20年ぶりのタイで・・・・BY:バブルHIRO

プロローグ

商社マン時代に約1年滞在をして、20年ぶりの訪泰のをきっかけにVENN との出会いをきっかけ始まった出来事を書き始めます。 私自身米国に2年間 居を構えていた時隣人がタイの女性と結婚していて交流があったのでタイの女性のイメージはあったのですが、あまりの違いに驚愕している次第です。
皆様に面白おかしく読んでいただけたら幸いです。
  1. 突然目の前に天使が・・・・・
  2. PART Ⅱ "I WANT CHENGE MY LIFE"(2007年7月1日)
  3. キーワード "いつも私に近づいてくる男は身体だけ" (2007年9月5日)
  4. キーワード " タイ人が判らない " (2008年1月21日)
外道の細道

突然目の前に天使が・・・・・

VENとは、昨年11月1日ゴルフ帰りにMP タラワディーで出会いました。 MPは初めての体験で 金魚鉢の艶やかさや独特の雰囲気の中 20-30名のMODELが僕等を品定めするかのように・・入店し席に着いた瞬間から目線を投げかけてきました。
しばらくの間、タイ料理を堪能しながら金魚鉢をみるとVENNの目線に釘付けに。。気がついたときにはマネジャーに指名を入れていた自分がいました><
いろんな女をそれなりに経験してしてきましたが、これだけ興奮をを覚えたのは久しぶりでした、当然彼女は仕事であり感情は無いのは承知でも。。
部屋に入り お決まりのコースをこなす彼女の姿に違和感を感じ90分ほんとに
短い間にいろんなことを話しました。 非常に流暢な英語で・・(この時は気がつきませんでしたが知り合ったタイの女性の中ではピカイチ)  フロントから電話があってもなかなか部屋を出ようとしません。最後の最後にHOTELの名とCELL
を教え別れました。今思えば何にも彼女のことは何も教えてもらっていないし、自分だけ盛り上がっていたような気がします。
翌日、友人の社長とまったりしているとVENNがホテルのフロントに着ていました。笑顔を振りまきながら歩み寄ってきた姿は今でも忘れません。VENNがどんな思いで来たのかもわからず興奮している自分を抑えることが出来ない高揚感でいっぱいでした・・・
一日中たわいもない話の中でふと見せる悲しそうなVENN顔が気にだした頃、VENNは家族の事を話し出しました。
VENNの家族構成は、母、弟、娘一人で田舎の方にいて、VENNは23歳で昨年まで雑誌MODELをしていて、家族の為に今はMPで働いていると言っている最中に突然目から一筋の涙を零しました。よくある話だしどう話していいものか思案していると彼女は 私の眼をみながら I WANT CHANGE MY LIFE WITH YOU ・・・言い 彼女の心の叫びが手に取るようにわかるだけに何も言えずにいると 彼女は JOKE><..あどけない顔で笑っていました。彼女はベッドの上で何も言わずに・・・・・・私を迎え入れる仕草をします・・でも僕の中では自分自身の浮かれた心を見透かされているようで何も出来ずにいるとVENNは、僕の瞳をみて I TRUST YOU  一言。。眠りにつきました。ぼくもVENNの寝顔を見ながら眠りに・・・・・・・
翌日、VENNは家族に会いに帰って行きました。僕も帰国しなければならず彼女の後姿を見ながら空港へ・・・

訪泰から帰国して毎日仕事に忙殺される中、心のオアシスはVENNからのメールでした。たまにこちらからも声が聞きたくなり電話をしたりしてお互いに癒しを求め慰めあいました。。其の中で彼女の生い立ちの事が書かれていて非常に
驚かされたことを覚えています。
VENNの父親は、富豪で養鶏場を2ヶ所・ワニ園を1ヶ所・セブ島にも農園も持っていたそうです。愛人は5人ぐらいいて子供はVENNの家族以外に6人いてそれなりにうまくやっていたそうです。しかしタクシン政権下自由化の波に乗って3年前に拡大路線とタクシンの従弟のビジネスの保証人になって莫大な借金約15億をかかえ一家離散したそうで、私自身ビジネスをしてる身なので身につまされる思いがしたのでした。VENN自身も5年前父親のビジネスの政略結婚の為に地元の有力財閥の次男と結婚したのですが、一人娘を生んだ直後に薬物中毒の為に拳銃で自殺したとのこと、、此処までくるとあまりにも自分自身の平和ボケが吹っ飛んでしまい彼女の凄さにただただ感服してしまいました。
そんな彼女が私の心の中に入ってくるのがわかり、12月初旬に急遽訪泰を決意しVENNに逢いにバンコクに・・・・・・続く





PART Ⅱ "I WANT CHENGE MY LIFE"



12月1日

私はVENNに逢う為スワンナプー空港にいます。前日TELしSQ631で行くことを伝えておきましたが、彼女が迎えに来るかどうかはわかりません、私自身心の中で彼女に対する思い・・心の中で、MPで働いているし本心で私と接しているかどうかもわからない、customerとして逢いたいのかも・・云々  飛行機の中で悶々と考えていたのは事実でしたから・・・
空港のゲートを出ると独特の臭いと暑さで立ち止まっていると、TELの呼び出し音が鳴りました・・VENNです。 
So excuse・・・・ いきなりの言葉にVENNもタイ人なんだと。。。タクシーが渋滞で1時間遅れるというTELでした(笑)  私もこの暑さから早く抜け出したい為VENNに   
エンポリオ スウイート先に行くよ いいだろ?? :
ダメダメ今向かっているから待ってて。。  :
暑いから早くシャワー浴びたよー  : 
いいから待ってて・・・ :
何故か言い張るので待つこと1時間・・・NO.3 ゲートの方からVENNが汗だくになって歩いてきました。 どうしたの??何かあった? 聞いても何も答えてはくれません、でもVENNの瞳は輝いていて私も最初に逢ったときの興奮が蘇ってきました。黙ってタクシーに乗り込みエンポリオ スイートに向かっていると一言 愛人をやめてきた:??? 
何を言ってるのかわからずにいるとVENNは黙ってしまいました。  部屋に入るといきなりkiss。。MPでは考えられないような熱い舌を口の中に絡めてきます。恍惚の中に身が溶け込みそうになるのを必死に抵抗しているとさらに体を弄るように、もう自分自身の体ではなくただの雄になっていました。彼女の全てを愛撫し彼女もわたしの全てを堪能して明け近くまで恍惚の中に身をお互いに委ねあい眠りについたのを覚えています。 考えると10時間近くSEXしていたような気がします、この歳になって考えられない事です。 私自身40過ぎになり見た目は若いですが体力は。。。信じられない出来事でしたし・・ 目が覚めたのはお昼過ぎでした・・・・・
遅い朝食を摂っているとウェイターがVENNに 
女優さんですか? :
って聞いてきます。???? 彼女は 薄ら笑いをし  
NO : 
確かにいい女とは思いますが・・・ お互いに顔を見合わせ大笑いをしてしまいました。 当然ウエイターにはチップを・・(笑)   ウエイターの一言で彼女の表情が今まで見たどの時より輝きようやく私に気を許してくれた思い、昨日の出来事について尋ねてみました。   
愛人ってなに?? :
・・・・・・・・・ :
昨日愛人やめてきたって言ったよね。。 :
うん :
意味がわからないから教えて。。:
こんな会話をしているとVENNはまた自分の事を話し出しました。
4年前 夫と死別してから大学で2年間ビジネスの勉強をしていたそうです。また その時に医者の英国人と知り合い恋に落ちバンコクで一緒に生活をしていたのです。しかし長続きはせず1年で別れ雑誌MODEL等を経て家族の為にMPで働くことを決意したそうです。 何故MPではたらくのか??彼女ならそこまで身を落とさずに稼げると思うのですが・・・・・彼女の月収は約15万バーツだそうで裕福な家庭で育ったせいかそれでも足りないそうです。当然MPで働いているわけですから彼女目当てでタイの金持ちや日本人の客がかなりの数います。話しているときもビジネス用の携帯には引っ切り無しにTELが有るのでわかります。
そんな中タクシンの一族の一人と愛人契約(月5万バーツ)もしていたんですがあまりにも束縛が激しく嫌気が差し昨日別れて来たそうであっけらかんと言っています・・・いやはやタイの女の強さを垣間見たそんな気がしました。
何故?BENNは私といるのか素朴な疑問が沸いてきました・・お金のことを言うのでもなければ、要求するのでもありません。 ただ一緒にいて食事をしたり買い物をしたりごくありふれた時間を過ごすだけです。彼女にとってはただの休暇だったのかもしれませんが・・・・

3日間一緒に過ごし彼女は帰っていきました。 帰り際に彼女は私にまた
I WANT CHANGE MY LIFE  
寂しそうなな瞳で・・・ 
SEE YOU SOON VENN          心の中で      

                                    続く

バブルHIRO





キーワード "いつも私に近づいてくる男は身体だけ"


12月下旬

帰国してしてからあいも変わらず忙しい日々を過ごしています。

20年ぶりのタイで ・・・という題名も商社マン時代に訪泰し12ヶ月に及ぶプロジェクトを立ち上げて以来のタイでしたのでタイの町並みのあまりの変わりように吃驚し、時の流れの速さにタイ人気質の変化全てにおいてただただ唖然とするだけでした。若輩の頃の望郷の年ですから其の当時のタイ人気質については全く判っていなかったかもしれませんが・・・・・・

VENNとはあいも変わらずメール等でやり取りしています。心地よい時間がこの時だけは感じられた気になり、ますます彼女の存在が私の中で大きくなっていった。
友人の社長からは
 
”新年どうする? 一緒にタイに行くよ・・”

度々連絡も入ります。彼女に連絡を入れると

”新年は家族に会いに田舎に帰るから一緒に行く?”

”バンコクからどのくらい遠いの?”

”車で8時間ぐらいかかる、、良いでしょ?”

この会話をしている最中、何故こんな会話になるのか?? 自問自答している自分に多少苛々していました。ただ逢いたいだけだし一緒に過ごしたいだけなのに、それにまだ I LOVE YOU とも Ⅰ MISS YOUとも愛情表現していないのです ・・・確かに彼女は I TRUST YOU   は良く表現します。また、 Ⅰ MISS YOU とも・・・ しかしこの展開は以前フイリピンの彼女がいた時と同じ展開です・・・タイ人とフイリピン人の気質は全く違うと思うのですが・・・・・・

”いや、今回は友人と一緒だからいいよ・・”

”何故??”

”もし、君の家族に会うときは求婚するときだから・・・・”

”・・・・・・・・・”

”日本人よくわからない・・”

日本人・・ この言葉に非常にショックを受けました。私は彼女をタイ人とかアジア人とかそう意味で接しているわけでは無いのですが・・・説明しても理解しようとはせず同じことばかり言ってきます。会話はこれ以上進展せず・・・TELを切りました。
日本人・・・.彼女の中でどのように写っているでしょうか? 少なくとも彼女の人生の中で日本人との出会いはMPでしかないと思うし、あとはTV,DVD等 情報だけです。
日本人・・・タイの人達にはどう写っているのでしょうか??金の力に物を言わせ好き勝手にしている人種・・・ ODA等ビジネスパートナーとして近隣の友人・・・・ 
考えさせれました。。

彼女はこの3ヶ月コミュニケーションをとってる中で、

”いつも私に近づいてくる男は身体だけ”

言ってた事も思い出しました。日本人も当然入るわけで (私も・・・・・・)
彼女の言葉の本当の意味をこの時はまだわかりませんでした。

2日後に彼女からメールが入りました。

”新年は家族と過ごすから無理だけど、帰ったらすぐに逢いに来て・・・・・・・”
 

早々に友人の社長と訪泰の為チケット手配をかけて新年を迎えます。






キーワード " タイ人が判らない "


2007 新年

私は今フイリピンにいます。昨年末 VENNに会うつもりで訪泰のチケットを手配
する為知り合いのH●Sの部長に会った際フイリピン経由のチケットが格安で手に入るとの事で1年ぶりの滞在です。 VENNに会うまではフイリピンにはまりFHVのモデルと付き合っていたこともあり毎月のように遊んでいたことを思い出します。 久しぶりにケソンのペガサスに顔を出しました。モデルの顔ぶれもずいぶん変わり一級品の女ばかりで・・・外道の悲しい性 この時ばかりはVENNのことは忘却のの彼方へ   気がついたらベットインしていました・・・・(笑)

1月3日 バンコク
私はまたスワンナプー空港にいます。あいも変わらずタイ時間の待ち合せになり今回は30分の遅れで済みました・・・・VENNはNO3ゲートから小走りで歩み寄ってきます。  ???VENNの傍には可愛い女の子が?????

”久しぶり、、吃驚した今日は娘と水族館にいってきたの”
”私の娘、、初めてだから母親と一緒に行ってきたの”
”紹介したいからつれてきたの。。良いでしょ。。。。”
 
VENNが話し出しました。 確かにVENNの面影はあるし大人になったらきっとVENNより美人になる容姿だなー感心している自分と思うに任せない展開にいらいらしている自分と複雑な心境でタクシーに乗り込みました。
エンポリオスイートに向かう途中で心の中で何でいつもVENNこうなるのか自問自答していると彼女は察して私の顔を覗き込み

”子供と一緒だから 怒ってるの?”
”だいじょうぶ、すぐ帰すから気にしないで、ママもすぐ来るし・・・・”

と言います。VENNの言葉より子供の目線が気になって言葉も出ません。これで母親が来たらどうなるのか想像するだけで武者震いがして気が重くなりました。
日本人が判らない・・・そんな言葉に悩むより  タイ人が判らない・・・・この言葉を
VENNに捧げたかったです。この時ばかりは><  タイ人気質は明らかに私の常識を超えているもので これからの起こりえるだろう出来事が楽しみであり不安でありしばし外の景色を見ながらぼーっと考えていました。案の定ホテルのエントランスでは
VENNのママがお出迎えで////

”貴方がHIRO。。はじめまして 話は聞いているわ”
”VENNのこと 好き??”
”VENN 本気よ HIRO”

私の顔を覗き込みながら話し出しました。歳がほぼ同じVENNの母親から言われると複雑な気持ちになりどうしていいものか思案しているとVENNが横からさえぎるように母親と何かを話し出しましたもちろんタイ語で。何を話しているかは不明でしたが
明らかに言い争いをしているようでした。

”HIRO,気にしないで、、、ママが勝手言ってることだから”
”・・・・・・・・・・・”
”・・・・・・・・・・・”

ホテルのロビーでしばらく会話が途切れ なにを考えていたのか自分自身の心が確認できずいるとVENNの母親と子供が目の前から消えていました。 

”今日、これからどうする?”
”んー そうだなー アムステルダムに行きたいなー”

急に意地悪い言葉が・・・・・・ 実はVENNはMPを変えてタラワディーからアムステルダムへ。。。お金が良いとのことと出勤日が楽という理由で。。。

どんな態度を見せるのか。。イライラの気分をぶつけていました。
VENNの瞳から涙が溢れ出し言葉にならない、いや聞き取れない言葉(タイ語)で何かを言って、頬をはたかれ何処かへ行ってしまいました。ホテルのベルボーイにしっかり見られ羞恥心から部屋に行く際チップを多めにあげた自分が情けない・・・・・・

しばらくしても連絡が無いしこれから何処へ行くのかもきめていなかったので先ほどのベルボーイに教えてもらったバービアに行った所 サル軍団の宝庫でした(笑)
やっぱりVENNに匹敵する女はいません・・ところがナナ駅からでてきた女がそれはそれはいい女で後を追っかけてナナプラザに入り込んでいました。 初めてのところなので良くわからず彼女の後を追うととある店に  ”オブセッション”  20-30名ぐらいはいたと思いますがすべておかま・・・・出ようと思った時には拉致されていました・・・
その中のひとりにペイバーを頼まれ時間つぶしと食事を・・なにせ久しぶりのタイなので
町も良くわからずにいたので助かったのは助かったのですがどうも他人の目線がきになりました(笑)  
翌日になってもVENNからは連絡が来ず 怒りに任せてホテルをキャンセルし東京へ

たった一日のタイ滞在でした。。
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