随筆  外道を生きる
BY:Dr.フェラあり

 外道紘:以前メルマガに書いたことがあったが外道には具体的な情報や個人の体験談を綴った体験記・旅行記は沢山ある。こうした文章は実際に役に立ちはするが、そればかり読んでいると他人の強烈な煩悩に取り憑かれて目眩がしてくる・・・悪霊にはエクソシストという悪魔払いの専門家がいるが、煩悩憑きにはそれにあたる物が無く、日々強烈な煩悩メールを直接受け取っているいるオレは時に救いを求めたくなっていた。そんなとき1通の随筆がオレの元に届いた。
 これだ!これこそオレの求めていた煩悩からの救済だ!!
 なんのことはないタイの日常に関するエッセイだったがオレは救われた気持ちになり、ダレ気味だった編集後記も珍しくしっかり書いてしまった。それ以来いつか随筆の連載をやろう決意しました。
 そんなわけでこれは外道の細道始まって以来最初の随筆集です。皆の煩悩落としに役立てばいいなと思います。筆者であるDr.フェラありは現役のお医者さんでもあるオレの知人です。医学的学術的見地より、また外道者としての視点からそれぞれの事柄について語って貰い、皆の煩悩を和らげて欲しい。
 連載開始にあたってオレの希望としては「先生、看護婦紹介してくれ!!」いかん・・・まだ煩悩が取り憑いているようだ。



はじめに

 僕はしがない外道者です。今まで物陰に身を隠すようにひっそりと生きてきました。だってこんなバカ者、世間様が許してくれるわけないでしょ。日本の恥、地球のゴミ。そう、それが僕です。同じ趣味をもつ数人の穀潰し友人達とお互いの傷を舐め合いながら、人間の道とは程遠い世界に暮らしていました。

 そんな僕が今年の6月、G−DIARYというタイ風俗雑誌を手に取り、その中に「外道の細道」という単語を発見した時、転機は訪れたのです。この言葉に異様な何かを感じた僕は買ったばかりのパソコンにこの言葉を入力し検索してみた。すると、いるわ、いるわバカ者どもが延べ300万人(2002年6月時点)。えっ、なになに、僕よりさらに大バカ者までいるじゃないか!みんな何処に隠れてたんだよ。ここは僕の居場所じゃないか。ふ―ん、そうか、僕は日本の恥じゃなかったんだ。「外道」という人種だったんだ。それだったら20年前から堂々と「みなさん、こんにちは、僕は外道で〜す。」と言って街中を闊歩していれば良かったんじゃないか。

 よし、それなら外道を極めてやる。おい!外道紘!こちとら外道歴20年だぞ。僕に外道王国の国民栄誉賞をよこせ。そして外道平民たちよ、僕についてこい。僕がモーゼとなって約束の地まで導いてやる!!!!。
 というような勇ましい決意は何もなく(紘さん、呼び捨てにしてすいません)、ただボウフラのように地上をさまよっていた同族の人たちが、これを読んで「ああ、ここにも一人バカがいた。」と安心して下さればという願いから執筆を決意しました。安心は心のストレスを取り除き、健康にも良いですよ。

 これは外道ジジイの僕から外道青年のあなたがたへの「バカは死んでも直らない。」という教訓集でもあります。気長にやるつもりですので、よろしかったら読者になってください。

2003年

2002年

外道の細道





ゲドーマニズム宣言「タイ風俗嬢と中国娼婦」

 深夜、ジェットストリームでも聞きながら遠くバンコックに想いをはせる時、心に浮かぶのはナタリーの看板、、、、じゃなくてあの渋滞ですよね。あの渋滞を注意深く見てみると、かなりの種類のピックアップやトヨタのソルーナ、ホンダのシティ(かつての日本のそれとは別物)等日本では見かけない日本車も混ざっているので気づかないかも知れないが、日本以上に日本車の占有率が高い。一般にタイでは家よりも車の方が高いとされている(パジェロは300万バーツ!)。そんな視点で車選びをすると、日本人のようにミエや外観のかっこよさで選ぶのではなく本当にシビアな目で、機能の良さや信頼性、丈夫さで選ぶと、日本車しか選択肢がなくなってしまう、ということだろう。現代や起亜なんか日本車と同じ値づけで自社車を売ろうとしたって売れるわけないでしょ。もっと考えなさい。セルシオだって日本では単なるデカいカローラでしかないがタイではベンツを凌駕する勢いで売れているという。僕の回りにもミエでベンツを転がしている奴はいっぱいいるが皆その故障の多さと修理代の高さに頭を悩まされている。

 タイにおける自動車戦争は日本が完勝と言っていいだろう(ちなみに一番惨めな負け方をしたのがアメリカ)。他の産業については目立たないのでよくわからないが、おそらく携帯電話とVCDハード、BTS以外では日本企業の連戦連勝状態が続いているのではないだろうか。こうして、例えばピックアップを例に挙げれば、タイで生産された日本車が他のアジア諸国やヨーロッパに輸出され日泰両国に利益をもたらしている。そして日本人はタイ人のリスペクトを集めタイが日本人にとって非常に居心地の良い場所となる。また風俗業界においても日本人が最大の顧客であり、今や650万ヒットを誇る外道の細道もこのことに少なからず貢献していることも付け加えておこう。言うまでもなく日泰関係は、官がビザ問題等でミソをつけることもあるが、日本の民間企業の努力により、両国の民が富と幸福を分かち合うという理想的な外交関係に成熟しつつある。

 今から30年以上前になるが田中角栄という戦後最大の政治家の手により「日中国交回復」という偉業が成し遂げられた。これがアメリカの逆鱗に触れ、田中を奈落の底に突き落とすきっかけとなった(ロッキード事件、だから田中真紀子は今でも親中反米なのだ。)のは皮肉なことであるが、この後は官主導により日本企業の中国進出が除々に始まってゆく。それが円高やバブルをきっかけに飛躍的な伸びを記録することとなる。今ではチンケな町工場のタコ社長までもが自分の家屋や土地を担保に日本の銀行から借金をし(金の流れに注目)中国に進出し「中国女はエエな〜」ってバカ!タイ風俗嬢を知らないのか!今では日本国中に安い中国製品が溢れている。しかしこのことが今日の日本を蝕むデフレの原因となっていることを誰も指摘しない。そう、日本企業の中国進出の中身というのは主に日本で消費する製品の生産を中国に委ね、中国の経済発展に貢献し、その製品を日本に逆輸入することにより我が国にデフレと失業をもたらす、という屈辱外交なのだ。中国政府の目論見は日本を食い尽くすことでしかない。

 さらに日本がいくら貢献しようが中国人が日本人をリスペクトすることはあり得ない。その原因は「反日教育」にある。中国のように国王がいるわけでもなくはたまた選挙で為政者を決めるのでもない屈折した国家では外部に仮想敵をつくることでしか人民のアイデンティーを確立出来ない。アメリカは怖いので日本が丁度良いだろうという抗日教育。自らは核を持ちながら非核自衛隊の軍事的脅威云々を言い出すに至っては、「こいつらキチ○イじゃないか?」と思うのは僕だけだろうか?シンガポールなどは、そのアホらしさからであろう、もう既に20年以上前に反日教育をやめている。その結果、日本に迫るような経済発展を遂げ、今では日本人同様、バンコック詣を繰り返し外道に勤しんでいる。あとこういうことを書くと誤解する人が多いのでことわっておくが、悪いのは中国の為政者であって無知な中国人民ではない。

 今回は前置きが長くなってしまったかな。日本でもタイスナックからタイ人が姿を消し中国人娼婦がはびこっている。医学の世界でも善玉菌(ボリカンディーのタイ風俗嬢)を排除すると悪玉菌(フェラなし、マグロの中国娼婦)が蔓延る、という現象がちょくちょく見かけられるが日本風俗界でも同じことがおこっている。タイ人は旅行ビザを取り、日本にオーバーステイして風俗していたので旅行ビザ発給を停止することにより排除できた(善玉菌ですね)。ところが中国人は中国残留孤児の戸籍謄本の使い回しを始めとして皆様御存知の漁船、コンテナを使った命がけの密入国、日本語学校を隠れ蓑にした非合法労働など対処しようのない手を使ってくる(正に悪玉菌ですな)。嘘だと思うなら日本語学校を覗いて見なさい、生徒が全員中国人という学校もめずらしくない。こんなこと異常である。何故入管は日本語学校に手をつけないのだ?しかも他国の不法滞在者と違って国内で平気で悪事を働く。これも反日教育の結果である、「悪の国家、日本人を懲らしめることは善行だし愛国的行為である。」という観念が中国人を悪事に走らせているし、「かつて我が国を侵略し先祖を殺した日本人の男根なんぞしゃぶれるか、とりあえず搾取のため穴だけは貸そう。」という思いが中国娼婦をフェラなしマグロ化させている。こんな女を買って面白いと思う?しつこいけど悪いのは中国の為政者であって無知な中国人民ではないよ。

 僕はかつて外務省関係の知り合いに対して、タイ人に旅行ビザを発給しない外務省の態度を非難したことがある。もう8年前のことである。彼の見解はこうだった、「たかが数万人のタイ人が日本で不法就労しても痛くも痒くもない。ただ日本がタイに対して門戸を開くということは中国に対しても門戸を開かなければならない。そうしたら数千万人の中国人が日本に押し寄せ、日本はメチャクチャになる。だからすまないがタイ人にもビザを発給出来ないんだ。」しかし彼の危惧をよそに中国人は日本国内に確実に蔓延しつつある。なにせバンコックのジャパゆきシンジケートと蛇頭では田舎ヤクザと山○組くらいの差がある。僕の町の県営住宅などは既にその3分の1を中国人に占拠されている。そしてここから毎日、歌舞伎町に通い悪事を繰り返している。定期的に行われる入管による外国人狩りも本当は中国人が目的なのだが中国政府の目を気にしてスケープゴート的にタイ、フィリピン、インドネシア人も狩っているそうだ。可愛そうなタイ風俗嬢。

 ゴーマンかましてよかですか?「日本は即刻中国と国交断絶し台湾国と国交樹立せよ!」。ゴーマンコもかませちゃうぞ「中国政府の目が届かない雲南省の女はマグロじゃないしフェラも上手だぞ!」でも遂にバンコック風呂屋からも雲南女は排除されちゃった。





「タイ人と暮らす」と言ふこと

  煩悩の夕暮れ編集後記(http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?gedou 煩悩の夕暮れ 2003/07/16)によると紘さんの部屋には何故か無意味に「ノックちゃん」なる女性がいるらしい。紘さんは彼女を評して「悪い子じゃないんだが、一生をともにするにはあまりにも価値観にギャップがあるな、としみじみ感じ入った。」 そう、その通りなんですよ。でも、だったら何故十数年前にこれを言ってくれなかったの?僕がこれに気づいた時には既にガキが出来ちゃってて後戻りできなかったんだよ。ホントにもう怒るぞ。僕は外道だけれど出来ちゃったら責任取るのが男の最低の責務だと思っている。それに自分と同じDNAを持った生命体をそこら辺にさっぽっとくなんてみっともないし、医者の立場から言わせて貰うと中絶は明らかな殺人罪だ。出来ちゃったら男は負けなのよ。という訳でこれからタイ女性との同棲、結婚を考えている外道平民の皆さん、以下を読んでもう一度考え直してみて下さい。タイでも都会の中流以上の家庭に生まれ、ちゃんとした教育を受けた女性はこの限りではないと思われますが、田舎百姓の娘(おそらくタイ風俗嬢の99%がこれに属する)は以下の通りだと思って間違いない。どうか僕の過ちを繰り返さないで下さい、特にS君。ちなみに僕のカミさんは「メーコック」のノイ、年齢34歳です。

 まず「生活にリズムを持つ」ということが出来ない。日本の一般家庭では三食の時間というのはほぼ決まっている、特に朝食の時間というのは出勤や登校との絡みも有り一分と違わないのではないだろうか?ところがウチの場合はこれがメチャクチャ、毎日同じ時間に同じことをやるということが出来ないのだ。だから僕の仕事のリズムも狂いっぱなしだし子供達も学校で欠席日数ゼロ、遅刻多数という石田国松状態に陥っている。勿論夕食の時間もムチャクチャだしこんな生活を何年も続けていると生活のパターン自体が破綻してしまい、隣近所からも村八分状態となる。ゴミ出しの時間もいいかげんで町会の顰蹙をかう。

 次に「開けたものを閉める」という習慣がいつまでたっても身につかない。瓶のフタなども使ったら開けっ放しなので塩はしけってしまうわ海苔は食えなくなるわコーラもすぐに飲めなくなるわ。冷蔵庫から出した牛乳も何日もそのまま放置する、これを気まぐれで冷蔵庫に入れ直すので間違って飲んでしまって腹をこわすことは日常茶飯事、でも最近では僕も子供も随分と鍛えられた。雨が降って来ても窓は開けっ放し、だから家の中はびしょ濡れとなる。注意しても「晴れれば乾く」でおしまい、何度も畳をだめにしたので最近フローリングに変えた。扉も開けたら閉めない、ストーブもクーラーも開けっ放しでつけている。

 さらに文明国の生活必需品に対する基本的知識が欠如している。電気掃除機でベランダを掃除されたぐらいでは驚かない。ノイと同居を始めた初日、僕がイギリスのエジンバラまで行って仕立てたタータンチェックの羊毛スーツ(わかる人にはわかるよね、サタデーナイト、バイバイベイビー)を洗濯機でグルグルやられた。帰宅してベランダに干してある子供サイズとなったスーツを見た時、僕は発狂していた。ネクタイも一緒に洗濯機にかけられたことも付け加えておこう。時々冷蔵庫を覗いてみると塩や胡麻の瓶、風邪薬、せんべい、お茶っ葉等を発見できる。コーヒー用のシュガーもタイでは冷蔵庫で保存するのであろうか?まあ原始人か土人と暮らしていると思えば腹もたたないが子供の教育上、良くはないと思う。学習能力もないので同じ過ちを何度でも繰り返す。

 また「相手の気持ちを思いやる」とか「相手の立場になって物事を考える」ということが出来ない。ノックちゃんのソムオー事件(詳しくは7月16日号編集後記参照 http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?gedou 煩悩の夕暮れ 2003/07/16)等はこのいい例だろう。僕には今回の紘さんの病気に特効薬を処方してくれたOという内科医の親友がいる。ところが僕をも上回る外道者なので僕とカミさんの間では「スケベ先生」というチューレンをつけていた。ある時O医師からウチに電話がかかってきた。電話を取ったカミさんは僕を呼ぶため、大声で、電話口で、明瞭な日本語で、「電話。スケベ先生から。」この先は書きたくない。

 他国(日本)の文化や生活習慣に溶け込もうという気も全然ない。我が家のトイレットペーパーは未だに逆回り(これだと本当に切りにくい)だし茶箪笥はほとんどゴミ箱と化している。すす払いの習慣もないらしくタンスの上はいつもほこりだらけ。初めは居間にあったソファ、テーブル、絨毯もタイの百姓にとっては無用の長物なのであろうか段々とどこかにかたずけられてしまった。タイ人にとっては硬いフローリングの上に胡座をかくことは何でもないのかも知れないが日本人にはきつい。テレビを見るにも座椅子や座布団が必須となる。これらも掃除の度にベランダにほっぽり出される。一度ほっぽり出されたものは当然そのままにされる。いつしか雨に晒されてオジャン。そのくせタイから持ち帰ったソムタム用のすり鉢などは後生大事にしている。

 極めつけは完全な自己中心主義で責任感や協調性が全くない。医師会の夫婦同伴の食事会でもフランス料理など自分の嫌いな料理が出ると露骨に嫌な顔をし「まずい」と言い出すし、飽きてくれば「もう帰る」と言い出す、フォローのしようがない。また「つきあい」という言葉が通じないので僕は今まで何人の友人を失ったことか。かつてカミさんが運転中に道路っ端に停車していた車にオカマを掘ってしまったことがあった。電話で呼び出されて事故現場に行ってみるとノイが相手のドライバーと口論している。彼女の言い分は「ここに車を止めておいたあんたが悪い。」相手のドライバーはカンカンに怒っていた。こういう場に立たされた時、今まで僕が人生をかけて築き上げてきた社会的地位やプライドが音を立ててくずれていくのを実感することができる。

 僕も最初はノイだけが特殊なのだと思っていた。なぜならノイの妹は古風な日本女性という感じで何度か訪れた夫婦の危機に際しても、「日本人とタイ人は違うのだから」とか「姉さんももっと女らしくしなさい」とかいつも僕の立場になってカミさんを諭してくれたからだ。「この子なら大丈夫、どこに出しても心配ない。」と思いチョンガーだった僕の友人とお見合いをさせ結婚したのだが、妹も来日して1年も経たないうちにカミさんのコピー人間となっていた。時々、友人が「話が違うぞ」という目つきで僕を睨みつけるのだが僕はいつもそっぽをむいて知らん顔している。こんな生活もう嫌だ。

 しかしながら僕が離婚を踏みとどまっているのは、勿論僕が根っからの外道でカミさんにどうのこうの言える立場でないこともあるし子供のこともあるのだが、紘さん言うところの「悪い子じゃない〜」この一点につきる。僕の周りの日本人と結婚したタイ女を見回すと本当にひどい、「悪い子」ばかりなのだ。「僕のカミさんはまだマシなほうだ」と自分で自分をなぐさめている。昼間からタイ食材店などにタムロしてキーマオしているのは可愛いほうで、子供をほっぽらかしてパチンコ狂いの女、ヤク中の女、遊び金欲しさに売りをやめない女、レンパイで借金をつくり夫や子供を置いて夜逃げする女、旦那を騙して金をかすめ取る女、(こう並べてみると日本女も大して変わらないか)勿論、こいつ等全てが夫の他に男(通常は不法就労のタイ人かイラン人)をつくっているのは言うまでもない。

 最悪の女は「託卵」、つまりこの女は日本で風俗やってて今の夫と知り合って結婚したのだが、その時既にタイ人の男がいた。そして結婚にタイミングを合わせてこのタイ人との間に子供をもうけた。血液型を知らないタイ人だからこそ成せる悪知恵だろう。この日本人はタイに行ったこともないし、タイ自体に全く興味がない。僕や外道諸氏が見ればどこから見てもイサーン人の子供なのにこの男は自分の子だと信じきっている。しかもこの女はこのタイ人の男を夫には「自分の従兄弟だ」と言って家に出入りさせている。実はこの子供とウチの子供が学校で同級生なのだがこの女は僕の家族を絶対に夫に近づけようとはしない。ウチの子供達を見てしまうと日泰ハーフが本当はどんな顔をしているのか夫にバレてしまうからだろう。ちなみにこの女の夢は今は金を貯めこんでおいて、子供が日本の大学を卒業したら3人(勿論この女と子供とタイ人の男)でタイに帰り楽しく暮らすことだそうだ。

 ここまで聞いてもまだタイ人と一緒になりたい?しょうがない、そういう人にはソクラテス(確かそうだったよね)の次の言葉を贈ろう。「結婚は大いにすべきである。良妻にあたれば幸せになれるし、悪妻にあたれば哲学者になれる。」






さよならナタリー

 言うまでもなくバンコクの風呂屋は完全歩合制である。姫だって客がつかなくなれば店をやめざるを得なくなる、生存競争の厳しい世界だ。僕の知っている泡姫も何人かはこのようにして風呂屋を去って行った。逆にいえばこの新陳代謝により風呂屋は我々外道にとって常に新鮮な場所であり続けるのだ。実は僕にもナタリーにもう二年以上の付き合いになるオキニがいた。ところが五月に彼女(オーン、仮名。BEEちゃんに近い番号)は店をやめてしまった。もっとはっきり言うとクビになってしまった。時系列で述べると三月後半までナタリーで働き(とは言っても最近は月に7日か8日位しか店に出てなかった。)その後は訪泰した僕と一緒にいて、そしてソンカーンのため故郷に帰った。帰った途端のSARS騒ぎのため五月末まで田舎にいてから上京しナタリーに顔を出したらコンシア(幸一ではない)からクビを宣告されたのだ。

 今まではオーンに迷惑がかかると思いナタリーのことはぼやかしてしか書かなかったがもう関係ないから何でも書いちゃうぞ。僕はその「クビ」の理由に怒っているのだ。多分どこの風呂屋も同じシステムだと思うのだがナタリーはエージェント付き以外の子は自由出勤制である。ただし月に十日以上休む場合には500バーツの罰金を支払わなければならない。逆に言えば500バーツを払っていれば仕事をしなくてもナタリーの姫として在籍できる。だから長期休暇がクビの理由ではない。僕はオーンからクビの理由を聞かされた時、びっくりして天地がひっくり返ってしまった。


 コンシア曰く、「オーン、君は最近<外道の細道>で評判が悪い、サービスが最悪だとかナタリーの面汚しだとか書かれている。店に迷惑をかけたのだからやめなさい。」


 ことわっておくがオーンのことがこのサイトに出てたのは彼女が真面目に仕事に出ていた一年以上前まででそれ以降の投稿はない。投稿も「北部出身の19歳(本当は当時で23歳)微乳だがサービスは良い。」というような好意的なものばかりだった。念のためナタリーに関するありとあらゆるHPやBBSも調べてみたがオーンに関する記述はなかった(しかし基本的事実の誤りが多いな、A、Bは顔の差じゃなくてマットの有り無しだし77番はレッキとしたタイ(イサーン)人だよ。やはりタイ風俗は外道の細道に限る。これもすべて外道士族のおかげ)。ストーカーの日本人がコンシアに告げ口した、とも考えたが彼女にも心当たりがないと言う。となると理由はただ一つ、ナタリー側に彼女のクビを切らなければならない訳があり、それに外道の細道が利用されてしまったということですよ。

 例のデービス事件でナタリー側の事情も何となくわかった。オーンは山岳民族なのだ、だからクビになった。その後彼女が面倒を見ていたナタリーの中国人やミャンマー人も次々とクビになったり出勤停止を命じられたりしている。話では最近は毎日のように風呂屋に警察の手入れがあるらしい。タクシンもいいかげんにせいよ。それにナタリーのコンシアもコンシアだ、何も外道の名を使うことはないだろ、こういうことがヘンな誤解を生むのだ。オーンからも「私の仕事をやめさせようとしてあなたが投稿したの?」と疑われてしまった。そんなことやるわけないでしょ、僕は確かに最低の男だがストーカーではないですよ。それにいくら好きだといっても僕がバンコクにいる間は一緒にいてくれればいい訳であとは何していようが僕には関係ない。これは例えばシュワちゃんがターミネーターでいい演技を見せてさえくれれば私生活で何人奥さんを変えようが政治家になろうが関係ないし、ロッカーが素晴らしい演奏を聞かせてさえくれれば人間的に最低だろうがヤク中だろうが関係ないのと同様である。これこそが正しい人間関係ではないだろうか?逆にこの一線を越えてしまうとワイドショー人間やストーカーになってしまったり狂気の世界に落ちてしまったりする(とは言ってもあの時あわてて紘さんに連絡を取りオーンに電話して貰って誤解を解いた僕はまだ修行不足かな?)。とにかく僕にとっては彼女に風俗を続けてもらっていたほうが色々と都合も良かったのだ。

 風呂屋の女の子を連れ出そうとする場合、勿論女の子に拒否されれば不可能だが、かなりの金を店に支払わねばならない。例えば6時から連れ出そうとすると12時までの3回分(コンシアによっては12時に最後の客が入る可能性があるから4回分という奴もいる)つまり1,700バーツの子で5,100バーツ払わなければ連れ出せない。ところがナタリーの場合1,700のうちの900が女の子の取り分であとは店に入ってしまう。それならば最初から店を休んで貰っちゃって女の子に直接それなりのお金を渡した方がお互いのためでしょ。オーンがナタリーどころか風俗界からも足を洗ってしまったので書いちゃうけど僕もオーンを通じてかなりの数のナタリーやキャ○○ンの子を同行した友達に紹介してもらった。オールナイトで3,000バーツ、24時間貸切で5,000というのが相場だった。彼女等にとってもいいバイトだったと思う。これって夜便でバンコクへ行く時便利なんだよね。例えばTG773で行くとホテルに着くのが午前1時になってしまう。これじゃイイ女なんか見つかるわけないでしょ。そんな時はオーンにあらかじめこちらの好みを伝えておいて女の子達にエメラルドホテルのロビーで待っててもらう。こうして一緒にチェックインしちゃえば800バーツのJFも払わないで済む。風呂屋の女だからサービスは申し分ない。僕の顔も立つしオーンの顔も立つ、こんないいことはない。

 こんな楽しい思い出ばかりのナタリーだったがとにかく今度のことは頭に来た、もうナタリーとはおさらばだ。今度はどこにしよう?ポセイドンみたいにでかくて豪華で新しい所ってどうも性に合わないんだよね。とりあえず高級店だけどちょっと古くてわびさびの世界があるような店って知らないですか?誰か教えて下さい。それとも素人女に戻ったオーンともう少し援交を続けようかな。

 









キャバクラ嬢と風俗嬢



 実は僕はキャバクラという場所に行ったことがない。絶対にやれない相手に金を使うなんて僕の合理主義が許さないからだ。逆にタイスナックは大好きだった、たとえ女を買わなくてもその気になればいつでもやれるのだからこちらに選択権があり精神衛生上もよろしい。初めて出会った女の子と一緒に酒を飲み気分が向いたら即ホテルへGOというのこそ男の遊びの醍醐味だと思うのだが、世に「外道論」など存在しないが「キャバクラ論」なるものはあちこちで見かける。どうもかなりのインテリ達がキャバクラにハマッているらしい。キャバクラっていうのは要するに完全指名制のスナックだと思うのだがそんな場所の何が楽しいのだろう。僕の診療所の受付も元キャバクラ嬢なのだが「客はハナから恋愛の対象外だ。」と言っていた。(ちなみに彼女は店の黒服とできてしまいそれがばれて(この手の店は社内恋愛は厳禁らしい)二人ともクビになり結婚してウチに転職してきた。)この話は何となく分かる、いくら僕がすけべでも患者さんは対象外だ。仕事なのですよ。

 遠い昔(昭和30年代)浅草は新世界の屋上に雷魚の釣堀があった。ギャング針のついた竿を買い見事釣り上げたら魚を貰えるのだが,この手の商売の文法通り糸が細すぎて絶対に釣り上げられない。たまに釣堀屋の親父が「ホラ、こんな簡単に釣れるよ。タイミングの問題だな。」とか言って釣り上げて見せるのだが何のことはない、親父の竿だけ糸が太いのだ。こんなことも見抜けず僕はいくら散財したことか。キャバクラとは正にこの釣堀のようなものではないだろうか?そう考えれば絶対オトせない女に散財し続ける客イコール絶対釣れない雷魚になけなしの小遣いを使い果たした少年時代の僕、ということで納得がいく。しかし最後に僕はあるずるい方法で遂に念願の雷魚をゲットした。喜びいさんで家に持ち帰り水槽に入れたのだが、次の日水槽の金魚やフナは全部喰われてしまい、3日後には雷魚も死んでしまった。僕が釣堀通いをやめたのは言うまでもない。キャバクラに通う男の目的が最終的にはキャバ嬢とやることにあるのは間違いないだろう。しかしまかり間違って目的を達成してしまったら、僕のように釣堀通いをやめてしまうのではないだろうか。

(タイ)風俗とは言うまでもなくあらかじめ決められた額を支払い自分の選んだ女とやれる場所である。考えてみればこんなに健全な大人の社交場はない、キャバクラにハマってサラ金地獄という話は星の数だが風俗にハマって借金地獄というのは聞いたことがない。逆にもしそんな人がいたらその絶倫なる精力がうらやましい。男の最終目的が気に入った女とやることにあるとしたら風俗とは入った瞬間に最終地点に到達してしまう場所なのだ。正にロック、レッドツェッペリン。キャバ嬢の仕事が男心を誑かすことにあるとしたら風俗嬢の仕事は男との真剣一本勝負、潔い、拍手。よく「素人に相手にされない男が水商売の女にハマりお水にも相手にされない男が娼婦にハマる。」という話を耳にするがこれなどはクラシックとロックはどちらが上か、又はケシの実とコカインのどちらが上か、という議論に過ぎない。あるいは「風俗嬢は公衆便所」、これは正しい。しかしそれならば「風俗嬢は公園の便所、お水嬢はホテルの便所、素人女は家庭の便所。」という言い方も出来るのではないだろうか。

 ヒロポン軍曹は言った、「お風呂の心得、同じ女の子は二度と指名しない。」。そうなんですよ、何と言っても風俗の醍醐味は初回にあるのですよ。そして既に最終目的に達しちゃっているのだから二度目に指名しても色褪せている。また「前回ボリカンディーだったから。」等という安定路線よりも「オレが選んだ女どうだろう?」というギャンブル感覚も外道遊びの重要な要素なのだ。しかし、しかしである。やり終わった後で何か別のものが心に込み上げてきてしまう、という風俗嬢に当たってしまうことがママあるのですよ。バンコク詣でを繰り返している外道諸氏なら思い当たる節があるでしょ。人それぞれだろうが僕の場合は頭では商売女とわかっているのにやった感覚がまるで素人という女、前にも書いたがミラージュ〜ナタリー〜シーザー〜エマニュエル〜ハイクラスという800メートルトラックを何周もして選んでいるので顔は勿論気に入っている。こういう女に出会ってしまうと軍曹の言葉も忘れ2度3度と買ってしまう。それでも3度目位で「単なるマグロだったか。」とか「男がいるじゃないか。」ということに気づいてしまいそこで終わる、そして本来の外道に戻り再び風呂屋巡りを始めることになる。

 それでも、それでもである。本当に10年に一度くらい、やる度に愛おしさが増してしまい下半身も性格もピッタリであることに気付かされる風俗嬢に巡り合ってしまうことがある。もしかしたらあなたも経験があるでしょ。そうなるとその子が不特定多数の男を相手にする商売であることに嫉妬している自分に気付くはずだ。しかしそんな時、これは外道ジジイの僕から外道青年に声を大にして言いたい、そんな境遇をも全て許容して彼女を愛してあげることが出来れば、あなたは今よりもずっと恋愛上手になるだろうしもっと有能な仕事人となるだろう。ホラ、よく言うでしょ、「イイ女は男を育てる」って。だから僕もあなたも、これからも頑張って外道を続けましょう、自分を磨いてくれるより良い風俗嬢に巡り合う為に。

 結論、「外道とは人間修行である。」、、、、、これって僕達のやってること正当化してるだけかな?






外道的少子化問題考察

「外道する人はまだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか。」と言っておけば何の問題もなかったのに、バッカだねえ太田という議員は。僕は反自民だがこの議員の本当に言いたかったことが何であるかは痛い程解る。少子化問題に対する憤りだ。性的に元気のない若い男を叱咤しようとしてスーパーフリーを引き合いに出してしまったのだ。このレイプ集団も我々外道も朝から晩まで起ちっ放しである点は共通だが、言うまでもなくあちらは合意を得ずにタダで、こちらは合意の上でお金、いやチップまで払って、あちらが見たいのは女の嫌がる顔、こちらの見たいのは女のよがる顔、太田議員もちゃんと外道の細道を読んでいれば失脚しかねないようなバカな失言しなくて済んだのに。失言と言えばもう一人、森前首相。「子供を生まない女の老後の面倒を税金で見るのはおかしい。」でもこれって失言?正論じゃないの?この人には「日本は天皇を中心とした神の国だ。」という有名な失言があるがこれも正論なんじゃない?小泉なんかよりもこの人の方がよっぽど首相らしいと思うのだが。

 国の人口が減っていくということは単に経済成長を阻害しその基盤を歪めるだけでなく正に国家存亡の危機なのだ。それなのにマスコミも含めた我が国の論調は、「少子高齢化だから年金負担を増やす。」「〜だから増税する。」。これじゃだめなんだよ。根本の少子化を何とかしなきゃ(子作り行為は外道の専売特許)。財務省は先進国の消費税率に倣って増税を目論んでいる。民主党の管は唐突に高速道路の無料化を打ち出したが無視された。この人は政治家に向いてない。「政府は先進各国の消費税率を見習って増税しようとしています。しかし国民の皆さん、見習えというのなら先進国の高速料金を見て下さい。ほとんど無料です。我が国もまず高速料金を無料化して流通の簡便化を計りましょう。そうすれば地方が活性化し税収が増え、我が国の財政及び経済の建て直しができます。その上、天下り先もなくなります。」こう言えば選挙の票も集まるのですよ。これ位の大ボラが吹ける奴を政治家というのだ。外道だってホテルに連れ込んだ風俗嬢に「僕のミヤノイになってくれない?毎月5万バーツ送るから。」とか「結婚して一緒に日本で暮らそう。」くらいのホラを吹けば夜がもっと楽しくなるのに、どうせ日本に帰っちゃえばあとは関係ないのだからどんなウソもつけるでしょ。

 さて少子化であるがこのことと切っても切り離せない関係があるのが「男女同権」つまり女性の社会進出、これを最初に言い出したのは勿論白人たち。何を隠そう男女同権思想とは生殖能力に劣る白人が自民族の少数化を恐れ有色人種に対して仕掛けた陰謀である。女性を自立させれば当然出生率は減る。これにみごとに引っかかってしまったのが日本の女どもなのだ。結果今の日本は世界一のスピードで少子化の道を突っ走っている。「男女同権」の反義語として「男尊女卑」が浮かぶがこれもまやかし、卑弥呼の時代から日本には男尊女卑などなかった。「男と女は別の生き物」というのが正しい。日本は世界一の長寿国だが男女で8歳の寿命差がある、医学的に見て人間の雄と雌に寿命の違いなどないのに。この数字は今までの日本がいかに女性にとって住みやすく逆に男性を虐げてきたかを物語っている。それなのに「女性の権利」なんぞと言い出す奴、それは決まって左翼か共産党、21世紀になった今、過去を振り返ってみるとこいつ等って結局アメリカ式資本主義の傀儡に過ぎなかったのではないだろうか。

 先日、とある小学校へ学校検診に行った。そしたら担任の教師が「女男混合名簿」とか言って児童を男女取り混ぜて並べさせていた。僕は担任(勿論日教組!)に「内科もこれと同じにやるならウチの科もこれでやるけど。」と言ってやったら「いえ、内科は男女別にします。」と言いながらしぶしぶ男女別に並ばせた。ザマアミロ。とにかく20年も学校医を続けていると子供の数の極端な減少を肌で感じることができる。既に近い将来の日本には一世代分の穴がポッカリと開いてしまっているのだ。このまま日本の女が子供を産まないのなら日本はいずれ滅亡する。それを阻止するためにはどうしたら良いか?外道諸氏ならもうピンときてるはず。そう外国人の女に日本人をじゃんじゃん生んでもらえばいいのですよ。僕は自分の子供で実感しているのだがたとえ母親が外国人でも日本で生まれ日本で育てば日本人だ。日本政府も国策として外国人風俗嬢を無条件で受け入れる。我々外道は「日本では生が常識だ。」とか言ってバンバン種付けをする。子供が出来たら最低でも認知だけはしてあげて下さい。そうすれば母親は子供を身元保証人としてビザの更新が出来るし国からの母子家庭に対する扶助も受け取れる。こうして外道は日本の救世主となる。





ハングル君に捧ぐ

 最近、僕は日本ではロシアの風俗嬢と付き合っている。日本で働くロシア風俗嬢というと年齢は25歳前後、現地で一度結婚に失敗し日本にやって来たウラジオストックかハバロフスク出身、というのが一般的だが彼女も御多分に漏れずこの通りの経歴だった。ちなみに彼女の友達はバンコックで働いているとのこと。彼女は以前、ソウルで風俗嬢をやっていたのだがある事件をきっかけに来日したそうだ。

 僕は長年ソウルには行ってないし興味もないのでよく分からないが彼女の勤めていた店は日本のキャバクラとタニヤの日本人クラブが合体したような店らしい。客は指名料を払って女の子を呼び意気投合したらホテルへ、というシステムのようだ。彼女が言うには韓国の男というのは指名料を払うということはその女を時間で買ったこと、と思い込むらしく席についたとたんに体は触りまくるはキスはするはとまるで一昔前の日本の買春オヤジのような態度に出るらしい。ついにある日、彼女は切れてしまい客をビール瓶で殴ってしまったそうだ。いくら風俗嬢と言ってもまだ自分の本来の仕事の契約が終わっていない相手に所かまわず触られるのは屈辱なのですよ。警察に連行され強制送還となった。

 彼女は国に帰ってからソウルの店に来ていた何人かの日本人(しかしソウルまで行ってロスケを相手にするっていうのもバカだよね。)のことを思い出し、来日したのだと言う。彼女の目には日本人が韓国人に比べて紳士的でやさしく見えたのだ。自身も韓国より日本のほうがずっと働きやすいし収入もいいと言っていた。彼女は現地のプロモーションに頼み旅行ビザで来日したのだがこういうのを「プロモーション」と呼ぶのだろうか?しかも彼らは偽装結婚の斡旋までしているようで彼女も「日本人の配偶者等」というビザで日本に滞在している。これではまるでタイのシンジケートと同じではないか。彼女は現在、入管の目をあざむくため近所の安アパートで偽装結婚相手と6ヶ月の期限つきで同棲している。但し「ただ乗り」は絶対させないと言っていた。

 さて話は飛ぶがバンコクの風俗嬢に最も嫌われている外国人はどこの国だろうか?何もこれは僕がハングル君を非難しているわけではない。純然たる事実なのだ。僕はいわゆる「朝鮮部落」のど真ん中で生まれ育ったので一般の日本人よりはハングル君を理解しているつもりだが、それでも彼等の傲慢さは日本人に限らず何処の国でも嫌われるだろう。でもそれが愛国心ゆえの傲慢さだったら僕はそれでいいと思う、日本の新しい教科書に文句をつけようが首相の靖国参拝(こんなものあのバカのチンケなパフォーマンスに過ぎない。特別な日に参拝しなければ意味がない)に文句をつけようがかまわない、それが愛国心に起因するのであれば。

 しかし、それならばこそ、北朝鮮問題は米国や日本に委ねるのではなく自身の力で解決すべきである。餓死寸前の危機に瀕している同胞を自分の手で救い出すというのは無上の喜びであるはずだ。こんな最上の愛国的行為にアメリカや微力ではあるが日本の手を借りたとあってはそれこそあなた方のプライドが許さないでしょ。南は太陽政策だ対話路線だと言っているが対話でどうにかなる民族であるか否かはハングル君自身が一番良く解っているでしょ。多少の犠牲を払ってでも同胞を解放することこそがあなた方のいい意味での傲慢さですよ。国民が拉致されても何も出来ない日本に対し、その傲慢さで日本人拉致被害者はもとより南の拉致被害者や北の難民までをも救い出したら、日本は未来永劫ハングル君に頭が上がらないだろう。北朝鮮問題とは国際問題ではなくハングル君にとっての国内問題なのだ。小泉政権の延命のための道具などでは決してない。

 だが南にも日本にも将軍様に消滅されては都合の悪い人間が多数存在する。日本で言えば将軍様が拉致を認めてから一切マスコミに登場しなくなった政治家たちがその一部だ。そしてさらに悪質なのは裏で糸を引いてる二つの国家の存在、この国家の女性達も食うに困って日本に体を売りに来ている。ホラ、話がこの文章の冒頭につながったでしょ。これを輪廻の法則、またはピンクフロイドの狂気と言うのです。






「煩悩の夕暮れ」読者より外道士族の皆様へ

 外道士族に奥道さんという方がおられる。以前から投稿数も多く読みやすい文章をお書きになり表現も的確で、何より文章の中に風俗嬢へのやさしさがにじみ出ていらっしゃるので僕も前々からファンでした。しかもチェンライにも詳しいと来た日には、「おぬし、同族でござるな。」と思わず声をかけたくなってしまう。ところが最近困った事が起きてしまった。奥道さんの最近の投稿の中に初めて僕の知っている女の子が登場した。このこと自体は大変うれしいのだが書かれていた内容が僕が彼女に対して抱いていた印象と全く違うのだ。勿論奥道さんが間違っていて僕が正しいなどと言う気はさらさらない。むしろ外道熟練度から言っても奥道さんが正しいと思う。僕の投稿に対する考え方は当コラムの「外道の細道にガセネタは多いのか?」に書いた通りであるが、外道に対する考え方や性格、趣味が僕に近い(と勝手に自分で思っていた)奥道さんと意見が食い違ってしまうと僕の外道の将来に不安がよぎる。あとことわっておくと、具体的に書くと風俗嬢が特定されてしまい迷惑をかけてしまうかもしれないので書けないが僕のオキニに奥道さんが文句をつけたので怒っているというのでもない。むしろその逆、ごめんなさい、奥道さん、あなたにいちゃもんつけるつもりは全くありません。キツネ顔とタヌキ顔に対する趣味の違いということで納得しております。

 さて、ここで外道士族の方々に提案がある。自由な投稿もそれぞれの方々の個性が出て良いと思うのだが当サイトを「士族同士の情報交換の場」と考えるならば情報にある程度の客観性を持たせたほうがベターではないだろうか。そのためには是非、我々医者の診断法を参照していただきたい。まずは患者名と保険証番号、これは基本中の基本、我々の収入の源であるしこれがなければカルテとして成立しない。交通事故で意識不明の重体となり病院に担ぎ込まれた患者に「保険証持ってますか?」と問いかけて顰蹙をかった医者がいたが、気持ちはわかる。名前と番号、これははずさないで欲しい。

 診断の基本は問診、視診、触診である。問診では名前と年齢および出身地を、また性格も推定して欲しい。年齢は自己申告で結構だが明らかに虚偽申告が認められる場合には主治医の意見を付記して「25歳(推定33歳)」等と記入することが望ましい。出身地はタイの47県を全て記憶している士族はいないだろうから北部、東北部、バンコク周辺、南部でいいと思う。外国人であることが疑われる場合には疑われる国名を記入してください。性格に関しては客観的言葉で表現するのが難しいので、こちらとコミュニケートしようとする姿勢が見られるか否かで「友達系」と「お仕事系」に分ければより客観性のある情報になると思う(個人的には「ロック系」「ジャズ系」という言葉を使いたい)。

 視診では身長、体重、3サイズ、肌の色、容貌、乳首の色、乳房の形状、妊娠線の有無、発毛状態等の情報を得ることが出来る。身長、体重、3サイズは測量計がないので推測で良い。ちょっと慣れれば5センチ以内の誤差で判断できるであろう。肌の色は自分自身と比較して色白か色黒と判断するのが良い。容貌はレントゲン写真さえあればこれほど客観的な資料はないのだが撮影拒否も考えられるので、その場合は言葉に頼るしかないが客観性を持たせる表現というのは難しい。明らかに有名人に似ていれば「○○似」でいいだろうがそうでない場合の方が多いでしょ。そこで考えたのが動物に例えてみること。もともと女の顔はキツネ、タヌキ、ヘビの3つに分類できると思う。これに明らかに美人か可愛い場合には上、タマダーは中、ブスは下として「キツネの上」とか「タヌキの中」という表現はいかがであろうか?乳首の色はピンク、茶、黒の3種類でいいと思う。但し特殊形状を発見した場合には特記事項として「陥没乳首」等と明記すべきである。

 乳房の形状に関しては患者を直立位にして観察し乳頭が乳房突起のほぼ中央に位置する場合は「直乳」、中央から乳房基底部の4分の3までの場合を「美乳」、それ以下は「垂れ乳」という分類で良い。大きさは3サイズから推定出来るのでここでは必要ないが乳輪の肥大等の特徴的形質発現が見られる場合は特記すべきである。妊娠線の有無、これは主治医により立場の分かれる所であるが僕はたとえ他の条件が最高でも子持ち女とわざわざ金を払ってまでヤルなんて絶対嫌だ。まあ数は少ないだろうから視診で明らかな場合のみ、「妊娠線有り」と記入すれば良いのではないだろうか。発毛状況は自然毛、処理済、剃りマン、パイパンでいいだろう。但し剃りマンとパイパンは似て非なるものなので区別に注意すること。舐めた時の舌触りが違う。

 触診で重要なのは乳房及び陰毛の硬さである。乳房に関しては触診しながら脂肪組織の充実度を推察しなければならない、ゴムマリ、弾性有り、弾性無しの区別で良いと思う。但し乳房基底下部に手術痕の認められる場合には「シリコン乳」と特記すること。陰毛は柔毛、剛毛の区別だけでで良い。触診に関してはもっと細かい事項が色々あるのだが診断にばかり時間をかけていては肝心の診療時間がなくなってしまうのでこの程度で止めておこう。あとは膣容量および周囲筋の発達度という重要な情報もあるのだがこれは己の竿との比較解剖学的探求という側面もあるため、ここは外道士族の紳士協定ということで触れないでおいて「あとのお楽しみ」にとっておくのが平和ではないだろうか。

 最後に「考察」。これは医学論文においても研究者の自由な感想が許される場所なので記述者の主観による見解を簡潔に述べて欲しい。こう書いてみると大変なようだが何のことはない。「○○番○○ちゃん。152センチ43キロ、80−57−82。色白、20歳(推定1×才)、北部出身(ビルマの疑い)、友達系、タヌキ上、特記事項陥没乳首。直乳、自然毛、ゴムマリ、柔毛。初めはシャイな感じだったが生フェラも合格点できっちりイッてくれた。」たったこれだけ(ちなみにこのような子に実際に会ったことはない、僕の理想)。客観的で正確な診断がより良い診療行為につながることは外道も同じである。「200バーツ同盟」同様、こちらの方もよろしくお願いします。





フュージョンとジャズロック

 僕のまわりの裏ビデオ愛好家の中では和物が圧倒的に人気があり僕のような洋物ファンはほとんどいない。どう贔屓目にみても和物より洋物のほうがお金もかかっているし作品としての質も段違いなのに。ロックの世界でも良質な洋楽が全く売れずチンケなJ−POPばかりが売れているのと同様、僕には理解出来ない。僕はもうジジイなのか?とは言っても最近のアメリカンポルノもつまらないものばかりなことも認めざるを得ない。女は全てシリコン乳で剃りマン、最初から最後までアナルだダブルペネだと交尾を繰り返すだけ、これじゃどれを見ても同じである。こうなるとストーリーのしっかりしたエロ映画が見たくなる。欧米ではケーブルテレビ用に一般映画としてのエロ映画(つまりかつての日活ロマンポルノ)を数多く製作している。そんな中から最近「PLAYMATE OF THE APES」という映画を見た。題名を見て貰えば分かる通り「猿の惑星」のパロディ(但しティム バートン版ではなく初代チャールトン ヘストン版)なのであるがやはりいくら性器の露出があってもフェラや結合シーンがなければ面白くない。逆に今月になって「エロ猿の惑星」(PLANET OF THE BABES、僕は原版を既に持ってるもんね、ウフフフフ)というアメリカンポルノが日本でリリースされた。これは主演がエイジア カレラ(誰も知らないか?)っていうくらいできちんとしたポlルノ映画であるがストーリーも原作を忠実に再現している。やはりこのようにキッチリとしたストーリーの中に必然性のある男女の交尾シーンがふんだんに織り込まれている映像こそ僕にとっての最良のポルノムービーなのだ。(但しこの映画、日本版を買ってもモザイクだらけで面白くも何ともないよ。)

 かつて日本で(70年代後半だったと思う)ラリー カールトン等に代表される「フュージョン」という音楽が大流行した時代があった。この手の音楽に対する知識がなければ東京では女もクドけないという時代であった。この音楽は一言で言えば「ジャズミュージシャンによるロック」である。これに対して全く注目されなかったが同時代にイギリスはカンタベリーを中心とした「ジャズロック」という音楽ジャンルが存在した。これはさっきの言い方で言えば「ロックミュージシャンによるジャズ」である。僕はある時期、この音楽に熱中していた。フュージョンなんぞ臭くて聞く気にもならなかった。だから女の子にモテないのだ。ちなみに「タイ人クラブ」の時のハンドルネーム「YESはBILL」のBILLは当時のジャズロックの代表的ドラマー、BILL BRUFFORDのBILLなのですよ。関係ないか。知らない人は同じと思うかも知れないけど、「ジャズミュージシャンによるロック」と「ロックミュージシャンによるジャズ」とは似て非なるものなのです。それと同時に「性器丸出しの一般映画」と「ストーリー性のあるポルノ映画」も全く違うものなのだ。

 さてバンコクである。外道である。素人だろうがプロ風俗嬢だろうが同じ女だ。でも僕は駐在員さんのように素人女を愛人にしたりナンパしたりする気はさらさらない。だからと言って風俗嬢にお仕事で抜かれても面白くもなんともない。僕がバンコクへ向かう唯一の目的はプロの風俗嬢と本気のセックスを楽しむことなのだ。
「何をばかなことを言っている。」と思われるかもしれない。しかし僕の中では「エロチック映画、ジャズ、素人女」と「ポルノ映画、ロック、プロの風俗嬢」は全く別のカテゴリーなのです。実際に映画を見たり音楽を聴いたり乗っかってみたりすれば分かると思うのだが、言うなれば「虚構の世界の中で特殊な芸を堪能する。」ということか、とにかくこれが僕の外道の道のストリートなのですよ。

 長年懇意にしてたMP嬢がいた。ところが最近彼女はある事情があって風俗をやめてしまい堅気の床屋さんになってしまった。次回訪泰する時も空港に迎えに来てもらい、一緒にホテルにチェックイン(ジョイナーフィー対策)する約束をしているのだが複雑な気持ちである。この彼女は今でも僕の求めるプロの風俗嬢なのかそれともただの素人なのか、はたまたそのどちらでもないのか?





えっ!タイ人は人喰い人種?

 60年代から70年代初頭にかけてヤコペッティに代表される残酷映画、つまり未開人種の我々からみれば野蛮極まりない風習を綴ったニセ ドキュメンタリー映画がはやったことがある。そしてこの流れを受けてカニバリズム(人喰い)映画が数多く作られた。この手の映画を得意とするのは勿論イタリア人である。そんな中から「ラスト カンニバル」というイタリア映画が先月、日本でもDVDで発売された。これが何故外道ネタなのか?まあ続きを読んで下さい。

 普通首刈族や人喰い人種というとアフリカやアマゾン、又はニューギニアというのが定番(これもひどいと思う)なのにこの映画の舞台は1972年のタイ(笑うなよ)。イタリア人カメラマンがバンコクから汽車に乗りカンチャナブリ(映画では表記はないが画面に映るタイ語の標識をみれば特定できる)から小舟で川を下ると何とそこは人喰い人種の部落だった、という設定である。地理的に言うとそこはナコンパトム、これってバンコクの近くじゃないか。

 出てくるタイ人も期待に違わず土人のかっこしていて顔にはドウランを塗りたくっている。女は普段はオッパイ丸出しでお風呂は人目も気にせず素っ裸になって川で水浴、タイ人が見たら怒るぞ。狩猟に行けばオオトカゲを捕まえ生で食ってしまうし悪いことした奴は酋長(?)の命令で舌をちょん切られる。そして最後には人肉までをも食らってしまう。タイ人が見たら本当に怒るぞ。

 映画の中ではタイの風習も紹介されている。まずは葬式、タイでは皆の見ている前で死体を火葬しその灰の上で男女が乱交をするそうです。次に婿選び、まず娘は裸になって目隠しをする。次に村の男が順番にオッパイやアソコを触ったり揉んだりする。娘は触り方の一番上手な男の手を握るとこれで花婿が決定する。へえ、知らなかった。タイ人ってこうやって夫を見つけているんだ。タイ人が見たらカンカンに怒るぞ。

 しかしこの映画の最もトンデモないところは字幕にある。セリフはイタリア語とタイ語でタイ語が半分以上なのにこのタイ語の部分に一切字幕が入らない。人喰い族の言語(実はタイ語)に字幕が入るのは不自然という日本発売元の配慮なのだろうか?しかしこれではストーリーが全然分からないぞ。タイ語など知らない良識ある良い子の日本人は訳の分からない言語を聞かされながら残酷シーンを次々と見せられることになる。タイ語の部分を一生懸命聞き取ってみるとシナリオはキチンとしたイタリア人とタイ少女の恋愛物語になっているのだが、これを理解できるのは外道しかいない。

 30年前、この映画にかかわったタイ人スタッフや出演者は自分の国がどれだけ誤解されるか分かっていただろうに何故撮影に協力してしまったのだろうか。「アンナと王様」のように皇室に関わる事にはあれだけ過敏に反応するのに。「金さえ入れば自国の名誉など関係ない。」というのが普通のタイ人なのだろうか?僕の周りにはタイをバカにすると怒り出す奴ばかりなのだが、案の定、知り合いのタイ人達にこの映画を見せたら皆激怒していた。最後には「魚を生で食う日本人の方がよっぽど野蛮だ。」と言い出す奴までいた。

 日本にタイ人の知り合いがいる方、この手のビデオは回転率がいいのでどこのレンタル屋にもあるはずですから借りてきて是非見せてやって下さい。しかしタイを知らない日本人がこの映画を見たら、、、、、本気にするぞ。そしてもし外道紘さんがこれを見たら、、、、妙に納得したりして。





「日本におけるタイ人クラブの20年史」外伝

 遂に僕の住む町からもタイ人娼婦が姿を消してしまった。最後まで頑張っていたタイスナックがインドネシアスナックになってしまったのだ。10年前は7軒もあったのに、祇園精舎の鐘の音。確かにここ数年、タイからの新鮮風俗嬢の入荷が極端に少なくなり日本でのタイ娼婦の高齢化、醜化、性格の悪化が進んだため、誰もわざわざ1万バーツも出してタイ女を買わなくなってしまったのですよ。僕も最近はほとんど行ってなかったのだが、たまに行っても買うどころか隣に座られるのもやだ、というのが現状でした。

 これに対してインドネシア女は、まだ現地の日本大使館のチェックが甘いためか、ピチピチが続々入荷していた。これは前にも書いたが彼女等は性格が完璧ラテン系なので飲みに行くだけでもフィリピンパブなんぞよりもずっと楽しかった。但し僕の場合色黒女はNGなのでほとんど買いはしなかったが。いずれにせよこれからはインドネシアの時代を期待していたのだが、先日の報道によると今年に入っての不法滞在外国人摘発者の数でインドネシア人がタイ人を上回ってしまったらしい。この国ももうだめか。

 去年、インドネシアスナック(元タイスナック)で横に座った女に病気に関する相談を受け、何の気なしに助けてやったことがあった。それ以来何故か気に入られてしまいそのスナックに顔を出す度に僕のそばを離れない。可愛い顔をしていたのでそのままにしておいたのだがある日、パスポートを見せながら僕に告白した。パスポートでは22歳になっているがこれは姉の戸籍謄本と自分の写真で作ったパスポートで、実際には16歳だと言う。その話を聞いた途端、僕は彼女をホテルに連れ出していた。メチャ硬いオッパイといい、ほとんどパイパンのアソコといい正に16歳そのものだったが、これって摘発された場合淫行条例に抵触するのだろうか?法律に詳しい外道平民の方、御教授いただきたい。

 先日僕の「お代官様に逆らうなよ」が掲載された日、その道に詳しい方から「現在日本に行ったタイ人が背負う借金は500万、4ヶ月以内に返せないと延滞金が50万。」という指摘をいただいた。早速調べてみました所、その通りでした。御指摘ありがとうございます。しかし新宿の歌舞伎町や横浜の黄金町ならともかく、場末のタイスナックで4ヶ月で500万稼ぐのは絶対に不可能だと思う。僕の知ってる最後のタイ人は去年の2月に来日した21歳の女で、町のスナックで働いていたが借金が440万で返すのに1年かかった。この不況下、そこそこの女でも仕事は週に2、3回しかないというのが現状だし、もし彼女が途中で摘発されてしまえば借金はチャラなのだから彼女を220万で買った日本のエージェントもあまり割りのいい投資とは言えないと思うのだが?ちなみに彼女のエージェントは台湾人のスナックママだった。

 不正ビザ所得が不可能な現在、彼女が如何にして日本に入国したかというとまずバンコク在住の日本人と結婚した。この時点で籍は入り、姓は日本名になるが日本への入国ビザは所得出来ない。これを所得するためには日本人が日本で彼女を養っていくための根拠、つまり一定額以上の納税証明書を提出しなければならないからだ。(これっておかしいと思う。「日本に行ったら彼女をスナックで働かせ僕はヒモをやります。」でもいいと思う。愛に所得は関係ない。)しかし新婚旅行へ行くのは自由である。旅行先にサイパンを選ぶ。我々から見るとグァムもサイパンも同じように思うがグァムがアメリカの領土であるのに対しサイパンは統治領なので日本人の妻であればビザ所得が非常に簡単らしい。サイパンにロシア人娼婦が多いのもこのためらしい。そしてノースのチケットを買うとサイパンからタイへの帰国時に成田でストップオーバーせざるを得なくなる。そして「夫」はそのままバンコクへ帰り「妻」は逃げ出すのである。彼女も借金が終わりパスポートが返却された後、離婚手続きで苦労していた。

 但しこの方法が使えたのは1年以上前までで今は別の、非常に単純な、方法で細々と入国しているようだ。この方法はまだ有効のようなのでここでは公表出来ないが、この方法だとブスしか日本に入って来ないんだよね。だからもう僕は日本のタイ人とはおさらばだ。タイ人におさらばとなると我が町に残った外国人娼婦はインドネシア以外には中国、ロシア、ルーマニアということになる。しかし中国人はほとんどがハルピン出身で大柄でマグロだしロシア人は大味だし、まあ狙うとするとルーマニア人かな。

 しかしルーマニア人は手続きが若干面倒しい。身分的にはフィリピン人と同様、芸能ビザでダンサーとして来ているので本職の風俗嬢とは言えないが月給がせいぜい5万か6万で昼間はヒマを持て余しているとなれば考えることはひとつでしょ。昼間デートの約束をし食事をしてホテルに直行、僕はタイ人料金と同じくチョカウで2万ということにしているが金銭的トラブルは一度もない。トラブルになるのはお人好しの日本人が多すぎることだ。金髪ねえちゃんと擬似恋愛したい気持ちは分かるが食事を奢ったり物を買ってやった後は必ずホテルに連れ込んでよ。僕なんかいつも「ニホンジンミナイイヒトヨ。アナタダケスケベナー。」と言われてしまうんだから。逆に最初のデートで連れ込まないとその後は連れ込むタイミングを失っちゃうよ。そうなると単なるメッシー君アッシー君になっちゃうよ。

 こうなると外道を続けられる聖地というのはもうバンコクしかないですね。Neguroさん、ユニコーンさん、チコさんを始めとする駐在員さんがうらやましくてしょうがない。みんな「オレは今、地上の楽園にいるんだ。」という確固たる自覚を持って性活してますか?僕の知人(55歳)も5年間単身でチェンマイの日本企業で駐在員していた。帰国して3ヶ月後、チェンマイで知り合った別の日本人から「僕の会社で日本人の管理者を募集しているのだけど来てくれないか?」との悪魔のささやきを受け、妻子の反対を振り切り今の会社を退職してタイへ「帰って」しまった。本当にうらやましい。





チェンライ県ノンブア村奇談

 外道士族諸氏の投稿を眺めていて思うのだがチェンマイ、チェンライ出身の女の子に関する情報が圧倒的に多い。やはり日本人にとっては、異論もあるだろうが、コンイサーン(東北部)やコンターイ(南部)よりもコンヌア(北部)の女の方が好みに合うのだろう。しかし「メーコック〜」に書いたようにノンブア村を第二の故郷とする僕にとって府に落ちないことがある。以前は大量の風俗嬢を送り出していたこの村であるが現在、バンコクで風俗嬢をしている若い子が一人もいないのだ。

 ノンブア村はチェンライ県の中でもどちらかというと貧しい部類に入ると思う。電気が通ったのが17年前だし有線電話もまだない。水道が通ったのも3年前だ。こんな典型的な風俗嬢供給村から一人も送り出していないのに何故バンコクにチェンライ出身の風俗嬢が溢れているのだろう?というのが僕の素朴な疑問だ。実際の話、この村出身の風俗嬢というと夫をエイズで亡くし村に居られなくなった30代のおばさんがほとんどなのだ。とてもじゃないが外人相手の風俗店で働けるような代物ではない。

 風俗嬢がいなくなったのは一つには豊かになったこと、60代夫婦では子供が10人というのがザラだったが30代、40代の夫婦ではせいぜい一人か二人というのが現状である。このため生活にも余裕ができた。10年前は村の市場で100バーツ札ではおつりがなくて買い物が出来なかったが今では500バーツ札でも余裕で買い物ができる。経済状態もそれだけ良くなっているのだ。だから以前は小学校を卒業すると働きに出るのが普通だったが、女は当然風俗に行き着く、今の村民はほとんど全員が高校まで進学している。年齢でいうと現在30歳以上は全て小卒、それ以下は高卒とはっきり分かれている。

 もう一つは言うまでもなくエイズの蔓延、ひところはエイズ発症患者が村中をうろついていたし若者の葬式も毎週のようにあった。こんな光景を見せつけられては
怖くておちおち風俗なんてやっていられないのだろう。豊かになってくると命をかけてまでお金を稼ぐ必要がなくなってくるのだ。逆に村からバンコクへ出て大学に通っている連中は間違いなくバンコクで男をみつけ愛人をやっている。多分日本人駐在員でも彼女らを囲っている人が多いんじゃないかな。どうですか?チコさん、ユニコーンさん。

 以前このコラムに書いたがバンコクで僕が指名した女の子は全てチェンライ出身なのだ。しかしよく考えてみると純粋にチェンライ人と確認できたのは5年前のスティサンのナーちゃんが最後だったような気がする。「出身はどこ?」「チェンライ」これだけでは僕の会話は終わらない。「チェンライの何処?」と聞いた場合に「メーチャン」と答えた子はほとんどが山岳民族だったし、「メーサイ」と答えた子のほとんどはパーマ(ミャンマー人)だった。「ムアン チェンライ(チェンライ市内)」と答えた子でもチェンライ市内に住んでいれば誰でも知っているような事、例えばメンライ像のすぐそばのガソリンスタンドの主人(実は超有名な県会議員)等という話題を振っても知らん顔しているし、こっちがチェンマイ語を使っているのさえ気づかない子もいた。この子等がチェンライ人なわけがない。

 チェンマイには7年程行っていないが間違いなくチェンライよりも経済状態はさらにいいはずだ。だから風俗嬢はチェンライよりさらに少ないはずである。まあチェンマイに関して言えば、「ランパーン、ナン、パヤオと言っても外人は知らないだろうから面倒くさいのでチェンマイと言っている。」という意見が示す通り北タイ出身者全員が「チェンマイ出身」と称している可能性はある。それにしても当サイトに溢れるチェンマイ、チェンライは異常のような気がする。

 「だから何なんだ。」と言われれば「オヨビでない?こらまた失礼いたしました。」としか言いようがないし、真説外道語録によれば「女に人種はない、美人とブスがあるだけである。」。イイ女であればどこの出身であろうと関係ないのかもしれない。しかし「ニセチェンライ人」と聞くとどうも釈然としないのですよ、僕は。





タイのVCD,DVDを日本で見よう 

 これは僕が最近になって知ったことであるが聡明な外道諸氏にとっては既定の事実かもしれないのであしからず。タイのVCDやDVDが日本でも簡単に見られるのだ。これは僕にとっても盲点だった。今までは「テレビ方式は日本はNTSC,タイはPAL。DVDのリージョンコードは日本が2、タイが3。」などというアメリカから押し付けられた知識を鵜呑みにしていた僕がバカだった。アジアンパワーは物凄い。こういった取り決めを最初から無視してしまうところが痛快である。

 やるべきことは至って簡単、家電量販店や通信販売で聞いたことないようなメーカー製の格安DVDプレーヤーを買う。これだけ。初心者の方に説明するとタイと日本ではテレビの走査線方式が違う。だから例えばタイで買ったエロビデオを日本に帰って見ようとしても見れない。またDVDに関してはおそらく著作権にうるさいハリウッドの意向だろうが世界を6つの区域に分け、ソフトはその区域内でしか再生できないようなフィルターをデッキに組み込んでいる。これがリージョンコードだ。ところがアジアのメーカーはこういったややこしい規則をあざ笑うかのような快楽的なDVDデッキを量産している。しかも格安で。

 このデッキの特徴はPAL、NTSC両方式に対応していること。こんなことはアジアでは常識、これでタイVCDは全て見れる。ここまでは犯罪ではない。さらにDVDのリージョンも無視出来るように作ってある。これは明らかに犯罪だ。アメリカが怒る。だからこれらのデッキは日本で購入した時はリージョン2にしか対応していないのだが簡単なリモコン操作、つまり裏技でリージョンフリーにできるようになっている。マニアはこの操作を「フリフリ化」と呼んでいるようだ。ネットで裏技を探す時はこの「フリフリ」がキーワードとなる。

 量販店で購入する場合はまずネットでフリフリ化の裏技が公開されている機種を調べ、それを買うのが良い、なぜなら量販店のお兄ちゃんはフリフリなんぞ知らないし、たとえ知っていても絶対に教えてくれない。調べて見ると大手日本メーカーの一部機種にもフリフリ機があるぞ。やばいんじゃない?僕はラジオ○イフという月刊雑誌の広告を見て通信販売で購入したのだが、この場合のキーワードは「スペシャル機能付」、この広告の言葉こそがフリフリ機を意味する。この場合送られてきたのは中国製のリージョン2機だったが通販会社に電話をかけたら口答で裏技を教えてくれた。(FAXで、と言ったら「それはできない」と言われた)

 こんなデッキにどのような需要があるのかといえば、勿論タイのDVDを日本で見たいという僕のような特殊な人間ではない。アメリカで発売されている日本製エロアニメの無修正版を見たいというアニメオタク達の需要である。僕はこんなもの見たいとも思わないがこいつらの情熱はすざまじいものがある。このデッキを手に入れればタイのDVDだけでなくアメリカ映画の無修正DVDもアマゾンコム等でソフトを手に入れれば(日本版より断然安い)見ることが出来る。ちなみにポルノDVDは全てリージョンオールなので普通のデッキでも見れる。例えばエログロナンセンスの最高傑作と言われる「悪魔のしたたり(原題BLOOD SUCKING FREAKS)」、日本でもヘア無修正版が発売されている(「ヘア無修正」と「完全無修正」)は違う)が中盤でギロチンで首を切り落とされる美少女のオ○○コの大写しの部分だけはモザイクがかかっている。アメリカ版ならこの部分も楽しむことができる、って僕はアニメオタク以下か?

 このデッキを手に入れたおかげでタイへ行く楽しみがまたひとつ増えた。紘さん、是非お勧めエロVCDやDVDを当サイト上で公開して欲しい。とにかくめちゃくちゃ安いし、日本の裏ビデオとは違った趣がある。外道諸氏も是非楽しんで欲しい。えっ?言葉が分からなくちゃつまらない?バカヤロウ、外道を極めんとする者、タイ語や英語を勉強するのは当たり前だろ!





ノンブア村結婚式顛末記

 今回訪泰したのは、ノンブア村での結婚式に出席するためだった。今までも村の結婚式に顔を出したことはあったが準備段階からかかわるのは初めてだったので色々な体験をさせて貰った。今回はこの、日本のそれからは想像もつかないというかほとんど「世界不思議発見」に近い、2日間に渡って繰り広げられたタイの田舎の結婚式について報告したい。何故ならば、、、、もう他に書くネタがないのですよ、トホホホホ。

 第1日目、朝4時に起こされてチェンライ市内へ食材の買出しに行く。運転は僕、朝っぱらから缶ビール片手に無免許運転、こういうことやっていると法律なんぞを遵守して生きていくことがいかにバカらしいかが身に染みてくる。それにしてもピックアップという車はタイにおいては非常に有用である。これ1台あれば他に車はいらない。例のラブホテルに隣接する市場へ行ったのだがとにかく安い。日本でいう透明ごみ袋いっぱいで(例えば白菜なら推定30個)どの野菜も50バーツから60バーツ、それでも道路側の店より奥の方の店が5バーツ程安いらしくあちこちの店で値段を聞き歩いた。

 野菜とモツ、鶏肉をしこたま買い込んだのでピックアップトラックの荷台いっぱいになってしまった。しかし近所の人間もついてきたので総勢7人、どうやって帰るのだ。タイ人はどうしてこんなにも計画性がないのだろう、と考えていたらまず人間4人が荷台に乗りそれを野菜で埋めてしまう。前に3人が乗り帰ることとなった。僕の隣に14歳の女の子が座ったのがせめてもの救いだったがこんな状態の車は運転したくないよ。それでも酒が効いているためか運転し始めて5分も経つと後ろの人間のことなど忘れて100キロで飛ばしている自分が怖い。

 帰りに養豚場により豚を3頭買い込んだ。この間も4人は野菜に埋まったまま、80キロ級のが3頭で8,000バーツ、安い。これを養豚場の車で村まで運んでもらい村人が処分するそうだ。合掌。タイでは結婚式は嫁の家でやるのがしきたりらしい。家に帰ってみると(幸い4人は生きていた)村人が手分けして寺からテント、イス、テーブル、食器、コップ、調理道具等を運び込んでいた。結婚式、葬式、新築祝い等の時にはタダで借りられるそうだ。設置が終わると近所の女たちは早速料理の準備を始める。男は、、、、酒を飲み始める。タイの女は世界最高、タイの男は宇宙最悪。

 300人程度の出席ということなので酒は密造酒をビール瓶で600本用意した。また僕、新郎も含めて日本人も3人出席なので「日本の味を」ということで熟考の結果モツ煮込みを作ることにした。これなら味噌さえ日本から持ち込めば材料は全て現地調達できる。寺から借りた90センチ級鍋を使い約200人分の煮込みを用意した。夕方になるといよいよバンドが到着、2トントラックに機材を積み込み荷台を広げて支柱を立てるとそのままステージになるという代物、PAシステムも照明もかなりのものだった。バンド5名、10代のダンサー8名、歌手3名、ミキサー等スタッフ総勢22名で2日間で7,000バーツ、安い。

 午後6時、バンドの演奏開始とともに宴会は始まった。式は明日の朝ということなのでどうもこれが披露宴に当たるようだ。人もぞくぞくと集まってきたので煮込みを振舞おうとしたのだが鍋をあけたら中身がない。調理をしていた女に聞いたら昼間から酒を飲んでいた百姓どもが全部食ってしまったとのこと。バカ野郎。落胆して席へ戻ってみるとテーブルに置いてあった「いいちこ」のボトルがない。タイでは焼酎は高いのだ。スクンビットの居酒屋では1ナタリーもするんだぞ、バカ野郎。

 気を取り直してスーツケースから2本目の「いいちこ」を取り出しウーロン杯をすすりながらも8人のダンサーの品定めを始めてしまう。気分はナタリーの雛壇の前、これも外道の宿命か、別にヤレるわけでもないもに。ステージ横ではカラフルな紙製首飾りを1本10バーツで売っている。観客はこれを買ってオキニのダンサーの首にかけるとダンサーがワイをしてくれるというシステムである。踊りが終わるとスタッフが首飾りを回収しそれをまた客に売るというユダヤ商法そのままのことをやっている。

 スターは生まれるべくして生まれるというべきか、やはり首飾りは僕が目をつけた2人の女の子に集中している。僕は性格的にこういうことを見逃せないのだ。首飾りをしこたま買い込み残りの6人の女の子に配って回った。そばで見ると3人はMPで指名OKなクラスの女の子だった。残りの3人はどうしようもない。自己満足して席に戻ってみると、、またまた「いいちこ」のボトルがない!

 300人と聞いていたが集まった数はどうみても500を超えている。それに村で見たことのない奴が相当混ざっている。招待もしないのに近郊の村の奴まで勝手にやって来て飲み食いするそうだ。その中でも若い奴の目的はナンパ、かなりしつこく村の女に言い寄っている。そのうち村の若者と近郊の若者のグループが喧嘩を始めた。村の男の言い分は「この村の女は俺達のものだ。よそ者は手を出すな。」この理論て凄い。

 次の日の朝はいよいよ結婚式、村の長老に日本人新郎の仮親になって貰い僕を含めた新郎関係者は早朝に長老の家に集合した。ここで長老の親族達が太鼓や金属製の皿を鳴らしながら延々と結婚式の歌を歌い続けている、当然、酒もある。この光景が正に「世界不思議発見」。そしてこの家から新郎を先頭に行列して新婦の家へ行く。新婦は家で待ち受けているが門には紐が張ってあり中には入れない。この紐を村長の号令のもとに取り外し、二人はめでたく結ばれることになる。この後数時間、ワイの姿勢の二人を参列者たちが木綿の紐で縛り上げていく。「一生離れるな。」という意味だろう。終了後の新郎の一言「こっ腰が、、、、かっ肩が、、、、」新郎47歳。

 チェンライ市内から着付け兼ビデオカメラマンのおかま2人が来ていたのだが、こいつらの動きが変だ。村の若い子に次々と「君なら女優になれる。デビューしないか?」と声をかけまくっている。純朴な村の少女も男には身構えるが相手がおかまだと気を許してしまう。誘いに乗ってきた3人の少女にこのおかまたちは化粧を施し写真をとり始めた。どう見ても、まあナタリーでならデビュー出来るだろうが女優なんかとんでもない、という少女達だ。こうやって手なずけておいてチェンライへ連れて行き、借金を背負わせてバンコクに売り飛ばすそうだ。我々外道の供給源がこんなところにもあったのだ。

 宴はこの日も夜遅くまで続いたそうだが僕と新郎を含む日本人3名は午後4時発のTG141でチェンライを後にした。「もっとゆっくりして行け。」と言われたが冗談じゃない。そんなことしていたらバンコクで遊ぶ時間がなくなってしまう。バンコク到着後、新郎は「腰と肩が痛い。古式按摩。」と言ってキャサリンへ飛び込んだ。おいおい、あんた本来なら今日が初夜だろ?アレレ、いつのまにか「外道図鑑」になってしまった。とにかく出席者600人、2日間で使った総額は7万バーツ、集まった御祝儀は1万バーツ。しかし日本人だったら200万円かかった、と言われても納得してしまうだろう。これからタイ女性と結婚予定の日本人諸氏、御注意あれ。








日泰経済原論




 先日、養鶏で大金持ちになったパタヤ在住のタイのおっさんの話をテレビで放映していた。なんでも資産9,000億円とか、しかしこれは日本の金に換算した額で実際には600億円(それにしても凄い)という話だった。ということは現在の日本とタイの経済格差は15倍ということになる。確かに一人当たりのGDPが3,5000$と1,900$、都心から成田(ドンムアン)までの高速料金が1,650円と30バーツ、うん、納得、納得、、、ん?、、、納得するか!バカヤロウ!そしたらバンコクの風俗料金は異常に高いじゃないか!

 このレートで1ナタリー(当コラム「外道王国通貨単位ナタリー」参照)を換算すると何と75,000円になる。この額だと吉原では現役AV女優とHできるぞ。冷静にナタリーの個室、女、入浴時間、サービスを吉原にあてはめると35,000円クラスのソープということになる(なかなか読みが鋭いでしょ)。ということはナタリーの適正料金は1,000バーツ、思い知ったか!バンコクの風俗嬢どもめ。その上チップを200バーツ(再び当コラム「200バーツ同盟」参照)も渡すということは比較経済学上9,000円をやっていることになる。これがODAでなくして何だ。もっとサービスせんか!さらに細かいこと言わせて貰えば吉原では飲み物は何杯飲んでもタダだぞ。

 我々は今まで騙されていたのですよ。わずか5,000円ぽっちの金であれだけのサービスをしてくれて、思わず情に絆されて高額のチップをやったり、2回分の金を払って外へ連れ出してやったり。しかし考えてみれば飲み物代やチップを含めれば相場の2倍以上の金を使っていることになるのですぞ。僕が初めてこの「外道の細道」を覗き、お風呂屋INDEXの最初に掲げられている「ソープ道」を読んだ時、「何だこいつは、鬼!」と思ったが、今こう考えてみるとこれは実は全く正道だったのだ。ちなみに「ソープ道とは」の筆者はヒロポン軍曹。

 このようにタイは今でも貧しい国だがそれでは昔はどうであったか?GDP等の欧米的経済指標でみれば今よりもさらに貧乏であったが、では困窮した生活を送っていたのかというとそうではないと思う。メコンデルタに位置するイサーンは行ったことがないのでよくわからないが(旱魃と洪水の連続で大変だという話はよく聞く)、チェンライの田舎に住んでみると生活するのに基本的に金は一切かからない。農家なので米はあるし近所の川で魚はいくらでも捕れる。肉が食いたくなれば鶏が庭をうろついているし、野菜だってそこらじゅうに雑草のように(実際に雑草だと思う)生い茂っている。塩とナンプラさえ買えば食い物に困ることはない。

 酒は米で造った密造酒、家だって裏山で適当に木を切り倒してくれば(最近は政府がかなりうるさくなった)あとは竹と藁を使ってハンドメイドで建てられる。彼らが身に染みて「貧乏」を感じるようになったのは日本を初めとする外国からバイク、車、家電等、生活する上で快適ではあるが必須ではない物がどんどん入ってきて、それらを自分等が「買えない」ことに気づいてしまったからではないだろうか。つまり「幸せな貧乏人」だったタイ人を「不幸せな貧乏人」に変えてしまったのは我々日本人ではないのだろうか?

 これを「資本主義」といってしまっては短絡的かもしれない、では社会主義が正しいかといえばその末路はロシアや北朝鮮である。ロシア女がバンコクで体を売っていることは当サイトの読者ならご存知であろう。ここで外道経済学の基本を披露するが例えばA国とB国の経済力を比較する場合、どちらの国の女がどちらの国へ体を売りに行っているかを調べればよい。当然、かつては宇宙開発でトップに立ったロシアも今ではタイ以下ということになる。北朝鮮は言及するのもアホ臭い。ではもう一つの社会主義大国、中国はどうか?最近は経済成長の波の乗ってでかいツラして日本人をもバカにしているが何を隠そう中国女が大挙してバンコクで体を売っているではないか。

 えっ、ご存じない?どこのMPにもエージェントつきの中国女がいっぱいいるでしょ。「どこの出身?」と聞くと「チェンライ」と答えるがそれは雲南省からチェンライを越えてバンコクに来たという意味でしょ。おしりをみればすぐにわかるよ(しかし雲南女の硬いオッパイは捨てがたいものがある)。外道経済額的見地からみれば嘘で固めた中国という国の実態がわかるでしょ。勿論、この国もタイ以下。

 現在日本に居るタイ女の相場はカンクンで3万、これをレート換算すると700バーツ、ホラ、ナナの女もタニヤの女も暴利むさぼってるじゃないか。ならばせめてサービスで返して欲しい。ストップウオッチを用意して「1回くわえたら10分はしゃぶり続けること、これを最低3回はやってよ。」くらいの要求はしてもいいのではないだろうか、それが経済というものである。











お代官様に逆らうなよ 

 在タイ日本大使館とは国家機関の業務を代行してくれているいわばタイに住む日本人にとっての命綱である。我々にとっての市役所であり警察であり駆け込み寺でもある。バンコクで能天気に外道できるのもすべて大使館職員様方のおかげ、我々のお代官様ですよ。そんな人たちの悪口を言うなんてイラクで「大統領、亡命して下さい。」と言っているようなもので命がいくつあっても足りないぞ。

 ところがそんなフトドキな奴がいた、野田峯雄というジャーナリストだ。「闇にうごめく日本大使館(疑惑のタイ犯罪ルートを追う)」なんぞという本を書きやがった。クワバラ、クワバラ。帯には「まともな外交もせず、血税を食い物にする外務省、大使館。改革案だけは出たが温存された腐敗の楽園!機密費の流用に始まりプール金づくり、贈収賄、金銭搾取、マフィアとつるんだ不正ビザでの銭儲け、ODA利権。。。腐敗の象徴、在タイ日本大使館の犯罪疑惑に迫る!」だって。恐ろしや、恐ろしや。お代官様、僕が言ってるんじゃないですよ、野田という男ですよ。僕はこうやって正直にお代官様に密告してるじゃないですか。ちなみに大村書店より定価1,800円で好評発売中でーす。

 読んでみると内容もウソだらけ。なになに、外交官が仕事もせずに昼間からゴルフに興じている?民間会社の駐在員じゃあるまいし国民の生命と財産を守るため寝る間も惜しんで仕事してくださっているお代官様がそんなことするわけないじゃないですか。第2章ではタイ国内で麻薬で捕まった日本人の家族に大使館員が数千万円を要求した?こんな日本の恥はもっともっといじめてやればいいんですよ、ねえお代官様。えっ、僕は日本の恥じゃありませんよ。れっきとした外道ですよ。

 第4章はいよいよ「汚れたビザのからくり」。お代官様のためにウソを見抜いてやるぞ。ホラホラ見つけた。不正ビザ所得に400万もかかるわけないじゃないか、今の相場は200万です。これ日本の常識。400万とは不正ビザで日本に入国したタイ女が日本のエージェントに払う借金の額でしょ。そのためにみんな生理休暇もとらずに一生懸命売春に励んでいるのですよ。こんな真っ赤な大嘘書きやがってとんでもない奴だ、ねえお代官様。

 10年以上前になるが、ジャパゆきシンジケートのタイ人ボスが日本のビザのスタンプと専用インクのスタンプ台を持っているのを見せて貰ったことがある。けどあれはタイ人が盗んだものですよね。金と女をあてがわれてお代官様たちの偉大なる先輩たちがシンジケートに渡しちゃったなんて有り得るわけないですよね。あとやはり僕が筑波で遊んでいた頃、正確に言えば1992年、借金が終わってエージェントからパスポートを返して貰った数十人のタイ風俗嬢にビザのページを見せて貰ったことある。ビザの署名がみんな同じX(イニシャルが母音なので書くとわかってしまう)という書記官のものだったけどこれだって単なる、ドリームジャンボに当たるくらいの偶然ですよね。

 第5章はこれでもかの「ODAを食うものたち」。何を言ってんだ!この野郎は。そもそもこのお金はお代官様が「貧乏なタイ人を助けるために」と財務省に土下座して分捕ってきた金だぞ。何に使おうがお代官様の自由じゃないか。そのうちの虱の屁ほどを下々の民間人にもバラまいて下さるからこそ駐在員も給料にありつけるし,その中からユニコーンさんによれば95%の駐在員がタイ人を妾にして貧乏な家族の面倒を見ているのだ。この完璧な食物連鎖に文句つけるな。しかし駐在員も駐在員だな。妾なんかつくっちゃだめだよ。外道理論によれば雄は死ぬまで不特定多数の雌に精子を撒き散らし続けなければならない。こうして神から与えられた雄としての使命を全うすることにより心身のノンストレス状態を保つ、これが外道の神髄だぞ。それをわざわざ一匹の雌に、、、えっなになに?妾がいても風俗遊びはやめてない?それでこそ外道、20G(詳しくはチコさんの外道単位認定協会参照)。

 そしてあとがきで「彼らの楽園は温存された」と結ぶ。こいつは我らがお代官様の追及をこれからも続けるらしい。だからこの本は絶対買っちゃいけませんよ。大村書店。印税が追求を続ける資金になってしまう。定価1,800円。財務省キャリアなんぞは頭さえ良ければ誰でもなれるが外務省となるとコネがなけりゃなれないんだぞ。好評発売中。いわば戦前から延々と続く貴族集団なのだぞ。著者 野田峯雄。ネクタイやシャツの色の趣味の悪さを度々指摘されるけどあれは平民との区別をつけるためワザとやっているのだぞ。売り切れが予想されます、お早めに書店へ。おいおい、そこの駐在員、外務省のお代官様の御通りだ、頭が高い、土下座せぬか。僕も2冊買いました。

 もしこの原稿がサイトに載ってしまったら?お代官様、それは紘の責任です。ボツにするのも載せるのも紘の腹ひとつなんですから。紘が悪い、野田が悪い。僕は悪くない。ねえ、だからもし僕がタイで淫行で捕まったら他の日本人はどうでもいいから僕だけ助けてくださいネ。警察には「僕、タイ語はわからないし、ちゃんとアーユッタオダイ?(チェ、チェンマイ訛りが出てしまった。何歳ですか?)と聞いたらスィップペーッ(18歳)と答えたのでアオカンしました。」と言い訳しておきますのでよろしく。えっ、僕をご存知ない?ホラ、去年、あるタイ女性のビザ発給が遅れたときシンガポール大使館を使ってお代官様を恫喝した男がいたでしょ。あれが僕ですよ。だって外務省の役人は恫喝するにかぎるって偉ーい衆議院議員の鈴木宗男さんが教えてくれたんだもん。





北朝鮮報道

 僕が日本に居ながらにしてタイの情勢が手に取るようにわかるのはNHK−BSのおかげだ。ウィークデイの午前1時20分(この時間もう少し何とかならない?)から10分間、チャンネル7のニュースを流してくれている。老後はタイで暮らすことを心に決めているので今からこの国の情勢の流れを頭に入れておく必要があるのだ。ちなみにこの局ではタイ以外にも世界の放送局のニュースを流している。これらの報道を見て驚くことはイラク報道一色で北朝鮮には一切触れていないことだ。わずかに韓国だけが申し訳程度に触れている。

 これには2つの理由が考えられる。ひとつは言うまでもなくアメリカの戦略である。イラクと北朝鮮という似たような独裁国家で、査察官を受け入れミサイル廃棄まで始めている国と査察官さえ追い返してしまう国とどちらがより危険かと言えば一目瞭然である。どうしてもイラクを攻撃しなければならないアメリカにとって世界の目が北朝鮮に向いてしまってはマズいのだ。こういった場合、必ず世界のマスコミに圧力がかかる。戦争に反対しているフランスやドイツにしても「イラクより危険な国があるじゃないか」ということを報道するのは非常に有効な手段だと思うのだが何故か一切報道しない。中国やロシアにとっては北朝鮮についての報道は自らの墓穴を掘ることになってしまうので出来ないだろう。

 もうひとつの理由は日本のマスコミ自体が北朝鮮報道を勝手に自主規制していて拉致問題などを決して世界に発信しようとしないからだ。いや、それどころか国内向けにも勝手に自主規制している。だからこれだけ毎日朝から晩まで北朝鮮の報道をしているのに出てくるものはカスばかりじゃないか。だいたい国家元首の犯罪が明らかになった今でも北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と報道するのは昔からの朝鮮総連の圧力に他ならない。要するに怖いんだよ。

 現在のように朝から晩までひとつのことに報道が集中してしまうという事件は8年前にも起こった。オウム真理教事件である。報道により北朝鮮の現状を知った我々が素直に感じることは「北朝鮮ってオウムにそっくりじゃないか。」拉致、スパイ、踊り、喜び組(ダーキニー)、将軍様(尊師)。何故テレビに出てる奴らの誰もこのことに言及しないのか?オウム報道の時でも北朝鮮との関係に話が及ぼうとすると何故かその話題は消えてしまった。そのくせ下級信者の恋愛関係等ということにはくだくだとしつこく報道していた。いまの北朝鮮報道とそっくりだ、「将軍様」の話題になるとサッとすり抜ける。

 最大の謎は国松長官襲撃事件である。組織のトップが襲われた事件だぞ。警察の威厳にかけてもまず第一に解決しなければならない事件なのにほとんど迷宮入り。事件現場に将軍様のお父上のバッヂが落ちていたのに、「単なるオウムの撹乱作戦だ。」で済ませてしまった。坂元弁護士殺害事件の現場にもプルシャ(オウムのバッヂ)が落ちていたよ。今、北朝鮮ネタをあれこれ探し回っているテレビ局にとって格好の材料なのに何処も取り上げようとはしない。犯罪国家に対してここまで気を使うのは一体何なのだ?

 しかし多くの在日朝鮮人の方々はこれらの事には全く関係がない。在日朝鮮学生にいたずらや脅しをする奴は日本の恥だ。彼らは朝鮮人としてのプライドを持っているかもしれないが日本で生まれ日本で育ったのだから僕から見れば全くの日本人だ。同胞である。日本は多民族国家なんだよ。タイだってチェンマイやチェンライへ行けばどうみても日本人っていう顔した人を何人も見かけるでしょ。
 
 日本にも在日韓国の人と在日(北)朝鮮の人がいるが後者が圧倒的に多い。これは朝鮮が分裂した時に在日の人達が帰属国を選ぶ際、「南は米国の傀儡政権だ。」というプロパガンダを流した奴がいる。そのため多くの南出身の人も北に帰属したためだ。こういう悪い奴らが今でも朝鮮総連を影で操っていることは想像に難くない。南の人も北の人も在日の人も「憎き日本人を拉致して家族ともども苦しめてやった、ザマアミロ。」と思っている人は誰もいないだろう。願いは一つ、祖国統一。そのために必要なことは「ある人物の不在」。

 統一が成就した後、北の人たちを待っているのは貧困との戦いである。貧困と戦うためにはどうするか?タイの百姓を例に取ればアレしかないでしょう。これはいたしかたないことだ。しかしソウルの風俗店には入り切らない。日本は恐らく受け入れないだろう。そうなると、、、バンコクに行くしかないかな?そうなったら僕も積極的にODAに協力しよう。

 しかし本当にそうなったら日本としても北に対して従来のヒモつき援助などではなく日本への出稼ぎを積極的に受け入れる、とくに元在日の人やその家族、子孫達は無条件で受け入れるべきである。それこそが長い間の日本と朝鮮のわだかまりを終結させる最も有効な方法だからだ。

 バンコクのMPでフェラチオ攻撃に合いイキそうになってしまった時、こういう難しいことを考えると長持ちしたりもする。





最新ウラビデオ事情

 連載開始以来、色々なことを書かせていただいたが今回のが最も実用的かもしれない。外道とは関係ないがなんのなんの、外道関係のことはユニコーンさんとチコさんにまかせておけばいいのだ(こんなことを言っているから紘さんからボツを食らう)。でもしかしウラビデオ、、、皆さん嫌いじゃないでしょ。

 まず適正価格はというと現在ではVHSで1本1,000円。20年前、「洗濯屋ケンちゃん」を25,000円で手に入れたのが信じられない、あの頃はウラビデを買うか格安ソープに行くか大いに迷ったものだ。「ソープじゃ1回抜いておしまいだけどウラビデがあれば10回は抜ける。」とか「ソープならお姉さんが抜いてくれるけどウラビデだと自分で抜かなければならない。」という二者択一に悩んだものだ。バカだよね、本当に。

 ウラビデとはとりあえず非合法なものなので普通には手に入らない。一番簡単な方法は歌舞伎町の専門店に行き、試写してから買うことだがこれだとまだ1本2,000円から3,000円する。高い。ここは関西のウラビデ通販業者から買うのが安く手に入れる秘訣である。そのためにはまずカタログを手に入れる必要がある。カタログは三流週刊誌か夕刊紙の広告を見て請求するかインターネットで業者を検索すればよい。ここで優良業者を紹介してしまえば一番簡単なのだがそれをやると犯罪になってしまうのであしからず。

 しかしここで注意しなければならないのはガセネタを掴まされないようにすること。今、実際に「裏ビデオ、通信販売、無修正」とキーワードをいれて検索してみたが、あるわあるわ贋物が、こんなものには絶対手を出してはいけない。こういう業者に引っ掛からないためには何といっても知識。「ビデオ ザ ワールド」というAVの月刊誌を買うか立ち読みしなさい。ここには最新のウラビデの全てが載っている。逆にここにないタイトルのウラビデは全て贋物(モザイク入り、しかもダビングを重ねた粗悪品)と思って間違いない。これだけで贋物業者か本物かを見分けることが出来る。次に本物でも最新作のタイトルが少ない業者、これも注意。これはまず気に入ったビデオだけを買いそれをダビングして売っている業者(というか個人)なので画質が悪い。また細かいことになるが例えば最近のウラビデのヒットシリーズに「グリーン ファンタジー」というのがある。最新作は80番である。これより若い番号を最新作として売っている業者も粗悪品業者だ。

 これらのことを前提として優良業者の条件を挙げると、大阪の業者であること、値段が1本1,000円前後であること、最新作を豊富に取り揃えていること、この3つは必須である。

 VHSも良いが日本は既にDVD時代である。ちなみにタイはVCD時代である(何故、紘さんはVDCと書くのだろう?こういうこと言うからボツを食らうのかな)。ウラDVDはいかがであろうか。これもクローンDVD−Rというブツをほとんどの優良業者が扱いだした。これはアメリカで売られているポルノDVDをデュプリケーターというダビング機を使って完璧にコピーしたものだが画質は抜群、インタラクティブ機能までもコピーされているしリージョンフリーなので日本の器材でそのまま楽しめる。現在は1枚4〜5,000円と言ったところか、半年前までは僕も何枚か買ってみた。

 ところが最近になって、やはりインターネットでではあるが原版そのものをこれよりずっと格安で買えるサイトを発見してしまった。これもここで業者の名前を出してしまっては犯罪になるので外道諸氏も「逆輸入、DVD、通信販売」等、思いつく単語で検索してみて下さい。業者名の最初の一文字が赤になっているサイトが見つかったらそれが僕の言っている業者です。アメリカからの通信販売業者はいくつもあるが、ここが僕の調べた限りでは最も安いし品揃えも半端ではない。新作で20〜25$,旧作で10$,バーゲン品だと6$で原版そのものと純正ラベルを購入出来る。

 発見した頃は10枚、20枚と買い込んだが最近はあまり買ってない。理由はアメリカ、こんな所までこの国は僕の前に立ちはだかる。確かに画質は素晴らしい、しかも正規品である。僕のような20年来のウラビデオマニアにとって「超鮮明画質」とか「原版」という言葉は夢でもあった。今までこの言葉に何度騙されたことか。問題は内容なのだ。普通に男女が交尾している場面を見せられても面白くもなんともない。こんなことタイへ行けば1ナタリーでいつも実際にやっているよ。やはりウラビデで見たいのは我々にとって非現実な性行為、つまり強姦とか淫行。しかしアメリカではこれらの映像の流布は法律で禁じられている。

 挿入場面もアナルもフェラもOK、しかし男女はあくまでも合意の上で性行為に及んでいるという設定以外の映像は許されないのだ。こういう所にまで男女同権を持ち込むな。だから強姦は勿論のこと、例えば借金をたてに女をいたぶるという日本ウラビデの黄金パターンもだめ。SMはあるがこれはあくまでもセックスと関係ないひとつのプレイでなければならないため性器の露出はOKだがフェラ、本番を伴うSM映像もダメ。これじゃ見る価値ないよ。ヨーロッパはレイプもSM本番も有りなのだがPAL方式なのでたとえ手に入れても日本の器材では太刀打ちできない。タイへでも行って見るしかないのだが、タイでこんなもの見ているヒマあったらMP行っちゃうよね。

 但し、日本から持ち込まれたマスターテープもかなりアメリカや台湾でDVD化されているのでその中には男女同権など何処吹く風の日本AV業者の撮ったえぐい映像も数多くある。アメリカ当局もここまでは目が届かないのだろう。でもタイトルにRAPEの言葉が入っていてはダメ。この場合タイトルのRAPEをPLAY又はGRAPEと変えてある。最近、日本物でDOUBLE RAPEという強姦物のシリーズがDVD化されたがあちらでのタイトルはDOUBLE GRAPE。何のこっちゃ。アメリカ人がこのタイトルを見て何を想像するのだろう。しかしこれらのものは古いマスターテープをデジタル リマスタリングもせずにDVDに落としただけのやつが多くてDVDならではの高画質は望めない。これじゃわざわざDVDを買う意味がない。

 淫行物もしつこいようだが全てNG、日本のウラビデ業者でもカタログに「当店ではロリータ物は一切扱っていません」とわざわざ断っているのが増えた。これって泥棒が「私は宝石類は盗みますが現金は盗みません」と言っているようなもので笑ってしまう。しかしこれは歌舞伎町のウラビデ業者も不況で売上がガタ落ちなのだがロリータ物は良く売れるそうだ。この界隈でも自主規制しているそうだが背に腹は変えられずロリータ物を売ると何故かすぐに警察の手入れを食うという。そんなにアメリカが怖いのかね。それともロリータはダメだが普通の(?)ウラビデは売ってもいいということなのか?警察のやることは良くわからない。法律はどうなってるの?

 しかしアメリカ人も好きなものは好きなんだろう。今アメリカで一番売れているのが「ベアリー リーガル」というシリーズなのだ。確か30本近くリリースされている。このタイトルを直訳すると「合法スレスレ」つまり18歳になったばかりの素人娘(?)を剃毛して男と普通に絡ませるという内容である。これでロリータの雰囲気を出したいということだろう。いろいろと御苦労さまです。だけどアメリカ人の18歳の体型ってはっきり言ってすでにババアじゃないか。これならタイ人の25歳の方がよっぽどロリータだよ。

 今、アメリカで最も人気のあるポルノ女優はテラ パトリック、彼女は何とタイ人なのだ(何か無理にタイと結びつけようとしているな)。タイ人といっても母がタイ人、父がイギリス人というよくあるパターン。彼女の最新作はFORBIDEN TALESという作品なのだがこれがSFXを駆使したポルノなのだ。その他にもJEWEL RIDER(トゥーム レイダーのパロディ)では主演のポルノ女優にララ クラフトばりのアクションをやらせてみたり、TRIXという作品ではマトリックスと全く同じストーリーをポルノで再現してみたり、アメリカのポルノ業界も変な法律のおかげでいろいろ苦労している。

 日本のウラビデ界からタイネタを探してみると10年以上前に「美少女レイプ、それから」という作品があった。これは女優はフカキョン似の絶世の美女なのだが男もタイ人なのでタイの作品が日本のウラビデに紛れ込んだ可能性もある。これ以外にも100本近いタイ女出演のウラビデがあるがこれが全てロリータ物、タイ女の商品価値というのはこんなものなのだろう。そのほとんどは日本人が8ミリビデオカメラを持ってチェンマイあたりへ乗り込み、置屋からまだ無毛の少女を買ってきてホテルでハメ撮りするというもの。見るに値しない、ただ痛々しいだけのウラビデだ。

 本番はないにしてもタイ少女の裸を撮ったビデオは「妖精の美少女達」シリーズ等、腐るほどある。どれもが性器だけをしつこく狙っている。こんなものを見て何が面白いのだろう。しかしこの中で特筆すべきはLIPSシリーズ、これはもともと表ビデオとして撮られたものでかつては一般に売られていたが1999年の例の悪法を持って見事裏デビューを果たしたしたビデオである。このシリーズの中から「西村理香」という大スター(勿論、ロリコンマニアの間でではあるが)が誕生した。「大スター」という言葉に語弊がある方はこの名前で検索をかけてみて欲しい。1万を超える項目にヒットするはずだ。但しそのほとんどがロリコンマニアにとっての金言である「西村理香」という言葉を使って有料サイトへ誘い込むHPなので御注意有れ。

 マニアの中には彼女を日本人と信じている人も多いようだが明らかにタイ人、しかもヌア。その美少女顔やヒップの形から僕は山岳民族ではないかと推定する。力武某という人が撮影したらしいが他の少女ポルノとは一線を画す芸術(?)作品である。しかも11歳から16歳まで毎年のヌードビデオを撮ったという画期的なもの。確かに絶世の美少女である。日本人だったら間違いなくアイドルになっていただろう。ビデオをみても11歳から14歳までは痛々しいだけだが15歳でググッと来るものがあった、16歳で勃起してしまった。僕はこの娘の初潮年齢をかなり正確に推定できる。

 他のサイトでこの娘の顔を確認して気に入っちゃった方、僕はこの手の美少女がウヨウヨ棲息している場所を知っている。極北の地、メーサイだ。





イラク攻撃に思うこと

 いよいよイラクへの攻撃が迫っているが日本の大方の世論は戦争反対で一致しているようだ。しかし日本政府はアメリカを支持せざるを得ない。理由はいたって簡単で北朝鮮の軍事的脅威への対抗手段を日本は持っていない。米軍に頼らざるを得ないからだ。「イラク攻撃は反対だが北朝鮮はお願いします。」ではアメリカだって怒り出すよ。イラク攻撃に反対する日本人は非国民だ。

 中東有事の場合、一番の問題になるのは言うまでもなく石油。世界一の産油地帯である中東の石油は現在その半分以上がアジアに供給されている。日本もタイも石油のほとんどを中東に依存しているのだから原油価格が急騰すれば即、経済に痛手をこうむる。いやもともとガソリン1リットルの100円と15バーツという差はまさに税金の差なのだから日本よりもタイの方がずっと被害が大きいかもしれない。

 アジアの国々の中でとりあえずアメリカに物申せるのは中国と日本だけである。そしてご存知のように中国ははっきりアメリカにNOと言っている。(但しこれはアジアの国益を考えてのことでは決してない。)日本はどうするべきか?

 実は日本はアジアの中で中東有事の影響を最も受けにくい国だ。何故なら我が国はオイルショックの教訓から約半年分の原油備蓄をしているが、他のアジアの諸国の備蓄はゼロなのだ。もし、日本に今でもアジアのリーダーたる自覚があるのなら言うべきことはこれしかないでしょ。「我が国としては戦争は反対だが北朝鮮の脅威から日本国民の生命と財産を守るためには米国に従わざるを得ない。しかし原油価格が急騰した場合には日本の備蓄石油をアジアの国々に放出します。」

 もしこれを本当に実行したら日本のガソリンもある程度値上がりするだろう。しかしこのことを「国益に反する。」と言う奴は沈み行く日本とともに野垂れ死にすればよい。我々の税金を使ったODAでチャオプラヤ川にも10本以上の橋が架かった。しかしタイ人は誰もこのことを知らないし、ありがたがってるタイ人もいない。儲けたのは日本の役人と日本企業だけだからだ。(タイ百姓には日当100バーツ程度の仕事は与えられただろうが。)

 我々が直感的に戦争に反対するのは戦火で家を焼かれ親を失い泣き崩れる子供たちの姿をいやというほどテレビで見せつけられているからではないだろうか?しかし我々の眼の届かないところでサダムとウダイという暴君親子のために命を奪われているイラク人が現在でも数多くいることは紛れもない事実である。北朝鮮においても事情は同じだ。どうせ殺されるのなら暴君によって殺されるより暴君を狙った流れ弾に当たって死んだほうがまし、と考えるのは僕が平和ボケの日本人だからだろうか?

 我々が望むのはいつでも安全にタイへ渡航出来、行く度にバンコクの風俗店に新しい女の子が溢れているような平和な世界である。





歓迎! ユニコーン、チコ御一行様



 実はここ2週間程、インターネットが使えなかった。理由はささいな夫婦喧嘩がもとでカミさんにノートパソコンをたたき壊されたから。えっ、日本人の女性がそんなバカなことするかって?するわけないでしょ、僕のカミさんはタイ人なのですよ。ということで新しいパソコンでしばらくぶりにサイトを覗いてみたら、何と新しい企画が始まっているじゃないですか。しかも2本同時に。これらの連載を読んで嬉しかったことが2つある。1つは執筆者の御両人ともタイ在住であること、僕はこういう人の話が聞きたかったのだ。我々のように少ない時間の中で如何に効率的に交尾をするかしか考えていない人種とは立場が違う。あり余る時間でどのように女を口説き、弄び、または騙されているのか、駐在員の実態を是非、是非、御教授願いたい。

 もう1つはこういった企画の執筆者が増えてくれてやっと僕も肩の荷が下りたこと、ここで告白するが「メーコック」も「タイ人クラブ」も実は僕なのです。こういった企画物を何本もやってしまうとサイトを私物化しているようでイヤなので紘さんにお願いして別々のハンドルネームでやらせて貰っていたのですが、もうその必要はないと思う。逆に別人のふりをするために「外道を生きる」には書きたくても書けなかったことがいっぱいあったけど、これからはどんどん書いちゃうぞ。
 
 「メーコック」はノイが語った半生を僕が日本語に直しただけのもの、僕自身の文章は物語の中の僕であるコウイチ(ナタリーのコンシアの名を拝借)が登場して以降だ。しかし反響は凄かった、紘さんもビックリしていた。これに気を良くして「タイ人クラブ」をかき始めたのだが結果は、反響のメール1本だけ。もともとロックミュージシャンになるのが夢で結婚するまではバンドもやっていた僕にとってこれは「他人のカバー曲をやったら拍手が来たがオリジナル曲をやったら無視された。」というバンド時代そのままの悲惨な出来事で(まあ慣れてはいるが)、そこで最後にひねくり出したのがこの「外道を生きる」なのだ。ロックで言えば「ジャンルにこだわらず、客の気に入りそうなものは何でもやる。」という姿勢です。要するにミュージシャンの末路、「タイ人クラブ」に唯一のメールをくれた○○さん、ありがとうございました。

 「外道の細道」にとってメインは間違いなく外道士族の方々が送ってくださる生々しい、精子の臭いがプンプンする最新情報である。しかしそれだけでは外道平民の方々が訪泰直前にしか覗かなくなってしまう。これだけ大きくなってしまったサイトを維持するためには毎日相当数のヒットを必要とする。そして僕自身にとってこのサイトは絶対必要なのだ。皆さんに毎日でも覗いていただくためにはこのサイトが「PIA」になってしまってはいけない。ロックで言えば「ロッキン オン」、AVで言えば「ビデオ ザ ワールド」、ゲームで言えば「ファミ通」のような本来の「情報」とそれを裏付ける「批評」がセットになったサイトでなければ読者の興味を引き続けることが出来ない。こんなことはわざわざ言わなくても紘さんは先刻御承知であろうが。

 こういった意味でもチコ氏およびユニコーン氏の参加は非常にありがたいことだ。マッケイガン師、Neguroさんなき後、一人でボケとツッコミをやらなければならないプレッシャーを感じていたがこれからはツッコミは両氏におまかせして僕はボケてれば良い。あとは現在募集中の二代目お風呂屋黙示録の執筆者が決まれば、僕は個人的にはYoungBoggyさんが適任かと思っていたのだが最近投稿がないな。どうしたんだろう?帰国してしまったのか?カミさんに外道がバレて切り落とされてしまったのか?はたまた本当の恋に落ちてしまい外道がバカらしくなったのか?いずれにせよ「お風呂屋黙示録」はもっともっと読みたい。





日本人タイ人と日本国タイ国



 前にも書いたがぼくはメールマガジン「煩悩の夕暮れ」の読者でもある。そして配信されるとまず目を通すのが「編集後記」だ。紘さんも普段はしょーもないことを書き殴っておられるのだが時々、長年タイに在住する日本人の視点から見た、こちらがハッとさせられるような鋭い指摘をなされる。これがいつも忘れた頃に突然出てくるのが紘さんの紘さんたる所以か?こういう時は決まって熱の入った投稿が載っていたりもする。外道士族の熱意が紘尊師の眠りを呼び醒ますのであろう。

 最近、僕がハッとさせられたのは1月9日号の編集後記だった。読者でない人のために論旨を要約すると、紘さんは日本のレストランでガキが騒いでいると頭にきて親の顔を睨みつけてやるがタイでは全く気にならず、逆にコーラを奢ってやるんだそうだ(このガキとは将来有望な美少女に違いない)。また帰国して地下鉄に乗ると携帯で大声でしゃべっている女がうざったくて思わず強姦したくなるそうだが、タイのBTS内では携帯でしゃべっている女がいても全く気にならず(紘さんはタイ語がわかる)、綺麗な娘だとナンパしてホテルに連れ込むというのだ。(外道紘注:オレはそんなこと言ってないぞ!)

 実はこのことは僕にも思い当たる節がある。子供連れでタイへ行く機会も多いのだがウチのガキはしょうもないバカガキどもでガストへ行っても飯などろくに食いもせず騒いで店内中を駆け回っているのだが親として回りの視線が気になるわ文句言い出す客もいるわでおちおち食事もできない。ところがタイのレストランでもバカガキどもは同じ行動を取るのだが全く気にならない。客の暖かい視線を感じるしウェイトレスなど仕事そっちのけで一緒になって遊んでくれたりもする。可愛いウェイトレスだと僕はちゃんとお礼を言って、「お国はどこですか?色も白いし美人だからきっとチェンマイかな?今一人暮し?よろしければお礼の印として今夜ディスコへでも御一緒しません?」などと言いながらチップを差し出したりもする。しかし子持ちはしょせん相手にして貰えない。

 飛行機に乗ってもバカガキどもは同様、国際線だと隣の客から、「うるせえ、このガキ!」と罵られることもしばしばある(大概はプーケット帰りのサーファー女)。ところが国内線だと回りの客は遊び相手をしてくれるしスチュワーデスはおもちゃを持ってきてくれるし、美人のスチュワーデスだと「子供がうるさくて申し訳ありません。ところでバンコクへ着いたら上がりでしょ。お礼に食事などいかがですか?」と言っても、「お子様も御一緒ならお付き合いいたします。」と軽くあしらわれる。子持ちは辛いよ。

 これらのことを今まで僕は「日本人とタイ人の気質の違い。」という理解をしていた。ところが紘さんという日本人が日本に居る時とタイに居る時で同じ事に対しても「睨み付けと奢り、強姦とナンパ」という違う感情を持ってしまうということは、これは「日本人とタイ人」という問題なのではなくて「日本国とタイ国」ということなのではないだろうか?つまり紘さんは「ストレス社会」という言葉を使っておられたがまさに日本という国が発するオーラとタイが発するオーラが人間の性格自体を変えてしまう。こう考えて自分自身を振り返ってみると日本にいる時とタイにいる時とで人格に微妙なズレがあるのを感じざるを得ない。外道諸氏はいかがであろうか?
 
 MPに関して言えば日本人ソープ嬢のほうがバンコクMP嬢よりテクニックでは圧倒的に上だ。それにヒップと脚線はタイ女性に軍配が上がるがオッパイと肌については日本人女性の方が良い。言葉の問題を考えれば値段を考慮に入れても日本のソープとタイのMPはどっこいどっこいのはずだ。ところが、外道諸氏も同様であろうが、MPの方が圧倒的に楽しい。もっと言ってしまえばソープなど僕にとっては金をドブに捨てるようなものだ。そう、この「オーラ」こそが我々をタイに引き寄せる最も大きな原因ではないだろうか。(しかしたかが女を抱くためにここまで考察を加えるなんて僕も本当にバカだよね) 

 こう考えてみると今まで無意識にタイ詣を続けてた我々って結構イイ線いってるんじゃない?






差別問題を考える

差別問題というと日本では表面上は存在しないことになっており、口に出してもいけないという暗黙の了解がある。だから若い人は知らないだろうが日本にも今でも存在する。「被差別者」は大別すると外国人系と日本人系があり僕は双方ともに多数の友人がいるが彼等とこの差別問題を堂々と議論している。なぜなら僕には彼等を差別しようなどという気持ちが微塵もないからだ。歴史を見れば分かるように被差別者とは支配層が被支配層を効率良く支配するためにでっちあげられた生贄にすぎない。同じ人間だ。人が人をどうしても差別しなければならないのなら、できそこないのアルビノ(白子)である白人を差別することをお薦めしたい。

 タイにも差別問題は存在する。「山岳民族」と呼ばれる人達に対してである。これは日本のような影に隠れた陰湿なものではなくタイ政府自体が彼等をタイ国民と認めていないのだ。彼等はチェンマイとチェンライの山岳地帯に住んでいるが、中には下界に降りてきてタイ人に混じって生活している人達もいる。しかし国内での移動自体も制限されている。国民党の残党と噂される種族も居り、チェンマイ、テレサ テン、謎の死、という興味深い問題にもつきあたる。

 「外道と関係ないじゃない話じゃないか!」と怒らないで欲しい。実はこの山岳民族が「美少女の宝庫」として一部で取り沙汰されているのだ。日本人のカメラマンでチェンライに住んで美少女達を撮り続け、写真集を出版した人もいる。この写真集にしても一部マニアの間で大反響を呼んだ。そしてそして、我等がバンコク風俗店にもちゃんと彼女等は入り込んでいる。ほら、外道関係の話になったでしょ。以前はスティサンの置屋専門だったが最近ではちゃっかりとMPにも進出している。彼女等は本来ならばチェンライなりチェンマイから動いてはいけないのであるが、同じタイ国内である。バスに乗ればバンコクに着いてしまう。市内で銀行口座を開けないという不便はあるがアパートは普通に借りられる。タイ人としての身分証明書は持っているが見る人が見ればすぐに山岳民族とわかる証明書である。

 山岳民族といってもメオ族アカ族リス族等、色々あり僕も買った女の子の出身部族までは確かめたことはない。出身地を聞いてもチェンマイまたはチェンライと答えるだけで山岳民族であることは明かさない。また民族的特徴などということは専門家に任せるとして外道学的見地から言わせて貰うと、まずこれは外道諸氏には好みの分かれる所であろうが、タイ人に比べて陰毛が濃い。次に、これは明らかにタイ人の勝ちであるが、ヒップアップしたタイ人に比べるとお尻が垂れている。

 「それならタイ人の方がいいじゃないか。」と言い出したいあなた、確かにその気持ちはわかる。しかしアムロ、ゴクミ、安達祐美と聞いてピンとくる(起つ?)人ならわかると思うがそのエキゾチックな美少女顔には捨てがたいものがある。そして性格も日本人好みだ。これを何と表現すれば良いか、この辺が僕の文才のなさがモロに出てしまうところだが、タイ人をドライとすると山岳民族はウェットというか、とにかく情が深い。ショートで遊ぶにはタイ人も良いが長い時間連れ回すとなると、少なくとも僕には山岳民族の方が心地よい。

 ここまで読んで山岳民族に少しは興味を持ちましたか?しかしながら我々が理想とするような絶世の美少女に風俗店でお目にかかる確率はかなり低い。みんなバンコクの金持ち華僑の妾になってしまうのだ。華僑は家のしきたりとして本妻には同じ華僑を選ばなければならない。しかし中国女とタイ女性を比べてみなさい。一目瞭然でしょ。ということで華僑達はタイ人を2号、3号とすることになる。ところがタイ女性、特に妾になったような女はちょっと目を離すとすぐに男を作ってしまう。そこで奴等が目をつけたのが山岳民族だ。彼女等は「マンションから一歩も出るな。」と言えばずっと部屋にいるような従順な民族なので妾にするには持って来いだ。だから雛壇に並べると美女はすぐに華僑にさらわれてしまう。頑張れ!日本人。タイ人は彼女等を「コン プーカオ(山岳民族)」と呼んで差別するが華僑にはそんな差別意識などない。

 去年、僕は知らないが世間ではかなり有名な作家であるヤン ソギルという人の「闇の子供たち」という小説が出版された。この山岳民族の人身売買を題材にした小説なのだが、これが「基本的事実の誤り」だらけのトンデモ小説。この事実の誤りに赤線を引きながら読んでいったら本が真っ赤になっちゃった。ねえヤンさん。97年はチェンライは大雨で市内にまで水が出てしまって洪水で大騒ぎだったのよ。「旱魃」ってなんのことよ?90年代に入ってから北部タイに旱魃なんて一度もないよ。逆にこの本は事実の誤りを何箇所発見出来るかでタイに対する習熟度を計ることが出来る素晴らしい小説である。タイにどっぷりハマった外道諸氏なら最低100箇所は発見して欲しい。フィクションとはいえ、ここまでいいかげんなことが言えるということはあんたらの言う「慰安婦問題」もあやしいもんだな。だから差別されるんだよ!

 実は前回の訪泰時に最後の夜を共にしたのは山岳民族の女の子だった。但し2年も風俗やっていて華僑からお呼びがかからないのだからたいした美人ではない。TG640で帰る僕を当然、空港まで見送りに来てくれた。しかし飛行機はなんと14時間遅れ、しかも僕はすでにオケラ。会社側でアマリホテルに一室用意してくれたがタイ航空はディレイが多すぎるよ。このことを知った彼女は即座に店に電話をいれて仕事をキャンセルし(罰金500バーツ)夜の12時過ぎまで僕につきあってくれた。金がないのでボーリングからレストランまで全部彼女の奢り、そして朝昼晩と3回もやっちゃった。こういうとこが山岳民族のいいとこなんだよね、タイ人だったら金のない日本人なんて空港にほっぽらかしだよ。半日以上の遅れだったのに約50回の訪泰のなかでもあんな清々しい気持ちで帰路につけたことはなかった。今度行った時も指名してあげないと僕は外道から鬼畜に落ちる。

 陰毛が濃くて垂れ尻というとまるで日本人じゃないか。違うのは瞳が大きいことかな。間違いなくこの民族はモンゴルの山から降りてきた民族だ。つまり我々と同族。彼女等の差別問題を解決する唯一の方法は外国人と結婚すること。ねえ、籍の開いている外道諸氏のみなさん、バンコクでゴクミを発見したら思いきって結婚しちゃったら。結婚するとそれまでは絶対取れなかったパスポートまで取れちゃうんだよね。タイでは日本人の妻というのは物凄いステータスなのだ。こんなことで今までタイ人から差別され見下されていたゴクミが一気に見下す立場になっちゃう。差別問題一気に解決。こんな痛快なことってないでしょ。





禁煙天国バンコック

 僕は愛煙家である。医者で愛煙家というのは一般の愛煙家よりさらに肩身が狭い。アメリカでは喫煙する医者は失格なのだ。それでもかまわない、アメリカの土を踏むことなど一生ないのだから。しかしながら喫煙者がだんだん追い詰められてきているのはここ数年、肌で感じる。

 タイも以前は日本以上に喫煙については寛容だった。最近になってタイへ通い始めた方は信じられないだろうが、アジア危機以前、つまりスターアライアンスに加入する以前はタイ航空にも国際線にはちゃんと喫煙席があった。アメリカの陰謀だな、これは。現在は御存知の通りタバコを楽しみながらタイへ行くためにはエアインディアを使うしかない。帰国する時にしてもベッドを共にした女の子に見送りに来てもらい、空港のレストランでタイ料理を御馳走しながら別れを惜しみ、煙をくゆらせるというのがタイを去るにあたっての儀式でもあった。

 ところがそんなことが出来なくなってしまった。タイでもレストラン等、公共の場所での喫煙が全て禁止されてしまったのだ。アメリカの陰謀だな、これは。友人に誘われて日本人向けの居酒屋に行ったのだが、ここも禁煙だった。しかし日本人相手にこんなことしたら客が来なくなってしまう。灰皿は撤去されていたが、テーブルにアルミホイルで作った灰皿らしきものが置いてあったので何とか楽しい時間を過ごし、旧交を温めることが出来た。二人ともスモーカーなのだ。こんな場所が禁煙だったら話も出来ない。

 法律が改正になり、酒だけの店は喫煙OKだが食事の出来る場所は全て禁煙となったらしい。違反者には2,000B,喫煙を許した店側には20,000Bの罰金を課すという。居酒屋にあったアルミホイルの意味が分かった、警察がきたら握りつぶしてポケットにでも隠してしまえばいいのだ。この法律によればタニヤ等の日本人クラブ、ナナは喫煙OK。レストランはダメ。僕はタイ料理は屋台派なのでレストランは関係ないな、レストラン、レストラン、、、えっ、、、まさかMPの雛壇の前もとりあえずレストランだぞ!恐る恐る何故か隣にいたナタリーの女の子に聞いてみたら、やはり個室はOKだが雛壇の前は禁煙になったそうだ。

 このことは禁煙者にとっては勿論、喫煙者にとってもさしたる問題ではないだろう。雛壇の前なんて女を選ぶだけの場所だから5分もいないだろうから。ところが僕にとっては大問題なのだ。何故なら指名した子とすぐ個室に行って素っ裸というのは奥ゆかしさに欠ける。まずテーブルに呼んで飲み物や食事を共にしながら雑談をする。こうして仲良くなりながらも頭の中では彼女の裸やフェラ顔を想像しながら気持ちを高めてゆく。幸一が寄ってきたら、「お前も酒を飲め。」とからかってみたり、「チップかよ。」とか言いながら100バーツを取り出し、「別にお前にフェラして貰うわけじゃないからな、やっぱりチップはフェラしてくれる子にあげないと。」なんぞとバカなことを言いながら彼女にチップを渡し、それとなく僕がフェラ好きであることを彼女に伝える。MPのレストランというのはそういう楽しい場所なのだ。そこで煙草が吸えないなんて。。。。

 まさか日本もこれに追随しないだろうな。そうでなくても去年6月の道路交通法改悪以降、地方では居酒屋から客足が遠のき、閉店が相次いでいるのだ。頑固親父のいる小さな居酒屋って大好きなんだけどな。ここで「居酒屋禁煙」なんてやられたらそれこそ全部つぶれちゃうぞ。現在日本の喫煙者は3割と言われているが、酒飲みに限っていえば優に5割を越えている。

 そもそもこういうことに行政が介入すること自体が間違っている。すべて民間に任せなさい。煙草を嫌がる人が多いなら「禁煙居酒屋」を作れば儲かるだろうし、喫煙者が肩身の狭い思いをしていると判断すれば「喫煙居酒屋」を作ればよい。客も自己責任において店を選べばいいし、経営者も自己責任において自分の店を色分けすればいいのだ。小泉のように口だけ「規制緩和」と言っていても日本の経済は回復しない「規制撤廃」が必要である。そもそも日本の戦後というのは政官のバカさかげんを優秀な民間が尻拭いしながら成長を続けてきた。今の景気の低迷はこのバカさかげんが過ぎて、それを民間がかばいきれなくなった結果である。もう政も官も何もするな、そして全てを民間に委譲せよ。そうすれば日本の景気は一気に回復する。

 ところでこの世で一番嫌な奴って知ってる?煙草吸ってたくせに禁煙した途端に喫煙者を非難する奴。こういう奴には芥川竜之介の「蜘蛛の糸」を送りたい。






トイレットペーパーに見るタイ文化

 これは1月3日付けの報知新聞に載っていた記事の引用です。紘さんが帰国中ということで「外道事件簿」にも使われてしまう可能性があるので、先にこちらに出してしまおう。事件というのは大晦日の夜にY県在住のタイ人ホステス35歳(間違いなく風俗嬢、不法滞在)が同居人の日本人52歳を包丁で刺してしまったというものである。これだけでは男が死んだわけではないのでどうってことはない事件である。新聞に載ったわけはいかにもタイ人がらみらしい喧嘩の原因である。聞いて驚くな、理由は「年末の大掃除の仕方で口論となった。」

 これは僕のようなフィリピンからタイに乗り換えた「帰化外道」の間で語り継がれていることであるが、「フィリピン人は3ヶ月日本にいると日本人になってしまう、ところがタイ人は10年日本にいてもタイ人だ。」この事件も普通の人からみれば「開いた口が塞がらない。」で終わってしまうだろうが、僕には痛いほどよくわかってしまう。裁判になれば当然、タイ人ホステスが100%悪いということになるだろう。僕に言わせれば100%日本人が悪い、というよりもこの男にタイ人と同居する資格がない。

 刺されてしまったことは気の毒で同情するが、安易にタイ人と同棲してしまったことが大きな間違いだった。52歳といえば相当なガンコ親父なはずだ。タイと聞いても、「そういえば昔、沢村に真空飛び膝蹴りでパタパタ倒されてた連中の国だろう。」位の認識しかなかったはずだ。(冗談じゃない。彼等は金を貰ってわざと負けてやっていたのだ。)

 間違いなく、この二人の口論はこのようなものだった。まず女は普段通りに掃除を済ませた。男は「今日は大晦日だからすす払いやガラス戸も磨きなさい。」と(タイ百姓にはガラス戸を磨く習慣などない。というか家にガラス戸そのものがない)。女は「いつものようにちゃんと掃除したでしょ。」男は諭すように「明日は正月だろ。日本では年末には大掃除といって普段、掃除しないところも綺麗にして新しい気持ちで新年を迎えるんだよ。」と日本の常識を教える。女は「タイの正月は4月のソンクラーンなの。」と自分にとっては絶対正しいことを言い返す。「そうは言ってもここは日本なんだから日本の習慣に従いなさい。」とタイ女性と同居したことのある日本人男性なら一度は口にしてしまう禁断の言葉を吐いてしまう。「私はタイ人なの!」この一言に大概の日本人はキレる。思わず頭をコツンと。「頭はね、タイ人にとっては精霊の宿る神聖な場所なのよ。私のお父さんにだってこんなことされた事がない!」女も完全にキレてやおら包丁を取り出す。これが真相であることを僕は確信する。

 タイ詣を続けている外道諸氏なら御存知であろうがタイではトイレットペーパーを何故か下回りにセットする。高級レストランやホテルではグローバルスタンダードに従って上回りであるが、タイ人向けのローカルな店では下回りとなっている。風俗店へ行く時は当サイトで徹底的にチェックしてから行くのが外道にとっての基本であるが、たまたま知らない風俗店に入ってしまった時はまずトイレへ行き、ペーパーの位置を確かめてみればその店の程度を推し量ることが出来る。

 日本に10年以上住むタイ女性も未だにペーパーを下向きにセットする。こんなことまで自分の国のやり方にこだわるのだ。ひどい女になると居酒屋のトイレでペーパーが上回りだと落ち着かずわざわざ下回りにセットし直すという。次に入った日本人はびっくりするぞ。僕もこのことでタイ風俗嬢と口論したことがある。「ペーパーホルダーの上にフタがあるでしょ。あれはトイレットペーパーを切るためのものなんだよ。だから上回りが正しいの。」この理論で完全に勝ったと思った。しかし「タイではホルダーにフタは付いてないの!」僕の負けです。さらに続けて、「日本のトイレットペーパーって切りやすいようにミシン目がついてるじゃない。あれって下回りにしても切りやすいようにでしょ、さすが日本。」あんなこと考えた日本人は誰だ!
 もともと気が強いタイ人気質に加え、風俗嬢となるとさらに気が強くなっている。そして自分達の文化(?)に固執している。日本の習慣でもタイと相反するものは絶対受け入れない。そのくせお年玉(勿論、貰うほう)とか、ちと古いが十年ダイアモンドとか自分にサバイな習慣はすぐ撮り入れるが。表面上は男に従う態度を取るタイ人もいるが、心は開いていない。こういう女はすぐ他に男(多くの場合タイ人)を作っちゃう。

 日本の女に相手にされない男がタイ人娼婦と同棲しているという例は星の数ほどある。また日本人と結婚できずしかたなくタイ人を嫁に貰う日本人も数限りなくいる。しかし安易にタイ人に手を出さないほうがいい。どうしてもパートナーが欲しいならフィリピン人を選ぶのが身の為だ。どうしてもタイ人をというのなら当サイトを隅々まで熟読し、できればバンコクまで乗り込んで風俗嬢を買ってある程度タイというものを理解してからでないとこのオッサンと同じ道を歩むことになる。しかしタイを理解しタイ女性の全てを受け入れる包容力を身につければ、タイ女性はそのタイ男と同民族とは信じられないくらいの旺盛な生活力によって、あなたにとっての世界一素晴らしいパートナーとなる。






クリスマスの夜に

 クリスマスというのは僕のような中年外道にとっても切ないものだ。若い頃、「ひとりぼっちのクリスマス」というか「男だけのクリスマス」を何度も、というか毎年経験していた。何故かクリスマスは恋人同士で過ごすのが当たり前という風潮があり、「彼女」のいない男は世間から見放された気分にさせられてしまう。この怨念が切なさとなって心を過るのかもしれない。

 てなこと言って、こんな夜にこんなサイトを覗いているあなた。僕と同じかな?クリスマスソングというと山下達郎が定番のようだが僕はこの歌を良いと思ったことはない。心に響いてこないのだ。僕にとっては何といってもチューリップの「SOMEDAY SOMEWHERE」。この歌の切なさといったら今聞いても涙が出てしまう。でもこんな歌誰も知らないでしょ。こういう超マイナー志向の人間がタイにハマちゃうのかな?

 僕ももっと早く日本女性に見切りをつけタイへ行っていたら、もっともっと幸せな人生が送れたと思うのだが(僕のスタッフの女の子に言わせると、日本女性が僕に見切りをつけたということ。御もっともです)。クリスマスの夜なのでこんな提案をさせていただくが、タイの風俗嬢をあなたの恋愛の対象として考えてみてはいかがであろうか?それとも単なる「公衆便所」としか思えないかな?

 こんなことを言ってしまっては普段から真面目にしている女性に失礼だがセックスから入る恋愛があってもいいと思うしむしろそれこそが本当の恋愛だと思う。男と女は肉体関係がないとどうしてもぎこちなくなるし、お互いを真に理解することができない。性欲を隠しながらの恋愛なんて返って不健康だ。セックスによって終わる恋愛というのも悲惨なものがある。今ではほとんど例がないだろうが新婚旅行が初夜だった場合、フェラチオがヘタな相手だったらどうするのだ?これは別の機会に述べたいがフェラには天性のものがある。いくら努力してもダメな女はダメなのだ。

 タイの風俗嬢と言っても、これは外道諸氏なら分かるだろうが、ほとんどがド素人なのだ。家庭の事情でたまたま体を売っているに過ぎない。まあこれは風俗嬢に限らずタイ人全てに言えることであるが職業に対するプロ意識が欠如している。逆に言えばだからこそちょっとセックス経験の多い普通の女の子と変わりない。もっと言わせてもらえば数年間風俗嬢をやっててもイクことを知らない子が五萬といるのだ。

 そしてこれはおそらく仏教思想からであろうがタイ女性の男に対する包容力は日本女性のそれよりはるかに大きい(これを「男なら誰でもいい」と言ってしまっては身も蓋もない)。あなたが日本という異国の地に居ようが関係無い。そしてあなたがもしタイ女性と結婚ということになったなら、「よくぞ決断なされた。おめでとう。これであなたの老後は心配無い。」という言葉を送りたい。

 これは実は真面目な話だ。例えば年金、現在30代の人は年金額が今の半分になると思って間違いない。とても日本じゃ暮らせない。ところが老後はタイ(の田舎)に住んでいればこれで十分裕福な生活ができる。たまには外道も出来ちゃうぞ。空気もいいし暖かいし老人には住みやすい、できれば北部タイをお薦めする。タイで一番気候がいい。ということは狙いはチェンマイかチェンライの女か?

 もうひとつ大事なのは介護。僕はケアマネージャーの資格も持っているので日本の介護制度は熟知しているつもりだが、こんな金まみれの心の伴わない制度での介護など受けたくない。それにソープランドの付いてない介護老人施設なんか入りたくないよ。いやいや、これって大切なことですよ。
 前にも書いたが小乗仏教には輪廻転生という思想がある。そしてタムブン(徳を積むこと)を怠ると人間として生まれ変わることができない。最高のタムブンとは親や老人に尽くすこと。タイの女の子が売春に走る根本がここにある。介護保険の勉強をしている時、この「タムブン」という言葉が何度も僕の頭をよぎった。タムブンさえあれば介護保険などいらないのだ。というわけでタイは老人にとっても快適で住みやすい国である。

 今日(25日)僕はタイの田舎で百姓と酒を飲んでる予定です。そして明日(26日)はバンコック。頑張るぞ。皆さん、良いお年を。





200バーツ同盟

 バンコックの風俗で遊んでいて最後にに我々を悩ますもの、それがチップである。一体いくらぐらいが適正なのだろうか?以前ロンドンへ行った時、タクシーの運転手と仲良くなりチップの話をしたことがある。彼が言うにはチップを払うのは客のエチケットで適正な額はタクシー料金の10%でそれより多めにくれる人はいい人、倍以上くれる人はバカだと言っていた。バカは勿論、日本人である。この話をバンコックの風俗にあてはめてみると200バーツという数字が出てくる。外道諸氏よ、いかがなものだろうか?この議論を進めるために風俗嬢の財布の中身を覗いてみたい。といっても最近、僕が仲良くしているのはMP嬢ばかりなのであるが。

 給料は完全歩合制でエージェントなしの場合、女の子によって微妙に違うが55%から60%というのが一般的なようだ。だがヘルパーのおばさんへのチップや諸経費を考えると料金の半額が収入と見て間違いないと思う。また中にはコンシアにチップを渡して客を回して貰っている子もいるので、この場合はさらに少なくなる。平均的MP嬢、つまり5時に出勤して12時まで働いている子で平均して客は1日2人というとこらしい。これに客からのチップが加わり、1日の平均収入は2,000バーツ、25日働く子で月収50,000バーツというのが普通の顔で普通の乳で普通のサービスのMP嬢の平均月収である。タイの大卒サラリーマンの3倍から4倍といったところだ。

 普段の生活はというとセキュリティ付き、プール付きの家賃7千から8千バーツのアパートに住み、食事はこの手のアパートは調理禁止なので全て外食。真面目な子は英会話教室やパソコン教室に通って将来に備えているし不真面目な子はクスリやホストにハマっている。我々から見ても非常に優雅な生活である。

 しかしエージェント付きとなると話は変わってくる。以前遊びにいったことがあるがナタリーの子2人とポセイドンの子3人が安アパートに同居していた。アパート代はエージェント持ちだそうだが食費や生活費はお客のチップのみでまかなわなければならない。この5人を誘って食事をしたがみんなオドオドしていた。無断で外出したのがエージェントにバレるとパナルティーがあるそうだ。

 やさしい日本人の心情としてはエージェント付きにはたくさんチップをあげたくなるがフリーの子にはやる必要がないような気もする。しかし僕自身の体験や投稿を読んでみるとバンコックのMP嬢は日本人ならチップの500バーツや1,000バーツは当たり前と思っているフシがある。これは明らかに日本人が悪い。ロンドンタクシーの運ちゃんに言わせれば大バカ者のコンコンチキということになる。

 他人が使う金にいちいちいちゃもんをつけるつもりはないが、皆がせっかくこうしてこのサイトに集っているのだから外道が率先してバカな日本人の金銭感覚を是正してみてはいかがだろうか?それが僕がここで提唱したい「200バーツ同盟」である。皆で風俗嬢へのチップは200バーツと統一しそれを実践し、「日本人はチップは200バーツ」という観念を風俗嬢達に植え付けていくのだ。これが功を奏すれば我々の遊びもより気楽になると思うのだが。

 前回バンコックへ行った時、最後の夜を過ごしてくれたMP嬢が空港まで見送りに来てくれた。チップをあげようとしたが、「あなたを愛してるからいらない。」と言われた。僕は空港使用税の500バーツを残し、持っていたバーツを全部あげちゃった。「200バーツ同盟」脱落者第1号は僕か?
   





外道農業

 これまで十数本の随筆を載せていただきました。つくづく思うのは僕の文才のなさ。Neguroさんのような文才があればもっと楽に面白いものが書けるのだが、外道諸氏に楽しく読んでいただくためには文才の無さをネタの面白さでカバーするしかない。しかしそろそろネタも尽きてきた。頭の中で一生懸命にネタを探してみて、やっと出てきたのが、、、「農業」。いままでセックスとロックの話題でやってきてその次が農業となると、要するに僕は単なるヒッピーということになり何か悲しいものがある。

 農業といってもタイ人のための野菜作りの話である。まだ日本にタイ風俗嬢がたくさんいた頃、タイストアで売っているタイ野菜の値段の高さに驚いた僕が、「自分で作ってタイの風俗嬢たちに食べさせてあげよう。」という下心丸見えの動機で始めたのがきっかけだった。実際、タイ野菜がみごとに実った僕の農園に在日のタイ風俗嬢を連れていき、「好きなだけ取っていいよ。」と言うと、それまで風俗嬢を気取っていたタイ女性があっという間に「素の百姓」に戻ってしまい、マニキュアで飾った爪を真っ黒にして収穫にいそしんでいた。こうして素の状態に戻した女の子と一夜を過ごすのが無上の楽しみでもあった。逆にここで、「野菜ならストアで買えるからいらない。」なんぞと言い出す女はすれっからしで、その場でさよならした。一時期はこの野菜をタイストアに卸し、年間数十万の収入を得ていたので僕はりっぱな兼業農家でもあった。

 タイ人が普段から使う野菜というとエンサイ、コリアンダー、レモングラス、ミント、レモンバジル等であるがこれらを調べてみてびっくりした。ほとんどの野菜に薬効が認められる。僕はタイ人に癌が少ないのは単に平均寿命が短いからだと思っていたがそれは間違いだった。抗癌作用のある食物を日常から口にしていたのだ。その他にも高血圧を予防する野菜もあり、「タイ4,000年の知恵?」を感じざるを得ない。「知恵」という言葉はタイ人に最も不似合いな言葉だと思うのだが。ちなみこれらの野菜は一般的にはハーブと呼ばれ我々はティーにしたりせいぜい薬味程度にしか使わないが、タイ人はこれらを白菜やほうれん草のようにパクついている。トムヤムクンなどは最高の抗癌料理だと思う。

 ところがこれらの野菜を実際に栽培してみると、、、、安心した。やはりタイ人だった。要するにこれらの野菜は雑草とほとんど同じでほっておいてもどんどん育つ。肥料などやる必要もないし、農薬もいらない。収穫もその一部を刈り取るだけなので一度植えればいつまででも収穫できる。怠惰でいいかげんで仕事嫌いのタイ人にぴったりの野菜だった。別に先代からの知恵でその薬効を考慮したからではなくただ単に「作るのがラクだから」タイ全土に広まったに過ぎない。本当に安心した。

 かつて僕はタイの百姓に頼んで日本から持っていったコシヒカリの種もみを栽培してもらったことがある。結果は大失敗。害虫に食べ尽くされてしまった。虫けらもおいしいものは知っているということであろう。となりのタイ米には虫が一匹もついてないのに、タイで使う農薬程度では日本の米は追いつかないのだ。逆にアブラナ科の野菜など農薬なしには収穫不可能な野菜をタイ野菜と混ぜて栽培することで完全無農薬で収穫することに僕は成功した。タイ野菜の臭いが害虫を追い払ってくれるのだ。これってもしかして物凄い発見だと思うのだが誰も誉めてくれない。動機が不純だからか?

 大量の労力と農薬を使う日本の食材と何にもしないタイの食材。どちらが人間の体にやさしいかは言うまでもないだろう。でも日本食の方が圧倒的においしいんだよね。





外道が見る日本の将来

 ここ十数年、アジア地域から数え切れないほどの外国人が日本に流入し不法滞在、不法就労を続けてきた。僕の周りにもたくさんいる。この人達を見ているとマスコミ報道とは違ったそれぞれの「お国事情」というものが見えてくる。例えばロシア女性は我々が最も気軽に外道できる金髪である。あの栗色のアンダーヘアーは外道を名のる者であれば一度は御対面すべきである。ところが同じ金髪ロシア人でもモスクワ出身と極東つまりハバロフスク、ウラジオストック出身者とでは同国出身とは信じられないほど違っている。前者はヨーロッパ人としての自覚があるのか基本的に有色人種を見下している。だから高飛車でセックスしても面白くない。それに対して後者は日本人に非常に従順である。タイ女性が我々に接するのと同じ態度で接してくる。

 彼女等の話によるとロシア極東地域でお金持ちといえば韓国人か中国人だそうだ。これらの人がロシア人をメイドに使っていることも珍しくないという。だから黄色人種に対して尊敬というか憧れを抱いているらしいのだ。先日、友人とロシアクラブへ行った時に車の話になった。この友人はガチガチのベンツ党なのでドイツ車を、僕はイギリス命なのでイギリス車という口論になった。(この話絶対僕が負ける。)間に入って口をポカンと開けていたウラジオストックちゃんに、「君はどんな車が好き?」と話を振ってみたら、「スズキ」。可愛いではないか、勿論セックスも最高。僕はロシア女とやる時にはまず出身地を聞くことにしている。

 東南アジアの人達は仕事に関しては非常に真面目で日本人に対しても従順である。休みを要求する人間などいないし勿論、犯罪に手を染めるような人間もいない。しかしその生き方に計画性がないというか刹那的というか、まあ可愛い部類に入る。問題は中国人だ。おそらく現在の日本で不法就労者が一番多いのはこの国だ。また留学生と称して労働目的で在日している数も合わせるととんでもない数になる。中国人留学生の目的が勉強ではなく就労であることは去年、東北のある大学の事件を見ても明らかだし、日本語学校と称するところの学生は99%中国人だ。どう考えてもおかしい。それに彼等は典型的な共産主義国のワーカーで決められた時間しか働かないし、反日感情も半端でない。不法滞在している中国人が日本でどんな犯罪を犯しているかはわざわざ説明の必要もないだろう。中国とか韓国は「反日」が国のアイデンティティとなっている。ついでに言えば中国人風俗嬢は全員マグロだ。

 日本の外交政策をみていると非常に単純な疑問が浮かぶ。「世界の国ってアメリカと中国と韓国の3つしかなかったっけ?」。マレーシアのマハティールがいくら日本にラブコールを送ってもアメリカの顔を気にして無視。台湾の李登輝が大和魂を訴えても中国に勝手に気を使って無視。VISAさえ出さない。あのおじいさんが日本で不法就労するとでも思っているのか?外道を長年やっていると一体どの国が日本と仲良くしたがっていて、どの国が日本をバカにしているかを肌で、というかオ○ン○ンで感じることができる。

 日本は壊れてしまった。しかし明治維新や大東亜戦争直後のような気骨のある日本人はもういない。日本がこれからも生き残っていくためにはこれらの日本との友好を望んでいる国と手を取り合っていくしかないのだ。日本と仲良くしたくない国といくら友好を深めようとしてもかえってあげあしを取られるだけだ。日本にとっては12億という中国市場が魅力なのかもしれないが、それだったら台湾、アセアン、そして先の東京裁判で唯一日本に無罪票を投じてくれたインド(こういう恩義は忘れてはならない)とともにEUのような共同体を構築すれば中国に勝る市場となる。そしてこの国々に日本の先代が築き上げてくれた技術をどんどん供与していけば素晴らしい市場となる。核問題にしても既にインドが核を持っているのだから非核の日本もインドの傘に入ることができる。重要なのはこれらの国が日本に親近感を持ってくれていることである。日本さえその気になれば絶対成功する。

 この「新大東亜共栄圏」が完成した暁には是非、コージーグループ、デイビスグループ共、風俗嬢を連れて日本に進出して欲しい。そしたら日本も外道天国となる。今の日本人が痛みに耐えなければならないのなら、せめてこれくらいの未来を見せて欲しい。小泉は何も見せてくれない。何故か?何もないからだ。





巨乳神話を斬る

 外道の細道では「煩悩の夕暮れ」というメールマガジンを発行している。これは投稿された最新情報を毎日そのまま掲載しているので日本に居ながらにしてバンコクの街を徘徊しているような気分にさせてくれる。田舎者が「ぴあ」を眺めるようなものだ。それにHPには掲載不可の情報もまざっているので僕などは最近はHPにはアクセスせず煩悩の夕暮れだけで済ませてしまっている。こうして最新情報だけを眺めていると外道士族諸氏の嗜好がなんとなくわかる。みんな巨乳が好きなんだよね。

 これに文句をつけるつもりはないし、胸元でこぼれ落ちそうな谷間というのはやはりそそるものがある。しかし我々外道にとって乳房とは服の上から眺めるものではなく、服を脱がせて、見て、触って、揉んで、しゃぶりつくものなのだ。こういった観点に立って考えた場合、本当に巨乳こそが最高の乳房なのだろうか? 

 人間の体というのは骨格と内臓器官を筋肉組織が被いその上に皮下脂肪組織がある。医者で卵焼きを嫌う人がいるが、人体解剖実習で表皮を剥がすと脂肪組織がまるでダシの効いた卵焼きそっくりなのだ。そしてこの脂肪組織が乳腺をはぐくむためにふくらんだものが乳房である。実際に人間の表皮を剥いでみると胸の部分の脂肪組織が異常に膨らんでいるのは不自然と言わざるを得ない。

 乳房というか乳首というのは人間が産まれてすぐしゃぶりつくもので、「人間が一番好きなものは乳房」というのは性欲よりももっと根源的な人間の本能である。だからホモは完璧な変態だと思うが、レズというのは何かわかる気がする。ということは乳房の描くあの曲線は我々の根源的なものに訴える何かを持っているはずだ。これを仮に「美乳」と呼ぶことにしよう。

 服をきた状態で美乳な巨乳はよく見かける。しかし、これは僕の精進が足りないのかもしれないが、裸になった状態で美乳な巨乳にお目にかかったことがない。ほとんどが垂れていたり、外を向いちゃってたり、乳輪がやたらでかくてアンバランスだったり。ちなみに人工乳は問題外、自然な美を損ねている。服を着た状態ではブラジャーの機能によりどんな形にもごまかすことができる。我々外道にとって重要なのは、服を脱いだ時であることは言うまでもない。

 乳首の位置にしても産まれたばかりの赤ん坊を両手で抱いた時、丁度赤ん坊の口の位置にあるのが美乳のはずだ。巨乳は乳首の位置が外側にずれている。前後的位置を考えても巨乳だとまだ目も見えない赤ん坊が乳首を探そうとした時、窒息してしまう危険がある。こう考えてみると我々が求めている美乳とは巨乳ではないはずだ。それに巨乳ならではの特技としてパイズリがあるが、あれって本当に気持ち良いですか?確かに乳房の間に自分のソーセージが挟まれている光景は興味深い。しかし僕はこれを気持ち良いと感じたことはない。精進が足りないのかな?パイズリする時間があったらそれをフェラに回して貰った方がずっといいんだけどな。フェラとか本番はソーセージが締め付けられるから気持ち良いのであって、乳房では締め付けが足りないのではないだろうか。

 乳房を揉む時もあの独特のシコシコ感が気持ち良いのであって、そのためにも手のひらにフィットするサイズが最適であるし、たとえば四十八手でいう時雨茶臼の体位でやる時も、手のひらサイズなら乳房を支点として使えるのでスムーズなピストン運動が可能となる。あとこれは僕の経験だけでは確定的なことは言えないかもしれないが、微乳の女の子は本気で感じ始めると無意識に自分で自分の乳房を揉み始めるが巨乳の子はこれをしない。微乳のほうが乳房の感度が圧倒的に高いのではないだろうか?外道諸氏、どう思います?

 次に乳首についてであるが、、、、、、投稿者の皆さん、お願いですから陥没乳首の風俗嬢を発見した時は必ず投稿にそれを明記して下さい。僕、すっ飛んで行きます。今回はこれだけが言いたいがためにこんな長々とした文章を書いてしまった。





必見!「卒業旅行」と「アタック ナンバーハーフ」

 僕は洋画ファンなので日本映画はゴジラ以外ほとんど見ないがタイを舞台とした日本映画は何本かある。ここいらあたりをちゃっかりチェックしているところがいかに も外道らしいでしょ。しかし「僕等はみんな生きている」とか「アジアンビート」とか何故わざわざタイを舞台にしたのか理解できない作品も多い。なんとなく暗いのだ。ストーリーの中に全くタイの特性が生かされていない。タイ人の本質はその「おバカさ」かげんにあり、それを生かさないとわざわざタイまで映画を撮りに行く 意味がないと思うのだが、いかがであろうか?そして「おバカ」と言っても「モンティパイソン」とか「Mr.ビーン」のような英知を結集したおバカではなく、何と言ったらいいか「素のおバカさ」こそがタイの本質だ。そういう意味では「卒業旅行」という映画は素晴らしい。はっきり言ってタイを徹底的に馬鹿にした映画なので設定はTG641でドンムアン空港に着き、そこからクメライ鉄道に揺られること8時間と一応カンボジアを連想させる「チトワン国」という設定になっているが何のことはない、出演者も全員タイ人だし勿論ロケ地もタイ。いっそのことタイと言い切ってしまったほうがもっと面白い映画になったと思う。クルンテープをバンコックと間違われて呼ばれても、チャオプラヤをメーナム川(タイ語知ってる人は笑っちゃうよね)と呼ばれてもマイペンライの国である。いくら馬鹿にしようが平気平気。出演した織田祐二と鹿賀丈史が自分等のレベルを下げて(上げて?)タイのおバカさんたちにみごとに溶け込んでいる。とてもじゃないが「僕等は〜」と同じ脚本家が書いたとは思えない。織田祐二というと青島刑事というイメージが定着しているが、僕にとっては「一発太郎」(映画の中での織田の芸名)。それにも増して素晴らしいのは画面いっぱいにタイへの愛情が満ち溢れていること、この「馬鹿にしているんだけど好き。」というのが僕のタイに対する思いとピッタリなのだ。

 このタイのおバカさかげんをタイ人自身が表現するとさらにもの凄いこととなる。タイ映画も日本で何本かリリースされているが、「クライ トン」、「69」(Hな映画ではない)等、トンデモ映画が多い中で「アタック ナンバーハーフ」(原題「サトリー レック」、「鋼鉄の淑女」の意。)、もうこれは最高としか言いようがない。オカマバレーボールチームの物語なのだが、外道的にはパタヤのオカマショーのシーンがあったり(日本人に化けたオカマが元阪神監督の奥方にそっくり)、ピアちゃんという絶世の美女(?)のコスプレ等がハイライトであろうが、スタッフは実話に基づいて、低予算で普通にスポ根ドラマを作ったつもりだろうが(実際決勝戦のシーンは泣ける。)、それがこれだけ完璧なおバカ映画になってしまうところがいかにもタイらしい。これでは160億円かけた「オースティン パワーズ」が可哀想だ。

 興味のある方にはレンタル屋で借りるより、ちと高いが(4,700円)DVDを買うことをお勧めする。これには映像特典満載で、NGシーンも付いている。さすが タイと言おうか編集が結構いいかげんなのでこのNG集もあわせて見ないと物語のつながりがよくわからない場面がある。それに音声もタイ語と日本語があり、日本語字幕もオンオフ可なのでタイ語というかタイオカマ語の勉強にもなる。これをタイで使ったら絶対に受ける。

 それにしても知らず知らずのうちにピアちゃんを目で追ってしまっている自分が怖い。





メイドに手を出すな

 これは僕の知人のある地方公務員の話である。彼は真面目だけが取り柄で病気がち、うだつのあがらない男だった。50になっても嫁さんが見つからず、「国際結婚相談所」という所でタイ人の嫁さんを紹介してもらい結婚した。当時38歳のイサーンの女性だったが、僕の連載を読んで下すっている方にはおわかりだろうが「個性的」で「笑顔の印象的な」女性だった。ちなみに業者には400万払ったそうだ。外道諸氏にはこれがいかにバカげたことかわかるでしょ。

 しかし女は顔ではない、この女性は病弱な彼を本当に献身的に面倒を見ていた。60歳になりほとんど車椅子状態だった彼も定年を迎えた。彼も彼女に非常な恩義を感じていたのであろう、定年後は日本を離れ彼女の田舎に家を建て彼女と共にタイで老後を送る決心をしていた。最後の後片付けを手伝ってあげたので彼は団地に残った家財道具をすべて僕に託して日本を離れていった。2年前のことである。

 その後も彼と彼女ととは定期的に連絡をとっていたのだが彼はまず退職金の一部で彼女の実家の隣に家を建て、ピックアップを買い、残りの退職金は全て銀行に預けた。そして16歳と18歳のメイドを雇い悠悠自適な生活を始めた。「16歳と18歳のメイド」という言葉に疼いてしまうのは僕が正常な外道である証拠だが、彼は身障者で老人である、僕とは違う。こんな優雅な生活をしててもタイなので年金の月額18万円のうち10万は貯金出来たそうだ。

 人間とは不思議なものでこういった生活をしていると健康も回復してゆく。日本では歩くことさえままならなかった彼がタイの生活が始まるとすぐに散歩が出来るようになり、しばらくして家庭菜園まで始めたそうだ。うすうすは感じてはいたがタイの田舎が人間に与える「生命力」には素晴らしいものがある。いったい日本の医療制度や介護制度は何なのだ。半年後、彼が年金の手続きで日本にきた時、ピョンピョン飛び跳ねている彼を見てびっくりしてしまった。肌の色艶も良くなっていたし心なしか白髪も減ったような気がした。以前は病人を扱うように接していた僕が思わず、「若いメイドに手を出すなよ。」と軽口をたたけるほどの回復ぶりだった。

 ここで話が終われば日泰国際結婚の成功を語る美談でしょう。ところが「世に外道者の種は尽きまじ。(真説外道語録より)」である。こいつ本当にメイドに手を出しやがった。しかもよりによって16歳の方に。絶句、何故世の中には外道ばかりがはびこっているのだろう、嬉しくなってしまう。勿論僕は彼を非難しない、むしろ賞賛する。ただ手というか第3の足を出した相手がまずかった。18歳の方に手を出すかまたは両方同時に手を出していればバレずに済んだはずだ。

 案の定、バレた原因は18歳が奥さんにチクッたからだった。18歳はプライドをひどく傷つけられたのだ。タイは未だに男尊女卑の国であるが、逆にそのために女性は非常にプライドが高い。そして女というものは自分自身の「価値」を非常に客観的に理解している。美人は美人と、ブスはブスと自覚している。女は25歳位までは年々、価値が上がっていくが、それ以降は下がっていくこともきちんと自覚している。18歳にしてみれば自分をさしおいて御主人様が16歳を女として扱ったことが気にくわないのだ。これだから女遊びに慣れてない男は困る。

 D妃にしたってC皇太子が女を作るのはある程度覚悟してたのだと思う。王族、貴族が複数の女を持つのは当たり前だ。しかしC皇太子が選んだ女は自分よりブスでババアだった。こうなってしまうとD妃は自分の身の置き所がなくなるし、自分自身を納得させることも不可能となる。僕も浮気をする時は絶対にカミさんより美人で若い子に限定している。こうしておけば万が一、バレた時でも、「君にないものを求めてしまった。ごめんなさい。」で何とか切り抜けることができる。最後の最後でカミさんのプライドを保つことができる。ところがC皇太子のようなことをやってしまっては壱貫の終わりだ。

 男にしても中年になるまで真面目一筋だった奴が40過ぎてからカミさん以外の女にハマると、それこそ見境がつかなくなる。これで家庭を壊してしまった男を何人も知っている。大体の男が家庭破壊後、ハマった女からも見捨てられている。返って若いうちから外道に精を出してた男のほうがうまく家庭をやっているように思われる。遊びと本気、恋愛と妻への愛情の違いがきちんとわかっているからだ。「外道は家庭円満につながる。」このことを僕は、カミさん以外の人間になら堂々と宣言できる。

 知り合いのこの男は、「妻に全財産を渡し16歳と結婚する。タイなら年金だけで充分にやっていける。」と言い始めたので、回りでよってたかって押さえつけた。16歳とは金で話をつけ、どうやら元の鞘に収まった。そしてこの16歳は風俗の道を選んだ。これもまた一つの人生か。





社会的動物としての外道

 「人間は社会的動物である。」誰が言った言葉だかは知らないが名言であると思う。社会性、公共性という煩悩滅却の壁と、動物としてそして雄としての煩悩そのままの壁の間の長く曲がりくねった道を葛藤しながら歩いていくのが人間というものなのだろう。とすれば滅却側の壁にへばりついて歩いているのが一般人で煩悩側の壁にへばりついて歩くのが我々外道ということになる。どちらにせよ同じ道なのだ。

 典型的「社会君」とは社会に出て、馬車馬のごとく働き、将来の結婚のために貯蓄する。結婚したら性欲の対象はカミさんひとりに絞り、子供が出来れば良きパパとなる。運動会の日などは会社で有給を貰い即席カメラマンと化し、休みの日は疲れているのに家族を連れてドライブ。会社の飲み会があっても酔ったふりをする。本当に酔ってしまっては性欲の権化と化したカミさんの夜の相手が出来なくなり怒られてしまうからだ。

 「動物君」は本能の赴くまま、やりたいと思った女が人妻であろうが未成年であろうがいかなる手段を使ってでも思いを遂げてしまう。最後には強姦という非合法手段に打って出ることも厭わない。将来のことなど一切考えない、宵越しの銭は持たない。その日暮らしで「今日がすべて」である。

 「病は気から。」というが、これは正しい。正確には「病はストレスから。」、例えば動物実験でマウスなどの実験動物にストレスを与え続けると本当に死んでしまう。「ストレス社会」という言葉があるが、ストレスが人体に及ぼす影響はこれが持続性を持って人体に刺激を与え続けた場合、恐ろしい結果となる。物理的慢性刺激が原因となって癌を引き起こすこともある。これもストレスの一種だ。また欲望を抑圧してしまうこともストレスとなる。

 全ての動物の雄は命ある限り不特定の雌と交尾し続けることを創造主から本能にインプットされている。逆にこの本能を持たない種族は地球上から絶滅してしまった。「社会君」はそのストレスゆえ早死するだろう。かといって「動物君」の最後は牢獄で野垂れ死にであろう。我々は社会の中で生きているのだ。そこで「外道君」の登場である。外道君は常に煩悩の側に立ちながらも心の中に天秤を持ち、「やりたい」と「やっちゃヤバイ」、逆に言えば欲望を押さえるストレスと社会的制裁を受けるストレスとを秤にかけながら、交尾の機会を虎視眈々と狙っている。この状態を一言で表現すると、、、「すけべ」うーん。身も蓋もないか。

 日本の風俗雑誌を見ていて、「ぜひやりたい」という子を見つけても、吉原、最高級ソープ、現役AV女優、2時間8万円。この値段もストレスだよね。1ナタリー(5,000円)でほとんどの欲望を満たせてくれる街、あなたのストレスという心の疾病をやさしく治療してくれる街、それがバンコクである。これに異論のある人は今すぐこのサイトから出て行きなさい。 





性感染症

 これは、「物事に絶対はない。」を前提に聞いて欲しい。我々が愛してやまないタイにも性感染症は蔓延している。そして他の簡単な性病であれば抗生物質で対応できるが現代医学を持ってしても完治できない疾患が皆さん御存知のHIVである。究極の対処方法は一切の性交渉をしないことであるが、煩悩が爆発し続けている我々にとってこれは「死ね!」と言っているようなものだし、人間としての摂理にも反する。いずれにせよ感染予防は外道にとっても避けては通れない道である。どうしよう?

 交通事故が怖いからといって家から出ない人はいないだろうし、本気で3億円当てるつもりで年末ジャンボを買う人もいないだろう(これはいるかな?)。タイへ行くため飛行機に乗っても墜落する可能性はあるにはある。そう思えばDキスなし、ゴム尺、ゴム本番なら絶対安全と言い切れる。。。。。。。あっ、怒らないで下さいよ。僕だって別にそうしてるわけじゃないんだから。結論から言うと僕はキャリアである可能性が低いと思われる子に絞り込んでDキス、生尺、ゴム本番でやっている。僕の名前はDr.フェラありだ、生尺ははずせない。これなら怒らないでしょ。

 まず立ちんぼ、援交ホテル。これは僕は別の理由で基本的にパス。住所がわからないからだ(ここでいう住所とは番地ではなく例えばBEEちゃんならナタリー56番という住所)。財布を気にしながらシャワー浴びるんじゃセックスしてても面白くない。以前、タイ人の男友達から「何事も経験。」と言われてサイアムに連れていって貰ったことがあるが、確かに選択肢は広い。僕が選んだ女の子に友達が、「身分証明書を見せろ。」と言って中身を自分の手帳に書き写していた。「ああ、なるほどな。」と思ったが、これじゃ白けるんだよね。 

 次に置屋。これは今ではほとんど壊滅状態だが結構危険度は高いと思う。行ったことのある人はわかるだろうがここの子は自分でコンドームを持ち歩かない。それが証拠に店でコンドームを売っている。しかも1個50Bで。客の求めに応じて生でやらせてしまっているのでやはりパスしたい。というよりも田舎から出てきたばっかりでフェラしない子が多いんだよね。さらにゴーゴーバー、危険度は置屋に比べればずっと低下するがやはりホテルに出張する女というのは客から生でやられている可能性が高いので絶対安心とはいかない。同じホテル出張組でも日本人クラブなら客のほとんどは日本人なのでさらに安全性は高くなるが、女の子の前職がわからない。日本人クラブでバージンを散らした女の子など聞いたことがない。チーママは「医者で証明書取ってあるから大丈夫。」というがあんなものタイでは簡単に偽造出来るのだ。疑ってはきりがないが、うーん、もうひとつかな。

 こう考えていくとやはり最も信頼が置けるのはMP嬢ということになる。何せ店への投資額が他の風俗とはケタ違いなので、女の子の管理も比較的しっかりしてるし、基本的に出張なしの風俗なので客に強引に生でやられてしまっている可能性も低い。個室で強引にやられそうになっても電話1本で従業員が駆けつけてくれる。逆に初めての客に平気で生本番をやらせてしまう女が一番怖い。理由は簡単、キャリアを自覚している人間にとって予防行為など無意味だからだ。

 エイズウィルスはキャリアの体液中に存在している。それが直接的に他人の体内に侵入した時、感染が起こるのだ。体内とは粘膜や表皮に囲まれた組織や器官をいう。口腔内や胃の中は実は体内ではなく体外なのだ。だから極端にいえばエイズウィルスは健康体ならば食べてしまっても大丈夫。口から「体外」へ入り体外へ出ていくのだから感染しない。また、大気に触れるとすぐ死んでしまう。であるからあなたの口腔内に口内炎等の潰瘍性疾患や裂傷がなければDキスはまず心配ない。

 次にフェラである。エイズ撲滅団体やタイで有名なコンドーム大臣は「コンドームを使いましょう。」というキャンペーンをやっているがこれが実に不親切。これでは「本番時に使いましょう。」なのか「フェラから使いましょう。」なのかわからない。困ってしまう。さらに「もしフェラがだめならクンニはどうなんだ?」という疑問も生じてくる。外道をやるのも大変だ。

 投稿には「ゴムフェラ」と「生フェラ」しか書いてないが、中には玉や竿までは生で舐めてくれて亀頭をカッポリの直前にゴムを被せる子も結構いるでしょ。なかなか賢いと思う。絶対に安全な方法だ。この方法も「生フェラ」と解釈していただければ幸いですが、、、、、、、、、、あっ、やっぱり怒ってる。もっと書かなくちゃだめか。上と同じようにあなたの亀頭に潰瘍や裂傷がなくてもフェラの最中に傷つく可能性はある。原因は虫歯で歯が尖っていたり鋭利な充填物が歯に入っている場合がほとんどだ。生フェラの前には相手の虫歯チェックをお勧めする。まあタイ人に虫歯はほとんどないけどね。ここまでクリアできても最後に「尿道管からの感染」も可能性はわずかだが考えられる。これはどのように克服すれば良いだろうか。「宇宙船艦ヤマト」世代の方は波動砲を連想して欲しい。そう、そのまま口内発射してしまうのだ。尿道管から侵入してきたウィルスを精液発射により宇宙の果てに吹き飛ばす。いかにも外道らしい対処法ではないだろうか。

 アナルは絶対NG、お尻の穴は傷つきやすい。ホモにエイズが多いのは正にこのためだ。最後に生本番であるが、これはいくらあなたが望んでも健全で聡明な風俗嬢なら拒否するはずだ。実は本番に限って言えば男から女へ感染する確率のほうがその逆より圧倒的に高い。こちらが相手を疑っているように相手だって、「外道なんてみんなキャリアよ。」と疑っている。ゴム本番をすることはあなたの身の安全以上に風俗嬢に対するエチケットでもある。えっ、まだ怒ってる?どうしてもタイで安全に生でやりたい?うーん、長くなったのでこれについては後日、この場所で発表しよう。(紘さんから督促メールが来たりして)

 ここ10年来の大騒ぎでタイでもやっと減少傾向に転じたようだ。しかし周辺国では着実に増えている。もうひとつ、キャリアが確実に増えている国がある。我が国、日本だ。





ロリコンという名の犯罪?

 最近千代田区が「歩行中の喫煙禁止」の条例を施行し話題になっている。僕は御茶ノ水にロックの輸入盤CDをたまに買いに行く以外、この地区に用はないので関係ないが、この条例を聞いて思い出すのはシンガポールである。昔からガムやタバコのポイ捨てに罰金を課すことで有名だった。僕も行ったことがあるが、街がきれいすぎておちつかない。それに風俗関係の店もほとんどないので我々外道には無用の国だ。逆にこの国からも大挙してタイにやって来ている。この国の成人男性全てが外道といっても言い過ぎではない。

 僕は、「国土が狭いから国民一丸となって国を綺麗にするように勤めているのだろう。」ぐらいに思っていた。ところが先日、シンガポールの友人と飲んだ時、この話が出た。彼が言うには、もともとシンガポール人には公衆道徳観念が全くなく、街もゴミだらけで散らかり放題だったそうだ。業を煮やした政府がああいった法律を作らざるを得なかった、というのが真相のようだ。

 アメリカという国は人権、男女同権、人種差別ということについては世界一うるさい国である(ついでに喫煙も)。しかもそれを他国へも押し付けようとする。一見、民主主義が高度に進んだ先進国のように思えるが何のことはない、シンガポールを例に取れば人権侵害、女性差別、人種差別をやり放題の国だったということになる。だからこそ法律による規制をせざるを得なかったのだ。こんなことはあの国の建国の歴史をみれば明らかだ。逆に日本は今までシンガポールのような規制もアメリカのような規制も何もなかった。数千年の歴史の中で国民が円滑な共同生活のためのノウハウを自然と身につけていたので、法律による網など必要なかったのだ。

 アメリカがもうひとつ法律で規制し、世界に押し付けたものに18歳未満との性交や性的表現の規制、いわゆる「ロリコン法」がある。裏を返せばそれだけアメリカにはロリコンが多いということだろう。確かに昔からアメリカはこれには厳しかった。成人のポルノビデオがアメリカ中心だったのに対し、ロリコン物はヨーロッパ、日本(そしてタイも)が中心だった。裏ビデオ評論家の僕が言うのであるから間違いない。アメリカが何故こんなにもこだわるのか、これは僕の推測でしかないが、おそらく自国内において白人と有色人種の人口比率の逆転を恐れたためであろう。白人が「高度な教育」とか「他国に負けない専門知識」等と言って教育に没頭し、ノロノロしている間に有色人種にバンバン繁殖されてはたまらない、というのが当たらずとも遠からずな理由である。 

 フェロモンという言葉は今では色々な意味に使われひとり歩きしてしまっているが、本来は女性ホルモンの一種である。人間も含めて動物の雌は生理が始まると同時にフェロモンと呼ばれる「雄寄せ」のホルモンを分泌し始める。このホルモンに引き寄せられた雄が雌と性交し、種族保存という生命体の大原則が保たれるのだ。つまり排卵を開始した雌とまぐわりたいという欲求は国家や宗教を超えた雄としての非常に大事な本能なのである。

 確か日本ではかつて少女に対する性的規制というのは13歳未満であったはずだ。それがアメリカの圧力か何か知らないが、まず県条例という形で規制が始まり、東京と長野は最後まで抵抗したが1999年をもって全てが終わってしまった。以後は18歳未満の女性に興味を持つものは「ロリコン」とよばれる変態であり、性交渉でもしようものなら凶悪犯罪者の烙印を押され、社会から抹殺されてしまう。「種族保存の本能」ということを考えた場合、恐ろしい時代になった。

 これ以降、「ロリコン犯罪者」として名前が新聞に出てしまう「可哀想な」人が急増した。そして面白いことにそのほとんどが学校の教師なのだ。しかし考えてみればあたりまえ、毎日のように職場で何十人ものフェロモンを嗅がされていては、おかしくならないほうが不思議な位だ。僕の理論の正当性を証明しているようなものだ。法律を無視し、医学的に考えれば排卵を開始したロリータに性欲を感ずるのは健康な証拠で変態ではない。「ババ専」と呼ばれる閉経した女や生理の始まっていない幼女に性的魅力を感じてしまうほうがよっぽど変態なのである。となればかつての日本の「13歳未満」というのは非常に素晴らしい法律だった。排卵開始年齢と一致している。

 こういった可哀想な境遇におかれている中学、高校の男性教師に対しては、「外道特別法」なる法案を成立させ、夏休みや冬休みにはタイへ招待して好き放題に遊ばせてあげないと、心の健康が保てない。と思っていたら、何と日本人が海外で淫行した場合も日本の法律で処罰する?おいおい、それってやり過ぎじゃない?犯人引渡し協定のない国で日本人がロリータ遊びした場合はどうするの?コージーの子供部屋へ通ってた外道は全員犯罪者か?ところが外道諸氏よ、チェンマイで実際に日本の確か大学教授か何かがこの法律で捕まり、日本へ引き渡されたのだ。詳しいことはわからないが、おそらくチェンマイの置屋で少女を買い、ホテルに連れ込むところを警官に追跡され、行為の最中に現行犯でやられたのだろう。これでこの教授の今までの実績も将来も全てパー。こんな時はどうしたらいいのだろうか?これに関してはコメントしようがない。ただ下に書いたことがちょっとでもヒントになるかな。

 僕はタイで車を運転するがいつも無免許だ。国際免許書を取るのに免許センターまで片道2時間かかるし、金もかかるので面倒臭い。タイで運転してても検問に引っかかるのはせいぜい数年に一度なので、いつも胸ポケットに500バーツ札を忍ばせて運転している。警官に「免許証は?」と言われたら黙って500バーツを差し出す。札束を取り出すと「全部よこせ。」と言われてしまうからだ。これで今まで一度も検挙されたことがない。
 
 外道諸氏も心して欲しい、「悪法もまた法なり、小泉もまた首相なり。」





「外道の細道」にガセネタは多いのか?

 あのサリン事件が起こるずっと前、A真理教の出版物は僕の愛読書のひとつだった。教祖と年が同じだったこともあり書いてある内容も同調できるものが多かったし、化学的、医学的内容も非常に詳細で僕のような「エセインテリ」を「騙す」のに十分魅力的な内容であった。しかし話が「ユダヤ」に及ぶと様相が変わってくる。彼等は出版本の中でジョン レノンを批判した。「イマジン」の歌詞で国家や宗教を否定していることが気にくわなかったらしい。批判をたらたらと書き連ね「ジョンはユダヤの手先だ」と持ってくる。そして最後にジョンの写真をでかでかと載せ、その下にコメントとして「ヘイ ジュ―ド」はユダヤ賛歌である。なぜならジュ―ドとはジュー(ユダヤ人)の意味だ、と。ヘイ ジュードがポールの曲でジョンの息子ジュリアンのために書いた曲であることは世界中でおそらく100億人の人が知っている事実である。僕も先日の東京ドームでは涙を流しながら大合唱してしまった。

 おそらくこの批判のネタ本になったのはUというジャーナリスト(?)が書いたユダヤ批判本であろう。これはかつて日本でもベストセラーとなりユダヤ協会から抗議がきたので御記憶の方も多いと思う。僕はこの人の論法にもハマッてしまった口だし、バブルの絶頂期に日本の没落を「予言」していたのだからそれなりの人だと思うのだが、著書の中で「ロックは人々の思考回路をマヒさせんがためのユダヤの陰謀である。」とやってしまった。この人、クラッシックがお好みらしいがロックというものがまるでわかってない。

 いかなる著作物でも記述された基本的事実に誤りがあればそれでおしまいなのだ。それまでの記述のリアリティが全て消失してしまう。僕もそれ以来、この二人の著作物は一切読んでいない。良かった。「ロックに救われました。」という人は数多くいるが僕もそのうちの一人かな?

 GーDIARYというタイ風俗雑誌の中で、「外道の細道はガセネタが多い。」という記述があった。これはおそらく当HPで「○○の○○ちゃん、サービス最高で生でやらせてくれました。」みたいな記事を頼りに指名してみたら最悪だった、といった類のことであろう。しかしこれは言うまでもないが「投稿者」にとって「最高」だった、という意味なのだ。「生フェラ」と書かれていた子でも例えばあなたの亀頭に変なものを発見したらゴムをかぶせてしまうのも当然である。逆に当HPでケチョンケチョンに書かれていた子を僕は個人的に知っていて、友達に紹介したのだが、彼は今、この子のリピーターになっている。これも「投稿者」にとって「最悪」だった、ということに過ぎない。

 このHPに「基本的事実の誤り」はないと思う。問題は読み方なのだ。それに風俗嬢も家族の生活を支えるためみんな一生懸命仕事している。そんなにひどい子はいないはずだ(ブスは腐るほどいるが)。要は風俗嬢を生かすも殺すも客であるあなたの態度次第なのだ。タイの女性は概して我が強い。こちらのペースに巻き込もうとすると反発するが、ある程度の希望を言って後はあちらのやりたいようにやらせれば結構良くしてくれる。数少ないが「お金はいらない。」なんて言ってくれちゃう子までいる。逆にこういう子には僕もチップはずんじゃう(騙されてるのかな?)。

 タイは微笑みの国でもある。あなたに大切なのは「やさしさ 微笑 重い槍」。 





外道式タイ語学習法

 外道諸氏も天使の都に行ってつくづく感じるであろうがタイ語がしゃべれるか否かで遊びに雲泥の差が出てしまう。それならばと一念発起してタイ語の学習本を買った人も結構多いのではないか。しかしほとんどの人が最初のページを読んであきらめてしまったことは容易に想像できる。僕もその口だ。声調がどうの母音が9種類と言われれば日本人なら「ふざけるな。」と思うのがあたり前である。それならいっそのこと日本語としてタイ語に挑戦してみてはいかがだろうか。

 まず声調、これは一切無視。母音は5種類つまりアイウエオに統一。(タイ語の先生の怒り出す顔が浮かぶ。)子音も44あるが、これも全て統一、アルファベット表記でK,KHはKに、T,THもTに。日本人がもっとも不得意とするLとRも、ええい、面倒くさい、Rに統一。これで大分すっきりした。つぎに文法であるがこれは英語で使う第一文型から第三文型の三つだけ。多少強引だがこれでなんとかなる。クン(YOU)スワイ(BEAUTIFUL)が正解だがクン ペン(ARE)スワイでも十分通じる。試験を受けるわけではない、道具として使えればいいのだ。

 こうしておいて文字を見ると、アッと驚く蛇の大行進。しかしこれは逃げてはいけない。蛇をやっつけよう。要するにこれは単なるアルファベットなのだ。これだけ特徴のある文字だと返って覚えやすい。日本語アルファベットに変えて覚えてしまうのに1日とかからない。ここまで準備ができたら学習本の基本会話の部分のタイ文字をこの日本語アルファベットに置き換えてノートに書き出してみるのだ。勿論、声調記号は一切無視。長音、短音も無視していい。実際にやってみると二重母音なども絡んできてパズルのようで結構面白い。ゲーム感覚で楽しめる。楽しくなければ勉強など続くわけがない。そして書くことが暗記の早道であることは御存知であろう。

 これで終わってしまっては単なる学習本の前書きだ。ここから外道に突入する。とにかく英語で言えば中学一年生夏休み程度の語学力を身につけたらさっそく使うべし。どうも日本人は外国語を使うのを恥ずかしがる。しかしあなたがタイ語を使う相手は風俗嬢だ。オチ○チ○まで見られてしまっているのだから恥ずかしくも何ともないでしょ。 あなたが声調も発音もめちゃくちゃなタイ語を使った時、ここが大事ですよ、平気でベラベラと早口タイ語で返してくる女とゆっくり明瞭な発音であなたにわかりやすいように返してくれる女がいる。前者はさっさとやることだけやっておさらばした方がいい。性格の悪い女だ。後者は絶対いい子だ。あなたとコミュニケーションを取ろうとしている。関係ないがロックとは正にコミュニケーション願望なのだ。あなたに対するやさしさを感じる。あなたに興味がある。

 ヘタなタイ語で相手の本性を見抜く、これも大事な外道の心得である。こういう子とは一緒に食事に行ったり夜を共に過ごすべきである。なにしろあなたの大切なタイ語の先生なのだから。こういう子はあなたのタイ語を聞いてあなたのタイ語能力を推し量り、あなたのわかる範囲でのタイ語を話してくれるし、あなたの声調や発音の間違いを言い直してくれたりする。声調はこうして体で覚えないと無理だ。頭では覚えられない。ほら、気がついてみたらタイ女性とタイ語で会話出来たでしょ。こうしていけばあなたのタイ語力は訪泰の度に上がっていく。

 僕はこういう子には思いっきりやさしくしてしまう。「おい、しゃぶれ。」ではなく、三つ指ついて、「実は私フェラチオが大好きなのですが、こんな愚息でよかったらしゃぶっていただけますか?」くらいな謙虚な気持ちで接する。こういう子はやさしさをやさしさで返してくれる。この「やさしさ」を感じた時こそが外道遊びの至福の瞬間なのだが。この後、恋人同士のように野獣的セックスに突入するのは言うまでもないことである。

 世界中がネットで結ばれ、ありとあらゆる情報伝達手段が発達した現代においても、例えばこの「ヘタクソなタイ語」のようにプリミティブでぎこちない手段でしか伝わリ得ない「真実」というものもあるのだ。





バンコクへ行けない?

            
 やっと今年の暮れも仕事の段取りがついて、カミさんもうまく騙くらかしてタイ行きの手筈を整えた。実は僕はウルトラマンなので大気の汚れた日本に3ヶ月以上居ると胸のカラータイマーが赤く点滅を始めてしまう。早く故郷のタイに帰ってMPで体を洗浄して貰わないと。ところが何と今年はもう空席がない。

 僕はタイへ行く時はいつも年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、三連休を微妙に避ける日程にしている。そうすればチケットは安いし飛行機は空いているのでゆっくり寝て行けるし、しかも雛壇の前にライバルの日本人が少ないといい事ずくめなのだ。今年も12月19日からの訪泰を予定していた。旅行代理店に頼んでチケットが取れなかったのではない。予約のホストコンピューターをいじくりまわせる立場の人にコネがあり、その人に頼んでもダメなのだ。既に現時点(11月後半)で予約自体を閉めちゃった(キャンセル待ちさえ受け付けない)便が続出している。外道諸氏でも年末の訪泰を予定していてまだチケットを取ってない人、今すぐ代理店に電話しなさい。もう既に代理店の言いなりの値段と日程に合わせるしかないよ。

 航空会社の友人が言うには、例のバリ島事件の影響らしい。あれで旅行者が「安全」なタイに集中してしまったというのだ。テロなんて我々外道とは正に正反対のことだと思っていたのに、テロの影響で外道が出来なくなるなんて恐ろしい世の中になったものだ。

 前回の湾岸戦争の時、サダムの言った言葉、「アメリカはイラクとイスラエルに対しダブルスタンダードだ。」あなたの言う通りです。しかもイスラエルの建国理由が、「神がユダヤに与えた土地だから。」ではパレスチナの人もたまんないよね。アメリカはテロの撲滅を強調するがこれって裏を返せば「軍事強国に逆らうな。」ということではないか。強大な軍事力に対抗するにはテロしかないのだ。そして自爆テロ実行者の中にはまだ未成年の少女もいる。アメリカが外道に対して、「手を触れることもまかりならぬ。」と言っている彼女等が含まれている事実をなぜかアメリカでは報道しない。ここいらがこの国のずるいところだ。

 だからと言ってテロ屋さんには一切の同情や哀れみも感じない。理由はただひとつ、彼等が一般大衆の命を狙うからだ。アメリカがとんでもない国だと言ってもとんでもないのは為政者達であって一般国民はいい人達だ。外道だってたくさんいる。ただマスコミに騙されちゃってるだけなんだよね。テロ屋さんも命を狙うなら為政者そして権力行使の原動力となっている軍部、その裏に隠れてチョロチョロしてる奴の命を狙うのなら理解も得られるだろうが何の罪もない一般人を狙っちゃアウトだよね。逆にアメリカだってイラクやアフガンで「ピンポイント」とか言って軍事施設や政府施設だけを狙うポーズは取ってるけど実際に路頭に迷ってるのは一般国民で親分は逃げるか隠れるかしちゃってるもんね。爆撃したって何の意味もない。親分だけを拉致、収容するような軍事行動を取れば世界の理解も得られるのにね。おそらく日本でも政府関係者以外はアメリカの軍事行動を支持する人いないんじゃないかな?

 アメリカの軍事作戦も自軍の兵士の命を守るために一般大衆の命を犠牲にしているとしか思えない。軍人は死ぬのが商売なのだからいくら死んでもいいのだ一般大衆に迷惑をかけるな。ヤクザも同じ。自分等だけで出入りやってりゃ誰も文句言わないけど一般人を巻き込むから非難されるのだ。

 それにしても外道がタイに行けないのは困った問題だ。一般旅行者がいくら大挙してバンコクを訪れても人道援助を待っているタイ風俗嬢達には何も届かない。北朝鮮への人道援助は末端の人達に全く届いていないが外道の人道援助は確実にしかも現ナマで末端に届いている。政府間援助より素晴らしい援助をしているのだからせめて、「フェラは生で」くらいの誠意は見せて欲しいものだ。我々の外道援助の欠点は援助が美人で巨乳に集中してしまうことか。貧乳もいい味出してるんだけどな。

 タイ政府も自国民のことを考えるのなら飛行機をチャーターして外道特別便を運行させるべきだ。機内でその日出勤予定の風俗嬢をスクリーンに次々映し出して、「御希望のお客様には機内で御予約を受け付けております。アシスタントパーサーまでお申し付け下さいませ。」なんていうアナウンス流しちゃったりして、BEEちゃんあたりを臨時スチュワーデスに雇ってコスプレ披露してくれたり、ヒロポン軍曹が機内で「バンコクMPの基礎講座」なんかをやってくれちゃったら楽しいだろうな。勿論、ドンムアン空港から各風俗店へはタイ空港のワゴン車で無料送迎。どうせバンコクへ行けないのならせめてこんな初夢でも見てみたい。

 ところで広島と長崎の原爆って明らかに一般大衆を狙ったものだよね。





ホテル部屋ソープランド化計画

 いつものようにMPへ行く。ナンバーにBがついているのはBコース、つまりマットあり。これは外道の常識。しかしいざマットプレイ(正式名称「泡踊り」)が始まってみると日本のソープとは何かが違う。日本の方がずっと気持ちがいい。何故か?そうバンコックのMPは文字通りソープランドなのだ。泡踊りに石鹸を使っている。これじゃ30年前の日本の「トルコ風呂」だ。やはりゼットローションを使ってやって貰わないと僕は怒っちゃう。

 しかしバンコックではゼットローションは手に入らない、となれば日本から持っていくというのが当然の外道的発想である。ゼットローションは東京で言えば吉原のようなソープ街の薬局に行けば何処でも売っている。値段は1ボトル1,000円(無臭)と1,200円(芳香)これで約10回使える。このローションを知らないという不良外道のためにあえて解説するが、洗面器に原液1に対して湯を2〜3加え手でかきまぜて使う。MPには洗面器がないので100円ショップ等で小さめのものを買い求め、持っていくことも忘れてはならない。

 お風呂タイムが終わり彼女がマットの準備を始めたら、いそいそとローションと洗面器を取り出し見ている前で作り方を教えてあげなさい。指を広げ気味にしてホイップするようにかき混ぜるのがコツ。彼女は絶対に興味を示す。次にマット全体にこれを塗り、お互いの体にも塗りっこする。産まれて初めてのゼットローションのあのめくるめくような感触に彼女が本気で感じ出してしまうことを僕はここに保証する。この後の調理方法は、、、あなたにおまかせしよう。

 「自宅の風呂がMPの個室だったら、奥さんがソープ嬢だったら、」というバカな夢を見ている外道諸氏が全国に5,000万人はいると僕は確信している。この夢はある程度、実現可能である。考えてみれば宿泊しているホテルの部屋は自室のようなものだ。ここにゼットローションとビーチマットを持ち込めばソープランドが完成するではないか。あと空気入れも忘れずに、マットを口でふくらまそうとしたら死んじゃうよ。それとホテルの風呂場にマットを敷くだけのスペースがあるかどうかも確認しておく必要がある。

 ここまで準備が出来たら後はMP嬢を部屋に連れ込むだけ。しかし店やMP嬢のいいなりになって2回分、3回分の金を払って連れ出すのでは芸がない。よく考えて欲しい、MP嬢が店から貰えるお金はあなたが店に払ったお金の約半額なのだ。MP嬢と直接交渉しなさい。店が終わってからあなたの部屋に来てもらえばカンクン(泊まり)で2,000B〜3,000BでOKなはずだ。MP部屋でやるのとは違うリラックスしたセックスを楽しむことが出来る。但しこれがバレるとMP嬢と店の間でトラブルになるので、まずあなたがMP嬢との間にしっかりした人間関係を構築しておくことが重要である。何もこれは遊びに限った事ではない。ビジネスにおいても同様である。

 さらに考えれば、MP嬢でなくてもナナの女、立ちんぼ、援交ホテルの女などをこの「即席ソープランド」に連れ込んで泡踊りをやらせてしまうというのも高度な外道遊びではないだろうか。(僕は失敗した。)もしこれに成功した外道諸氏がいたら、そのタイ語の語学力および説得術、羞恥心を全て捨て去る勇気、外道を極めんとする向上心に対して「外道大賞」を進呈したい。





イギリスとチェンライ

 小学校5年の頃だと思う。家にあった文庫本を何の気なしにペラペラとめくっていたら人形の文字のようなものを発見した。興味を引かれた僕は一生懸命読んでみようとしたが、学校へ行ってもまともに教科書など開いたことのない僕である。漢字がわからない。それでもこの人形の意味を知りたかった僕は母に「この漢字なあに?どういう意味?」と聞きまくり何日もかけて何とかおぼろげに理解できた。ホームズの「踊る人形」との出会いである。しかし昭和30年代、「進駐軍」という言葉が違和感なく使われていた時代である。英語をしゃべるのは全てアメリカ人だと思っていた僕は当然、ロンドンはアメリカの都市だと思っていた。この後他のホームズ物語を全て読破したのは言うまでもない。ただ今考えると謎解きの面白さよりもホームズの「超変人ぶり」に惹かれていたような気がする。それに比べりゃ小泉なんて、いずれにせよこれをきっかけに曲がりなりにも「勉強」をするようになり、とりあえず大学まで行けたのもホームズ様のおかげである。

 丁度同じ頃、ラジオから流れてきた「アホなホ―リャ―へ―」という曲に衝撃を受けた。学校の音楽と全然違う。僕は音楽の時間が大嫌いだったが、音楽に浸る恍惚感というのを一発で理解してしまった。ビートルズの「I wanna hold your hand」との出会いである。「ホームズとかビートルズとかアメリカってやっぱり凄い。」いたいけな少年の偽らざる感想だった。その後ロックにのめり込んでいったが、レコードなど買えるはずがない。ひたすらラジオである。色々な曲を聴きながらも好きなバンドと嫌いなバンドが自分なりに色分けされていった。勿論、全部アメリカだと思っていた。

 中学生になって、音楽雑誌を読むようになり驚愕の事実を知る。僕の好きなバンドは全てイギリスで嫌いなものは全てアメリカだった。僕は何の予備知識もなくイギリスとアメリカを嗅ぎ分けていたのだ。そしてホームズ様も勿論イギリス人だった。自分の内なる秘密を知ってしまった僕はその後は意識的にイギリスにのめり込みイギリス一色の学生生活を送った。こんな男が女の子にもてるわけがない。あの頃は西海岸ブームだった。長髪、ベルボトムの僕は女の子に嫌われまくりガールフレンドもいなかった。ここいらが外道に走った一因かもしれない。

 日本にタイスナックが出現し僕も数知れない女の子を買った。「気に入らない女と寝るのならマス掻いてたほうがマシ。」という主義の僕なので、女を求めてハシゴすることもしばしばだった。タイについてその頃まだなんの知識もなかった。こうして苦労して見つけた女の子に出身地を聞いてみると、チェンマイ、パヤオ、ランパーン、チェンライ。タイの地図も頭に入っていなかったので、「ああそう」で終わっていたのだが、その後タイについて勉強するようになって愕然とする。僕の聞いていた地名が全て北部タイだったのだ。しかもタイはいくつかの民族の集合体で北部タイもヌアと呼ばれるひとつの民族地帯だったのだ。またまた僕は何の知識もなしにヌアとそれ以外を嗅ぎ分けていた。僕は犬か?

 バンコックに上陸するようになって女選びの幅が広がると僕の「鼻」はさらに先鋭化した。僕は女選びに努力は惜しまない。ナタリーを先頭にエマニュエル、ハイクラス、シーザー、ミラージュという800メートルトラックを3周し幸一にあきれられたこともある。そんな苦労をして選んだ女の子が全てチェンライ出身なのだ。勿論、コンシアからは何の知識も得ていない。恐ろしいことだ。

 僕がナタリー贔屓なのはチェンライ出身が多いからに他ならない。それに何も「ヌアは美人だ。」と言いたいのでもない。僕は人から、女の趣味が変わっているとよく言われる。キャンディーズではミキちゃんだった。何故一番人気がなかったのか今でもわからない、というのが僕である。外道諸氏もこれからも数多くのタイ女性を買われるであろう。その時タイの地図片手に出身地を聞いてみるといい。必ず地域性がみられるはずだ。「だからどうした。」と言われれば、「こらまた失礼いたしました。」としか言いようがない。でも自分の好みの地域がわかれば女選びにも役立つでしょ。

 タイ人は「輪廻転生」を信じている。それによれば僕の前世はチェンライ人、そのまた前世がイギリス人という。ああ、外道は奥深い。こんなことまでわかってしまう。





外道的白髪染め

 加齢とともに男を悩ませるものに白髪とハゲがある。「どちらかを選べ。」と悪魔の選択を迫られた場合、普通は白髪を選ぶだろう。白髪なら白髪染めで対処できるがハゲにはアデランスが必要となるので金もかかる上にうっとおしい。しかし外道的にはハゲを選択するのが正解である。なぜならハゲる原因として生体防御反応、遺伝等色々あるが直接的には男性ホルモンが関与している。「ハゲは精力絶倫」というのは俗説ではなく本当なのだ。

 悲しいかな僕を襲ったのは白髪であった。「風俗嬢と恋愛を楽しむ。」が僕の訪泰時の基本的姿勢である。見てくれは若々しいに越したことはない、白髪染めで対処していた。しかし外道神は僕を見捨てたのか?数年前から僕の下の毛を白髪が急襲し始めた。ここがごま塩というのは実にじじい臭くみっともない。

 ある訪泰の前日、意を決した僕は下の毛の白髪染めに挑戦した。まさか床屋に頼むわけにもいかないでしょ。肌が染まらないようにコンドームとクリームで防備し白髪染め決行。やった!若返った、と喜んだのもつかの間、何と竿の根元が真っ黒、洗っても落ちない。しかたなくそのまま訪泰しMPへ直行。部屋に通されてまず言い訳しなければならない。「白髪はモイスィーカウで通じるだろう。染めるはタイ語でえーと、何だっけ!わからない、どうしよう。」と、とてもじゃないがセックスを楽しむ雰囲気ではなかった。

 帰国後、僕は下の毛を綺麗に染める研究を開始した。コラッ、笑うでない。これが外道ぞ。苦心の研究の結果、あるメーカーが発売していた「シャンプータイプ白髪染め」というものに到達した。これならちと高いが(800円で使いきり)肌や竿を染めることなく白髪だけが綺麗に染まる。但し爪と髪の毛は発生学的に同一組織なので染まってしまうためゴム手袋が必要であるが。

 あの部分は訪泰したら多くの女性に見ていただく個所である。しかも超至近距離で。こういう部分にもちゃんと気を使うのが外道的身だしなみではないだろうか。いや、待てよ、「MPで陰毛染めサービス」っていいアイディアだな。今度幸一に相談してみよっと。





「個性的」と「チャイ ディー」

日本の夕刊紙や三流週刊誌上で風俗店や風俗嬢に関する記事をよく見かける。これらはほとんどフリーの風俗ルポライターが実際に店に行き、風俗嬢に「御対面」して書いている。店長や女の子の協力が不可欠であることは言うまでもない。女の子が美人だった場合は問題ない。はっきりと「絶世の美女」なり「女優で言えば○○似」と書けるからだ。 ライターが困ってしまうのは風俗嬢が明らかにブスだったり、高飛車で性格に問題がある場合だ。何しろ彼等にとっては店と仲良くやっていくことが生活の糧なのだ。はっきり「ブス」とか「嫌な奴」と書いてしまったらその後は店から取材拒否を食らい、仕事が出来なくなってしまうのだ。かといって全くのウソ記事を書くわけにもいかない。とりあえずジャーナリストの端くれなのだから。

 こんな時彼等は「個性的」という言葉を使う。風俗記事でこの言葉が出てきたら「ブス」と解釈して絶対に間違いない。同じ雑誌に何人もの風俗嬢を紹介しなければならない場合は、「コケティッシュ」等どうとでも解釈できる外来語を使ったり、「笑顔が印象的」等よく考えてみると意味不明な表現をしたり 、「ムチムチボディ」等顔に関するコメントを避けたり、ブスを言葉で表すのに苦労の跡がうかがえる。「グラマー」は勿論「デブ」の意味だ。本当のグラマーなら表現がもっと具体的になるはず。性悪女は「トンでる」とか「甘えん坊」、「女王様」という言葉で逃げる。とにかく彼等は風俗嬢の良いところは誇張し、悪いところをごまかすような記事を書く。以上のことを頭に入れて風俗記事を読み返すことを外道用語で、「読解力をつける。」と言う。外道諸氏よ精進あれ。

 とここで終わってしまっては「外道を生きる」にならない。話をバンコックのMP、雛壇の前まで飛ばそう。あなたのそばにコンシアが寄ってきた。「ノム ヤイ」(ボイン。死語)などと言い出すコンシアはおバカだ。本人が目の前にいるのだ。「ボリカン ディー」 ( サービスが良い)、「チャイ ディー」(やさしい)、「ニサイ ディー」(性格が良い)等がコンシアが使う常套用語だろう。ところが良く考えてみると我々はここへ2時間のサービスを買いに来ているのである 。「やさしい」とはどういう意味だろうか?少なくとも、「何でもやらせてくれる。」という意味ではないだろう。僕は女の趣味が特殊なのでコンシアが薦める子を指名したことがないのでわからないが、外道諸氏、いかがであろうか?

 「やさしい」と言われるとひねくれ者の僕は、「他に誉めるとこがないからしょうがなく言ってるのだろう。」と解釈してしまう。つまりサービスも悪いし、性格も良くない女であると。コンシアだって客と面と向かっているのだから全くのウソはつけないだろう。やはり「ボリカン ディー」以外は信じないというのが正しい外道ではないだろうか?

 ところで「性格が良い」という言葉は日本ではあまり使わないような気がする。どちらかというと「やさしい」とか「素直」という言葉を使うのではないだろうか。しかし タイ人は「やさしい」と「性格が良い」をはっきり区別して使っているようだ。僕は仲良くなった女の子から判で押したように、「チャイ ディー テー ニサイ マイディー」(やさしいけど性格が悪い。)と言われる。こちらの魂胆を見透かされているようで怖い。





外道王国の通貨単位「ナタリー」

 今年の6月から改正道路交通法が施行された。酒気帯びに何と30万、さらに同乗者責任も問うようになった。人権保護法等には大声をあげるマスコミもこれに対しては沈黙していたので、知らない方も多いのではないか。何も言わないのも当然だ。声をだせば酒酔い運転を擁護した「悪者」にされてしまうからだ。マスコミとはこの程度のものである。大都市に住んでいる方にはピンとこないだろうが都市近郊や地方都市では、「車で居酒屋」は半ば公然化している。それが証拠にバイパス沿いには大きな駐車場を構えた居酒屋が乱立している。

 日本経済のトップに立ち毎晩公用車で料亭通いをしている偉い人達には絶対わからないだろうが、僕のように日本の底辺にいて夜の街を徘徊している人間にとってはこの法律が今、ブロージョブのようにジワジワと効いてきているのを肌で感じる。のん兵衛が消えていっているのだ。日本の経済を支えているのは実は底辺にいてムダ金を使っている国民である。日本の景気はますます悪くなるぞ。 

 「真の外道とは全ての物事の価値観をバンコクの女の子の値段に収束させた人間である。(「真説外道語録」より)」ということで広大な外道王国でも僕の住む地方では「ナタリー」という通貨単位を使っている。1ナタリーの為替レートは5,000円。「コージー」という通貨を使っている地方もあるがほぼ同レート。「レインボー」はレートの変動に幅があるので通貨として適当ではない。

 「今回の宿はエメラルドに決めた。」「あそこは1ナタリーもするじゃないか。隣のパラゾだったら半ナタリーで済むぞ。」「いや今回はMP嬢を部屋に連れ込む予定だからバスタブ付きの部屋じゃないとあのサービスが受けられないんだ。」といった会話をあちこちで聞く。富豪外道から「シャンゼリゼ」を通貨単位とした方がわかりやすい、という申し出があった。それでは1シャンゼリゼ=2ナタリーというレートでいかがだろうか。

 「30万円?へっ、僕には関係ないや。」と思っていてもいざ自国レートに換算してみて驚愕する。そして「政府が悪い、警察が悪い。」と叫び出す。これが正しい外道である。だって60ナタリーだぞ!一体日本の価値基準はどうなってしまったんだ。一気に使えば61Pが出来ちゃうじゃないか。問題はあの部屋に61人が入り切るか否かということだけだ。それならば、それならば、酒気帯びはやめよう。

 ということで今回は警視庁の感謝状狙いの内容でした。





3Pにおける人間関係

 バンコクのMPの醍醐味というと色々あるだろうが3Pこそが究極であるという意見に異論の余地はないであろう。吉原でも出来ないことはないが値段が高すぎる。それが1万円程度で出来てしまうのだからバンコクはこの世の楽園であることに間違いはない。「天使の都」とはよくぞ言ったものだ。
 さて外道A君は「今回こそ3P貫徹」の決死の覚悟のもと、某MPに突入した。A君、これから展開されるであろう極楽絵図に 心はウツロ、すでに勃起状態。「1人目は容姿で選ぶとして、もう1人は、うーん、やっぱり乳かな。」などと雛壇に視線をフラフラと向ける。そしてコンシアに「26番と77番。」

 人間が集まる所に必ず派閥ができる。MPとて例外ではない。仲の悪いのもいれば一匹狼もいる。おそらくA君は2人の女の子とただ順番に行為をしただけでMPを後にしたであろう。これは邪道3Pである、A君のプロジェクトは失敗した。

 どんなプロジェクトでも大切なのは適切な人選と周到な計画である。A君は3Pプロジェクトに対等な関係の部下2人を選択してしまった。これでは命令系統が統一できない。片方がフェラしている時にもう片方はマッサージなどというとんでもないことになってしまう。正しい3Pとは2人の女性のパートナーシップ及びコンビネーション、それによる合体技を堪能することである。感じすぎた彼女等同士がディープキスでも始めてくれたらあなたのプロジェクトは大成功、ボーナスアップ、社長賞確実。僕は、、、まだ未熟者です。

 命令系統を統一させるにはまずあなたは1人だけ(例えばニンちゃん)を指名する。そしてもう1人はニンちゃんに選ばせるだ(例えばマイちゃん)。こうすればニンちゃんは自分と最も息の合ったパートナーを選ぶだろうし、ニンちゃんのプライドをくすぐってあげられる。ニンちゃんのあなたに対するポイントもアップ。こうしてメインキャラ、サブキャラをはっきりさせ命令系統を一本化することが「適切な人選」である。

 これはいつも僕を悩ませるのだが、こうして2人を選んでもいつも1回目の放出の相手はニンちゃんがするのだ。これはタイ人の気質だろうか?僕は寿司はまず卵を食べ、トロを最後に持ってくる性格なので順番が逆なのだ。かといってニンちゃんが最終攻撃態勢に入った時、「ちょっと待って、最初はマイちゃん。」といってはシラけてしまう。ここで「周到な計画」である。最初に2人に3Pプロジェクトの計画をはっきりさせておく。「最初の放出はマイちゃん。ダブルマッサージを挟んで2ラウンドはニンちゃん。」と。これですべて完了。さあ夢の中へ旅立ってください。

 3Pは素晴らしい。MPに通いなれた僕でも、MPの個室という特殊空間に素っ裸の女性が2人同時に存在するという異常現象、これを考えただけで何故か青春の甘酸っぱさが胸に込み上げてくる。姉妹3Pは経験済みなので僕が今目指す究極は双子3P。広いバンコクである。どこかにきっと双子MP嬢はいるはずだ。誰か知らないですか?いやいや僕は外道を極めようとする者、他人に助けを求めてはいけない。今度訪泰したらあちこちのMPへ行ってコンシアに聞きまくろう。えーと、TWINはタイ語で何だっけ?、、、、さあ、勉強、勉強。





MP嬢のナンバーにまつわる噂

 ラッキー7とか八は末広がりとか、どこの国にも運のいい数字というものがある。タイは何といっても「9」だ。そしてもう1つタイ人はトンの数字、つまりゾロ目を好む。MPなどでもコンシアに例えば55番を指名するなら「ハーシィップ ハー」ではなく「トン ハー」と言うのが通な言い方。コンシアに「おぬし、日本人のくせになかなかやるではないか。」と思わせチップ要求を跳ね除けるのが外道的遊び方である。

 これはあるMP嬢から聞いた話であるが、店の経営者が自分の気に入った女の子にこのゾロ目ナンバーをつけるというのだ。言われてみれば3年程前、ナタリーのスーパースターは222と333番だった。222番は2度程指名し、ホテルまで連れ込んだ。極上の女であったが、男がいた。また別の子の話によるとタイ人はゲンを担ぐのが好きだ。指名された女の子の席に座るとすぐに指名される、などというゲンを担いでいる。当然自分のナンバーにもゾロ目を欲しがる。スカウトされた女の子もその条件のひとつにこれを要求するという。つまりゾロ目はいい女が多いのではないか?

 これを前提にもう一度「外道の細道」のMP情報を見てみよう。うーん、どうだろう。それなりの信憑性はありそうだが。「だから何なんだ。」と言われれば「ごめんなさい。」としか言いようがない。しかし我々の殆どはない金と時間に何とか都合をつけ、カミさんにうそをついて、そこまでしてバンコク詣を続けている。濃密な時間である。そしてMPの雛壇の前というのは世界一楽しい場所だ。こういう時間と場所の中でこんなちっぽけな事にもこだわって時を過ごすのが外道の外道たる所以ではなかろうか。それに迷った時の女選びに役立つかも知れないでしょ。

 これをきっかけに当HP上で「ゾロ目伝説」が流行したら、、、ちょっとうれしい。





最後の挨拶

 タイは日本からは想像もつかない程の階級社会である。百姓は百姓同士、金持ちは金持ち同士、そして華僑は勿論華僑同士でしか通常は結婚が出来ない。だから百姓の娘は結局水呑み百姓としての人生を送るしかないのだが、この連鎖から抜け出る唯一の方法、それがプリティーウーマンなのだ。バンコクへ出て体を売りながら自分と結婚してくれる外国人の男を見つける、外国人との間には階級は存在しない。タイの田舎ではまだ月収が3,000バーツ程度だが例えば日本人と結婚し日本へ来れば、外食産業で時給の低い皿洗いのバイトしたって月に15万は稼げる。これは換算すれば50,000バーツ、タイの高級官僚並の給料である。子供が生まれても我が子は既に百姓という階級ではない。風俗店とは百姓の娘が自分の人生を賭けた成り上がりの場所でもある。(実際にこうして外国人と結婚した風俗嬢は星の数ほどいる。)

 タイの百姓の暮らしも昔に比べれば大分良くなってきた。しかしこれは学校へも行けない子供はいなくなった、という程度のもので我々日本人の眼から見て住むに耐える家、すなわち床がタイル張りで夫婦の寝室と子供部屋(コージーじゃないよ!)が別に有り、居間とシャワーとトイレがついた(通常、百姓は屋外で炊事する)家となると土地はあったにしても建築費用に最低30万バーツはかかる。この負担はタイの百姓にはまだ無理だ。逆にこういう家に住んでいる百姓は必ず娘の誰かが体を売っているか又は風俗で知り合った外国人と結婚しているか金持ちのミヤノイかである、当然風俗絡みだ。いずれにせよ百姓にとって風俗とはまともな家を建てたいとか耕運機や車が欲しいとか、妹弟を大学にやりたいとか、いっぱしの金を得るための最後の虎の子なのだ。

 タイと日本の農業の大きな違いは、日本の農業は国の補助金(我々の税金)によって成り立っている。だから裕福は暮らしができる。これは表向きには食料自給率維持のためということになっているが、何のことはない、選挙の票獲得のためである。(ちなみに食料自給率とは本当に国家の安全保障を脅かすものなのか?シンガポールは食料自給率ゼロでも立派に国家として成り立っている。)これに対してタイでは農作物こそが外貨獲得のための唯一とも言っていい生産物である。つまり国民の大多数を占める百姓の労働を搾取することにより国家の財政が成り立っている。この制度が続く限り、農民の娘はバンコクへ体を売りに行くこととなる。

 詳しくは「外道事件簿2003」を参照して欲しいのだが、タクシンの子分であるプラチャー内務副大臣が風俗店に宣戦布告した。しかも今度は本気のようで「社会秩序確立チーム」なる組織まで結成したらしい。そして彼は我々外道に「質の低い観光客」というありがたいチューレンを下さった。それならば質の低い観光客として言わせていただくがタイの「社会」の「秩序」を「確立」するための方法は唯一つ、農民が普通に働いてさえいれば普通の家に住み、車が買えて、子供を普通に学校へ通わすことのできる制度を確立することなんじゃないの?この真説外道語録を読みなさい。「社会制度の完備された国じゃ女を買ってもちーとも面白くない。」社会的インフラを推し進めればパッポンもナナも自然消滅するのですよ。タイ国家にしてもタクシンにしてもそんなことできるワケないだろうけど。

 このタクシンという奴、農民にはなかなか人気がある。農民への健康保険制度や農民に有利な銀行の融資制度を作り上げたのも彼だ。今までは病気になっても金がなくて病院のもかかれなかった百姓が30バーツさえ払えば病院に行けるようになった。しかしこうして厚生族となれば医療界からの計り知れないキックバックがあることも忘れてはならない。そういえば日本にも国民には抵抗勢力に立ち向かうカッコいい政治家を気取りながら影では我々の虎の子である年金や雇用保険をコソコソと削っている奴がいたな。タクシンちゃん、君に質の低い観光客を代表してチューレンを授けよう、「タイの小泉」。タクシンは本気でバンコクの風俗を撲滅させようとしているのだろうか?国民の人気を維持するためデービス事件の禊のつもりでやっているか、あるいは10月のAPECまではとりあえず体裁を取り繕っておこう、という期間限定なんじゃないの?そうだとしたら正しく小泉だな、お前は。

 古代より売りたい奴(百姓の娘)と買いたい奴(外道)さえいれば必ず「商売」は成立した。これからもバンコクの売春はなくならないだろう。警察の動きを見てみるとどうも風呂屋とゴーゴーバーが今回のターゲットのようでとりあえずタニヤはセーフのようだ。しかしながら風俗屋さんもこれからは新しい風俗店の形態を考え出さねばならないだろう。置屋も復活してくるかな?でもそうしたらここ十数年、健全な発展を遂げてきたタイの風俗が逆戻りしてしまう。以前のタイ風俗というのはエージェントなる人物(これは風俗店とイコールの場合もある。)が女の子の売上げをほとんど奪ってしまうという正に人身売買であった。今でも外国人娼婦等にはこの制度が残ってはいるが、タイ人の風俗志願者がお風呂屋等に面接に行けば、売上は山分けでもそれなりの収入を得ることが出来る。タイという国は安いけどヤバい後進国と高いだけでつまらない先進国の丁度中間にある。我々が求めるタイ国とは女の子は売りたい時に自由に、エージェントの介在なしに、体を売ることができ正当な報酬を得ることのできる、外道は身の危険を感じることなく安心して好きな女を買うことが出来、彼女等に対して経済的に貢献出来るというタイ国である。 





あ  と  が  き

 一年近く続けさせていただいた「外道を生きる」も「社会秩序確立チーム」誕生を記念して終了させていただきます。もうほとほとネタが尽きたのですよ。励ましのお便りも「メーコック」には多数、「タイ人クラブの20年史」には1通、「外道を生きる」にはゼロでした。トホホホホ。しかし気を取り直してまたまたすぐに別の企画で連載をやりたいと思います。恋愛小説でNeguroさんに挑戦してみようかな?それと煩悩の夕暮れ8月14日号に載った奥道さんの「外道のサイン」、大賛成です。僕も次から必ずやります。ただどうせやるなら胸に手を当てる時、親指を人差し指と中指の間に差し込んでオマンコマークを作ってから胸に当てたほうがより外道らしくてモアベターだと思うのですが、いかがでしょうか?ところで「質の低い観光客」(我々のことですよ)って紘さんも言ってたけど素晴らしい言葉ですよね。今年の外道流行語大賞間違いなしでしょう。でも観光目的だけでタイを何十回も訪れる観光客って本当にいるの?(2003年8月16日)





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