう、嬉しいよ、でも他のやつは君をペイバーしたいって言われなかったのか?」
ディー「今日はマネージャーにサムが来るから、お店の奥にいるって言ったの」
ディー「普通に表に出てると・・・・・」
サム「じゃあ、普通の日は表にでてるんだろ?違うのか?」
ディー「そうだけど・・・私はペイバーだめだから・・・・」
サム「ふーん、そうか・・・・」
語るに落ちたな・・・・もちろんここで突っ込んでもしょうがないとは思っている
突っ込んで真実を言わせたところで何も変わらないのも分かっている・・・
もちろんディーもそれを感じているのだろう、俺に何か言われるのかとうつむいてしまった
そんな彼女に何か言う言葉なんか俺には思いつかない、彼女には彼女の生活があるのだ
そして、今の俺にはそれに対して口を挟む権利などない、悲しいけど・・・・
言葉をかける代りに俺は彼女を抱きしめて、優しくキスをした、感情を込めたキスだ

そうしておいて彼女の側を離れてクローゼットの方に歩いていくと
ディー「どこに行くの?私も行く!」
サム「どこにも行かないよ、ディーそのまま目を閉じて座って」
ディーは不思議そうな目をしてこちらを見ている
サム「目を閉じて!」
とはっきり言うとディーは何故だか分からないと言った感じで目を閉じた
俺はそっと例の巨大なぬいぐるみを手にとって彼女に・・・・・ぶつけた
バシッ!目を閉じていたせいでディーの顔面にぬいぐるみの尻が見事にHIT!
ディーは・・・・ベットの上で見事にひっくり返った
それを見て俺は大笑いをしていたのだが、ディーはすぐさま反撃しようとして、ぬいぐるみを投げようとしたのだが、それを見てびっくりした顔になった
ディー「これ・・・私へのプレゼント?」
サム「そうだよ、大変だったんだぞ!それ持ってくるの」
サム「それだけで、トランクの中は一杯になってしまって、下着とかはこっちの手提げに入れてきたくらいなんだから」
ディー「・・・・サム・・・ひどい・・・私にプレゼントぶつけるなんて・・・」
と言いながらもディーはすごくうれしそうだった
当たり前だ!こんなぬいぐるみ貰って喜ばない女の子はいないだろ、それにわざわざ日本から持って来るようなバカは少ないのではないだろうか?
ディーはぬいぐるみを抱いたまましばらく悦に浸っているようだった、やはりよほど嬉しかったのだろう
ディー「サム・・・ありがとう、こんな大きいキティのぬいぐるみは初めて見たわ、みんなに自慢できる」
サム「自慢?それをか?どうやって?」
ディー「私は妹と一緒に住んでるの、よく友達とか来るからその時に自慢するの、サムが私の為に日本から持ってきてくれたって」
ディー「でも・・・これって凄く高くなかった?ぬいぐるみって大きいと高いよ」
サム「ああ・・・そうだね、とても高かったよ・・・でもねディーがこれを見たら喜ぶと思ったからね」
と言いながらにこやかに笑うと、ディーはうつむいてしまった、照れてるのだろうか?
ディーはそっとぬいぐるみを入っていた袋に戻すと、俺に抱きついてきた
そして、タイ語で何かつぶやいていた、分かったのはサムという名前だけだった
サム「ディー、英語でしゃべってくれないか?」
ディー「今のはこう言うことよ」
と言いながら俺にキスしてきてベットに倒れこんだ、初めて彼女の方から積極的に俺にアプローチしてきた
もちろんそれにはきっちり答えたけどね

いつのまにかうたた寝をしてしまったらしいディーに起こされた
もう時間は6時を過ぎておりディーはとっくに帰らないと行けない時間になっていた
ディー「サム、私帰らないといけない」
サム「もうそんな時間だな、すまない寝ちゃったみたいだ」
ディー「ううん、凄く疲れたみたいだね、ぐっすり寝てたよ、ごめんね」
サム「うん、疲れてるんだよ・・・ごめんね」
ディー「いいの、気にしないで、それより今日も仕事なんでしょ大丈夫?」
サム「ああ、大丈夫だよ、下まで送っていくから着替えるまで待ってくれ」
と言いながら、いそいそと着替える・・・
いつものように彼女がタクシーを捕まえるまで送っていくのだが、何故かディーからは「今日来てね」とか「何時にくるの?」とかの言葉がない
確実に俺が来ると思っているのだろうか?そこで俺は聞いてみた
サム「ディー今日俺は何時に行けば良いんだ?」
ディー「アップトゥーユー」
・・・なんじゃそりゃ!この言葉にはさすがにちょっと頭にきた、普通はウソでも「○○時にあなたを待ってるわ」とか言うのではないだろうか?
俺に会いたいとは思ってくれないのだろうか?それとも黙っていても俺は彼女に会いに来るだろうと思っているのだろうか?
態度にはださなかったが俺はかなり寂しい思いと同時に頭に来ていた、しかしここで彼女に言ってもしょうがないので
サム「じゃあ10時に行くよ、待っててくれ」
ディー「うん、待ってるわ」
と言いながらタクシーに乗りこんで帰っていった、俺はそれを黙って見送った





12月 30日 昼 キックの鬼Again

Yoshiに起こされて朝食をとった後に今日の予定をYoshiと話す。
前日Yoshiはパッポンは懲りたらしくやはりもう2度と行かないと言っている。
俺は面白いと思うのだが・・・・。
部屋に戻ってYoshiと本日のミーティングなのだがYoshiに希望でまずはメガネを買いたいそうだ。
俺も知らなかったのだがタイではメガネも安いらしい、俺はメガネをかけていないので(もちろんコンタクトでもない)よく分からないのだが、メガネって結構高い物らしい。
実際にYoshiがしているメガネは5万円以上するようだ。
こちらでは1/3以下で買えるといことらしいのだが、はっきり言ってメガネ屋がどこにあるか俺には分からない。
Yoshiに聞くと「そんなことは俺が知るわけないじゃん、お前捜してよ」
おいおい・・・・お前は何様だ!。
サム「うーん・・・たぶんデパートみたいなところに行けばあると思うんだけど・・・」
サム「とりあえず、ホテルのフロントでメガネかけてる人に聞いてみるか?」
Yoshi「お前に任せるよ、だって俺それもできないもん」
言いきんなよ!そんなこと・・・。
サム「分かった、その代わりそれが終わったらMP巡り付をき合えよな」
Yoshi「付き合うだけね、俺は入らないからな」
一言、言っておくとYoshiは風俗関係はあまり好きではない、もちろん女好きでもない。
当然今回の旅行でも女の子と遊ぶ気などさらさらない、しかし俺としてはなんとかしてYoshiをタイに「はめたい」と思ってる。
さらに言っておくがYoshiはホモでもない・・・。
ホテルのフロントでメガネをかけている女の子にメガネ屋は伊勢丹にあるか?と聞いたらYesとの答えが返ってきたので伊勢丹に行く事にした。
しかし、まっすぐ伊勢丹に行くわけではなく今回の旅行でDeeとは別に会いたい女の子であるナムちゃんに会う為にフットマッサーに行く事にした。

前回の旅行記を読んでいただいた方はお分かりであろう、そうあのイマケンの彼女?であるナムちゃんだ。
イマケンとのメールはしばらく続いたようだが、結局返事が返ってこなくなりそのままになってしまっている。
もちろん俺はイマケンに頼まれて会いに行くわけではない、俺の興味として会いたいと思っただけだ。
日本を発つ前にイマケンに「彼女へのお土産は良いのか?」ときいたのだが、イマケンは「モウイイデス・・・」といじけモード。
「じゃあ、食べちゃうぞ」と脅しても「どうぞ、好きにして下さい・・・」とまあなんとも張り合いの無い状態だ。
もちろんそんなことはしないのだが、なぜ彼女がイマケンにメールを出さなくなったのか、参考までに聞きたかった。
俺自身もDeeとはメールだけの関係になってしまっているので、心配なのだ。

Yoshiと一緒にお店の前まで行くと、ナムちゃんのお母さんが俺達を迎えてくれた。
うれしいことに、お母さんも俺の事覚えていてくれた。(もちろん名前まで覚えてはいなかったけど)
ナム「ハーイ、サム久しぶり、いつ来たの?」
サム「昨日の夜着いたよ」
サム「相変らず、日本語上手だね、前よりも上手だよ」
ナム「じょうず?」
サム「ああ、Very wellって意味だよ」
ナム「ありがとう、サムは変わらないね、そう言うとこ」
サム「???なんだか分からんが、今回一緒に来たYoshiって言うんだ」
サム「付き合いの長い友達で、中学の時からの友達なんだ、だから15年以上だね」
ナム「ふーん、よろしくねYoshi、ナムです」
とにこやかに挨拶するナムちゃんに対してYoshiは「よろしく」と一言返しただけだった。
相変らずぶっきらぼうなやつだ、もう少し愛想がよくても良いと思うのだが。
ナム「イマケンは来てないの?」
サム「うん、今回は来てないよ、あいつは別のプロジェクトになったから、休みが別なんだ」
とりあえず俺にはナムちゃんが、Yoshiにはナム母がフットマッサーをしてくれた。
フットマッサーをしながら、ナムちゃんは色々話しかけてくる。
ナム「サム、彼女とはもう会ったの?まだ続いているの?」
サム「ああ、昨日会いに行ったよ」
ナム「彼女喜んだでしょ、プレゼント持ってきたの?」
サム「ああ、ちょっと遅いけどクリスマスプレゼントとして、でっかいKity Catのぬいぐるみを持ってきたよ」
ナム「いいなーーーイマケンから何も預かっていないの?私の分」
サム「無いよ、だってナム、イマケンにメール出さなくなったじゃん」
サム「イマケン寂しがってたぞ、なんで出さなくなったの?」
ナム「それは・・・イマケンが彼女と別れたから・・・」
ナム「イマケンのメールに日本の彼女と別れたって書いてあったの、日本の彼女に悪くてメール出せなかったの」
確かに、前回こっちに来たときも、ナムちゃんは日本の彼女と別れないでと言っていた。
ナム「それで、その後イマケンはメールくれなくなったし・・・」
なるほど、半分くらいは理屈が通っているような気もするが。
サム「じゃあ、イマケンのこと嫌いになったわけではないんだね?」
ナム「私はイマケンのこと好きだけど、イマケンはきっともう別の女の人と付き合ってるでしょ」
サム「いや、イマケンに彼女はいないはずだよ、今はね」
ナム「じゃあ、イマケンにメールくれるように言って」
サム「いいけど、ちゃんと返事かけよ」
ナム「うん、イマケンがメールくれたらね」
ナム「サムの彼女はいいなー、こうして会いに来てくれるし、プレゼントも貰える」
サム「はは、だってイマケンを選んだのはナムだろ」
ナム「私にはプレゼント無いの?」
サム「なんで俺がナムにプレゼントしないといけないんだ?」
ナム「だって友達でしょ」
サム「おいおい、友達だとプレゼントするのか?」
ナム「えへへ、いいじゃん今度くる時はちょうだいね」
とまあ憎めない子なのだが・・・・Yoshiは黙ってマッサージされていた。
マッサージが終わり料金を支払うと、お互いにチップを渡したのだがその時
ナム「サムのホテルってロイヤルベンジャでしょすぐ近くだよね、後で遊びに行ってもいい?」
サム「彼女が来るから、だめだよ、彼女に誤解されるの嫌だしね」
ナム「平気なのに、じゃあまた来てね、待ってるわ」
と言って別れたが何が平気なんだ?もし見つかったらどうなると思ってんだ・・・。
うーん・・・どうもならんな、たぶんだがDeeはもし誰か別の女の痕跡を俺の部屋で発見したとしても黙っているであろう。
そしておそらく俺がバンコクに滞在している間お店に出てこなくなって、メールも来なくなるだろう。
こんな所ではないだろうか?Deeは簡単には焼もちを焼いてくれない、俺としては少しくらい焼いて欲しい物だが、彼女は少なくともそれを態度に出すことは今まで無かった。
そしてそれが俺には物足りない気持ちにさせる。
焼もちを妬くという事は愛情の裏返しと言えるだろう、焼かないという事が愛情が無いとはいえないことではないが、おそらく彼女の場合自分が傷つくのを恐れているように思える。
もし、彼女が焼もちを妬くくらい俺のことが好きになったとして、その後俺に捨てられたら自分が凄く傷つくと思っているようだ。
そして、自分はタイ人でありパッポンガールである、俺は日本人の旅行者であればいつかは必ず別れが来る、それが分かっているから焼もちも妬かない。
これを書いてる今だからこんな事が考えられるのであり、その時の俺はこんな考えに到達できなかった。
上の考えは非常に俺の都合のいい解釈になっているが、この後の話しと、旅行から帰ってきてからの彼女からのメールで辿り着いた1つの答えだ。
もちろん外れている可能性もあるわけだが、おそらく当りだと思う。
この時の俺は少し変だった、普段も変だろという突っ込みは却下だが、Deeに焼もちを焼いて欲しいと思ったのだ。
それは今朝のアップトゥユーが引っ掛かったせいであるのは間違い無い。

ナムちゃんと別れて伊勢丹にメガネを買うために行く事にした。
BTSに乗ってチットロム駅で降りて歩いて5分くらいでZenと伊勢丹がくっ付いている大きなデパートまでやってきた。
MBKもいいのだが、俺はどちらかと言うとこちらの方が好きだ、理由はなんとなくだが・・・。
伊勢丹のほうに入りインフォメーションに行ってメガネ屋の場所を聞いた、どうやら3Fにあるらしい。
少し探し回ったがなんとかその場所を見つけた。
伊勢丹らしいとは思うけどあったのはメガネのパリミキだった。(これはちょっと笑えた)
中に入ると何人かの店員が奥の方で話しているのが聞こえた。
その中で日本語が少し混じっていたので安心できた。
なによりメガネの知識があるわけではないし、それ用の単語も分からないし、日本語でメガネも買ったことが無いのに英語でそれを買おうというのだから無謀にも程がある・・・。
店の中に入って、しばらく物色していると声をかけてきた、不思議な事に俺はメガネをかけていなくてYoshiはメガネをかけているのに声をかけられるのは何故か俺だ・・・。
店員「なにかお探しですか?」
いきなり日本語だ・・・嬉しい。
サム「彼のメガネが欲しいんだけど、この辺のメガネはちょっと高いね」
確かに値段はYoshiから聞いていた1/3というわけではなかった。
フレームについている値段を見ると3000〜4000Bクラスが普通のようだった、これにレンズが着くと6000Bを超えるのは予想できる。(考えてみれば6000B=18000円ってことは約1/3だからあってる)
店員「どのくらいの予算でしょうか?」
サム「Yoshiいくら位ならいいんだ?」
Yoshi「3000Bくらいだな」
サム「そうか、こいつが3000位って言ってるんですけど」
と言うと店員はYoshiのメガネを借りて奥に持っていってレンズを調べ出した。
店員「かなり良いレンズを使ってますね、相当高かったのではないですか?」
Yoshi「5万以上しましたよ」
店員「そうだと思いますよ、これならそれ位するでしょうね」
俺には良くわからないのだが、レンズの度が強いと、その分レンズは厚くなり、重くなるようなのだがYoshiのレンズは薄いようなのだ、その分高いらしい。
店員「ちょっとレンズの質は落ちますが(厚くなるらしい)3000B位だと、この辺のフレームですね」
と言いながら、特売品コーナーの方へ連れていかれた、そこにあるフレームの値札には700B〜1000B位の値札がついていた。
レンズの値段が大体1600B位らしいので(これはもちろん質の落ちたやつだが)2300〜2600B位で買えるとのことだった。
レンズ+フレームの値段と言う訳だが、Yoshiに言わせると日本でもフレームの値段だけでレンズもついてくるような買い方もあるようだ。(それが普通なのかな?)
結局Yoshiはそのレンズは気に入らないらしくレンズの質を上げて1個3400〜3500B位の所で迷っているようだったので、こんな時は別の場所に行って見るに限る。
愛想の良い店員に別れを告げて別のメガネ屋を捜すことにした。
行ったことのある方はご存知だと思いますが、ここは日本のデパート3つ分くらい広い。
当然他にもメガネ屋はあると思える。
かなり歩き回って探した結果、中央部1F、KFCの近くにあった。(実に簡単なところだった)
ここは、タイ人の店員しかいなくて、英語の分かる店員も2人しかいなかった。

サムの実戦で理解したタイでのメガネの買い方
手順1 まず自分の持っているメガネ(コンタクト)を店員に渡して度を見てもらう。
手順2 おそらくそれは日本のレンズでしょうからそれに近いレンズをカタログから選びましょう。(店員が教えてくれると思います)
手順3 レンズを選んだらフレームを選びましょう。
手順4 今回はここから値切り開始です、レンズが高価な物ならば、フレーム値段をまず負けさせましょう。(ちなみにYoshiが選んだレンズは1番良いレンズなので3000Bでした)
手順5 レンズがこの値段なのでフレームは当然ですがタダに値切ります。(いきなり!)
手順6 フレームとレンズが決まった時点で、現在の値段は3000Bです。
手順7 ここで2つ買うから5000Bに値切ります。(店員に笑われた)
手順8 しかし笑われてもひるまずに、一切の妥協をしないぞと言う顔をします。
手順9 店員が引き下がるはずなのでここで交渉終了です。
結果的にYoshiは満足の行くメガネを2つ手に入れて5000B(15000円位)で済みました。
最初のパリミキよりも良いレンズで値段も安く手に入りました。
他を回ればもっと安く買うことが出来る可能性はあると思うが、Yoshiも納得した値段で買えたので十分であろう。
Yoshiの評価では自分が持ってる5万するメガネと遜色無いとのことだった。(よかったよかった♪)
さすがに即日と言うわけにはいかず、翌日6時以降に取りに来るようにとのことだった。
後日談なのだが、MBKのメガネ屋にそのメガネを持って見せたところ、同じメガネを作ってもらうのに2800Bと言われたので、もう少し値切れたのかな?・・・・。(タイ人は最初から素直な値段は言ってこないからね)
とりあえず今日のノルマであるメガネを買うことが出来たので、MP巡りに行く事にする。





12月30日(後編) 浅慮


やはりポセイドンに行ってみたいのでラチャダー通りに行く事にする。
行き方はインターネット見た通りエメラルドホテルまでタクシーで行って、そこから徒歩だ。
まずはナタリーだが、ここはコンシアも何人かいて俺達が日本人だと分かったのか日本語の分かるコンシアで自分でコウイチと言っていたが、愛想が良く一生懸命俺達に女の子を勧めていた。
ナタリーはひな壇も綺麗で1300.1700と1900のひな壇さらに、サイドのシートと中々良い感じだ。
俺的に合格な子が何人かいたのだが、Yoshiが選べないとのことなので、コウイチに別れを告げて外に出る事にした。
ここまで来てポセイドンを見ずに入るのは愚かというものだろう。
それにポセイドンのロシア人とモデルクラスを見たいというのが今日の目的でもあるので、まずはやはりポセイドンに行く事にした。
ナタリーからポセイドンまでてくてく歩いていったのだが、途中古式按摩が何軒かあるのを見たが真っ直ぐポセイドンへ。

ポセイドンに入るとYoshiがリュックを持っていたので、預けるように言われる。
2階に上がるとまず1800Bの金魚バチだが、時間が17:00だったせいか、数は20以上いたのだが早々に見きりをつける。
3階に上がっていくと、ラウンジになってます、すると1人の女性コンシアが近づいてきて、座るようにいわれた。
ここの店は初めてか?と聞かれたので、そうだと答えるとシステムを説明してくれた。
ロシア人はどうやら、もういないようだ、警察の手入れが厳しいせいなのだろうが、理由を聞いても説明してもらえなかった。
3人ほどかわるがわる、女性を連れてきて紹介してくれたが、Yoshiが決めてからと、俺は思っていたので全員パス。(Yoshiも全員パスだった)

それではと、今度はグラビアのような写真のアルバムを持ってきて勧められたが、その中の女性はほとんど19:00出勤とのことだった。
中は・・・・・・・・・凄い!としか言い様が無かった、なるほどこれならスーパースターと言われても納得できるレベルだった。
今回はそのアルバムを隅々まで鑑賞しただけだったが、次回は是非お手合わせしてみたい物だと思った。
でも、たぶん予約要るんだろうな・・・・・。

後ろ髪を引かれながらもポセイドンを後にしなければならなかった。
なぜなら、ここでもYoshiは女の子を選ばなかったからだ。
俺1人が女の子を選んでしまうとYoshiは途方に暮れてしまうだろう。
それはそれで面白いのだが、こんな所で放り出すわけにも行かず、ナタリーまで戻ることにした。
どうしてもYoshiに1回でいいから経験だと思って入ってみろと勧めたのだが、Yoshiはコストパフォーマンスを考えるとナタリーのほうが良いと言ったからだ。
どちらにしてもYoshiが覚悟を決めて入る気になってくれたわけだから、ナタリーに行く事にする。
しかし、せっかくここまで来たわけだから、ハイクラスとエマニュエルも覗いてみた。
両方ともイマイチだったのは、時間的に17:30前くらいだったからなのだろうか?
しかし、エマニュエルのコンシアは面白い、実に笑える。
女の子を俺達に一生懸命勧めてくるのだが「Good!」の言い方がモウタマラン!。
みたいな言い方をするのだ、このおっさんの面白さに免じてここで入ってやろうかと考えてしまうくらい面白かった。
次回の訪タイの時にはまた来ようと言う気にさせてくれた、女の子の話ではないが、お勧めできる!。

結局ナタリーまで戻ってきたわけだが、俺達が店に入るとコウイチが気付いてすぐに寄ってきた。
他のお店の様子を聞きたがって、どこのお店はどのくらい女の子がいたのか、結構聞かれた。
とりあえず、話しをしながら辺りを見回していると、俺達様子にコウイチが気付いて女の子を勧めてくる。
この子はサービスがGoodだと、1700の子を勧められたが、俺的には余り好みではなかったでパス。
しかしYoshiがその子でも良いと決めたので、俺は1900の方へ行く。
1900の子の中でコウイチにお勧めを聞くと19番だというので、素直にそれに従った。

ここでそれぞれキャッシャーでお金を払って部屋へ。
前にも感じたのだが、どうも裸になってる時に飲み物を持ってこられるのは、いただけない・・・。
しかもお金もその場で(チップもだが)払うので恥ずかしい事この上ない・・・。
MPのなじめ無い所はここだな・・・。
等と考えているうちに、彼女がお風呂にお湯を入れつつ、俺にちょっかいをかけてくる。
なかなか楽しい子だった、俺のバスタオルをむしり取ろうとするのだが、返り討ちにしてむしり取った。
ボディの方もなかなかで、俺の好みだったが、どうしてもディーと比較してしまう。
たとえば、はしゃぐ性格はディーよりも好きだとか、笑顔の可愛さはディーの勝ちだとかね。
まあ、ここでディーの事を考えても仕方が無いので楽しむ事にした。
相手としては十分な子なのだから・・・。

事が終わってしばらくいちゃいちゃしていたのだが、彼女は英語がほとんどだめだったために。
俺のつたないタイ語のボキャブラリでは会話が持たないのだが、一生懸命俺を退屈させないようにしてくれた。
その中で、明日も来て欲しいとかあったのだが、俺は分からない振りをしてやり過ごした。
普段俺は、まったくタイ語が分からない振りをする、もちろんほとんど分からないのだが明日も来てね位は分かる。
ディーの前では単語1つ知らない振りをしているのだが、この子の前ではなんとなくそんな気にならない。
もちろん英語が全くだめだからと言うのも理由の一つだと思うのだが、なんとなく心の許せる子なのだ。
少々はしゃぐ性格なのだが、心が休まる・・・気がする・・・。
しかし、そんな事を言ってもしょうがないのでさっさと服を着ることにする。
彼女はそんな俺を見て少し不満そうだったのだが、つたないタイ語でだが。
サム「ありがとう、君はとても良い子だね、俺は君がとても好きだよ」
と言うと、意味が通じたらしく、照れ出した。(照れてる間に服を着終わった)
照れながらも俺にちょっかいを掛けてきたので気が付いたのだが、彼女自身は身体を拭いておらず少々身体が冷たくなっていた。
そこで、彼女のバスタオルを手にとって彼女を抱っこしながら拭いてあげた。
彼女は少しびっくりしたまま、俺を見つめていたが、そのままおとなしく身体を俺に預けてきた。
ちょうど俺はベットに腰掛ける格好で彼女を膝の上に座らせたまま、彼女を抱きしめる形で拭きつつ、温めてあげると、彼女にも意図が伝わったらしく、こちらを向いて抱きついてきた。
なんか座位みたいになってしまったが(俺は服を着てます)、不思議と恥ずかしさよりも愛おしさが出てきた。
やばいと思って、彼女を離して服を着るように促すと、彼女は黙って服を着た。
少し時間的に早かったのだが、Yoshiの事を考えると時間の15分前には外に出ているつもりだった。
なぜなら、Yoshiの場合時間を余らせて出てくる公算が大きかったからだ。
あのロビーでYoshiを1人で待たせていると、もう2度と来ないとか言いかねないからね。
そう思って出ようとしたのだが、彼女がベットに腰掛けて、立ち上がってくれない・・・。
手を取って、引っ張ると抱きついてくるし・・・・困った・・・。
英語が通じるなら、友達が待ってると、簡単に告げる事が出来るのだが、俺の下手糞なタイ語だと中々通じなかった。
ジェスチャーを交えながら説明するとなんとか分かってくれたので、しぶしぶ一緒に部屋を出てくれた。
そしてエレベーターを下りる時にキスしてくれたのがとても嬉しかった。
下に着くと手を振ってにこやかに彼女と分かれた。

時間よりも早く出てきたおかげでYoshiはまだ出てきていなかった。
入る時よりも、お客の数は増えていて、Yoshiを待っている間少し恥ずかしかった。
先ほどの彼女が、また戻ってきて、俺が座っているのを見つけると、しばらく手を振ってくれていた。
しばらく待っているとようやくYoshiが下りてきた、遠目からみてもYoshiが満足そうなのが分かる。
コウイチのお勧めは当ったようだな、ヨカッタヨカッタ・・・これでYoshiがMPにはまってくれれば良いのだが・・・。
サム「どうだった?良かったか?」
Yoshi「うん、言葉は全然通じなかったんだけど、一生懸命な子で良かったよ」
Yoshi「それに見た目も俺の好みだったし」
サム「そうか、それは良かったな、じゃあ明日も来るのか?」
Yoshi「それは無いと思う、もういいや、1回だけは経験のつもりで入ったけど、もういいや」
サム「・・・(こうゆうやつなんだよな・・・)だって気に入ったんだろ?」
Yoshi「うーん・・・でもいいや」
MPハメハメ大作戦失敗・・・さすがYoshiなかなかはまってくれない。

第1弾の作戦は外したが、次なる作戦を展開しなければならない。
次の作戦はロリロリ大作戦だ。
俺の考えでは、Yoshiは結構ロリが好きだ。(と思う)
実際のところは本人しか分からないのだが、俺はそう踏んでる、いや踏んだ!。
そこで、インターネットの情報にあった、ナナのG−SPOTに連れて行くつもりだった。
どちらにしても、昨日はパッポンに行って懲りたと言っていたので、もう少しゆっくりできるであろうナナに連れて行くつもりだった。
ナナならば、それほどコーラ攻撃も無いし、ゆっくりと女の子を鑑賞しながら、お酒も飲めるし、Yoshiには1番向いていると思った。
時間は20:00を回っており、1度ホテルに戻ってからナナへ出発する事にした。
そして俺はある大事な決心をしたのだった。

ホテルに1度戻って財布の中を見ると、手持ちが既に5000Bを割っていた。
そこで、両替をしようと思い、チェンジャーを探したのだが、時間はもう既に21:00を過ぎていた。
ホテルのフロントで両替をしようとすると3200Bと言われて愕然とした。
いくらなんでもそれは無いだろう・・・・と思い仕方が無いのでスクンビットの近くで知ってる限りのところを探したのだが全て閉まってる。
結構歩いたのだが、最終的にはホテルしかないと思いグランドホテルに行くも、今度は3100Bになってる。
さすがに3100Bでは妥協できなくて結局グレースホテルの3200Bで落ちついたのだが、これを読んでいる方は是非注意して欲しい。
ホテルのレートは最悪です・・・(場所にもよるのかもしれないが)ですので両替は昼のうちにしておきましょう。
両替を済ませてナナまで歩いている途中にYoshiが時間を気にしだした。
Yoshi「なあ、22:00にディーちゃんと待ち合わせしてるんじゃないのか?」
サム「ああ。そうだよ」
Yoshi「じゃあ、行かないとだめなんじゃないのか?」
サム「だって、お前をナナに連れていって案内しないといけないじゃん」
Yoshi「うーん、そうだけど、俺はいいから行けば?」
これについて俺は今日1日ずっともやもやしていた。
ディーが本当に俺に会いたがっているのか自信が無かったからだ。
そして、彼女の本当の気持ちを知る術も無い・・・。
前にも書いたが、ディーは本当に焼もちを妬かない・・・。
そして、いつもアップトゥーユーだ・・・別に俺は痴話喧嘩をしたいわけではないが・・・・。
男心も複雑なんだよな・・・・どこで決めたのか分からないがとにかく俺は今日ディーに会うのを止めようと思った。
そして俺にはその時にはそれが、何故か良い考えのように思えたのだ。
実際のところ、これを書いている今は何故こんな事をしたのか分からない。
サム「今日俺はディーには会わないつもりだ・・・そしてナナで気に入った子がいたらペイバーするつもりだよ」
Yoshi「なんだそりゃ!良いのかよ?」
サム「ああ・・・今朝の話したろ?なんか俺には釈然としないんだよ」
サム「何て言ったら良いのか分からないんだけど、とにかくディーと1日離れてみたいんだ」
Yoshi「ディーちゃん悲しむんじゃないか?」
サム「どうだろうな?悲しんでくれるかも俺には自信が無いんだよ・・・」
人はやってみなければ分からないことを試してみたくなるのだろう、そしてそれが相手を傷つける事になろうともやってみたくなる時があると思う。
特に男と女の間では良くあることだろうと思う、しかしこれをやるとかなりの確立で悪い方に転ぶ・・・。
俺は何度もこんな事を経験してきた、相手を試す・・・実に失礼な話しだ。
裏を返せばそれだけ相手を信じたいという気持ちにもつながるのかもしれないのだが・・・。
しかしこれは一方的な理屈でしかない。
こんな事をしてはいけないのだ・・・。
Yoshiはそれ以上俺には何も言わなかった、付き合いが長いだけに俺の気持ちをなんとなく感じたのかもしれない。
まあ、Yoshiに言わせれば、俺がディーに飽きたように見えるのかもしれないが、とにかくそれについては言及してこなかった。
サム「じゃあ行こうか?」
Yoshi「ああ・・・でも見るだけだからな」





第5話 浅慮の果てに


懐かしいな、好きだと言う意味では俺もナナの方が好きだ。
ナナはなんと行っても・・・分かりやすい!。
この一言に尽きるだろう、それに俺のタイでのデビューもナナだった。
(最初はMPだったが、あれは・・・楽しんだ気がしない)
サム「これがナナだ、どうだ?すごいだろ?」
Yoshi「本当だな、これ全部がGOGOバーなのか?」
サム「ああ、そうだよ、2階もそうだし、3階も一部そうなんだよ」
Yoshi「それで、どこか行くところは決まってるのか?」
サム「ああ、お前はロリが好きなはずだから、G−SPOTって店に結構ロリがいるらしい」
サム「だからそこへ行くつもりなんだ」
Yoshi「なにそれ?別に俺はそんなんじゃないぞ」
サム「そうか?じゃあ嫌いか?」
Yoshi「・・・・とりあえずお前に任せるよ、俺は分からないから・・・でも本当に見るだけだからな!」
サム「果たしてどこまでそう言ってられるかな?・・・フフフ」
と思いつつもたぶんYoshiはペイバーしないだろうなーと思ったのだが、可愛いYoshi好みの子がいることを願ってG−SPOTへ・・・・。
しかし・・・・無い・・・・つぶれたのか・・・それとも俺の探し方が悪いのか?・・・。
とにかく一角がぶち抜かれてただの瓦礫の後みたいになってる・・・。
たしかここがG−SOPTだったと思ったのだが・・・2階を一回りしてもG−SOPTの看板が無いし・・・。
そこで仕方なく、レインボウ3→ハリウッドロック→ティティ・ツイスターへ行って見るが、パッとしないと言うのが本音だった。
それにやはりディーの事が気になって、俺自信が楽しめなかった。
3軒回ったところで、前回のセイ同様分かれることにして、Yoshiに好きな所に行くように言った。
サム「それじゃな、できればお持ち帰りしろよ」
Yoshi「たぶんしないよ、それじゃな」
とあっさりと別れた。
分かれた後、心のもやもやを持ちながらも他のお店に行って今日の相手を探すことにした。
レインボウ1→プレイスクール→ブゥードゥーと回ってみたが、やはりパッとしない。
どうしてもディーの事が頭にちらついてしまう・・・情けない・・・。
ブゥードゥーで、1人呼んでコーラを奢りながら話してみたが、イマイチ盛りあがらない。
女の子からも「元気ないね、ここは元気出してね」と言いながらチン○ン掴まれる始末だ。
そんなノリにも付いて行けてない・・・。
俺らしくないと、店を出て自嘲気味になったが、理由がはっきりしている以上それに向かうしかない。
やはり俺はディーが好きなんだ・・・と自分で悟った。
セックスの問題ではない、夜遅くまで、一緒にいて心から楽しいと思えるのはやはりディーなんだ。
セックスをするだけなら、他の女の子で十分だ、しかし俺にとって最高の笑顔を向けてくれる女の子はディーしかいない。
そう思って、タクシーを捕まえて急いでパッポンへ行く事にした。
時間は既に23:30を回っていたがディーは待っていてくれると信じていた。
そしてたぶん彼女はちょっと怒った顔をして俺を迎えてくれるだろうと・・・。
タクシーに乗っている間、そんな事を考えてパッポンヘ向かった。

ディーの店の前に来ると、昨日の女の子達と違う女の子が迎えてくれた。
サム「ディーに会いに来たんだ、ディーはいるかな?」
女の子達が、顔を見合わせて奥のマネージャーを呼びに行く。
すると昨日の女マネージャーが出てきた。
マネージャー「ディーはいないわよ、帰ってくれる」
と冷たく言われてしまった・・・。
サム「おいおい、俺は昨日も来ただろ、俺の事覚えていないのか?」
マネージャー「さあ?私はあなたの事を覚えていないわ、帰ってくれる」
と全く取り合ってくれない、普通こんな場合他の子を勧めてくるのではないか?。
しかし、マネージャーは帰れの一点張りだし、他の女の子も寄ってこない。
ディーの事を聞こうと、店の中でディーの妹分や昨日の女の子達を探したが1人も見つからない。
マネージャー「ディーはいないわ・・・帰ってね」
と言われて、俺は黙って店を出た。

店を出て、タクシーを拾ってホテルまで帰ると、真っ直ぐYoshiの部屋へ行った。
サム「Yoshi起きてるか?」
Yoshi「ああ、どうした?ナナでペイバーしたのか?」
サム「いや・・・やっぱりディーに会いたくてパッポンへ行ったんだ」
Yoshi「じゃあ、部屋にディーちゃんいるの?」
サム「いや・・・店にいなかった、たぶん他の男にペイバーされたんだと思う」
Yoshi「なんだそりゃ!あの子はペイバーだめなんじゃないのか?」
サム「しらん・・・しかし他に考え様が無いだろ」
Yoshiに店でのいきさつを話してみたが、Yoshiも分からないとしか言い様が無いようだった。
この時の俺はたぶん相当落ち込んでいたんだと思う。
それがたぶん顔や態度にはっきりと出ていたんだろう、Yoshiが慰めの言葉をかけてくれるぐらいだった。
普段、俺達は付き合いが長い分遠慮が無い、慰めや励ましの言葉なんかお互いにかけることはまず無い。
それなのにこの時ばかりはYoshiが慰めの言葉をかけてくれたのが、逆に意外でこれによって吹っ切れた。
サム「じゃあ、今日はディーもいない事だし、グレースでも行かないか?」
サム「落ちこんでてもしょうがない、新しい彼女でも探すさ」
Yoshi「良いのか?それで」
サム「何が?俺にはもう関係無いよ・・・それにお前も1回グレースは行ってみたいって言ってたろ」
Yoshi「そうか・・・じゃあ付き合うよ」
こうして、俺はディーのことを吹っ切る為にグレースへと出撃する事になった。

久しぶりのグレースは様子ががらりと変わっていた。
外は相変わらずのブラックパワー全開の状態だったが、コーヒーショップの部分が改装しているらしく隣のディスコ?がコーヒーショップ代わりになっていた。
一回りしていると名物のアケミさん(ババア)が声をかけてきた。
俺はこの手のババアは基本的に相手をしないのだが、今回は暇つぶしとYoshiのお相手(できれば日本語がしゃべれる子)を探して欲しかったので相手にすることにした。
アケミ「はじめまして〜、どんな子が好みなの?」
サム「そうだねー、日本語ができる子いないかなー?」
アケミ「うーん・・・日本語のできる子はいないわ」
そういいながら何人かの女の子を連れてきて俺たちに勧める。
彼女いわく、自分の紹介は絶対安全だ、グレースのほかの女の子は泥棒したりするけど自分の紹介ならそんなことはないとのことだった。
そしてショート1000B+紹介料が200Bで泊まり1500B+紹介料が500Bと中々リーズナブルと言えるかも知れないが、なんせ紹介料が500Bと言うのが俺には気に入らない。
女の子にお金を払うのは当然なのだが、紹介料が気に入らなくて、俺はアケミに女の子を頼む気がしなかった。
もちろんアケミがこれで生計を立てているのは分かるのだが、女の子を食い物にしている気がして・・・・。
じゃあMPやGOGOはどうなのか?と言われると困るのだが、あちらは正直言って相手が見えない・・・。
グレースの女の子の方がなんとなく、哀れに見えるのだ(なぜだかは不思議)
だからと言ってこのアケミが嫌いかと言うと中々憎めない性格で、面白い。
俺たちが女の子は要らないと言っても、色々と日本人のことを聞きたがって話し掛けてくる。
インターネットのことはやはり知っているらしくて、自分の事は書かれているのか?とか聞かれたので。
正直に答えておいた。
逆にこうしておけば、ボッタくったりしないだろうとも思った。
この日はグレースの時間としては早かったせいか、それほどの客はなくアケミは俺たちで暇をつぶしているともいえた。
アケミの暇つぶしにいつまでも付き合ってる気はなかったので、一回りしてくると言いながら、席を立った。
アケミは残念そうだったがそれ以上はしつこく言ってこなかった。
何人か合格ラインの女の子がいたが、Yoshiはあまり乗り気では無いようだった。
ここは、グループで来ている女の子が多いので、俺だけというのも気が引ける。
もちろん、俺のスカウターをぶっ壊すくらいの子がいれば別だが・・・。
この時の俺はディーとの事を忘れさせてくれるような子を探していた。
俺は経験とカンをフルに使って、そのような子を探したが、簡単に見つかるわけが無い
結局、俺達はグレースを後にした。





第6話 スイートマウス


このままでは引き下がれないので、スクンビットの立ちんぼを見物しながらソイカウまで行って見ることにした。
普段のYoshiなら、「ふざけんな!俺はもう寝るからな」と来そうなもんだったが、おとなしく「良いよ」
と言ってくれた。(Yoshiなりに気を使ってくれたのかもしれない)
立ちんぼを見物しながら、Yoshiとスクンビット通りを歩いていくと、やはり立ちんぼはレベルが落ちるのだが、何人かは良さそうなのもいた。
そのままSoi19まで来た時に向こうから歩いてくる2人組みと目が合った。
???「こんばんは〜」(日本語で)
サム「こんばんは、日本語話せるの?」
???「はい、少しだけね」
???「私の名前、オンと言います、この子はエーンちゃんです」
サム「こんばんはオンちゃん、俺はサムで、こっちがYoshiって言うんだ、よろしくね」
オン「どこに行くのですか?」
サム「ソイカウまで行って見ようと思ってるんだけど」
オン「ソイカウはもう終わってるよ、今から行ってもだめね」
サム「そうだよね、もう2:00過ぎているからね」
サム「オンちゃん達はどこに行くの?」
オン「これから帰るところです」
サム「そうか〜、じゃあ一緒にご飯でも食べに行かない?」
オン「いいですよ、どこに行くの?」
サム「そうだな?どこか良い所知ってる?」
オン「うーん・・・ありますよ、そこで良いですか?」
サム「良いよ、どこでも、あまり辛いのはだめだけどね」
オン「大丈夫まかせて」
と言いながらスクンビット通りを戻る事になった。
これが、今回の旅行の半分メインになってくるオンとエーンとの出会いだった。



オンはとても社交的な子(この言い方がこの子にはもっともぴったりな気がする)だった。
おしゃべり好きな子で歩きながら色々と俺達に話しかけてくる。
片言の日本語だが結構しゃべれるのには少々驚いたが、俺が気に入っているのはむしろエーンだった。
しかし、エーンは、あまりしゃべらずに、黙ってついてくるだけだった。
聞くとエーンは日本語が話せず、英語とタイ語ならOKとのことだった。
そのうちオンがここだよと指を指したのは1軒の屋台だった。
4人でテーブルに座ると、オンとエーンが注文を頼みに行った。
サム「Yoshi、お前はどっちが好みだ?」
Yoshi「どっちでもないよ、俺はホテルにつれて帰る気はないよ」
サム「そうか?オンなら日本語話せるし良いと思うが?」
Yoshi「その気はないな、お前が連れて帰るのを止める気は無いけどね」
サム「そうか・・・」(と思いながらもこの2人くっ付かないかなと考えていた)
2人が注文を終えて戻ってきたので、俺達の会話はストップしてお互いの話しになった。
オンは俺達に積極的に話しかけてきた。
俺達に随分と興味があるように見えた、そしてどちらかと言うと俺達というよりも俺にのようにも見えた。
話しを総合すると、彼女達は仲の良い友達で、ソイカウのGOGOで働いているらしい。
そして、今日は2人ともペイバーされずに帰ってきたとのことだった。
俺達と道であった時に声をかけたのは、2人とも優しそうだからだと・・・上手いねこの子。
しかし、俺の興味はエーンの方なので、会話の中でしきりにエーンへと水を向けた。
エーンも最初はおとなしかったのだが、だんだんと打ち解けてきた。
そのうちに屋台の兄ちゃんが料理を運んできてくれたのだが、モヤシのような野菜と魚介類の炒め物だった。
Yoshiは結構平気で食べていたのだが、俺の口には合わなかったので、Yoshiが横を向いている間にやつの皿に俺の分を2/3位盛りつけてあげた。(俺って優しい?)
Yoshiは黙って全部食ったけど・・・。
取り留めの無い会話をしばらく楽しんだ後に。
オン「あなた達のホテルはどこですか?」
サム「そこのロイヤルベンジャだよ、知ってる?」
オン「知ってますよ、綺麗なところですよね」
オン「私達、あなた達のホテルに行く、いいですか?」
サム「ちょっと待ってね、Yoshiどうする?」
Yoshi「俺はいいよ(要らないの方です)・・・サムは好きにすればいいよ」
サム「ごめんね、1人でも良いかな?」
サム「それでね、俺はエーンと行きたいんだけどいいかな?」(これは日本語でオンに)
そしてエーンに向かって英語で
サム「今夜は君と一緒にいたいんだ、ホテルに来てくれる?」
するとエーンはびっくりしたように俺を見つめる。
俺の描写不足で申し訳無いのだが、この時の会話の流れと態度でオンが俺を気に入っているのは明らかだったと思う。
オンはその後、それを一切出さなかったのだが、エーンもYoshiも、そして俺もそれを感じていた。
しかし、俺は日本語しか話せないYoshiの事を考えた、なによりもエーンは俺の好みだったという点が大きかった。(もちろんYoshiがエーンを選んだ場合は身を引くけどね)
オンには悪いと思ったのだがエーンを連れて帰るつもりだった。
オン「いい?エーンちゃん」(タイ語だった)
エーンはしばらく困った顔をして、オンとタイ語でなにやら言い合いをしていた。
しばらくすると、エーンは黙ってそっぽを向いてしまった。(失礼なやつだ)
オン「はい、構いせんよ、エーンちゃんも大丈夫です」
サム「そうかな?エーンが嫌ならいいんだよ」
オン「大丈夫です、エーンちゃんもあなたのこと好きですから」
オン「サムさん、あなたとても優しいと思いますよ、だからエーンちゃんあなたのこと好きです」
(はは、リップサービスかよ、この子本当に上手だな・・・)
そっぽを向いているエーンの手を取って、こっちを向かせるとエーンは実に複雑な表情をしていた。
サム「エーン、嫌なら無理にとは言わない、君の好きにするといいよ」
オン「大丈夫です、ね?エーンちゃん」
エーンは黙ってうなずくだけだった。
オンはここからタクシーで帰るらしく、スクンビット通りでタクシーを捕まえて帰っていった。
その時、タクシー代として200BをYoshiの手から渡させると、オンはびっくりして最初受け取らなかったのだが、無理やり握らせて帰した。
そのまま3人でホテルまでの道のりを歩いたのだが、エーンは黙ったままだった。

部屋のドアの前でYoshiと別れて、2人きりで部屋に入るとエーンはいきなり。(ここからはもちろん英語です)
エーン「どうしてオンちゃんを選ばなかったの?」
サム「俺が君を選んだのが気に入らなかったのか?」
エーン「ちがうわ!オンちゃんはあなたのことが好きなのよ、分からないの?」
サム「さあ?(なんとなくは分かるけど本人が言ったわけでもないし)」
サム「少なくとも俺の興味は君にあるわけだし、オンちゃん自身がはっきりそう言ったわけでもないだろ」
サム「君は俺のこと嫌いか?それなら仕方がないな」
サム「でも、俺は君の事を気に入ってるよ」
エーン「オンちゃんは私の大事な友達なの、分かってよ」
サム「分からないな、俺は俺自身の気持ちしか分からないからね」
サム「そして君が友達を大切にするところも好きだよ」
と一気にまくし立てると、エーンは飽きれた顔をして。
エーン「・・・あなたはずるい人ね」
サム「ずるい?どうして?」
エーン「あなたみたいな人をタイ語で○×△$って言うのよ」(すいません聞き取れませんでした)
サム「分からないよ英語だと、どういう意味なの?」
エーン「スイートマウスって意味よ」
スイートマウス?、甘い口?・・・うーん要するに甘い口で女の子を騙す事だろうか?
一種の言いまわしなのだろうが、なんとなく理解できる。(笑
って俺は騙してはいないぞ!
確かに俺は、英語で女の子としゃべるといつもこんな感じだ。(日本語でもそうなのかもしれんが、最近はそうでもないと思う・・・年だしね・・・)
だって、俺あんまりボキャブラリないし(英語の)だからストレートな言い方になってしまうのはしょうがないことだよね?きっと・・・たぶん・・・
エーン「だってそうでしょ、あなたの今の言い方はとても慣れている感じがするわ」
エーン「それはあなたが普段他の女の子にも言っている証拠よ」(ギクッ!)
サム「そうかな?そんな事ないよ、それに俺の英語は、それほど綺麗ではないだろ?」(あくまでもポーカーフェイス)
エーン「そう言うところが信じられないのよ、あなたは今も余裕があるように見えるわ」
エーン「あなたは普段日本にいる人でしょ?」
サム「そうだよ」
エーン「私が知ってる日本人はさっきみたいな英語はすらすらと出てこないわよ」
サム「そうかな?それだけで俺の言ってることを信じられないと言うのは酷いな」
エーン「いいわ、あなたの言うことは信じないだけだから」
エーン「それにあなた絶対彼女いるでしょ」
サム「?いないよ」(ディーの事が頭に浮かんだが少なくとも俺はディーの彼氏と言う気がしなかった)
エーン「うそ!だからあなたの言葉は信じられない」
サム「うーん・・・そうかな?俺は君の事好きだよ、これも信じられない?」
エーン「信じられないわね、だってあなたはスイートマウスだから」
サム「そうか、じゃあこれならどうだろ?」
と言いながらエーンをベットに押し倒して、キスをした。
最初はただのフレンチのようなキスで彼女の唇とホッペへ、そして額と・・・
唇以外のところと唇とを交互にしていく内にエーンも気分が乗ってきたのか長いキスにも応じるようになった。
そして深いDキスと・・・
エーン「あなたはキスも上手ね」
サム「・・・・ありがとう」
としか言い様がないだろ・・・
そうして楽しみが終わった時にはもう5:00を過ぎていた。
疲れたし眠かったので2人ともそのまま寝てしまった。

12月31日 昼
目が覚めたのはもう11:00近くで、エーンは起きて俺の顔を覗きこんでいた。
サム「おはよう、どうしたんだ?」
エーン「おはよう、あなたの顔を見ていただけよ」
サム「面白いか?」
エーン「とってもね!」
と言いながら舌を出して笑った。
前にも書いたが、俺は可愛い笑顔の女の子に弱い・・・普通そうじゃないですか?
サム「失礼なやつだ!」
と言いながらエーンとじゃれると、エーンが俺に抱きついてきた。
お互いに軽く相手にキスするようにじゃやれついているうちに自然とラウンド2!
とりあえず、納得(何を?)した所で、エーンが切り出してきた。
エーン「今日はどうするの?」
サム「そうだな、伊勢丹に行って、お土産を買って、ぶらぶらするよ」(これはウソで伊勢丹でお土産なんか高いから買いません、メガネを取りに行くけどね)
サム「それよりも、君は帰らなくていいのか?」
エーン「そうね、着替えたいわ」
サム「そうか、昨日値段を交渉してなかったけど、いくら払えばいいかな?」
エーンは少し考え込んだ後、
エーン「今日はいらないわ、それよりも今日、私をペイバーしにお店に来てくれる?」
エーン「もちろん無理にとは言わないわ、あなたの彼女に悪いしね」
サム「だからいないって言ってるだろ、分かったよじゃあ7時ごろ行くから食事しに行こう」
サム「それと、Yoshiも連れていくからオンも一緒に行こうよ、4人で遊びに行こう」
エーンは一瞬とても喜んで、
エーン「いいの?本当?すごく嬉しいわ」
と言ってくれたのだが、すぐに考え込んでしまった。
サム「どうかしたのか?都合が悪いとか?」
エーン「ううん、なんでもないわ、大丈夫」
と言って元に戻ったが、その時の考え込んだ顔を俺は見逃さなかった。
その時にYoshiから内線がかかってきて、出かけようとの誘いだった
3人で近くの、タイ風レストランに行って食事をした後、エーンを表道りまで送っていき、タクシーに乗る時にタクシー代といって500B渡して、彼女とはここで別れた。

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