外道事件簿 2002

 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。
 外道の細道 






棺桶を担いで警察に抗議

 23日午後、チェンマイ県ウィエンヘン郡に住むカレン族の住民200人が、去る16日に、“酔っぱらって暴れた”為逮捕されたチャーンさん(20歳)が、留置場に入れられて30分もしないうちに留置場内で死亡した件に関し、公正を求め、棺桶を担ぎ、第5管区警察本部前でデモを行った。

警察の発表では、チャーンさんは留置場内でベルトで首つり自殺したことになっていた。

死亡したチャーンさんの姉、ラダーさんは、『弟の死には不審な点が数多くあり、“自殺だった”なんて信じられません。弟が警察署に連行されて30分も経たない内に、親族が保釈請求をしに警察署に出向いた時には、対応した警察官は、“あんたの弟は気絶したので、病院に運んだ。”という説明でした。しかし、病院に駆けつけてみると、医者は、“あなたの弟は病院に到着する前に既に窒息死していた。”と言ったのです。遺体の左腕は手錠でベッドに繋がれ、首には絞められた跡がはっきり見られました。 私はとてもびっくりしたと同時に、僅か30分の間で弟が自殺するなんてとても信じられません。それに目撃者も居ないんですよ。

証拠としてその件を日報に書き留めて欲しいと警察の担当者に依頼したのですが、彼は“今日の仕事は終わったので、また明日出直してくれ。”と受け付けてくれませんでした。当時現場に居合わせた警察官達にもいろいろ尋ねたのですが、誰も知らぬフリをします。それで、遺体をマハラート病院に移して、解剖してもらい、死因の再確認をしてもらったのですが医者の所見はやはり首つり自殺ということでした。でも誰も死因の詳細を教えてくれません。』と語った。

チャーンさんの母親のケートさんは、『今回のデモは事件に対する公正な調査を求め、以下の要求をするのが目的です。1.遺体をマハラート病院から国境警察に移動する。2.7日以内に事件の調査委員会を設置する。3.24時間以内に事件に関係した警察官を管轄外に移動させる。』と語り、

第5管区警察本部副本部長のタナワット警察少将は、『警察は全てに渡り公正であるし、委員会を設置して、再度真相を究明する用意がある。しかしながら真相の究明には時間が掛かると言うことをご理解願いたい。また、関係した警察官の移動に関しては、証拠がはっきりしない以上、簡単に出来ることではない。はっきりとした証拠が見つかれば断固として移動手続きを取る。今日は住民の皆さんには一旦帰宅してもらい、7日後に再度、調査結果を聞きに来て下さい・・、とお願いしたところ、デモに参加していた人達も納得して家路についた。』述べた。

記者の報告によれば、チャーンさんは、ランプ−ン県にある職業訓練学校を最近卒業したばかりで、地元に戻り、自動車修理工場を開く準備中であった。友人達の話では、チャーンさんは善良で、お酒も時々たしなむ程度であり、小さな事が原因で自殺するような人では無い、との事。





住職が狙撃される、住民とのいざこざが原因か

 ノンタブリ県のパクレット郡グー寺院内で13日の夜、狙撃事件があったとの通報が警察に入った。

 警察が現場に向かったところ、寺院内では周辺住民が事件の状況について話し合っていた。撃たれたのはこの寺の住職ナンタピワット師とその知人ら3名。 この日、住職は親戚の葬儀に出席するために寺に入ったところ、鐘の音がした後、寺中が停電したという。 そして暗闇の中で銃声がし、住職と連れの男性が撃たれた。男性の1人はこん棒で頭を殴られて意識不明の重体、住職らも足を撃たれて重傷を負った。

 去る11月末に、住職が村人の利用する船着場への道を勝手に埋め立てたため、これに怒った村人が仕返しに寺の前を埋め立てるという事件が起きたことが判明している。その後、住民が住職の庫裏(くり)に押しかけて中を調べたところ、女性のパジャマやポルノ写真のほか、刀や銃などの武器が発見された。そのため、住民は住職を寺から追い出したところだった。この日、住職がこっそり戻ってきたのを察知した村人が、寺に集まって抗議をしていたところ事件が発生したようだ。住職は警察に対して、狙撃した人物とは顔見知りだと話している。






足が8本ある水牛、見つかる



 7日午後5時半、ナーン県ムアン郡で、水牛解体業を営む、ナロンさん(45歳)が1頭18,000バーツで買ってきたメスの水牛を解体していたところ、その水牛が妊娠していたことが判り、お腹の中の子牛を出すため、腹部を開くと、中からメスの子牛が見つかった。

 その子牛は変わった形をしており、胴体が2つ、足が8本、尻尾が2本あり、双子の子牛のようであったが頭部は1つ、耳は3つしか無かった。子牛をお腹から出したときには、子牛は既に死亡しており、ナロンさんは近所の人達を呼び集め、この奇妙な形の子牛をみんなに見せた。

 ナロンさんは、『この仕事を始めて何年にもなるが、こんな奇妙な水牛、今まで見たことない。メスの親牛を買ってきた時には、妊娠しているなんて気が付かなかったし・・。お腹を解体していると、中に子牛が見つかったので、引っ張り出してみたら、こんな奇妙な形をしていたんだ。それで、近所の人を呼んで皆に見せたんだよ。この子牛をどうしようか悩んでる所さ。ま〜多分、解体せずにこのまま埋葬するつもりだけど。』と語った。

 記者の報告によれば、この奇妙な形をした子牛を見に集まった近所の人達は、それそれ色々な見方をしていたが、中には、“こんな事は良くある事だ。双子の水牛なんて珍しい事じゃないからね。でも胴体がくっついているのは見たこと無いな〜。”などと話し合ってる人も居た。

 住民達はそれそれ、この奇妙な形の子牛の特徴を書き留め、次の宝くじの当たり番号を予想するのに役立てようとしていた。 





部下の女性教師と浮気をしていた校長、現場を見た部下の夫に射殺される。

 7日午前3時、ピサヌローク県バーンラカム郡にあるニコムサーントンエン警察署に“バーンビンボーン学校の教職員宿舎内で発砲事件があり負傷者がでている。“との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、そこは木造2階建ての家で、2階の寝室の負傷者2名を発見した。男性はノンタティアン学校で校長をしているナロンさん(53歳)で、腹部と太股を拳銃で撃たれ重傷を負っていた。

 ナロさんが横たわっていた所から僅かに離れた場所でバーンビンボーン学校で教師をしているアチャリーさん(45歳)がおり、アチャリーさんは頭部と口を刃物で切られ、助けを求めて呻いていた。

 警察官は負傷した二人を近くのラーンクラブー病院に搬送したが、ナロンさんは傷に耐えられず、後、死亡してしまった。

 犯人は他でも無い、アンチャリーさんの夫のバンディット巡査(48歳)で、彼は犯行に使用した拳銃を持参の上、自首していた。

 警察の取り調べに対し、バンディット巡査は、『ナロンが私の妻と浮気をしていた事はずっとまえから知っていた。昨日私は午後から所用で出かけ、深夜家に戻ると、寝室のベッドの上でナロンと妻のアチャリーが気持ちよさそうに交わっている最中であった。現場を見てしまった私は、怒りの余り拳銃を抜きナロンに向け2回発砲、ナロンが倒れるのを見た後、刃物でアチャリーを斬りつけ負傷させた。その後、自ら自首した。』と供述した。

 警察ではバンディット巡査の身柄を拘束し、法に基づいて処分する。





腹を空かしたサル千匹が村で略奪行為

 洪水が原因で山中の食料が枯渇してしまい、お腹を空かしたサル千匹以上が食料を求めて村に下りてきて、略奪行為を繰り返しているという、シーサケット県ラーシーサライ郡の村を訪ねた。

 村人達はサルの行為に困り果てているが、サルは100年以上に渡り、村の平穏を守ってきた生き物と信じられているため、誰もサルを懲らしめる人は居ない。

 村人の一人、ブンリアンさん(44歳)は、『私は雑貨屋を営んでいるが、毎日の様にサル達が食料を盗みに店にやってくる。女房共々、木の棒でサルを追っ払っています。困るのはサルが屋根の上に飛び上がって悪さをするので、年に何回も屋根のトタン板を張り替えねばならない事です。テレビアンテナも壊される始末。サルの被害から逃れるため、お金を借りて、屋根を新しいモノに張り替えようと考えている最中です。それか、一掃のこと、家を新築しようか・・などと思ったりもしています。 』と語った。

 村会議長のブンミンさんは、『サルが村民の食料を略奪するという行為はず〜と以前からありました。村の議員達もこの問題の解決策をいろいろと議論し、4万バーツの予算を組んで、米を買い毎朝夕、村人がサルに米を与えているのですが、サルの数が多すぎてまだまだ足りないようです。それで、郡の役所に相談し、果物など、食料の寄付を集め、サルに与えています。この間は、サルにご馳走するパーティーまで行いました。それでも問題を根本的に解決するには至っていません。よって、タイ全国の人々からの寄付を募っています。』と述べた。

 シーサケット県選出の国会議員ポーンシリさんは、『私はこの村をシーサケット県の新たな観光地として開発しようと思ってます。現在関係各省庁に連絡をとり、予算獲得にむけ交渉中です。これらのサルを保護するために、サルの食料購入費用として私もポケットマネーを出しています。





46,824人が王宮前広場でエアロビクス、世界新記録達成

 国王への献上行事の一つとして、またエアロビクスの世界新記録達成を目的として、首相が音頭をとり、46,824人が参加した催しが王宮前広場にて開催された。

 この催しは、国王への献上行事として、国民の健康増進を図ると共に、エアロビクスの世界新記録達成を目的として、首相を主賓として迎え、王宮前広場にて開催された。同時に、地方においても各県庁や公園にて同様の催しが行われた。

 エアロビクスは、首相を始め公務員、芸能人、有名スポーツ選手などを含め4万人以上の人々が参加し、16時25分に開始され、20分後には、舞台上に立った首相が“参加者46,824人を持って世界新記録達成”を宣言、16時50分、首相がギネスブックにサインをした。

 参加者達は61分間に渡りエアロビクスを楽しみ、17時26分にダンスは終了した。なお、エアロビクス中に気分を悪くしたり、お腹を壊した人の数は約200人。





売春船、検挙される

 16日南部サトゥン県近くの公海上で、漁船をカラオケバーに改造して売春などを行っていた船が検挙された。この船舶はガーヤン・ツアーの所有。外見は普通の漁船だが、内部は1階にカラオケと寝室、2階部分に更に3つの寝室が設けられていた。船内からは、買春をした客の名簿やピル、コンドームが押収された。押収品の中にはサービス料金表もあり、2,000バーツから8,000バーツで売春が行われていたことが明らかとなった。また、船長のサハーク容疑者(43)や売春に従事していた女性も逮捕された。女性らは東北タイのノンカイ県出身者が多いという。

 サトゥーン県警によれば、同船は周辺を行き来する漁船の船員らにサービスを提供していたという。






犬と性交するのが好きな僧侶刺されて重体、犯人は首つり自殺

 8日午前11時半、サラブリ県ケイコイ警察署に、“郡内の象印セメント工場の付近で首を吊って死んでいる人がいる。“との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、そこでは郡内に住むクンさん(74歳)が、白地に赤いラインの入った布を木に結び、首を吊って死亡していた。所見では死後7〜8時間であった。

 調べの結果、クンさんは一度僧籍に入り、還俗した後も、パーパイ寺院で修行中のローイ僧(65歳)の住居に居候していた。犬との性交が好きなローイ僧と口論の果てクンさんは刃物でローイ僧の口と喉元を刺し、ローイ僧は両眼が飛び出す程の重傷を負い、現在はサラブリ病院の集中治療室で治療を受けている。

 騒動の後、クンさんは逃走しようとしたが、逃げる当てもなく現場付近でおろおろしていた。 その後、クンさんが首つり自殺しているが見つかった。

 警察では、クンさんは罪に問われるのが怖くなって自殺したモノと見ている。





オカマの窃盗団4人を逮捕

 2日正午、ナコンラチャシマ県パクチョン警察署は、“オカマの窃盗団4人を逮捕し、証拠物件50件と質札10枚を押収した。”と発表した。

 パクチョン郡内にすむ、クルンタイ銀行パクチョン支店長のウィラワンさんから、『自宅の玄関が何者かに開けられ、家内にあった家財など25万バーツ相当を盗まれた。』との届け出があり、またパクチョン電話局の職員、ローチャーさんの自宅も空き巣に入られ5万バーツ相当の家財が盗難された事から、警察では内偵を進めていた。

 取り調べに対し、4人の容疑者は、『知人の家に空き巣に入り、金目の物を盗んで質屋に持っていき換金して遊興費に使っていた。パブに行って、カッコイイ男を見つけるとおごってあげたり、遊びに誘ったりしていた。お金が無くなるとまた空き巣を繰り返していた。』と供述した。

 警察では、4人の身柄を拘束し、更に捜査を続けている。





実母、12歳の娘に200バーツで売春を強要


 チェンマイ県でラムヤイ畑を経営する大富豪インカム(58)の妻ヌーさんが、ラムヤイ畑内にある物置小屋から少女の助けを求める声を聞き、駆けつけたところ、夫がニットちゃん(12)をレイプしている現場に遭遇。ヌーさんはすぐに警察に通報した。

 メーウォング警察署は、未成年者売春容疑で、インカム容疑者の逮捕に向かったが、すでに逃走した後だった。被害者となったニットちゃんの供述から今回の事件には実母のポーン(仮名)が関わっていることが判明。ポーン容疑者によると、インカム容疑者と娘の関係は今年の2月から始まり、性的関係は10回に及んだという。また、1回に付きインカム容疑者から200バーツをもらい、そのうちの100バーツをニットちゃんに渡していたとも供述している。

 ポーンは以前、家政婦としてインカム容疑者の自宅で働いており、そこでインカムと性的関係を持つに至った。インカムに、「もっとお金が欲しければ娘を連れて来い」と言われたので、娘を騙して連れて行ったと、淡々と供述した。タイの法律では、未成年者の売春斡旋をした場合10〜20年の禁固刑が、未成年者との買春行為に対しては20年以上の禁固刑が科せられる。





15歳の少女に猥褻行為をしていた僧侶、逮捕される。

 26日午前0時半、サムットプラカン警察署に、ムアン郡内にあるバーンピン寺院のソムチャイ僧より、“仏籍に入って7年になるトサポン僧(32歳)が、サーラーの裏にあるトイレに15歳の少女を連れ込み、猥褻行為をしたので、捕まえて欲しい。”との通報があった。

 警察官が現場に駆けつけると、副住職のマハーチア僧の住居の近くに、被害者Bちゃんの母親のバンオンさん(42歳)がいた。警察官が現場に到着する前に、副住職がトサポン僧を呼び、問いただしたところ、トサポン僧は容疑を認めていた。トサポン僧の母親と姉が現場に来ると、トサポン僧は、“少女の体に触れたが、猥褻行為はしていない。”と口述を翻した。

 Bちゃんの証言によれば、『トサポン僧に、8月から3回に渡り、猥褻行為をされた。“サーラーの裏にあるトイレ掃除をしてくれたらお小遣いを上げるよ。”と言われ、私が掃除をしていると、トサポン僧は私に、服を脱ぐよう命じ、卑猥な行為をしたのです。彼は行為を終わってから200バーツを私に手渡し、“誰にも言うんじゃないよ。”って口止めをしました。今回も、トサポン僧に呼ばれ、サーラーの裏門に行くと、トサポン僧は私をトイレに引っ張り込み、前回同様に卑猥な行為をしようとしましたが、寺院の職人のソムサクさんが通りかかり現場を目撃して、副住職に通報したのです。

 ソムサクさんは、『現場を目撃する以前から、ソムチャイ僧より、“トサポン僧が少女をサーラーの裏のトイレに連れ込んでいる。”との話を聞いていました。それから我々は、トサポン僧の行動をそれとなく監視していたのです。それでトサポン僧が少女に猥褻行為をしている現場を目撃したのです。トサポン僧は我々に気が付くと、急に顔色を失い、大急ぎでトイレから出て行きました。その後、ソムチャイ僧が私に、この件についてマハーチア僧に報告するように、と言ってきました。初めのうちは、トサポン僧も容疑を認めていたので、Bちゃんを呼んで話を聞きました。同時にBちゃんの母親のバンオンさんにも話を聞いて貰いました。バンオンさんは、トサポン僧を還俗させ、厳しいく処罰することを要求したのですが、トサポン僧は還俗することを拒否したため、マハーチア僧が、トサポン僧の母親と親族を呼んで話し合ったわけです。それでも結論が出なかったため、警察に通報した次第です。』と語った。

 警察ではトサポン僧の身柄をマハーウォン寺院に連れて行き還俗させた後、警察署に連行、猥褻行為の容疑で捜査、処罰の方針。
   





サソリの女王、世界新記録を達成!

 23日午後2時45分、パタヤにあるショッピングセンター、“ロイヤル・ガーデン・プラザ”の3階で、30歳になるタイ女性のカンチャナさんが、タイの名声を世界中に広げる世界新記録を達成した。

 彼女は、サソリ3400匹と共に広さ12平米のガラス箱の中で32日間暮らし、今までギネスブックに記載されていた、マレーシア人女性、マリーナさんの記録を、日数で2日間、サソリの数で700匹上回った。

 カンチャナさんがサソリと暮らしたガラス箱の周辺は、大勢の観光客や記者でで熱気に包まれ、今回の偉業をたたえる人達でごった返した。

 カンチャナさんは去る9月21日午後2時45分より、3000匹のサソリと一緒にガラス箱の中での生活を始めた。この間200匹のサソリが死んでしまったが、新たに300匹のサソリが生まれ、また10月9日には、死亡したサソリの追加として、400匹のサソリが箱の中に入れられた。
 
 32日間という記録が達成された時、マイナーグループ(株)会長のウィリアム氏がガラス箱の鍵を開き、カンチャナさんを箱から出し、彼女は、純金製の記録達成証と賞金5万バーツを受け取った。

 カンチャナさんは、『世界新記録を達成できて嬉しいです。“そんなこと出来るはずない。”って言う人もいたけど、多くの観光客の方々から声援を受け励みになりました。特に9月の24日にはここを訪れられた、元皇太子夫人からも励ましのお言葉を頂き、大きな励みとなり、今回の記録達成が出来、タイの名声を高めることができました。』と語った。





自分と息子の治療費を稼ぐ為にヤーバーを密売していたエイズ女性

 2日午後4時半、ペッブリ県麻薬取り締まりセンターの主任、サノーン氏は、ペッブリ警察署の警察官と共に、麻薬密売の囮捜査で、40錠のヤーバーを売ろうとしたラット(仮名:24歳)を逮捕した。

 警察での取り調べに対し、ラットは『確かに私はヤーバーを売ってました。1錠75バーツで仕入れ、それを90〜100バーツで売っていました。この商売を始めて3ヶ月ほどになります。』と容疑を全面的に認めた為、警察ではラットを法に基づいて処罰する事にした。

 取り調べの際ラットは、『ヤーバーを密売していたのは、エイズ治療薬のV1を買う為と5歳になるエイズに感染している息子の養育費を稼ぐためでした。私の暮らしはとても苦しいのです。19歳の時に建設業をやっていた夫と一緒に住み始め男の子を産んだのですが、1年前に夫はエイズが発症し、この7月に死んでしまいました。私も息子を連れてエイズ検査を受けたところ、2人共、エイズに感染していることが判りました。私は失業していましたし、V1を買うお金をどうしても調達する必要が有ったのです。確かに私は悪いことをしましたが、それも仕方が無かったのです。今回の私の犯罪に関し、女性保護団体に私の面倒を見て貰いたいし、児童福祉団体に息子の面倒を見て貰いたいと思っています。私が刑務所に入れば、誰も息子の面倒を見る人がいなくなってしまいます。』と涙を流しながら語った。





ゲイの男性、父と祖母を殺害

 チャチャイ容疑者(23)は、ゲイの恋人アヌパープ容疑者と共謀して、父親ピチャイさん(60)と祖母ラモームさん(78)を殺害した。

2人はまず、父親を押さえつけ喉を切り裂き、ダンベルで頭を何度も殴りつけ殺害。さらに、物音を聞き駆けつけた祖母も、口封じのため電気コードで締め殺した。

その後、強盗が侵入したように見せかけるために、アヌパープ容疑者に自分の身体を縛らせ、さらに金目の物を持たせ逃走させたというもの。また、奪った金20万バーツは、乞食に配ったと話している。

チャチャイ容疑者によると、幼い頃より家族を虐待、実の娘(容疑者の姉)には性的虐待さえしていた父親に日頃から恨みを抱いており、事件の起る数日前にも、容疑者が電話で恋人に電話をしていたところ、電話を取り上げられて激しい暴行を受けたので、今回の殺人に踏み切ったという。

なおチャチャイ容疑者はタイの名門大学チュラロンコン大学工学部を卒業後、BTS高架鉄道を運営するタナヨン社に勤務していた。





タイ−日混血児の村の子供達の暮らし。

 チェンライ県メーサイ郡、ウィエンチャイ郡、それにムアン郡には、タイ人と日本人との混血児が沢山いる。海外に出稼ぎに出る女性の待遇改善センターの調べに依ると89の村で一村平均3人のタイ−日の混血児が、北部の女性の海外出稼ぎの結果として暮らしている。

 7歳になるノックちゃんも“桜の国”から来た子供の一人で、現在は祖父母と共に、メーサイで暮らしており、母親が毎月仕送りをしてくれている。彼女の母親は、再び日本に出稼ぎに行ったのではない。ノックちゃんの母親は、ノックちゃんを生んでからタイに帰国し、ノックちゃんを祖父母に預けて直ぐにバーレーンに出稼ぎに行ってしまった。もし仕送りをしてくれるお母さんが居なかったらノックちゃんは勉強したり食事をしたり出来ただろうか?祖父母の家は貧しく、ノックちゃんの母親からの仕送り以外の収入は無いのである。

 次は、ノックちゃんと年齢が近いマリカの村。マリカは髪が薄く黄白色の肌をした8歳の女の子。彼女も祖父母に育てられている。マリカのお母さんは、マリカを背負ってタイに帰国後、エイズで亡くなってしまった。

 マリカの祖父母は、『孫は生まれて僅か9ヶ月の時にメーサイに来たんだ。肌が黄白色で目が小さく、村の人気者だったさ。』と語った。しかし、マリカは父親がどんな顔の人なのか知らない。父親について知っているのは、“日本に居る”と言う事だけ。それにマリカは日本に行った事も無ければ、父親から連絡を貰った事も一度も無い。

 最近のマリカは元気がない。満足な食事をしていないからか、いつも病気がちである。更に重要なことに、マリカは生まれるときから病気気味であった。母親が生きていたときには、薬を買うお金も有ったが、母親が亡くなってからはずっと今の様な状況が続いている。

 これら記憶のある内に日本から帰ってきた混血の子供達の多くは、タイ語が話せなかったが、タイでの暮らしが長くなるに従ってタイ語を理解するようになる。タイ語が話せるようになっても発音がはっきりしない。

 言葉の問題の他に、これらの混血児はタイの子供達と同じ暮らしをせねばならない。生活様式、勉強、食事(日本料理とタイ料理とは大きく異なっている。)にも慣れなければいけない。祖父母は味の濃いタイ料理に慣れ親しんでいるが、孫達は、薄味の日本料理が好みのようだ。

 将来の為、混血児にタイ料理を食べる様にするのも親族の役割。簡単で安上がり、便利な食べ物と言えば、卵料理は欠かせない。

 上記2人の暮らしぶりは北部タイの社会で見られるほんの一例である。チェンライ県は、村の若い女性達が、“収入がイイ”との理由で日本に出稼ぎに行く女性が多い地域である。“収入がイイ”との話の他に、日本に出稼ぎに行って帰ってきた女性からの経験談が、まだ行ったことのない女性に行く決心をさせる大きな決め手となっている。日本に出稼ぎに行き、帰る時には子供連れで帰る事になるとは、考えもつかない事である。

 両親が共に揃っている幸せな子供も沢山居るが、これらの子供達は父親の居ない子供である他、顔つき、肌の色、も異なる。中には親族から出来る限りの養育を受けている子供も居るが、心の深いところでは、これらの子供達も“愛情”や“温かさ”に飢えている。






『私を麻薬容疑で逮捕して!』と女性が警察に出頭。

 9月30日午後11時半、アントーン県ウィセチャイチャン郡ターチャン町に住む女性ルンタワンさん(28歳)が、ムアン郡にある警察署を訪ね、微笑みながら、『刑務所に入りたいから、私を麻薬摂取の容疑で逮捕して!ここに来る前にヤーバー2錠を吸引し、アンフェタミンを口から吸引したわ。信用しないなら、尿検査をすればいいわ。』と語った。

 記者の報告によれば、ルンタワンさんが、『私を逮捕して!』と言った事に対し署に居合わせた警察官達は非常に戸惑い彼女の言葉を信用しなかった。警察官達が彼女を逮捕するのを躊躇っていると、彼女は持っていた黒いバッグからヤーバー1錠を取り出し、警官に差し出した。すると警官は、やっと彼女を“麻薬所持”の現行犯で逮捕した。

 取り調べに対しルンタワンさんは、『友人多数と同居しながらバンコクで働いていたけど友人の多くはヤーバー中毒になっていた。私も友人に勧められるままにヤーバーをやるようになりました。何度も止めようとおもいましたが、その都度友人に無理矢理ヤーバーをやらされ、断ると暴力を振るわれたのです。今回、ノンタブリの借家からアントーンの家までタクシーで来たのですが、丁度警察署が見えたので、運転手に警察署に行くよう言いました。それで、“私を逮捕して!”って言ったのです。これも、あの仲間達から逃れ、麻薬からも逃れたいからです。刑務所に入れば、仲間や麻薬からも逃れられると思います。』と語った。

 警察では事情聴取の後、彼女の身柄を裁判所に連行し、留置許可をもらった。






小便の時も休憩なし、歌い続ける世界記録に挑戦。

 29日午前9時、プーケットにあるロイヤル・プーケットシティーホテルにてプーケット県副知事のウィナイ氏を主賓に迎え、“世界最長の歌唱マラソン”が開催された。記録に挑戦するのはプーケットで有名なDJのイサラクンさん。

 イサラクンさんは24時間休み無しで歌詞を見ずに異なった曲っを歌い続ける事に挑戦する。このような催しは未だ世界中で行われた事は無く、今回の記録が世界記録となる。この催しは官・民両方からの後援を得、タクシン首相や野党のリーダー、チュアン元首相からも花束が届けられ、多くの人達から声援を受けた。

 記録に挑戦するイサラクンさんは、『これまでにも24時間歌い続けることは3回やり遂げたし、今回に備えてテストも2回やっているので、記録達成には、自信がありますよ。プーケットに世界記録が誕生するのは間違いありません。これまで誰も挑戦したことがないし・・・。今回の催しは私にとっての夢を実現させるだけではなく、プーケットやタイの知名度を更に上げる事が出来るものと思っています。』と語った。

 今回の“歌唱マラソン”は、一人で24時間、トイレの時も食事の時も休み無く、同じ歌を復唱することなく、歌い続けることが義務付けられている。準備された曲は約500曲、内ポップスが7時間分、バラード3時間分、演歌6時間分などに加え、自作の曲も1時間分ある。

 午後7時現在、イサラクンさんは、プーケットの歩行者天国である中央通りで歌い続けている。

 プーケット市長のプミサック氏は、『“歌唱マラソン”は、プーケットの歩行者天国での催し“アンダマン海の真珠、7不思議、南部のパラダイス”の一部として実施されています。29日は最終の日曜日という事もあり、タイ国音楽協会の協力を得て、“歌唱マラソン”を実施する事になりました。プーケットにあるパブやバーを見ていますと、美しい自然や、文化・伝統に加え、歌を唄うと言うことも観光客に結構人気があるようです。今回の記録もRipley & Believe It or Not やGuinness World Records に記録されることと思います。』と語った。

 イサラクンさんは29日午前9時、タイ音楽協会会員の伴奏に合わせ、最初の曲としてタイ国歌、2番目に国王賛歌を唄い記録に挑戦を始めた。





イタリア人男性が10歳のタイ人少年にわいせつ行為


 東部チョンブリ県パタヤで、2人のイタリア人男性が10歳のタイ人少年を自宅に連れこみ、わいせつ行為を強要していたとしてツーリストポリスに逮捕された。

ツーリストポリスの調べでは、この42歳と50歳のイタリア人は、1ヵ月ほど前から自宅近くの小学校へ通う男子児童3人(いずれも10歳)に「欲しいものを買ってあげるよ」と声をかけ、実際にゲームボーイなどを買い与えていた。

後日、男らを信用した児童が彼らの部屋を訪ねた時、男らは児童に衣服を脱ぐように指示。裸になった児童に1人の男がわいせつ行為を強要。もう1人がその様子をビデオ撮影した。

男らはわいせつ行為を重ねる度、50〜100バーツの口止め料を渡していた。なお、男らは撮影した映像をインターネットで世界中に流布。それを見た欧米人男性から、タイ人少年とのわいせつ行為を求める問い合わせが多数あったことも判明している。





雇ったホステスは女装の男子中学生 経営者気づかず

 中学2年生(14)をスナックのホステスに雇い、客の接待をさせたとして、沖縄県浦添市のスナック経営者(32)が18日までに児童福祉法違反などの疑いで那覇地検に書類送検された。ところがこの「ホステス」、実は女装した男子中学生。警察に知らされるまで、経営者は女の子と信じていた。
 沖縄県警の調べでは、経営者は今年3月ごろ、求人雑誌を見て応募してきた「女の子」を面接した。自前のスカートやかつらをつけた中学生は、年齢を「19歳」と偽り、名前の末尾を「子」に変えていた。経営者は住民票などで年齢を確認しないまま採用を決め、4月から6月中旬まで働かせていたという。
 中学生は小柄で、化粧をして出勤。店のカラオケで歌ったり、閉店後に同僚のホステスらと食事に行ったりしても男とさとられなかった。学校を長期欠席しがちで、調べに対し「遊ぶ金が欲しかった」と言っていた。





女性器内にヤーバーを隠して運んでいたゴーゴーバーの女性を逮捕。

 15日午後1時、プレー県ソーン警察署が、“ヤーバーを運搬している奴がいる。”との情報を基にソーンとガーオを結ぶ道路で検問所を設けたところ、暫くして不審なピックアップが通り掛かった為、停車を命じ警察官が車内を捜査した。

 車内をくまなく捜査したが違法なモノは見つからなかった為、警察官は、乗っていた2人、ソーン郡内の学校で教師ウドムサック(43歳)と助手席に乗っていたマリー(24歳)、に降車を命じ、身体検査をした。婦人警官がマリーの体を調べた所、服のポケットからヤーバー8錠が出てきた。婦人警官がマリーに下着を脱ぐよう命じると、マリーの女性器の中から、コンドームに入れられた、紙に包まれたヤーバー644錠が発見された。

 取り調べに対しマリーは、『私はパタヤでゴーゴーガールとして働いている。プレー県ロンクワーン郡に住んでるチャイと言う男からヤーバーを買って、パタヤの同じ店で働いている同僚に預けるつもりだった。ウドムサックさんを400バーツで雇ってプレー空港まで送ってもらう途中で警察に捕まってしまった。』と供述した。ウドムサックさん、『私は運転を頼まれただけで、ヤーバーの事なんか知らなかった。』と語ったし、証拠品は全てマリーが所持していたため、後に釈放された。

 警察がマリーの自宅を家宅捜索した所、マリーの自宅は新築の大きな家で、室内からは、パスポート、車の予約証、バイク1台が見つかった。同時にパタヤ警察に連絡し、マリー所有のピックアップ1台を押収した。

 警察はマリーに対し4ヶ月前から内偵をしており、マリーはパタヤで働いており、外国人の夫が居るにも関わらず、頻繁に実家に戻っていた。かつては貧しかったマリーの実家は、今では大きな家を建てるに至った。実家に戻ると彼女は毎回の様にロンクワーン郡の山間部に出かけヤーバーを仕入れ、パタヤやバンコクで密売していた。





テレビのチャンネル争いで僧侶が同僚を刺し殺す。

 1日16時45分、ナコンシータマラート県バーンカン警察署に、“クロンサオヌア寺院で僧侶同士が喧嘩をし、重傷者が出ている。”との通報があった。

 警察官が現場に駆けつけると、寺院内の僧侶の住居の床に血痕が残っているだけで、刺された僧侶は善良な市民により、既にバーンカン病院に運ばれた後であった。被害にあった僧侶のキズが深かった為、僧侶はトゥンソン病院に転送されたが、病院に到着して間もなく、息を引き取ってしまった。死亡した僧侶は、クロンサオヌア寺院のソンブン僧(55歳)で、腹部、腕、背中など8カ所を刺されていた。

 捜査の結果、ソンブン僧を刺したのは、同じ寺院にいるスラチャイ僧(21歳)で、彼は既に逃走したあとであった。初期捜査では、喧嘩の原因は、スラチャイ僧がテレビのゲーム・ショーを見ていた最中に、ソンブン僧が割り込み、チャンネルをタイ・ボクシングの実況中継に替えた事から口論になり、それが高じて殴り合い、更には、スラチャイ僧が近くにあった刃物でソンブン僧を刺すに至った、モノと判明した。

 事件が起こった当時、寺院内にいた他の僧侶が騒動に気付き、住居の中を覗いたら、ソンブン僧が血を流しながら、床の上で横たわっていたため、急いで病院に運んだが、ソンブン僧は、キズに耐えられず死亡してしまった。

 事件を起こした二人の僧侶は普段から仲が悪く、ソンブン僧は僧籍に入って長い為、寺院内でも古株で、新人の僧呂に対して優越的な立場にあった。一方、スラチャイ僧は、僧籍に入って1ヶ月にも満たない新人であった。

 警察では犯人のスラチャイ僧の行方を追っているが、未だに逮捕には至っていない。スラチャイ僧は既に自分で僧籍離脱をして逃走しているかも知れないが、警察では近いうちに犯人を逮捕出来るモノと見ている。





公共の場所でセックス競争させるラジオ生番組を放送中止=ジョッキー2人は解雇――米国

衝撃的事柄を生のラジオ放送で流す米国のラジオ・ショック番組が最近、こともあろうに、マンハッタン5番街の有名なカトリック教会セントパトリック寺院(写真)内で男女がセックスをしているもようを中継して市民たちの激しい怒りを買い、担当のディスクジョッキー2人が解雇され、性交渉をしていた2人も逮捕された。

問題の番組は「オーピーとアントニーのショー」で、放送していたWNEW−FM局の親会社のインフィニティー・ラジオは、グレッグ(オーピー)ヒューズ、アントニー・キュミアの両ジョッキーを解雇し、全米の系列ラジオで放送されていたこの番組を打ち切りにしたと23日発表した。番組はWNEW−FM局でも最も人気があった。同局の支配人と番組編成部長は既に職務停止処分になっている。逮捕されたのはバージニア州の男女で、セントパトリック寺院の入り口から少し入った、信徒席から数フィートのところで性交渉に及んでいた。これを実況中継したプロデューサーのポール・メキュリオも猥褻物陳列の共犯で捕まった。

「オーピーとアントニー」は今年の特別競争として、リスナーたちに公共の場所でセックスをする冒険に挑むよう呼び掛け、「教会は25ポイント」などと場所ごとに点数のランク付けをしていた。

市民からの抗議が殺到したため、米連邦通信委員会(FCC)が同ラジオ局の放送免許を取り消す可能性が出ている。





観光の学生から現金奪う−タイで邦人逮捕

声掛け、睡眠薬を混ぜたコーヒーで眠らせる

 タイ警察当局は10日までに、バンコクを観光旅行で訪れた神戸市出身の大学生(23)に宿泊先で睡眠薬を飲ませて現金などを奪ったとして、窃盗容疑で大阪市港区の無職月本恵一容疑者(30)を逮捕した。

 月本容疑者は今月6日、バンコクに到着した大学生が宿泊先を探していた際に声を掛け、一緒に宿を見つけてチェックイン。睡眠薬を混ぜたコーヒーを飲ませて眠らせ、現金計3500円相当とパスポート、トラベラーズ・チェックなどを奪った疑い。月本容疑者も旅行目的でバンコクを訪れていた。

 月本容疑者は翌日、現地の銀行でトラベラーズ・チェックを現金化しようとしたが、盗難届が出ていたため警察に通報され逮捕された。





「お金で買える愛」400年の売春の歴史をたどる特別展

オランダ売春の歴史特別展=アムステルダム歴史博物館で、久田写す

 売春宿が合法化されていることで知られるオランダのアムステルダム歴史博物館で、売春の歴史400年をたどる特別展「お金で買える愛」が開かれている。
 オランダが繁栄を誇った大航海時代の17世紀、港町アムステルダムの売春宿は、羽振りのいい船乗りでにぎわっていた。そこは今では「飾り窓」として、オランダ観光の人気スポットの一つになっている。

 同博物館で、当時から今日までのアムステルダムでの売春の実態や、取り締まりと容認の間で揺れ動いた当局の対応などを、絵画や写真、売春婦へのインタビューのビデオなどで紹介している。

 今回の展示の趣旨について、博物館は「売春に対する意見は様々だが、これもアムステルダムの歴史の一部だから」と説明している。

 「生活のために」と語る売春婦、ビジネスと割り切る売春宿経営者、快楽を求める利用者……。それぞれの立場の思惑が絡み合う展示から、何をくみ取るか。人々は神妙な面持ちで展示と向き合っている。

 現在、オランダで売春をしている女性の多くは旧東欧などの出身だ。「彼女たちは売春合法化の犠牲者だ」との指摘が耳に重く響いた。





女児押し倒してパンツ強奪、変態男を逮捕

約10件の余罪を供述

 下校途中の小学女児2人を押し倒して下着を奪い取り、けがを負わせたとして、和歌山県警岩出署は30日、強盗傷害の疑いで、大阪府貝塚市三ツ松、無職藤崎旭容疑者(29)を逮捕した。

 調べでは、藤崎容疑者は7月2日午後4時20分ごろ、和歌山県那賀郡の路上で、6年の女児(11)に「パンツ見せて」と近づき、押し倒してスカートの中の下着を奪い取り、女児の手に7日間のけがを負わせた。また4日にも同郡の路上で同様に3年の女児(8)から下着を奪い、10日間のけがを負わせた疑い。

 同じような事件が6月中ごろから発生、同署はバイクに乗った不審な男として藤崎容疑者を割り出した。同容疑者は容疑を認め、同郡や大阪府南部で約10件の余罪があると供述しているという。





ヤーバーを手に、ウェイトレスを口説いていた警察官を逮捕。

 18日0時15分、ロッブリ警察署に“自称警察官という男が拳銃を身につけ、スポンパンホテルのコーヒーショップでビールを呑んでいる’“との通報があった。

警察官が現場に赴くと、そこでは、丁度その男がウェイトレスと話をしているところであった。警察官は、“男が麻薬の密売をしている。”と疑い、おとり捜査をしたところ、男は、ヤーバー1錠の売買を持ちかけた。おとり捜査を担当した警察官は、すかさず身分を明らかにし、その男を現行犯逮捕し、身体を調査、おとり捜査で、警察官が使用した現金100バーツと、45ミリ口径の拳銃1丁、実弾6発を証拠物件として押収した。捕まった男は、顔面が蒼白になっていた。

警察官が男をターヒン署に連行し、取り調べを行った所、男はタムウン警察署に勤務している現役警察官、ティラトン巡査(47歳)であることが判った。一晩にして警察官から容疑者になってしまった彼は取り調べに対し、『知り合いに頼んでヤーバー3錠を買ってきてもらった。その内1錠はお礼として彼にあげた。それから車でいつも来ているあのレストランに行った。あのレストランのウェイトレスには美人が多いので・・・。私が、“ヤーバーを1錠あげるから、今夜一晩つき合わないか?”とウェイトレスを口説いている最中に警察のおとり捜査に引っかかり捕まってしまった。私のような下級警察官の暮らしは何もいいことがない、ただただその日を暮らしているだけ・・・。女房も10年以上前に子供2人を残して逃げていった。警察官の仕事も辞めてしまいたいとず〜っと思っていたけど、子供が学校を卒業するまでは・・、と我慢して続けてきた。ヤーバーに関しては、私は常習者でなく、ただ時々やっていただけ。警察に捕まったけど、これもマイ・ペンライ。自分が悪いことをしたのだから仕方ないさ。』と語った。





大麻密輸の邦人にむち打ち刑

シンガポールで今年3月に麻薬密輸容疑で逮捕された日本人の男が15日、下級裁判所で禁固8年、むち打ち5回の刑を言い渡された。
グラフィックデザイナーとして働いていた堀田修治被告(27)で、乾燥大麻をマレーシアから密輸し、税関で逮捕された。シンガポールでは500グラム以上の大麻を密輸入すると死刑になるが、今回のケースでは300グラム以下だったという。





未来の?トゥクトゥク?が登場

10月から プロモーション開始

流体力学を意識したようなファッショナブルなフォルムをしている―。写真は、タイ自動車研究所が発表したトゥクトゥク。流線形のボディが眩しい、未来のトゥクトゥクだ。残念ながらまだハリボテの状態で、実走行が可能な完成車ではないが、「価格は搭載するエンジンによって八万バーツから十万バーツを予定。

この十月にはタイのマスコミを通じて発売に向けたプロモーションを大々的に展開し、インドやパキスタン、スリランカなどアジアの周辺国にも輸出したい」と同研究所関係者の話しは弾む。 ちなみに現役のトゥクトゥク運転手にコメントを求めると、「前輪が細いから運転するのが怖い」「荷物が積みにくそう」と鋭い指摘をした人もいた。しかし、デザインについては大半の人が「カッコエエ!」と声を高めた。p





タイのお寺で1日2件の殺人・銃撃事件発生

 敬虔深い仏教国タイで、一日に二件もの殺人・銃撃事件が発生、宗教関係者のみならず国民にも大きな衝撃を与えている。

 いずれも六月二十六日に発生した事件。一件目はノンタブリー県バンクルアイ郡のワット・フーチャン(象の耳寺院)内の僧房一階で、同寺院から二百メートルほど離れたラムットナイ寺院の住職を務めるウィナイ容疑者(六四)が拳銃で頭をぶち抜き死亡しているとの通報が入った。同容疑者は、右こめかみを撃ち銃弾は左耳たぶを貫通。そのそばには拳銃一丁が落ちていた。同時に、ワット・フーチャンの副住職ウィナイトン師僧(五七)も右肩口を銃撃され重傷を負っており、近くの病院に搬送された。

 寺院にいた人の話によると、ウィナイトン師僧が托鉢から戻り鉢を洗っていたところを、ウィナイ容疑者が険悪な面持ちでやってきたという。ただ、この二人の僧侶は寺も互いに近く親しい間柄ということもあり、どうせいつものくだらない言い争いだろうと周囲は誰も気にとめなかった。ところが、容疑者は隠し持っていた拳銃で師僧にいきなり発砲、師僧は肩口を撃たれ現場に倒れた。容疑者はその拳銃を今度は自分のこめかみに向けすかさず発射。周囲に脳みそが飛び散り容疑者は即死した。

 警察がラムットナイ寺院の僧房内部を調べたところ、同寺院の帳簿のほか、容疑者が師僧に対して抱いていた不満を暴露する内容の書面も見つかっている。関係者の話によると、帳簿の内容には不審な点があり、住職である容疑者がこれに関わっていることをうかがわせる記録があったという。そのため同容疑者は、師僧が同帳簿を改ざんしたのでは、という疑いを持つようになった。警察では、容疑者がこの問題のケリをつけようと師僧に詰め寄ったが取り合ってもらえなかったため、発砲したものとみて、帳簿の作成に関わった者などから詳しい事情を聴くことにしている。

 もう一件の事件は二十六日の未明、ムクダハン県ノンスン郡のパヤートナムティパヤラム寺院内説法所で、サティット師僧が血を流して死亡しているのが発見された。遺体の頭部は鋭利な刃物でカチ割られ、首もほとんど切断されているという身の毛のよだつ状態だった。

 同寺院の僧侶によると事件前、同寺院の修行僧ソムチャイ容疑者(三〇)がサティット師僧と激しい口論をしていたという。容疑者は「修行僧から僧侶に格上げしてほしい」と頼んだが、サティット師僧は「お前は修行が足りないうえ、修行僧になってまだ一ケ月しかたっていないだろう」と一蹴。これにカッとなった容疑者が、用意していたナタで師僧の首を一撃、首はほとんどちぎれた状態となった。さらに、それだけでは気が済まず、今度は頭部をめった斬りにして現場から逃走したという。

 警察が容疑者の行方を追っていたところ、同日朝になって容疑者が寺院に姿を現したためその場で逮捕、詳しい動機を調べることにしている。





少年を犯したオカマに禁固二十一年の刑

 刑事裁判所は六月二十八日、児童拉致および強制わいせつの罪で起訴されていたソムチャイ被告(二九)に、禁固二十一年の実刑判決を言い渡した。

 事件が起きたのは四年前の九八年二月。ボーイ君(仮名、当時十一)は葬儀に出席するため学校を早退し、近くのデパートで兄を待っていたところ、少年警官を名乗るソムチャイ被告が現れ、ボーイ君をホワランポーン駅に連行。列車に乗せて南部のスラタニー県へ向かった。その間、ボーイ君は「逃げようなんて考えたら、ただではおかないからな」と被告に脅されていたため、抵抗の余地はなかった。

 列車がスラタニー駅に着くなり、被告はボーイ君をきのこ農園に送り込み、そこで無賃労働を強制。その間、ボーイ君の衣類を無理やり脱がせ、三度にわたりわいせつ行為をした。その後も、被告はボーイ君を連れ回しては建設現場や自転車工場で働くよう強制していた。挙げ句、ボーイ君の賃金全額を預かり姿をくらました被告。ボーイ君が途方に暮れていたところ、同自転車工場のオーナーがボーイ君の母親に電話で連絡してくれたため、ボーイ君は無事バンコクに戻ることができた。警察はボーイ君の証言などから犯人を割り出し、その足取りを追っていたが、事件発生から二年後の二〇〇〇年十月に犯人を逮捕、起訴した。

 判決では検察側の主張を全面支持。十五歳以下の児童に対する強制わいせつ罪が一回につき禁固十年、被告は三回犯しているため計三十年。ただし被告は罪状認否で容疑を認めたため刑期が半減され十五年。これに十五歳以下の少年を拉致した罪が六年で、合計禁固二十一年の実刑判決が言い渡された。





女性教師へ長老会議裁定で“報復暴行"…パキスタン

パキスタン中北部パンジャブ州の村で、18歳の女性教師が、村の伝統的自治組織である長老会議の裁定に基づき“合法的”に集団レイプされた。この女性の弟(11)が、高位に属する別の部族の女性(22)と2人だけで歩いていたのを「不適切な関係を持ったのでは」と疑い、懲罰的に行ったという。

 現地からの報道によると、高位部族の女性の家族が、「下位部族の男に汚された」と長老会議に訴え、報復を求めた。先月22日、長老会議は同日中に女性教師を招致して報復レイプの裁定を下した。女性は「私はあなた方の娘か妹のようなものなのに」と泣いて訴えたが、聞き入れられなかった。暴行した4人の男のうちの1人は、長老会議のメンバーだったという。

 パキスタンの農村部では女性の地位が低いうえ、部族間の序列が社会規範を決める一要素となっている。長老たちの決定には警察も見て見ぬふりをする傾向があり、事態を重くみた最高裁は地元警察の幹部に出頭を要請した。暴行犯2人は逮捕されたが、2人は逃亡中で、ムシャラフ大統領は全員逮捕に全力を挙げるよう全国の警察に指示した。





笑顔の裏側

 昨年より行方不明となっていた二人の日本人旅行者が先日、タイ人違法ガイドに殺害されていたことが発覚した。このガイドが自白した手口は、最初は親身になり、いろいろな観光スポットを案内、相手を信用させた後、アパートに誘い、友人と共謀して殺害するというもの。死体はカバンに詰めて、運河に遺棄していた。

 また一昨年、弊社で研修をしていた日本人男性は、サイアムスクエアで親しくなったタイ人男性二人に都内を案内され、空港近くの中国寺院で睡眠薬入りのヤクルトを飲まされ、気を失った後、身ぐるみを剥がされるという災難に遭遇した。

 一方、数年前には、タイ南部ソンクラー県で一家五人の首吊り死体が発見されるという事件があった。ここでも犯人は家族同様の付き合いをしていた若いタイ人男性とその友人。しかも、家族を一カ所に集め、一人づつ首を吊っていくという残虐性も発揮した。

 タイのガイドブックでも近年、犯罪関係の記載が増えてきている。それだけ、事件に巻き込まれる旅行者が多いということだ。一般の観光旅行に飽き足らず、「タイのことを少しでも理解したい」と思うあまり、つい親しく話しかけてくるタイ人と行動を共にしてしまう。しかし、タイ人は決して積極的に人に話しかけるタイプではない。それだけに、あまりにフレンドリーな場合、豹変する可能性が小さくないため、疑ってかかることも必要だ。

 特に自宅に招かれた時には、複数で訪れた方がいい。たとえば、タイではレイプ事件が多いが、大半は顔見知りの男性の犯行。それも、事件現場は自宅であることが少なくない。確かに疑ってばかりいたら、旅を楽しむことはできない。しかし、警戒心を常に持ち続けることは、異国を旅する時の〃鉄則〃ともいえるだろう。






サッカー賭博で負けたサムローの運転手、道路標識を盗む

 6月29日午後10時半、ロイエット警察署に、“学校の前の道路で、道路標識を盗もうとしている男がいる。”との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、そこでは、ロイエットに住むサムロー運転手、コウィト(46歳)が交通標識と分かれ道の標識、合わせて5枚を盗み、更に新たな標識を盗もうとしているところであった。警察官は窃盗の現行犯でコウィットを逮捕。

 逮捕されたコウィットは酒に酔っており、取り調べに対し、『普段は古物回収業をやってます。事件を起こす前に、友人の家で酒を飲みながらテレビでワールドカップの試合を見、サッカー賭博をやりました。私は韓国に賭けていたのですが、韓国が負けた為2000バーツ負けたのです。負けたお金を返す当てがなかったので、道路標識を盗んで古物回収業者に売ろうと考えました。ロイエットの町中にある業者は鉄は1キロあたり20バーツで買い取ってくれますから・・・。でも先に捕まってしまいました。でも前科はありませんよ。こんな事したのは初めてなんですから・・・。どうしようも無かったもので・・・』と語った。





日本人女性が象使いに

 タイに旅行で来た外国人が、タイの魅力の虜になり、自国に帰りたくなくなる、という事は珍しいことではない。日本から来た女性エンドウ・アキコさんも旅行でアユタヤを訪れ、観光客を乗せて遺跡巡りをする象の虜になり、自ら象使いの訓練を受けている。

 アキコさんは現在22歳で日本のオキカワ(沖縄?)出身、地元の高校を卒業。彼女の父親は彼女が卒業した学校の教師を務めており、母親は民間会社の広報部に勤めている。彼女は学校を卒業後、一旦、水泳の先生として働き、貯金をしてから海外旅行に出るようになった。彼女の憧れの国はタイ。

『去年タイに観光に来てバンコクに3ヶ月滞在しました。その間に、アユタヤに行った友達から、アユタヤの象の話を聞き、またタイに来たくなった。一旦日本に帰った後、再びタイにやって来て、象を見、それに乗りたくてアユタヤの象センターに直行しました。そこで、遂に象センターで象と一緒に暮らそうと決心したのです。た。象は大きな体をしているけど、やさしいし、それにちょっと可哀想。』と彼女は、今回の経緯を語った。

 彼女の、“象センターでボランティアとして働きたい。”、“象のことをもっと知りたい。”と言う強い意志を汲んで、象センターのオーナーも彼女が象村に住むことを許した。彼女も象と意思の疎通が図れるようになって、観光客を乗せて遺跡を廻れるようになるまで、象の糞を処分したり、象に水浴びをさせたりし、象使いと同じ暮らしをせねばならない。既に2ヶ月余りが経ったが、彼女は象使いの暮らしについて知ると共にタイ語も身につけた。

 『時々、日本が恋しくなることもあるけど、でも日本に戻ればきっとまた象が恋しくなるに決まってるから、まだ日本には帰らない。ここでずっと暮らすか、日本に帰るか、という決心をするにはまだまだ何ヶ月もかかりそう。今でも毎週日本の実家との間でEメールのやりとりをしています。象と暮らすのも楽しいし先日の19日には、私が外国人を乗せている18歳の象、ラッサミーが雄の子象を出産しました。ラッサミーが出産した夜、私も見にいったけど、新しい命が生まれるのを目の当たりにしてとても感動しました。普通の人は、生まれたての象を見る機会なんて無いでしょうからね。』

 今、彼女はラッサミーの他に、獣医や他の象使いの助けを借りて、象の赤ちゃんの面倒も見ている。





女房に捨てられた電気工、感電自殺

 22日午前6時半、バンコク都内バンナー警察署に、“スアンルアン区内にある借家内で死んでいる人がいる。“との通報があった。

 警察官が民間レスキュー隊員と共に現場に駆けつけると、そこではヤラー県出身の電気工、ウィラサックさん(31歳)がベッドの上で仰向けの状態で死亡していた。左の手首に電線の端が貼り付けられ、やけどの跡のような傷が見られた。また右の足首にも電線の端が貼り付けられ、やけどの跡が確認された。電線は共にコンセントに差し込まれた状態であった模様だが、警察官が到着した時点では、既に親族により引き抜かれていた。

 部屋の壁に掛けられていたホワイトボード上には、“家庭内に問題はない、麻薬も止めた、おまえが幸せになれますように・・。奴がおまえのことをとっても愛しますように・・・。(奴と一緒になっておまえが幸せになれますように・・。)”と、ウィラサックさんの筆跡で書かれていた。またそのホワイトボードには、赤色のペンで、“お母さん、あの人と一緒に幸せになってね。僕はパパと一緒に行きます。”と息子のモノと思われる筆跡で書かれていた。

 現場検証の結果、ウィラサックさんは以前ジュタマーと言う妻と共に暮らしており、二人の間には10歳になる男の子一人がいたが、ジュタマーさんに新しい男が出来、彼女は夫と子供を捨てて、ロイエット県で、新しい男と一緒に住むようになってしまった事が判った。ウィラサックさんはジュタマーさんに何度も復縁を迫ったが彼女が同意しなかった為、ウィラサックさんはノイローゼ状態になり電線を体に繋いで感電自殺したものと判明した。当初、彼は息子も道連れに自殺するつもりであったが、心変わりし、自分だけが自殺した。彼が自殺したときには息子もベッドの上で寝ており、息子が目覚めてからも、父親が寝た状態のままであったため、息子が近所に住む親戚に異変を知らせた。知らせを受けた親戚がウィラサックさんの状態を見、驚いてコンセントを抜いたが、ウィラサックさんは既に死亡していた。





窓ガラス破り、「新記録」目指した…

高校生ら少年10人逮捕−大阪

 出身中学校の校舎の窓ガラス約400枚を割ったなどとして、大阪府警少年課と貝塚署は14日までに、暴力行為法違反や器物損壊などの疑いで、大阪府貝塚市の高校生6人を含む15−17歳の少年計10人を逮捕した。

 少年らは「学校や交番のガラスを割るとスカッとした」と供述。隣接する岸和田市内の中学校で窓ガラス128枚が割られたことを知って「新記録を達成したかった」と話しているという。

 調べでは、少年らは今年2月22日深夜、石を投げたり、モップの柄でたたくなどして出身中学校の校舎の窓ガラス計427枚を割ったほか、昨年10月から今年3月に、同じ中学校の窓ガラス20枚や、5カ所の交番の窓ガラスなど6枚を割った疑い。

 被害総額は約280万円に上る。






W杯賭博で約650人逮捕−タイ

16日付のタイ英字紙ネーションによると、サッカーのワールドカップ(W杯)の違法賭博により、同国内でこれまでに657人が逮捕され、かけ金約150万バーツ(約450万円)が押収された。

 警察当局によると、逮捕者の中には、インターネットを使った賭博サイトに関連していた者も含まれているという。






<人身売買>日本で外国人女性が性的搾取の対象 米国務省報告

 米国務省は5日、売春や強制労働を阻止する取り組みについて世界各国を3段階にランク付けした02年版「人身売買報告」を発表した。報告は日本について、タイ、フィリピン、コロンビア、ロシアなどの女性が性的搾取の対象となり、中国などアジア諸国の男性も奴隷的労働の犠牲になっていると指摘。被害者が違法入国者として強制退去処分になるのは不適切だとも批判し、昨年と同様、取り締まりなどについて「基準を満たさないが努力中」という第2類に指定した。

 この報告は00年に成立した人身売買犠牲者保護法に基づき、昨年から発表されている。01年4月からの1年間を扱った今回は、90カ国・地域を対象に挙げ、「基準を満たす」第1類は西欧諸国を中心に18カ国・地域。アジアでは韓国と香港が指定された。昨年、基準を満たさず努力も見られない」という最低の第3類に分類された韓国は、その後「長足の進歩があった」として今年は2段階アップの評価を受けた。

 日本と同じ第2類は、中国、インド、パキスタン、イスラエル、メキシコなど53カ国。第3類はイラン、サウジアラビアをはじめ中東のイスラム諸国や、ロシア、インドネシア、アフガニスタンなど19カ国だった。

 報告は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)やイラクなどについては、十分なデータが得られないとして分類対象にしていない。

 この報告は米議会に提出される。03年以降の報告で第3類に指定された国は、人道部門や貿易などを除く分野で米国からの支援停止など制裁対象となる。





販売、使用など禁止/幻覚キノコ


「マジックマッシュルーム」として販売されているキノコ
 
 麻薬成分を含んでいるものの販売や所持に対して法規制がなく、これまで市販されていた幻覚キノコ(通称マジックマッシュルーム)が6日から「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬および麻薬向精神薬原料に指定する政令」が施行されることで法規制される。県内でも若者が多く集まる北谷町などで販売されていることが確認されている。
 北谷町の美浜、北前付近では、複数の業者が幻覚キノコを「合法ドラッグ」として販売していたが、現在では6日の法規制を前にほとんどが販売を中止。ある業者は「今ごろ売ったら6日以降にマッシュを処分していない客が捕まった場合、家宅捜索を受けてしまう」と話していた。
 しかし業者の中には、ぎりぎりまで在庫処分をしようと一袋にパックした6000円の品を、半額近くまで値下げする者もいる。さらには古いものや、シメジの乾燥したものを「マジックマッシュルーム」と偽って売りつけていた業者もいるという。
 幻覚キノコには幻覚を起こすサイロシン、サイロシビンという成分が含まれていて、摂取すると各種知覚異常を誘発するほか、嘔吐(おうと)やめまいなど身体の異常を引き起こすケースもある。県外ではキノコを摂取したことが原因となった死亡事故なども起きている。今回麻薬原料物質として指定されたことで栽培、輸出入、譲渡・授受、所持、使用などが禁止され、これらを不正に行えば懲役刑を含む罰則が適用されることになる。





フーリガン、大半がタイ出国

パタヤ日本のテレビ番組クルーが暴行被害

 タイ警察当局によれば、サッカーの試合で騒動を起こすフーリガンを含む、多数の英国人サッカーファンがチョンブリ県パタヤに結集していたが、そのほとんどがすでに開催国の韓国や日本に出国したという。

 タイ警察庁のポンサパット報道官は、「移民課(出入国管理当局)や地元の警察からの報告では、パタヤに残っている英国人サッカーファンは非常に少なくなっており、これらファンも数日中にタイを離れるとみられる」と説明した。これまで、「開催国に入国できないフーリガンがタイ国内で騒動を起こす可能性がある」との指摘もあったが、そのような事態は避けられそうだということだ。

 また、パタヤでは英国人経営のバーにたむろするフーリガンを取材しようとした日本のテレビチームのタイ人クルーに護身用唐辛子スプレーを吹きかけた事件に関与したとして、英国人の男(四七)が逮捕された。しかし同容疑者は、サウス・パタヤのクラブ「ドッグズ・バラクス」周辺で自分を撮影しようとしたクルーにビールをかけたことは認めているが、スプレー事件には関与していないと主張している。

 事件が起きたのは五月二十五日の夜のことだった。取材チームはクラブの中を撮影しようとしたが、拒否されたため、向かいのバーで撮影していたところ、五、六人の西洋人の男がやってきてスプレーをかけたり、取材チームの車の中を荒らしたりして逃げていった。車内からは何も紛失していなかったが、チームは暴漢の何人かを撮影しており、そのテープを警察に証拠として提出していた。

 ビールをかけた罪でサウス・パタヤ署に連行され、罰金千バーツを払うことになったこの英国人によれば、クラブのオーナーとは面識があるが、一般に言われているようなフーリガンでもなく、また、客の中にもフーリガンはいなかったという。

 なお、警察当局によれば、スプレー事件の犯人は、ジェイソンという名の英国人の男であることが判明している。警察はサッカーW杯の期間中に外国人が騒ぎを起こすことがないようパトロールを強化する方針とのことだ。





十三歳の娘を借金のカタに 六十三歳の貸し手との結婚を強制

 アントーン県で、十三歳の少女と六十三歳の男の結婚式があるとの住民の通報があった。公共福祉局の職員が現場に急行したところ、実際に式の準備がすすめられていたため、少女Bさんを保護した。少女の証言は通報の通りで、母親のサムリー(三二)と祖父のトーンロー(六二)に強制され、借金のカタにソムチットという六十三歳の男と結婚させられそうになっていたことが明らかとなった。サムリーとトーンローは十万バーツの借金があり、返済できないでいた。

 Bさんは「私はサムリーの次女ですが、父と母は離婚して母に養育してもらっていました。でも、今年の一月に学校から帰ると、私が祖父の友達のソムチットと結婚すればソムキアットという男から借りている五万バーツを肩代わりしてくれる、という話になっていました。私が断ると、母らから暴力をふるわれました。今年のソンクランには、父の違う兄弟とお寺に遊びにきた私を見て、ソムチットは若い男と一緒にいると母たちに文句をいいに来ました。それで母とも喧嘩となり、結婚話も流れたのです。

それなのに、ソムチットはその後、現金で七万バーツの結納金を払うなどと母たちに持ちかけ、結婚式をすることになりました。私はまだ子どもだし学校に通いたいので断りましたが、母から暴力をふるわれ、仕方なく明日結婚することになっていたのです」と事情を話した。

 警察はサムリーらから事情聴取を行ったが、サムリーは「子どもは母の恩に報いる義務がある」などと話し、自分は子どもを売るつもりではなかったと容疑を否認。警察も、結婚式が実施されてBさんと男が性的な関係を持った時点から犯罪になる、と判断、母親と祖父を釈放した。

しかし、公共福祉局はBさんが精神的なケアを受ける必要があり保護するこをを決めた。局では、Bさんが絶対に結婚式に出席できないよう手配、サラブリ県の福祉施設に入所することになった。今回、近所の住民の通報があったため、少女は無事保護され結婚式はキャンセルとなった。





ピックアップ・トラックが飛び出してきた子象に衝突、運転手が死亡。

 20日、チャチェンサオ県タータキアップ郡の郡長にもとに、“野生動物保護区から1キロほど離れた所で、象が車にはねられて死んでいる。”との連絡があった。

 郡長は、警察に通報すると共に、現場に急行すると、そこには、5歳ほどの雄の象が路上で横たわり死亡していた。そこから100mほど先には路肩にピックアップ・トラックが横転しており、車内では、アントーン県出身のパーンさん(36歳)が運転席で死亡、助手席には妻のカラヤーさん(33歳)が負傷し、驚いた様子で座っていた。

気を取り戻した後、カラヤーさんが警察に語ったところによると、『バンコクの家から、サケオ県の親戚を訪ねに行く途中でした。事故現場に差し掛かったところ、丁度、野生象の一群7頭が道路を横切ろうと飛び出して来ました。夫はスピードを出していたため、ブレーキが間に合わず、最後の1頭にぶつかってしまいました。それから車は100m程進んで停止しましたが、運転していた夫は顔中が血だらけになり、私は何とか助けようとしましたが無理でした。そうしている間、残りの象6頭が、車の周りに来て、声を上げながら私が座っている車を揺するのでした。私は怖くて何も出来ず、車内で目を閉じていました、1時間ほどして象達が森の中に戻り、たまたま通り掛かった車に助けを求めた次第です。』との事。

 野生動物保護区の責任者、チャルポン氏は、『今年は既に2頭の象が交通事故で死亡している。今回の事故で死んだ象は体重が1,500キロ、年齢が5歳と、かわいい盛りであった。通常、象は7〜8頭で群れをつくり、エサを探して夜間に徘徊している。事故は、運転者も被害を被るし、象の数も減ることになるので、この道路を利用する人には、特に注意をしてもらいたい。最近の調査では、この保護地区には、象は200頭ほどしかいない。』と語った。

21日午前10時半、野生動物保護区事務所前で、地元住民約100人が、付近の寺から僧侶を呼び、今回の事故で亡くなったパーンさんと子象の冥福を祈った。





過去最大規模、550人の売春クラブ摘発

20歳から64歳までの女性、登録客も700人超

 警視庁保安課と千葉県警の合同捜査本部は27日までに、売春防止法違反の疑いで千葉県市川市原木、野口直巳容疑者(56)ら売春クラブ経営の女3人を逮捕した。3人は連携して5店舗を営業していたが、登録して売春行為をしていた女性は都内や千葉、埼玉在住など総数は550人、登録客は700人以上にのぼるとみられ、警視庁によると過去最大規模という。

 調べによると、野口容疑者は東京都江東区亀戸に事務所を設けて派遣型売春クラブ「恋姫」を経営。昨年12月19日午後2時ごろ、客の会社員男性(57)に千葉市中央区のフリーター女性(39)を紹介し、売春をあっせんした疑い。

 5店は「愛人紹介」、「大人の交際」などを装い、風俗誌などで男性客を募って売春相手を紹介。交渉が成立すると、客は売春する女性への支払いと別に、店側に入会金と紹介料各1万円を支払っていた。女性はアルバイト情報誌で募集、会社員、主婦、風俗店勤務など20歳から64歳までの女性が登録し、自宅やホテルなどに女性を派遣していた。





カンボジアにはエイズ発病患者がおよそ2万人いる

国家エイズ・皮膚病・感染症対策センターのミァン・チヴォン所長によると、現在世界はエイズ問題に高い関心を持って取り組み、この凶悪な病気を防止しようと様々な対応を行っている。カンボジアは東南アジア地域で最もエイズ感染・発病患者の多い国である。とはいえ、政府、保健省は一丸となってエイズ問題に取り組み、その成果は目に見えてよくなっている。この中には様々なNGOや機関の支援がある。同氏は「現在のカンボジア国内のエイズ状況は改善に向かっている。特にHIVウイルス感染者数が大幅に減少しているのである。血液検査や関連機関からの情報交換をもとに考えると、1998年当時は成人(18〜45歳・性行為をもとにした年齢分け)の3.8%がHIV感染者であった。だが1999年になってその数字は3.2%、2000年で2.8%にまで下がったのである。2001年にはこの数字が高くなっているとの報告はなく、8月には正確な数字が出るだろう」と述べた。このHIV感染者率の減少について同氏は「大きく2つの要因がある。1つは我々のセンターがNGOなどと協力して国民、兵士、警察官などに直接、エイズ予防教育・宣伝活動を行ってきたからである。この指導を受けた人々は、エイズに関する認識を深め、コンドームを使用するなどの予防に努めるようになった」と述べた。現在、娯楽施設や買春宿などでのコンドームの使用率は高くなっている。また性行為を巡る環境の変化もエイズの減少に大きく影響している。すなわち、エイズの感染媒介の一つである男性が、家庭外で性行為を行う率が30%に減少しているのである。以前は男性の家庭外での性行為は60%であった。一方、HIV感染者減少のもう一つの理由に、エイズ発病患者がこれまでに多く亡くなっていることがある。このためエイズの感染率が減っているのである。しかしながら、エイズ発病患者の数は2000年頃から2万人に膨れ上がった。一方HIV感染者の数は169,000人ほどであると言われている。エイズ対策センターではエイズの予防に積極的に取り組んでいる。なぜならこの病気には、治癒のための薬がないからである。





都心の公園が“乱れた性"の温床に・・・

 16日、記者の元に、都内ラチャウィパー交差点の高速道路の高架下にある公園付近を通る人から、“公園内で、男性同性愛者多数がたむろしており、売春行為などをしており、犯罪に繋がる恐れがあるから、関係各所に連絡して欲しい。”との連絡があった。

 記者が現場を見に行くと、そこは、やや大きな木が茂った公園で昼間でも少し薄暗い程であった。日が暮れると、男性同性愛者達のミーティング・ポイントになっている様で、楽しみを求めたり、中には売春をする者までいた。男性同性愛者は、皆、黒っぽい服装をしており、一見普通の男性に見えるが、話しかければ直ぐにゲイと判る。

 たむろしていたゲイの一人に尋ねたところ、『17〜25歳位の若いゲイから性的サービスを受けたかったら1回300バーツ位から。ま〜、容姿にもよるけど。値段交渉が成立したら、奥の木陰に隠れてサービスを受けられる。手でのサービスは100バーツ、オーラルは200バーツ。客がお金を持っていて、場所を変えたい、と言った場合は500バーツ。』との応え。

 いずれにせよ、この公園には、オカマは居ない。オカマが公園に入ってくると、ゲイ達が、“雰囲気が乱れる”事を嫌がり、彼らを公園から追い出すのである。





塀に中の“ワールドカップ"

 開催が近づいたワールドカップのフィーバーで全国が熱くなっている。刑務所の中でもこれは同じ。内務省は、全国にある刑務所で受刑者に対し、時間の許す限りにおいて、大会のテレビ中継を見せ、同時に刑務所内で“ワールドカップ”を開催することを決めた。

 ナティー副局長は、『ワールドカップ開催期間中は、テレビ視聴許可時間外であっても、特別に、受刑者にフットボ−ルの試合(関心の高い試合、開会式、決勝戦などに限り)中継を見せる。但しサッカー賭博は厳しく禁止する。もし、受刑者の賭博行為が発覚した場合には、テレビ観戦を一切許可しない。合わせて、刑務所の担当者及び、所長をも処分する。また、いま、刑務所内での“ワールドカップ”開催の準備を進めている。クロンプレム刑務所にはサッカーコートがあり、また、50〜60国籍の外国人受刑者数百人が収容されている。受刑者に安らぎを与えるために、サッカー大会を行い、スポーツを振興する事により、脱走の防止、伝染病の予防等に役立てたい。刑務所内の“ワールドカップ”には8チームが参加、幾つかのチームは、国籍混成チームになるかも知れない。外国人受刑者で国籍別の受刑者が一番多いのはナイジェリアで、今大会の優勝候補である。ドイツ、イングランドなどヨーロッパ人のチームも強そうだ。今、受刑者達は優勝カップ目指して本気で練習に取り組んいる。』と語った。

今回の“塀の中のワールドカップ”に参加するタイ・チームは、母子殺人の罪で収監されている、チャロー警察少将(タイ・フットボール協会の総裁に選出されたがタイ・ナショナル・チームの夢を実現できなかった人物)が、キャプテンに決まりそう。チャロー警察少将はキャプテン経験も豊富で、練習にも本気で取り組む。





恋人に素っ裸で車を運転させた弁護士

 チョンブリ県サタヒップ郡で、弁護士が、素っ裸になった恋人を車に乗せ、クラクションを鳴らしながらサタヒップ市場の中を走り回り、行き交う人々の注目を集める、と言う事件があった。

 車が丁度、民間レスキュー隊員が大勢待機している慈善団体の事務所前を通り掛かった時、運転していた男が、女性を裸のままで車から降りさせた。その時、騒動を収めようとした民間レスキュー隊員や警察官と争いになったが、男は遂に取り押さえられた。

 サタヒップ警察署のアヌクン警察中佐は取り調べの後、『騒ぎを起こした男は、パタヤ裁判所の国選弁護士会員の弁護士、アヌチャー(35歳)であることが判った。アヌチャーは車で走っている最中に、サタヒップ市場を通りかかった際に、車を停め、窓を開けて、市場で買い物をしてた人達に、恋人の裸を見せた。』と語った。

 一方、被害にあった恋人は、『事件の前、アヌチャーは酒に酔っており、“新しい恋人が出来たんだろ?”と疑って喧嘩になりました。それから、サタヒップ市場まで車を運転して来、そこで、“裸にならなければ、車を電柱にぶつけるぞ。”と脅され、強制的に裸にならされたの。でも彼の将来を無駄にはしたく無いから、今回の件を事件にはしたくはありません。

 警察では、調書を取り、アヌチャーに、“酔っぱらって、公共の場で暴れた罪”で罰金250バーツを課した。





スリンから都会に出てきたばかりの象、騒音に驚いて運河に落ちる

 スリン県から都会に出てきたばかりの象が、上空を飛んだヘリコプターの音に驚いて運河に落ちてしまう、と言う事故が起こった。

 8日12時半、王室管理事務所のアロンコン獣医の元に、“浮浪象がサムットプラカン県バンプリー郡の運河にはまっている。”との通報がもたらされた。

 獣医が現場に駆けつけると、そこでは、重さが2トン半もある雌の象、パーンセンダオ(32歳)が、体半分を水の中に浸け、胴体と鼻だけが見えている状態であった。アロンコン獣医は、取りあえずショック防止薬を1本注射し、体力が衰えるのを避けるためリンゲルを1本与えた。その後、付近にあった木を利用して階段を作り、象を上げる事にした。しかしながら運河の岸周辺の土は粘度が高く、パーンセンダオも苦労しながら、やっと岸に上がることが出来た。その後、民間レスキュー隊と付近の住民が、力を合わせ、ヒモで、パーンセンダオを更に安全な場所まで引っ張り上げた。その間、パーンセンダオは驚いて大声を上げていた。 この、象の救出劇は、居合わせた人々が見守る中、3時間を要して終了した。

 象使いのソムサクさん(35歳)は、『7日にやっとバンコクに着いたばかり。パーンセンダオとプライトーンカムと言う2頭の象を連れてきて、生活費を稼ごうと思っていたんだ。運河の側の道で象を散歩させていたら、たまたまヘリコプターが飛んで来て、その音に驚いたパーンセンダオが慌てて運河に飛び込んだ、と言う始末さ。それで近くにいた人に助けを求めたんだ・・・。』と語った。





囚人がヤーバーの売人を捕まえる。

 6日午前11時半、バンコク都内バンモット警察署に、“社会貢献作業で配水管の掃除に出かけていた、トンブリ特別刑務所に収監されている囚人が、作業中に、ヤーバーの売人を捕まえた。”との通報がもたらされた。

 警察官が現場に赴くと、そこでは囚人3人が力を合わせて、逃げようと暴れるヤーバーの売人ノラテープ(22歳)を捕まえていた。

 事件が起こる前、刑務所職員のウォラウィットさんが、配水管の掃除のため、38人の男性囚人を現場に連れて来て、作業をしていたところ、ノラテープがバイクに乗ってやって来て、ドリンク剤をウォラウィットさんに差し出し、親しげに話しかけてきた。その後、ノラテープが作業中の囚人に向かって“呑んだら元気が出るモノが欲しい人居るか?”と尋ねた。すると、囚人の一人が、ドリンク剤でも貰えるモノと思い、“いい物があるならくれよ”と応えた。

 それを聞いたノラテープは一旦バイクに跨り現場を去り、10分ほど後にヤーバー40錠を手に舞い戻って来、“1錠100バーツでどうだ?”と問いかけた。そのとたんに、ノラテープは囚人3人に取り押さえられ、囚人達は、彼らを監督していた職員から手錠を借り、ノラテープを捕まえた。ノラテープは後現場に到着した警察官に引き渡された。

 後12時半になり、警察庁広報官のポンチャルン警察少将が、果物籠を手に、バンモット署にウォラウィットさんを訪ね、感謝の意を表し、今回の逮捕劇の主役となった3人の囚人については、直ぐにでも釈放の用意がある、と語った。





タリバーン再結集阻止、アフガン南部で現金を空中散布

 アフガニスタン南部で先週末から今週にかけて、米軍が大量の現地通貨アフガニを空中から散布し、話題になっている。最近、南部ではタリバーンの再結集や米軍への自爆テロを呼びかけるチラシがまかれるなど不穏な動きが目立っており、「現金」で抑え込もうという狙いだ。

 目撃者によると、カンダハルの周辺やパキスタンとの国境近くなどで米軍の大型輸送機が連日、80万アフガニ(約3000円)とタリバーンやアルカイダの残党に対する通報や非協力を呼びかけた文書が入った封筒を投下しているという。

 物価の安い地方では80万アフガニは家族を1カ月以上は養える金額。輸送機を見つけると必死に追いかける住民が相次いでいる模様だ。


 タリバーンの主要メンバーの大半は南部のパシュトゥン地区出身で、敗走後に多くの者が故郷の南部に身を隠したとされる。米軍は以前から南部への宣伝工作を重視し、2月には100米ドル札とブッシュ大統領の似顔絵を散布。しかし、地方の村では米ドルが使えないとの意見があり、現地通貨に変えた模様だ。





米艦隊に寄港で、パタヤのサービス・ガール大喜び。

 パタヤからの記者の報告によれば、ワールドカップ期間中に日本・韓国両国の周辺で警戒に当たる、米海軍の駆逐艦1隻と護衛艦2隻(乗組員計4,500人)が、乗組員の休養のため、本日パタヤに到着し3日間滞在する予定との事。

 パタヤ・ツーリスト警察のナラデット警察少佐は、『米海軍当局の方から、米国と敵対する人物やグループがパタヤに居るかどうかの捜査及び乗組員の滞在中の安全確保に関しる要請を受けている。関係各所に連絡し、陸上・海上での安全確保の指示を出している。それに、犯罪の一斉摘発も行っているので、兵士達は安全な休日を楽しめるモノと確信している。米兵が酔っぱらって問題を起こす、と言う場合は、米兵の軍警とタイ警察官5名が見回り、その予防と鎮静に当たる。暴行などの小さな事件であれば、兵士の身柄を米側に引き渡すが、大事件を起こした場合は、タイの法律に則り、タイ警察が処置する。』と語った。

 記者の報告によれば、サウス・パタヤ地区にあるバー・ビア経営者達は横断幕と米国旗・タイ国旗を用意、米艦隊の来港歓迎準備で賑わっている、との事。

 あるバー・ビア経営者は、『米海軍が来るときは、普段より多くの酒を準備します。彼らは酒が強く、1人でビール箱1ケースを空ける者もいますから・・。』と語った。

 また、バーで働くオイさん(仮名:29歳)は、記者のインタビューに、『バーで働くようになって4年になるけど、今までにも、米海軍は何度もパタヤに来たわ。イイ兵士に遭遇した時なんか、一晩一緒に過ごしただけで、何千バーツものチップが貰えるのよ。でも悪い人に巡り会った場合は、最悪。だから自分としても客を見極めないとね〜。米兵は、ショートで楽しむ人が多いわ。だから、一晩に何人もの客を取れるので、1日数千バーツの収入になる。』と述べた。






強盗の世界にもリストラ、動き鈍いと61歳を解雇

 昨年、近畿4府県で相次いだ連続金融機関強盗事件で、主犯格の元暴力団組員斎藤正利被告(51)(強盗罪などで公判中)が、元々の共犯者だった無職的場猛容疑者(61)を高年齢で動きが鈍いことを理由に“解雇”し、2、30代の働き盛りをスカウトして犯行を重ねていたことが26日、大阪など4府県警合同捜査本部の調べでわかった。的場容疑者とコンビの時代は郵便局を狙っていたが、的場容疑者のミスから未遂に終わったこともあったといい、メンバー組み替え後は標的を銀行に切り替え、一獲千金をもくろんでいた。取り調べにあたった捜査員らは「強盗もリストラの時代」とあきれている。

 斎藤被告は昨年12月25日、東大阪市の近畿大阪銀行荒本支店を襲撃、約2080万円を奪った事件で緊急逮捕。その後の調べに対し、同年1月から逮捕されるまでの間に大阪、京都、兵庫、奈良の4府県で計18件の強盗、強盗未遂などを重ねたと自供した。

 犯行のきっかけはギャンブルによる借金。同居していた知人の的場容疑者に郵便局強盗を持ちかけ、昨年1月30日に大阪府八尾市の八尾南本町郵便局に刃物を持って押し入り、約215万円を奪った。その後も、郵便局強盗を繰り返したが、的場容疑者が職員に大声を出されてひるんだり、人質を取る際に手間取ったりして、度々失敗。

 このため若くて動きのいい共犯者を探すことにし、昨年7月下旬、知人から無職西森雄治被告(29)(公判中)を紹介され、「相棒はわしより年上で動きが鈍い。若いやつを探してる。一緒にタタキ(強盗)をやらんか」とスカウト。

 さらに、1993年に高知市内の銀行を襲撃した強盗事件で逮捕され服役、昨年9月に仮出所した無職近沢日出久被告(39)(同)に対し「ええ仕事がある。お前の好きなやつや」と勧誘。3人で役割分担を綿密に計画、「銀行強盗の方が短時間で大金が手に入る」と方針転換し、大阪、京都で3つの銀行を立て続けに襲い、計約4600万円を荒稼ぎしていた。

 一方、的場容疑者は西森被告が仲間に入って以降遠ざけられ、同年秋ごろ、グループから離れた。郵便局強盗で得た分け前で食いつないでいたが、すぐに底をつき、今年3月、別の窃盗容疑で逮捕、連続金融機関強盗事件で再逮捕された。

 斎藤被告、的場容疑者について、大阪地検は26日、東大阪市で郵便局長を拉致(らち)し約740万円を奪った強盗致傷罪などで起訴する方針。





“象の女王"(デブ)コンテスト

 毎年5月1日は“メーデー”であると共に、サンプラムのワニ園で、“象の女王”コンテストが行われる日でもある。

 今年の同コンテストには、予選を通過した、体重80kg以上の女性が22人参加した。最初は全員が青いイブニングドレスで音楽に合わせ踊りながら登場、後、個々がこの日の為に準備してきた衣装で舞台に現れた。

 司会者が参加者一人一人と象に関する話をし、その後で、一人の持ち時間3分間で、特技の披露となった。

 審査の結果、数ある賞の中で、今年のミス・ジャンボには、体重が174kgのスカンヤさんが選ばれたが、過去の記録187kgを更新するには至らなかった。その為、主催者が、会場に来ていた人からの参加を募ったところ、リリンダさん(24歳)が、体重191kgで新記録となり、賞金2万バーツを獲得、スカンヤさんは賞金5千バーツを獲得した。

 また、今年の“象の女王”には、16番のシリントリカさん(30歳:サイズ42.35.5 49.身長175cm.体重100kg)が選ばれた。

 シリントリカさんは男児一人を持つ母親で、シーパトム大学を卒業、現在は教育番組制作の仕事をしている。彼女が、肥満を意識しだしたのは15歳の頃からで、当時既に体重は105kgであった。一度は“ミス・タイランドワールド”コンテストに出場しようと減量に努め、基準の体重にまで下げることができたが自分に自信が持てなかった為、諦めた経験がある。

 今回の受賞に対し、『まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、ドキドキしてます。それにコンテストには殆ど準備もしていなかったし・・・。でも笑顔がイイ、と言ってくれる人がいたので、努めて笑顔を出すようにしていました。今日は息子も家族と一緒に応援に来てくれました。これからしたい事は、象使いの人達に、象をバンコクに連れて行かないよう啓蒙する事です。バンコクは暑いので、象も危険な目に遭う可能性が高いから・・。象も象にふさわしい場所にいるのがイイと思います。』と語った。

 コンテスト終了後、受賞者全員で昼食を摂り、その後、象にブッフェの食事を与えた。これが、彼女たちの公式行事の最初となった。






日本人男性、豪華マンションで謎の死・・・自殺か?

 1日午前10時46分、漫画家の日本人男性が自室で死亡する、と言う事件が明らかになった。

 都内パトゥムワン警察署のイサラ警察中佐の元に、“ラマ1世通りにあるマンション6階の自室で死んでいる人がいる。”との通報があった。

 現場に駆けつけると、浴室内に裸で横たわっている日本人男性の遺体があった。遺体は首と手首・足首に軽い切り傷があり、動脈が切られ出血していた。その他腹部にも切り傷が認められた。

 室内の捜査からは、“マツダ カズオ、1949年生まれ”と書かれたパスポートのコピーが見つかったが、本物のパスポートは見つからなかった為、彼がいつタイに入国したのか判らない。

 隣に住む人の話によれば、『2日前から死臭のような臭いがしていたが、はっきりとはしなかったので、そのままにしておいた。5月1日になって臭いが酷くなった為、管理人に通報して調べてもらう事にした。ところが、扉が内側からロックされていたので、突き破って中に入ると、死体があった。』との事。

 また同じマンションの住人は、『マスダさんは毎日のように昼間から酒を飲んでいて、近所の酒屋ではよく知られた人だった。でも、彼がどんな仕事をしていたのかは、まったく判らない。』と語った。

 部屋の賃貸契約書を調べると、マスダさんは昨年の9月からこの部屋に住んでおり借主の名義は、パニダーさん(32歳)となっていた。警察はパノダーさんに連絡を取ったが、『私は単なる普通の借主で、個人的にはマスダさんなんて人は知りません。勿論、彼との異性関係なんてありません。』との事。

 警察では、マスダさんが、動脈を切っており、室内には争った跡が見られない為全身の血をゆっくりと流しだすことにより、自殺したものとの見方をしている。





<エイズ>01年の感染報告数は過去最高の621件
 厚労省

 01年の国内のHIV(エイズウイルス)感染者の報告数(確定値)が過去最高の621件(前年比159件増)に達したことが25日、厚生労働省の調べで分かった。特に20代の同性間性的接触による感染が増えている。一方、エイズ患者の報告数(確定値)は前年比5件増の332件だった。

 一方、同日発表された昨年12月31日から今年3月末までの新規HIV<IMG src="g-new1007.gif" width="30" height="14" border="0">感染者の報告数は123件、新規エイズ患者の報告数は63件だった。新規感染者の約6割(73件)は同性間性的接触による感染で、うち38件は日本人男性だった。新規エイズ患者のうち異性間性的接触によるものは33件、同性間性的接触によるものは17件だった。

 今回の報告分を含めると、先月末までのHIV感染者とエイズ患者の累計報告数は8390件(凝固因子製剤による感染者を含む)。このうち死亡者数は1254件。





両足不随の男性が、松葉杖をつき、おもちゃの拳銃で金行強盗。

 20日午前9時20分、バンコク市内ラートプラオ警察署に、“ラートプラオ通りにある金行に拳銃と刃物を持って強盗が押し入った。”との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、犯人は付近の住民の手で既に取り押さえられており、盗まれた金のブレスレット10本がそばに落ちていた。すぐ近くで、店主のチャルンシーさんが驚いた様子で立っていた。
 
 取り調べの結果、犯人は、市内ミンブリ地区に住む、タウィーサン(55歳)である事が判った。

 タウィーサンは取り調べに対し、『仕事も無いし、お金も無い、女房子供も居ない。だから、バスに乗って現場近くまで来、両足が不自由なので、松葉杖をついてここまでやって来た。店の前で、松葉杖を置いて、扉を開いて店内に入ると、店主が座って新聞を読んでいたので、拳銃を引き抜き“金をよこせ!”と脅したんだ。こんな事をしたのも、病院に行くお金が欲しかったから・・・。事件を起こす前に、隣に住む知り合いから100バーツをバス代として借りて来た。うまくいく確立は半々だろう・・と思っていたが・・・。うまく行けば、タクシーに乗って帰るつもりだった。俺は、若い時には、、志願して軍隊に入り、共産主義者討伐作戦に参加して、敵の耳たぶを3人分取った事もある。その後、骨の病気に罹って、両足を太股から切って、中に鉄を入れているんだ。今回の事件は思いつきでやった。計画なんか何にも練っていなかったんだ。あの辺りは普段からよく歩いていた。今日も、食事を買う為に、その辺の人から20バーツもらったけど、まだ食事は取っていなかったんだ。』

『どうして、おもちゃの拳銃で強盗をしようなんて思ったのか?』との記者の質問には、『強盗に入っても、決して人を傷つけない、と決めていた。おもちゃの拳銃は、家に遊びにきた誰かが、忘れて置いていってしまった物で、それを見て、拳銃強盗を思いついたってわけさ。』と語った。

 警察では、現場検証の後、拳銃がニセモノであり犯人が身障者であっても通常通りの措置を取り、タウィーサンを“拳銃と刃物を使っての強盗事件”の犯人として送検した。

 ラートプラオ警察署の副署長、ソンプラソン警察中佐は、『取り調べの最中の、タウィーサンの話は、一貫性を欠き、腑に落ちない点が多々あり軽度の精神異常があるようにも見られた。しかしながら、質問には答えているし、通常の話をするには困難な程でもない。本人は、元傷痍軍人だと言っているが、その辺も確認の要がある。』と語った。





精神病者がギロチン自殺
一年以上かけ自ら製作
 九日、サムットプラガン県バンプリ郡ラチャテーワッ村で、精神病院に通院した経歴のあるタイ人男性が、自ら製作した手製のギロチンを使い自殺するというショッキングな事件が起こった。
 警察当局の発表によれば、ギロチン自殺したのはアムナート・サーラーイトーンさん(四六)。自殺現場には二・五メートルの高さのギロチン台が設置されており、遺体は百キロに及ぶギロチンの歯で頭と胴体が二つに切り離された状態で見つかった。
 警察当局はアムナートさん宅を捜索した結果、刃物など大量の鉄製品を発見。またギロチンのデザインを示したメモ帳も発見され、その中にはギロチンの歯が落ちるスピードなどを計算したものと思われる各種の数式が示されていた。
 また、家宅捜索でアムナートさんの信じていた極めて個人的な信仰を表す内容のメモも見つかっており、「梵天(バラモン教で根本原理を人格化した最高神。仏教に取り入れられ正法護持の神とされる)は体だけで頭がない。自分は天国に昇りたい」などと示されていたという。
 アムナートさんの兄、ラマイ・サーラーイトーンさん(五〇)は警察の取り調べに対し、「この一年ぐらい弟がギロチン作りに取り組んでいたので、そんなもの作ってどうするんだと聞いてみたところ、自殺したい、と答えたことがあったが、冗談だと思った。ギロチンの歯となる刃物は隠していたし、まさか本当に自殺するとは・・・」と供述している。
 また、「弟はバンコクの工業学校で六年間勉強した。成績はすごく優秀で、いろいろな道具を発明するのが好きだった。しかし学校を卒業した後、酒を飲むようになってから変になった。自分が世界的な作曲家だといい、良く一日中歌を歌っていた。そのため親類が弟を連れて一時的に精神病院に入院させていたこともあった。退院してからは、足の不自由な兄のメーン・サーラーイトーン(五四)といっしょに住んでいた」と述べている。
 一方、警察当局ではアムナートさんの自殺原因について、発見されたメモに示されている通り信仰上の理由によるものか、もしくは、猛暑による暑さなどが影響し精神状態が悪化したことによるものと推測している。
 事件現場の遺体のシャツのポケットには使用済みのロウソクが一本が発見されており、アムナートさんは自殺する前に個人的信仰に基づき梵天を崇拝するためにロウソクに火を灯してからギロチン台に横になったものと推測される。 p








プーケットの“セックス・ツアー会社"を検挙

 19日午前11時半、ポンパヨム、プーケット県知事が、タイ観光庁の現地責任者、ツーリスト・ポリスらを伴って、ムアン郡にある、“ライフスタイル・イン・アジア(株)”を強制捜査した。これは、事前の調べにより、同社がインターネットを通して、買春ツアーの客集めをしていた事が判った事による。
 
 捜査の一団が同社に押し入った際、社内では、美しい女性一人が仕事をしていたのみで、同社のオーナー、ウィリアム(56歳:アメリカ人だが、既にタイ国籍を取得済み)は、バンコクに出かけて不在であった。

 社内からは、多数の高価な旅行パンフレットの他、、男女のツアーメイト紹介のパンフレットが見つかった。その他、社内のパソコンには、3つもの同社宣伝ウェブサイト、.Phuketislalnd.com 2.Phuketluxeryspacruise.com 3.Loveboatcruise.com が判った。

 ウェブサイトには、高級ヨットを利用したオーバーナイト・クルーズの内容が詳しく紹介され、個人またはグループでの買春も紹介されていた。

 同社のツアーは、インターネットを通して申し込んだ客を、空港で出迎え、高級ホテルに宿泊、高級レストランで食事の際に、女性を紹介するという仕組みであった。このウェブサイトを開設以来、2年足らずの間に、442人の申し込みが記録されていた。

 ツーリスト・ポリスでは、ウィリアムを、環境破壊関連法違反、動物虐待、売春等の容疑で、検挙する方針。





「当たり屋」4割失敗、加害者として賠償金支払う 

 走っている他人の車に乗用車でぶつかり、被害者になりすまして休業損害補償金をだまし取ったとして、大阪府警交通捜査課に詐欺容疑で逮捕された東大阪市小阪2丁目、無職森竹功容疑者(36)が、2年間で20件の事故をわざと起こしたが、8件は「失敗」して加害者となり、逆に賠償金を支払わされていたと供述していることが19日、わかった。森竹容疑者は「自分の運転技術が未熟だった」と話しているという。

 森竹容疑者は摂津市で昨年10月、車線変更しようとしたトラックに軽乗用車でわざと接触、補償金33万円を詐取したとして、3月末に逮捕された。その後の調べで、00年4月から、わき見運転やバックしている車を探してわざと衝突する手口で12件の事故を起こし、被害者になりすましていたことがわかったという。「首を痛めて働けない」などと言いがかりをつけ、虚偽の休業損害証明書を出して計1000万円近くの示談金や補償金を受け取っていたとされる。

 ところがこの間、衝突のタイミングが合わず、被害者になるつもりが加害者になってしまった事故も8件あったという。相手側や保険会社から支払いを拒否され、逆に100万円以上の補償金などを保険で支払っていたという。

 森竹容疑者は仲間内でも有名な「運転べた」で、この間、本物の事故も9件起こしていたという。うち1件については、けがを装い補償金をだまし取っていたとして、詐欺容疑で再逮捕されている。





少年僧が、恋人を寺院内の住居に連れ込んでセックス

 15日午後6時、ナコンシータマラート県ムアン郡の警察署のソムチャイ警察大尉が管轄区域内を巡回中にモーエン寺院の裏手に差しかかったところ、住民が「この寺の少年僧が女子学生を自室に連れ込んで、セックスしている最中だ。」との通報を受けた。

 ソムチャイ警察大尉は、通報を受けると直ちに、部下を呼んで、現場に向かわせた。2階建ての住居の階上からは、音楽がが大きな音で流され、男女が愛し合っている声が聞こえた。警官が窓をはずして内部を覗き込むと、中では、少年僧がかわいい少女とセックスしている最中であった。

 警官が扉をノックすると、中にいた2人は驚いた様子で、慌てて身繕いをし、表に出てきた。警察は2人を署に連行し、事情聴取を行った。

 仏教徒を驚かせたこの少年僧は、今年の初めからこの寺で修行をしている、ピヤサック(19歳)で、彼は3年前から他の寺で修行をしていたが、女性問題を引き起こしたため、この寺に移転して来ていた。

 一方、少女は、商業学校の学生マリ(仮名:18歳未満)であった。

 2人は、1年以上前から恋人関係にあり、少女側が少年僧を訪ね、その度にセックスをしていたらしい。

 警察は、猥褻行為の容疑でピヤサックの身柄を拘束し、処罰する方針。






外国人麻薬常習者はお断り

プラチャイ内相は、外国人によるドラッグ・パーティーなどでタイのイメージがダウンしているとして、麻薬常習者にはビザを発給しないよう厳しい措置を導入すると明言した。同大臣は、「先進国の麻薬常習者にタイ国内で問題を起こしてもらいたくない。きちんとしたツーリストだけにタイに来てもらいたい」と述べた。 先にチョンブリ県パタヤでタイ人、外国人合計二十二人が麻薬使用の容疑で逮捕された。これを機に同大臣は、これらの外国人がどのようなビザで入国したのか調査する一方、将来的には外国のタイ大使館、領事館でのビザ発給の際のスクリーニングを強化し、麻薬常習の外国人の入国を防ぎたいとしている。





犯人を狙った警察官の流れ弾に当たり妊婦が死亡。

 6日午前7時半、ヤラー県クロンペナン郡警察署に“市場で、精神異常者が刃物を手に、暴れ回り、買い物客に危害を加えようとしている。”との通報がもたらされた。

 副署長のプラブパン警察中佐が5名の部下と共に現場に急行すると、そこでは、精神に異常をきたした、ブラヘン(36歳)が出刃包丁を手に暴れ回り付近を通り掛かる人に危害を加えていた。ブラヘンは警察官に気付くと、無言で近づき、スティキアット巡査の左手首を斬りつけた。同巡査は負傷し、手術を受けるため、ヤラー病院に搬送された。

 警官は無線を通じて応援部隊派遣を要請した。その間にも、ブラヘンはプラブパン副署長に襲いかかった為、プラブパン副署長は、携行していた9ミリ口径の拳銃でブラヘンの足を目がけて発砲、ブラヘンは倒れながらも暴れるのを止めなかった為、副署長がもう1発発砲したが、その銃弾が逸れ、近くにいた、ロティヨさん(27歳)の胸部に命中してしまった。妊娠6ヶ月のロティヨさんは、心臓近くを撃たれ即死。一方犯人のブラヘンは警察官に取り押さえられた後、ヤラー病院に運ばれたが、腹部に受けた銃弾のため出血多量で死亡した。

 流れ弾で死亡したラティヨさんの親族は、『警察は、やりすぎだ。1発目の銃弾で犯人が倒れた後は、腕力で犯人を取り押さえるべきだった。それなのに再度銃を発砲したりするから、流れ弾で余計な死者がでてしまったじゃないか!兎に角、正当な措置が受けられるまでとことん訴えるつもりだ。』と語った。

 後、ラティヨさんの親族とニュースを知った住民達約1000人ほどが、今回の警察の対応に不満を表明するため、クロンペナン・モスク前の国道を封鎖して“警察中佐が住民を撃った!これが警察官の功績?”と書いた横断幕を張り、警察を攻撃する演説をしながらデモを行った。これに対し、ヤラー県警のプラチャック県警本部長は、紛争制圧班を派遣、デモが拡大しないよう監視すると共に、付近を通行する車の迂回措置を取った。

 後、ヤラー県選出の国会議員ブラハンディン氏がプラチャック県警本部長を交え、2時間にわたってデモ隊と交渉、デモ隊側は、以下の5項目の要求を突きつけた。1.被害者の遺体をありのまま検死する事。2.プラブパン警察中佐とその部下の起訴。3.チャムラン県警副本部長を真相究明委員会の責任者とする事。4.警察幹部を捜査班に入れること。5.今月10日迄に被害者の遺族に50万バーツの慰謝料を支払う事。

 ヤラー県のキティ県知事は、『デモ隊の要求の内4項目は実施可能だが・・・。50万バーツの慰謝料に関しては、警察側はどこからそのお金を捻出するのか?』と語った。





宝くじで1等を当てた若者、“わずか一夜のお金持ち"に・・

 スパンブリ県に住む、宝くじで1等を当て600万バーツの賞金を得たが、親族や友人に騙され、僅か4日で残金が60万バーツになってしまった若者が、悲しい人生を語った。

 この若者は、スパンブリ県に住むスッチャイさん(32歳)、幸運な事に、4月1日抽選の宝くじで1等600万バーツを当て、一瞬にしてお金持ちになってしまったが、賞金を受け取ってから僅か4日後には、残金は60万バーツになってしまった。

 宝くじに当選する以前の彼は、最低レベルの生活で、貧困に耐えられなくなった女房には逃げられ、挙げ句の果てには、裸で町中を歩き回り、野良犬たちと争って残飯を漁る暮らしであった。寝るところも無く、毎日野宿、親族からも見放されてしまっていた。ところが、彼にも思いがけぬ幸運が巡って来、一瞬にして百万長者のお金持ちになってしまった。ところが彼の運命も再び最低の所まで落ちようとしている。宝くじで1等が当たったことが知れると、親族や友人にたかられてしまい、これを見ていた村長が、いたたまれなくなって、この不幸な若者を助けるために、記者に連絡をしてきたのであった。

 記者がこの若者を訪ねた時、彼は丁度、買ったばかりの新車のスポーツライダーの車内で寝ていた。記者の質問に対し、『親戚や友人、子供なんかに一人100万バーツずつ上げたし、それに、村人も借金をしに来たりで、今、手元に残っているのは60〜70万バーツだけ。お金が残り少なくなったけど、何も考えていないよ。ま〜、少なくても、親戚や子供にお金を上げることができたからね〜。今後どうなるかは、運次第だろう?』と語った。

 村長の話によれば、『スッチャイさんは、以前は労働者として働いており、奥さんとの間に男の子が一人いた。ところが、奥さんが貧しさに耐えられなくなってしまい、子供を連れて、新しい旦那と再婚してしまったんだ。それ以来、彼は人が変わってしまい、毎日、何の望みも無い人同然の暮らしで、麻薬に手を染めゴミを集めて生活をしていた。収入が少なかった日には、野良犬達と残飯を取り合っていたものだ。時には酔っぱらって、裸で街を歩くこともあり、 住民にも嫌われていたさ。ところが、彼が宝くじを当ててからは、彼の周りに人が寄り集まり手のひらを返したように、皆、彼のご機嫌を取り、お裾分けに預かろうと企んでいる。今、彼に残っているのは、現金60万バーツと車が1台だけ。』との事。






今年のミス・ティファニーはオーストラリア留学中のタンヤポンさん

 3月30日夜、ティファニー・ショー・パタヤ株式会社は、“ミス・ティファニー2002 コンテスト”を開催した。

この催しの目的は、オカマの社会的地位の確立と、収益をタイ赤十字社が取り組んでいる、“エイズの母子感染の削減”プロジェクトに寄付すること、それに、10月にラスベガスで催される、“ミス・クイーン オブ ザ ユニバース コンテスト”への代表者の選考である。

今回のコンテストは、パタヤの住民を始め、タイ人及び外国人観光客からも大いに注目を集め、大盛況であった。59人の参加者が、真っ赤なカクテルドレスで美を競った後、ティファニーのショーが演じられた。その後、参加者達が今度はイブニングドレスで登場し、審査結果の発表が行われた。

今年のミス・ティファニーには、39番を付けた、タンヤポンさんが選ばれた。タンヤポンさんは副賞として、ダイヤモンドを散りばめた王冠、カップ、ホンダシティー等(総額70万バーツ相当)と、賞金100万バーツを獲得。

タンヤポンさんは、26歳で、サイズは上から34−26−36、身長172cm、体重58kg。タマサート大学を卒業後、現在はオーストラリアの大学に留学中。

優勝の感想を聞かれ、『審査員の方々からの質問に的確に答えられて良かった。まさか、私が選ばれるなんて思っても見ませんでした。アメリカでのミス・クイーン オブ ザ ユニバース コンテストへの準備としては、語学をもっと勉強して、審査員の質問に答えられるよう心の準備をしなくては・・。』と語った。





“雨を降らせる木"に住民数千人が押し寄せる

 《“雨を降らせる木”に住民数千人が押し寄せている。》との変なニュースがチョンブリ県から飛び込んできた。チョンブリ県シーラチャ郡の、チャチェンサオとサタヒップを結ぶ国道331号線沿道は、その“雨を降らせる木”に押し寄せた住民の車やバイクで混雑し、警察官が出動して、交通整理をする必要が有るほどである。

付近に住む住人は、『一月ほど前から毎晩、木の幹の部分に、雨の滴の様なものが見られ、木の周りが湿っている。雨の滴の様なモノが落ちてくるのは夜間だけで、これは神様がこの時期だけ水を使わせてあげよう、として水をもたらせてくれているのであって、5月になれば、この現象も無くなってしまう。それに、信仰深い人は、ポリバケツを持ってきてこの水を溜め、持ち帰って飲んだら、病気が治ったらしい。特に喉の病にはよく効くらしい。出てくる水は透明で清潔なので飲むことが出来る。一晩に3〜4リットルほど出てきますよ』と語った。

また、住民の一人、ナロンさんは、『木から流れ出てくる水をコップに半分くらい飲んだら、1時間ほどしたら、それまで出ていた咳はウソのように止まった。』と語った。

郡の役所が呼んできたカセサート大学の専門家による調査では、木には1万匹以上の蝉が集結しておりそれらが木から蜜を吸った後に、水分が流れ落ちて来る、蝉が多ければ、その水が滴となって落ちてくるとの事。

チョンブリ県農業課のルースポンさんは『蝉は地中に卵を産んでから木に止まる。この時期は蝉のこう交尾期に当たり、多数の蝉が群れをなす。蝉が木を突いた後ホルモンを排出しているのかもしれない。だからこれは自然現象なのです。』と語った。






暑さのため精神異常をきたした人、多数が病院で治療。

 30日、ナコンラチャシマ県の記者からの報告によると、猛暑が原因で大勢の人達が精神に異常をきたしている。ナコンラチャシマ精神病院の副婦長、プラパイシリさんの話によれば、『1日当たりの来院患者数は400人にも上り、これは驚くべき数字であり、且つ、来院患者数は日増しに増加の傾向にある。これは、最近の猛暑や家庭内での問題によって引き起こされるノイローゼやイライラが原因となっていると思われる。患者の年齢層は大半が働き盛りの20〜40歳であるが、若者の間にもノイローゼ患者が増えてきている。若者は特に暑さによる気分の転換が激しく、これはとても気掛かりなことである。記録によれば、患者のなかで一番若かったのは12歳の子供で、これは家庭内での問題が原因でノイローゼになった患者であった。若年層の患者数も増加傾向にあり、特に3月から5月に架けての暑期には最も多い。病院としては、管轄内の5県(チャイヤプン、スリン、ブリラム、マハサラカム、ナコンラチャシマ)からの外来患者を受け付けているが、スリン、ブリラムからの患者数が最も多く、男性患者数が女性患者数よりも多い。原因は男性の方が女性よりも暑さの中で、精神の平静を保つことが出来ないからです。私が特に心配しているのは若者で、もし彼らが暑さの為に精神異常をきたしたら、教師にカウンセリングを受けるとか、家族で海岸に出かけて休養するとか、仏教に救いを求めるとかの方法で自分で問題解決に取り組んで欲しい。それでダメなら最後の手段として、病院に来て欲しい。』とのこと。ブリラム県畜産課長のスクリーさんは、暑期に向けて、『狂犬病に注意してください。今のところ、8人が狂犬病に感染し、内1人が死亡しています。もし犬に噛まれたら、急いで医者を訪ねて検査すると共に、犬も検査に連れて行くべきです。県内の干ばつは厳しく、各郡の畜産課には注意を促すと共に、家畜用のワクチンや治療薬をすでに準備させ、常に畜産家を巡回しています。』と語った。






スポーツクラブを装って猥褻ショーをやっていたクラブを摘発。

 27日午後9時、タナー警察大佐率いる警察の部隊が、バンコク市内パホンヨティン通りに通りにある5階建ての商業ビル内にあるスポーツクラブを摘発した。警察の事前の内偵により、同所はスポーツクラブを装っているが、実際には青少年による猥褻ショーや性的なサービスの提供をしていることが判明したため、今回の摘発となった。警察官が現場に踏み込むと、店内は外国人を含む100人以上の客がおり、1階にあるプールでは、素っ裸の男性による“水泳ショー”が行われている最中であった。その他にも、タオルを巻いただけの演技者が多数楽屋とトイレの間を行き来していた。客達は突然の警察の摘発に動揺していた。

今回の摘発では、店内でショーを演じていた3人を逮捕。取り調べの結果、店のオーナーは台湾人のリー・チアオ・フア、マネージャーはタイ人のチャコンパン(30歳)で有ることが判明、警察はチャコンパンを“猥褻ショー強要”の容疑で逮捕した。

今回逮捕された、ショーを演じていた3人の内の一人、ニワットは、『僕は店では裸での水泳ショーを演じてました。ショーは週に1回、1回につき30分です。ショーの他に客にオイル・マッサージをしてあげて特別な収入を得ていました。オイル・マッサージは1日だいたい2人の客を取り、1人当たり1000バーツの収入になりました。また水泳ショーでは1回の演技で500バーツの収入があり、多いときには1月で10万バーツ以上の収入になりました。僕はプレー県の出身で、勉強の為にバンコクに出てきたのです、高校3年生の時、この業界で働いていた友達に誘われて、この仕事を始めたのですが、収入がだんだん増えました。ここで働き始めて8ヶ月になります。収入は大変イイですよ。田舎の両親には毎月5000バーツを仕送りしてるし、バイクも買うことが出来た。貯金も6桁の額が有りますよ。以前は、この仕事で有る程度のお金を貯めたら、足を洗うつもりだったけど、僕は、女遊びをしたり、酒を飲んだりと、浪費癖が付いてしまったので、なかなか足を洗えないんです。』と語った。

記者からの報告によれば、この店の常連客はタイ人の他、ホンコン、シンガポール人が多く、営業は15時〜24時、メンバー制(メンバー・フィーは6ヶ月で5000バーツ)になっているが、メンバー以外も利用出来るとのこと。





エイズ治療薬発売
 政府は四月初めから国産エイズ治療薬の販売を開始する計画だ。スダラット保健相によれば、この薬はすでに副作用が少なく、効果があると確認されている三種類の成分を混合したもので、まず十二万錠を販売する予定。国有企業の政府医薬品機構が生産するこの薬は、一カ月千二百バーツ程度しか費用がかからず、世界で最も安いエイズ治療薬だという。





麻薬一斉摘発

関係箇所の手入れで一億バーツの資産押収

 警察当局は十二日、北部、中部、南部で、麻薬密売の大物、ウェイ・シューカンとの関与の疑いがある箇所を一斉に手入れし、十六人を逮捕するとともに、一億バーツにのぼる資産を押収した。合計千人を超える警察官、兵士、麻薬制圧委員会のスタッフが、チェンライの九十九カ所、チェンマイ、バンコク、プレーのそれぞれ二カ所、ソンクラ、ノンタブリ、ウタイタニのそれぞれ一カ所、ナラティワートの四カ所を午後六時から一斉に家宅捜索した。

 逮捕者の中には、現職警官、そして、ウェイ・シューカンから直接覚醒剤を仕入れ、密売していたとされる中国系の女(三一)も含まれていた。この女は、チェンライ県選出の上院議員の選挙運動員を務めたこともある。当局は女が所有する家三棟(一千万バーツ相当)に加え、家にあった高さ四メートルに及ぶタクシン首相の肖像画なども押収した。

 バンコクでは、この女の逮捕に関連して、パトゥムワン署の警官が、プレー県に住む妻を通じて、数百万バーツを女の密売組織に送金していた容疑で逮捕された。また、南部のナラティワート県では、女が供給する覚醒剤をマレーシアの犯罪組織に売っていた疑いで男一人が逮捕された。なお今回の手入れで、五十万錠を超える覚醒剤が没収されている。





男性自身

 壮年男性が、オリーブ油を男性自身を大きくする為に注入し、その味に女性が満足すると信じてる。しかし、その後男性器の調子が思わしくなく性欲も失い、病院で手術を余儀なくされている。が、ある人は恥ずかしさから病院へ行かず、結果として男性自身は腐ってしまう。
 ラーチャウティー病院泌尿器科医師によると、昔はシリコンを注射して運ばれてくる患者が時々いました。癌や炎症を起こし易くなります。その後、オリーブ油を注射するようになり、殆どのケースでは素人が注射しており、恥骨や睾丸に流れることもあります。結果として、傷や癌となります。





73歳女性にストーカー行為、69歳男性を逮捕 
名古屋

 愛知県警は14日、ストーカー規制法違反の疑いで名古屋市守山区本地が丘の無職、俣野正美容疑者(69)を逮捕した。

 県警ストーカー対策室と守山署の調べでは、俣野容疑者は同市内の無職女性(73)に今年2月22日から3月4日までの11日間に計204回、女性に無言電話などをかけた疑い。女性とは約4年前にバス旅行で知り合い、「好きだ」と交際を申し込んだが断られ、2年前にも電車内で会って、再び交際を申し込んだが断られたという。

 女性は00年5月に守山署に相談に訪れ、同署が俣野容疑者を呼んで口頭で注意、今年1月と2月にもストーカー規制法に基づいて厳重注意や警告をしたが、電話をやめなかったという。女性宅のガラスが割られるなどしており、同署が関連を調べている。






234万円ワイン飲み、銀行員クビ!
英国でのお話…綱紀上の問題に

1度に4万4000ポンド(約836万円)もの飲み食いをし、周囲をあきれさせた英国の銀行マン5人が解雇されたことが26日分かった。勤務時間外で代金も自分で払ったものの、綱紀上の問題から職場を追われることになったという。

 情報技術(IT)ブームが下火になって以降、英シティーや米ウォール街では銀行員の「襟を正す」動きが目立っている。

 英経済紙フィナンシャル・タイムズによると、米大手証券リーマン・ブラザーズが今月からスーツ着用を義務付けたほか、クレディ・スイス・ファースト・ボストンも服装規定を厳しくする方針だ。

 解雇されたのは英投資銀行バークレイズ・キャピタルの行員。昨年夏にロンドンの高級レストランで、6人で仕事の成功を祝った。1本1万2300ポンド(234万円)もする1947年物の高級ワイン「シャトー・ペトリュース」など高級酒を次々と注文。

 豪遊した行員は「勤務時間外のことで、料金も自分で払っており問題ない」と主張したものの、幹部は「銀行員としてふさわしくない」と判断した。6人のうち1人は入行歴が浅いとの理由で解雇を免れた。






鶏が車の前を横断したことが原因で撃ち合い、2人が死亡

 30日午後9時半、ソンクラ県ラタプン郡のラタプン警察署で勤務中のウィチット警察大尉の元に、“ターチャムアン町で死者がでた。”との通報があった。
現場に急行すると、72/2番地の家の前で、ライ・セーダンさん(60歳)が頭を切られ、胸に銃弾1発を受けて死亡しており、そこから少し離れた所で、エー・ニラナットさん(63歳)が胸部を撃たれて死亡していた。
警察では、ライさんの息子のカルン(20歳)を逮捕すると共に、証拠物件としてピストルを押収した。
取り調べに対しカルンは、『ライさんが荷台に米を積んだピックアップトラックを運転し、家の前を通りかかったとき、鶏の群が道路を横断しており、ライさんがそれらを追い払う為に、クラクションを何度も鳴らしたので、家にいた父親のエーと口論になり、ライ達が父親に暴力を振るったので、見ておれなくなり、父を助けるためにピストルを持ち出した。』と語った。





海岸でポルノビデオの撮影

 8日午後5時半、チョンブリ県セーンスック警察署に、“ムアン郡海岸通りのセーンサバイ・バンガロー近くの海岸で乱交セックスをしている人達がいる。”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、セーンスック・ホテルから50m程離れたところで、裸に近い姿の男女数人がテントの周りで抱き合っており、警察官の姿に気付いた彼らは、驚いて声をあげ、走り逃げようとしたが、全員が捕まってしまった。

捕まったのは男4人と女3人で全員が裸に近い格好であった。全員を警察署に連行し、ソニー製のビデオカメラ、スチールカメラ、疑似男根、大人のおもちゃ等を押収した。

取り調べに対し、容疑者達は、『ホンコン人の男から、セックスビデオと写真のモデル役を20000バーツのギャラで引き受けた。撮ったビデオは雇い主が編集してホンコンで売る予定だった。我々は、色んな雰囲気を出すため、撮影場所を転々とした。』と供述した。

警察が、証拠物件の撮影済みのフィルムを現像したところ、写真には、男女が接合していたり、女性一人に男性二人が絡んでいる場面、また女性同士が、疑似男根を用いて交わっている場面等が記録されていた。警察では、容疑者達を、“販売目的での猥褻ビデオ制作”の容疑で送検した・





妻に捨てられたおじいさん、悲しさの余り自宅に放火

 6日午後6時、市内タールア警察署に、“クロントイ区スントンコサ通り、住宅公団の団地前にある長屋式建物で火災”との通報があった。

消防車1台が現場に急行するとそこは、5階建ての長屋式建物で、5階付近から煙が出ていた。署員が5階に駆け上がると、そこには、家主のアモンさん(64歳)が狂ったような様子で刃渡り2フィートほどの刃物を手に立ちはだかっており、誰も近くに近づけなかった。署員は化学消火剤を噴射して火事を消し止めてから、アモンさんを1時間かけて説得、暴れていたアモンさんは刃物を捨てて、おとなしく署員に身柄を預けた。

取り調べの結果、次の様な事が判った。元港湾局で運転手をしていたアモンさんは、定年退職後月2万バーツ余りの年金を受給し、妻のチャラヤーさん(65歳)と不自由のない生活をし、二人には5人の子供がいるが全員親元を離れて暮らしており、今の住居には妻との二人暮らしであった。しかしながら、アモンさんが日頃から怒りっぽく、妻に対して暴力を振るうことが多かったため、半年ほど前に子供達がチャラヤーさんの身柄を引取に来、チャラヤーさんは子供と同居するようになり、アモンさんは一人暮らしとなってしまった。一人暮らしになってからのアモンさんは女房恋しさの余りノイローゼ気味になり、事件が起こる前には、酒を呑み酔っぱらって帰宅するや、自殺目的で自宅に火を放った模様。

警察では、アモンさんをチュラロンコン病院に連れて行き、薬物検査をさせると共に、刑に処する予定。





ライバル校を数百人で襲撃

映画さながらの大乱闘
 十二月二十日午後八時頃、バンコク都内トンブリ地区の技能専門学校バンコク・コマーシャル・カレッジを、ライバル校とされる三つの技能専門学校の学生数百人が襲撃するという事件が起きた。

 襲撃に加わったのは、技能専門学校ラチャマンカラ・インスティチュート・オブ・テクノロジー、技能専門学校ラチャシタラム・テクニカル・カレッジ、および技能専門学校クルントン・テクノロジー・カレッジの学生たち。拳銃、手投げ弾、刃物で武装してバンコク・コマーシャル・カレッジに乱入し、敷地内の車、二輪車、教室の窓ガラスやドアを壊すなどの乱暴を働いた。

 同校ではこの日、クラス対抗のスポーツ大会が開催されており、襲撃の際にはまだ大勢の学生が校内に残っていた。逃げ惑う学生は、教室の窓から飛び降りたりして負傷。また襲撃に加わろうと、バスから降りて同校に向かっていた学生の一人が、拳銃で撃たれて死亡した。

 通報を受けた警察隊が現場に出動し、暴れていた学生二百人以上を逮捕したが、人数が多いため警察訓練学校の施設内に留置することとなった。また逮捕された学生のうち九十三人が、覚醒剤検査で陽性と認められた。保釈金は罪状に応じて五万バーツから三十万バーツに設定され、二百七人は十二月二十三日までに保釈されたが、六人の学生はトンブリ特別刑務所に拘束されたままとなっている。

 バンコク首都圏では、以前から職業専門学校の抗争事件が起きている。学生数人が、バスの車内や路上で、ライバル校の学生を拳銃や刃物で襲った事件も報告されているが、今回のような大規模かつ凶悪な襲撃は初めてのこと。タクシン首相は、「単なる血気盛んな若者の喧嘩として見過ごすことはできない」と表明。関係当局に対し、法律を厳格に適用して処罰するよう指示した。





専門学校の女生徒、友達の兄に強姦されたことが恥ずかしくて短銃自殺

 25日午後9時半、サムットプラカン県プラサムットチェディー警察署に、“短銃で自殺した人がいる。”との通報があった。

通報を受けたソムチャイ警察大尉は、上官に連絡すると共に、現場に急行した。現場は2階建てのタウンハウスで、2階の寝室で、バンコク商業学校1年生のラタナさん(18歳)がベッドの上で死亡しているのを発見。ベッドの上は血糊がべったりと流れ、胴体部分に38口径のピストルで撃たれた痕があり、股のところに薬莢が落ちていた。現場には争ったような痕跡は見られなかった。

ラタナさんの兄、チャワリットさん(28歳)は、『今日の午後、妹が電話で、悲しげな声で、“今日、同級生のウという友達の家に遊びに行って来た。そこでウの兄、エーに強姦されてしまった・・・。その後、エーに“誰にも言うなよ。”と脅された。どうすればいいか相談したいから、早く家に戻って来て。”と話していた。私は、“落ち着いて。バカなまねなどするんじゃないよ。“と応え急いで家に戻ったが、妹は自殺した後で、既に手遅れだった。』と語った。

またラタナさんの父親のタウィンさん(58歳)は、『午後8時頃、私が1階で寝ていると、娘が帰ってきて、私が銃を保管しているタンスの扉を開いていた。何かを中に仕舞ったのだろうと思い、別に気にも留めていなかった。その後娘は2階の自分の部屋に行き、暫くして、銃の発砲音が聞こえた。慌てて2階に駆け上がると、部屋の扉は内側からロックされており、無理やり押し開くと、娘が短銃で自殺していたので、警察に通報した。』と語った。

警察では、ラタナさんは、強姦されたことが恥ずかしくなり、どうすればよいか判らなくなり、自殺したモノと見ている。





スケベ僧侶、4歳の幼女を強姦

23日午前8時半、ヤソートン県ムアン郡に住む、デーンさん(仮名)が、“孫のエーン(仮名:4歳)が、パーネラミットワナラム寺院のパックディー僧に強姦された。”と届け出た。

被害者の幼女、エーンちゃんが警察官に語ったところによれば、『昨日、お寺の隣にある家の庭で遊んでいると、パックディー僧が近寄ってきて、“私の部屋にお菓子があるから取りに行こう。”と言ったの。私はお菓子を食べたかったので、お坊さんの後に付いて彼の部屋に行きました。するとお坊さんは、部屋に扉の鍵を閉めて、私の服を脱がし、私を強姦したのです。それから、お坊さんは私に、“この事は誰にも言ったらダメだよ。もし誰かにしゃべったら殺すよ。”と言ったので、怖くて誰にも言わなかったけど、あそこから血が流れ出て止まらなくなったので、おばあさんに話して、それから警察に届け出た。』との事。

後、警察官がパックディー僧を彼の住居で逮捕、家宅捜査の結果、猥褻雑誌3冊、エロビデオ2本が発見され証拠物件として差し押さえた。このスケベ僧は取り調べに対し、『強姦なんかしていない!女性器をいじっただけ。』と容疑を否認。警察ではパックディー僧を住職の元に連行し、還俗させた後、処罰した。