外道を目指せ! - サブタイトル 外道の努力

外道になれない 奥道 進
はじめに
 私ごとではありますが、一度外道の世界に足を突っ込むとそう簡単に足を洗うことは難しいと思っています。それを証明するように私の外道旅行は、4年程前までは夏の休暇で4,5日と、年末年始の休暇で4,5日。つまり年に2回の訪泰がやっとでした。というよりそれ以外に長期や短期の休みを取ったり、仕事のやりくりをしたり、資金面の調整をしたり、その日に向けて体力の温存をしたり、家族や友人に言い訳をしたり、などなどのことを年に何回もすることは実際問題無理だと思っていたからです。しかし、去年からの私はどうでしょう。年に5,6回、日数にして延べ50日位をこの外道旅行のために費やしています。
 うん。自分で言うのも何ですが、「ずいぶん努力をしてきたなあ。」なんて感心してしまいます。「何でそんなに何回も行かれるの?」と言われる方もいるかもしれません。そこで私のように外道にはまった皆さんの中で、「何とか努力をして年に何回も訪泰ができたらいいのになあ。」とお考えの方もいらっしゃると思い、参考になるかどうか分かりませんが、外道の目指し方とその努力の方法をアドバイス(自分流の考えですが)したいと思います。
 もちろんそれぞれ仕事、生活している場所、収入、年齢、体力、家族(既婚、未婚)、その他百人いれば百様のパターンがありますので、一概にどうすればよいかは決められませんが、参考程度に考えていただければ幸いです。また、何章か読んでいただいて、もしつまらなかったら、外道 紘氏にメールを送ってください。また、ご意見もありましたらそれもお願いします。できるだけいろいろなことに反映していきたいと考えています。(2003年9月3日 )

目   次

第1章 仕事の努力 aaaa その1.仕事の調整(事前・事後) 
その2.職場へのみやげ
その3.遊んでいる間のアリバイ
第2章 語学力をつける努力
第3章 家庭への努力 その1.独身(親への気遣い)
その2.妻帯者(家族、妻、子供への配慮)
第4章 資金面での努力
第5章 自分を磨く努力  その1.年齢的な衰えとサービス精神
その2.遊びと仕事の両立
第6章 何度も行く努力 その1.格安航空券
その2.現地発売航空券
その3.マイレージ会員
その4.クレジットカードの活用
第7章  資料収集の努力 その1.会社のパソコン
その2.家庭のパソコン
第8章 初めて行く努力 その1. お風呂屋へ行く
その2. マッサージへ行く
その3. ゴーゴーへ行く
その4.置屋へ行く
第9章 いろいろな努力 その1.HNをつける
その2.種まきから収穫
その3.保険をかける
その4.仲間を作る
第10章 好かれる努力 その1.田舎はどこ?
その2.プアンを作る
その3.冷凍まぐろ
その4.フェーンを作る
その5.コーンファーク
第11章 お金を稼ぐ努力 その1.ツアーコーディネーター1
その2.ツアーコーディネーター2
その3.ツアーコーディネーター3
第12章 「単価を下げる努力」 プーインの単価
最終章 情報交換の努力
外道の細道






第1章 「仕事の努力」 その1.仕事の調整

 「さあ、来年のゴールデンウィークに外道旅行に行こうか。」と思ったら、私ならまず最初は飛行機のチケットを予約します。たまたまマイレージがたまっていれば、連休でも早めであれれば確実に席は取れます。もちろん正規の割引料金でもかまいませんし、格安航空券でもかまいません。早すぎて取れない場合には旅行代理店に仮予約だけしておいて、正式にその期間の料金が決まってから発券してもらってもいいです。つまりまず最初に「チケットの予約をすでにしてしまった」という事実を作ることです。(マイレージや各種航空券については、6章をお読みください。)最悪の場合でもキャンセルや変更は、無料あるいは多少の料金を支払えば問題なくできますので、まずは予約です。
 そうなれば次は仕事のやりくりですが、私は夕方出発便の米系の航空会社を利用しているため、当日は午後の途中まで仕事をしていきます。私の職場は2時間単位程度でも有給休暇が取れますので、出発当日は6時間勤務となるわけです。2時間早く帰る訳ですが場合によっては会議があって、自分の提案がたまたま当たることもありますし、その時間に顧客との打ち合わせが入ることもあります。そうならないように数週間前から仕事の計算(調整)をしておき、会議での提案は前の週か、後の週に回してもらうようにしています。(事前に自分の予定が決まっているので、意図的にやればできます。)
 顧客との打ち合わせも、そこのところはスケジュールが埋まっているので、「入れられない。」と断ります。実際、事前に他の顧客と打ち合わせが決まっているところへ重ねて打ち合わせは入れられませんよね。それと同じで出発日の最後の2時間は、他の人が何と言おうとも何ヶ月も前に、予約(予定)が入っていますので、他へは譲れないわけです。
 これを逆に考えてみてください。1ヶ月程前に「今度の連休タイへ行こうかな。」と思っても、出発当日会議の提案がありそうだ。とか、顧客が打ち合わせを入れてきた。とか、運良く日程が空いていたが航空券を予約したら満席だった。とか、席は空いているが割高になっている。とかの理由が後から出てきて、結局「今回は無理だな。」となってしまいます。
 つまり、最初に「この日は行くんだ。」ということを自分に強く言い聞かせ、それに向けて仕事の調整努力をするわけです。しかし、努力はこれだけではありません。帰って来てから会議に出なかったため、だれかにその資料をコピーしておいてもらい、早速目を通し周りから遅れをとらないようにする。顧客からの連絡はなかったか、あるいは留守(休暇)中に変わったことはなかったか、もしあれば朝のうちに聞いてできればすぐに処理をする。たまっている仕事を急いで片付ける。などです。
 出発する前は事前にやっておく仕事が多いので、かなり大変ですが「これを終えたら、あの微笑みの国のあの子に会えるぞ。」と考え、多少辛くても頑張って乗り切りましょう。そして帰ってきたら「あの子と過ごした時間、楽しかったなあ。また、次回行けるようにがんばろう。」と自分を励ましリフレッシュした心と体で、たまっている仕事をバリバリ片づけるのです。これが「仕事の努力」だと思います。
 仕事面でこういう減り張り(やるべきときは頑張る、休んだときは思い切り楽しむ)が付けられない人は、結局だらだらと時間ばかりくって、成果もあまり上がらず、結果として職場でもあまり戦力にならないのではないでしょうか。逆にやることはやる、人に迷惑は(なるべく)かけない。しっかり休暇を取りリフレッシュしてまた仕事に臨み、バリバリ頑張る人は責任感もつき、結果的に成果の上がる仕事ができるのではないでしょうか。
 もう一つ、自分の職場内に口が堅く秘密が守れるようなブレーン(仲間)が一人いるといいと思います。その人には事情を説明しておいて、いざとなったら自分の仕事を肩代わりしてもらえるようにしておく。そのかわり普段から飲みに連れて行くとか、その人の仕事もなるべく自分でしょってあげるとか、そういった努力は必要ですね。
 とは言っても所詮外道の皆さんは、自分の快楽が中心で、それほど出世などには期待していないでしょうけれどね。





第1章 「仕事の努力」 その2.職場へのみやげ

年に1,2回海外旅行へ行く人は、今ではそれほど少数派とは思えませんが、ほとんどの人は毎回国や地域、都市を変えて行かれると思います。あるいは、お気に入りのリゾートに毎年恒例で行くなんていう方(芸能人のハワイ詣でみたいですが)もいらっしゃるかもしれません。でも、外道の場合は毎回BKKではないでしょうか。
まあ、どんな場合でも多少なりとも職場の仕事を休んで(有給休暇でも)遊びに行った場合、手ぶらで帰ってくるのは何となく気まずい何て思う方もいますよね。「私の場合は自分のお金を使って、自分の休暇の権利を使って、自分の責任で旅行してきたのですから、職場へ手ぶらで戻って来ても何ら後ろめたさはありません。」と言いたいのですが・・・。それまで言い切るにはいろいろな努力がありました。(いろいろな事情で今は何も買ってきません。)
 でも、世間一般の目は結構厳しいです。私のように割り切っていても、あまり突っ張ると休暇中にあった会議の資料を意図的にシュレッダーされたり、顧客から催促の連絡メモをわざとわかりにくい場所へ貼っておかれたり、「あいつはエイズの可能性がある。」などと(本当かもしれませんが)ありもしない噂を流されたりと、あまりいいことはありません。
 そんなことにならないように、最初の頃は職場へ毎回何かを買って来たのでした。でも定番のTシャツは、もう行き渡ってしまいました。お菓子もBKKではたいしたのがないので、すぐにあきられてしまいました。ビールのつまみに日本のかっぱえびせんをもじった、「はなみ」とか、「TARO]なんていうものを買っていったこともありました。それももっても1,2回までです。あとは像の置物や、爪楊枝を入れる置物、シルクの安いハンカチかスカーフ、像印のキーホルダー、地方ごとの絵はがき、写真立て、貝殻でできたモビールのようなすだれのようなもの、ニセブランドの時計やバッグ、香辛料や調味料、コインや切手のセット、など考えつくおみやげ物屋にありそうなものは大体買ってきました。つまり、もうおみやげのネタがないのです。今後、職場のみんなとうまくやっていくにはどんな努力がいるでしょうか。私にはおみやげが一番の努力(苦労)だと感じました。「何もこんな苦労をしてまで、職場のみんなに気を遣うこともないや。」そこで、最後はあのように割り切って、何も買ってこなくなったのです。
 結果として、周りも私が頻繁にタイ旅行に行くことに対して、あまり違和感を持たなくなりました。他の人が週末、スキーやスノボー、キャンプや温泉旅行に行くのと全く同じではないでしょうが、何となく認められました。というか、職場であまり相手にされなくなってきたのかもしれませんし、「あいつは、ああいう男だ。」と変な意味で認められてしまったような感じもあります。
 まあ、私の職場では一般の方々とは少し違った形で収まりましたが、最近のおみやげで私が一番おすすめなのは、海賊版のDVDです。外道 紘さんから聞きましたが、最近はとても高品質のビデオカメラを映画館の中央の席に持ち込み、1本まるまる写すようです。ですから、最後の方になると観客が立ち上がり、頭が写ってしまいますがそれ以外はほとんどしっかりと見られます。言葉は英語ですがタイ語の字幕が下に出ているのは、いかにもという感じで逆に喜ばれるかもしれません。
 何しろ、マトリックス・リローデッドやターミネーター3、トゥームレイダー2、ワイルドスピードX2(向こうでは2FAST 2FURIOUS)などは公開が始まって10日ぐらい(7月末か8月のはじめぐらい)でもう屋台の店に並んでいました。プラスチックのハードカバーはありませんが、(別売りで10Bぐらい)カラーのジャケットとCDが2枚組で入っていて1セット70B、3セットで200Bの安さでした。
 ちなみに同じ物がスクンビットやパッポンあたりの夜店(屋台)では2倍から3倍はしますので、安く買いたい人は、北バスターミナル(モーチット・ソーン)へ行けば買えます。とにかく未公開の映画やDVD化されていない映画が、日本より早く見られることだけがとりえですね。
 中にはこの日本未公開DVDをえさに使って、女の子を部屋に呼ぶ口実を作っている方もいるそうです。これはかなりの確率で女の子が部屋にやって来ますよね。ただししっかり予習をしておいて、主人公が何てしゃべっているのか、またこの場面はストーリーがどうしてこのように展開したのかなどしっかり説明できるようにした方がいいですよ。





第1章 「仕事の努力」 その3.遊んでいる間のアリバイ

 いつも海外旅行ばかり行く私は、周りから変な目で見られていることは間違いありません。それも不純なイメージが高いBKKばかりに何度も行っているのですからそれも当たり前でしょう。
 私は、金曜日の夕方の便で出発して、その日の現地時間の11時頃に空港に着き、タクシーで宿にチェックインしてすぐに夜の街に出て行く、そんなパターンが多いです。少しでも早く現場(ナナやお風呂屋や、その他の歓楽街)へ急行できるように、荷物は小さめのバッグ1つで、絶対に預けないで機内持ち込みにしています。UAではかなり大きめのハードケースでも持ち込めるので助かりますが、TGでは同じ荷物でも、搭乗直前に「これは大きいので機内には持ち込めません。」と言われ、預けられたことがあります。挙げ句の果て、荷物が出てきたのは到着から1時間後。一緒の友達をすっかり待たせてしまいました。
 ついでに機内での座席は、なるべく前の方にします。到着後早く出られるということと、機内サービスも先に回ってきて料理の品切れもなく快適に過ごせるということです。エコノミーの場合は一番前の17列。ここは専門用語でバルグ席といい、それより前に席がなく、前が壁になっているので奥の方(真ん中の席や窓側の席)になっても出入りが比較的楽な席です。もう1カ所は32列のエグジット席。フライトアテンダント(早い話がスッチィー)のまん前で向かい合える場所です。しかしここは、プレミアエグゼクティブ優先と言って、早い話が常連さんが優先的に座れるようになっているので、初回者や新参者、ましては格安チケットを買った客にはなかなか座れません。また、空いていても私のように英語が苦手な人は断られるようです。それは、緊急の場合非常口前なので、フライトアテンダントの指示に従い、一般のお客様の脱出の協力をする条件だからなのです。(この辺のことは6章で航空券に関してまた書くので、そこで詳しくいたします。)
 すみません、今回の「遊んでいる間のありばい」のテーマと話がずれてしまいました。それでは戻して、ある人の努力をお知らせします。その方は何度もタイに行くと言うと周りのみんなに変な顔をされるので、表向きはグアムだったり、ハワイだったり、セブだったり、プーケット(タイですが)だったりいずれも美しいビーチがある南の島のリゾート的イメージの場所を旅行の目的地と(表向き)しておいて、帰りの空港でナッツ入りのチョコレートをいくつか買ってくることに決めているそうです。まあ、包装や文字などでどこの国かが特定しにくいパッケージを選ぶそうですが。「でも多分、これはきっと職場でもわかっていると思うよ。」と本人は言っていました。それでもいいんじゃないでしょうか。気は心といって、職場ではないよりはあれば気がおさまる方もいるでしょうから。
 また同じようにタイのゴルフ場の会員権を、バブル後にかなり安く買ったことにして、2ヶ月に1回ぐらいの割合でゴルフ名目で行くこともできます。もちろん、本当にゴルフが好きな方は昼間はゴルフでホールインワン、夜は楽しい街でバンカーショット(特に意味はありません)なんていう技もできるので、これまた結構ですね。
 その場合、当然ですが日焼けは必修条件です。3日BKKで過ごすのであれば、1日の1,2時間くらいはホテルのプールで日光浴が必要です。それも上はポロシャツを着て、左手には軍手をして、サングラスは各自自由です。要するに両腕と首筋がほんのり赤みがさしてくればいいのです。
 あとは、今のゴルフの応用ですが、リゾートホテルへ行ったことになっている人もプールでの日焼けはいいアリバイです。焼き方は、上半身はだかでもちろん軍手もいらないでしょう。ただ、あまり安いホテルの場合プールがなかったり、あっても汚くてプールサイドに横になることや、ましては水に入ることさえはばかられることもあります。そんな場合はバスタオルを持って、チャオプラヤ川沿いの高級ホテルのプールを見学してはどうでしょうか。おそらく、あの辺りのホテルはきれいなプールが必ずありますし、外部から入ってきても日本人なら止められたり、声を掛けられたりはしないでしょう。おどおどせずに、堂々と入ります。
 それでもどうしても心配な方は、事前に途中の部屋のある階でエレベーターを降りて、ベッドメイク(掃除)している部屋の番号を覚えてきましょう。少なくとも昨日は客が宿泊していた部屋だと確認できます。それからプールに行きます。ベンチで寝ているだけでもいいですが、ドリンクや軽食の注文をするのもいいでしょう。これであなたは立派なお客さんです。ただし、料金は屋台と違い、ドル立てだったり、目が飛び出るほど高かったり(一晩女の子がお相手してくれるぐらい)することもあります。
 「しまった、支払いはどうしよう?」そんな時、現金での支払いはチップがいりますし、カードでの支払いもできますが、もう一つ私はあまりお勧めできませんが最悪の場合、サインが通用します。そうです。先ほど覚えてきた部屋の番号をボーイまたはウェイトレスに伝え、適当なサインをすればその場は取りあえず大丈夫です。レジでは夕方までレシートを集計したり、名前とサインを付き合わせたりしませんので、まずばれることはありません。そんな場合でも、決しておどおどせずに落ち着いてお帰りください。きっとワイをして笑顔で見送ってくれます。
 そんな高級ホテルに無駄なお金を支払うのでしたら、その分を夜の街の女性に支払った方がどんなに価値があるか皆さんもわかると思います。
 最後はBKKに親友が住んでいて、彼に会いに行くという名目で行くこともできます。実は自分が2,3年前にBKKに旅行したとき、急に激しい腹痛に襲われどうしていいかわからないほど困ってしまった。その時病院を紹介してくれたある男とその後も仲良くなり、今では彼の家族とも親戚の様な付き合いをしている。
 この辺は各自でいろいろなストーリーを考えればいいことです。そしてその男の写真でも2,3枚あれば最高です。相手はホテルのボーイでもいいですし、タクシーやトゥクトゥクの運転手、あるいは置屋のおじさんでもいいのです。できれば強面の人ではなく、なんとなくのんびりしていて人が良さそうな人の方がいいでしょう。
 後は年に何回か、メールの交換をしていることにして、彼の妹が結婚するので呼ばれたとか、お母さんが具合が悪いので顔見せに行くとか、田舎のお祭りに招待されたとか、今向こうでブームになっている日本の緑茶をほしがっているので、持って行くとかいかがですか、これで皆さんも4,5回はアリバイができるでしょう。





第2章 「語学力をつける努力」

 私を含め多くの皆さんが中学・高校と6年間英語教育を受けてこられたことと思います。中には勉強が大好きで大学や大学院まで進まれ、さらなる語学教養を身につけれられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ところがその中で何パーセントの方が世界で通じる英会話力をマスターされたのでしょう。
 はっきり言いまして私は、英語に関しては学生時代から落ちこぼれでした。それがきっかけで、人生いろいろな面で損をしたかもしれません。学生時代友人は海外旅行ブームで、ハワイなどへ行っているのを見て、「国内でもまだ旅行していない所がいっぱいあるのに、海外なんてどこがいいんだ。だいたい日本語が通じないじゃないか。」などと言い訳をして自分を慰めていました。
 そんな私ですから、外道旅行を始めた頃は言葉の面で苦労しました。もちろんホテルや公共の場所で、簡単な予約や道の聞き方などはガイドブックを見たり、自分流に覚えた言葉をつなげてしゃべればいいので何とかなりましたが、トラブルや誤解があった場合や、どうしても自分の言いたいことがうまく伝わらなかったときには、本当に苦労しました。(今でもそうですが)
 また、私の好きな北部の町では一般の人はほとんど英語はしゃべりません。(しゃべれませんし、多少しゃべれてもお互いにあまり通じません。)特に女の子を1晩連れ出してナイトバザールでショーを見ながらビールなどを飲んでいても、言葉が通じないのは寂しいものがあります。ましてはベッドで横にいても何を聞いても通じないので、お互いに気持ちが半分(いや十分の一)しか通いません。楽しさも半減です。こんな経験皆さんもありませんか。そんなわけで、私は英語はきっぱりとあきらめて、微笑みの国の天使の使う言葉を少しでも身につけようと決心したのでした。
最初はカウンターバーなどで、相手の子がお決まりの言葉を掛けてくるので、それをタイ語で会話しました。いや、単に「~日」とか「日本」とか「遊びと買い物」という単語を覚え、英語で質問されたことを答えただけなので、正式には会話ではありませんでしたが、それだけでも彼女たちには大変受けが良くて、場合によってはキャーキャー言われたりしました。「へー、こんなに喜んでもらえるんだ。」と思うと、次の単語を覚える意欲は当然湧いてきます。
 次からは自分の答える言葉や、よく使う単語をたくさんノート(メモ帳)に書いて常に持って出ました。そして新しく教えてもらった言葉や覚えたての単語を、自分で聞いたままの発音でノートに写しておきました。場合によっては、教えてもらった言葉をその場ですぐに活用しました。また、これが受けるんです。
 ある時、呼び込みの子が日本語で声を掛けてきました。日本語がかなり上手で見た目もかわいかったので、一緒に中に入りビールを飲みながらタイ語の勉強をしました。その子は「日本人駐在員と1年間同棲していて、マンション(アパート)を買ってもらったけど、彼が日本に転勤になってからは半年の間全く連絡が取れなくなったので、この仕事に就いた。」と言っていました。良くある話です。でもその子はとりあえず住む場所はあるので、その日本人は偉かったと思います。その後その子とは2,3日一緒に過ごし24時間タイ語教室を開いてもらいました。この時はノート1冊のうち、半分以上新しい単語やメモで埋まりました。
 でも、結局その子もただで24時間タイ語教室をやってくれるわけではなく、逆にかなり高いチップ(お金)を要求してくるので、私から適当なところで連絡を取るのをやめました。単語だけでなく、会話としての文章を覚え始めたのは、この頃でした。
 そうなってくると、会話がますます楽しくなってきます。マッサージに行っても、何とか会話が通じますし、「疲れない?」「ここで少し休まない?」なんて言って、横に添い寝してもらうことも可能になりました。
 まあ、自分の言いたいことは何とか伝わりますが、相手はこちらがタイ語をしゃべれると思うと、タイ語で急にいろいろな質問をしてくることがあるので、その時は本当に困ります。話の内容から最近は当たらずとも遠からずの返事ができているようですが、時には「はー?」というような顔をされます。つまり的外れな答えをしてしまったわけです。
 イサーン料理が好きな(このサイトにも良く投稿されている)ケップ・ムーさんからこんな話も聞きました。いつものようにナナホテル裏のビアレストラン「BUS STOP」をベースにして食事をしてくると、女の子から、"aahaan iiasaan aroi mai?"(イサーン料理美味しかった?)って聞いてくるんです。”aroi maak!"(美味しかったよ)って答えたら、"phuu ying iisaan aroi mai?" (イサーンの娘はおいしかった?)って聞いてくるんです。こんなタイ語あるのかな?と思いながら、ウケを狙って、"phet tee aroi!"(辛かったけど、美味しかったよ!)と答えたら、結構ウケまくりました。
 まあ、いろいろ書きましたが、外道を目指すにはタイ語は必修科目だと思います。決して難しくはありませんし、挨拶やいくつかの単語だけでもかまいませんし、上辺だけでもかまいません。どんなに英語がうまい日本人よりも、タイ語の単語を並べるしかできない日本人の方が遙かに喜ばれますし、第一もてます。また、コンシアなどとの会話でも、多少でもタイ語が使えれば全くの旅行者よりは優遇してもらえることも確かです。(それにぼられにくいです)
 私の場合最初に聞き取れるようになったり、使えるようになった言葉は、数字と買い物の会話でした。「いくらですか。」とタイ語で聞いても、タイ語の数字が聞き取れないのでは何にもなりません。わかれば「高いよ。いくらにしてよ。」ぐらいの会話になりますので、これはかなり重要です。ですのでこれだけは暗記した方がいいと思います。置屋へ行く時には、これはとても重要なことで、自分で交渉できるのと、バイタクの運転手を通すのでは、1.5倍から2倍も料金が違うこともあります。
 最近の私は、逆に自分からタイ語をしゃべり出さなくしています。この前おもしろかったのは、バーの子に日本語で声を掛けられ、カウンターに座りました。「何を飲むの?」と言われ「一番安いビール。」と言ったらシンハが出ました。その時周りにいる子たちに、「キーニャオ」(けち)と言っているのがわかりました。でも気にせずに飲んでいると、「ペイバーして。」と言ってきました。私は「君が優しい子だったらいいけど、悪口をいう子だったらいやだな。」と言うと、「私は優しいよ」と言っていました。そこで私はタイ語で「私はけちではなく、倹約家なんだよ。」(タイ語で何と言うのかは4章の最後に載せてあります。)と言うとびっくりした顔で、「タイ語がしゃべれるの?何で言わなかったの?ひどい。」というようなことを言われましたが、「君が日本語でしゃべってきたから、それに合わせたんだよ。君の性格あまり良くないね。」と言い返して帰ってきました。後から、「あれは冗談で言ったんだよ。」と言ってきましたが、そうではないように聞こえました。
 そんなわけで、皆さんタイ語を少しでもしゃべれるように、ぜひ努力してください。また、「下手なタイ語を優しくケアしてくれるタイ娘」に、「外れ」はいません。タイ語の先生としての優しさが、そのままベッドの上でも表現されます。そしてあなたのその努力は次回タイへ行く時に決して無駄にはなりません。検討を祈ります!





第3章 「家庭への努力」  
その1.独身(親への気遣い)

  残念ながら(?)私は独身ではないので、「家庭への努力」の中で、この面での努力はいらないのですが、親や家族はいくつになっても独り身の男を、子供扱いするものです。田舎のおばあちゃんなどは、行けばいつも自分が小さかったときの話を、耳にたこができるほど繰り返し話しますし、母親は「いつになったら私が安心して暮らせるんだろうねえ。早く親孝行しておくれよ。」と言って見合いや結婚を促してきます。このような話は良く聞きます。
 そんな人がタイでの遊びを覚えてしまい、年に何度も行くようになったら、家族はいったいどう思うのでしょうか。おそらく変な想像(当然やっていることではありますが)はしていると思いますが、ズバッとは言わないでしょう。ですが何度も行けば親へ心配をかけることは間違いがありません。
 そこで、独身で比較的年齢も若い(30代前半まで)場合、「パタヤのダイビングスクールで体験ダイビングをしたら、これが楽しくて病みつきにになってしまった。」なんていう言い訳がいいかもしれません。「コーチの先生は日本人なので、教え方もわかりやすく親切だったよ。」とか、「次回少し長く(3泊4日ぐらいの)休みが取れたら、オープンウォーターのライセンスを取るように勧められちゃったんだ。だから、お金貯めてまた行ってくるよ。」なんてなれば親や家族も安心です。
 また、「日本で同じことをすると、10万円以上かかるんだよ。でも、タイだったら器材を全部レンタルしても、3万円しないんだよ。それに何て言っても、海がエメラルドブルーできれいなんだ。今度みんなも連れて行きたいな。」(もちろんそんな気はなくても、この言葉で家族は安心するのです。)実際バタヤあたりは、私が見たり聞いたりした話ではあまりきれいではないようで、海水浴も少し離れたラン島までボートで行く方がいいと言っていました。
 もう一つ日本に彼女がいる場合です。まあ、そんな人はわざわざタイにまで行って遊ばなくても、国内で十分楽しめるわけですが、違った味も楽しみたいという人も多いと思います。そんな場合、ゴルフ、ダイビング、友人(になった人)に会う、学生時代の友達との付き合い、などの理由で何回かは行けるでしょう。
 おみやげ(このことは5章のその2「遊びと仕事の両立」で詳しく述べようと思います。)は、必ず彼女が好きそうな化粧品(香水、口紅、コロンなど)を1つ買ってくることを忘れないでください。できれば日本で売っていない小さいサイズや、限定品のような物があれば最高です。多少本人の趣味と違っても、周りの友達に「日本じゃまだ売ってなくてね。」なんて使わなくても自慢ができるからです。ただし、決して高いブランドのバッグなどはやめましょう。一度買うと行くたびに他の物をねだられることは請け合いですから。
 まあ、あとは当たり前なことですがホテルはある程度事前に予約しておいて、はじめのうちは毎日のように(できれば決まった時間に)電話連絡をするといいでしょう。また、簡単な旅行日程表を自分で適当にワープロで打って渡しておけば、完璧です。あなたが夜どこのバービアで女の子をペイバーしても、そんなことはわかりません。また、ホテルの部屋に毎日違う女の子を連れてきても、全くわかりません。増しては、ラッチャダーのお風呂屋さんに遊びに行っていても、だれもとがめません。そうです、あなたにはきちんとしたアリバイがあり、きちんとしたホテルでの宿泊計画があり、旅行日程表まであるのですから、家族は全く心配しません。つまり、心配させないことが親(家族)孝行「家族への努力」なのです。
 いっぱしの外道を目指そうとする人は、これぐらいの努力ぐらいしないことには、長い人生外道をやり続けられません。
 また、30代後半以上の外道を目指す独身の方は、家を空ける数日の間周り近所から変な目(夜逃げとか、自殺とか)で見られないように、表向きは海外出張ぐらいにしておくといいでしょう。ですから出るときはあまりラフな格好ではなく、身なりにも気を配った方がいいでしょう。これは、お風呂屋さんへ行ったときでも同じで、あまりラフな格好は日本人として恥ずかしいです。
 3日以上家を空ける場合、新聞はポストからあふれてしまうので、事前に電話などでストップするか取り置きにしておいてもらい、帰国する日にまとめて持ってきてもらうといいでしょう。郵便物だけでしたら、ポストはあふれません。
 エアコンやテレビなど、待機電力を使っている物は、コンセントから抜いておき、冷蔵庫は中身をなるべく空にしておくか、帰国後ではだめになりそうなものは、思い切って全部捨てていきましょう。その方が戻ってきてから腐った物の始末をするより、楽だと思います。
 あと、蛇足ではありますがタイの女の子を喜ばせようと、日本製のバイブレーターなどを持って行こうと思っている方。場合によっては空港の荷物検査で引っかかります。エックス線で一応中身は見ますが、運が悪いとトランクの中まで見られます。特に電化製品と刃物はさみ類は要注意です。若い女性の検査官に開けられて、バイブの袋を指さして、「これはなんですか?」と言われたら顔から火が出るくらい恥ずかしいです。増してはわかりにくくするため、自分のパンツにくるんでいて、ゴム手袋をした検査官の女の子が、汚い物でもさわるように指先でつまむ光景を考えてください。「こんなもの持ってこなければ良かった。」と後悔するでしょう。
 そんなわけで、持ち物は最小限にとどめた方がいいですね。また、「家庭への努力」から少し外れてしまったようです。まあ、今回は自分が独身だったときのことを思い出して、書いてみました。少しでも参考になれば光栄です。





その2.妻帯者(家族、妻、子供への配慮) 

 私を含め外道を目指す皆さんの多くは、妻帯者ではないかと想像します。訳あって外道の世界に足を踏み入れたら、いくらもがいてもそこから抜け出せない。なんていう方もいらっしゃるでしょう。私の場合はごく普通の家庭で、若い頃(と言っても今から10年ぐらい前かな)は国内の家族旅行とかキャンプとかに行きましたし、年に1回くらいはみんなでいわゆるリゾートへ海外旅行をしたものでした。今では子供は手が離れ親との旅行なんて行きませんし、奥さんは私とのHが飽きてしまったのか(もともと好きではなかった)全く拒否されてしまいますし、残された私はただ悶々とした日々を過ごさねばならなかった訳であります。
 だからといって、「お前がやらせないから、代わりにタイに行って若い子とやってくるね。」と笑顔で出かけられれば何の問題もないわけですが、そうも行きません。そこで最初は、自分の趣味が旅行であることをさりげなくによわせます。そして、以前に家族で行ったリゾートにまた行きたいけど、誰も行かないので一人で行くことにします。この時、奥さんがついてくると言ったら、1回はあきらめて一緒に行ってください。でも、お金もかかりますし、同じ場所にそんなに何度もついては来ないでしょう。
 そうなれば次は、個人旅行となるわけです。つまり、二人以上であれば旅行会社のパッケージツアーが多分航空券、ホテル代、送迎などを入れても安いと思います。しかし、一人でツアーに参加すると一人部屋追加料金がかかり、かなり割高になってしまいます。そこで個人旅行です。航空券さえ押さえれば、あとの宿泊場所は自分で決めるので、家族にはどこに泊まっているのかよくわかりません。(このことは)6章に詳しく書きます。)「スクンビット通りのナナホテルだよ。割合安くて普通のホテルと変わらないよ。」と電話しておけばもう大丈夫です。
 次は証拠写真です。一日努力して王宮やその周辺のワットポーや、川の反対側のワットアルンなどの写真をいろいろな角度からデジカメで5,60枚撮っておきます。帰ってからそれをうまく編集して3,4回に分けて見せれば、アリバイはOKです。もっとも、家族や奥さんはそんな写真に興味などないと思うので、同じ物を何度見せてもわからないでしょう。
 そうなればあとは「今度は○○という寺には珍しい仏像があるんだ。」とか、「○○地方で珍しいお祭りがあるから、見てきたい。」など少しずつ理由をつけて、遊びに行かれます。また、多少長期の休みが取れる場合目的地をBKKだけではなく、チケットを行きはBKKにしておいて、帰りをSIN(シンガポール)にするオープンジョーを買ってもいいかもしれません。そうすれば少なくとも2カ国を旅行してきたことになります。
 そして家族への連絡は、どこの街にもあるインターネットカフェで、一日1回メールの送信をすればいいのです。これで直接連絡が取れなくても、取りあえず行方不明者にはなりません。
また、おみやげは「どうしても今回これを買ってきてほしい。」と言われた物以外買わない方がいいでしょう。後から「あれが欲しかった。」と言われれば「そうか、来月もう一度行くから、その時に買ってきてあげるよ。」とさらっと流せますし、これで次回の出発は保証されたも同然です。そしておみやげをなるべく買ってこない理由にはもう一つあります。「私はしょっちゅう(旅行に)行くのが趣味なのであって、買い物は趣味ではない。そんな私が行くたびに土産物を買ってきたら、家の中に置物や雑貨などがたまってしまう。それに、どうしても欲しい物があれば言ってくれればいつでも買ってきてあげる。」ということを自分のポリシーにしておけば、もう大丈夫です。要するに家族をうまく洗脳することです。
 まあ、年に4,5回行くことを前提で私は書いているので、多少条件が違う方もいると思いますが、自分に当てはめてうまく調整してください。
 またそこまでの下準備にはかなりの歳月がかかる場合がありますが、なかなか洗脳できない場合には、職場や昔の友人を使って、一緒に行ってもらうのも手です。それをきっかけにして、自分の趣味が変わったことにします。つまり友達の趣味にくっついて出かけたら、思いがけなくおもしろかった。それがナナプラザのバービアで、なれない言葉を練習して一人の女の子を口説いてパイバーさせる、そんな趣味でもいいのです。(だってそれは家族にはわからないでしょう。)そして、またその友達に誘われて2回目の旅行を計画してしまいましょう。
 しかし、これは自分一人の予定だけでいいのです。つまり2回目は「この前楽しかったのでまた一緒に行くことにした。ところが友達は仕事の都合でドタキャンになった。仕方なく今回は一人で行くことになってしまった。」こんなストーリーです。これでもう1回行かれますよね。
 また、ついでにデジカメを家族で共通に使っている方は、まずい写真の消し忘れに注意してください。自分専用のメモリースティック(記憶媒体)を持っていれば安心ですが、それも共通の場合しっかりと消しましょう。実は表向き消した画像でも、メモリースティックをパソコンへ入れて、ファイルの確認をすると何と、バックアップファイルのような形で消したはずの画像が出てくるんです。これはパソコンに詳しい人ならわかるでしょうが、私のようにそうでない方は、念のため自分用にしておきましょう。(パソコンに関してはまた別の7章で書こうと思います。) つまり、「家族への努力」とは少しずつ自分のペースに家族の考えを動かして行くことなのです。(私の趣味はこれだよ。これが生き甲斐なんだよ。)と旅行の本と、デジカメと、お祭りや仏像の写真を部屋に広げたり、飾っておいたりすれば、だんだんに家族を洗脳することができるでしょう。まちがってもお風呂屋や、バービヤの子の写真は残さないようにしてください。





第4章 資金面での努力

  いっぱしの外道を目指そうとすれば、当然タイへ行く回数が増えてきます。そうしなければ、なかなか修行がつめません。行けば当然外道ですから、女の子のいる場所へ顔を出します。出すだけならさほどお金はかかりませんが、真ん中の足を出せばまた当然お金がかかります。
 タイにいい子ができて、「お金なんていいから毎月私のアパートに遊びに来てちょうだい。」などと言われているうらやましい方も中にはいるかもしれません。そういううらやましい方も、実は航空券代はかかるわけです。以前より安くなったとはいえ、私にはさっと出せる金額ではありません。(航空券については6章で書きます。)
 今までいや、外道旅行をするまでは、それほど趣味という物が多くなかったので、使うお金は家計が赤字になるほどのことはありませんでした。それでも車のドレスアップに年間数十万円かけたり、唯一の趣味のスキーは、年間5,6回(延べ20日以上)行っていましたから、道具や宿泊費などでやはり数十万円かかりました。
 しかし、この3,4年はどうでしょう。もう車にはいっさいお金をかけない。(かけられない)もちろん最低限のメンテナンスや、車検などは自分で行い安くすませるようにしていますが、それでもお金は出ていきます。
 スキーはというと、仲間から「どうしちゃったの奥道さん!何でスキーに来ないの?」と心配されるほど回数が減りました。というより、どうしても参加しなければならない(研修会など)場合しか出ていません。道具も以前は2シーズンか3シーズンで新しい物に変えていましたが、このところそれもしていません。(できなくなりました。)
 どちらもそうですが、つまりはお金がないのです。もちろん理由は外道旅行です。収入は決まっていますので、出て行くものをどこかでセーブしなければ破綻するのは当たり前です。従いまして私はいくつかの努力をしました。
 まず車の件ですが、先ほど書きましたように車検を自分で行います。今では多くの方が業者に頼まず自分でされるようなので、ユーザー車検はかなり一般的ですが、地元の車検場に行く日を予約して、整備した車を自分でコースを通ってパスさせるには多少の努力がいります。(やり方を勉強するとか、仕事を休むとかです。)
 また、以前はあきてくるとすぐに車を買い換えることもありましたが、今では「まだまだ走れる。」とか「動けばいい。」に変わってきました。とは言っても、最初に買う車種が大衆車や、ファミリーカーではそうはいきません。5,6年たてば周りから「何でこんな古いポンコツに乗っているんだ。」と言う目で見られます。(私は多少見栄っ張りなので、そんなことまで気にしてしまいます。)ですので最初はいわゆる高級車の部類を無理して買いました。当時4,5百万はしました。(これが私にとっての高級車です。)でも、その程度の車なら、多少年季が入ってきてもさほど古さは目立ちません。もっと古くなっても「私はこの車が好きで大事に乗っています。」みたいな感じで「あの人、いい車を大事に乗っているな。」「ああいう趣味の人もいるよな。」なんて見られるのです。(他人に何て思われても関係ない人は、どうでもいいことですけどね。)
 次に外食ですが、私はすしが大好きです。また、お酒(ビールがほとんどですが)もかなり飲みます。1週間に1回は必ず行きつけのすし屋へ行き、ジョッキ4,5杯のビールとたらふくつまみや、すしを食べてきていました。(もちろん車は使いません)そういう生活を20年以上やってきたので、この生活を改善するのは難しいと思っていましたが、外道旅行をするためには、背に腹は代えられず、行く回数も10日に1回に減らし、今では月に1,2回にまで減りました。(えっ、もっと減らせですって!)
 さらに、家での晩酌も一切やめました。(まだ、1年はたっていませんが)理由は、お金の節約ということもありますし、ドックで毎回中性脂肪やガンマGTP、高尿酸値、高脂血症などで引っかかりますのでそれが一つの理由です。それは以前からわかっていましたが簡単にはやめられませんでした。でも、もう一つは去年ペッブリーのエンガラかハーレムか(両方行ったので)忘れましたが、チャイヤプーン出身の気だての良い子と知り合いになり、2,3日いっしょに生活をしました。その時ふっくら出た私のお腹を見て、「次に来るまでに体重(腹の贅肉)を減らしてね。」と言われてしまいました。自分が熱を上げている子にそんなことを言われれば、頑張らない中年はいないでしょう。実際体重は2,3キロ減りましたし、お腹も少しへこみました。しかし、その子とは今は会っていません。でも、家での禁酒のきっかけを作ってくれたのでその子には感謝しています。
 もう一つは衣料品費の節約の努力です。学生時代の昔からブランド好きというわけではありませんが、「J.PRESS」という会社の服が気に入っていて、背広からトレーナー、Tシャツ、場合によっては靴下から下着までほとんどそれで統一していました。その頃(若い頃)はそれを着ていて結構女の子にもてました。しかし、今では体型も崩れ始め、髪も変化をし始め、外見をどうやっても日本ではもてないことがわかってきました。そうなれば、衣料品には一切お金はかけません。幸い「J.PRESS」の服は、伝統的なデザインなので多少古くなっても、使い回すことができます。二十数年前に買ったピーコートは、去年子供が見つけて「これは良い。」と言って着ていました。(流行が繰り返されるものもありますね)
 最後にタイでの宿泊ですが、普段は3泊4日を基準で年に数回行きますが、夏のお盆休みと、年末年始の休みは有給などをつなげ合わせると、かなり長い期間行かれます。この前の夏は、24日行けました。そうなると、1泊1070Bもするナナホテルばかりには泊まっていられません。そんな時BKKでは、多少節約して(ここのサイトにも広告が載っている)サービスアパートメントや、マンションのような所へ泊まります。1泊500B位で、軽い朝食がつくところが多いです。それにセキュリティーもかなり安全ですし、バスタオルとシーツの交換と部屋の掃除はなどは毎日してくれるので、ホテルとあまりかわりません。
 また、たいていプールやインターネットカフェ、ミニマートなども併設されているので、交通の便さえ気にしなければ快適な生活が安くできます。
 つまり早い話が私だけでなく、どなたも資金面では努力をされていると思いますが、ただ私は第一の目的が「外道を目指せ!」ですので、日本にいるときも常に、現地でのことを考えて、「こんな高い物無駄だ。その分でシンガビア1本飲める。」とか、「これは持って行くと、きっと女の子に喜ばれるな。」などと考えて買う買わないを決めています。日本での生活が大事なのか、タイでの生活が大事なのか、いつも自分の心の中で天秤にかければ自然と資金面での無駄使いは減り、タイを訪問する回数も増えるのではないでしょうか。私の日本での生活は本当に質素ですよ。タイ語でキーニヤオ(けち)ではなく、プライヤッ※(倹約家)なのです。「ポム マイ キーニヤオ 、プライヤッ。」(私はけちではなく、倹約家なんだよ。)以前、2章でバービヤの子に言った言葉です。
※プライヤッは最後に声には出しませんが、dをくっつけて発音しないと通じません。プライヤッ(ド)みたいに口を開きます。コーカイがわかる方は、最後にドーデックがついています。一応分かる範囲でスペルはポー・プラー(p)、ロー・ルア(r)、短い方の母音のサラア(上に付く方でなく横に2つ付く方)(a)、ホー・ヒープ(h)、ヨー・ヤック(y)、短い方の母音のサラア(上の付く方)(a)、最後にドー・デックです。(d)
「prahyad」今、真剣にスペルを見てみると何とか読めそうですね。これを読むと、「プライヤッ」ですかね?
 私のつまらない文章を何章にも渡って読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。もし、ご意見や私へのアドバイスなどがありましたら、外道 紘氏へメールをお送りください。参考にしていきたいと思います。





第5章 「自分を磨く努力」   その1.年齢的な衰えとサービス精神

 40代も後半になってくると、さすがに20代の頃と同じような精神面、体力面、気力面を維持できている方は少ないと思います。30代、40代、50代の男性の平均体力がどれくらいかは資料でも見ないとわかりませんが、実感として悔しいですが私は多少の衰えは感じます。
 まず、朝の息子の元気がなくなってきました。若い頃は毎朝元気に朝立ちをして、それが当たり前のようでしたが、最近はどうもそれも少なくなってきました。それに、若い頃はHなことを想像したり、ましてはエロ写真などを見れば、もう息子はギンギンになっていましたが、今ではさほど反応がありません。そればかりかベッドの横に成熟した若い女の子が裸で横たわっている。そして私を待っている。(私のチップかな?)というシチュエーションであっても、反応しないこともありました。もちろん、寝不足や飲み過ぎという条件は重なっていましたが、そんなことは昔も同じだったと思います。
 次に一般的な運動面で、私はスキーを子供の頃から趣味でやっています。少し前まではコブコブの急斜面を真下に向かって、膝で衝撃を吸収して滑ることができていましたが、この頃は気持ちの上では「できる。」と思ってスタートしますが、足(脚部)がついてこないので、あっと言う間にコブにすっ飛ばされてしまうことがあります。それが何回か続くと、気持ち(精神面)でも弱さが出て来て「今日は雪質が悪いからやめておこう。」とか、「無理して怪我でもしたら明日からの仕事に差し支える。」などと考えるようになってきてしまいました。これはもう、年齢的な衰えの第一歩ではないでしょうか。
 そんな私(たち)が自分を磨くためのはどんな努力がいるでしょうか。まあ、普段から乗り物に乗ることを極力減らし、なるべく足を使って歩いたり、自転車を使ったりすることが良いことは誰でもわかっています。増してはスポーツジムなどでトレーニングをすれば良いことも十分わかっています。でも、一般的にそれは長続きしません。どうしてでしょう。それは多分目的意識が足りないからです。単に「体力をつけて日常生活や仕事をバリバリ頑張れるようにしよう。」と思っても、本心から思っていないとなかなか長続きしません。
 私は「今回の外道旅行は3日で4人以上を目指すぞ!」とか、「この子とは朝までに4回頑張るぞ。」と言った具合に目標を立てて、それができなかった場合次回までに反省をして、腹筋を鍛えようとか、腕立て伏せの姿勢をもう少し長く保てるようにしようとか、考えるのです。「次回の外道旅行で頑張るぞ。」と思えば私は頑張れます。
 しかし、体力面ではいくら鍛えても限界があります。ただこの年齢になってくれば、それ以外に男としての魅力があることに気がついてきました。簡単に言えば男としてのサービス精神かもしれません。それは「やさしさ」と「包容力」です。
 バービアで1本のビールをちびちび飲んでいる、けちけち親父には女の子はそうは寄ってきません。でも自分を磨けば少しは寄ってくるようになります。その一つが「やさしさ」と「包容力」です。タイ語を少し覚え、片言でもいいので正直な気持ちを自分流に伝えれば、それがその人の「やさしさ」として、相手に受け入れられるでしょう。私は決して、お金にものを言わせ、どんな子でも手に入れてやろうというタイプではないので、この「やさしさ」を受け入れてくれる優しい子をいつも探し求めております。
 また、私の「やさしさ」を受け止めてくれる子を探すもう一つの方法は、タイのカラオケを覚えることです。これも私のサービス精神からきたもので、少し前に「バード」のカラオケVCDを買ってきました。 私のような親父にもついていけるノリなので、何回も聞いているうちに、仕事中に職場で口ずさむようになりました。
 そこで、歌詞を乗っけてやろうと、画面に出ているアルファベットをノートに書き写しました。しかしこのアルファベット、まともに読んでも発音が全く違うのです。・・・で、後は聞きまねで、日本語のフリガナをノートに載っけました。そのカタカナを読みながら唄えば気分はタイ人。 意外と簡単に唄えます。( でもさっぱり意味は分からないので、そこはすっとぼけて、ピエロを演じるしかないです。)
 日本のタイ人クラブやフィリピンパブで、彼女たちが一生懸命に日本語の歌を歌っていると、思わず拍手喝さい!したくなりませんか? あ~んな感じで逆にタイの娘たちは受け止めてくれます。タニア辺りで歌うのもよし、タイ人が行くカラオケ屋に連れて行ってもらうのもよし。
 私は、パタヤやスクンビットSoi22辺りの小さなバービアに行って、気に入った娘の横に座って「バードの歌をかけてよ!」とリクエストして、お目当ての女の子の横で口ずさんでみたりします。娘は、ググッと身を乗り出して近づいてきますし、そのバービア中の人気を集めることが出来ます。(ほかのお客様の邪魔にならない程度に、程ほどに・・ネ・・)
 優しい娘になると、歌の意味を一生懸命に解説してくれます。わたしはこんな「やさしさ」を持っている子を探しています。こんな娘は、勿論お持ち帰り確定です。理由は、以前2章に書いた「下手なタイ語を優しくケアしてくれるタイの娘」と同じです。そういう子は決してベッドでの「外れ」はありません。ですからベッドの上で、歌詞の解説の続きをお願いしましょう。かわりに私はその子に対して、「包容力」を持って接してあげます。(こうして自分を磨くのです。)
 個人的なお勧めは、バードとチンタラのデュエット曲"mah-tum-mai"です。後はバードのゆっくり目の曲で"kon-mai-mee-fen(コン・マイ・ミー・フェン)とか、"low-soo-gun-fang"(ラオ・ス・ガン・ファン)とかが現在の私のレパートリーになってます。
 我々外道を目指す者が体力的に衰えを感じてきても、このサービス精神を持つこと、つまり簡単なタイ語を覚えたり、タイ・カラオケのレパートリーをいくつかそろえたりすることが、実は我々外道を目指す者の大きな武器となるのではないでしょうか。





第5章 「自分を磨く努力」   その2.遊びと仕事の両立

 私のように、海外で外道をやっている人の中で、職場の同僚(特に若い女性など)から「奥道さん1年に何度もタイや東南アジアへ行くけど、いったい何しに行っているですか?」のような質問(話題)は1、2回は出ていると思います。そんな時、大ぴらに「女遊びですよ。」と笑って言える人は少ないと思います。
 ましては職場の中でリーダー的な立場や中間管理職などの場合、自分の信用を落としかねませんよね。そこで、「自分がそこへ行ってそのことをすることが、自分にとって唯一の趣味で、何物にもとって変えることができない。」と自信を持って言うのです。その「そのこと」はもちろん本当は外道遊びですが、それを嘘でもいいので、「つり」「ダイビング」「ゴルフ」「写真撮影」「油絵」「郷土料理の食べ歩き」「雑貨のショッピング」「語学研修」(まあ、後は自分で考えてください。)などをしに行くことにしてしまうのです。ついでに、そこには親しくなった友人がいて、定期的に会うのが第2の楽しみだともつけ加えると、真実みも増すでしょう。(女の子だとは言わないように)
 最初は興味と疑い半分で、「どうでしたか?」なんて聞いてくる人もいると思いますが、それっぽい写真を数枚見せれば、たいていは収まります。逆につまらない写真1枚を見せ、それに関するうんちくをガイドブックで調べて、長々と述べてあげれば、次からは寄って来ないでしょう。その中に、ゲストハウスの管理人か、年配のタクシーかモトサイの運転手の写真を入れて、「こいつが親友だ。」と言うのです。
 そういうように、職場や自分の周りの人間を上手にまとめ、ある程度職場での信用を高めることも「自分を磨く」ことになり、仕事をうまくやって行く手段となるのでしょう。従って仕事ができる人間は、当然女の子からも関心を持たれます。しかし職場の子とうまくやって、タイでもうまくやれるほど私は器用ではありませんし、増しては職場の子と何かがあってへたに自分の信用をなくすのも怖いので、職場では手は出しません。
 女の子の一人が「私タイのきれいなビーチでダイビングをしてみたいんですが。今度紹介してくれませんか?」なんて言われても、決して慌てず「わかった。いいスクールを教えるよ。予定が合ったら現地で会おうね。」ぐらいのことを言っておけば済むと思います。今までそこから先、実際に話が進んだことはあまりありませんでした。あってもうまくかわすことはできると思います。
 ここで、私の知り合いのHさんの話を一つの例としてお話いたしましょう。彼は40代後半で2人のお子さんを持つ、ごく普通のサラリーマンです。ただ、流通関係の仕事で夜から深夜にかけての仕事がメインのため、普段は奥さんや子供とはすれ違いの生活です。今までは彼の趣味は週末の競馬・競輪・麻雀などのギャンブルでした。しかし、去年ぐらいから彼にこの外道遊びを私が教えてしまいました。
 第1回目のタイ旅行は、土曜日の夕方NRT出発の便で深夜BKKへ来て、夜の街へ。日曜日は昼から夜中まで遊びまくり、月曜日の早朝BKK出発の便で帰りました。2泊3日ですが、実質30時間しかBKKにいられませんでした。最もその間に4人の女の子と遊んだようですので、しっかり元はとったようです。
 しかも、その旅行は家族には全くばれていなかったのです。いつも彼は週末ギャンブルをしますが、出て行く時間も帰ってきた時間も、普段と全く変わらなかったので、奥さんも気がつかなかったそうです。本人も言わないし、奥さんも聞かないのでそんなことができてしまうんですね。
 これに味をしめた彼その後続けて2回ほど、タイ旅行に行きました。日程は1日程延ばしたり、帰国便も早朝発ではなく深夜出発早朝着の便に変えたりしました。私が家に資料を送ったりしているので、奥さんもうすうす分かっているようですが、特に気を留めてはいないようで、ただ家に入れるお金の催促が厳しくなっただけだそうです。
 そんな彼ですので、ゴールデンウィークの連休やお盆休みに家族を連れて、田舎へ帰ることなど一切しません。むしろ、そのことをうまく会社の同僚に伝えて、次回自分がタイ旅行に行く時の休暇がもらいやすくしているそうです。「今回仕事が忙しくて、田舎に帰れなかったので、いついつの連休に1日休暇をつけて家族で行って来ようと思うんですが、いいですか?」なんて具合です。しかも、奥さんは仕事だと思っているので、本人は行きやすいそうです。
 まあ、人それぞれ、家族や職場の環境が違うので、一概にいえませんが、「遊びと仕事を両立させる努力」は、皆さんされているんですね。





第6章 何度も行く努力   その1.格安航空券

 私が最初に海外旅行(ソウルや、シンガポール)に行きだした時は、個人旅行などどうやったらいいのかわからず、また考えられなかったので、一番簡単な旅行代理店で扱っているパッケージ(パック)旅行で行く方法にしました。正規航空運賃を払って航空券を買ったり、ホテルに予約を入れたり、空港からホテルまでの交通手段の手配を考えたりするより、よっぽど安くて楽だったからです。(勉強不足で情報や知識もありませんでした。)

 しかし2度目になると、現地の観光やおみやげ物屋めぐりや、免税店やら会食やら何かに強制的に参加しなければならず、いやになりました。まあ、この現地観光付きの方が値段が安いのは、おみやげ物屋からのリベートがあることはわかっていました。(その観光を当日キャンセルするといやがられるのもわかりますが。)それに、パッケージは2人で行くことを対象に作られているので、一人での参加の多い私は、いつも一人部屋追加料金がかかってしまい、結果的に余り安く感じられませんでした。

 そこで3回目からは、大手旅行代理店のチラシを見て、格安航空券を買いました。ホテルはアップルワールドとか、JHCの世界のホテル料金表などを見て、FAX(当時インターネットは十分できなかったので)でしました。ほとんどの場合一人部屋でも二人部屋でも料金は同じだったので、BKKの場合は安くあがりパッケージ旅行より良かったです。

 旅行の出発日と帰国日は大体決まっているので、それを優先してチケットはさがしてみました。すると一般的に日系の航空会社は割合高く、アジア系が中ぐらいで、米系が比較的安かった印象があります。(もちろん曜日や季節、シーズンとオフシーズンでは格段に値段は違いますが。)

一番安いチケットで申し込むとたいていは最初、航空会社未定になっています。当時私は、別に安ければ行く回数も多くなるので、航空会社は気にしていませんでした。しかし、手配される航空会社(シンガポール旅行の場合)は、ほとんど米系のNWかUAでした。 そこで初めて詳しい旅行日程が決まります。決まってからいつも考えたことですが、この便で行くなら、前日出発でも良かったと思うのです。それはどちらも夕方6時頃の出発だからです。これですとせっかく取った休暇も一日無駄になってしまいますし、着いても夜中なので寝るだけでした。(当時、夜の遊び方がわからなかったので)かと言って午前中の出発便(日系)は値段が高く、なかなか手が出ませんでした。

 また、帰国日も早朝現地出発で昼過ぎの帰国なので、現地を昼頃出て夕方か夜の帰国がいいと思うと、やはり日系の航空会社しかなく、高い物でした。

 つまり決められた旅行日を無駄なく(朝出発して、夜帰国するような)過ごすためには、格安航空券でも値段が高い航空券になりますし、節約して安い航空券を買おうとすると、日本を夕方出発で、現地を早朝出発の便になってしまうようです。

 でも、BKKのいい(良かった)所は深夜12時頃着いても、それから遊びに行く場所がたくさんあることです。(でしたかな?)ですから私は、これからも米系の航空会社(倒産の危機もありましたが)を利用しようと考えています。ですので、「タクシン首相お願いですから、お風呂屋さんやゴーゴーバーの営業時間を短くしたり閉店時間を早めたりすることはおやめください。初日の夜の楽しみがなくなってしまいます。」きっと同じ考えの仲間がたくさんいると思いますよ。





その2.現地発売航空券

 ご存じの方も多いと思いますが、旅慣れた方はいつでも使える航空券(OPENチケット)を手元に持っていて、仕事の都合がついたらサッと予約して行くようですね。また、ビジネスマンも出張の予定が決まったらすぐに出発できるように、会社でそういった券を事前に買ってる場合もあるようです。
ただ、日本でそのOPENチケットを買うと、かなり高いようで25万円前後もすると聞きました。そこで、一般の外道旅行者で仕事の都合がなかなかつかない人や、どうせ行けても値段の高いゴールデンウィークやお盆、年末年始しか行けない。という人がこのチケットを安く買う方法があります。
 その方法としまして、まず片道航空券を買ってBKKまで行きます。そして現地の旅行代理店(カオサンやパッポンあたりにはたくさんあります。)でBKK発NRT行きの往復航空券のOPENチケットを買います。30日、60日、90日、180日、1年などいろいろあり、もちろんOPENの期間が長い方が高くなります。また、OPENと言っても、行きは決められた日に出発(つまり日本人は帰国と言います。)して、次回その期間で空席があれば、いつでもBKKへ来られるというチケットです。
 また、OPENチケットは格安航空券より、同じエコノミークラスでも、チケットの価値というかランクが上なので、かなり融通がきき満席に近くても入れてもらえます。たとえばUAの例ですが、エコノミークラスにはY,B,M,H,Q,V,W,S、T、K,L,G,A,Zというクラスがあります。Yは一番高い普通運賃で販売したチケットです。(NRT,BKK間で24,5万円します)B,MあたりがOPENで売っているチケットで、それでもかなり上のランクです。その後のHクラスからSクラスぐらいが(この辺りは定かではありません)格安航空券で値段によってクラスが違い早ければ安い物もありますが、、安い物がなくなると一つずつ上の高いクラスのチケットを買わされます。(だいたい早いほうが安いです。)その下は、本当の団体旅行のチケットや、政府関係の仕事で使うチケットらしいので(この辺もよくわかりませんが)一般の人には買えません。
 ある例ですがBクラスのOPENのチケットを持っていて、当日空港へ行きました。チェックイン時間のぎりぎり前ですが、あいにくエコノミー席はもう満席でした。でもビジネスクラスが空いていたので、アップグレードして乗せてもらえたそうです。
 しかし、これがFIX(出発日指定)のVクラスのチケットでチェックイン(2時間前)時間に少し遅れて、しかも満席の場合には搭乗できないばかりか、帰りのチケットも無効になってしまいます。
 ですからいかに現地発売のOPENチケットが価値があるか分かるでしょう。ちなみに(最近調べたわけではありませんが)ある航空会社のBKK発NRT往復1年OPENチケットが31,500Bで、60日OPENチケットが21,000Bでした。これも航空会社や季節によって、多少変わりますが、安いことにはかわりません。だってこれがあれば年末年始やお盆やゴールデンウィークの混んでいて高いときでも、安くしかも優先的に搭乗できるのですからね。
 最後についでですが、最初に片道のチケットを買うのがいやだったり、帰りの便の心配がある方は「呼び寄せ便」というチケットがあります。本来これはBKKなどで海外赴任している父親の所へ、妻や子供など家族が一時的に会いに行くためのチケットで、日系のJLかNHの便しか売っていません。しかし、これを一般の人が買ってもわからないので、それを分けてもらうこともできます。
 この場合日本で支払い、チケットは国際宅配便などで送ってもらえます。JLの場合、60日で2万から4万B、NHの場合90日で2万から4万B(お盆の時期の出発便)です。この場合も出発の日は決めておく必要がありますが、帰りは期間内自由なので、BKKで自由に外道遊びをすることができるでしょう。
 やはり年に何度もBKKへ行くにはこのようなことを常に頭に入れて、自分にはどの航空券が合っているのかを考えるような努力、これなしには語れません。仮にしっかり勉強しないで高いチケットを買ってしまいますと、私の場合はせっかく女の子へ国際交流資金や海外援助資金をたくさん渡そうと思っても、それが渡せなくなってしまうので困るのです。
 少しでも安いチケットを買って、バービヤへ行く回数を増やし、ビールの売り上げ向上に貢献しようと思います。





第6章 「何度も行く努力」   その3.マイレージ会員

 何度も行く努力の一つに、ある決まった航空会社を続けて利用してマイルを貯めて、1回分無料で行く方法があります。現在ほとんどの航空会社でこのマイレージプログラムを実施しています。その中で私は、最初日系の一番大手の航空会社の会員になりました。理由は、たまたま家族旅行に利用したのがその航空会社だったからです。
 しかし、規約を読んでみるとアジアの国際線無料チケットを交換するには、当時確か5万か6万マイル必要だった気がします。また、私が使ったパッケージツアーでは飛んだ距離の50パーセントしかマイルが入りませんでした。(格安航空券の場合でも同じで、50とか70パーセントでした。)さらに、期限が決まっているので(2年間かな?)いくら貯めても交換できず、そこで終わりになってしまいました。はっきり言ってこの航空会社のマイルを貯められるのは、会社の出張が年に数回あり、しかも正規航空券で行かれる人だけです。(いわゆる社用族です。)
 その頃、私の友人がアメリカに転勤になり、家族みんなで遊びに行くことになりました。その友人が紹介してくれたのが、米系の旅客輸送数が世界第2位の航空会社でした。(以前にテロの影響で破綻問題が起こり新聞をにぎわせましたが、今は落ち着いてきたようです。) パッケージ旅行ではなかったので、正規の割引航空券を買いました。今考えると結構高めだったので、エコノミーでもかなりクラスが上のHクラスあたりのチケットだったと思います。(チケットのクラスについては前の章で触れています。)
 でも良かったのは当時子供はまだ小学生だったので、航空券も子供運賃で(大人の3分の2位)買えました。また、当日空いていたので行きも帰りもビジネスクラスにアップグレードしてもらいました。本当にラッキーでした。(多分チケットのクラスが高かったからだと思います。)もちろんその会社のマイレージ会員になったのは言うまでもありません。ついでにこの会社は、団体旅行(パッケージツアー)でも、格安航空券でも、飛んだ距離のマイルがそのまま100パーセント入りますし、36ヶ月に1度でもマイルの出し入れがあれば、有効期限は永遠に伸ばせるので安心してマイルを貯められます。
 その時のアメリカ旅行で13000マイルくらい貯まりました。(国内線に乗り換えたりしたので)その後私は1年以内に、ソウルとシンガポールに外道旅行に行きました。その時はもちろんその航空会社を指定して、チケットを買いました。するとどうでしょう。その3回(アメリカ、ソウル、シンガポール)の旅行で2万マイルたまり、アジア1回分の往復チケットが手に入りました。
 その後、友達にも外道にあこがれる人がいましたので、紹介してあげました。新規に会員になって、決められた期間内に1回旅行すると本人と紹介者に5000マイルのボーナスマイルがもらえました。(やっていない時期もあります。)
 これは私の一つの例ですが、ある友達を会員に紹介して、一緒にシンガポール旅行に行きました。入会のボーナスマイルと飛行マイルで1万マイルぐらい入りました。次は9.11のテロの後でしたが、外道旅行を目指す私たちにはそんなことなど気にせずに、二人でBKKへ行きました。その時は極端に客が少なくなっていたので、ダブルマイルキャンペーンをやっていて、1回で1万マイル以上貯まりました。また、サービスも良く飛行機を降りるときにはエコノミーでしたが、おみやげにシャンペンを1本いただきました。ですので2万マイル以上になり、その友人は半年後にただ券で、もう一度BKKへ外道旅行ができました。
 その後、私の子供はその航空会社を利用しなかったので、(36ヶ月何もしないで経つと有効期限が来てしまう)私がマイルを買って子供の口座に増やしてやりました。これでまた36ヶ月は、有効になりました。この制度をギブマイルと言って、年に1口座に1万5千マイルまで買うことができるものです。もし、1万9千マイル貯まっていて、無料チケット交換にはあと1000マイル足りないとき、その分を買って足すことができます。自分で買ってもいいですし、誰かにあげてもいいです。現在1000マイル単位で売っていて、1000マイル25ドル(日本円で3200円くらい)です。
 あともう1回は下の子供の口座に7000マイル買って、2万にしてBKKの往復航空券に換えました。上の子供の口座にもだいぶ貯まっていますが、3万マイルにしてビジネスクラスの無料チケットを交換しようと考えています。
 最後にこの航空会社は、多くの航空会社とも仲間(アライアンス)になっていて、仲間の会社の便を使って飛んでも、マイルがたまります。まあ、私ども外道はタイやシンガポールに行くことが多いと思いますが、その両方の会社も、また日系の第二番目の航空会社もこの仲間に入っていますので、マイルを貯めやすいです。ただし、他社の場合は飛んだマイルの100パーセントをもらえない場合もあります。
 いずれにせよ、私はこの航空会社のおかげと、何人かの外道にあこがれる友人(紹介)のおかげで、着々とマイルを貯めて、何度も行くことができているのであります。ですので本当はあまりこのことは書きたくなかったのです。なんだか一昔前の、ネズミ講みたいですね。





第6章 何度も行く努力  その4.クレジットカードの活用

 前の章でも書きましたが、私はある航空会社のマイレージ会員になっています。そのおかげといくつかの努力で、年に何度もBKKへ外道旅行ができているわけです。でも、私の努力はそれだけではありません。
 以前の私は、現金主義で一切カードの利用はしませんでした。一応海外に行った時は、持っていないと不便なので、使わなくても1,2枚クレジットカードは持っていました。
 しかしある時、私がマイレージの会員になっている航空会社と提携しているカードを使うと、使った料金によってその分がマイルとして加算されることを知りました。今ではどこの会社でもポイントカードみたいなことをやっていて、ポイントが貯まると、商品がもらえますよね。あれと同じです。外道になりたい私は、毎日少しでもマイルを貯めて、何回もBKKへの旅行がしたくてたまらなかったので飛びついてその会員に入りました。
 良く調べてみると、セゾン、UC、JCB、(他にもあったかもしれませんが)などのカード会社と、航空会社が提携しているようなので自分で好きな会社を選びました。どこも年会費が多少かかりますが、その中で5000円の年会費を払うと、マイルアップメンバーになれる会社があったのでそこにしました。どこのカード会社でも、1000円の買い物で5マイル程度がもらえます。しかし、マイルアップメンバーに入ると、3倍の15マイル貯まります。多少年会費はかかりますが、それにしました。(当時マイルが足りない場合、1000マイル4200円(税込み)で買えました。つまり1マイル4円です。)現在はそのカードのゴールドカードに変えました。これに入ると海外旅行保険に無料で入れるので、年会費を払っても得なことと、1年経つとサンクスマイルといって、まあボーナスマイルのようなものが、確か1年に2000マイル(買えば8000円相当)ぐらいもらえました。保険とこれだけでもゴールドカードに入った分の元がとれます。
 私の場合、それまで現金支払いか銀行からの引き落としが中心でしたが、それ以来すべての支払いをクレジットカード決済に変更しました。手続きが多少面倒で完了するのに4,5ヶ月かかりました。公共料金、電話、携帯電話、新聞代、インターネットのプロバイダー料金や各種引き落としなどです。これだけでも1ヶ月数万円は確実に支払うので、マイルは1000マイル以上貯まります。また、ホームセンターやスーパーでの日常品の買い物、居酒屋や、すし屋での飲食、ガソリンスタンド、車の整備点検費、保険料、場合によっては職場の飲み会で、割り勘の時にもカードで私がまとめて支払い、周りから現金で集めることもしました。BKKへ行けばホテルなどの宿泊費やレストランでの食事代なども、たとえ安くてもカードで払っています。(塵も積もれば航空券になる。)
 また、航空券代もなるべくカードで決済できるところを使っているので、平均すると1ヶ月にカードでの支払いは20万円以上になり、それだけでも3000マイルが毎月口座に貯まります。(割り勘分の現金が戻って来るので、実際はこれほど使っていませんが。)
 この計算でいくと、カードだけで年間36000マイルが入ります。ですので私は最近は特典旅行(無料航空券)をもらう場合いつもビジネスクラスにしています。ついでに書きますと、特典旅行にはセーバー特典と、普通の特典旅行の2種類があって、セーバーは普通特典旅行の半分のマイルで航空券がもらえますが、混んでいる時期や出発の直前では席に限りがあるので、取れないことがあります。逆に普通特典旅行は倍のマイルが必要ですが、ハイシーズンの直前以外はほとんど確実にチケットがもらえるものです。
 アジア(BKKなど)の往復チケットの特典旅行のマイルの例ですが、エコノミー20000マイル、ビジネス30000マイル、ファースト40000マイルです。つまり、空いていればBKKまでの往復が30000マイルでビジネスクラスに乗れるわけです。
 また別件で、年間に25000マイル以上実際に飛んだお客は、ある意味での上客として登録され、次の年度はプレミアという資格がもらえます。これになると、座席の優先や飛んだ距離の1.5倍のマイルが必ずもらえるので、カードと飛行マイルとでかなり貯まりました。
 一応ここで皆さんにお知らせしますが、別に私は特定の航空会社やクレジットカード会社の宣伝をするつもりは全くありません。ですからあまりはっきり会社名は書いていませんが、分かる方が読めばすぐにわかると思います。逆に多くの方が私と同じようにマイルを貯めて、無料航空券を目指せば、当然BKKへの競争率が高くなり自分が行きにくくなるのでむしろ教えたくはありませんでした。でも、外道の仲間入りがしたいので一つの例としてお知らせしました。
 まあ、外道を目指すには、こういった日頃の努力が必要です。今、現地でのお風呂屋でカードでの支払いができる店を探してみます。今まで聞いてみましたが、私の行った限り(数店しかありませんが)の店ではありませんでした。どなたかご存じでしたら、お知らせください。マイルを貯めるためとはいえ、チップまでカードで支払ったら、姫たち怒るでしょうね。





第7章 資料収集の努力   その1.会社のパソコン

 私が最初にBKKへ外道旅行に行こうと思った時は、ここのサイトばかりでなくあらゆる風俗関係の関連サイトを検索して、情報をたくさん入手して自分なりに頭の中で地図を広げて、コースや値段などを計画したものでした。
 また風俗関係に詳しい方々に話も聞きましたが、だいたい状況は同じようでした。ただ同じ場所や店の情報でも、人やサイトよって値段やシステムの情報がかなり違ったように受け止められました。実際に行ったことがない私は頭の中だけで情報がくるくる回り、「本当はどうなんだろう。」と行く前から考えてしまいました。
いろいろな情報が知りたいわけですが、特にパソコン操作があまり得意でなかった(今でもそれほど上達はしていませんが)私は、その場合いろいろ恥ずかしい経験もしました。たとえば会社の共有のパソコンを使って、エッチサイトを開いていました。興味のあることがいろいろ出ていて、次々にクリックして進んでいくと、びっくりする写真もたくさん出てきました。そこへ、仕事でパソコンを使いに来た女性が部屋に入ってきたと想像してください。「うっ、まずい。」と思って消そうとしますが、思うように消せない。やってもやっても同じ画面が出てきてしまう。そんな経験がある方は私だけではないと思います。
 仕方なく、いきなり電源を「ブチッ。」と切ってその場をしのぎましたが、次にそのパソコンを立ち上げた女の子に、「奥道さんこんな切り方をしないでください!」なんて言われてしまいました。「不正な終了の仕方をしたので、異常がないか調べております。」というような文字が出て、立ち上がるまでかなり時間を要してしまいました。
 また、別の時にも消せなくなり困ってしまい、近くにいた若手の男の部下に消し方を聞いたこともありました。笑われただけでその場はどうにか収まりましたが、多分そのことを他の社員へ陰で言われてしまったに違いありません。さらにまずかったのは、上司が会社の共有のパソコンで資料を調べるときに、検索のところの履歴に「外道の細道」というのを見たらしく、「外道って言うのは、釣りのことに関係あるんだよな。だれか職場でつり情報でも探したな。」と周りに言っていたようです。そこをクリックしたわけではありませんし、本当によく知らなかったようなので、その場もどうにか収まりましたが、自分としては検索履歴もきちんと消去(Del)しておかないと、後で困ることがわかりました。
 まあ、実際にBKKへ行ってみてわかったことですが、「外道の細道」に載っている内容はかなり正確でしかも新しいので、とても現地で役に立ちました。ですので「私もこれから外道の仲間入りをしたい。さあ、BKKへ行こう。」と思っている人のためと、苦労して情報を提供してきた先輩への恩返しのつもりで、新しい情報の投稿を始めました。
 外道 紘氏も言っていましたが、この業界の子は出入りが激しいので、たとえ1週間前の投稿でも、読者が読んですぐに行ったがもう辞めていて、いなかったということは何度もあるそうです。
 私は、ある人からこんな苦労話を聞きました。パソコンはそこそこ使えますので職場では私のように変な証拠を残してしまうこともなく、普通に仕事をこなしていました。もちろん、昼休みなどにいろいろなサイトに顔をのぞかせたりしていましたが、パソコン自体は自分専用のものなので、特に変な気をつかわなくてもいいようでした。
 その方がある日、BKKへ行くために数日前から残業に励んでいました。もちろん休暇を何日か取るので、その分を少しでも早めに終わらせておこうと考えてのことです。夜遅くなり、残っている社員も自分だけになり「さあ、大体片づいた。では明日からの旅行の資料でも少し集めるか。」と「外道の細道」を開き、関係のありそうな場所のページをプリンターでプリントアウトしていました。実は、ここのサイトを全部プリントアウトすると、A4サイズの用紙で数千枚になるそうです。まあ、「お風呂や」などとテーマを選んでいても数百枚かもしれません。1件のお店の情報だけなら、数枚ですむかもしれません。
 まあ、夜遅いですし会社のプリンターだからインクや紙の心配もなく、適当に設定してプリントをしていましたが、運悪くそこへ忘れ物をした上司が戻ってきて、印刷物の山から1枚取って内容を見てしまったそうです。「ナタリー、○○ちゃん(19歳)、推定Dカップ、Dキス可、生フェラあり、クンニだめ。2回戦OK、サービス最高!」なんていうところを読まれてしまって・・・・。
 その後はどうなったのかは詳しく聞いていませんが、週末の休暇が取りにくかったでしょうね。想像しただけでも、つらい気分になります。
 しかし、今こうしてこれを読んでいる方(読者?)の中には、会社の(自分専用ではなく)共有のパソコンを立ち上げてこっそりと読んでいらっしゃる方も中にはいると思いますので、私の書いた苦労話が多少でもわかってもらえると思います。その際は、検索履歴の削除をどうぞお忘れなく。
 また、家庭で夜中に家族が寝静まってから、こっそりとパソコンを立ち上げている方もいらっしゃると思います。この場合でも自分専用でしたらいいですが、奥さんやお子さんが共用で使うのでしたら、最後の後始末をしっかりやることをおすすめします。(このことは、次ぐの章に載せるつもりです。)





その2.家庭のパソコン

 我が家のパソコンはリビング(LDK)に設置してあり、以前までは私専用で使っていましたが、最近では家内も使いますし子供たちまで使うようになり、夜は1つの席をまさに取り合いになることもあります。まあ、私はメールチェックなどが主なことですので使う時間は長くても30分から1時間程ですが、子供たちはチャットをやっているので、ほっておけば何時間でも座っています。
 我が家のルールとして、人がメールやチャット、インターネットをやっている場合、その他の人は画面に近づかないことになっています。つまり、一応お互いのプライバシーは守られています。これは子供たちが自分の携帯のメールなどを他人に見られるのがいやなので、それに関連してパソコンも他人が使っているときには近づかなくなりました。おかげで夕食のあと、私は平気で「煩悩の夕暮れ」のメールマガジンを気兼ねなく読むことができます。これは文字だけなので、ちらっと見られても問題はありません。
 しかし、「外道の細道」のホームページはさすがに写真がのっていますので、遠くからでもHサイトを見ているのがわかってしまうので、大ぴらに開けません。みんなが部屋からいなくなった時か、夜中しかだめです。
 また前の章でも書きましたが、インターネットで変な所を検索すると、その後に家族の誰かが使うことがあるので、履歴削除を毎回しなければなりませんし、増しては「お気に入り」に入れておくこともできないので、結構面倒です。
 そこでこの度一大決心をして、自分専用にパソコンを1台購入しました。職場にはありますし、家庭にもあるのでわざわざ買う必要はありませんでしたが、「外道の細道」をいつでも気兼ねなく見るには、これしかなかったのです。
 ところが我が家のパソコンが置いてあるリビングは2階で、私の部屋は3階なので直接インターネットがつながらず使えません。そこで職場のパソコンに詳しい方にアドバイスをしてもらって、家庭の中を無線LANが使えるように、ルーターなどを買い換えました。今までパソコンは本当に興味がなく、関心も高くなかったのでどうすればいいのかはほとんど他人任せでした。ところが最近は「このままでは自分が見たいところが好きに見ることができない。」と思い、必死で勉強しました。どうにかマニュアルを読んで、接続ができるようになりましたが、最初はメールがうまく設定できずに苦労もありました。
 そんな理由もありまして、最近自由にパソコンが使えるようになり、ここのサイトへのアクセスと投稿の回数も増えてきたわけです。言うなれば「外道の細道専用パソコン」というものを本体と周辺機器を合わせて20数万円もかけて用意しました。これは、私なりの「資料収集の努力」です。
 このごろは帰宅しても食事の時、呼ばれるまで部屋にこもっていますし、晩酌もやめた(4章に理由を書きました。)ので、夕食を食べるのも早くなり食べ終わるとすぐに自分の部屋に戻ってしまうので、家族からは何となく変に思われ始めました。ただでさえ、2ヶ月に1度くらいの割合でBKK旅行をしているのですから。
 我が家ではありませんが、私と同じような環境で外道遊びをしていらっしゃる方がいます。その方のお嬢さんは高校生ぐらいの年頃ですが、父親がしょっちゅう海外で外道遊びをしていることを知ってしまい、ショックでグレてしまい何度か家出を繰り返し最後にはあまり家に寄りつかなくなってしまったそうです。
 私もそうなるとも限らないので、その辺は十分に注意をしています。皆さんもきっとそれぞれの会社や家庭におかれまして、いろいろな苦労や努力があると思います。やはり外道を目指す者は、この苦労や努力があってこそ性交(成功)という二文字へとつながるのだと思います。がんばりましょう。





第8章 初めて行く努力
その1. お風呂屋へ行く


 「外道の努力」を書き始めて今回で16回目となりました。私としましてはもうできる限りの努力を毎日行っていますので、これ以上特に付け加えることや皆さんにお知らせすることもなくなってきました。そこで、「今度新しく外道に加わろう。」とか「外道遊びがしてみたいなあ。」などと思っている外道平民のみなさんが、「もしBKKのお風呂屋さんに初めて行くとなったら、こんなことが不安だろうなあ。」と考えその辺のことを少しアドバイスさせていただきます。従いまして、何度か現地に行かれているベテランの方からすると、「何だ、ばかばかしい。」と思われるかもしれませんし、「そんなことはないぞ。」と思われる方もいらっしゃると思いますが、どうぞご勘弁ください。
 あなたはまず、BKK(バンコック)市内のホテルにチェックインしていると仮定しましょう。まあ、最近はいきなりナナホテルに泊まる方もいらっしゃるようですが、私の場合最初はパッケージツアーだったので(一般の中、高級ホテル)、今回はそう考えてください。そこで、どこ関係に行きたいかです。軽く2時間ほど本格的タイマッサージへ行くのか、少し怪しいマッサージに行くのか、ゴーゴーバーでビールを飲みながら踊りを見たり、女の子と会話をしたりするのか、コストパフォーマンスのいいお風呂屋へ行くのかなどです。まあ、今回は仮にお風呂屋さんとしましょう。 
次に、時間帯ですが最近は12時からオープンしている店が規制でだめになってしまったので、夕方の6時以降のオープンになっています。(店によって多少違いますが)そうしますとその6時頃の時間は、多分多くのお客さんが来て、電気がついたとたんにいい子は指名が入ってしまいます。ですから30分か1時間前の5時頃に入りましょう。そして中では食事でもして、待っていてもいいと思います。きっと初めての方でしたら、何をたのんでいいかわからないので、カオパット(焼き飯)とビールまたはコーラあたりが無難ではないでしょうか。
 飲み食いしている間に、ちらほらと女の子も出勤してきます。前方の金魚鉢(ひな壇)は多分6時まで照明がつきませんが、飲みながら待っているあなたなら、もう目は慣れていますので、多少薄暗くても女の子の顔や体つきと番号は見えると思います。(入ってきたばかりでは無理です。)いい子がいたらしっかりと番号を頭に入れておきましょう。そして、近くにいる係員(ウエイトレスではなく、背広を着ている従業員)これをコンシアといいますが、彼にこの店のシステムと値段を聞いてみましょう。英語は通じますし、中には日本語もしゃべれる人もいます。まあ、初めてですので値段の確認ぐらいでしょう。 それができたら先ほど目をつけていた子の番号をコンシアに告げ、50Bから100Bくらいをつかませて、簡単な予約を入れておけばもう大丈夫です。店によっては、個別の部屋へ行く前にそこのレストランで一緒に飲み食いすることもできますが、まあ初回ということでしたら飲みかけでも時間になったら、すぐに部屋へ案内されるのがいいでしょう。
 いよいよ開店になり金魚鉢にもライトがつきます。それと同時に多くの客は中の女の子をくまなく見回しているでしょう。もうすでに女の子をコンシアに予約しているあなたは、安心して待っていられます。そこに女の子が出てきます。あなたに対して笑顔でワイ(手を合わせる)をして、「サワディー、カー」などと挨拶をしてくれます。周りにいる日本人から「しまった!あの子先に指名されちゃったよ。」などという声が聞こえるでしょうが、そこは平静を装って彼女に軽く会釈して笑顔のプレゼントを返してあげてください。 会計は店によって違いますが、最初にカウンターのところで支払いをするところが多いです。(飲食した分は席を立つ前に、ウエイトレスを呼んで会計を済ませましょう。)
 エレベーターのドアが閉まると同時に彼女はあなたの腕にしがみついてきます。二人だけの世界ですが、そこであせってはいけません。あくまでも紳士であるかのように装っていてください。何しろ時間はたっぷり2時間もあるのですから。
 部屋に入るとおばさんが彼女の商売道具(お風呂セット)を持ってきますので、中へ入ってもまだ安心しないでください。おばさんが出て行きました。「さあ、行くぞ!」と思うかも知れませんが、次にドリンクの注文に女の子が来ます。自分は下で飲んでいたので飲みたくなくても、彼女に「何か飲む?」と聞いてあげましょう。そしてドリンクが届いたら、10か20Bのチップを加えて支払いをしてあげましょう。そのことが指名した彼女の印象(つまりサービス)を良くすることになるようです。でも、おつりがある場合はまた戻って来ますので、そこまではソファーでゆっくり待つのです。
 やっと二人だけの時間になりました。意外とバスタブが大きいので、お湯がたまるまで時間がかかります。ここがあなたの個性(つまり日ごろの努力)を発揮する時間です。多分彼女は英語かタイ語、まれに日本語で話しかけてきます。「ここは初めて?」「BKKへは仕事なの?」「何日いるの?」「名前は?」などほとんど決まった質問です。言葉が心配な方は、「指差し会話帳」でも使ってコミュニケーションを取りましょう。
 そこから先は、ご自分で考えてください。息子の元気が良くて、彼女といいコミュニケーションが、うまく取れれば2回戦、3回戦もOKです。
 さあ、室内の電話が鳴って時間終了となりました。お互いに洋服を着替え部屋を出ますがその時、彼女へのチップをさりげなくあげるとかっこいいです。まあ、値段はこのサイトでも有名なDr.フェラあり氏が提唱されているように、200Bにしてください。(これを200B同盟といいます)また、これは私のやり方ですがテーブルへ20B札を1枚置いてあげるといいです。これは彼女がこの部屋を掃除するおばさんにあげるもので、私たちがホテルのベッドチップを置くのと同じです。(彼女がすでに置いていることもあるので、それは先に出してあげましょう。)これで、あなたの心象はぐっとアップします。次回もきっといいサービスが受けられるでしょう。
いかがでしたか?もう気分はすっかりタイのお風呂屋さんの常連でしょう。ただし、行く前にしっかりとタイ語での、お決まりの挨拶の返事ができるように努力しておいてください。これが外道を目指す人のいわばマナーであり常識とも言えるでしょう。





その2. マッサージへ行く

 タイに行ってタイ式マッサージを受けないのは、ハワイに行って美しいビーチを見ないようなものです。初めて行った皆さんでも、タクシーやトゥクトゥクの運転手などに多分声を掛けられますよね。でも、彼らが言う「マッサー。」というのはタイ式ではなく、お風呂屋。つまり日本式ソープランドのことです。ですからタイ式の本格的なマッサージに行きたかったら、しっかり「タイトラディッショナルマッサージ。」と言わないとだめかもしれません。
 伝統的なマッサージはワット・ポーというお寺でしっかり修行を積んで初めてできるものです。でも、どうせマッサージをしてもらうなら、目の悪い年寄りの按摩さんにやってもらうより、若いきれいな女の子にしてもらった方が何倍いいかわかりませんね。若いから、下手くそだということは、一概にはいえません。
 また、日本の温泉などでマッサージを頼むと、1時間(45~50分)で5000円ぐらいはかかるのではないでしょうか。しかしここ、微笑みの国では、相場は1時間200B(600円以下)程度です。それを考えてもコストパフォーマンスがいいことはおわかりでしょう。
 ただ、後半はかなり内容がきつくなってきて、腰に持病(腰痛)などをお持ちの方は、逆に悪化することも考えられるので、御注意ください。(まあ、断ればいいのですが。)
 私の個人的なお勧めは、ラッチャダー・ピーセック通りにある中華レストラン、ソンブーンの近くにある数店です。北側からコパ・カバーナ、VIP,梅花(メイホワ)、ハッタ・ウエート、ナタリー(右側は例のお風呂屋で、現在は古式はやっていないかも)、サブウェイ、サブウェイ2,ナディア、などです。
 お風呂屋さんと同じように中に入るとひな壇があるので、その中の子を自分で選んでください。例えば梅花では少し値上がりしましたが、2時間でも260B程です。支払いは前でも後でもいいです。選んだ子といっしょに部屋に行きます。たいてい一人部屋に案内され、マッサージ用の服に着替えます。(オイルマッサージの場合は、値段が1.5倍から2倍でシャワーで最後に流します。ですから服は着ないこともあります。)部屋で待っていると、たらいにお湯を入れて持ってきて、あなたの汚い足をきれいに洗ってくれます。
 ここでもお風呂屋さんのように、ドリンクを注文に来ますので、いらない人は適当に断るか、彼女にオレンジジュース(ナム・ソム)でもたのんであげましょう。この時、ウエートレスに生意気にチップを要求されるのが、私としては少しくやしいですね。
 さあ、そこから2時間のコースが始まります。私などは、もう足を洗ってもらっている間、上から彼女の胸元の割れ目や、下着がちらっと見えるだけで興奮してしまいますが、ここはあくまでも古式マッサージを受けに来ているので、それを念頭においてください。 若い子はあんまり英語はしゃべれないようなので、簡単な会話を楽しみたい方は、「指さし会話帳」を持って行くといいでしょう。そうでない方は、ゆっくりテレビでも見ていてもいいですし、眠っても良いですが彼女の仕事を見ているのが私は一番好きです。
 目が合うと笑顔で返してくれる子は、性格も良い子だと思います。両足が終わると、時間は30分ぐらい経っています。今度は彼女があなたの横に来て、左右の腕のマッサージに変わります。少したったところで、彼女の手や腕に軽くタッチしてみてください。特にいやな顔もせず、笑っていたら、「きれいだね。」と言いながらさわってみましょう。「キレイ」はタイ語で「醜い」という意味なのでどんな反応をするか、おもしろいですよ。そこで、コミュニケーションが取れるかもしれません。
 さわっている手を、手から肩、髪、首、胸などへ伸ばしてみましょう。もちろん、彼女の反応を見ながらです。全く拒否しないのも変ですが、押したり引いたりしながらその気になることが多いです。
 そこから先は、あなたの手にかかっています。彼女を脱がせておさわりでもいいですし、手でコイてもらってもいいですし、口でしゃぶってもらってもいいですし、もちろん本番に突入しても大丈夫です。多分彼女がその気になったら、ドアの小さな窓のところに服を掛けて見えなくしたり、ロックをかけたりしてくれます。
 あとはチップがいくらなのか、二人で(できれば事前に)決めてください。私は個人的には高くても、手は500、口は7~800、本番は1000~1200Bの範囲にしています。それ以上でしたら、別の店(お風呂屋など)の方がコストパフォーマンスに優れていると思います。
 1回本番まで行った子は、たのめば携帯電話の番号を教えてくれます。ですので次回は自分の部屋に呼んで個別のマッサージを頼めます。でも、タクシー代などが要求され、ショートでも1500Bくらいかかるでしょう。ただ、電話でそこまで伝えることはなかなか難しいので、最初に自分のホテル名と部屋番号をメモにして渡しておくといいでしょう。 そして、「あしたの12時に来てくれ。」と言えば通じると思います。約束時間の1時間前に確認の電話を入れれば確実です。
 性格の良い子でしたら、いっしょにデートもできるかもしれません。(親子とまちがわれないように。)
 さあ、あなたがどんな努力をしたら、古式(タイ式)マッサージの若いきれいな女の子と楽しい時間が過ごせるか分かってきましたか?では、今から、予習をしておいてください。きっと楽しい思い出ができますよ。





その3. ゴーゴーへ行く

 私がもしBKKで初めてゴーゴーバーへ行くとしたら、パッポン、ナナ、アソークの3カ所から選ぶと思います。だってそこの情報がたくさんここのサイトに載っているでしょう。それなら当然その中から選ぶと思うんですよ。
 まあこの3カ所、どこへ行ってもそれほど変わらないと思いますが、例えばアソークのゴーゴー街であるソイカウボーイ。ここには20~30軒の店があると思います。そこへ初めてあなたが行ったとします。このサイトでバッチリ下調べをして行っても、その店に情報通りの子がいる確率はとても低いです。ですのでまあ、普通に歩きながらどこにしようか見て回るでしょうが、初めて行った人が中をのぞいてすぐ次の店に行くのは結構難しいと思います。だって1度でも店をのぞけば、そこの子に両手を捕まれて中まで入れられてテーブルにつかせれてしまいます。
 また、遠慮していて客引きの子のお誘いに乗らないと、いつまでたっても店が決まりません。そこで私だったら一か八か客引きの子がかわいい店に入ります。1週目(行き)は通りの端から端まで、店の名前や客引きの子の様子を見て回ります。その時に2,3カ所めぼしい店(子)を見つけておき、2週目(帰り)はそこに行ってみます。できれば気に入った子に「一緒に座ってくれ。」と言いましょう。そうでないと、その子は単なる客引きだけで、中には別の子が控えている場合が多いのです。その場合あなたの期待は、大きく変わってしまいますよ。それがだめそうなら、すぐに2番目の店に行きましょう。何しろ店はたくさんあります。
 さあ、店が決まり席に着くとドリンクのオーダーが来ます。コーラでもビールでもかまいません。何か頼んでみましょう。ビールは地元のシンガやハイネケンなどどれも100B前後だと思います。どれも小瓶で冷えていますがぬるくならないように、ゴム製のカバーを付けてくれる店もあります。これを店によっては別名「コンドーム」と呼んでいました。しかしほとんどの店には「つまみ」らしいものはありません。置いていないようです。ですので、何かつまみながらでないとビールが進まない方は、自分の好きなつまみを持参してください。ここタイではどこの店でも(多分)持ち込みは自由なようです。 
 その時、気を付けなければならないのは、テーブルの上に大ぴらに出していると、ウェイトレスやダンサーがそれを見つけ、「1つちょうだい。」が始まります。一人二人ならいいのですが、これがハイエナやハゲタカのように集まってきますので、持ってきた物はあっという間に無くなってしまいます。
 まあ、ダンサーやウェイトレスにもてようと思って、逆につまみを振る舞うことをしている人もいます。私の知り合いでは、ケップ・ムー氏。彼は女の子が好きそうな「つまみ」を熟知していて、それも上手にバッグから小出しにして餌をまきます。それに乗って近づいて来た子をパクッとものにしてしまいます。薄暗い店の中でこれをやるので、別名「ちょうちんアンコウ作戦」と名付けました。
 では、どんなつまみが受けるのかというと、どこでも例外なく受ける物に「日本製の甘いチョコレート」があります。これはDr.フェラーリ氏に習ったことですが、高級ではなく安くて甘い物がここでは最高に受けるそうです。それも、板チョコではなく1つづつ袋に入った物なんかがいいようです。
 それとやはり日本製の「味つけ海苔」。これも受けます。まあ、タイにもサライという名前があるぐらいですから、無いわけではありませんが日本製はおいしいと評判です。わたしも1度缶入りの味海苔を持って行き、ちまちま食べているとそれが見つかり、ほんの3分で空っぽになった経験があります。ですのでバッグの中に入れておき、小さい袋1つづつ出して食べるのが良いでしょう。
 もう一つは「落花生」。決してピーナッツではありません。あの殻が付いたままの落花生がいいのです。パリッと割ってペロッと皮をむいて食べる。この手間がまたいいのです。もちろんタイでも売っているでしょうが、これもまた日本製の殻の大きめの物がいいんですよ。やはり現地にない物は驚かれますし、喜ばれます。持ってくるときに多少かさばりますが、現地での受けを考えれば、こんな努力当然ですよ。
 でもまだ、取って置きの物がありますが、これは私の企業秘密ですので書かないようにします。皆さんもいろいろ試してみてください。(逆に失敗した物もたくさんあります。)
 さあ、適当な子を見つけ横でお話を始めたとしましょう。その子が第一印象でいいと思ったら、ドリンクを1杯頼んであげましょう。これがその子を自分のテーブルに引き留めておく証(手付け金)となります。つまり女の子のドリンクがあれば、その客はその子と交渉する権利があるようなものです。その場合別の子は近づいてきません。その子が気に入らなければ、ドリンクは頼まないで黙っています。きっと別の子がやってきます。あるいは気に入ったダンサーがいたら目で合図するか、手招きすればきっと横に来てくれます。
 そしてまずは自己紹介です。名前や国、仕事か遊びか、どこのホテルに泊まっているのか、いつ来ていつ帰るのか、など(いわゆる5W1H)です。おそらく、この辺の会話(ほとんどの場合英語です)は、中学校の1、2年の授業でやったことがあると思いますので、ほとんどの方が返事に困ることは少ないと思います。ただ、向こうも同レベルの場合、お互いにちぐはぐすることもありますよ。でもその時は適当に笑いながらコミュニケーションを取りましょう。また、話してみてもあまり態度が良くなかったり、相性が悪そうでしたら、視線を別の子へ変えればそれほどしつこくは誘ってこないと思います。その場合ドリンクのグラスは下げてもらいましょう。その子との交渉決裂のサインで、別な子と新たな交渉開始の意味があります。それでもダメな場合には、店を変えることですね。
 さあ、ドリンクをおごったその子との会話も弾み、今夜の相手になってもらいたくなったら、「ペイバー」の話をしましょう。「ペイバー」とは女の子のその日の仕事をそこで辞めさせて、デートに連れて出る代わりに店に支払ういわばペナルティーのようなものです。プーケットのパトンビーチでは200Bなんて店もありますが、カウボーイあたりでは500Bぐらいが標準ではないでしょうか。(ナナは600Bもする店もあります。)
 でも、そこで安心してはなりません。その子との値段交渉が終わっていません。あなたが1回だけ楽しめば済むのであればショートタイム「チューンカオ」、長い時間一緒にいて何回か楽しみたいならロングタイム「カァーンクゥーン」を選びます。それぞれ1000Bから2500Bぐらいまでいろいろあるので、あとは彼女とお財布との相談です。
 規定の時間を楽しく過し、彼女が帰宅することになったら、約束のお金(チップ)を渡しそれプラスタクシー代として100~数百B渡すことになります。この辺は、あなたがどれぐらい満足したかによりますが、約束のお金の他に1000B以上のタクシー代を渡すのはちょっと考え物です。日本の物価で考えれば大した金額ではありませんが、先輩方が築いてきた相場・習慣というものがありますので、その辺はよく考えて渡された方が良いと思います。どうですか。これであなたが初めてBKKのゴーゴーへ行っても、決して戸惑うことなく堂々と楽しめるでしょう。また、「ちょうちんアンコウ作戦」も楽しいので、どんな餌に良く食いつくのか、試された方はぜひレポート(投稿)をお願いします。






その4.置屋へ行く


 現在BKK都内だけでなく、ほとんどの地方都市でも小さなゴーゴーやカラオケスナック、風呂屋、古式マッサージ、パブなどの風俗店は簡単に見つけることができると思います。だって、表向きの商売がそれで、堂々ときらびやかな看板を掲げてお客さんを呼べるわけですからね。(たまに呼び込みもいますね。)それでもってやっていることは、スケベな客にいろいろな方法を使って、女の子を紹介または斡旋するわけです。客もその中から良い子を選ぶ。疑似恋愛の斡旋場所、そういう所ですよね。

 でもこのシステムは、私は何となくつまらないんです。全部相手にお膳立てをされているでしょう。つまり与えられた場所(店)で自分の好みの子を見つけて、ある段階を踏んで交渉をして、気に入ればベットのある場所(ホテル)へ連れて行き、短時間あるいは一晩(数日)男女の営みをするわけです。でも、気が付いてみると彼女たちは私たちのお金だけが必要なんです。これは当たり前ですが、私はそこへ行く段階の一歩一歩のプロセスを大切にしたいのです。(ちょっと贅沢かもしれませんね。)

 同じ営みをするために、女の子の選び方はいろいろですが、私が思うには究極の女選びはやはり置屋へ行くことではないでしょうか。(私の個人的な趣味の問題かな?)要するに酒を飲んだり、歌を歌ったり、食事をしたり、おしゃべりをしたり、踊ったり、マッサージをしてもらったりすることは、全て次に行われることの前触れ(前戯)でしかないのです。その点置屋は違います。これからやる相手をほとんど無言で選ぶ場所なのです。ほとんどの場合彼女たちからは何のアピールもありません。逆に暗い落ち込んだ雰囲気を見て、「えっ!本当にこの子たちから一人選ぶの?」と考えてしまうこともあります。ここが置屋の一番難しいところでもあるんです。掃きだめの鶴を探すのです。恥ずかしがらずに真剣に選ぶんです。いやあ、どきどきしますねえ。
 また、さっきも書きましたが、置屋って正式な看板がないんですよね。(表向きカラオケで、実は置屋だったなんていう店はありますが、本来の店はないです。)それで、単なる3泊4日あたりで2,3度BKKへ遊びに来た(行った)旅行者にはおそらく(絶対)その場所は探せないですよね。だからこそ、そこを探すことに心がわくわくするんです。
 今でこそ「外道の細道」なる風俗情報があるので、「~の置屋では・・・」なんていう情報を見て、一人でまねをして行こうとする(無謀な)方もいるかもしれませんが、本来ここは地元のタイ人や長期滞在している人が女の子を買いに来る場所な訳で、ファランやコンジープンなどの一元さんは御法度な場所だったわけです。したがって飲んだり、食べたり、歌ったり、踊ったり、マッサージしたりする場所がない分、施設投資に金がかかっていないので、安いわけです。しかも現地人しか来ないので価格も現地人価格。つまり、安い!
 さあここで、本来の「初めて行く努力」になるわけですが、私の場合BKK都内は、このサイトで見たスティサンへ無謀にも行きました。当時ここでは大変楽しい経験ができたので、今でも良い思い出になっています。ただし、現在はほぼ壊滅状態です。(詳しくはスティサンの投稿を読んでください。)私の気持ちとしてはまた復活してほしいです。
 まあ地方都市の場合、これは情報が少なすぎるので、地元の人に聞くしかありません。その場合言葉がある程度通じて、そこの場所へ案内できるのはモトサイ、ソンテウ、トゥクトゥク(タクシー)、などの運転手しかいません。逆に彼らは観光客をホテルやゲストハウスへ紹介してバックマージンをもらっているわけです。ですから同じように置屋などの場所を案内してマージンをもらうのでしょう。そのマージンは店からもらう場合と、客から取る場合と、両方からいただくすごい輩もいるそうです。

 その彼らは、たいていの場合観光客(外人)を見つけると、「マッサー、マッサー。」とか「レディー?」と声をかけてきます。逆に言ってこない場合には、こちらから「ゴー・レディーハウス。」とか「パイ・ソーン。(置屋へ行け。)」などと言えば連れて行くと思います。その際、私はできるだけ明るい時間に連れて行ってもらいます。別に夜道が怖いわけではありませんが、初めての町で地理感(土地勘)がつかめていない場合には、その町の市内観光も兼ねて何軒か回らせます。そしてしっかりと頭の中に町の地図をたたきこんでおきます。
 置屋に着いたら取りあえず運転手に店の主人を紹介させ、いくらか交渉してもらいます。その時、座ってコーラやリポDなどを運転手におごってやるといいでしょう。私の場合この時は全くタイ語がわからない振りをして、二人の会話を聞いています。(ですから最初から運転手とはあまり会話をしませんし、しても英語にしておきます。)そうすれば細かな内容はわからなくても、金額「パンハー。(1500)」とか「ソンパン。(2000)」は必ずわかりますので、それもしっかり覚えておきます。
 そんなことを2,3軒やればこの町の相場が自然とわかってきます。まあ、この時自分の目指す子がいれば、名前を聞いておいたり、その場で交渉したりして連れ出すこともたまにはありますが、大体の場合私は下見で終わりにしています。あとは、目当ての店の周りにどんなランドマークがあるかも覚えておきます。わかりますよね、もちろん後で自分一人で来た場合の目印です。
 その後は運転手に何とか言い訳をして、ホテル(宿)まで帰らせて、この場合最初の交渉より多めにチップを渡して返します。自分は食事をして風呂に入り、日が暮れるのを待っています。そして目当ての置屋へ出発です。(この際、くれぐれも先ほどの運転手には会わないように注意をしてください。)別の運転手を捜し、先ほどメモしておいたランドマーク(例えば飲食店など)の名前を告げてそこまで行かせ、自分一人で行ってもいいですし、待たせておいて帰りも乗せてもらってもいいでしょう。このドキドキが私は好きでやっているのですが、まあお金がある日本人はこんなせこいことなどせず、1回でストレートに行くことをおすすめします。
 最後にシステムですが、ショートの場合置屋の女の子の部屋で、軽く済ませることができるところもあります。でも、せっかくの置屋開拓ですので、最低でも1日借り切ってください。(そこがほかの風俗と大きく違うところ)夕方から借りて、次の日のお昼までは大体大丈夫です。むしろ、暑苦しい置屋の部屋よりもエアコンのきいた涼しいホテルの方が居心地がいいわけですから、あまり帰りたがりません。そして長い時間があるのですから、焦らずにゆっくりと食事などをしながら彼女の身の上話を聞いてあげてください。基本はもちろんタイ語です。(英語はまずできない。)優しい言葉で、彼女の気持ちをリラックスさせてからの営みは、ただの客とのそれとはひと味もふた味も違うでしょう。できれば相手を上手に落としましょう。そうです、疑似恋愛。よくある「女郎は客に惚れたと言い、客はまた来ると言って帰る。」というお互いわかりきった嘘ですが、このゲーム感覚が楽しいです。
 私はこの流れが好きで置屋通いがやめられないのです。それも地方都市のまだ素人ぽい子を開拓するのです。これって究極の疑似恋愛じゃありませんか? 奥道

その4.置屋へ行く②
 どこの国でもそうだと思いますが、ここタイにおいても女の子と遊ぶコストパフォーマンスが一番良いのは置屋ではないでしょうか。一口に置屋と言ってもいろいろあると思います。またその店(?)のシステムが多少違いますが、その店の2階などへ上がってショートタイムですませる。あ、これが一番多いでしょうね。しかし、一般的に我々旅行者が安心してコトを行えないことが多いと思います。まず部屋が汚く不衛生、風呂やシャワーなどが無いことが多くあっても桶に貯めてある汚い水をかけるぐらい。タオルなんぞは何人もの人が使い、濡れたままのものを1枚渡される程度。床には使い終わったコンドームがたくさん散乱している。壁は薄くて穴だらけで、となりの声がつつぬけ。こんな状態ではいくら安くても決して、安心してコトを楽しめないでしょう。
 そこで、女の子を選んで連れ出すわけですが、値段交渉や次の日の何時までいいか、などという簡単なタイ語がしゃべれないと難しい場合があります。そこで一般的なのが仲介業者にそれを頼みます。仲介業者と言っても簡単な話その辺にいる、バイタクのオヤジがそれをやってくれるので、見つけるのは簡単でしょう。でも、彼の取り分があるのでその辺も考慮して交渉しないと、高い物になってしまいます。
 初めての町で、置屋へ行こうとしたら私は夕方の4時頃バイタクのオヤジと世間話をします。多分簡単な英語は通じます。その時置屋の相場を聞き出します。でも、2000とか2500とか高いことを言ってきたら、あまり乗り気で無い素振りを見せ、他の町では(例えばワンナイト1500Bだったよ。)と、言ってみます。そうすればそれぐらいの値段の店を知っている。と言ってくるのでそこで初めて交渉が始まるわけです。出発前にバイタクにいくら支払うのか一応決めていきますが、20~50以内の値段ならOKでしょう。どうせ彼らは300~500Bのバックマージンをもらっているのですから。
 1軒の店でざっと女の子を見て、たとえ良いと思った子がいても私も場合一応次の店に行きます。そこでも値段だけは聞いておきますが、あと、2~3カ所回り、好みの子を選びます。その辺の交渉はバイタク屋にやらせます。あとはホテルに連れてきてコトをするのですが、高級ホテルの場合ジョイナーフィーと言っていわゆる連れ込み料を取られます。ですから、そのようなホテルとわかっていたらチェックインの時最初からダブルの部屋を取った方が良いでしょう。タイの場合シングルでも、ツインでもダブルでもほとんど料金は同じです。「後で友達(奥さん)が来る。」と言っておけばいいでしょう。
 彼女と1回戦を終えた頃には、外の景色がうすく暗くなりかけているでしょう。そこで元気な方は何度でも励めるでしょうが、私は一緒に外へ出て食事をします。例えばチェンマイ(CNX)チェンライ(CEI)等の場合には、近くにナイトバザールがありますので、一緒にそこをぶらついてみましょう。気に入った食べ物や屋台があれば立ち食いもいいですし、疲れたらテーブルに座ってビールとつまみを頼んでのんびりしましょう。生バンドの演奏や、民族衣装を身にまとった踊りなども見られるでしょう。
 以前辺りを見回すと、私たちのような年も国籍もちがうカップルの姿を、何組も見ました。その頃私はタイ語が全くだめだったので、いろいろコミュニケーションを取ろうと頑張りましたが、結局何の会話もなく黙ったままの時間が長く過ぎていきました。
 そんなわけで最近は元の私のようなカップルを見ると、ニヤッとしてしまいます。と言うわけで、1,2時間ビールを飲みながら彼女の食べたい物を食べさせて部屋へ戻ればまた力が出てくると思います。ただ、2回目は始める前に一緒にお風呂に入り、体のコミュニケーションを密にしておくとベッドに入ってから1回目以上に親密になれます。
 2回戦終了後は彼女にも少しの休憩を与えてあげましょう。たぶんあなたもお疲れでしょうから、数時間睡眠を取りましょう。一応貴重品はしっかり確認して、ベッドで抱き合って寝ます。おそらく朝方、となりに若くてかわいい子が寝ていれば、あなたの息子はすぐに反応するはずです。
 私は個人的に、この朝の1回が好きです。これが好きなのでショートではなくカンクーンを選ぶのかもしれません。みなさんはどうでしょうか?





第9章 いろいろな努力
その1.HNをつける

 私がこのサイトに投稿を始めてから、かれこれ3年になると思います。投稿するときに最初に考えたことはHN(ハンドル・ネーム)を何にするかです。タイ語が少しわかっていればタイ語での洒落や隠語、業界用語などを使えば、わかる人や知っている人には受けたかもしれませんが、その時はそこまでの知識などありませんでした。

 「ではどうしよう?」と考えたのが、このサイトの題名「外道」「細道」や、主催している「外道 紘」氏の名前をもじってはどうかということでした。私は「外道 紘」とは「外の道を広めるような意味」ととらえ解釈しました。そこで私はその道よりさらに遠回りして「奥の道を進んでいく」という意味で「奥道 進」にしました。どうせなら楽しいハンドル・ネームがいいですよね。(と言っても考えた割には楽しくないですけど)でも、何人の人がそこまで考えてくれているかは疑問ですが、まあ、これは自己満足といってもいいでしょう。その他のハンドル・ネームでこのサイトに登場する人の名前の由来をお知らせしましょう。まあ、直接お会いして話をしたかたは数人しかいませんので、その限られた方の中から、第一番は何と言ってもこのサイトの名医(迷医?)で有名な「Dr.フェラあり」氏です。この方の以前のハンドル・ネームは今とは全く違っていて、彼の趣味であるブリティッシュロック関係から由来した名前をつけていました。過去の投稿(連載)のところ(特に「外道を生きる」の書き出し)を読まれた方はもう知っている名前だと思いますが、そのひとつが「YESはBILL」。もう一つは「ダメダメALAN」です。この二つは関連していて、最初のYESというのはもちろんイギリスの有名なロックグループだった、「イエス」のことですがビルと、アランはどちらもこのグループのドラマーの名前です。
 ここに、Dr.からのメールを貼り付けます。「ただ一つ残念だったことは73年の来日直前にドラムが天才BILL BRUFFORDからPLASTIC ONO
 BANDのALAN WHITEに代ってしまっていたことです。やはり「YESはBILL」(「タイ人クラブ20年史」のハンドルネーム)なのですよ、「ダメダメALAN」(「メーコック」のハンドルネーム)なのですよ。この二つのハンドルネームを使いわけていれば、いつかはわかる人はわかるな、と思っていたらいつのまにか紘さんに【Dr.フェラあり】に変えさせられてしまった。」というわけで、今のハンドルネームは紘さんが勝手につけたそうです。勝手とは言っても、どんな場合にも必ず生でフェラチオをさせることが好きなDr.だから「Dr.フェラあり」わかりますよね。決してフェラーリではないところが味噌。まあ、さっきのロックの話を知っているのは、よっぽどの年齢の人でよっぽどのオタクだった人だけでしょう。でも、そこにこだわったのがDr.だったのです。 またそれに関連して、今まで連載されていた「メビウスの輪」の各章の名前が、ローリング・ストーンズの曲名がサブタイトルとなっていることなどを見ていただいても、おわかりでしょう。
 第二番目は「ケップ・ムー」さんです。これはご存じの方も多いと思いますがタイ東北部の伝統的な料理である、「ケップ・ムー」そのものです。ケップ・ムー。 正確には「ケェープ・ムゥー」かなぁ。意味は良く分からないのですが、 チェンマイでカン・トーク・ディナーをいただいた時に出てきた「豚の脂を揚げたもの」の名前です。 ナムプリックを付けて食べます。 これをカリカリやりながら、ビールを呑むと、永遠に呑めちゃいます。彼はタイの料理のうまさに魅せられて、この国の虜になったそうで、決して女の子が動機ではないと言っていました。ただ、それは単なるきっかけであって、今では堂々たる外道の王道を進んでいる第一人者であることは、一部では有名であります。(楽屋落ち)彼の流儀は、「俺をお前の田舎へ連れて行け!」です。(この作戦がうまくいったかどうかは・・・・?)
 彼に聴けばBKK都内での、おいしい食べ物屋の情報はたくさん教えてくれます。まあ、食べ歩きが趣味なだけに、実にいろいろなジャンルに詳しいのですが、彼のノートをちらっと見れば、1週間のグルメコース(2流かな)がすぐにできます。最近では彼なりの感性で、店の雰囲気や客層、ついでに来店する女の子の質までメモをしているようです。興味がある方はぜひ彼に声をかけてみてください。
 第三番目というか第四番目なのかわかりませんが、「座頭市兄弟」。彼らは兄弟でありながら、大変仲の良い友達みたいな関係で、初めて会ったときにとても良い印象を受けました。また、彼らのお父さんがその上を行く遊び人のようで、とても信頼関係のできた家族です。ですのでハンドルネームの由来はわかっていますが、あまり余計なことを書くと次回クラブ「ペガサス」へ連れて行ってもらえなくなるので、やめておきます。(でも書きたかったなあ。)
 過去の投稿を見ると、おもしろいHNがたくさん出てきます。シカゴの「ヒー」さん、「金玉中年」さん、それぞれ個性があって楽しいです。
 と言うわけで、何年もの長い間現地の正確な情報をきちんとリポートして、それにその方の感想やトピックなどを加えた(いわゆる士族の方の)投稿を続けるのは結構な努力と言えるでしょう。今まで投稿されずにこのサイトを読むだけだった、いわゆる平民と言われている皆さんも、これを機会に楽しいHNを工夫してつけて、有意義な情報をたくさん送ってあげてください。それが次の外道士族の糧となり力となるのです。





その2.種まきから収穫

 私がタイに行くのは最近は年に6,7回です。常に女の子との出会いを求めて行くわけですが、今回はその話を植物や作物の生産や成長・収穫にたとえて書きたいと思います。
 6,7回というと、単純計算してみると2ヶ月に1回ぐらいの割合で遊びに行くことになるわけですが、行ったらまずいい土や畑のゴーゴーやバービア、カラオケスナックなどに行くことにします。悪い土ではいい作物はできません。畑の場所にも関係があります。せっかくいい土の畑でも、自分が収穫する小屋(ホテル)がそこからあまりにも遠いいと、採った作物が新鮮でなくなりしなびてしまいます。相手も遠くのホテルはいやがることが多いです。
 そこそこいい畑を見つけたら、種まきの開始です。前回行ったときに種をまいておいても、今回また行ってそこにいる確率は、私の場合半分くらいに感じます。だれかに先にオフされていることもありますが、辞めてしまったり、都合で店を代わってしまったりする子が、かなりいるように思います。前回仲良くなり、またいたらオキニにしようかと考えていても、連絡が取れなくなっているわけです。(こんな事は何度もありますね。)
 そこで最初に私は1回の訪タイで、新しい出会いの子を3人以上見つけて種を蒔いてきています。つまり新人開拓(開墾)にいろいろな店を回り、電話番号を聞いておくのです。できれば写真の1枚か2枚を撮らせてもらっておくと、次回行ったときの話題としていいきっかけになります。また、日本に帰ってからも最低でも、10日に1回くらいは電話をしておきます。これを水やりと言いますが、これは最近は遠隔操作でできるので、かなり楽になりましたね。ただ、長い時間かけるのは電話代がかさむので、自分を忘れさせないために適当にアピールする程度でいいでしょう。また間違っても次回行く日程なんかは言わないようにしましょう。下手に言ってしまうと、空港にオキニを待たせているのに、会った瞬間に携帯が鳴り響きます。つながると言うことは、タイにいるということがわかってしまったわけで、それも連続で何回もかけてきます。むこうもせっかくの金づるを逃がしたくないですからね。でもこれではせっかくのオキニにも逃げられてしまいますよ。(私とケップさんの失敗談)
 次に私はリピーターとして、前回開墾した店の子へ現地から電話をしたり店に顔を出したりして、コンタクトを取ります。でも3人の中でリピーターとしてまた会えるのは1人がいいところでしょう。(先ほどの理由で)あるいは連絡が取れて、せっかく約束をしてもすっぽかされることも多々あり、がっかりすることもあります。
 そして前々回以上前に会っていて、何度か行くたびに会っている子(まあ、ここまでくればオキニと呼べるのでしょうが)と会う。これも重要な役目です。言い換えれば熟した作物を収穫するわけです。そして、次の作物収穫のために少しの肥料を蒔くのです。このさじ加減が重要です。あまりにも少ないと次回いい実ができませんし、多すぎてもむだにばらまいて最後には熟しすぎて木から落ちてしまいます。彼女たちの性格はみなさんがよく知っているように、貯金などと言うことは知らないようで、あればあるだけ使ってしまいます。中には新しい携帯に買い換えるとか、形が残る物にする子もいますが、全体的に見ればまだ少ないでしょう。
 さてオキニの女の子と、今までの経験上本当に気持ちが通じ合い、わかり合ってSEXも相性(具合)がいいと思い、自分のオキニからピーセッーク(特別な子)として定着しかけた頃、往々にして女の子のエゴやわがまま、独占欲が出てくるものなのです。そうなってくると、私にお金を今まで以上に要求したり、自分の都合ばかり言ってきたり、時間や約束を守らなくなったり、私が新しい畑に種まきや水やりに行くことをじゃましたり・・・となってきてしまいます。
 まあ、一時的にわがままになることは考えられますので、私としても品種改良をして、同じ子でもよりうまくつき合えるように努力はしますが、それも使えなくなってくると、そろそろ彼女とのつき合いも、「冬が近づいた」と悟るわけです。
 そしてまたまた、畑に水をまきに回るのですが、これもあまり同じ地域や店ばかり行っていると、私が来たことは不思議と直ぐにそのあたりの地域に伝わります。適当なところで辞めておかないと、昔の彼女と今つきあっている子とが鉢合わせになることもあります。まあこれを専門用語で「連作障害」といいまして、同じ所で同じ事ばかりしていては、良くないことが起こるという戒めなんです。ですので、お百姓さんも1年ごとに一つの土地に、イモを植えたり、トウモロコシを植えたり、野菜を植えたりして、土地を上手に耕しているのです。(詳しくは「外道農業」を連載しているDr.に聞くといいでしょう。)
 いかがでしたか?皆さんも、このような日々の努力をして、私のように短期間しかいられない旅行者でも、BKKの夜を十分にエンジョイしてください。(きっと現地駐在の人は別の努力がいるでしょうけどね。)





その3.保険をかける

 外道の皆様は最低でも年に2~3回、多い方は10回位海外旅行(特にBKK)に行かれているのではないかと思います。その時「私は一切保険には入らないよ。」という方は少ないのではないでしょうか。ですからほとんどの方は何らかの形で、海外旅行保険に入る(入っている)と思います。1回ずつの掛け捨て型や、年間契約などのほか、クレジットカードのゴールドカードを持っていると、保険料の免除なんていうのもあるそうですね。
 私は年に数回BKKへ行きますが、今まで幸い荷物の盗難や破損、現地で重い病気や怪我をして病院にかかったことなどもありません。でももしそんな時、保険に入っていなかったら・・・!と、考えただけでもゾッとします。
 前置きはこの辺にしまして、前回のBKKでの旅行で、次回女の子と遊ぶ計画や約束をして帰ってきたとします。そして今回晴れて楽しみにしていたBKKへ行ったとします。深夜到着便で空港の到着ロビーを出て、待ち合わせの女の子を捜したが来ていない。会えない!仕方がなく公衆電話を探して連絡しようとしても、5B・10Bのコインがないので使えない。急いでテレホンカードを買ったが、これも会社が違うのかかけられない。これは以前の私の本当の経験で、その後仕方がなく近くにいたタイの女の子に50Bを渡し、何とか頼んで携帯を貸してもらって連絡をとったこともあります。
 しかしこんな事をしていると、小一時間はたってしまい、それからあわててナナやタニヤなどの店に行っても、もうすでに閉店時間になっていて訪泰初日の夜は、一人で寝なければならなくなってしまいます。
 そんなことにならないように、海外旅行保険のつもりで女の子にも必ず保険をかけることをお勧めします。これはとても大切なことで、せっかく現地に行っても相手の都合などですっぽかされないように、必ず入ってください。どんな保険がいいかというと、それはタイ国内で使える携帯電話を持つことです。日本の携帯がそのまま(少しの手続きで)使えるタイプもありますが、私は現地の物を買う方がいいと思います。日本のでは通話料(かけても、受けてもかかる)が高いですし、第一日本で仕事中にタイから電話が直接かかってきても困ります。現地のでしたら、居るときしか使えない(使わない)ので便利です。また、プリペイド式がほとんどなので、一度本体を買って200~300B分のカードをチャージすれば、たぶん三ヵ月か半年ぐらいはつながるはずです。(詳しくは会社により違うので調べてみてください。)
 実は私もこの1年ぐらい前にやっと買ったのですが、女の子との連絡が主な使い道なので、最新式のカメラ付き携帯の新品などは全くいりません。(写真を撮るなら日本の携帯も持って行くので、それで十分通用します。)MBK(マーブンクロン)の3,4階などへ行けば、中古の安い物は2000B以内で買うことができます。本体、スターターキット、(SIMカード)、プリペイドカード200B分(リフィルカードとも言う)のセットを全部を含めてです。
 現地の子に言わせると、SIMカードは「1.2.コール」がタクシン首相の会社なので、何かとつながりやすく(品質がよく)ていいと言っていました。みなさんもぜひ、これを使って、次回のデートの約束をしてください。つまり、BKKに行って初日に女の子と必ず会える保険は、現地で使える携帯電話を手に入れることなのです。
 ただここで、保険は1度かければ安心というわけではありません。相手によっては体のいい言い訳をされて、すっぽかされることも多々あります。ですから私は行く前日にオキニの女の子に日本から国際電話をして、「明日の何時に空港のどこどこまで迎えに来い。」と伝えます。もう一カ所別のゴーゴーかカラオケの女の子にも電話をしておき、明日か明後日の夜必ず行くから予定を空けておくように伝えます。これが二重にかけた保険です。(ただし、行けないときには後でおみやげを持っていくとか、内緒で電話をして断るとかのフォローもしてください。)
 さらに私はスティサンの場末に、外の電気(ネオン)は消えていますが、夜中の2時まで営業しているスナックやカラオケ店を数店開発してあるので、二重の保険がもしきかなくても、そこでどうにかなります。(そこもダメな場合最悪ソイ6の置屋もあります。)
 ということで、私は最近BKKを訪れて最初の夜を独り寝することは一度もありません。これは何と言っても、保険のおかげです。ついでに本当の海外旅行保険にもしっかり入っておきましょう。外道の皆さんは「死して屍拾う者なし。」と言われますが、「死して保険金受け取る者あり。」ですので。





その4.仲間を作る

 外道の皆様は各自、自宅や職場のインターネットを使って、このサイトやメルマガを覗いていることと思います。中には昼休みに職場のインターネットで、このサイトを開き、多くの人で見てワイワイやっているなんていう楽しい職場もあるのでしょうが、まあそれは少数でしょう。
 ということは、ほとんどの人はこんないやらしいサイトを覗いていることは、他人にわからないようにして、普段の生活をされていらっしゃる方が多いと思います。おそらくタイ(BKK)へ遊びに行く時も周りには一言も言わず、一人密かに空港へ向かい、G-ダイアリーやいろいろなサイトから拾い集めた情報を元に、「今回はここを開拓するぞ!」と、心に決めて出発されるのではないでしょうか。
 でもいざ目的の場所あたりへ行ったものの、店の場所がわからなかったり、店のシステムがわからなかったり、一人では何かと不安があるものです。タイ語や英語が十分堪能な方なら、自分で聞いて、何とかできるかもしれませんが、年に1,2回の海外旅行の経験しかない方にとってはそれも難しいでしょう。
 そんな時、近くにいる日本人(と思われる人)と平気で会話ができる陽気な方は、「○○という店に行きたいんだけど、どこだか御存知ですか?」とか「あの店、連れ出しまでだいたいいくらかかるか知っていますか。」なんて聞けますが、私のように気の弱い者は、「もしかして、韓国か中国人かもしれない。」と考えてしまい、なかなか声をかけられないでしょう。
 そこで、2003年の夏に私が「読者の声」の欄にこんな投稿をしました。
 
 私はBKKのお風呂屋さんや、マッサージ店の待合い場所などで、よく日本のお客さんと会います。私は一人で行くことが多いので、友達としゃべったりしませんから、あちらからはどこの国の人かはすぐには分からないと思います。(じっくり顔を見れば分かるでしょうが)黙って会話を聞いていると、「どうも外道のサイトを見て来ているんじゃないかな?」と、思える会話が時々聞こえてきます。そんな時、「ウッおぬし、仲間だな。」と思って顔を見ますが、あまりジロジロ見るのは失礼なのでできません。
 また、場合によっては向こうから「この店良く来ます?サービスのいい子知ってますか?」なんて聞いてくる方もいましたが、たいてい「私は初めてなのでよくわかりません。」と答えます。だって、相手がどれくらいのことを知っているのか分からないのに、自分の乏しい情報を知らせても、あまり価値がないかと考えてしまうからです。
 でもこのサイトの仲間であれば、外道の細道の情報を基準に、ある程度同じ土俵で会話ができるので、安心してしゃべれると思います。(値段のことや、サービス内容、紘さんの悪口など)
 そこで私が考えたことですが、我々外道(士族、平民を問わず)どうしのサインまたは、あいさつがわりの合図などがあったら楽しいし、気楽に声がかけられ仲良くなれるのではないでしょうか。聞いた話ではボーイスカウトの子供(大人も?)は、世界共通の合図(敬礼)があって、海外旅行中も気楽に意志の疎通や、情報交換がとれるそうです。ちなみに、警察官の敬礼は5本の指をそろえてやりますが、ボーイスカウトは親指と小指を折って、真ん中の3本の指でするそうです。
 そこで、「外道はどんなサイン(合図)にするか。」ですが、ボーイスカウトよりさらに2本両脇の指を減らして、中指1本の敬礼にしてはどうでしょうか。シンプルで簡単にできそうです。でも、額に指を付けている時はまだいいですが、はずして自分の目の前に持ってくると、どうも格好悪いですし増してはそこに、ファランなどが来ていてそれを見た時の反応は、考えただけでもゾッとします。(だれですか?パソコンの前でやっている人は)
 次に考えたサインは、少なくとも私たちはある共通の趣味を持った仲間と考えられます。そこで、最初に気がついた人が「外道の輪!」と言ったら、相手も「輪!」と言って頭の上で両手で輪を作ります。(昔やっていた、タモリのいいとも!みたいに。)うーん。これも違った場合ちとはずかしいし、もし二人が輪を作っても、ひな壇の女の子たちからの異様な目つきが今から想像でき、部屋に行ってからも紘さんみたいに変態扱いされ、普通のサービスを受けられないことは確実です。
 では、どうしたらいいでしょうか?そうだ、だいたい我々は1歩下がって自分の胸に手を当てて考えると、普段世間には言えない悪いことを数々やってきたものではないでしょうか。「世間の皆様ごめんなさい。」という意味を込めて、スッと右手を自分の心臓の辺りに持って行く。(間違っても近くにいる相手外道が選んだ姫の胸ではありませんよ。)「私は外道者でこうして反省しながらも、常に新しい子を観察に来ています。常日頃研究に精を出しているのです。あなたも仲間ですか?」という意味を込めて、自分のハートを押さえます。それを見た相手の外道も、「おっ、彼は外道のサインをしている。はい、私も外道の一員です。」という同じサインを送ります。その際、お互い目はあまり合わせずさりげなく行うと、いかにもスマートではないでしょうか?
 いやあ、スパイ映画の一場面みたいではないでしょうか。全く知らない人同士が、ある共通の趣味を持ち、海外のある店で偶然会った。ところがその人たちは共通のサインをすることにより、同じ仲間であることが一言もしゃべらずに通じ合える。すごいですねえ。(その後Dr.フェラあり氏からの提案で、手は親指を中指と人差し指の間にぶち込んでオマンコサインにした方がいい、と言われたので変更しました。)
 私は、早速明日からでもやってみようと思います。その時用に、普段の会社用のではなく、外道用の名刺など作っておいて、サッと渡せたらますますスマートでいいですね。あまり個人が特定できるのはお互いに良くないので、ハンドルネームと、フリーメールアドレスあたりを書いておくと、いいのではないでしょうか。それを見た姫たちは「わー、かっこいい。あの人たち日本のスター同士じゃないかしら。」なんて思われ、もてること確実です。
 さあ皆さんも私の読者の声に賛同してくださるようでしたら、ぜひ、オマンコサインを胸にあてて表現しましょう。きっと、外道の世界がもっと広がりますよ。
 と、まあこんな内容で書きました。昔からメルマガを読んでいらっしゃる方はすでに読まれたこともあると思いましたが、実はこれを書いた後、このサイトの紘さんは私のアイデアと盗んで、外道Tシャツなる物を発売しました。これこそ外道のサイン「仲間の印」ですね。発想3秒なんて書いてありますが、本当は私がアイデアを考えたんだから、発想は0秒じゃないの?私にアイデア料少し回してね。       
       奥道






第10章 「好かれる努力」その1.田舎はどこ?


 我々外道者でも、実は女の子には好かれたいですよね。(当たり前か。)そのために高い航空券を買ってわざわざBKKまで行くわけですからね。何も札びらを見せびらかして、「金の力があればどんな女でもついてくる。だから俺は別に女に好かれなくてもいい。」なんて言う人は少ないでしょう。そこで女の子に好かれるために、何か自分をアピールするわけです。その基本は何度も書きますが現地の言葉、つまり「タイ語」を覚えることでしょう。
 まあ、「指さし会話帳」などを使って簡単なコミュニケーションを取ろうとする努力を見せれば、初級者としては半分は成功です。例えばゴーゴーなどではお決まりの「お名前は?どこから来たの?いつBKKに着いたの?お仕事それともホリデー?いつまでいられるの?どこに泊まっているの?」これです。これを完璧に指を指しながら伝えれば、かなり好感度アップでしょう。心配はいりません。向こうは英語で聞いてきますから、それをタイ語の言葉に当てはめるのです。少しレベルが上がってきたら、向こうのタイ語での質問(さっきのやつ)も覚えて、タイ語で返事をしてあげましょう。そこまで行くと中級者の部類に入れるでしょうね。
 まあ、上級者を目指すのでしたら次は話題が必要になってきます。向こうは決まったことを話してくるでしょうけど、こっちもその子を落とそうと思ったら、その子のことを詳しく聞くと思います。日本でのナンパ経験が多い方は、それと同じ感覚ですよ。相手に好かれるために、相手の興味がありそうな話を途切れないようにつなげていくのです。所々に楽しいジョークやHな話も混ぜてね。そう、話題が途切れてしまうと、そこで女の子は席を立ってしまいます。席から離れないようにするには話題が豊富な方がいいのですよ。
 では、どんなことを話題にするかですが、私の場合彼女に出身地を聞きます。「きみの田舎はどこ?」すると結構嬉しそうに「○○から来たのよ。あなたそこ知っている?」なんて逆に聞かれます。有名な地名でしたら、私は何とかわかるので「うん、イサーンだよね。行ったことはないけど名前は知っているよ。」こんな会話になります。もし、全く知らない地名でも焦ることはありません。7つ道具の入っているリュックから、タイ国内の地図を出します。(蛇足ですがこれ、伊勢丹の中の紀伊国屋書店で何と99Bで買いました。安くていい本ですよ。赤い本でトートートーとシェルガソリンのマークが入っています。)暗い店では細かな字までは読みにくいですが、タイ語と英語の両方で表記してあるので、彼女たちに見せればいくら地図が読めないタイ人でも、自分の田舎ぐらいは探し出します。そして自慢げにそこを指さして教えてくれます。そうしたらそこの有名な食べ物や、有名な祭り・行事、観光地、特産品などを聞いてあげると喜びます。これで結構話がつながるでしょう。
 逆に知っている地名でしたら、「うん、近くに○○という有名なお寺があるんじゃない?」とか「そこの○○っていうお菓子が有名だよね。私はそれが好きなんだよ。」なんて言うとかなり好感度アップです。でもこれはもちろん別の子から以前に聞いた情報を、そのままメモをして覚えておき、次回のための「資料収集の努力」があっての技ですけどね。
 ただ、地名の中で結構似ている名前の場所もあります。また、一度聞いただけではまた忘れてしまうことも何度もあります。ですので聞いたら地図にペンでアンダーラインを引いて、その子の名前をカタカナで書いておきます。あるいは最低でもメモ帳に地名とその子の名前だけは書いていきます。そうすれば次回会ったときに、「どこどこ出身の○○ちゃん。」なんて呼べますよね。そんなわけで私の地図にはいっぱいアンダーラインがあり、名前もたくさん書いてあります。でも、逆に書いているところを見られると「今、何を書いたの?」「日本語で君の名前を書いたんだよ。」「じゃあ、これみんな女の子の名前なんじゃないの?」と嫉妬されてしまいますので、ご注意を。
 そのほかにもそこの都市出身の、有名人の名前なんかを言うと喜ばれます。でもこれはよっぽどタイについて詳しくないと、わからないでしょう。せいぜいヒットした曲の歌手とか、テレビの人気番組の司会者とか、俳優とかですね。これも仲良くなった彼女とベッドに入ってテレビを見ている時の、ベッドトークとして聞けば一つの話題(ネタ)になります。
 私はそんなふうにしていろいろな女の子から情報を得て、その情報をメモなどに残して日本に帰ります。そのあと資料の整理をしっかりして、タイ国内の地図を頭に入れてまた次回の旅行に備えるのです。いかがですか、これが私の「好かれる努力」の一つです。きっと参考になると思いますよ。                  
   奥道






その2.プアンを作る


 人それぞれタイでの外道旅行では考え方や生き方、行動のパターンが違うと思います。また、家庭環境もそれぞれ違ってきます。例えば日本に奥さんがいて、本当に遊びだけのために行く人。あるいは会社の出張のついでに少し夜遊び程度をする人。このパターンが一番多いのではないでしょうか。次に短期の出張ではなく、数ヶ月から数年現地での駐在員をされている人。この場合も独身者と妻帯者、単身と家族ごとではパターンがそれぞれ違ってきます。あとは、日本に奥さんがいて、もうその奥さんとの仲はどうでもいいから、新しい恋人(フェーン)を作ってもう一度楽しい人生をやり直したい。そんな人もいますね。さらに、日本の奥さんとは別れにくいので、取りあえずそのままにしておき、タイでミヤノイ(2号さん)を作りたい。(言わばDr.フェラあり氏みたいな人ですね。)こういう場合もありますね。最後に若くてハンサムでしかも精力抜群のあなた。そう、そう言う方はお金など使わなくてもいいので、MPの女の子の「ひも」になるのも良いと思います。まあ、これはちょっと極端なので別に考えるとして、一般的にはフェーンやミヤノイを作りたい人が多いと思います。
 では、どうやったらフェーン・ミヤノイなどを作れるのかです。先ずは女の子とお友達(プアン)になることが最初の1歩です。私の場合昼間から夕方は、もっぱら古式マッサージに足を運びます。それも料金が高くない店をねらいます。料金が安いと言うことは店から彼女たちへの支払いも少ないと言うことです。そうなれば彼女たちは正式なマッサージの収入だけでは当然生活が成り立ちません。必然的にアルバイト的な副収入が入る方法を考えるのです。考えると言っても知恵のない、しかもキー・キアット(怠け者)なタイ人です、楽をして短時間で稼ぐにはHが一番楽ですねえ。店で知り合ってすぐにそう言う関係になるのは比較的簡単ですが、まあここではお友達(プアン)程度になっておいておさわりごっこ程度ですませ、マッサージ代と同じくらいのチップを渡してきます。もちろん電話番号のやりとりは必須事項です。
 次にその子が何時に仕事が終わるのかを後から電話で確かめます。店で聞いておいてもいいのですが、これがまた電話をかける口実になるでしょ。もし、店が終わった後暇だったら食事でもどうかと誘ってみます。すぐにOKが出れば場所と時間を指定して、夜か夜中に会います。あまり良い返事がなかったり、予定が定かではない場合には、無理に引っ張るのはやめて、次の子に電話をします。(私の場合確率から行くと、3人にかければ大体1人はその日に会えます。)そのために昼間は古式を3軒はしごをする努力はいりますよ。また、女の子の電話を聞いたら1度は必ずその日のうちにかけておきます。そうでないと1日に何人もの客を相手にしている子もいますので、私のことを忘れられてしまうこともあります。ですので早めに第一印象をすり込んでおくことをお勧めします。
 おっと、そうそう忘れてはいけないことは、しっかりとメモを取ることです。テレビの刑事のような感じではなく、忘れないうちにさりげなくです。店の名前・女の子の名前・年齢・特徴・仕事時間・出身地(最初の話のきっかけで、私はよく聞きますが同じことをまた聞くのは失礼なので、できればメモをして覚えておきます。)・そして電話番号です。これって結構大事な努力でして、1日たった3軒でも3、4日行くと10人を超えてしまいます。そうなると私の頭の中ではかなり混乱してきてしまい、どの子がどの店だったのか、誰に電話をして1度断られたのかなどすっかり混乱してしまいます。そうなると向こうもあなたのことをすぐにジャオチュー(女たらし)だと見抜いてしまいますよ。
 また、メモのついでに結構良いのがデジカメで写真を撮ってやることです。インターネットに載せられることを心配して、撮らせない子もいますが、説明すればOKしてくれる子もいます。あるいは「次回来る時に大きく引き延ばしてきてあげる。」と約束しても良いと思います。そうして写真を残しておけば、自分としても記憶に残りますしあとで冷静になってからの品定めにも良いと思います。くれぐれも隠し撮りや、嘘をついてインターネットに載せるのはやめた方がいいでしょう。一応彼女たちにもプライバシーがありますし、中には家族や恋人に内緒で風俗の仕事をしている子もいるでしょう。まあ、ばれないでしょうがその辺は外道の心の中にも、一寸の優しさを持っていたいと思っています。このちょっとの優しさが、プアンを作る努力ですね。決してマッサージ店の従業員と客という関係だけでなく、これでプアンがどんどんできると思いませんか。 奥道






第10章 「好かれる努力」 その3.冷凍まぐろ


 よくこのサイトを眺めていると、楽しい投稿がたくさん載っています。みなさんの武勇伝をほほえましく読ませて頂いているわけです。でも、中にはせっかく努力をして連れ出しに成功して、ホテルなどで二人だけの時間を確保したにもかかわらず、彼女の反応がよくなくつまらない思いをした投稿もあります。悪い言い方をすれば、「冷凍まぐろにあたってしまい・・・ 。」といった感じの投稿です。
 でも、これって本当にその子が完全な冷凍まぐろ状態だったのでしょうか。まあ本人がそう書いているのですから、そうなんでしょうけど、実際にはこんなこともあるのではないでしょうか。部屋に入るといきなりとびつき、体をまさぐり始める。びっくりした彼女はバスタオルを持ってシャワー室へ。あるいは値段交渉が始まり、予想と違うことを言い出し不愉快な気持ちになってしまう。一緒にシャワーをしようと思ったら、彼女は恥ずかしいので中から鍵をかけて入れてくれない。多少彼氏は焦りと、その態度にいらいらしている。出てきた彼女にいきなり飛びつき、タオルをはがそうとする。明るいのでそれを嫌がる。恥ずかしがってベッドの中に潜り込む。それでもしつこく攻めてくるあなたの行為を、半分嫌だと思っていても商売なので仕方がないという感じで、じっと耐えていた。 こうなってしまうと、もう疑似恋愛の世界ではないですよね。これは私の想像ですが、これでは全く自分だけの欲望の放出といった感じがします。
 私はもう結構な年齢ですので、昔のように「何が何でも1晩に3発決めたい!」なんていう気持ちは薄らぎました。ましては相手がその気でない子に無理矢理やろうとしてもちっとも楽しくありませんし、息子も反応しなくなってしまいます。ではどうするかです。そこで冷凍まぐろを解凍するのです。たとえその子がどこかの「立ちんぼ」であっても、高級カラオケ店から高いオフ代を払って連れて来ても、基本は全く同じです。冷凍状態では食べられないということです。ですので解凍するわけですが、時間の関係もあるでしょうが最低2時間は時間を確保して、最初の2~30分は軽く飲み食いでもしながら、お互いの自己紹介などをしてください。MPでお湯を貯めている間でもこれは言えることです。そして、相手の手のひらなどを軽くマッサージまたはタッチして、スキンシップをとっていきます。(いきなり胸を触ったり、脱がせたりするのは2度、3度付き合いが深まってからの方が意表をつく感じでいいでしょう。)たわいもない話をしながら肩に手を回し、だんだんに体を近付けていきます。あとは本当の恋人と付きあうときと基本は同じです。首筋の感じるところを探し出し、相手がビクッとするような反応を見るのも楽しいじゃありませんか。そういうことをしているうちに、もう彼女の体のウォーミングアップもすっかり整います。潤滑油もしっとりと潤ってきているでしょうから、そこからは逆に焦らせるようにします。彼女がさわって欲しいポイントをわざと外してそのほかの場所ばかり攻めたり、下着の中に手を入れず、わざと上からだけおさわりをしているなどです。そのうち、むこうから下着を脱ぎあなたの服を脱がせにかかってくるでしょう。ここで考えて欲しいことは、彼女が本当にあなたを欲しくてそうしているのか、それとも早く終わらせて帰りたがっているのか、その辺も心の片隅で冷静に考えましょう。まだシャワーを浴びていない場合には、ここで彼女に行かせます。一回目のデート?ですぐに背中の流しっこや泡踊りなどはなかなか出来ないと思うので、ここは紳士を装ってじっと部屋で待っていましょう。
 さあそれからベッドインです。先ほどの準備体操で彼女の身体は結構準備が出来てきました。またあなたの紳士的な態度で、心もかなり安心してきました。そこでゆっくりと続きを始めます。おそらくそういう身体と心の関係ができていれば、SEXの方も言わずと知れた良い関係で行えるでしょう。このとき相手が本気か嘘かはだいたい感じ取れると思います。もし、本気になってくれたのでしたら終了後もしばらく体を離さず、ゆっくり愛撫をしてあげてください。そうでない場合には先に彼女をシャワーに行かせ、あなたは規定料金プラス200Bのタクシー代(チップ)を用意しておきます。彼女と交代にシャワー室に入りますが貴重品(財布など)は手元に持って入ります。(パスポートや大金は当然セフティーボックスでしょうけどね。)その間に彼女は体を拭いて、髪を整えているでしょう。頃合いを見計らって「今日は楽しかったよ。また会おうね。」などとありもしない約束をしてすんなりとお金を渡して別れます。これでしたら、気持ちの上でも「冷凍まぐろ」ではないと思えるでしょう。増しては本当に感じてくれて、終了後も朝まで付きあってくれる、そんな子でしたらそれはもう大当たりです。あなたの技と作戦にしっかり嵌ってしまったわけですね。そう言う子は大事にしてあげてください。お金によるフォローではなく、心のケアなどもしてあげて面倒でも電話は欠かさずにしてあげましょう。
 一見冷凍まぐろを本当の恋人のように仕込む、これはなかなか難しいですがそこまでできればその人のテクニックは最高ですね。      奥道






第10章 「好かれる努力」その4.フェーンを作る


 私たちの究極の目標の一つとして、タイでフェーン(恋人)を作ることがあげられます。まあ、Dr.フェラあり氏のようにミヤノイ(2号さん、現地妻)ができれば最高でしょうが、私などの段階ではまずフェーンが欲しいですね。ただ私の場合年齢的にもかなり高くなってきましたし、特別にハンサムというわけでもありません。外見はどう見ても中高年、つまりオヤジということは自他共に認めざるを得ません。しかし同じフェーンを作るならやはり若くてきれいでしかも性格が良い子がいいに決まっています。そのために多くに方々は日夜努力を重ねているのだと思います。それもなるべく無駄な出費を抑えてね。いや、中にはシルクさんみたいに大学生の娘がいる、高齢で垂れパイの元タニヤおばさんを、タイの奥さんだと思って大事にしている方もいるみたいですが、「たで食う虫も好きずき」でほとんどの方はそう言うヒモもようなパターンには、いくらお金がいらなくても嵌らないでしょうね。
 ではどうやってそのフェーンを作るかですが、普通に風呂屋やゴーゴーバー、カラオケなどで知り合った子ははっきり言って素人ではなく玄人ですので、疑似恋愛の相手には適していますが、なかなかその子をフェーンにすることは難しいでしょう。そうなってくると本当の素人を捜すわけです。一番いいのはまだ商売に出る前の若い子の供給元に行って、まだ素人の子を探すのがいいでしょうけど、それはなかなか出来ないと思います。(できてもかなり時間とお金がかかります。)ではどうするかということですが、私の場合ホテルの従業員、レストランのウェートレス、デパートの店員あたりから声をかけていきました。今までの少ない経験では、ホテルの受付の子はなかなか笑顔が良くて人当たりがソフトな感じの子が多いですが、実は逆に私生活は硬いようで、なかなか落とせませんでした。レストランのウェートレスはあまり高級すぎると、やはり厳しい感じがしました。一番成功確率が高いのは中流のレストランでした。
 レストランではまず店に入りメニューを見せてもらいます。その時タイ語だけの物はまさか持ってこないと思いますが、一通り見て気に入った子を呼んで「この店の一番おいしい物は何?君のお薦めは何?」などと声をかけて会話に入ります。あとはドリンクなどを注文する度にその子に一言一言声をかけます。まあそうするうちに、向こうも安心して話をしてくるようになるでしょう。そうなったら初めてどこかへのお誘いとなるわけです。年齢にもよりますが、若い子はMBKあたりでのショッピング、20歳過ぎはディスコ、その上はホテルにあるような高級レストランや高級バー、展望ラウンジなどはどうでしょうか。おもしろいことに意外と穴場なのが、「MKスキ」だったりしますよ。素人の場合いきなりマンツーマンでのデートは敬遠されるので、「友達も呼んでおいで。」なんて言えば彼女も安心しますし、友達も来ればあなたのフェーンを選ぶ確率が上がるではないですか。その点MKあたりは値段も安心ですし雰囲気もいいですよ。
 もしデートがだめでも携帯電話を持っていたら教えてもらいましょう。ただ、本当の素人はまだまだなかなか携帯電話などは持てません。最新式の電話を持っていたら逆に「本当にこの子は素人かな?」と疑ってみてください。もちろん携帯電話など持っていなくても、そこの店にあなたが何度か足を運べばいいことで、それで彼女の印象も良くなると思います。
 どうにかデートの誘いにも乗り食事を何度か重ねる内に、お互いいいムードになるでしょう。ここまで持っていくのが大変なんです。これが外道の努力ですよ。この努力をしないであせって物にしようとすると、失敗しますよ。だって相手は素人ですよ。
 そこでいざ自分のものにはしましたが、次回の訪問(訪タイ)までどうやってつないでおくかです。1回目はできればどうにか時間を作って1ヶ月か遅くても2ヶ月以内にもう一度来られるように仕事の調整などの努力してください。また、日本からの国際電話も週に2~3回はした方がいいですね。それから帰りがけにあなたの洗濯物を少し預けておきましょう。「来月また来るから、それまでにこれ洗っておいてくれる?」そんな感じです。これはこちらとしては荷物を減らすと言う意味だけでなく、次回の訪タイ時にまた会える契約みたいなもので結構有効な手段です。向こうも人質ではないですが相手の物を直接預かれば自分を信用していると思いますし、次回もきっと戻ってきてくれると安心します。また洗濯物を預けることで母性本能もくすぐるでしょう。別に高級ブランドのスラックスやポロシャツではなく、ごく一般的な下着類やTシャツで結構です。これがお互いの絆となり、次回スムーズな再会のきっかけとなります。
 最後に彼女に空港までの送りや迎えを頼む方が多いですが、これは好きずきですのであなた本人にお任せします。私は今現在Dr.に回数は及びませんが40~50回訪タイをしています。送ってもらうことは全く問題がないのでよくあります。しかし実際に彼女に空港に迎えに来てもらい、スムーズに再会できたのは2,3回だけです。それも携帯電話を持つようになってからで、それ以前は行き違いや待ちぼうけばかりでした。つまり待ち合わせに失敗ばかりでした。せっかく待っていてくれてもこちらの到着時間が遅れたり、相手が航空会社やターミナルを間違えていたり、人混みで見失ったり、期間が空きすぎて顔を忘れてしまったり(これは本当にありました。)昼と夜の化粧の違いでわからなかったり(これはないか)・・・・。となかなか条件が合わないことがありました。それだったら私は最初から空港では待ち合わせず、ホテルのロビーなどをお勧めしています。「今空港に着いたよ。タクシーで○○ホテルに行くから、30分後にロビーで会おうね。」これでOKです。高級ホテルでしたら一緒にチェックインすればジョイナーフィー(要するに連れ込み手数料)も取られないのでいいでしょう。この方がお互いの精神衛生上いいと思います。
 というわけでお互いにこういう関係が、1回だけでなく何度か続くのがフェーンと言えるのではないでしょうか。ただそうなると、いくらフェーンでもお手当てがいるわけですよね。タイではたとえ恋人同士であっても、日本人とタイ人という関係でしたら、決してタダマンはできません。何らかのお礼が必要になるわけです。タイに遊びに来ている4泊5日の間、少なくても2泊3日(それ以上いられると逆に夜遊びができません)くらいは一緒に付き合ってくれる子、私はそれが理想ですね。もちろん彼女はきちんとした仕事をしていますので、3日間ずっと一緒にいられるとは思いませんが、次回の訪問日程が早めにわかっていれば、彼女も調整できるでしょう。1泊で二人でパタヤやサメット辺りに遊びに行ってもいいのではないでしょうか。アッ、パタヤはだめですね。レストランに弁当を持って行くのは、マナー違反でした。女の子がいないチャーン島あたりにしましょう。では努力の結果を出した人は、報告書をきちんと投稿してください。    奥道





第10章 「好かれる努力」 その5.コーンファーク

 「コーンファーク」つまり、おみやげのことですが、どんな人間でも「君のためにわざわざ日本から持ってきたんだよ。」と言われ、いやな気持ちになる人はいないと思います。そこでその心理につけ込むのが今回の「好かれる努力」なのです。 ただ、この件については以前にも何度か書いたことがありますので、多少重複してしまいます。例えばゴーゴーへ行くとき、「甘いチョコレート、大粒の落花生、味付け海苔」などを持っていくのは「ゴーゴーへ行く」で、「ちょうちんアンコウ作戦」として、お伝えしたと思います。でも今回はさらにその「ちょうちんアンコウ作戦」を本当に視覚でも楽しめる作戦に変更しました。題して「蛍光ブレスレット作戦」です。これは昔縁日やTDLの夜のパレード、コンサート会場などでよく売られていた物ですので、ご存じの方も多いでしょう。白色のプラスチックのストロー状の筒の中に、化学薬品?が入っていて、たたいたりして振動を与えるとそれが混ざり合って反応し、ピンク、イエロー、ブルーなどの蛍光色を発するあれです。当時私は1本100円から200円ぐらいで買った経験がありますが、現在ではかなり値段も下がり、100円ショップで3本100円くらいで手に入ります。 これの使い方ですが、夜の薄暗いゴーゴーバーにコンファークとして持っていき、女の子に配ると言う簡単な作戦です。ただ、その渡し方にちょっとしたコツがいるんです。先ずは自分が落とそうと思っている子や、オキニにしたい子、本命の子(まあ同じですが)にバッグから1本取り出して腕に付けてあげます。決して始めからたくさん出してはいけません。日本人の女性なら、こんなものもらってもそれほど喜ばないでしょうが、何せ光り物が好きなタイ人ですよ。他人より目立つことをするのは大好きですから、十中八、九はその物珍しさに飛びついてくるでしょう。光る輪(ブレスレット)と腕に付けて、注文されたビールを取りに行く。店内を1週ぐるっと回ってくると、必ずその光に反応して何人かの子はその周りに集まってきます。魚を捕るときの集魚灯みたいですねえ。そしてその子があなたの席に戻ってくれば、おまけの子が何人か付いてくることになります。おそらく「それは何?まだ持っているの?私もほしいなあ。」なんて聞いてくると思います。そこであなたはバッグの中から2~3本を取り出して、全部本命の子に渡します。決してあなたが直接他の子に渡してはいけません。わかりますよね。オキニの子が仲良くしている子に渡せば、彼女の地位というか格が上がるわけです。彼女にしてみれば「これ私がお客からもらったんだけど、みんなにもあげるね。」といった優越感が得られるわけです。そうなればもちろん彼女からあなたへの信頼度もアップするでしょう。これで今夜ペイバーしても決してぼられたり、粗末な扱いを受けることはありません。 実はこの商品を私の知っている有名な外道医者は問屋に行き、段ボールごとごっそりと買って、チェンライに行きました。そして、空港近くにある薄暗い「チョムドゥアン」という、女子大学生援助交際カフェでばらまいたのです。ドクターのことですからやることが派手で、結果店中の女の子の手に渡ってしまい、店内が異様な雰囲気に包まれたというのもわかる気がします。(いけない!これは決してDr.フェラあり氏であるとは書いていません。) まあ、ここで基本的なおさらいですが、コンファークはオキニの子に渡す。いいですねえ。そして周りに他の子が集まってきたら、オキニの子の手から渡させる。これであなたの地位が必然的に上がってきます。でも、今度ナナプラザへ行ったらどこの店の子も、蛍光ブレスレットを付けていたりして。そうなったら楽しいですね。 どうですか、この他にも良い作戦があったら、実際にやってみてその反応を「読者の声」か「ブログ」でお知らせください。私もいろいろやってみます。   奥道






第11章 「お金を稼ぐ努力」その1.ツアーコーディネーター1



外道を目指せ!
・サブタイトル「外道の努力」
      外道になれない、奥道 進皆様お久しぶりです。いやいや、一度筆が止まると、動き出すまでなかなか時間がかかりますね。今までは2ヶ月に1回の割合での訪タイで、帰ってきてから暇なときに体験してきたことを投稿したり、連載のネタを考えて送っていましたが、ここ1年は毎月1回の旅行となっています。休む暇がなくて投稿も控えています。それに連載のネタもすっかりなくなり、かつDr.じゃありませんが読者からの反応が全くないので、なんだか書く気が薄れてきました。紘さんも「お気軽でいいよー。」と言ったまま何の連絡もないし、自分としては最後の章のつもりで2~3送ります。ですのできっと最後は全くまとまりませんけど勘弁してくださいな。

第11章 「お金を稼ぐ努力」その1.ツアーコーディネーター1
 我々日本人が年に数回航空券代を使い、休暇を使い現地の女性(LBも含めた男性)にODA(政府開発援助ではなく、もちろんオマンコ開発援助)という名目で多額の開発資金を投入し続けていると、いずれ開発援助費は破綻してしまうでしょう。かと言ってどこかの政府のように、多額の国債を発行してその分を補うなんていう技は残念ながら持っていませんよね。 そうなると何かしら副業などをやって、収入を得なければなりません。そこで私が考えた1つ目の副業、それはツアーコーディネーターです。もちろん単純なタイ観光旅行のツアーコーディネーターではなく、ずばり「外道ツアーコーディネーター」をするのです。誰でも最初のうちは、ガイドブック
・観光ガイド・知り合い・先輩などに観光名所や買い物の目玉、ブランドショップ、有名レストラン、ナイトスポットなどを教えてもらったことだと思います。また、ナイトスポットなどについてはこのサイト「外道の細道」を熱心に読んで予習をして、計画を練りに練って行かれた方も多いと思います。しかし、なかなか数回の訪タイでは自分の好みにピッタリ合ったツアーはできないと思います。 そんなあなたの悩みを解消するのがこの「外道ツアーコーディネーター」です。まず、お客様がパッケージツアーで来ている場合は、昼間の観光名所をツアー会社で一通り回って夕食を食べた後から始まります。おそらくくたくたで、あまり動きたくないと思われるでしょうから、ホテルのロビーで待ち合わせをし、その日は「アップ・オップ・ヌアッド」つまりお風呂屋さんへお連れします。でも、自家用車やミニバンで迎えに行くのではなく、電車や歩きでホテルまでは行き、お客様と一緒にタクシーをつかまえて行きます。この方がお客様が次回から自分でBKK市内を動きやすくなると思うんです。つまりタクシーの利用の仕方もお教えします。 1軒目はペッブリー通り辺りの比較的安い(1000B台の)店に行きます。安いだけあってこの辺りは年齢層が少々高く、バツイチや子持ちがいますが、もしここで気に入る子が見つかれば、私が値段交渉をして入浴していただきます。しかし、もちろん気に入らなければ2軒目へお連れします。 2軒目は少しレベルを上げてラッチャダー通り辺りの人気店(2000B台)に行きます。店の雰囲気も豪華になり女の子のレベルも上がるので、多分ここでは気に入る子が見つけられると思います。万が一そこの店にお気に入りの子がいなくても、近くに良い店が並んでいるので、疲れているので遠くの店を何軒も回るのではなくこの辺で妥協できると思います。ここでももちろん支払いは私が交渉して行いますが、ペッブリーと違いこの辺りの店は値段がしっかり決まっているので、お客様が直接支払いをしてもさほど値段は変わらないと思われます。またお客様本人には、「チップは後から私が支払うので直接支払わなくてもいい。」ということをお伝えます。もちろん女の子がお客様と部屋に行く前に、しっかりサービスをしたら私が後でチップを支払うことを話しておきます。 お客様が入浴中の90~120分は私はそこでビールでも飲んで待っています。長いですがもしお客様が女性と何らかのトラブルがあっても困ります。場合によっては女の子のチェンジなんていうことも考えられます。それに備え常に準備しています。まあ、これがお仕事ですから。 お客様が出てきましたらすぐに感想を聞き(5段階評価くらい)それに見合った額を彼女に渡します。また、アフターサービス用としてその子の携帯電話の番号をお聞きしておきます。さあ、お客様もかなり満足して旅の疲れもドッと出てきた頃でしょう。その日はそのままツアーでお泊まりのホテルまで安全にお送りして私も自分のホテルに帰ります。 そして2日目の計画ですが、パッケージツアーの場合2日目、3日目までほとんど1日中観光(ショッピング)が詰め込まれています。昼食や夕食が無料で付くなんて言うサービスはありますが、その金額はたいしたことありません。また観光とは言いますが、ほとんどのツアーが何種類もの土産物屋をたらい回しにされます。雑貨屋で30分、タイシルクの店で30分、レザー(革製品)の店で30分、ダイヤモンドやゴールドなどのジュエリーショップで30分(それも大体そこで実際に作っている所を見学させられる)、それだけで車に乗っている時間も合わせて軽く3時間以上経ってしまうでしょう。はっきり言ってそんな物を買いに来たわけではなく、目的は女の子を買いに来たんでしょ、お客さん。そうだったらそんな観光ツアーキャンセルしちゃいましょうよ。 ということで次の朝、観光会社のガイドに連絡をしてキャンセルを言います。ただ、私もこの作戦何度もやりましたが、原則的にはできません。結局ガイドはお客様を連れて店に行き、そこから今日は何人の客を連れてきたので一人に付きいくらというマージンをもらっています。もちろんそこの場では渡しませんが、通い帳みたいなものに入り口で印を押してもらっています。ですから、逆にその分に見合うチップを渡せばいいのです。また、同じツアー(同じ航空会社で往復、同じホテルに宿泊)でも観光ありと、なしではありの方が1万円くらい安いことがあります。ですので先ほどの原則にあてはめると事前にわかっていて、そうなった(キャンセルした)場合1万円分多く支払うように(日本の旅行代理店から)言われる場合があります。ですのでドタキャンにします。1万円分と考えればガイドに500B~1000Bのチップを支払ってキャンセルしても損ではありませんよね。また、これだけもらえればガイドも大喜びです。チップさえもらってしまえば、半分自分の仕事は終わりですから。まあ、理由は生水か食べ物であたってしまい、下痢がひどいので行かれない、と言えばたいてい大丈夫です。お客が体調不良では仕方がありません。
 これで1日、時間が空きました。しかし、前日のツアーの疲れもありますし、2時間ではありますが時差もあります。前夜のお風呂屋でのお戯れの疲れもあります。そこで、お客様にはもう一度お部屋に戻って頂き午後の活動のため、3~4時間お休みをして頂きます。ここでも3~4時間の休憩は私の経験では、とても助かると思います。そして改めて午後の適当な時間にお迎えに来ます。リクエストがあればノーハンドレストランで昼食、なんていうオプションもできます。 さて最初にお連れするのは古式マッサージです。と言ってもワット・ポーの本物のマッサージもいいでしょうが、まあ外道を目指してこのツアーに参加されたお客様ですので、それはないでしょう。多くの若い子から選びたい場合には地下鉄ホイ・クワン近くのVIP、梅花、ハッダウェーなどに行きます。本来古式ですが、ここでしたらほとんどスペシャルサービスがつきます。この場合お客様には「ここまでやったら、チップはいくらが相場ですよ。」とある程度お知らせしておきます。そうでないとたかが古式で本物の風呂屋以上に支払うこともありえますからね。 もし、「マッサージは適当でいいからアナルなどで遊びたい。」というのでしたら、間違いなく私は一休さんの経営している「松茸マッサージ」にお連れします。まあ、今現在女の子の数がそれほど多くないので、事前に電話連絡をしてから行くことにします。ここでは60分コースではちょっと寂しいので90分のスッキリコースを選び、もちろん女の子には「ばっちりサービスしてね!」と言っておきます。一休さんとは事前に契約をしておき、1人お客さんをお連れしたらいくらのバックマージンがあるか決めておきます。(くれないかな?)さあ、お客様がスッキリして出てこられましたところで、ここでのおみやげは「外道Tシャツ」か「外道タンクトップ」あるいは新製品をお買い上げいただきます。 次に向かうのはバンティッププラザです。もちろん安いエロVCDを買いに行くためです。外道を目指すお客様には絶対に行きたいショップでしょう。ただこの前に両替が必要なこともあるので、その場合には伊勢丹の向かい側のBIG-C横にある「スーパーリッチ」へ先にお連れします。町中に銀行系の両替場所はたくさんあり、キャシュディスペンサー(CD)もたくさんあるので両替にはさほど困りませんが、BKK市内で私が知っている(もぐりも含めて)両替屋の中でここは一番安全で(これが大事)、一番率が良いと思います。(他に良い場所をご存じでしたら比較して、ぜひお知らせください。)まあ銀行系と比べて1万円につき50Bくらいの差ですから、2~3万円のためにタクシーや交通費を使ってくるのは考え物です。でも、1週間で10万円使う分をまとめてとか、航空券代を現金で支払うなんて言う場合、この差は結構大きいと思いますよ。 この後の行動は、次回につながります。  奥道 






第11章 「お金を稼ぐ努力」その2.ツアーコーディネーター2



外道を目指せ!
・サブタイトル「外道の努力」
      外道になれない、奥道 進
      第11章 「お金を稼ぐ努力」その2.ツアーコーディネーター2
 では2日目の夜の行動ですが、この日はありきたりの観光客と同じような体験をしてもらいます。ソイ・カウボーイ、ナナ・プラザ、パッポンの中からどこか1カ所のバービアをご紹介します。例えばナナ・プラザを1階の店から順に2階,3階へと上がって行きます。具体的な店の名前はお客様の希望を優先的にしますが、ガラス越しに下からノーパンがのぞける店や、楽しいショータイムの店、びっくりするほど精巧に改造されたサイボーグがいる店など、ここでしたら1時間や2時間はあっという間に過ぎてしまうでしょう。でもここは基本的にはあまり日本語が通じませんので、今日の締めとしては場所を移動して有名なタニヤへとお連れします。ここでの店選びはお客様に事前に宿題を出しておき、めぼしい店をチェックしておいてもらいます。もちろん参考書としてこの「外道の細道」を読むことを義務づけますよ。 まあここでは日本語が十分通じますので、あとは気に入った子を選んでしばらく飲むわけです。私の場合のアドバイスとして、女の子が並んだらまず第一声は「日本語がしゃべれる人。」と聞きます。次に「Hが好きな人。」「朝まで帰らない人。」なんて最初に聞いておきます。あとはその中から適当に選びます。Dr.だったら迷わず「ヌア(北部)出身の人。」と聞くと思いますが、実はあの人はすごい才能があって、見ただけで・あるいはにおいを嗅いだだけでその子がヌアだとわかってしまうんです。だから聞く前にもう選んでいると思います。 因みにモリツカ君(本人は何度も紘さんにモリズカではなくモリツカですよと言っていますが、ちっとも直してくれないそうです。)なら間違いなく「中出しさせてくれる人。」と聞くでしょうねえ。一休さんなら「アナル大丈夫な人。」ローリーなら「バナナが好きな人。」ケップ・ムーさんなら「年齢30歳以上、体重60キロ以上の人。」座頭市兄なら「おれのオヤジとやったことある人。」・・・・もう辞めましょう。(楽屋落ちになってしまいますね。)
 ここで話はそれますがモリツカ君みたいに生はめをしていて、予定外に中出しをしてしまった。(彼は予定通りですが)ところがその日は危ない日だった。なんていうことはありませんか?私は基本的にそんな無防備な、しかもアンタラーイなことは今月に入って絶対に一度もしていませんが、そんな場合にその場で飲めばすぐに生理が始まるという魔法の薬があります。私がいつも買うのは「ポスティノール。(POSTINOR)」という商品名でどこの薬屋でも売っています。2錠入りで1錠づつ2日に分けて飲みます。その日と次の日です。値段はとても安くてラッチャダーのカルフールでは33B、マーブンクロン(MBK)で37B、パタヤでは40B、プーケットでは55Bでした。(何で場所によって値段がこんなに違うのでしょうねえ)もちろん私が使うのではなく、日本の友人(女性)に頼まれたから買ってくるのです。実はこれインターネットでも売っていますが、以前は1箱4~5000円もしていました。今でも半額にはなっていません。ですのでこれはお買い得ですよ。というかもしもの場合ように持っていれば、相手も安心して生ハメさせてくれるでしょう。
  そうそう、それと自分はエイズではないという証明も必要ですよね。その場合には近くのクリニックに行って血液検査を頼みます。「HIVチェック・プリーズ」とジェスチャーをしながら言えば、大抵のクリニックではその場でやってくれて、すぐに結果を出してくれます。これも値段は安くて、300B~400Bくらいです。まあこの値段で自分の潔癖が証明できればいいでしょ。だだし相手がネガティブだとは限りませんのでご注意を。二人で行くことがいいですね。 ですので生でやりたい人は、オキニと二人で一緒に血液検査をする。オギノ式で体温を測って安全な日を確認するか、ピルを飲む。もし飲まなくても中出ししてしまった場合用にポスティノールを買っておく。これで安全で楽しく快適なHができますね。ただしこの薬、人によっては多少気分が悪くなり、吐き気をもよおすこともあるそうです。その場合には優しいケアをしてあげてください。あなたの株も上がります。  検査場所を詳しく知りたい人もいると思うので普段は、外道ツアーコーディネーターのお客さんにしか紹介しませんが、今回は1カ所お勧めのクリニックを紹介します。ラッチャダーの地下鉄「ホイ・クワン」で降りますと、4つの出口があります。スクンビット方面(アソーク駅)から行くと一番前(先)の左の出口で出ます。(すみません。出口の番号は忘れました。)目の前が「梅花」という私が以前贔屓にしていた古式マッサージ店があります。そこから50メートルほどスクンビット方面に戻ると、24時間営業の小児科救急クリニックがあります。(交差点の少し手前です。)そこでしたらほんの15分でやってくれますし、値段も325Bとお手頃です。心配な方はぜひ1度チェックをお勧めします。 さて話が戻りますが、お客様が無事お気に入りの子を選んだら、今日の私のツアーガイドとしての仕事は終わりです。明日に備えて早く寝ましょう。いや、やはり私も独り寝はつまらないので、この後どこかへふらふらするつもりでーす。      奥道






その3.ツアーコーディネーター3


 さて3日目の夜の行動ですが、BKKの穴場の置屋さんにお連れしたいところですが、どうも最近はタムルワット(警察)の手入れが厳しく、堂々とやっているところはあまりありません。有名なスティサンのソイ・ホック(6)辺りでも、今はもうひっそりしています。またくれぐれも読者の方々に警告しますが、スティサンは決して一人では行かないようにしましょう。夜中のスティサンは本当に危険な面を持っています。まあ、カンボジアやミャンマーなどから比べれば治安が良いと言われていますが、外道の投稿を読んでそれを真に受けて、言葉があまり達者でない方が一人ふらふらソイ・ホックなんかに入り込んでしまって、身ぐるみはがされてしまうような危険もないとはいえません。 そんなわけで私がそんなスティサンを安全にご案内しましょう。お客様に納得していただくために、一応閉まっている置屋へ案内します。(まあ、これもスティサンの歴史を知る意味での一種の歴史観光案内ですよ。)その後結構健全なゴーゴーバーへお連れします。サパーン・クワイ近辺の大きな看板があるゴーゴーは私が今まで大体入ったことがあるので、店のシステムがわかります。ですからお客様のご要望に合う店を紹介します。例えば若い子(ロリの趣味はないのでそう言った店ではありません。)が好きな方は「スパイシー・パブ」へ、大きな店でたくさんの女の子の中から選びたい方は「レインボー」へ、場末の雰囲気の小さなステージでやる気なさそうな子が踊っている、そんな雰囲気が好きな方は「ティーレック99」へ、多少年季は入っていますが人情があり良いサービスを受けたい方は「ペップ・ソンブーン」へ、と手を換え品を換えお連れします。まだまだ手の内はたくさんありますが、ここで書いてしまうと私の夢の商売が成り立たなくなってしまうので、控えていきましょう。 まあゴーゴーでシンハの大瓶を1本注文し、しばし女の子を見てみます。良さそうな子がいたら、コンシアかウエートレスなどに声をかけて呼びます。ソムタムをつまみにして彼女にドリンクをおごります。お客様が気に入らなければチェンジしてももちろんいいですが、私の場合1軒で1人と決めているのであまりころころ変えません。もし、その子が気に入ればペイバーとなりますが、その後の行動でお客様と女の子の二人だけではちょっとつまらないとおっしゃるのでしたら、オプションで私もその店でペイバーいたしましょう。(この分はお客様のご負担となります。)店を出てそのままホテルに帰るのは、ちょっとつまらないでしょう?女の子もおなかが空いているかもしれませんし、お客様ももう少し彼女と親しくなりたいですねえ。ですのでそのまま帰らずどこかのレストランに行きます。「ソンブーン」なども良いのですが私のお薦めはラッチャダーの「ボー・クン・パオ」です。ここでしたらスティサンの子は大喜びでついてきます。まあこの辺りではちょっとしたテーマパークでもありますね。まず有名な大きなエビの塩焼きを食べながら、氷を浮かべたビア・シンを飲みます。辛さを少なめにした「トム・ヤム・グン」(私はクンではなく、グンと言っています)もビールのつまみにはお勧めです。まだまだ彼女とのコミュニケーションが足りないと言う場合には、すぐ横にラッチャダー・キャバレーがあります。要するにオカマショーですが、カップルで行くと結構楽しめますよきっと。その他にもそこには「トック・グン」といって簡単な話、エビ釣りがあります。竿にえさをつけてエビを釣ります。二人の共同作業です。釣ったエビは持ち帰っても良いですがそこで料理もしてくれます。塩焼きにしてホテルに持ち帰って、夜中のつまみでもいいでしょうね。また、カラオケボックスもありますので、声で彼女のハートを射止めようとされる方は、その場でOKです。多分ここは全て同じ経営者ですので、ボー・クン・パオで入れたウイスキーのボトルを、ミキサーごとそのまま釣り場へ持って行ったり、カラオケの店へ持って行ったりできます。まだまだ元気がある方は、店に隣接しているライブバンド兼ディスコがあるので、そこへ顔を出すのもいいでしょう。  その間に彼女には「明日何時に帰るのか?」とか「どんなサービスができるの?」と聞いておきます。そこできちんとしたサービスを時間まですれば、「○○Bのチップを後からあげる。」と契約しておきます。万が一早く帰るようなことがあったらチップがないことも言っておきます。また、もしものトラブルに備えてその子の携帯電話の番号を聞いておきます。もし持っていなければ、必ずエージェントかボスの番号は知っているので、聞いておきます。そして、タクシーでお客様のホテルまでお送りします。ただ、観光ツアーで使っているホテルでは、ジョイナー・フィー(連れ込み料)がかかることがほとんどです。場合に依っては1000Bとかします。それでエレベーターボーイに少しのチップ(賄賂)を渡してそのままお部屋までお通しいたします。それがきかない場合には、事前に2階へ上がる階段などを探しておきます。2階まで行けばガードマンもいませんので、ジョイナー・フィーは支払わなくてもすみますよね。ちなみにDr.フェラあり氏が常宿としているラッチャダーのロンレム・エメラー(エメラルドホテルはタクシーではそう言わないと伝わりません。)には2階にレストランがあるのでそこへ行くふりをすれば、そのままエスカレーターに乗れるようです。 私はオプションでペイバーした子とは、そこでお別れします。だってその子を連れて私のアパートへ帰ったらその日の稼ぎが全部なくなってしまい、完全な赤字でしょ。よっぽど情が移らない限り一人で寝ますよ。(ホントかな)   奥道 






第12章 「単価を下げる努力」 プーインの単価


 果たしてタイでの遊びは本当に安いのでしょうか?まあ、いろいろな遊び方があるので一概にはあえませんが、例えばラッチャダー・ピーセック通りにある「ナタリー」という風呂屋を例に取って考えてみましょう。私の場合の例ですが、店に入ってひな壇を見渡します。その時もし人数が少なかったり、好みの子がいなかった場合取りあえず席についてドリンクを注文します。ビール(大瓶)で120Bくらいでしょうか、それにチップが入って140~150Bとします。コンシアに情報を聞いて良さそうな子を選びます。帰りにその子が良ければ50~100Bくらい渡すこともあります。(本当はあまり渡したことがありません。)2000Bの子を選んだとして帰りに同盟価格の200Bのチップを渡します。それに部屋でのドリンク代が100~150B。掃除のおばさん用にテーブルに20Bを置きます。2時間の時間内に2回やったとしてトータル2500~2700B今の価格にして7500~8000円ぐらいでしょうか。これを日本でのことを考えたらとても安いですね。でもそれに往復チケット代、宿泊費、その他全てを合計してその旅行で遊んだプーインの数で割ってみます。これが正しいプーイン単価です。

  例1.今年の1月末のことです。3泊4日で航空券代がおよそ4万円、カードや現金で使った分が4.9万円合計8.9万円です。それをこの場合、のべ6人のプーインで割ったとすると単価は1万4800円。実は国内の風俗は全くと言っていいほど行きませんので、本当に相場は知りませんが、これですと国内と大体同じかな?いや、ホテル代がかかるからまだ安いのかもしれませんね。

    例2.去年のGWのことですが、7泊8日で一人の子だけとずっと過ごしました。まあ、一緒にDr.のノンブア村まで行き露天風呂につかったのもこの時です。その時の航空券代はビジネスクラスの特典旅行を使ったので、BKK-CEI(チェンライ)間の二人分の航空券代だけで約1万円。本人へは6万3千円。ホテル代食事代その他が3万7千円。合計約11万円。これを日程で割ると1日約1万5千円。

    例3. 今回、新しい空港がオープンして初めての訪タイ。1日目はギックが部屋に来てカンクーンで2200Bで2発、次の朝TGでCEI(チェンライ)まで行き夜は置屋で1人連れてきました。カンクーンで込み込み1800B。(2発)次に日はメーサイまで行き、昼間置屋で1発。夕方古式で1発。夜はチュー・カオで1発。次の日は昼間に古式で、手コキで1発。夕方BKKの戻ってきて、ギックに捕まりどこへも遊びに行けず、夜中の3時まで1発。総合計14万3千円を回数(9発)で割るとプーイン価格は約16000円。手コキは邪道で1回から抜いて8発とすると、約18000円。となります。

    ということは平均1発、1万5~6千円がプーイン価格ではないでしょうか。だとすれば、日本の西川口や五反田あたりの風俗に行けば1万円くらいでできるそうなので、タイは高いと言えるでしょう。でも、何でそこまで行くのか?となると、心が付いてくるんだと思います。タイ人は心が優しい。私はそんな風に考えてしまいます。 皆さん、本当に我々外道がタイにはまるのはなぜでしょうねえ。                奥道






最終章 情報交換の努力



・皆様お元気ですか?久しぶりの連載投稿になりますが、長らく(2年間)書いてきたこの「外道を目指せ!」も今回で最終回にしようと思います。 今まで多くの方々が私が書いた内容を真に受けて、いや失礼、参考になさって実際に普段の生活・家庭や会社・あるいは現地でと、いろいろ努力をされたと聞き、大変嬉しく思いました。中にはちょと内容と違っていたこともありましたが、「参考になりました。」とか「私もためしてみました。」などと反響が来ると大変張り合いがありました。 では、どうして最終回となったのでしょうか。それは先ず第1番目に、ここ1年くらい紘さんがあまりサイトに力を入れなくなったのか,(投稿の量が多いのかは解りませんが)現地レポートの投稿を送っても、更新を飛ばしてしまったり載らなかったり、載っても1ヶ月以上経っていたりなどが多くなってきました。連載も順番が逆になったり、送った文が着いていなかったりしました。 それに連載を頑張って書いても、読者の声に感想やおしかりの言葉など、反響がほとんどなく正直連載する気持ちも、私の髪と共に薄れてきました。(ウッ!ここで滑ってはいけない。ここでは、「クールな男」を醸し出していたんです。まあ、最終章だからいいか。) 第2番目に皆さんの参考になるようなネタが無くなってきたことです。今までは自分が現地でやってきた努力や楽しみ方を、外道仲間に話しますと必ず「私ならこうする。」とか「私の時はこうだった。」「こんなやり方もあるんじゃない。」など、良いアイディアやアドバイス・新ネタなどももらえました。要するに取材のようなものですが、それも面倒になってきてしまいました。 第3番目に先ほども書きましたが、反響が少ないしあってもかなりのタイムラグがあると感じたのです。せっかく生(ここで反応しないように)の情報を書いても載るのが1ヶ月くらい後、それを見て現地に行っても・・・。遅いですよね。そうなれば「何だ、奥道の書いたこと話と違うじゃないか。」となってしまいます。 そんなわけで最終回の内容は「情報交換の努力」にしました。もう、勘のいい方はおわかりですよね。今の時代目まぐるしいスピードで情報のやりとりが早くなっています。そのため私も含めて外道の読者は、生(ここでも生にこだわる)の新しい情報がほしいわけです。1ヶ月以上のタイムラグがあってはその情報は死んでしまいます。 この「外道の細道」も、今年に入り士族の方々が次々とブログを立ち上げ(開設し)ました。なぜでしょう。 それは生の新しい情報がすぐに流せるからです。その日のニュースがすぐに次の日のブログに載る。そして反響が次の日のブログにまた載る、あるいは何らかの形で戻ってくる。その辺がブログの魅力なんでしょうね。 まあ、忙しくてそれほど連日のようにブログの更新をするのは、難しいと思いますが、週に2回程度でも「外道の細道」(仮に本部と呼ばせてもらいます)に比べるとかなり早いと感じます。 私のたいへん尊敬、かつ軽蔑しているDr.フェラあり氏も、紘さんの誘いで4月からこのブログ「赤ハゲ先生のズラズラ日記」というものを始めましたよね。(あのパソコン音痴の方がですよ。)それもスタートしてから半年間は毎日欠かさず更新をしました。(最近ではさすがに本業に支障をきたすとの理由で、1日おきくらいになりましたが)本当にこの努力はすばらしいと感じました。いくら書くことが好きだとは言っても、これほど毎日いろいろな話題で書くとは信じられませんでした。Dr.のブログは内容も楽しいのですが、何よりコメントを書いてくださった方1人ひとりに対して、必ずレスを付けて返す。これがすごいことです。おそらくは自分とは趣味が違い、全く興味が無いコメントでもどこかで調べてDr.なりの解釈で返事を書いています。今回送ったコメントに次の日レスがつく。このタイムラグがない情報交換を見ていると「本部」では味わえない新鮮さが見えます。 例えば9月に起きたクーデターを例に取ってみますと、おそらくその内容を「本部」に情報を送ったとしても実際に載るのは数週間から1ヶ月後でしょう。でも、Dr.のブログですと、そのまますぐに載ります。それを見た人から、またすぐに反応が返ってきます。 クーデターが起こった丁度その日にBKKに到着したケップ・ムーさん。「へー、クーデターだったの?何だか空港に軍隊がいて騒がしいとは思ったけど、全然わからなかったよ。道路は空いていてホテルまでいつもより早く着きましたよ。」こんなコメントを書いてくれました。正に生の情報です。日本のテレビが流している、重々しい雰囲気とはまた違った感じですよね。 すると、ケップさんの書き込みを読んだ別の読者の一人が「あのー、すみません。ナナプラザとかソイ・カウボーイはやっているんですか?」と、質問が出ます。どうでもいいけどクーデターと言えば、本来一大事件ですよね。そんな時でも外道者は女の子の情報の方が大事なんです。ケップさんからまたレスがついて「今、ナナプラザから帰ってきました。女の子クーデターなんて全然知らないみたいだから、逆に私がお姉ちゃんに教えてあげちゃったよ。おかげで仲良くなっちゃって、今お持ち帰りー。明日はどうなるのかわからいけど、今日はナナも、ソイカもガンガンやっていましたよ。」 今度はそれにDr.のレスがつきます。「ケップさんどうせあなたの趣味なら30代後半のババアか、お腹の脂肪がたっぷりついた、太めのお姉ちゃんですよね。」なんていう感じでやりとりが繋がってきます。 このやりとりだけを読んでいても、何だかすごくおもしろいですよね。因みにDr.のブログは1日に数百人の方がのぞきに来られます。そのアクセス数だけを見ても、すごいことがわかりますよね。つまりおもしろいのです。これは、もちろん「本部」のおかげです。そこからリンクされているので、多くの方が見に来てくれるのでしょう。
 しかし、喜んでばかりもいられません。ブログの問題点も出てきました。それはお互いに秘密にしたい情報(投稿者の個人名、社会的地位、場合によっては犯罪ぎりぎりの内容まで)世間に丸見えになってしまうことです。 事実「外道関西オフ会」をここで告知しましたところ、日本テレビのスパイが入り込み、会を隠しカメラで盗撮した上に、嘘の情報をでっち上げて編集をして、夜のニュース番組に流しました。しゃべっている内容の順番を入れ替えて編集すると、あんな風に違った意味に取られてしまうのかと、感心するやらあきれるやら・・・。こうなってくると、普段流れている日本テレビの報道そのものも疑わしくなってしまいました。(ちょっと、信じられません。) また、別の観点から投稿者が自分のオキニのことを自慢して、店の名前や本人の名前がわかるような書き込みをしました。ところがその子のことが好きだった男が、本人に「あいつが君のことを、インターネットにこんな風に書いていたよ。」と、これもかなり誇張して伝えたことがあります。要するに男の激しい嫉妬なんでしょうけど、それを真に受けてしまった彼女はかなり怒っていたようです。オキニとの関係も危ぶまれましたが、電話をしてすぐに現地に行き、しっかりと説明をしたら、わかってくれてまた良い関係に戻ったそうです。 こうなってくると、便利な情報交換の手段であるブログも、一歩間違えば自分や周りの仲間の首を絞めることになりかねません。本当のことは一切書けなくなってしまいます。 そこで、最近流行っているのがSNSですね。「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」(人脈構築サイトとも呼ばれています。)ミクシィが有名ですね。同じ趣味や出身校、居住地域などを核に、そこから広がった仲間たちとも語り合う場を、ネットの中に作り出す物です。ブログとは少し違い読める人を限定できる。既存の会員から招待状メールを出して、それを受け取った人だけが会員に加われるものですから、日テレのようなスパイの進入はできません。従いましてそこの中ではかなり安心して、自由に自分を表現できるわけです。(まあ、ここでも絶対安全と言うことは断言できませんが) これでしたら、ここに集まっている人は全て知り合いか、知り合いのまた知り合いなので、裏切りや外への情報の持ち出しも無く、安心して書き込みができます。ですので、写真なども大胆に張り出せますね。 ここでは仮に参加者の誰か一人が、その日の日記と言う形でブログのようなものを書いたとします。それに対して他のメンバーからコメントを書いてもらう。場合によってはそれに対してまた、レスポンスをつける。書ければ毎日書く人もいますし、書けなければ書ける日だけでもいいわけです。また、他に人の日記を読ませてもらい、それにレスを付けるのも楽しいコミュニケーションがとれます。 実はそう言うこの私も、半年以上前からこのSNSに参加して、どっぷり嵌っています。ですので「本部」への情報がおろそかになってしまっています。紘さんごめんね。この連載もしばしストップしてしまいました。だって、さっきも書きましたが、ここでしたらBKKで遊んだことを現地でそのまま日記に書き込み、その場でチャットのようにレスが来るんですから、楽しくて仕方がありませんよ。 おかげさまでDr.のブログを通じた外道仲間も二十数人でき一声かければ大抵現地で「ミニ現地外道オフ会」なるものができるようにまでなりました。(今回せっかく約束していたのに、座頭市兄だけは廃人になってしまい来ませんでしたけど。) と言うことで、私も紘さんにブログをやってみないかというお誘いを受けましたが、定期的に更新する自信と、内容的にも乏しくうまく続けられないだろうと言うことで、お断りをしてしまいました。 でも、このSNSに入ってしまえば、誰もが日記という形でブログを立ち上げているようなものですので、各自が楽しめると思います。 もし、これを読んだ皆さんが外道仲間に入って、生の情報交換をされたいのでしたら、先ずは「外道の細道」から「赤ハゲ先生ずらずら日記」へと入ってこられると良いと思います。それも読んでいるだけではなく、何らかのコメントも残してください。しばらくすればDr.か管理人さんなどから、SNSへの勧誘(お誘い)があると思います。 最後になりましたが、皆様に一番お願いしたいことは、(ブログやSNSの話を今回書き、多少矛盾してしまいますが)この「外道も細道」(本部)が我々外道にとっての第一番の原点であります。本当に多くの方がこのサイトの情報を元にされ、現地でどれだけ参考になったかわからないと思います。ですので今まで同様、ぜひいろいろな情報はどんどん投稿して欲しいと(紘さんに代わって)お願いします。その中で時間的な余裕があれば、SNSなどへの参加も良いのではないでしょうか。長らく私のくだらない文章にお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。また、何かの機会に、小さなトピックなどでまたお邪魔をするかも知れません。それまだ皆様も外道活動をより一層精進されますように、心よりお祈りいたしております。         奥道
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